JP4781885B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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本発明は、電線が接続された端子が保持される端子収容室内への浸水を防止する防水栓を備えた防水コネクタに関するものである。
従来、自動車用ワイヤハーネス等に適用されるコネクタとしては、防水性能を有したいわゆる防水コネクタが各種開発されている。
例えば特許文献1には、図6、7に示すような防水コネクタ50が開示されている。この防水コネクタ50は、電線1が接続される端子2と、絶縁ハウジング51と、防水栓52と、カバー53とを備えている。
前記絶縁ハウジング51には、電線1が接続された端子2が挿入される複数の端子収容室51aが設けられており、防水栓52とカバー53には、前記電線1が接続される端子2が挿通可能な第一端子挿通孔52cおよび第二端子挿通孔53cがそれぞれ前記端子収容室51aに対応するように複数設けられている。
この絶縁ハウジング51の後方には、前記端子収容室51aの端子挿入口51cが開口する後面51dの外周から後方に延びる略筒状の収容壁51eが設けられており、前記防水栓52がこの収容壁51eの内側に収容されるよう構成されている。また、この収容壁51eの外周面には、幅方向外側に突出する係止突起51gが設けられている。
前記カバー53には、略板状であって防水栓52を押圧する押圧部53aと、その外周から前方に延びる外周壁53bとが設けられている。さらに、この外周壁53bの外周面には幅方向外側に突出する被係止部53gが設けられており、この被係止部53gと前記絶縁ハウジング51の係止部51gとが係合することにより、カバー53が、その押圧部53aおよび外周壁53bによって防水栓52を絶縁ハウジング51の後面51dに押圧しつつ、絶縁ハウジング51に係止されるように構成されている。
ここで、防水栓52は、カバー53と絶縁ハウジング51との間で圧縮されることにより弾性変形し、これによって、防水栓52の第一端子挿通孔52cの内周面が電線1の外周面に密着するとともに、防水栓52の前端面が端子挿入口51cおよび絶縁ハウジング51の後面51dに密着するので、電線1を伝って端子収容室51a内に水が浸入することが抑止されるとともに、カバー53と収容壁51eとの隙間から入った水が絶縁ハウジング51の後面51dを伝って端子収容室51a内に入り込むのが抑止される。
特開2001−283973号公報
前記のような防水コネクタにおいて、自動車等に用いられるものでは省スペース化の要望から防水コネクタ自身の小型化が求められている。
ところが、前記防水コネクタでは、カバー53を絶縁ハウジング51に係止するためのカバー53の被係止部53gが幅方向外側に突出しているために、防水コネクタの幅方向の寸法が大きくなってしまう。
また、この防水コネクタでは、図6および図7に示すように防水栓52に形成されたフランジ部52fが絶縁ハウジング51の後面51dの外周部に接触することによりシールがなされているが、このフランジ部52fが直接前記後面51dに押付けられているわけではないので、その接触信頼性、すなわちシール性の向上も大きな課題である。
本発明は、このような事情に鑑み、防水効果を確保しつつ小型化が可能な防水コネクタの提供を目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、電線が接続される端子と、この端子が後方から挿入される端子収容室を有するとともに、この端子収容室内に挿入された端子を保持する端子保持部をもつ絶縁ハウジングと、弾性部材からなり、前記端子収容室の端子挿入口が開口する前記絶縁ハウジングの後面と接触するように当該絶縁ハウジングに取付けられ、前記端子に接続される電線が挿通可能な第一電線挿通孔を有する防水栓と、前記防水栓と別体で形成された弾性部材からなり、前記端子収容室を囲む形状を有し、後方に開放された状態で前記絶縁ハウジングに取付けられるシール部材と、前記防水栓および前記シール部材を前記絶縁ハウジングの後方から覆うカバーとを備え、前記カバーが、前記第一電線挿通孔に対応する位置に前記端子に接続される電線が挿通可能な第二電線挿通孔を有するとともに、前記防水栓を前記絶縁ハウジングの後方から押圧して当該防水栓を弾性変形させることにより、当該防水栓を前記電線の外周面に密着させる押圧部と、この押圧部の外周から前方に延びて前記防水栓を囲む形状をもつ外周壁と、この外周壁の外側面に設けられた被係止部とを有し、前記絶縁ハウジングが、前記端子挿入口が開口する後面を囲む形状を有しかつ後方に開口し、前記シール部材を収容するシール部材収容溝と、このシール部材収容溝を外側から囲む形状を有して前記後面よりも後方に延び、その内側に前記防水栓および前記カバーを収容する収容壁と、この収容壁の内側に設けられて、前記カバーの被係止部と係合することにより、前記カバーの押圧部が前記防水栓を後方から押圧するとともに当該カバーの外周壁の前端面が前記シール部材に密着する位置に前記カバーを係止する係止部とを有し、前記シール部材収容溝は、その底面が前記端子挿入口が開口する前記絶縁ハウジングの後面よりも前方に位置する形状を有し、前記シール部材は、その全体が前記シール部材収容溝内に収容されて、当該シール部材収容溝内に収容された状態で、その前端面が前記シール部材収容溝の底面と当接するとともに、その外側面が前記シール部材収容溝の内側面と当接する形状を有し、前記カバーの外周壁は、前記カバーが前記係止部に係止された状態で、その前端面が前記絶縁ハウジングの後面よりも前方に位置する形状を有し、前記カバーの被係止部の少なくとも一部および前記絶縁ハウジングの係止部の少なくとも一部は前記防水栓の後端面よりも前側に位置していることを特徴とする防水コネクタを提供する。
このような構成によれば、前述のような従来の防水コネクタのように、カバーから幅方向外側に被係止部が突出するものと異なり、カバーの外周壁の外側面に設けられた被係止部と、絶縁ハウジングの収容壁の内側に設けられた係止部とを係合するようにし、収容壁の内側に防水栓およびカバーを収容しているので、防水コネクタの幅方向の寸法を短くすることができる。
また、絶縁ハウジングの端子挿入口が開口する後面を囲むように形成されたシール部材収容溝に前記シール部材を設け、このシール部材にカバー外周壁の前端面が直接密着するように構成されているので、絶縁ハウジングの収容壁とカバー外周壁との隙間に水が入り込んだとしても、この水が端子収容室内にまで浸入するのを前記シール部材と前記カバーの外周壁との密着によって抑止することができ、防水効果を確保することができる。
また、この構成によれば、前記シール収容溝の底面およびシール部材の前面が前記端子挿入口が開口する絶縁ハウジング後面よりも前方に位置しているので、その分だけ前記シール部材に密着すべき前記外周壁を前方に延ばすことができ、これにより、絶縁ハウジングの全長を変えずに前記カバーの外周壁の寸法をかせぐことができる。その結果、前記カバーの外周壁に設けられた被係止部の少なくとも一部と前記絶縁ハウジング収容部に設けられた係止部の少なくとも一部を、防水栓の後端面よりも前側に位置するよう構成することができ、その分、前記カバーの押圧部の前後方向の寸法を短くすることができる。すなわち、前記被係止部および係止部の前後方向の寸法を確保しつつ、防水コネクタを幅方向のみならず前後方向にも小型化することができる。
以上のように、本発明によれば防水効果を確保したまま小型化可能な防水コネクタを提供することができる。
本発明に係る防水コネクタの実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1、図2および図3に本実施形態の分解斜視図、正面図および図2A−A線の断面図を示す。
図1に示すように、本防水コネクタ10は、電線1が接続される金属製端子2と、樹脂等からなる絶縁ハウジング11およびカバー13と、弾性部材からなる防水栓12およびシール部材14とから形成されている。
図3に示すように、前記絶縁ハウジング11の内部には、電線1が接続された端子2を収容するための複数の端子収容室11aが設けられている。この端子収容室11aに挿入された端子2は、その下方に設けられた被係止部2aと前記端子収容室11a内に設けられた端子保持部11bとが係合することにより絶縁ハウジング11に保持されるようになっている。このようにして電線1と接続された防水コネクタ10は、図示しない相手側コネクタと嵌合し、これによって各コネクタに連なる電線が電気的に接続されるようになる。
絶縁ハウジング11には、端子収容室11aの端子挿入口11cが開口する後面11dを囲むように形成されて、後方に開口するシール部材収容溝11fが設けられている。具体的には、このシール部材収容溝11fは、その底面が前記絶縁ハウジング11の後面11dよりも前方に位置するように、また、後述するカバー13の外周壁13bの前端面と対向するように設けられている。
また、このシール部材収容溝11fの外側には、前記端子挿入口11cが開口する後面11dよりも後方に延びて、前記端子収容室11aに挿入される電線1およびシール部材収容溝11fを外側から囲むようにして形成された筒状の収容壁11eが設けられており、この収容壁11eの内側の横方向側面および下方側面には、係止孔(係止部)11gがそれぞれ設けられている。
防水栓12は、前記収容壁11eの内側に収容可能なように形成された合成ゴム等の弾性部材であり、この防水栓12には、端子2に接続された電線1が挿通可能な複数の第一端子挿通孔12cが、前記絶縁ハウジング11の端子収容室11aに対応して複数設けられている。ここで、この第一端子挿通孔12cの大きさは、この第一端子挿通孔12cに電線1が挿通され、かつ、防水栓12が後方から押圧、固定された状態において、防水栓12が弾性変形し第一端子挿通孔12cが縮径することにより、その内周面と電線1の外周面とが密着して第一端子挿通孔12cが密閉されるように設定されている。
シール部材14は、前記端子収容室11aを囲むようにリング状に形成された合成ゴム等の弾性部材からなるものである。
カバー13は、防水栓12を前記絶縁ハウジング11の後方から押圧する略板状の押圧部13aと、この押圧部13aの外周から前方に延びて、防水栓12を囲む形状をもつ外周壁13bとを有し、防水栓12およびシール部材14を絶縁ハウジング11の後方から覆うように形成されている。押圧部13aには、電線1および端子2を挿通するための第二端子挿通孔13cが前記防水栓12の第一端子挿通孔12cと対応するように複数設けられている。また、カバー13の外周壁13bの外側面には、前記絶縁ハウジング11の係止孔11gと対応する位置に係止突起(被係止部)13gがそれぞれ設けられており、この係止突起13gの前端部分が押圧部13aの前端面よりも前方に位置するように設けられている。
次に、以上の構成要素の組み付け方法について説明する。まず、絶縁ハウジング11の後面に設けられたシール部材収容溝11f内にシール部材14を収容する。次に、電線1が接続された端子2を、カバー13の押圧部13aに設けられた第二端子挿通孔13cおよび防水栓12に設けられた第一端子挿通孔12cに挿通した後、絶縁ハウジング11の後面11dに設けられた端子挿入口11cから挿入し、端子収容室11a内に収容する。このとき、端子2に設けられた被係止部2aと端子収容室11aに設けられた端子保持部11bとが係合することにより、端子2は絶縁ハウジング11に保持される。
次に、防水栓12を、絶縁ハウジング11の後面11dと接触するように、絶縁ハウジング11の収容壁11eに収容する。そして、カバー13の外周壁13bを防水栓12の外側面と収容壁11eの内側面との間に挿入していき、外周壁13bの内側に防水栓12を収容しつつ、カバー13を絶縁ハウジング11の収容壁11e内に収容する。最後に、カバー13の押圧部13aにより防水栓12を押圧するとともに、カバー13の外周壁13bの前端面とシール部材14とを密着させつつ、外周壁13bの外側面に設けられた係止突起13gと絶縁ハウジング11の収容壁11eの内側に設けられた係止孔11gとを係合させる。
以上のようにして組み付けられた防水コネクタ10では、防水栓12は、カバー13の押圧部13aによって絶縁ハウジング11の後面11dに押圧され、この押圧部13aと後面11dと間で弾性変形する。その結果、防水栓12の第一端子挿通孔12cが縮径してその内周面と電線1の外周面とが密着するとともに、絶縁ハウジング11の後面11dと防水栓12の前端面とが密着するので、第一端子挿通孔12cから電線1を伝って絶縁ハウジング11の端子収容室11aに水が浸入するのを抑止することができる。
また、シール部材14にカバー13の外周壁13bの前端面が直接密着するので、絶縁ハウジング11の収容壁11eとカバー13の外周壁13bとの隙間に入り込んだ水が、端子収容室11a内に浸入するのを確実に抑止することができる。
一方、図3に示すように、カバー13の外周壁13bの外側面に設けられた係止突起13gの一部と係止孔11gの一部とは、前記防水栓12の後端面よりも前方に位置し、端子挿入方向において防水栓12とオーバーラップするように設けられている。従って、この係止突起13gおよび係止孔11gを前方に設けた分、従来の防水コネクタと比べてカバー13の押圧部13aの前後方向の寸法を短くすることができる。ここで、カバー13の外周壁13bの前方には、シール部材収容溝11fが形成されているので、外周壁13bは、図3に示すように、その前端面が絶縁ハウジング11の後面11dとほぼ同等の位置となるまで前方に突出させることができ、外周壁13bの前後方向の寸法は十分に確保される。従って、カバー13の外周壁13bに設けられた係止突起13gおよび前記係止孔11gを前方に設けても、この係止部分の前後方向の寸法を短くする必要はなく、十分な係止力を得ることができる。
ここで、シール部材収容溝11fを設けない場合であっても、前記係止突起13gおよび前記係止孔11gの前後方向の寸法を変えずに、単純にこの係止部分を前方に位置させて、カバー13の押圧部13aの前後方向の寸法を短くすることはできるが、このような構成では次のような問題が生じる場合がある。
すなわち、図5に示すように、前記のような場合では、外周壁13bの寸法を変更することができないので、係止突起13gおよび係止孔11gから外周壁13bの前端面までの距離が非常に短くなる。そのため、カバー13によってシール部材14または防水栓12を押圧した際に、これらシール部材14または防水栓12が係止孔11gにはみ出してしまう。その結果、第一端子挿通孔12cが十分に縮径せずに、この第一端子挿通孔12cから水が浸入するという問題や、前記はみ出したシール部材14または防水栓12が係止孔11gの角や係止突起13g等により傷つけられて、この係止孔11gや外周壁13bから水が浸入してしまうという問題が生じる。本実施例はこのような問題を回避して防水効果を確保できるようにしたもので、前述のように、シール部材収容溝11fを外周壁13bに対向する部分に設けることで、外周壁13bの寸法を確保するとともに、係止部分から外周壁13bの前端面までの距離を確保し、シール部材14や防水栓12が係止孔11gにはみ出さないようにしている。
以上のように、本実施例によれば、カバー13の外周壁13bの外側面に設けられた係止突起13gと、絶縁ハウジング11の収容壁11eの内側に設けられた係止孔11gとを係合することで、収容壁11eの内側に防水栓12およびカバー13を収容することができ、防水コネクタ10の幅方向の寸法を短くすることが可能となる。
また、シール部材14を端子収容室11aを囲むように設けるとともに、シール部材14にカバー外周壁の前端面が直接密着するように構成しているので、絶縁ハウジング11の収容壁11eとカバー13の外周壁13bとの隙間に水が入り込んだとしても、この水が端子収容室11a内にまで浸入するのを確実に抑止することができる。
また、絶縁ハウジング11の係止孔11gの少なくとも一部とカバー13の係止突起13gの少なくとも一部が防水栓12の後端面よりも前側に位置するように構成すれば、この係止部分の寸法を確保しつつ、カバー13の押圧部13aの厚さを薄くすることが可能になる。
特に、カバー13の外周壁13bと対向する部分に、その底面が前記絶縁ハウジング11の後面11dよりも前方に位置するようにシール部材収容溝11fを設けることで、カバー13の外周壁13bを前方に延ばして、前記係止突起13gおよび係止孔11gから外周壁13bの前端面までの寸法を確保し、防水効果を確保することができる。
このように、本発明によれば防水効果を確保しつつ小型化可能な防水コネクタが実現できる。
また、前記実施形態では、絶縁ハウジング11の係止孔11gを収容壁11eの内側の横方向側面および下方側面に設けた場合について示したが、収容壁11eの内側であれば適宜設定可能である。
また、端子2の雌雄は問わない。
本発明に係る防水コネクタの実施形態の分解斜視図である。 前記防水コネクタの実施形態の正面図である。 図2のA−A線断面図である。 前記防水コネクタの実施形態の変形例の断面図である。 前記防水コネクタの比較例の断面図である。 従来の防水コネクタの分解斜視図である。 従来の防水コネクタの断面図である。
符号の説明
1 電線
2 端子
10 防水コネクタ
11 絶縁ハウジング
11a 端子収容室
11c 端子挿入口
11d 後面
11e 収容壁
11f シール部材収容溝
11g 係止孔(係止部)
12 防水栓
12c 第一端子挿通孔
13 カバー
13a 押圧部
13b 外周壁
13c 第二端子挿通孔
13g 係止突起(被係止部)
14 シール部材
20 弾性部材

Claims (1)

  1. 電線が接続される端子と、
    この端子が後方から挿入される端子収容室を有するとともに、この端子収容室内に挿入された端子を保持する端子保持部をもつ絶縁ハウジングと、
    弾性部材からなり、前記端子収容室の端子挿入口が開口する前記絶縁ハウジングの後面と接触するように当該絶縁ハウジングに取付けられ、前記端子に接続される電線が挿通可能な第一電線挿通孔を有する防水栓と、
    前記防水栓と別体で形成された弾性部材からなり、前記端子収容室を囲む形状を有し、後方に開放された状態で前記絶縁ハウジングに取付けられるシール部材と、
    前記防水栓および前記シール部材を前記絶縁ハウジングの後方から覆うカバーとを備え、
    前記カバーが、前記第一電線挿通孔に対応する位置に前記端子に接続される電線が挿通可能な第二電線挿通孔を有するとともに、前記防水栓を前記絶縁ハウジングの後方から押圧して当該防水栓を弾性変形させることにより、当該防水栓を前記電線の外周面に密着させる押圧部と、この押圧部の外周から前方に延びて前記防水栓を囲む形状をもつ外周壁と、この外周壁の外側面に設けられた被係止部とを有し、
    前記絶縁ハウジングが、前記端子挿入口が開口する後面を囲む形状を有しかつ後方に開口し、前記シール部材を収容するシール部材収容溝と、このシール部材収容溝を外側から囲む形状を有して前記後面よりも後方に延び、その内側に前記防水栓および前記カバーを収容する収容壁と、この収容壁の内側に設けられて、前記カバーの被係止部と係合することにより、前記カバーの押圧部が前記防水栓を後方から押圧するとともに当該カバーの外周壁の前端面が前記シール部材に密着する位置に、前記カバーを係止する係止部とを有し、
    前記シール部材収容溝は、その底面が前記端子挿入口が開口する前記絶縁ハウジングの後面よりも前方に位置する形状を有し、
    前記シール部材は、その全体が前記シール部材収容溝内に収容されて、当該シール部材収容溝内に収容された状態で、その前端面が前記シール部材収容溝の底面と当接するとともに、その外側面が前記シール部材収容溝の内側面と当接する形状を有し、
    前記カバーの外周壁は、前記カバーが前記係止部に係止された状態で、その前端面が前記絶縁ハウジングの後面よりも前方に位置する形状を有し、
    前記カバーの被係止部の少なくとも一部および前記絶縁ハウジングの係止部の少なくとも一部は前記防水栓の後端面よりも前側に位置していることを特徴とする防水コネクタ。
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