JPH067587Y2 - ロツク部の保護ブリツジ - Google Patents

ロツク部の保護ブリツジ

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JPH067587Y2
JPH067587Y2 JP1986191878U JP19187886U JPH067587Y2 JP H067587 Y2 JPH067587 Y2 JP H067587Y2 JP 1986191878 U JP1986191878 U JP 1986191878U JP 19187886 U JP19187886 U JP 19187886U JP H067587 Y2 JPH067587 Y2 JP H067587Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
male housing
housing
locking arm
bridge
protective bridge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986191878U
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English (en)
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JPS6396785U (ja
Inventor
和哉 荒居
喜久男 小川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はハウジングに設けられたロック部を保護する保
護ブリッジに関し、詳しくは、ロック保護ブリッジの高
さを低くすることのできる保護ブリッジに関するもので
ある。
〔従来の技術と問題点〕
従来の保護ブリッジは、例えば第7図に示すようにロッ
ク部が設けられるハウジングに一体的に設けられてい
た。
即ち、同図において、光コネクタの雄ハウジング1はフ
ァイバーケーブル2のフェルール3を収容し、収容され
たフェルール3は雄ハウジング1に嵌合するスプリング
キャップ4によってカバーされる。
スプリングキャップ4は、スプリングキャップ4に設け
られた孔4aに雄ハウジング1の爪1aが嵌入して雄ハ
ウジング1に係止される。
符号5はフェルール3を先端方向に付勢するスプリング
であり、符号6はファイバーケーブル保護用のブーツで
ある。
又、雄ハウジング1と嵌合する雌コネクタ7にはフロン
トシート8、モジュール9、バックシート10及びモジ
ュールキャップ11が組付けられる。
雄ハウジング7に雄ハウジング1が嵌入して組付けら
れ、雄ハウジング1に設けられたロッキングアーム12
上の突起13が雌ハウジング7に設けられた孔7aに嵌
入して雄ハウジング1と雌ハウジング7とはロックされ
る。
ロッキングアーム12は曲屈部12aを介して雄ハウジ
ング1に一体的に結合された弾性を有する片持梁状体で
(第8図参照)、ロッキングアーム12の弾性力で突起
13が孔7aに嵌入して雄ハウジング1と雌ハウジング
7とをロックし、突起13を雄ハウジング側に押圧すれ
ば、ロッキングアーム12が撓み突起13が孔7aより
離脱してロックを解除する。
このように構成されたロック部にもし不測の外力が作用
し突起13が雄ハウジング側に押圧されると、ロッキン
グアーム12が撓んで突起13と孔7aとのロックが解
除される危険性がある。
そこで、ロック部に不測外力が加わらないように、ロッ
キングアーム12の自由端近傍をカバーする保護ブリッ
ジ14が雄ハウジング1に設けられる。
しかしながら、光ファイバー或は電線は狭い空間を利用
して配線されることがあるためコネクタも出来るだけ小
型化する必要があり、従って、保護ブリッジ14も背を
低くしなければならない。
すなわち、第8図において、ロッキングアーム12の上
面から保護ブリッジ14の下面迄の間隔寸法Zを最小限
にすることが望まれる。
しかし、雄ハウジング1が金型成形される場合には、こ
の間隔寸法Zは金型が入る関係で最小寸法が制約され
る。
又、ロッキングアーム12は屈曲部12aにより雄ハウ
ジング1に連結されているが、屈曲部12aの内側と外
側とでは表面積が異なるため成形時の冷却速度が相異
し、これがため、凝固時期が異なり、遅く冷却する内側
に引張られて矢印t方向に歪みを生ずる。
従って、金型の形状は矢印t方向の歪を考慮して角度α
度だけ外方に傾けた状態に形造られるため、ロッキング
アーム12の自由端高さx寸法が大となり、これに伴っ
て、保護ブリッジ14の下端面高さy寸法も大きくしな
ければならないことになり、保護ブリッジ14を低くす
ることができない問題があった。
本考案は、かかる問題点を解決することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、雄ハウジングの外面に屈曲延設される片持梁
形状のロッキングアームに突起を設け、上記雄ハウジン
グの一側に嵌着される雌ハウジングに、上記突起が係合
する孔を設けて両ハウジング相互のロック部を構成し、 上記雄ハウジングの他側に組付けられる相手部品に、上
記ロッキングアームの自由端近傍を包囲する形状の保護
ブリッジを設けた。
〔作用〕
保護ブリッジをハウジングに組付けられる相手部品に設
けるため、ハウジングの金型上の制約及びロッキングア
ーム構造のロック部の金型成形歪の制約を受けることな
く保護ブリッジの高さを低くすることができる。
又、保護ブリッジを有する相手部品はハウジングに嵌合
係止され、ハウジングに一体的に組立られるため、従来
のハウジングに設けられていた保護ブリッジと機能的に
何ら相異しない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図〜第3図において、雄ハウジング15はスプリン
グキャップ挿入側の側面に突起16を突設し、スプリン
グキャップ17の側面には雄ハウジング15と嵌合した
ときに突起16が嵌入する係合孔18が設けられる。
雄ハウジング15には屈曲部12aを介してロッキング
アーム12が一体的に設けられることは従来例と同様で
ある。
雄ハウジング15が、第1図に示すように、スプリング
キャップ17と嵌合し、係合孔18に嵌入する突起16
によってスプリングキャップ17に係止されたとき、ス
プリングキャップ17に設けられた保護ブリッジ14が
ロッキングアーム12の自由端近傍を包囲するように構
成される。
従って、保護ブリッジ14の下面迄の高さyは、雄ハウ
ジング15に設けられるロッキングアーム12の金型製
作上の拘束を受けないため、ロッキングアーム12の上
面迄の高さxに対して僅かに大きな値とすることができ
る。
すなわち、ロッキングアーム12と保護ブリッジ14と
の間の望ましい間隔寸法をAとすると、保護ブリッジ1
4の下面迄の高yは(x+A)なる寸法とすることがで
きる。
この間隙寸法Aは従来金型製作上の制約を受けて小さく
ならなかった間隙寸法Zに較べて大幅に縮小化すること
ができる。
以上の実施例は光ファイバーのコネクタに関して説明し
たが、ワイヤコネクタにおいても同様に保護ブリッジを
設けることができる。
第4図は多数の端子収容室を有する雄型ハウジング19
の上面に突起13を有するロッキングアーム12を設
け、雄型ハウジング19に嵌合するキャップ20に設け
た保護ブリッジ14でロッキングアーム12の自由端近
くをカバーするものを示す。
かかる場合においても保護ブリッジ14の高さを低くす
ることができることについては上記の第一実施例と同様
であり、雄ハウジング19とキャップ20との嵌合は係
合孔18に嵌入する突起16によって係止されることも
第一実施例と同様である。
キャップ20は、第5図に示すように、端子収容室の蓋
21aを有し、内部に端子の2重係止用のスペーサー2
1bを有するキャップ21であってもよい(第6図参
照)。
〔効果〕
ハウジングに設けたロッキングアーム等のロック部を保
護するための保護ブリッジは、ハウジングに嵌合係止さ
れる相手部品に設けることにより、ハウジングの金型の
寸法上の制約や金型成形後の収縮歪等の問題に左右され
ずに高さ寸法を設定することができる。
従って、従来のようにロック部を設けた部品に保護ブリ
ッジを設ける場合に較べて保護ブリッジの高さを低くす
ることができるため、ハウジングの小型化が可能とな
る。
又、ロッキングアームに接近して設けられる保護ブリッ
ジによってロッキングアームの上変形量は抑制され小さ
くなるため、万一ロッキングアームの下方に電線が入り
電線によってロッキングアームがはね上げられるような
外力が働いてもロッキングアームには破損を生ずるよう
な大きな変形は生じることはないため、ロッキングアー
ム破損防止の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1図はスプ
リングキャップに嵌合した雄ハウジングの正面図、第2
図は雄ハウジングの縦断面図、第3図はスプリングキャ
ップの縦断面図、第4図は他の実施例における雄ハウジ
ング及びキャップの斜視図、第5図は更に異なる実施例
における雄ハウジング及びキャップの斜視図、第6図は
同上のキャップの縦断面図、第7図は従来例における光
ファイバーケーブルコネクタの斜視図、第8図は同上の
雄ハウジングの縦断面図である。 1,15,19…雄ハウジング、4,17…スプリング
キャップ、7…雌コネクタ、12…ロッキングアーム、
12a…屈曲部、13…突起、14…保護ブリッジ、1
6…突起、18…係合孔、20,21…キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄ハウジングの外面に屈曲延設される片持
    梁形状のロッキングアームに突起を設け、上記雄ハウジ
    ングの一側に嵌着される雌ハウジングに、上記突起が係
    合する孔を設けて両ハウジング相互のロック部を構成
    し、 上記雄ハウジングの他側に組付けられる相手部品に、上
    記ロッキングアームの自由端近傍を包囲する形状の保護
    ブリッジを設けたことを特徴とするロック部の保護ブリ
    ッジ。
JP1986191878U 1986-12-13 1986-12-13 ロツク部の保護ブリツジ Expired - Lifetime JPH067587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986191878U JPH067587Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13 ロツク部の保護ブリツジ

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JP1986191878U JPH067587Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13 ロツク部の保護ブリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS6396785U JPS6396785U (ja) 1988-06-22
JPH067587Y2 true JPH067587Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31146431

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JPH082937Y2 (ja) * 1990-02-26 1996-01-29 日本電信電話株式会社 モジュラーコネクタ用プラグのロックガード
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JP2023032633A (ja) * 2021-08-27 2023-03-09 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
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