JP5669076B2 - 基板固定構造および物理量センサ - Google Patents
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Description
図1乃至図5は第1の実施形態に係る基板固定構造および物理量センサを示す。本基板固定構造において、センサ素子10を実装した基板11が、この基板11との電気的接続用の3本のコネクタ端子12を備えたコネクタハウジング13の台座部14上に載置され固定される。センサ素子10を実装した基板11をコネクタハウジング13に固定した構成によって、または必要に応じて、さらにハウジングケース13cと封止材13dによって封止した構成によって、物理量センサ1とされる。以下、基板固定構造と物理量センサ1を詳述する。
図6は第1の実施形態の変形例を示す。本変形例の基板固定構造は、基板11のボス用貫通孔11bが、1つのボス用貫通孔11bに2つのボス15を挿通させるようになっている点が第1の実施形態と異なり、他の点は同様である。ボス用貫通孔11bは、ボス15を1つ挿通させるための貫通孔、または複数の前記ボスを挿通させるための貫通孔とすることができる。このように、複数のボス15を1つのボス用貫通孔11bに挿通させるようにすると、基板固定が容易な基板固定構造を実現することができる。
図7は第1の実施形態の第2の変形例を示す。本変形例の基板固定構造は、基板11を隔壁13bに平行に固定する点が、上述の第1の実施形態と異なっている。台座部14は第1の実施形態と同様に隔壁13bに突設されているが、その平坦部14aが上下方向に形成されて、ボス15が平坦部14aから後方方向に立設されている。また、コネクタ端子12は、隔壁13bから立設され、曲げられることなく端部を後方に向けて並立している。このようなコネクタハウジング13に対して、第1の実施形態と同様の基板11が、平坦部14aに対向面を対向させて配置され、平坦部14aと基板11の対向面との間の接着、ボス15とボス用貫通孔11bとの間の接着、およびコネクタ端子12と電極部11aとの間の半田付けによりコネクタハウジング13に固定される。このような変形例によれば、曲げられていない、直立した、長さの短い、剛性の向上したコネクタ端子12に対して半田付けにより基板11が固定されるので、より強固に固定できる。また、コネクタ端子12を曲げる手間が不要であり、コネクタ端子12の材料も節減することができる。さらにまた、基板11を隔壁13bに近づけて、前後方向の幅が小さい状態で基板11をコネクタハウジング13に固定できるので、内部側空間を小さくでき、物理量センサ1を小型化できる。
図8、図9は第2の実施形態に係る基板固定構造および物理量センサを示す。本実施形態は、上述の第1の実施形態とは、ボス15の構造が異なり、他の点は同様である。すなわち、4本の各ボス15が頭部に鉤部15aを有する第1のスナップフィット構造体を形成しており、この第1のスナップフィット構造体のボス15が、基板11のボス用貫通孔11bに挿通されると、鉤部15aによって基板11を保持する。鉤部15aは左右外側方向に設けられており、ボス15が左右内方側に撓められた状態でボス用貫通孔11bに挿通された後、鉤部15aがボス用貫通孔11bから突出して外方に広がることにより、ボス用貫通孔11bの左右外方側の開口縁に係合して基板11を保持する。この基板保持は、基板固定の前の仮止めとして用いられる。この仮止めの後、基板11は、平坦部14aと基板11の対向面との間の接着、ボス15とボス用貫通孔11bとの間の接着、およびコネクタ端子12と電極部11aとの間の半田付けによりコネクタハウジング13に固定される。図10は、第2の実施形態の基板固定構造の変形例を示し、基板11のボス用貫通孔11bが、1つのボス用貫通孔11bに2つのボス15を挿通させるようになっている点が第2の実施形態と異なり、他の点は同様である。
図11乃至図14は第3の実施形態に係る基板固定構造および物理量センサを示す。本実施形態は、上述の第1の実施形態とは、コネクタ端子12との接続構造が異なり、また、基板11を仮止めする構成を有する点が異なる。基板11は、電極部11aとして、半田用貫通孔ではなく半田用電極パターンを表面に備えている。基板1がボス15を挿通させるためのボス用貫通孔11bを備える点は第1の実施形態と同様である。コネクタ端子12は、隔壁13bから、平坦部14aに載置された基板11の上面側に導出され、その素材の弾力性によって基板表面の電極部11aに圧接される。基板11を、このようなコネクタ端子12の下方に挿入して平坦部14aに載置するために、台座部14の隔壁13b側には、基板11を隔壁13b側に傾斜できるように(図12(a)(b)参照)、切欠部14bが設けられている。
図18乃至図20は第4の実施形態に係る基板固定構造および物理量センサを示す。本実施形態は、平坦部14aから立設されたボス15に代えて半田付け可能な固定用端子18を立設し、基板11には固定用端子18に対応した位置に固定用電極部11cを設け、固定用端子18と固定用電極部11cとの間の半田付けによって基板11をコネクタハウジング13に固定する。その他の点は、上述の第1の実施形態と同様である。コネクタ端子12は、基板11における半田用貫通孔からなる電極部11aとの間で半田付けされる。また、固定用電極部11cは、電極部11aと同様に半田用貫通孔からなる。なお、本実施形態において、コネクタ端子12は、隔壁13bからではなく、隔壁13bから水平に延設された張出部14cの端面部から導出されて、基板12の後方辺側において上方に立ち上がる構成とされている。このコネクタ端子12の構成は、基板11の固定方法に関しては、第1の実施形態におけるコネクタ端子12の場合とほぼ同様である。本実施形態は、接着による固定を行わずに、全て半田付けによって固定が行われるので、処理が簡単であり、基板固定のための工数を削減できる。また、半田用貫通孔はボス用貫通孔11bに比べて孔径を小さくできるので、基板11における電気回路用の面積を大きくとることができる。また、孔による開口面積が小さいことから基板11そのものの強度を損なうことがなく、基板11の強度を確保することができる。
10 センサ素子
11 基板
11a 電極部(半田用貫通孔)
11b ボス用貫通孔
11c 電極部(半田用電極パターン)
12 コネクタ端子
12a〜12e 内部端子部
12f 外部端子部
13 コネクタハウジング
13b 隔壁
14 台座部
14a 台座部の平坦部
14b 切欠部
15 ボス
15a 第1のスナップフィット構造体の鉤部
17 第2のスナップフィット構造体
17a 第2のスナップフィット構造体の鉤部
18 固定用端子
Claims (8)
- 基板を、この基板との電気的接続用の複数のコネクタ端子を備えたコネクタハウジングに固定する基板固定構造において、
前記コネクタハウジングは、内外を隔離する隔壁と、平坦部を有して前記隔壁に突設された台座部と、前記平坦部から立設されたボスと、を備え、
前記基板には、前記ボスを挿通させるための前記台座部が延在した方向に伸びたボス用貫通孔、および前記コネクタ端子との電気的な接続をするための電極部が設けられており、
前記基板は、前記コネクタハウジングの平坦部に表面または裏面(以下、対向面という)を対向させて配置され、前記平坦部と該基板の対向面との間の接着、前記ボスと前記ボス用貫通孔との間の接着、および前記コネクタ端子と前記電極部との間の半田付けにより前記コネクタハウジングに固定され、前記ボスと前記ボス用貫通孔とは前記基板の移動を防止するように互いに接触していることを特徴とする基板固定構造。 - 前記基板の電極部は、前記コネクタ端子を挿通させて半田付けするために前記基板に形成した半田用貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の基板固定構造。
- 前記平坦部は、前記隔壁に直交する平面内に形成されており、
前記コネクタ端子は、前記隔壁から前記平坦部に載置された基板の上面側に導出されて前記基板の上面において前記電極部に半田付けされており、
前記コネクタハウジングは、前記基板を前記コネクタ端子の下方に挿入して前記平坦部に載置する際に前記基板を前記隔壁側に傾斜可能とするための切欠部を前記台座部の前記隔壁側に設けていることを特徴とする請求項1に記載の基板固定構造。 - 前記基板のボス用貫通孔は、前記ボスを1つ挿通させるための貫通孔、または複数の前記ボスを挿通させるための貫通孔であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の基板固定構造。
- 前記ボスは複数あって、その少なくとも一部が頭部に鉤部を有する第1のスナップフィット構造体であり、前記第1のスナップフィット構造体が、前記基板の前記ボス用貫通孔に挿通されて前記鉤部によって前記基板を保持することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の基板固定構造。
- 前記平坦部は、前記隔壁に直交する平面内に形成されており、
前記コネクタハウジングは、前記平坦部に載置された基板を前記隔壁との間に挟み込んで保持するための第2のスナップフィット構造体を前記台座部の端部に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の基板固定構造。 - 前記平坦部から立設されたボスに代えて固定用端子を立設し、前記基板には前記固定用端子に対応した位置に固定用電極部を設け、前記固定用端子と前記固定用電極部との間の半田付けによって前記基板を前記コネクタハウジングに固定したことを特徴とする請求項1に記載の基板固定構造。
- センサ素子を実装した基板を、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の基板固定構造によって前記コネクタハウジングに固定したことを特徴とする物理量センサ。
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