JP2008118795A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーとケースとの嵌合構造を工夫し、ゴムパッキンを装着しない非防水の場合でもカバーとケースとのガタ付きを防止することで、防水用・非防水用のどちらにも適用する電気接続箱を提供する。
【解決手段】ケースの内部に電線の端末に接続した端子を内嵌していると共に該電線をケース底面より引き出している一方、該ケースの上端開口から前記端子と接続する電気部品が着脱自在に嵌合された状態でカバーが前記ケースにロック結合される防水・非防水兼用の電気接続箱において、前記カバーの周壁の一辺の両隅部に、断面凹形状とした一対のガタ詰め用リブをケース側に向けて突設している一方、前記ケースの外面に前記ガタ詰め用リブ内に密嵌する嵌合リブを設け、前記カバーの周壁の内面に沿って装着するゴムパッキンが取り外された非防水型とした場合に、前記ガタ詰め用リブと嵌合リブとの嵌合でガタ付きの発生を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気接続箱に関し、詳しくは、ゴムパッキンを着脱することで、防水用・非防水用に併用可能とするものである。
ワイヤハーネスに接続している電気接続箱は、外部に露出していない状態で搭載されている場合は非防水用の電気接続箱を用いている一方、エンジンルーム等外部に露出した状態で搭載される場合は防水機能を備えている防水用の電気接続箱を用いている。
防水用の電気接続箱では、カバーとケースとの隙間から水が浸入してくるのを防止するために、カバーとケースとをシール材を介して嵌合しなければならない。そのため、同型の電気接続箱でも防水用と非防水用では構造が異なり、共用して用いることができず、金型作製費がかかると共に、部品点数が増加し、管理工数がかかる等の問題がある。
従来、防水用の電気接続箱としては、例えば、特許文献1で図10に示す電気制御装置用格納箱が提供されている。該格納箱では、外箱1と外箱1を閉じる蓋2とを備え、該蓋1の開口端縁の全周に亘って密封性を保持するシール材3を嵌合する凹溝2aを設けている。
シール材3を該凹溝2aに圧入すると共に、シール材3を蓋2と機械的に結合させ、シール材3を圧入した状態で、外箱1の上部開口端1aを凹溝2aに嵌合させ、シール材3を外箱1の上部開口端1aと蓋2との隙間を埋めるように変形させることで、長期に渡って電気制御装置用格納箱の密封性を維持するものである。
しかしながら、電気制御装置用格納箱を非防水として使用する場合、前記シール材3は必要ないため、蓋2の凹溝2aと外箱1の上部開口端1aとの間にシール材3分の隙間が発生してしまう。そのため、走行時には、該隙間によって蓋2と外箱1がガタ付いてしまい、異音が発生すると共に、蓋2および外箱1が損傷あるいは破損する問題がある。
従って、特許文献1の電気制御装置用格納箱は防水用と非防水用で兼用することができず、防水性が不要な場所に搭載する電気制御装置用格納箱を新に設ける必要がある。
特開2004−87739号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、カバーとケースとの嵌合構造を工夫し、ゴムパッキンを装着しない非防水の場合でもカバーとケースとのガタ付きを防止することで、防水用・非防水用のどちらにも適用する電気接続箱を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、ケースの内部に電線の端末に接続した端子を内嵌していると共に該電線をケース底面より引き出している一方、該ケースの上端開口から前記端子と接続する電気部品が着脱自在に嵌合された状態でカバーが前記ケースにロック結合される防水・非防水兼用の電気接続箱において、
前記カバーの周壁の一辺の両隅部に、断面凹形状とした一対のガタ詰め用リブをケース側に向けて突設している一方、前記ケースの外面に前記ガタ詰め用リブ内に密嵌する嵌合リブを設け、
前記カバーの周壁の内面に沿って装着するゴムパッキンが取り外された非防水型とした場合に、前記ガタ詰め用リブと嵌合リブとの嵌合でガタ付きの発生を防止する構成としていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
前記電気接続箱を防水用として使用する場合、ゴムパッキンをカバーの内面に装着し、カバーをケースに被せることで、ゴムパッキンを弾性変形させ、カバーとケースとの隙間を埋めて密閉性を高めている。一方、非防水用として使用する場合は、ゴムパッキンを装着せずカバーをケースに被せるため、防水用の電気接続箱においてゴムパッキンが埋めていた空間がケースとカバーとの間の隙間となる。
本発明では、ゴムパッキンをカバーに装着せずに非防水用とする場合にも、ケースのガタ詰め用リブとカバーの嵌合リブとが嵌合しているため、前記ケースとカバーとの隙間によって生じるガタ付きを防止することができ、異音の発生を抑えることができると共に、ケースやカバーの破損や損傷を防止することができる。
また、本発明の電気接続箱は、前記のように、防水用および非防水用のどちらの場合でも適用可能であるので、防水用、非防水用と2種類の電気接続箱を設ける必要がなく、コスト削減を図ることができる。
前記カバーに設けるガタ詰め用リブは、該カバーに設けるケース本体とのロック片の両側部に隙間をあけて設けているのが好ましい。
前記構成とすると、ガタ詰めリブによってケース本体とカバーとのガタ付きを防止することができるため、ケース本体のロックの破損を防止することができる。
前記ロック片とガタ詰め用リブを設けた一辺と対向する他辺に、ケース側に向けて舌片を突設している一方、
前記舌片と対向する前記ケースの外面に、該舌片を隙間をあけて貫通させる枠部を突設し、
前記ケースとカバーとのロック結合で密封した内部の空気圧が上昇時に、前記舌片が前記枠部内で移動して、該カバーとケースとの間に内部空気排出用の隙間があけられてもよい。
防水用の電気接続箱の場合、カバーにゴムパッキンを装着しているためシール性が高く、電気接続箱が高温化に曝されると電気接続箱内部の温度が上昇し、内部の空気圧が上昇する。前記のような場合、ケースおよびカバーの一辺がロック結合されているため、該一辺を軸として、カバーを開く力が作用する。
本発明では、電気接続箱の内部空気圧が上昇し、内部の空気が膨張しても、カバーの舌片がケースの枠部に引っ掛かるため、カバーが開くことはなく、電気接続箱の内気圧過多によるシール性低下を防止することができる。また、カバーの舌片がケースの枠部内で移動し、電気接続箱の内部の膨張した空気を排出することができるため、シール性を確保しながら、電気接続箱の内気圧過多によるカバーやケースの変形を防止することができる。
前記ケースは前記電線端末の端子を防水処理していると共に該端子を突出させた電気部品収容部を備え、該電気部品収容部に1個のヒューズまたはリレーからなる前記電気部品を収容するのが好ましい。
前記構成とすると、1個のヒューズ又はリレーを収容しているため、全長は約40mm〜60mmであり、異なる車種でジャンクションボックスやリレーボックス等の大型電気接続箱を流用する際、ヒューズあるいはリレーの個数を調整することができるため、汎用性が高い。
また、非常に小型であるため、限られた空間しかない場合にも、車両に搭載することが可能である。前記電気接続箱は、必要な個数を連結してもよく、1個で車体に連結してもよい。
電線端末の端子の防水処理は、該端子にゴム栓を挿着してもよいし、該端子をモールドしてもよい。
前述したように、非防水用の電気接続箱の場合、ゴムパッキンをカバーに装着せずに非防水用とする場合にも、ケースのガタ詰め用リブとカバーの嵌合リブとが嵌合しているため、前記ケースとカバーとの隙間によって生じるガタ付きを防止することができる。その結果、異音の発生を抑えることができると共に、ケースやカバーの破損や損傷を防止することができる。
また、電気接続箱の内部空気圧が上昇し、内部の空気が膨張しても、カバーの舌片がケースの枠部に引っ掛かるため、カバーが開くことはなく、電気接続箱の内気圧過多による、シール性低下を防止することができる。さらに、カバーの舌片がケースの枠部内で移動し、電気接続箱の内部の膨張した空気を排出することができるため、シール性を確保しながら、電気接続箱の内気圧過多によるカバーやケースの変形を防止することができる。
本発明の電気接続箱は、前記のように、防水用および非防水用のどちらの場合でも適用可能であるので、防水用、非防水用と2種類の電気接続箱を設計しなくてもよく、金型償却費を低減することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示す。
本発明の電気接続箱10は二輪車用の防水・非防水兼用の電気接続箱であり、ケース11に上部からカバー12を被せてロック結合し、ケース11の底面からは電線Wを引き出している。本実施形態の電気接続箱10は全長Lが約50mmである。
前記ケース11には、図2(A)(B)に示すように、ヒューズPを収容していると共に、電線Wの端末30を内嵌し、該ヒューズPと電線端末30とをケース11内で接続している。
前記電気接続箱10は、防水用とする場合には、カバー12にゴムパッキン20を装着してカバー12をケース11に被せてロック結合している。
一方、非防水用とする場合には、カバー12にゴムパッキン20を装着せずカバー12をケース11に被せている。
第1実施形態は、電気接続箱10を非防水用とした場合である。
前記カバー12は、図4および図5に示すように、四角枠状の周壁12aの上端には内方に凹んでいる段部12bを設け、該段部12bからは周壁12aよりも一回り小さなヒューズカバー部12cを突出している。
前記周壁12aの第1側壁12a−1に、図4(A)〜(C)に示すように、両隅部に断面凹形状とした一対のガタ詰め用リブ12fを周壁下端からケース11側に向けて突設している。
前記第1側壁12a−1の中央には、ケース11側に突設した枠状のロック片12eを設け、該ロック片12eは後述するケース11のロック爪11dに係止してケース11とカバー12とをロック結合している。
前記ロック片12eの両側部には、ガタ詰め用リブ12fとの間に、下端開口のスリット部12gを上下方向に延在させ、該スリット部12gを後述するケース11の補強用リブ11gと嵌合している。
前記第1側壁12a−1と対向する第2側壁12a−2の下端からは、図5(A)〜(C)に示すように、ケース11側に向けて矩形板状の舌片12hを突設し、該舌片12hは後述するケース11の枠部11hに挿入している。
前記対向する第1側壁および第2側壁12a−1、12a−2には、ロック片12eおよび舌片12hの上部に、ゴムパッキン20を装着するための長方形状の係止孔12iを上下高さが同じ位置に穿設している。本実施形態ではゴムパッキン20は装着しないため、図1に示すように、該係止孔12iは貫通した状態となっている。
前記ケース11は、図3および図6に示すように、略円柱形状とし、上部には四角枠状の周壁11eを設けている。該ケース11には電線Wの端子30にゴム栓40を挿着して内嵌していると共に、底面からは該端子30と接続した電線Wを引き出している。前記電線Wの端子30はモールドしてケ−ス11に内嵌してもよい。
前記ケース11の上部には上端開口の電気部品収容部11bを設けており、該電気部品収容部11b内にはカバー12側に向かって前記電線Wと接続した一対の端子30を突出させ、該端子30と接続する1個のヒューズPを着脱自在に嵌合している。
前記周壁11eには、該周壁11eより内方に一回り小さいゴムパッキン装着用周壁11kを設けており、ゴムパッキン20を装着する場合には、ゴムパッキン20の内面を当接させている。
前記カバー12の第1側壁12a−1と対向するケース11の第1側壁11e−1には、カバ−12のロック片12eと対向する位置に、ロック爪11dを突設している。該ロック爪11dの両隅には、カバー12のガタ詰め用リブ12fと対向する位置に、上下に延在する一対の嵌合リブ11fを突設させており、該嵌合リブ11fをカバー12のガタ詰め用リブ12f内に密嵌させている。
前記嵌合リブ11fとは隙間をあけて、ケース11において、スリット部12gと対向する位置に、一対の補強用リブ11gを上下に延在し、カバー12のスリット部12gに挿入して嵌合している。
また、第1側壁11e−1と対向する第2側壁11e−2には、外面から枠部11hを突設し、カバー12の舌片12hを隙間C2を空けて貫通させている。
他の対向する第3側壁および第4側壁11e−3、11e−4には、図6(A)に示すように、他の部品あるいは電気接続箱同士を連結するための被係止部11iおよび係止部11jを設けている。
ヒューズPを電気部品収容部11bに収容し、ケース11とカバー12とを嵌合すると、図2(A)に示すように、ヒューズPをカバー12のヒューズカバー部12cが覆うと共に、カバー12の周壁12aはケース11の周壁11eと対向しており、該カバー12の周壁12aとケース11の周壁11eとの間には、防水の場合にゴムパッキン20の装着空間となる隙間C1ができる。
前記のように、本発明の電気接続箱10では、ゴムパッキン20をカバー12に装着せずに非防水用とする場合、カバー12のガタ詰め用リブ12fとケース11の嵌合リブ11fとが嵌合しているため、ケース11とカバー12との隙間C1によって生じるガタ付きを防止することができる。よって、異音の発生を抑えることができると共に、ケース11やカバー12の破損や損傷を防止することができる。
また、ケース11のロック爪11d部の両側に補強用リブ11gを設け、カバー12のスリット部12gと嵌合させることで、ケース11とカバー12とのずれ等によるケース11のロック爪11dの破損を防止することができる。
さらに、ヒューズ1個を収容する電気接続箱であり、非常に小型であるため、狭い空間でも搭載すること可能である。さらに、ケース11に被係止部11iおよび係止部11jを設けていることで、車体や他の電気部品等にも連結することができる他、電気接続箱同士を連結することができるため、ヒューズの個数を調整することができると共に、汎用性を高くすることができる。
前記のように、本発明の電気接続箱10は、ゴムパッキン20を着脱することで、防水用および非防水用のどちらの場合でも適用可能であるので、防水用、非防水用と2種類の電気接続箱を設計しなくてもよく、金型償却費を低減することができる。
図7乃至図9に、電気接続箱10を防水用とした第2実施形態を示す。
ケース11およびカバー12の構造は第1実施形態と同様であり、図7に示すように、カバー12にゴムパッキン20を装着し、ケース11とカバー12との隙間C1をゴムパッキン20でシールしている構成を第1実施形態と相違させている。
該ゴムパッキン20は、図8に示すように、四角枠状としゴム等の弾性体からなる。該ゴムパッキン20は、対向する辺の下端縁からは水平方向に係止部20aを突設しており、カバー12の係止孔12iに該ゴムパッキン20の係止部20aを挿入し、カバー12の段部12bにゴムパッキン20の上面20bを当接させることで、ゴムパッキン20をカバー12に装着する。
ケース11とカバー12が嵌合した状態では、図7(B)に示すように、カバー12の段部12bにゴムパッキン20の上面20bを当接させた状態で、ケース11のゴムパッキン装着用周壁11kとカバー12の周壁12aの内面との隙間C1でゴムパッキン20が弾性変形し、隙間C1を埋める。
このように、防水用とした電気接続箱10では、内部空間はゴムパッキン20を装着することによって密閉状態となる。密閉状態で電気接続箱内部の空気圧が上昇すると、カバー12がケース11とロック結合している第1周壁12a−1を軸として開こうとする。この際、図9に示すように、カバー12の舌片12hがケース11の枠部11hに引っ掛かる。さらに、該カバー12とケース11との間に内部空気排出用の隙間C3を形成する。
前記のように、防水用とした電気接続箱10が高温化に曝され、内部の気圧が上昇しても、カバー12の舌片12hがケース11の枠部11hに引っ掛かるため、カバー12が開いてしまうのを防止することができ、電気接続箱10の内気圧過多によるシール性の低下を防止することができる。
また、前記のように、電気接続箱内部の気圧が高くなり、空気が膨張した状態でも、カバー12の舌片12hがケース11の枠部11h内で移動し、該カバー12とケース11との間に内部空気排出用の隙間C3を形成するため、シール性を確保しながら、電気接続箱10の内部の膨張した空気を隙間C3から排出することができる。
なお、他の構成は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態の非防水用とした電気接続箱を示す図である。 図1の電気接続箱を示し、(A)は正面図、(B)は(A)のA−A線断面図である。 図1の電気接続箱の底面図である。 カバーを示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図である。 カバーを示す図であり、(A)は背面図、(B)は右側面図、(C)は(A)のB−B線断面図である。 ケースを示す図であり、(A)は平面図、(B)は右側面図である。 第2実施形態の防水用とした電気接続箱を示し(A)は斜視図、(B)は(A)のC−C線断面図である。 ゴムパッキンを示す図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)のD−D線断面図である。 第2実施形態の電気接続箱を示し、カバーの舌片がケースの枠部に引っ掛かった状態を示す断面図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース
11b 電気部品収容部
11d ロック爪
11e 周壁
11f 嵌合リブ
11h 枠部
12 カバー
12a 周壁
12e ロック片
12f ガタ詰め用リブ
12h 舌片
20 ゴムパッキン
30 端子
P ヒューズ
W 電線
C3 内部空気排出用の隙間

Claims (4)

  1. ケースの内部に電線の端末に接続した端子を内嵌していると共に該電線をケース底面より引き出している一方、該ケースの上端開口から前記端子と接続する電気部品が着脱自在に嵌合された状態でカバーが前記ケースにロック結合される防水・非防水兼用の電気接続箱において、
    前記カバーの周壁の一辺の両隅部に、断面凹形状とした一対のガタ詰め用リブをケース側に向けて突設している一方、前記ケースの外面に前記ガタ詰め用リブ内に密嵌する嵌合リブを設け、
    前記カバーの周壁の内面に沿って装着するゴムパッキンが取り外された非防水型とした場合に、前記ガタ詰め用リブと嵌合リブとの嵌合でガタ付きの発生を防止する構成としていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記カバーに設けるガタ詰め用リブは、該カバーに設けるケース本体とのロック片の両側部に隙間をあけて設けている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記ロック片とガタ詰め用リブを設けた一辺と対向する他辺に、ケース側に向けて舌片を突設している一方、
    前記舌片と対向する前記ケースの外面に、該舌片を隙間をあけて貫通させる枠部を突設し、
    前記ケースとカバーとのロック結合で密封した内部の空気圧が上昇時に、前記舌片が前記枠部内で移動して、該カバーとケースとの間に内部空気排出用の隙間があけられる構成としている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記ケースは前記電線端末の端子を防水処理していると共に該端子を突出させた電気部品収容部を備え、該電気部品収容部に1個のヒューズまたはリレーからなる前記電気部品を収容する構成としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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