JPH056312B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056312B2 JPH056312B2 JP58108362A JP10836283A JPH056312B2 JP H056312 B2 JPH056312 B2 JP H056312B2 JP 58108362 A JP58108362 A JP 58108362A JP 10836283 A JP10836283 A JP 10836283A JP H056312 B2 JPH056312 B2 JP H056312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- comb
- electrical connector
- connector
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4367—Insertion of locking piece from the rear
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、端子の胴部をランスにより係止する
と共に、その端子の尾端部は櫛状カバーで押えて
係止する二重ロツク式の電気コネクタに関するも
のである。
と共に、その端子の尾端部は櫛状カバーで押えて
係止する二重ロツク式の電気コネクタに関するも
のである。
この出願人が先に提案しているこの種の電気コ
ネクタとしては、特願昭57−112768号がある。例
えば第１図乃至第３図に示す如きものがある。即
ちこの電気コネクタは、そのハウジング２０内
に、複数の端子収容室２１が形成され、しかも各
端子収容室２１内には、ランス２２が形成されて
いる。またこのハウジング２０の端子挿入側の端
縁には、カバー係止孔２３及びカバー係止突起２
４が形成されている。２５はハウジング２０の端
子挿入側に嵌合される端子脱落防止カバーで、こ
の端子脱落防止カバー２５はハウジング２０の背
面より支出される軟質バンド２６を介して一体的
に連結されており、しかも、この端子脱落防止カ
バー２５の両側面に形成されている双方の可撓壁
２７には前記のカバー係止突起２４と係合される
係合孔２８が形成されている。更にこの端子脱落
防止カバー２５には、前記ハウジング２０内の挿
入された端子２９に接続されているリード線３０
の引き出しを妨げない電線通溝３１が、前記端子
収容室２１に対応して形成され、これら電線通溝
相互間には棒状壁３２が形成されている。更にそ
れら棒状壁３２には、ハウジング２０の端子収容
室２１内に挿入された端子２９の尾端部２９′に
当接される当接突起３３が形成され、また前記の
カバー係止孔２３と対応する棒状壁３２の先端に
は、そのカバー係止孔２３内に係合される係止突
起３４が形成されているものである。
ネクタとしては、特願昭57−112768号がある。例
えば第１図乃至第３図に示す如きものがある。即
ちこの電気コネクタは、そのハウジング２０内
に、複数の端子収容室２１が形成され、しかも各
端子収容室２１内には、ランス２２が形成されて
いる。またこのハウジング２０の端子挿入側の端
縁には、カバー係止孔２３及びカバー係止突起２
４が形成されている。２５はハウジング２０の端
子挿入側に嵌合される端子脱落防止カバーで、こ
の端子脱落防止カバー２５はハウジング２０の背
面より支出される軟質バンド２６を介して一体的
に連結されており、しかも、この端子脱落防止カ
バー２５の両側面に形成されている双方の可撓壁
２７には前記のカバー係止突起２４と係合される
係合孔２８が形成されている。更にこの端子脱落
防止カバー２５には、前記ハウジング２０内の挿
入された端子２９に接続されているリード線３０
の引き出しを妨げない電線通溝３１が、前記端子
収容室２１に対応して形成され、これら電線通溝
相互間には棒状壁３２が形成されている。更にそ
れら棒状壁３２には、ハウジング２０の端子収容
室２１内に挿入された端子２９の尾端部２９′に
当接される当接突起３３が形成され、また前記の
カバー係止孔２３と対応する棒状壁３２の先端に
は、そのカバー係止孔２３内に係合される係止突
起３４が形成されているものである。
しかしながら、このような従来の電気コネクタ
にあつては、端子脱落防止カバー２５と、ハウジ
ング２０とが軟質バンド２６によつて一体的に連
結されているものであるため、その端子脱落防止
カバー２５をハウジング２０に装着するに際し
て、そのカバー２５の正面に突設されている係止
突起３４を、ハウジング２０の正面に形成されて
いるカバー係止孔２３内へ横方向から挿入する方
向が規制され、また上記カバー２５とハウジング
２０を連結している軟質バンド２６の柔軟性に欠
けるために、カバー２５のハウジング２０に対す
る挿入作業の作業能率が低下するという欠点があ
つた。またこの電気コネクタにおいては、カバー
２５とハウジング２０とが軟質バンド２５により
一体成形されるものであるために、この電気コネ
クタを成形するための金型が大きくなり、その取
扱いに不便を起す等の問題点があつた。
にあつては、端子脱落防止カバー２５と、ハウジ
ング２０とが軟質バンド２６によつて一体的に連
結されているものであるため、その端子脱落防止
カバー２５をハウジング２０に装着するに際し
て、そのカバー２５の正面に突設されている係止
突起３４を、ハウジング２０の正面に形成されて
いるカバー係止孔２３内へ横方向から挿入する方
向が規制され、また上記カバー２５とハウジング
２０を連結している軟質バンド２６の柔軟性に欠
けるために、カバー２５のハウジング２０に対す
る挿入作業の作業能率が低下するという欠点があ
つた。またこの電気コネクタにおいては、カバー
２５とハウジング２０とが軟質バンド２５により
一体成形されるものであるために、この電気コネ
クタを成形するための金型が大きくなり、その取
扱いに不便を起す等の問題点があつた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、ハウジングと、このハウジング
に嵌着される端子脱落防止カバーとが分離される
構造となしたこのハウジングと端子脱落防止カバ
ーとの製作作業性を高め、さらには、ハウジング
と端子脱落防止カバーとの嵌着作業を容易ならし
めることができる電気コネクタを提供することを
目的とするものである。
なされたもので、ハウジングと、このハウジング
に嵌着される端子脱落防止カバーとが分離される
構造となしたこのハウジングと端子脱落防止カバ
ーとの製作作業性を高め、さらには、ハウジング
と端子脱落防止カバーとの嵌着作業を容易ならし
めることができる電気コネクタを提供することを
目的とするものである。
以下に本発明を第４図乃至第１１図に示す実施
例に基いて説明する。
例に基いて説明する。
１は複数の端子収容室２を有するハウジングで
あつて、それらの端子収容室２の内部には、夫々
の電気接続子３が収容され、さらにこの接続子３
は、収容室２の内部に設けられたランス４に係止
されて、該収容室２から離脱されないようになつ
ている。１′はハウジング１の一側面において突
設されている突出壁であつて、この突出壁１′に
は、係止段部５が穿設されている。また突出壁
１′以外のハウジング１の側壁には係止突起６が
夫々形成されている。７は上記の電池ケース１の
開口部に嵌着される櫛状カバーであつて、この櫛
状カバー７には、前記接続子３に連結される電線
８が通過する複数の電線通過溝９が形成されてお
り、さらにこれらの電線通過溝９を形成している
各棒状壁１１には収容室２内方向へ突出される突
起１０が形成されている。また棒状壁１１の先端
には、前記係止段部５内に係合される係止突起１
２が形成されており、さらにこの櫛状カバー７の
側壁１３には、前記の係止突起６が嵌合される係
合孔１４が形成されている。
あつて、それらの端子収容室２の内部には、夫々
の電気接続子３が収容され、さらにこの接続子３
は、収容室２の内部に設けられたランス４に係止
されて、該収容室２から離脱されないようになつ
ている。１′はハウジング１の一側面において突
設されている突出壁であつて、この突出壁１′に
は、係止段部５が穿設されている。また突出壁
１′以外のハウジング１の側壁には係止突起６が
夫々形成されている。７は上記の電池ケース１の
開口部に嵌着される櫛状カバーであつて、この櫛
状カバー７には、前記接続子３に連結される電線
８が通過する複数の電線通過溝９が形成されてお
り、さらにこれらの電線通過溝９を形成している
各棒状壁１１には収容室２内方向へ突出される突
起１０が形成されている。また棒状壁１１の先端
には、前記係止段部５内に係合される係止突起１
２が形成されており、さらにこの櫛状カバー７の
側壁１３には、前記の係止突起６が嵌合される係
合孔１４が形成されている。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用
について述べると、上記のように別部材に形成さ
れているハウジング１と櫛状カバー７との組合せ
で電気コネクタを構成するには先ずハウジング１
に設けられている夫々の端子収容室２内に、電線
８を接続した電気接続子３を挿入し、さらに、こ
れらの電気接続子３をランス４に係止させる。次
いで、そのハウジング１の開口部即ち電気接続子
３挿入側開口部に櫛状カバー７を嵌着させる。こ
の櫛状カバー７の嵌合に際しては、該櫛状カバー
７に突設した係止突起１２をハウジング１に設け
た係止段部５に４カ所で係止させ、次に櫛状カバ
ー７に設けた係合孔１４をハウジング１に設けた
係止突起６に３カ所で係合させることにより、ハ
ウジング１に櫛状カバー７が一体的に結合され
る。このように櫛状カバー７をハウジング１に結
合することによつて電線８が第４図の矢視Ａ方向
に引張られたときに、ハウジング１の各端子収容
室２内に挿入されている電気接続子３の尾端部１
５が、櫛状カバー７に形成されている突起１０に
当接するために電気接続子３がランス４と確実に
係合し各電気接続子３は端子収容室２から取り出
されることなくその内部に保持されることにな
る。また、第４図矢視Ｂに示すように、従来不可
能な櫛状カバー７の挿入方法が可能となり作業性
が向上する。
について述べると、上記のように別部材に形成さ
れているハウジング１と櫛状カバー７との組合せ
で電気コネクタを構成するには先ずハウジング１
に設けられている夫々の端子収容室２内に、電線
８を接続した電気接続子３を挿入し、さらに、こ
れらの電気接続子３をランス４に係止させる。次
いで、そのハウジング１の開口部即ち電気接続子
３挿入側開口部に櫛状カバー７を嵌着させる。こ
の櫛状カバー７の嵌合に際しては、該櫛状カバー
７に突設した係止突起１２をハウジング１に設け
た係止段部５に４カ所で係止させ、次に櫛状カバ
ー７に設けた係合孔１４をハウジング１に設けた
係止突起６に３カ所で係合させることにより、ハ
ウジング１に櫛状カバー７が一体的に結合され
る。このように櫛状カバー７をハウジング１に結
合することによつて電線８が第４図の矢視Ａ方向
に引張られたときに、ハウジング１の各端子収容
室２内に挿入されている電気接続子３の尾端部１
５が、櫛状カバー７に形成されている突起１０に
当接するために電気接続子３がランス４と確実に
係合し各電気接続子３は端子収容室２から取り出
されることなくその内部に保持されることにな
る。また、第４図矢視Ｂに示すように、従来不可
能な櫛状カバー７の挿入方法が可能となり作業性
が向上する。
この発明は、前記のようであつて、電気接続子
３が収容される端子収容室２を有するコネクタハ
ウジング１と、このコネクタハウジング１の電気
接続子挿入端の開口部に装着されかつ先端が自由
端をなす棒状壁１１を複数個有し、この棒状壁１
１の相互間に、前記電気接続子３と連結する電線
８を通過させる溝９が設けられた前記コネクタハ
ウジング１と別体に形成された櫛状カバー７とか
らなり、前記コネクタハウジング１の前記開口部
に、その一側壁を突出させて突出壁１′を形成し、
該突出壁１′の内側に、前記棒状壁１１の先端に
突設した係止突起１２が係止する係止段部５を設
け、さらに前記コネクタハウジング１の前記一側
壁に連なる他の両側壁及び前記櫛状カバー７の両
側壁に互いに係合する係合部６，１４をそれぞれ
設け、前記係止突起１２を前記係止段部５に係止
させると共に前記係合部６，１４を係合させるこ
とにより前記櫛状カバー７を前記コネクタハウジ
ング１に装着し、前記電気接続子３を前記棒状壁
１１によつて係止して前記端子収容室２から抜け
出さないようにしたので櫛状カバー７をコネクタ
ハウジング１に係止するための係止段部が、ハウ
ジング１の側壁外側に突出しないため、コネクタ
ハウジング１を小型化することができる。また、
前記櫛状カバー７は、係合部６，１４の係合及び
係止突起１２と係止段部５との係止という少なく
とも３個所の係合手段によつて、前記コネクタハ
ウジング１に装着される。このためこれらの係合
手段の１個所の係合が解除されたとしても、残り
の２個所以上の係合手段によつて前記コネクタハ
ウジング１への装着が確保され、ひいては電気接
続子の端子収容室２からの抜け出しを確実に防止
できる。
３が収容される端子収容室２を有するコネクタハ
ウジング１と、このコネクタハウジング１の電気
接続子挿入端の開口部に装着されかつ先端が自由
端をなす棒状壁１１を複数個有し、この棒状壁１
１の相互間に、前記電気接続子３と連結する電線
８を通過させる溝９が設けられた前記コネクタハ
ウジング１と別体に形成された櫛状カバー７とか
らなり、前記コネクタハウジング１の前記開口部
に、その一側壁を突出させて突出壁１′を形成し、
該突出壁１′の内側に、前記棒状壁１１の先端に
突設した係止突起１２が係止する係止段部５を設
け、さらに前記コネクタハウジング１の前記一側
壁に連なる他の両側壁及び前記櫛状カバー７の両
側壁に互いに係合する係合部６，１４をそれぞれ
設け、前記係止突起１２を前記係止段部５に係止
させると共に前記係合部６，１４を係合させるこ
とにより前記櫛状カバー７を前記コネクタハウジ
ング１に装着し、前記電気接続子３を前記棒状壁
１１によつて係止して前記端子収容室２から抜け
出さないようにしたので櫛状カバー７をコネクタ
ハウジング１に係止するための係止段部が、ハウ
ジング１の側壁外側に突出しないため、コネクタ
ハウジング１を小型化することができる。また、
前記櫛状カバー７は、係合部６，１４の係合及び
係止突起１２と係止段部５との係止という少なく
とも３個所の係合手段によつて、前記コネクタハ
ウジング１に装着される。このためこれらの係合
手段の１個所の係合が解除されたとしても、残り
の２個所以上の係合手段によつて前記コネクタハ
ウジング１への装着が確保され、ひいては電気接
続子の端子収容室２からの抜け出しを確実に防止
できる。
またコネクタハウジング１と櫛状カバー７とを
別体としたため、そのコネクタハウジング１への
櫛状カバー７の着脱作業の作業能率が著しく向上
する他、上記コネクタハウジング１と櫛状カバー
７とを成形する金型において、この両者を一体の
ものとして成形する必要がないので金型をコンパ
クト化することもできると共にハウジング１の平
面図が左右対称形のコネクタにおいては、雄型の
コネクタハウジングの櫛状カバーと雌型のコネク
タハウジングの櫛状カバーの同形の金型で作成で
き、作業効率が著しく向上する効果がある。
別体としたため、そのコネクタハウジング１への
櫛状カバー７の着脱作業の作業能率が著しく向上
する他、上記コネクタハウジング１と櫛状カバー
７とを成形する金型において、この両者を一体の
ものとして成形する必要がないので金型をコンパ
クト化することもできると共にハウジング１の平
面図が左右対称形のコネクタにおいては、雄型の
コネクタハウジングの櫛状カバーと雌型のコネク
タハウジングの櫛状カバーの同形の金型で作成で
き、作業効率が著しく向上する効果がある。
また、櫛状カバーは、先端が自由端をなす棒状
壁１１を複数個有し、この棒状壁１１の相互間に
前記電気接続子に連結する電線を通過させる溝９
が設けられるので、コネクタハウジングに設けら
れる端子収容室の列数が、二列の場合は勿論、端
子収容室の列数が、三列、四列、五列、…という
多列の場合に於いても、端子収容室の列数に対応
して棒状壁１１の数を単に増やすだけで端子収容
室の列数の如何に無関係にコネクタハウジングに
櫛状カバーを装着できる。このため、端子収容室
の列数が三列以上の多列のコネクタハウジングに
於いても端子収容室からの電気接続子の抜け防止
機能を極めて簡単に達成することができる。
壁１１を複数個有し、この棒状壁１１の相互間に
前記電気接続子に連結する電線を通過させる溝９
が設けられるので、コネクタハウジングに設けら
れる端子収容室の列数が、二列の場合は勿論、端
子収容室の列数が、三列、四列、五列、…という
多列の場合に於いても、端子収容室の列数に対応
して棒状壁１１の数を単に増やすだけで端子収容
室の列数の如何に無関係にコネクタハウジングに
櫛状カバーを装着できる。このため、端子収容室
の列数が三列以上の多列のコネクタハウジングに
於いても端子収容室からの電気接続子の抜け防止
機能を極めて簡単に達成することができる。
さらに、櫛状カバーは、単純な板状をしている
ので、コネクタハウジングの端子挿入端に、突出
壁を介して簡単に装着される。このため、電気接
続子の電線接続部にゴム製の防水栓を取付けてコ
ネクタハウジングの内部への水分の流入を阻止す
る所謂防水型電気コネクタに対してもそのハウジ
ングの端子挿入端に、何等の変更・改良を施すこ
となく、すなわち、非防水型電気コネクタと同じ
構造のまま櫛状カバーを装着できる。その結果、
所謂防水型電気コネクタに対しそのハウジングの
端子挿入端に櫛状カバーを装着した場合には、そ
のハウジングの内部への水分の流入阻止と、端子
収容室からの電気接続子の抜け防止とを、同時に
かつ簡単に達成できる。
ので、コネクタハウジングの端子挿入端に、突出
壁を介して簡単に装着される。このため、電気接
続子の電線接続部にゴム製の防水栓を取付けてコ
ネクタハウジングの内部への水分の流入を阻止す
る所謂防水型電気コネクタに対してもそのハウジ
ングの端子挿入端に、何等の変更・改良を施すこ
となく、すなわち、非防水型電気コネクタと同じ
構造のまま櫛状カバーを装着できる。その結果、
所謂防水型電気コネクタに対しそのハウジングの
端子挿入端に櫛状カバーを装着した場合には、そ
のハウジングの内部への水分の流入阻止と、端子
収容室からの電気接続子の抜け防止とを、同時に
かつ簡単に達成できる。
また、櫛状カバーは、コネクタハウジングの端
子挿入端に、突出壁を介して装着される。すなわ
ち、この装着は、突出壁の係止段部に櫛状カバー
の係止突起を係止させた上で、櫛状カバーをコネ
クタハウジングの端子挿入端に向けて押圧しこの
両者の係合部を係合させることにより行う。この
ため、この櫛状カバーの装着によつて、電気接続
子は端子収容室の内部に押し込まれる。その結
果、電気接続子がコネクタハウジング内のランス
に係止していない所謂不完全挿入の電気接続子
は、櫛状カバーによつて、端子収容室内に押し込
まれてコネクタハウジング内のランスに係止する
こととなり、電気接続子の所謂不完全挿入を確実
に防止できる他、電気接続子は、コネクタハウジ
ング内のランスによる係止と、電気接続子の端末
に於ける櫛状カバーによる係止と、二重に係止さ
れて端子収容室からの電気接続子の抜け防止をほ
ぼ完全に達成できると謂う優れた効果がある。
子挿入端に、突出壁を介して装着される。すなわ
ち、この装着は、突出壁の係止段部に櫛状カバー
の係止突起を係止させた上で、櫛状カバーをコネ
クタハウジングの端子挿入端に向けて押圧しこの
両者の係合部を係合させることにより行う。この
ため、この櫛状カバーの装着によつて、電気接続
子は端子収容室の内部に押し込まれる。その結
果、電気接続子がコネクタハウジング内のランス
に係止していない所謂不完全挿入の電気接続子
は、櫛状カバーによつて、端子収容室内に押し込
まれてコネクタハウジング内のランスに係止する
こととなり、電気接続子の所謂不完全挿入を確実
に防止できる他、電気接続子は、コネクタハウジ
ング内のランスによる係止と、電気接続子の端末
に於ける櫛状カバーによる係止と、二重に係止さ
れて端子収容室からの電気接続子の抜け防止をほ
ぼ完全に達成できると謂う優れた効果がある。
第１図は従来構造の電気コネクタを示した断面
図、第２図は同上の一部切欠正面図、第３図は平
面図、第４図乃至第１１図は本発明の実施例を示
し、第４図はコネクタハウジングのみの断面図、
第５図はその正面図、第６図はその平面図、第７
図はその底面図、第８図はカバーのみの下面図、
第９図はその上面図、第１０図は第８図における
−線断面図、第１１図は第８図におけるXI−
XI線断面図である。 １……ハウジング、１′……突出壁、２……端
子収容室、３……電気接続子、４……ランス、５
……係止段部、６……係止突起、７……櫛状カバ
ー、８……電線、９……電線通過溝、１０……突
起、１１……棒状壁、１２……係止突起、１３…
…側壁、１４……係合孔。
図、第２図は同上の一部切欠正面図、第３図は平
面図、第４図乃至第１１図は本発明の実施例を示
し、第４図はコネクタハウジングのみの断面図、
第５図はその正面図、第６図はその平面図、第７
図はその底面図、第８図はカバーのみの下面図、
第９図はその上面図、第１０図は第８図における
−線断面図、第１１図は第８図におけるXI−
XI線断面図である。 １……ハウジング、１′……突出壁、２……端
子収容室、３……電気接続子、４……ランス、５
……係止段部、６……係止突起、７……櫛状カバ
ー、８……電線、９……電線通過溝、１０……突
起、１１……棒状壁、１２……係止突起、１３…
…側壁、１４……係合孔。
Claims (1)
- １ 電気接続子３が収容される端子収容室２を有
するコネクタハウジング１と、このコネクタハウ
ジング１の電気接続子挿入端の開口部に装着され
かつ先端が自由端をなす棒状壁１１を複数個有
し、この棒状壁１１の相互間に、前記電気接続子
３と連結する電線８を通過させる溝９が設けられ
た前記コネクタハウジング１と別体に形成された
櫛状カバー７とからなり、前記コネクタハウジン
グ１の前記開口部に、その一側壁を前記電気接続
子３の挿入方向に突出させて突出壁１′を形成し、
該突出壁１′の内側に、前記棒状壁１１の先端に
突設した係止突起１２が係止する係止段部５を設
け、さらに前記コネクタハウジング１の前記の一
側壁に連なる他の両側壁及び前記櫛状カバー７の
両側壁に互いに係合する係合部６，１４をそれぞ
れ設け、前記係止突起１２を前記コネクタハウジ
ング１内側より前記係止段部５に係止させると共
に前記係合部６，１４を係合させることにより前
記櫛状カバー７を前記コネクタハウジング１に装
着し、前記電気接続子３を前記棒状壁１１によつ
て係止して前記端子収容室２から抜け出さないよ
うにしたことを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58108362A JPS6076A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 電気コネクタ |
| US06/619,455 US4752251A (en) | 1983-06-16 | 1984-06-11 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Family
ID=14482814
Family Applications (1)
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Country Status (2)
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Also Published As
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