JP5821754B2 - コネクタ及び電気接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、相手側コネクタとの嵌合状態を保つためのロック機構を備えたコネクタ及びこのコネクタを含む電気接続装置に関するものである。
上記のようなコネクタとして、従来、特許文献1に記載のものが公知である。このコネクタは、複数の端子と、これら端子を保持するコネクタハウジングとを備える。コネクタハウジングは、全体が樹脂材料により一体に形成されており、その上面には撓み変形可能なロックアームが設けられている。そして、コネクタ嵌合時には、前記コネクタハウジングが相手側コネクタのコネクタハウジング(相手側コネクタハウジング)に嵌合されるに伴いロックアームが撓み変形し、コネクタ同士が完全な嵌合状態となると、ロックアームが弾性復帰して相手側コネクタハウジングに係合するように形成されている。このロックアームと相手側コネクタハウジングとの係合により両コネクタがコネクタ嵌合状態にロックされる。なお、ロックアームを押し下げて当該ロックアームと相手側コネクタハウジングとの係合状態を解除し、この状態で両コネクタを互いに引き離すことで、コネクタ嵌合状態を解除することができる。
特開2001−250636号公報
特許文献1に記載される従来のコネクタは、例えば車両のエンジンルーム等、温度や湿度が大きく変化する環境化で長期的に使用されていると、コネクタハウジングの劣化により前記ロックアームの強度が低下し、メンテナンスによるコネクタ脱着時にロックアームが操作されると、当該ロックアームが破損する場合が希にある。この場合、従来では、コネクタハウジングを新しいものと交換しているが、極数(端子数)が多いコネクタの場合には、端子の挿脱作業に多くの時間を要する。また、端子の挿脱作業の際に端子が変形し、端子の接触不良といった二次的不具合を招く可能性も否定できない。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたものであり、経年劣化などによりロックアームが破損した場合に、より短時間で、かつ端子の接触不良等の二次的不具合を伴うことなく対処できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のコネクタは、端子が収容されるコネクタハウジングを有し、このコネクタハウジングは、前記端子が収容される端子収容室を備えるハウジング本体と、このコネクタハウジングが嵌合される相手側コネクタのコネクタハウジングに係脱可能に係合することで、当該コネクタと前記相手側コネクタとを嵌合状態にロックするロックアームとを含み、このロックアームが前記ハウジング本体に対して着脱可能に固定されており、前記ロックアームは、前記ハウジング本体に保持される被保持部と、前記被保持部に対して弾性的に変位可能でかつ相手側コネクタの前記コネクタハウジングに係合可能な形状を有する弾性変形部と、前記ハウジング本体により係止される被係止部とを含み、前記ハウジング本体は、前記ロックアームの被保持部を保持する保持部と、前記ロックアームの前記被係止部に係合することで前記ロックアームを当該ハウジング本体に固定する係止部とを含み、前記ハウジング本体の前記保持部は、当該保持部に対してロックアームの前記被保持部を所定の組付方向に移動させることで当該被保持部を保持することが可能で、かつ、当該被保持部を保持した状態で、前記組付方向と逆方向への当該被保持部の変位のみが可能となるように形成されており、前記ハウジング本体の係止部および前記ロックアームの被係止部は、当該被保持部が前記保持部に保持されることにより互いに係脱可能に係合し、この係合により前記ハウジング本体に対する前記逆方向への当該被保持部の変位が阻止されるように形成され、前記ハウジング本体は、その外周面が前記保持部とされ、前記ロックアームは、前記被保持部がコネクタ嵌合方向に貫通する筒型をなし、この被保持部がコネクタ嵌合方向と平行な方向を前記組付方向として当該組付方向に沿って前記ハウジング本体の外周面に外嵌されることにより前記ハウジング本体に組付けられ、前記被保持部は、ロックアームがハウジング本体に固定された状態で、少なくとも前記端子収容室内に挿入される前記端子と相手側端子との接触部分を覆うように形成され、前記ロックアームは、少なくとも当該被保持部が導電性を有する材料により形成されているものである。この場合、前記被保持部は、前記端子収容室に収容される前記端子と接触可能な接触部を備えているものであってもよい。
このコネクタの構成によれば、コネクタハウジングのロックアームが破損した場合には、端子収容室に端子を収容したままロックアームだけを交換することで、当該コネクタを継続的に使用することが可能となる。そのため、コネクタハウジング全体を交換する場合に比べて、その対処時間を短縮することが可能となる。
また、この構成によれば、ロックアームは、その被保持部がハウジング本体の保持部に保持され、この状態でハウジング本体の係止部が当該ロックアームの被係止部に係合することによりハウジング本体に固定される。ハウジング本体へのロックアームの組付けは、ロックアームの被保持部をハウジング本体に沿って所定の組付方向に移動させ、ハウジング本体の係止部をロックアームの被係止部に係合させることで容易に行うことができる。また、ハウジング本体からのロックアームの取り外しも、前記被係止部と係止部との係合状態を解除し、ロックアームを前記組付方向と逆方向に移動させるだけで容易に行うことができる。そのため、ロックアームの交換を簡単かつ速やかに行うことが可能となる。
また、この構成によれば、ロックアームをハウジング本体に対してより安定的に固定することが可能となり、コネクタハウジングにおけるハウジング本体とロックアームとの一体性が向上する。
また、この構成によれば、ロックアームのうち被保持部を電磁シールドとして機能させることが可能となる。特に、接地(アース接続)された電線を前記端子及び被接触部を介してロックアームの被保持部に接続すれば、ロックアームの前記被保持部を電磁シールドとしてより高度に機能させることが可能となる。つまり、ロックアームを利用した合理的な電磁シールド機能付きコネクタ(シールドコネクタ)を構築することができる。
なお、上記コネクタにおいて、このコネクタの前記コネクタハウジングが前記相手側コネクタのコネクタハウジングが備える嵌合用凹部に嵌合可能な雄型ハウジングである場合には、前記ハウジング本体は、その外周面におけるコネクタ嵌合方向一端側の領域が前記保持部とされ、前記ロックアームの被保持部が外嵌された状態で、当該被保持部の外周面と当該ハウジング本体の外周面のうち前記保持部以外の部分とが面一になるように形成されているのが好適である。
この構成によれば、相手側コネクタのコネクタハウジングとして特別な形状のもの要求されることがなく、当該コネクタの汎用性が高まる。
一方、本発明の電気接続装置は、上述した何れかのコネクタからなる第1コネクタと、この第1コネクタのコネクタハウジングと嵌合可能で、かつその嵌合状態において前記ロックアームと係合することが可能な形状のコネクタハウジングを有する第2コネクタと、を備えるものである。
この電気接続装置によれば、第1コネクタのコネクタハウジングにおいてロックアームが破損した場合には、当該コネクタハウジングのうちロックアームだけを交換することで、端子の挿脱作業を伴うことなく、当該コネクタを継続的に使用することが可能となる。
以上のような本発明のコネクタ及び電気接続装置によれば、コネクタハウジングの経年劣化によりロックアームが破損した場合でも、コネクタハウジング全体を交換することなく、ロックアームのみを新たなものに交換することで当該コネクタをそのまま継続的に使用することができる。従って、コネクタハウジング全体を交換する場合に比べると、ロックアームが破損した場合の対処時間を大幅に短縮することができる。また、端子の挿脱作業が不要であるため、当該挿脱作業により端子の接触不良等の二次的不具合が発生することも有効に防止される。
本発明の第1実施形態に係る電気接続装置(本発明に係るコネクタを含む電気接続装置)を示す斜視図である。 第1コネクタ(本発明に係るコネクタ)のコネクタハウジングを示す分解斜視図である。 コネクタハウジングを示す背面(コネクタ嵌合方向後側から見た状態)である。 本発明の第2実施形態に係る電気接続装置の第1コネクタのコネクタハウジングを示す斜視図である。 第1コネクタのコネクタハウジングを示す分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電気接続装置の第1コネクタのコネクタハウジング(ロックアーム)を示す斜視図である。 第1コネクタのコネクタハウジングを示す分解斜視図である。 第1コネクタを示す断面図(図7のVIII−VIII線に相当する断面図)である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について詳述する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電気接続装置を概略的に示している。同図に示すように、電気接続装置は、第1コネクタC1(本発明のコネクタに相当する)と、これが嵌合される第2コネクタC2(本発明の相手側コネクタに相当する)とからなる。
第1コネクタC1は、雌型の複数の端子(図略)と、これら端子を保持する雄型のコネクタハウジング10(以下、ハウジング10と略す)とを備える。ハウジング10は、絶縁性の樹脂材料により形成されている。このハウジング10には、コネクタ嵌合方向に貫通する複数の端子収容室10aが形成されており、これら各端子収容室10a内に、電線の末端に装着された前記雌型の端子が各々保持されている。
一方、第2コネクタC2は、雄型の複数の端子(図略)と、これら端子を保持するコネクタハウジング14(以下、ハウジング14と略す)とを備える。ハウジング14は、絶縁性の樹脂材料により形成されている。このハウジング14は、第1コネクタC1(ハウジング10)の嵌合用凹部を備えた雌型のハウジングである。この嵌合用凹部の内底部には、複数の端子収容室14aが形成されており、電線の末端に装着された前記雄型の端子(図略)が、各々それらのタブ状の接触片を嵌合用凹部内に突出させた状態で各端子収容室14a内に保持されている。
第1コネクタC1と第2コネクタC2との接続(嵌合)は、第1コネクタC1を第2コネクタの前記嵌合用凹部に対向させ、第1コネクタC1をその先端側から当該嵌合用凹部に差し込んで各ハウジング10、14を互いに嵌合させることにより行われる。このように第1コネクタC1と第2コネクタC2とが互いに嵌合することにより、各コネクタC1、C2の端子同士が接触し、当該接触により第1コネクタC1側の電線と第2コネクタC2側の電線とが電気的に接続される。
なお、第1コネクタC1のハウジング10は、弾性変位可能なロックアーム12を備えており、両コネクタC1、C2を嵌合せると、このロックアーム12が前記嵌合用凹部内に挿入され、当該ロックアーム12に形成される係合部24が第2コネクタC2のハウジング14に形成される被係合部15に係合することにより、コネクタC1、C2同士がコネクタ嵌合状態にロックされる。
当実施形態では、前記係合部24はロックアーム12に形成される突出部により構成され、前記被係合部15は、前記ハウジング14の壁面に形成される開口部により構成されている。すなわち、第1コネクタC1が第2コネクタC2の嵌合用凹部に挿入されると、これに伴い前記係合部24が嵌合用凹部の内面に当接してロックアーム12が撓む。そして、両コネクタC1、C2が完全な嵌合状態になると、前記係合部24が被係合部15に突入してロックアーム12が弾性復帰し、これにより係合部24と被係合部15とが係合状態となって、両コネクタC1、C2がコネクタ嵌合状態にロックされる。なお、両コネクタC1,C2の嵌合状態を解除するには、ロックアーム12を押し下げて係合部24を被係合部15との係合状態を解除し、この状態で両コネクタC1、C2を引き離すことにより、両コネクタC1,C2の嵌合状態を解除することが可能となる。
この電気接続装置において、上記第1コネクタC1のハウジング10は、図2に示すように、端子収容室10aを有するハウジング本体11と、上述したロックアーム12とからなり、このロックアーム12がハウジング本体11に対して着脱可能に構成されている。以下、この点について詳しく説明する。なお、以下のハウジング10の説明では、図1及び図2中に示すように、コネクタ嵌合方向と平行な方向を前後方向、これと直交する方向を幅方向、前後方向および幅方向に直交する方向を上下方向(不図示)とする。
前記ロックアーム12は、同図に示すように、矩形かつ板状の被保持部20と、この被保持部20の前端から立ち上がって後側に延びる、断面矩形の弾性変形部22とを有し、これら被保持部20と弾性変形部22とが前記樹脂材料により一体に形成されている。
前記被保持部20は、弾性変形部22よりも幅方向の寸法が大きく設定されており、これにより被保持部20の両端部が弾性変形部22よりも外側に突出している。
前記弾性変形部22のうち被保持部20からの立ち上がり部分22aの前側には、同図に示すように、被保持部20から立ち上がる垂直面26aとその上端から前側に延びる水平面26bとからなる段状部26が形成されている。また、前記弾性変形部22の上面であってその後端近傍の位置には前記係合部24が形成されている。上記の通り、この係合部24は、弾性変形部22の上面から上向きに突出する突出部からなる。
一方、前記ハウジング本体11は、前記樹脂材料に形成されており、前記複数の端子収容室10aが幅方向に一列に並んだ上下方向に扁平な直方体形状を有している。このハウジング本体11は、その上面であって幅方向中央部に、上記ロックアーム12を着脱可能に保持する保持部30を備えている。この保持部30は、溝部34、拘束部36及び係止部32により構成される。
詳しく説明すると、ハウジング本体11の上面のうち、その幅方向中央部には前後方向に延びる溝部34が形成されている。この溝部34は、前記ロックアーム12の被保持部20と同等又はこれよりも僅かに広い幅寸法を有する。この溝部34のうち前側の一定の領域は、幅方向両側からそれぞれ内向きに迫り出す板状の拘束部36によって覆われている。各拘束部36のうち幅方向に向かい合う端部は、前後方向に互いに平行に延びている。これら拘束部36の間隔は、前記ロックアーム12の弾性変形部22の幅とほぼ同等、つまり弾性変形部22を幅方向両側から拘束しつつ介在させることが可能となるように設定されている。また、溝部34の内底部と各拘束部36との隙間寸法は、前記ロックアーム12の被保持部20の厚み寸法とほぼ同等、つまり被保持部20を上下両側から拘束しつつ介在させることが可能となるように設定されている。
また、ハウジング本体11の上面であってその前端の幅方向中央には、ロックアーム12を係止するための係止部32が形成されている。この係止部32は、ハウジング本体11の上面から立ち上がって幅方向に延びる前壁部32aと、その長手方向両端から後側に互いに平行に延び、それぞれ内向きに突出する係止爪33を先端に備えた係止片32bとを有する。各係止片32bの間隔は、前記ロックアーム12の弾性変形部22の幅と同等に設定されている。また、各係止片32bは、前端部のみで前壁部32aに繋がっており、従って、各係止片32bは、幅方向に弾性的に撓み変位可能となっている。
前記ロックアーム12は、図2中に実線矢印に示すように、当該ロックアーム12をハウジング本体11の上面に沿ってその後側から前側に向かって移動させることによりハウジング本体11に組み付けられている。
詳しくは、ロックアーム12の被保持部20を拘束部36よりも後側の位置で前記溝部34に嵌め込み、この溝部34に沿ってロックアーム12をハウジング本体11の前側に移動させる。このようにロックアーム12を移動させると、弾性変形部22の前記立ち上がり部分22aが両拘束部36の間に介在するとともに、被保持部20の両端部がそれぞれ拘束部36の下側に潜り込む(図3参照)。このように弾性変形部22の立ち上がり部分が両拘束部36の間に介在することでロックアーム12が幅方向に拘束され、また、被保持部20の両端部が拘束部36の下側に潜り込むことで、ロックアーム12が上下方向に拘束される。そしてさらにロックアーム12を移動させると、弾性変形部22の立ち上がり部分22aが係止部32の両係止片32bの間に介在し、この介在に伴い両係止部32が外側に撓み変形する。つまり、弾性変形部22(立ち上がり部分22a)の側面に係止爪33が当接することで各係止片32bが互い幅方向外側に撓み変形する。そして、当該立ち上がり部分22aが係止部32の前壁部32aに当接する位置、詳しくは、前記段状部26が前壁部32aの後面から上面に亘って当接する位置までロックアーム12を押し込むと、図3に示すように、前記係止爪33が弾性変形部22(立ち上がり部分22a)の後側に達し、これにより各係止片32bが弾性復帰し、各係止片32bの係止爪33が当該立ち上がり部分に対してその後側から係合する。このように各係止片32bが弾性変形部22(立ち上がり部分22a)に係合することで、ハウジング本体11に対するコネクタ嵌合方向と逆方向へのロックアーム12の変位が阻止され、その結果、ロックアーム12が当該ハウジング本体11に固定される。
なお、ここでは、ハウジング本体11に対するロックアーム12の組み付けについて説明したが、上記と逆の手順に従えば、ハウジング本体11からロックアーム12を取り外すことができる。すなわち、図1に示す状態から前記係止片32bを外側に適度に撓ませ、これにより当該係止部32と弾性変形部22(立ち上がり部分22a)の係合状態を解除した上で、ハウジング本体11に対してロックアーム12を後側に移動させれば、当該ロックアーム12をハウジング本体11から取り外すことができる。
以上のように、この電気接続装置では、第1コネクタC1のハウジング10が、端子収容室10aを有するハウジング本体11と、当該ハウジング本体11に対して着脱可能なロックアーム12とから構成されている。そのため、経年劣化などによりロックアーム12が破損した場合には、当該ロックアーム12を新たなものに交換すれば、ハウジング10全体を交換することなく、すなわち、端子の挿脱作業を伴うことなく第1コネクタC1をそのまま継続的に使用することができる。従って、従来のように端子を挿脱しながらハウジング全体を交換する場合に比べると、ロックアームが破損した場合の対処時間を大幅に削減することができる。特に、コネクタC1、C2の極数(端子数)が多い場合の上記対処時間を比較すれば、その効果は顕著なものとなる。
しかも、端子の挿脱作業が不要であるため、当該挿脱作業に起因して端子の接触不良等の二次的不具合が発生することが未然に防止される。従って、ロックアーム12の破損後のコネクタC1、C2同士の嵌合状態をそれ以前と変わらず良好に持つことができる。
また、上記の第1コネクタC1によれば、ハウジング10(ハウジング本体11)からのロックアーム12の取り外しの際には、上記の通り、指先等で係止片32bを外側に適度に撓ませ、ハウジング本体11に対してロックアーム12を後側に移動させるだけで簡単に当該ロックアーム12を取り外すことができる。逆に、ロックアーム12を、その弾性変形部22(立ち上がり部分22a)が係止部32に当接する位置まで溝部34に沿って移動させれば、それだけでロックアーム12を簡単にハウジング本体11に組付けることができる。従って、当該ロックアーム12を非常に簡単かつ速やかに交換することができるという利点もある。
なお、第1コネクタC1のハウジング10は、上記の通りハウジング本体11の係止部32(係止片32b)がロックアーム12のうち弾性変形部22(立ち上がり部分22a)に係合することにより、当該ロックアーム12がハウジング本体11に係止されており、従って、当実施形態では、弾性変形部22が本発明の被係止部としての機能を兼ねた構成となっている。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る電気接続装置について説明する。なお、第2実施形態の電気接続装置の基本的な構成は、上述した第1実施形態の電気接続装置と共通するため、以下の説明では、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付して説明を省略し、主に第1実施形態との相違点について詳述することにする。
図4及び図5は、第2実施形態に係る第1コネクタC1のハウジング10を示しており、図4は、斜視図で、図5は、分解斜視図で、それぞれ前記ハウジング10を示している。
第2実施形態に係る第1コネクタC1のハウジング10は、ハウジング本体11とこれに着脱可能に組付けられるロックアーム12とを備える点で第1実施形態のハウジング10と構成が共通しているが、ハウジング本体11に対するロックアーム12の組付け構造が以下の通り第1実施形態のハウジング10と相違している。
まず、ハウジング本体11は、その外周面のうちコネクタ嵌合方向前側の一定の領域全体がロックアーム12の前記保持部30とされており、従って、第1実施形態のような溝部34や拘束部36等は設けられていない。この点で、ハウジング本体11は第1実施形態のものと構成が相違する。
図5に示すように、ハウジング本体11のうち保持部30は、当該保持部30よりも後側の部分よりも幅方向及び上下方向の寸法が小さく、従って、ハウジング本体11のうち保持部30とこれより後側の部分との境界には段差部39が形成されている。また、ハウジング本体11は、第1実施形態のような係止部32は備えておらず、代わりに、ハウジング本体11のうち保持部30の側面となる位置に、当該側面から外向き突出する突出部からなる係止部38を備えている。
一方、ロックアーム12は、被保持部20及び弾性変形部22を備えている点で第1実施形態のものと共通するが、同図に示すように、被保持部20が前後方向に貫通する断面矩形の筒型の形成を成している点で、第1実施形態のものと構成が相違している。この被保持部20は、ハウジング本体11の前記保持部30に外嵌可能な断面形状を有している。そして、被保持部20の幅方向両端には、その側壁の一部として、ハウジング本体11の前記係止部38が係合可能な開口部からなる被係止部21aを具備しかつ幅方向に弾性的に撓み変位可能な被係止片21(本発明の被係止部に相当する)が備えられている。
この第1コネクタC1のハウジング10の組立は、ロックアーム12の被保持部20にハウジング本体11の保持部30を嵌入し、当該被保持部20を保持部30に外嵌させることにより行う。この場合、ロックアーム12の被保持部20にハウジング本体11の保持部30を嵌入すると、ロックアーム12の係止片21がハウジング本体11の係止部38に乗り上げて外側に弾性的に撓み変形し、被保持部20と保持部30とが完全に嵌合すると、すなわち被保持部20の端部にハウジング本体11の前記段差部39が当接する位置まで被保持部20に対して保持部30が嵌入されると、被係止部21aが係止部38に係合して係止片21が弾性復帰し、これによりロックアーム12がハウジング本体11に固定される。このようにロックアーム12がハウジング本体11に固定された状態において、ロックアーム12の被保持部20は、同図に示すように、ハウジング本体11の外周面と面一(保持部30より後側の部分の外周面と面一)になるように形成されている。
なお、このハウジング10において、ロックアーム12を交換する場合には、図4に示す状態において、指先又はマイナスドライバ等で係止片21を外側に適度に撓ませ、前後方向にロックアーム12とハウジング本体11とを互いに引き離せば、容易にロックアーム12を取り外すことができる。従って、その後は上述した手順でロックアーム12をハウジング本体11に固定することで、ロックアーム12を交換することができる。
以上のように、第2実施形態の電気接続装置も、第1コネクタC1のハウジング10がハウジング本体11とこれに対して着脱可能なロックアーム12とから構成されているので、ロックアーム12が破損した場合でも、当該ロックアーム12を交換するだけで、第1コネクタC1をそのまま継続的に使用することができる。従って、第1実施形態のものと同様の作用効果を享受することができる。
特に、第2実施形態のハウジング10では、ハウジング本体11(保持部30)の外周面に被保持部20が外嵌する構成であるため、ロックアーム12がハウジング本体11に対してより安定的に固定され、ハウジング本体11と被保持部20との一体性が高められたハウジング構造になるという利点がある。また、この第2実施形態のハウジング10によれば、係止部32や拘束部36等がない分、第1実施形態のハウジング10に比べて、ハウジング本体11やロックアーム12が比較的単純な形状になる。そのため、第1実施形態のものに比べると、成形型の製作が比較的容易であり、従って、製造コストを抑える上で有利になる、という利点もある。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る電気接続装置について説明する。この第3実施形態の電気接続装置は、上述した第2実施形態の変形例であり、従って、以下の説明では、第2実施形態と共通する部分については同一符号を付して説明を省略し、主に第2実施形態との相違点について詳述することにする。
図6及び図7は、第3実施形態に係る第1コネクタC1のハウジング10を示しており、図6は、ロックアーム12を斜視図で、図7は、ハウジング10を分解斜視図でそれぞれ示している。また、図8は、第3実施形態に係る第1コネクタC1を断面図で示している。
第3実施形態では、第1コネクタC1のハウジング10に、端子収容室10a内に保持される端子50と接触可能な端子部42(本発明の接触部に相当する)が設けられている。詳しくは、前記ロックアーム12の被保持部20は、コネクタC1、C2の嵌合状態において、少なくともハウジング10に収容される前記雌型の端子と相手側の端子(前記雄型の端子)との接触部分を覆うように形成されている。また、この被保持部20の内側に、上下方向に延びて被保持部20の内天面と内底面とを繋ぐ柱部40と、この柱部40の途中部分から後側に向かって延びるタブ状の端子部42とを備えている。一方、ハウジング本体11には、ロックアーム12が固定されたときに前記柱部40を逃がすための切欠部44が前記保持部30の上下壁面に形成されている。これにより、前記ハウジング10には、図8に示すように、特定の端子収容室10a内にその前側から後側に延びる前記端子部42が設けられている。当実施形態では、端子部42は、ハウジング10の端子収容室10aのうち幅方向一端に位置する端子収容室10aに設けられている。
また、上記ロックアーム12は、被保持部20及び弾性変形部22が樹脂材料により一体に形成されている点で第2実施形態のものと共通するが、第3実施形態では、弾性変形部22については絶縁性を有する樹脂材料を用いて、被保持部20については導電性を有する樹脂材料を用いて、例えば二色成型等によりこれら被保持部20と弾性変形部22とが一体的に形成されている。なお、導電性を有する樹脂材料としては、銅、ニッケル、銀などの金属粉や、鉄、アルミなどの金属箔を樹脂材料に含有したものが適用可能である。
このような第3実施形態の第1コネクタC1は、図8に示すように、アース接続された電線52に装着される端子50(上記雌型の端子)を端子収容室10aに収容することにより、この端子50を前記端子部42に接触させた状態で用いる。この構成によれば、導電性を有する樹脂材料から形成されかつ接地(アース接続)された前記被保持部20により雄雌端子の接続部分が外側から覆われることとなる。つまり、ロックアーム12のうち被保持部20が電磁シールドとして機能する。従って、この第3実施形態の電気接続装置によれば、第2実施形態の電気接続装置の作用効果に加えて、端子接続部分について、外部からの静電的及び磁気的影響を遮断することができるという作用効果を奏する。
なお、この第3実施形態では、ロックアーム12のうち被保持部20のみを導電性を有する樹脂材料により形成しているが、ロックアーム12全体を、導電性を有する樹脂材料により形成してもよい。また、例えば高周波のシールド効果のみが求められる場合には、前記被保持部20を、導電性を有する樹脂材料により形成するだけで、端子部42や柱部40を省略した構成としてもよい。
ところで、以上説明した第1〜第3の実施形態に係る電気接続装置は、本発明に係る電気接続装置の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1コネクタC1のハウジング10において、ハウジング本体11に対するロックアーム12の固定構造は、上記実施形態の構造に限定されるものではなく、ハウジング本体11に対してロックアーム12を着脱可能に固定できる種々の構造が適用できる。
また、各コネクタC1、C2のハウジング10、14自体の具体的な形状も、上記実施形態のものに限定されるものではなく、種々の形状が適用可能である。例えば、当実施形態では、ロックアームは雄型のコネクタハウジングに設けられているが、雌型のコネクタハウジング側に設けられていてもよい。また、当実施形態では、第2コネクタC2は、電線の末端に設けられるコネクタであるが、プリント基板等に実装(固定)されるコネクタであってもよい。
10、14 コネクタハウジング
10a、14a 端子収容室
11 ハウジング本体
12 ロックアーム
20 被保持部
22 弾性変形部
24 係合部
C1 第1コネクタ
C2 第2コネクタ

Claims (4)

  1. コネクタであって、
    端子が収容されるコネクタハウジングを有し、
    このコネクタハウジングは、前記端子が収容される端子収容室を備えるハウジング本体と、このコネクタハウジングが嵌合される相手側コネクタのコネクタハウジングに係脱可能に係合することで、当該コネクタと前記相手側コネクタとを嵌合状態にロックするロックアームとを含み、このロックアームが前記ハウジング本体に対して着脱可能に固定されており、
    前記ロックアームは、前記ハウジング本体に保持される被保持部と、前記被保持部に対して弾性的に変位可能でかつ相手側コネクタの前記コネクタハウジングに係合可能な形状を有する弾性変形部と、前記ハウジング本体により係止される被係止部とを含み、
    前記ハウジング本体は、前記ロックアームの被保持部を保持する保持部と、前記ロックアームの前記被係止部に係合することで前記ロックアームを当該ハウジング本体に固定する係止部とを含み、
    前記ハウジング本体の前記保持部は、当該保持部に対してロックアームの前記被保持部を所定の組付方向に移動させることで当該被保持部を保持することが可能で、かつ、当該被保持部を保持した状態で、前記組付方向と逆方向への当該被保持部の変位のみが可能となるように形成されており、
    前記ハウジング本体の係止部および前記ロックアームの被係止部は、当該被保持部が前記保持部に保持されることにより互いに係脱可能に係合し、この係合により前記ハウジング本体に対する前記逆方向への当該被保持部の変位が阻止されるように形成され、
    前記ハウジング本体は、その外周面が前記保持部とされ、
    前記ロックアームは、前記被保持部がコネクタ嵌合方向に貫通する筒型をなし、この被保持部がコネクタ嵌合方向と平行な方向を前記組付方向として当該組付方向に沿って前記ハウジング本体の外周面に外嵌されることにより前記ハウジング本体に組付けられ、
    前記被保持部は、ロックアームがハウジング本体に固定された状態で、少なくとも前記端子収容室内に挿入される前記端子と相手側端子との接触部分を覆うように形成され、
    前記ロックアームは、少なくとも当該被保持部が導電性を有する材料により形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項に記載のコネクタにおいて、
    前記被保持部は、前記端子収容室に収容される前記端子と接触可能な接触部を備えていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタにおいて、
    当該コネクタの前記コネクタハウジングは前記相手側コネクタのコネクタハウジングが備える嵌合用凹部に嵌合可能な雄型ハウジングであり、
    前記ハウジング本体は、その外周面におけるコネクタ嵌合方向一端側の領域が前記保持部とされ、前記ロックアームの被保持部が外嵌された状態で、当該被保持部の外周面と当該ハウジング本体の外周面のうち前記保持部以外の部分とが面一になるように形成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 電気接続装置であって、
    請求項1乃至の何れか一項に記載のコネクタからなる第1コネクタと、
    この第1コネクタのコネクタハウジングと嵌合可能で、かつその嵌合状態において前記ロックアームと係合することが可能な形状のコネクタハウジングを有する第2コネクタと、を備えることを特徴とする電気接続装置。
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