JP6940306B2 - 電子部品内蔵ユニット - Google Patents

電子部品内蔵ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6940306B2
JP6940306B2 JP2017112671A JP2017112671A JP6940306B2 JP 6940306 B2 JP6940306 B2 JP 6940306B2 JP 2017112671 A JP2017112671 A JP 2017112671A JP 2017112671 A JP2017112671 A JP 2017112671A JP 6940306 B2 JP6940306 B2 JP 6940306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
connection
welded
electric wire
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017112671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018207710A (ja
Inventor
智彦 清水
智彦 清水
哲也 関野
哲也 関野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2017112671A priority Critical patent/JP6940306B2/ja
Publication of JP2018207710A publication Critical patent/JP2018207710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6940306B2 publication Critical patent/JP6940306B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

本発明は、ケース内に電子部品を内蔵して電線の中間に取り付けられる電子部品内蔵ユニットに関する。
例えば、自動車等に装備される各種センサ等では、ホーンやワイパモータのような高周波成分を持った雑音源からの伝導ノイズや、ネオンサイン等からの外来ノイズや、誘導ノイズ等が電線を伝わって入力されることがあり、これによって誤作動を引き起こしてしまうという恐れを有している。上記のノイズを除去するためとしては、特許文献1に開示されているような電子部品内蔵ユニット(ノイズ防止具)が提案されている。
特許文献1に開示された電子部品内蔵ユニットは、電子部品収納凹部及び嵌合接続凹部を有するケースと、電子部品収納凹部に収納されるとともに一対のリードが嵌合接続凹部にのびる電子部品と、嵌合接続凹部に収納されて一方のリードに接触する中継端子と、嵌合接続凹部に収納されて他方のリードに接触するとともにアース部を有する金属製のアース端子と、電線側端子及びカバー部材を有してこれらが電線の中間に取り付けられるとともに電線側端子が中継端子に接触し且つカバー部材が嵌合接続凹部に嵌合するカバー組付電線と、を含んで構成されている。
このような電子部品内蔵ユニットでは、電子部品の一対のリードが、中継端子及びアース端子の溶接部にそれぞれ溶接されることで、電気的に固定接続されている。
特開2009−44899号公報
ところで、上記電子部品内蔵ユニットにあっては、車両搭載時の振動等によりリードと端子の溶接部分が外れた場合、電子部品が機能しなくなる可能性がある。
また、リードを端子に溶接する際には、リードの位置決めを行う必要があり、溶接作業性がよくないという問題点を有している。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、電子部品の接続信頼性が向上すると共に、溶接作業が容易な電子部品内蔵ユニットを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 電子部品収納凹部及び嵌合接続凹部を有するケースと、前記電子部品収納凹部に収納されるとともに一対のリードが前記嵌合接続凹部にのびる電子部品と、前記嵌合接続凹部に収納されて一方の前記リードに接触する中継端子と、前記嵌合接続凹部に収納されて他方の前記リードに接触するとともにアース部を有する金属製のアース端子と、電線側端子及びカバー部材を有してこれらが電線の中間に取り付けられるとともに前記電線側端子が前記中継端子に接触し且つ前記カバー部材が前記嵌合接続凹部に嵌合するカバー組付電線と、前記中継端子に設けられて一方の前記リードに溶接される第1溶接部と、前記第1溶接部に隣接して設けられて一方の前記リードに接続される第1圧接接続部又は第1圧着接続部と、前記アース端子に設けられて他方の前記リードに溶接される第2溶接部と、前記第2溶接部に隣接して設けられて他方の前記リードに接続される第2圧接接続部又は第2圧着接続部と、を備え、前記第1圧接接続部又は前記第1圧着接続部は、一方の前記リードの先端に接続され、前記第1溶接部は、一方の前記リードにおける前記先端に隣接する基端側の位置に溶接され、前記第2圧接接続部又は前記第2圧着接続部は、他方の前記リードの先端に接続され、前記第2溶接部は、他方の前記リードにおける前記先端に隣接する基端側の位置に溶接されることを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
上記(1)の構成の電子部品内蔵ユニットによれば、中継端子の第1溶接部に電子部品の一方のリードを溶接する際には、該リードを中継端子の第1圧接接続部又は第1圧着接続部に予め接続することで、一方のリードが位置決め保持される。同様に、アース端子の第2溶接部に電子部品の他方のリードを溶接する際には、該リードをアース端子の第2圧接接続部又は第2圧着接続部に予め接続することで、他方のリードが位置決め保持される。そこで、電子部品のリードは、中継端子及びアース端子に圧接又は圧着により仮接続(固定)されることで、溶接時のリードの位置決めを行う必要がなく、本接続(金属結合)するための溶接作業が容易となる。
また、電子部品のリードは、中継端子及びアース端子に溶着されると共に圧接又は圧着されている。そこで、車両搭載時の振動等により溶接部分が外れた場合においても、電子部品内蔵ユニットは、圧接又は圧着されている接続部分で電気的接続を維持することができ、接続信頼性が向上する。
(2) 上記(1)に記載の電子部品内蔵ユニットであって、前記中継端子及び前記アース端子における前記第1及び第2溶接部が、前記ケースの底壁に対向する端子底面側に設けられ、前記第1及び第2溶接部に対応する前記底壁には、貫通穴が形成されていることを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
上記(2)の構成の電子部品内蔵ユニットによれば、中継端子及びアース端子における第1及び第2溶接部に対応するケースの底壁に貫通穴が形成されている。そこで、中継端子及びアース端子に電子部品が仮接続された組立体をケースに予め装着してから、貫通穴に電極を挿入してリードと端子の溶接を行うことができ、組立作業性を向上させることができる。
また、ケースの底壁に形成された貫通穴により、端子とリードの接続状態を目視確認することができる。更に、貫通穴に導通検査治具を挿入して端子とリードの接続部に導通させることで、回路としての導通検査を行うこともできる。
(3) 上記(2)に記載の電子部品内蔵ユニットであって、前記ケースには、前記貫通穴を開放する位置と閉塞する位置との間をスライド可能なカバーが取り付けられていることを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
上記(3)の構成の電子部品内蔵ユニットによれば、異物などがケースの底壁に形成された貫通穴から入り込むことを防止できる。
本発明に係る電子部品内蔵ユニットによれば、電子部品の接続信頼性が向上すると共に、溶接作業が容易な電子部品内蔵ユニットを提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細はさらに明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係る電子部品内蔵ユニットの斜視図である。 図1に示した電子部品内蔵ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図2示した電子部品と中継端子及びアース端子との接続状態を説明するための斜視図である。 図1示した電子部品内蔵ユニットにおけるカバーのスライド状態を説明する底面側斜視図である。 図1に示した電子部品内蔵ユニットの第2溶接部と第2圧接接続部とを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電子部品内蔵ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図6に示した電子部品内蔵ユニットにおける電子部品と中継端子及びアース端子との接続状態を説明するための斜視図である。 図6に示した電子部品内蔵ユニットの第2溶接部と第2圧着接続部とを示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る電子部品内蔵ユニット22は、図1及び図2に示すように、予め電線21の長手方向における中間23に取り付けられたカバー組付電線24と、このカバー組付電線24の嵌合により電気的な接続がなされるユニット本体25とを備えて構成されている。
カバー組付電線24は、電線21の他に電線側端子26とカバー部材27とを有している。また、このカバー組付電線24が嵌合するユニット本体25は、ケース28と、電子部品29と、中継端子30と、アース端子31と、クランプ32、スライドカバー(カバー)90とを備えて構成されている。以下、図1〜図5を参照しながら上記の各構成について説明する。
本実施形態の説明において、特に限定するものではないが、電線21は自動車等の車両に配索されるように構成されている(車両以外にも適用可能であることは云うまでもない)。また、電子部品内蔵ユニット22は、車両ボディの所定の座面に対して係止・固定されるように構成されている。
図1及び図2において、電線21は、ワイヤハーネスを構成する複数の電線のうちの一本、又は単独の電線であって、導体と、この導体を被覆する絶縁性の被覆部とを備えて構成されている。このような電線21の中間23には、電線側端子26が電気的に接続されている。
図2において、電線側端子26は、導電性を有する金属からなり、上記導体に直接接続される電線接続部33と、この電線接続部33の前側に連続する電気接触部34とを有している。電線接続部33は、電線21の中間23を皮剥ぎして露出させた上記導体を加締める一対の導体加締め片36と、上記被覆部を加締める一対の被覆加締め部37とを有している。
電気接触部34は、基部38と、この基部38の一方の側部に連成される接続タブ39(端子接触部)と、基部38の他方の側部に連成される係止部40とを有している。電気接触部34は、折り曲げ加工によって形成されている。基部38と接続タブ39と係止部40は、折り曲げ加工によりU字状の形状に形成されている。接続タブ39と係止部40との間には、電線21が貫通するように構成されている。基部38には、カバー部材27に対する位置決め用の貫通孔41が形成されている。貫通孔41は、基部38の中央に形成されている。
係止部40の前側には、位置決め壁43が形成されている。接続タブ39は、タブ状であって、ユニット本体25の中継端子30に差し込まれて電気的な接続を行う部分として形成されている。
電線側端子26は、電線21の中間23と接続された状態で、底部分側からカバー部材27の内部に挿入される。そして、カバー部材27に対して係止されると脱落が生じないように構成されている。
図2、カバー部材27は、絶縁性を有する合成樹脂製の部材であって、電線側端子26を係止するとともに、ユニット本体25のケース28に対して嵌合するような形状に形成されている。カバー部材27は、天井壁44と、この天井壁44に連続する側壁とを有している。側壁に関しては、この側壁の内側が電線収納部となるように形成されている。また、側壁に関しこの外側は(側壁自体は)、ケース28に差し込まれる際にガイドとして機能するケース挿入ガイド部46となるように形成されている。
この他、カバー部材27の側壁には、略突起状のカバー側嵌合部48が複数形成されている。このカバー側嵌合部48は、ケース28の突起係止部60に嵌合するように形成されている。電線側端子26の係止状態は、カバー部材27がケース28に嵌合した後も良好に維持されるように構成されている。
さらに、カバー部材27の側壁には、電線21を圧入状態で支持する一対のU字状の電線支持部49が形成されている(電線21の支持は圧入状態が好ましいが、カバー部材27を取り付けた時に、電線21の水平状態を保つことができるのであれば、これ以外の構造であっても良いものとする。電線21の曲がりや斜め挿入等の防止に寄与することが好ましい)。
図2において、ユニット本体25のケース28は、絶縁性を有する合成樹脂製の部材であって、電子部品収納凹部54と、この電子部品収納凹部54の隣となる嵌合接続凹部55とを有している。電子部品収納凹部54及び嵌合接続凹部55は、底壁56と、この底壁56の縁部に形成される側壁57と、隔壁58とにより囲まれて形成されている。電子部品収納凹部54は、電子部品29を収納するための凹状の部分として形成されている。嵌合接続凹部55は、カバー組付電線24が嵌合し、電気的な接続が行われる凹状の部分として形成されている。電子部品収納凹部54及び嵌合接続凹部55は、隔壁58によって隔てられている。
底壁56には、嵌合接続凹部55に配置された中継端子30及びアース端子31における第1溶接部72及び第2溶接部82にそれぞれ対応する一対の貫通穴101が形成されている(図4参照)。
側壁57には、係止突起59や突起係止部60が形成されている。また、側壁57には、一対の電線支持部61が形成されている。突起係止部60は、カバー組付電線24を嵌合させるための部分として形成されている。一対の電線支持部61は、嵌合接続凹部55の部分にU字状に切り欠かれて形成されている。一対の電線支持部61は、カバー組付電線24の嵌合の際に電線21が差し込まれてこれを支持することができるように形成されている。更に、側壁57には、後述するスライドカバー90を仮係止位置に保持するための仮係止突起96と、本係止位置に保持するための本係止突起98とが、外側面に突設されている。
隔壁58には、リード支持部63,64と、膨出部65とが形成されている。リード支持部63,64は、電子部品収納凹部54に収納される電子部品29における嵌合接続凹部55にまでのびるリード66,67を支持するために形成されている。リード支持部63,64は、スリット状に形成されている。
膨出部65は、この内側に中継端子30の後述するタブ接続部68を収納することができるような形状に形成されている。また、膨出部65は、カバー組付電線24が嵌合接続凹部55に嵌合する際に、カバー部材27の膨出部53によって外側が覆われるような形状に形成されている。膨出部65は、後述するタブ接続部68に対する保護壁としての機能を有している。
このような膨出部65は、カバー組付電線24が嵌合接続凹部55に嵌合する過程において、電線21の位置を矯正することができる。膨出部65は、一対の電線位置矯正リブ69を含んで平面視U字状となる形状に形成されている。一対の電線位置矯正リブ69は、膨出部65の端部位置に形成されている(言い換えれば、上記保護壁の端部として形成されている)。一対の電線位置矯正リブ69は、電線21を中継端子30のタブ接続部68に接触させないようにするための機能を有している。一対の電線位置矯正リブ69は、嵌合接続凹部55の底(底壁56)から開口まで真っ直ぐにのびるように形成されている。
嵌合接続凹部55の底(底壁56)には、中継端子30の位置決めと固定とをするためのピン状の固定部分が形成されている(図示省略)。
図2及び図3において、中継端子30は、導電性を有する金属からなり、バスバー状の固定基板部70と、この固定基板部70の一側部に連成されて電線側端子26の接続タブ39が差し込まれるタブ接続部68とを有している。固定基板部70は、嵌合接続凹部55の底(底壁56)に載置固定されるように形成されている。
固定基板部70には、嵌合接続凹部55の底に引っ掛かって中継端子30の脱落を防止する固定爪71が複数形成されている。また、固定基板部70には、電子部品29のリード67に接触して組み付け時に溶接される端子底面側(嵌合接続凹部55の底壁56に対向する側)に凸形状の第1溶接部72と、第1溶接部72に隣接してリード67に接続される第1圧接接続部73とが形成されている。更に、固定基板部70には、嵌合接続凹部55の上記固定部分に差し込んで位置決めをするための貫通孔70aが形成されている。
タブ接続部68は、箱状に形成されている。タブ接続部68の内部には、電線側端子26の接続タブ39に弾性的に接触する弾性接触片(図示省略)が形成されている。
図2及び図3において、アース端子31は、導電性を有する金属からなり、ネジ止め用の貫通孔を有するアース部75と、このアース部75に連続するとともに、電子部品収納凹部54の開口部を覆うようなカバーとしての形状に形成される基部76と、基部76に連続する接続脚部77とを有している。
基部76は、上記の如くカバーの機能を有しており、ケース28の係止突起59に引っ掛かるような嵌合部78,79が折り曲げによって形成されている。また、基部76には、車両ボディの上記座面に差し込まれて係止されるクランプ32を取り付けるためのクランプ着脱部80が形成されている。基部76は、電子部品収納凹部54に収納された後の電子部品29を押さえつけることができるような形状に形成されている。
嵌合部78,79は、略枠状であって、それぞれ基部76の側部から垂れ下がるように形成されている。嵌合部78,79は、ケース28の係止突起59を乗り越えるために必要十分な可撓性を有している。クランプ着脱部80は、基部76を切り欠くようなスリット状に形成されている。クランプ着脱部80は、クランプ32を差し込んだ後、このクランプ32をスライドさせて固定することができるように形成されている。クランプ着脱部80は、クランプ32を差し込む部分が嵌合部79に連成されている。
接続脚部77は、嵌合接続凹部55に差し込まれる部分であって、帯片をL字状に折り曲げるようにして形成されている。接続脚部77のL字状に折り曲がる部分には、電子部品29のリード66を逃がすようなスリット81が形成されている。また、嵌合接続凹部55の底に対応する部分には、リード66に接触して溶接される端子底面側(嵌合接続凹部55の底壁56に対向する側)に凸形状の第2溶接部82と、第2溶接部82に隣接してリード66に接続される第2圧接接続部74とが形成されている。
図2において、クランプ32は、合成樹脂製の部材であって、アース端子31に対して着脱自在となる構造であるとともに、車両ボディの上記座面に差し込まれてこの部分に係止される構造である。クランプ32は、係止部としての機能を有している。クランプ32は、アース端子31の基部76に平行な基板83と、この基板83の表面に設けられる支柱84と、可撓性を有し支柱84に連成される一対の係止羽根85とを有している。クランプ32は、車両ボディの上記座面に形成されたクランプ穴に一対の係止羽根85を差し込んでこの係止羽根85の各端部を上記クランプ穴の開口縁に引っ掛けることができるように構成されている。
図2及び図3において、電子部品29は、本体86と、一対のリード66,67とを有している。電子部品29は、本実施形態においてはノイズフィルタのために既知のコンデンサが用いられているが、この他の用途に応じてダイオードや抵抗を用いてもよいものとする。
図2及び図4において、スライドカバー90は、絶縁性を有する合成樹脂製のカバーであって、ケース28の底壁56の一部を覆う平板状のカバー部95と、このカバー部95の両側板に形成されたガイド溝91とを有している。スライドカバー90は、ガイド溝91がケース28の側壁57に突設された仮係止突起96及び本係止突起98に係合することによって、カバー部95が底壁56に形成された貫通穴101を開放する位置である仮係止位置と貫通穴101を閉塞する位置である本係止位置との間をスライド可能とされている。
図4の(a)に示すように、スライドカバー90は、ガイド溝91が仮係止突起96にのみ係合した仮係止状態では、カバー部95が貫通穴101を開放している。そして、スライドカバー90は、ケース28の底面に沿ってスライドされ、ガイド溝91が本係止突起98に係合した本係止状態では、図4の(b)に示すように、カバー部95が貫通穴101を閉塞する。
次に、上記構成に基づいて、カバー組付電線24の組み付け、ユニット本体25の組み付け、及び電子部品内蔵ユニット22の組み付けについて説明する。
カバー組付電線24に関しては、先ず、所望の位置となる電線21の中間23において、電線21の被覆部を所定の範囲で除去し導体を露出させ、この露出させた導体に電線側端子26を接続する作業を行う。
次に、底部分側から電線側端子26をカバー部材27の内部に挿入して電線側端子26を係止させる作業を行う。この時、電線21は、位置ズレないようにカバー部材27の内部に収納される。電線側端子26をカバー部材27に対して係止させると、カバー組付電線24に関しての組み付けが完了する。カバー組付電線24は、電線21の水平状態を保った形状でこの組み付けが完了する。
ユニット本体25に関しては、先ず、スライドカバー90が仮係止状態とされたケース28の電子部品収納凹部54に電子部品29の本体86を収納するとともに、電子部品29のリード66,67の中間をリード支持部63、64に差し込みつつ、リード66,67の各先端側を嵌合接続凹部55の底に載置する。
次に、嵌合接続凹部55の所定位置に中継端子30とアース端子31の接続脚部77とをそれぞれ取り付ける。この時、アース端子31の基部76は電子部品29の本体86を収納した電子部品収納凹部54を覆いつつケース28に嵌合する。
続いて、図3の(a),(b)に示すように、アース端子31の接続脚部77における第2圧接接続部74にリード66の先端を圧接すると共に、中継端子30の固定基板部70における第1圧接接続部73にリード67の先端を圧接して位置決めする作業を行う。これら第1圧接接続部73及び第2圧接接続部74は、一対の圧接刃の間にリード66,67をそれぞれ挟持して圧接する圧接スロットを有している。
そして、アース端子31の接続脚部77及び中継端子30の固定基板部70にそれぞれ溶接を施し、凸形状の第2溶接部82及び第1溶接部72とリード66,67とを固定する作業を行う。この際、ケース28の貫通穴101より一方の電極を挿入し、他方の電極との間で第2溶接部82及び第1溶接部72とリード66,67とをそれぞれ挟持して電流を流すことで、これら溶接部とリードを溶着することができる。
これにより、ユニット本体25に関しての組み付け作業が完了する。
カバー組付電線24の組み付け及びユニット本体25の組み付けの完了後、図5に示すように、カバー組付電線24をユニット本体25の嵌合接続凹部55に嵌合させるとともに、これと同時に電気的な接続状態を形成する作業を行う。そして、スライドカバー90をケース28の底面に沿ってスライドさせて本係止状態とし、貫通穴101をカバー部95で閉塞する。これにより、電子部品内蔵ユニット22の組み付け作業が完了する。
以上、図1〜図5を参照しながら説明してきたように、本第1実施形態の電子部品内蔵ユニット22によれば、中継端子30の第1溶接部72に電子部品29の一方のリード67を溶接する際には、該リード67を中継端子30の第1圧接接続部73に予め接続(圧接接続)することで、リード67が位置決め保持される。同様に、アース端子31の第2溶接部82に電子部品29の他方のリード66を溶接する際には、該リード66をアース端子31の第2圧接接続部74に予め接続(圧接接続)することで、リード66が位置決め保持される。そこで、電子部品29のリード67,66は、中継端子30及びアース端子31に圧接により仮接続(固定)されることで、溶接時のリード67,66の位置決めを行う必要がなく、本接続(金属結合)するための溶接作業が容易となる。
また、電子部品29のリード67,66は、中継端子30及びアース端子31に溶着されると共に圧接されている。そこで、車両搭載時の振動等により溶接部分が外れた場合においても、電子部品内蔵ユニット22は、圧接されている接続部分で電気的接続を維持することができ、接続信頼性が向上する。
更に、本第1実施形態の電子部品内蔵ユニット22によれば、中継端子30及びアース端子31における第1及び第2溶接部72,82に対応するケース28の底壁56に貫通穴101が形成されている。そこで、中継端子30及びアース端子31に電子部品29が仮接続された組立体をケース28に予め装着してから、貫通穴101に電極を挿入してリード67,66と中継端子30及びアース端子31との溶接を行うことができ、組立作業性を向上させることができる。
また、ケース28の底壁56に形成された貫通穴101により、リード67,66と中継端子30及びアース端子31との接続状態を目視確認することができる。更に、貫通穴101に導通検査治具を挿入してリード67,66と中継端子30及びアース端子31との接続部に導通させることで、回路としての導通検査を行うこともできる。
また、本第1実施形態の電子部品内蔵ユニット22によれば、ケース28には、貫通穴101を開放する位置と閉塞する位置との間をスライド可能なスライドカバー90が取り付けられているので、異物などがケース28の底壁56に形成された貫通穴101から入り込むことを防止でき、ショートの発生を防ぐことができる。
従って、本第1実施形態の電子部品内蔵ユニット22によれば、電子部品29の接続信頼性が向上すると共に、溶接作業が容易な電子部品内蔵ユニット22を提供することができるという効果を奏する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る電子部品内蔵ユニット22Aは、図6に示すように、予め電線21の長手方向における中間23に取り付けられたカバー組付電線24と、このカバー組付電線24の嵌合により電気的な接続がなされるユニット本体25Aとを備えて構成されている。
なお、本第2実施形態に係る電子部品内蔵ユニット22Aは、上記第1実施形態の電子部品内蔵ユニット22における中継端子30及びアース端子31の第1圧接接続部73及び第2圧接接続部74に代えて、中継端子30A及びアース端子31Aに第1圧着接続部93及び第2圧着接続部94を設けた以外は同様の構成であるので、同様の構成部材については同符号を付して詳細な説明を省略する。
図6及び図7に示すように、中継端子30Aの固定基板部70には、電子部品29のリード67に接触して組み付け時に溶接される端子底面側に凸形状の第1溶接部72と、第1溶接部72に隣接してリード67に接続される第1圧着接続部93とが形成されている。
アース端子31における接続脚部77の嵌合接続凹部55の底に対応する部分には、リード66に接触して溶接される端子底面側に凸形状の第2溶接部82と、第2溶接部82に隣接してリード66に接続される第2圧着接続部94とが形成されている。
次に、上記構成に基づくユニット本体25Aの組み付け、及び電子部品内蔵ユニット22Aの組み付けについて説明する。
先ず、ユニット本体25Aは、スライドカバー90が仮係止状態とされたケース28の電子部品収納凹部54に電子部品29の本体86を収納するとともに、電子部品29のリード66,67の中間をリード支持部63、64に差し込みつつ、リード66,67の各先端側を嵌合接続凹部55の底に載置する。
次に、嵌合接続凹部55の所定位置に中継端子30Aとアース端子31Aの接続脚部77とをそれぞれ取り付ける。この時、アース端子31Aの基部76は電子部品29の本体86を収納した電子部品収納凹部54を覆いつつケース28に嵌合する。
続いて、図7の(a),(b)に示すように、アース端子31Aの接続脚部77における第2圧着接続部94にリード66の先端を圧着すると共に、中継端子30Aの固定基板部70における第1圧着接続部93にリード67の先端を圧着して位置決めする作業を行う。これら第1圧着接続部93及び第2圧着接続部94は、一対の加締め片がリード66,67をそれぞれ包み込むように内側に曲げられることで、リード66,67を接続脚部77及び固定基板部70に密着した状態で加締めることができる。
そして、アース端子31Aの接続脚部77及び中継端子30Aの固定基板部70にそれぞれ溶接を施し、凸形状の第2溶接部82及び第1溶接部72とリード66,67とを固定する作業を行う。これにより、ユニット本体25Aに関しての組み付け作業が完了する。
カバー組付電線24の組み付け及びユニット本体25Aの組み付けの完了後、図8に示すように、カバー組付電線24をユニット本体25Aの嵌合接続凹部55に嵌合させるとともに、これと同時に電気的な接続状態を形成する作業を行う。そして、スライドカバー90をケース28の底面に沿ってスライドさせて本係止状態とし、貫通穴101をカバー部95で閉塞する。これにより、電子部品内蔵ユニット22Aの組み付け作業が完了する。
以上、図6〜図8を参照しながら説明してきたように、本第2実施形態の電子部品内蔵ユニット22Aによれば、中継端子30Aの第1溶接部72に電子部品29の一方のリード67を溶接する際には、該リード67を中継端子30Aの第1圧着接続部93に予め接続(圧着接続)することで、リード67が位置決め保持される。同様に、アース端子31Aの第2溶接部82に電子部品29の他方のリード66を溶接する際には、該リード66をアース端子31Aの第2圧着接続部94に予め接続(圧着接続)することで、リード66が位置決め保持される。そこで、電子部品29のリード67,66は、中継端子30A及びアース端子31Aに圧着により仮接続(固定)されることで、溶接時のリード67,66の位置決めを行う必要がなく、本接続(金属結合)するための溶接作業が容易となる。
また、電子部品29のリード67,66は、中継端子30A及びアース端子31Aに溶着されると共に圧着されている。そこで、車両搭載時の振動等により溶接部分が外れた場合においても、電子部品内蔵ユニット22Aは、圧着されている接続部分で電気的接続を維持することができ、接続信頼性が向上する。
従って、本第2実施形態に係る電子部品内蔵ユニット22Aによれば、電子部品29の接続信頼性が向上すると共に、溶接作業が容易な電子部品内蔵ユニット22Aを提供することができるという効果を奏する。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
ここで、上述した本発明に係る電子部品内蔵ユニットの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電子部品収納凹部(54)及び嵌合接続凹部(55)を有するケース(28)と、
前記電子部品収納凹部(54)に収納されるとともに一対のリード(66,67)が前記嵌合接続凹部(55)にのびる電子部品(29)と、
前記嵌合接続凹部(55)に収納されて一方の前記リード(67)に接触する中継端子(30,30A)と、
前記嵌合接続凹部(55)に収納されて他方の前記リード(66)に接触するとともにアース部(75)を有する金属製のアース端子(31,31A)と、
電線側端子(26)及びカバー部材(27)を有してこれらが電線(21)の中間(23)に取り付けられるとともに前記電線側端子(26)が前記中継端子(30,30A)に接触し且つ前記カバー部材(27)が前記嵌合接続凹部(55)に嵌合するカバー組付電線(24)と、
前記中継端子(30,30A)に設けられて一方の前記リード(67)に溶接される第1溶接部(72)と、
前記第1溶接部(72)に隣接して設けられて一方の前記リード(67)に接続される第1圧接接続部(73)又は第1圧着接続部(93)と、
前記アース端子(31,31A)に設けられて他方の前記リード(66)に溶接される第2溶接部(82)と、
前記第2溶接部(82)に隣接して設けられて他方の前記リード(66)に接続される第2圧接接続部(74)又は第2圧着接続部(94)と、
を備えることを特徴とする電子部品内蔵ユニット(22,22A)。
[2] 上記[1]に記載の電子部品内蔵ユニットであって、
前記中継端子(30,30A)及び前記アース端子(31,31A)における前記第1及び第2溶接部(72,82)が、前記ケース(28)の底壁(56)に対向する端子底面側に設けられ、
前記第1及び第2溶接部(72,82)に対応する前記底壁(56)には、貫通穴(101)が形成されている
ことを特徴とする電子部品内蔵ユニット(22,22A)。
[3] 上記[2]に記載の電子部品内蔵ユニットであって、
前記ケース(28)には、前記貫通穴(101)を開放する位置と閉塞する位置との間をスライド可能なカバー(スライドカバー90)が取り付けられている
ことを特徴とする電子部品内蔵ユニット(22,22A)。
21 電線
22,22A 電子部品内蔵ユニット
23 中間
24 カバー組付電線
25,25A ユニット本体
26 電線側端子
27 カバー部材
28 ケース
29 電子部品
30,30A 中継端子
31,31A アース端子
54 電子部品収納凹部
55 嵌合接続凹部
56 底壁
66,67 リード
72 第1溶接部
73 第1圧接接続部
74 第2圧接接続部
75 アース部
77 接続脚部
82 第2溶接部
93 第1圧着接続部
94 第2圧着接続部

Claims (3)

  1. 電子部品収納凹部及び嵌合接続凹部を有するケースと、
    前記電子部品収納凹部に収納されるとともに一対のリードが前記嵌合接続凹部にのびる電子部品と、
    前記嵌合接続凹部に収納されて一方の前記リードに接触する中継端子と、
    前記嵌合接続凹部に収納されて他方の前記リードに接触するとともにアース部を有する金属製のアース端子と、
    電線側端子及びカバー部材を有してこれらが電線の中間に取り付けられるとともに前記電線側端子が前記中継端子に接触し且つ前記カバー部材が前記嵌合接続凹部に嵌合するカバー組付電線と、
    前記中継端子に設けられて一方の前記リードに溶接される第1溶接部と、
    前記第1溶接部に隣接して設けられて一方の前記リードに接続される第1圧接接続部又は第1圧着接続部と、
    前記アース端子に設けられて他方の前記リードに溶接される第2溶接部と、
    前記第2溶接部に隣接して設けられて他方の前記リードに接続される第2圧接接続部又は第2圧着接続部と、
    を備え
    前記第1圧接接続部又は前記第1圧着接続部は、一方の前記リードの先端に接続され、前記第1溶接部は、一方の前記リードにおける前記先端に隣接する基端側の位置に溶接され、
    前記第2圧接接続部又は前記第2圧着接続部は、他方の前記リードの先端に接続され、前記第2溶接部は、他方の前記リードにおける前記先端に隣接する基端側の位置に溶接される
    ことを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
  2. 請求項1に記載の電子部品内蔵ユニットであって、
    前記中継端子及び前記アース端子における前記第1及び第2溶接部が、前記ケースの底壁に対向する端子底面側に設けられ、
    前記第1及び第2溶接部に対応する前記底壁には、貫通穴が形成されている
    ことを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
  3. 請求項2に記載の電子部品内蔵ユニットであって、
    前記ケースには、前記貫通穴を開放する位置と閉塞する位置との間をスライド可能なカバーが取り付けられている
    ことを特徴とする電子部品内蔵ユニット。
JP2017112671A 2017-06-07 2017-06-07 電子部品内蔵ユニット Active JP6940306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017112671A JP6940306B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 電子部品内蔵ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017112671A JP6940306B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 電子部品内蔵ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018207710A JP2018207710A (ja) 2018-12-27
JP6940306B2 true JP6940306B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=64957540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017112671A Active JP6940306B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 電子部品内蔵ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6940306B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021246335A1 (ja) * 2020-06-05 2021-12-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータ部品、モータ及びモータ部品の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3414525B2 (ja) * 1994-10-14 2003-06-09 矢崎総業株式会社 電線の接続構造および接続方法
JP5371535B2 (ja) * 2009-04-24 2013-12-18 矢崎総業株式会社 クランプ、及び電子部品内蔵ユニット
JP2017084605A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 日本特殊陶業株式会社 センサの端子金具の接続構造、及びセンサの端子金具の接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018207710A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916955B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
US7614917B2 (en) Connecting structure of electric wire and electronic-component incorporating unit
JP5079420B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
US8858274B2 (en) Electric terminal
JP5173859B2 (ja) アース接続ユニット
JP5371535B2 (ja) クランプ、及び電子部品内蔵ユニット
WO2001088940A1 (fr) Fusible
JP5080156B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
US20060073738A1 (en) Structure of connecting wire to element-containing unit
JP6940306B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
JP5080155B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
JP3473526B2 (ja) 縦型バスバーを有する電気接続箱
JP2006107809A (ja) 車両用ワイヤハーネスをアース及び固定するための方法及びアースコネクタ
JP2020187896A (ja) コネクタ
JP4317079B2 (ja) ジョイントボックスの電線収束構造
JP6070445B2 (ja) 電子部品付きコネクタ
JP6013105B2 (ja) コネクタ
JP2002151169A (ja) 分岐コネクタの接続構造
JP4494153B2 (ja) コンデンサ内蔵コネクタ
JP3702758B2 (ja) 電気接続箱
JP6150524B2 (ja) 電気部品と端子付き電線との接続構造、電気部品設置ブロック、および電気接続箱
JP2023175155A (ja) コネクタ
JP2017183211A (ja) アース端子の接続構造
KR101961043B1 (ko) 저항용접용 홀더
JP2009050092A (ja) 電子部品内蔵ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6940306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350