JP2020021811A - 機器収容箱 - Google Patents

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孝広 上嶋
Takahiro Ueshima
孝広 上嶋
奈央人 谷
Naoto Tani
奈央人 谷
岩崎 健司
Kenji Iwasaki
健司 岩崎
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Kyoraku Co Ltd
Denso Corp
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Kyoraku Co Ltd
Denso Corp
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Abstract

【課題】内側連通部からの水の侵入を抑制することができる機器収容箱を低コストで提供する。【解決手段】機器が収容される収容空間1sを形成する機器収容箱10であって、鉛直方向下方側に配置される底部1fは、板状の底部外壁1gと、底部外壁1gの上方に配置された板状の底部内壁1hとを有し、底部外壁1gと底部内壁1hとの間には、中空空間1iが形成され、底部内壁1hには、収容空間1sと中空空間1iとを連通させる内側連通部1jが形成され、底部外壁1gには、中空空間1iと外部とを連通させる外側連通部1kが形成され、鉛直方向から見たときに、内側連通部1jの水平方向の位置と外側連通部1kの水平方向の位置が、異なっている。【選択図】図2

Description

本発明は、機器収容箱に関する。
電気機器等の機器を収容する機器収容箱には、内部に侵入した水を外部に排出するための内側連通部が形成されているのが一般的である。ところが、この機器収容箱に、雨水を含む風が吹き付けられた場合には、内側連通部から機器収容箱の内部に水が侵入するおそれがある。
そこで、特許文献1に示されるように、内側連通部が内側連通部栓で塞がれた機器収容箱が提案されている。この内側連通部栓は、内側連通部を外部から塞ぐ円板部と、円板部を内側連通部に係合させる複数の係合片とから構成されている、そして、排水用溝が、円板部には複数の係合片の間から円板部の外縁に向けて形成されている。機器収容箱内に水が侵入した場合には、この水が排水用溝から機器収容箱の外部に排出されるようになっている。
特開2011−238676号公報
しかしながら、特許文献1に示される機器収容箱は、内側連通部栓のような別部材を機器収容箱の箱本体とは別に設ける必要が有るので、機器収容箱の製造コストが上がってしまう。
本発明は、内側連通部からの水の侵入を抑制することができる機器収容箱を低コストで提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の機器収容箱は、機器が収容される収容空間(1s)を形成する機器収容箱であって、
鉛直方向下方側に配置される底部(1f)は、板状の底部外壁(1g)と、底部外壁の上方に配置された板状の底部内壁(1h)とを有し、底部外壁と底部内壁との間には、中空空間(1i)が形成され、底部内壁には、収容空間と中空空間とを連通させる内側連通部(1j)が形成され、底部外壁には、中空空間と外部とを連通させる外側連通部(1k)が形成され、鉛直方向から見たときに、内側連通部の水平方向の位置と外側連通部の水平方向の位置が、異なっている。
これによれば、鉛直方向から見たときに、内側連通部の水平方向の位置と外側連通部の水平方向の位置が、異なっているので、外側連通部と内側連通部の位置が離れている。このため、外側連通部から中空空間内に水が侵入したとしても、中空空間内に侵入した水が内側連通部から機器収容箱の内部に侵入し難い。よって、機器収容箱の内部への水の侵入を抑制することができる。
また、外部からの水の侵入を抑制するための別部材を設けること無く、機器収容箱の内部への水の侵入を抑制することができるので、機器収容箱の製造コストを低減させることができ、機器収容箱を低コストで提供することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態の機器収容箱の分解斜視図である。 図1のII−II断面図である。 第2実施形態の機器収容箱の断面図である。
以下に図1及び図2を用いて、第1実施形態の機器収容箱10について説明する。機器収容箱10は、電気機器等の機器を収容する箱である。本実施形態では、機器収容箱10は、内部に電気制御装置が収容される。機器収容箱10は、本体部1と、蓋部2とから構成されている。
図1に示すように、本体部1は、直方体形状である。本体部1には、機器が収容される収容空間1sが形成されている。本体部1の鉛直方向の下方側には、底部1fが形成されている。本体部1の底部1f以外の一面には、四角形状に開口した窓穴1aが形成されている。窓穴1aの外周側には、枠部1bが形成されている。枠部1bには、複数の取付ネジ穴1cが形成されている。
図2に示すように、本体部1の各面は、板状の外壁1dと、この外壁1dの内側に離れて配置された板状の内壁1eとから構成された中空二重壁構造となっている。
本体部1の底部1fもまた、板状の底部外壁1gと、この底部外壁1gの内側(上方)に離れて配置された板状の底部内壁1hとから構成された中空二重壁構造となっている。底部外壁1gと底部内壁1hとの間には、中空空間1iが形成されている。底部内壁1hには、機器が載置される。底部外壁1g及び底部内壁1hは、水平に形成されている。
底部内壁1hには、収容空間1sと中空空間1iとを連通させる内側連通部1jが形成されている。底部外壁1gには、中空空間1iと外部とを連通させる外側連通部1kが形成されている。鉛直方向から見たときに、内側連通部1jの水平方向の位置と外側連通部1kの水平方向の位置は、異なっている。
蓋部2は、四角形状の板である。蓋部2には、複数の通し穴2aが形成されている。図示しない取付ネジが各通し穴2aに挿通して、各取付ネジ穴1cにねじ込まれて、蓋部2が窓穴1aを閉塞するように枠部1bに取り付けられている。
本体部1及び蓋部2は、合成樹脂で構成されている。本体部1の製造方法は以下のとおりである。まず、ブロー成形によって、本体部1の中間生成物を形成する。その際に、中間生成物の吹き込み口となる部位を、内側連通部1j及び外側連通部1kのいずれか一方とする。そして、中間生成物に対して、穴開け加工を施すことによって、内側連通部1j及び外側連通部1kのいずれか他方を形成する。
以上の説明から明らかなように、鉛直方向から見たときに、内側連通部1jの水平方向の位置と外側連通部1kの水平方向の位置が、異なっている。これによれば、外側連通部1kと内側連通部1jが離れているため、外側連通部1kから中空空間1i内に水が侵入したとしても、中空空間1i内に侵入した水が内側連通部1jから機器収容箱10の内部に侵入し難い。よって、機器収容箱10の内部への水の侵入を抑制することができる。
また、機器収容箱10の内部に水が侵入したとしても、この水を内側連通部1jから中空空間1iに流出させて、この水を外側連通部1kから機器収容箱10の外部に排出することができる。
また、外部からの水の侵入を抑制するための別部材を設けること無く、機器収容箱10の内部への水の侵入を抑制することができる。このため、機器収容箱10の製造コストを低減させることができ、機器収容箱10を低コストで提供することができる。
また、ブロー成形によって中間生成物を形成し、この中間生成物に穴開け加工を施すことによって本体部1を形成しているので、本体部1の製造コストを低減させることができ、ひいては、機器収容箱10の製造コストを低減させることができる。
(第2実施形態)
以下に、図3を用いて、第1実施形態の機器収容箱10と異なる点について、第2実施形態の機器収容箱20を説明する。
第2実施形態の機器収容箱20では、底部外壁1gは、下側に突出する形状であり、頂部を下方とする扁平な四角錐筒形状である。つまり、底部外壁1gは、底部外壁1gの幅方向の中央部に向けて低くなるように傾斜している。
そして、外側連通部1kは、底部外壁1gの高さが最も低くなる位置に形成されている。つまり、外側連通部1kは、底部外壁1gの突出した頂部に配置されている。
外側連通部1kは、下側に突出する形状である。外側連通部1kは、四角錐台筒形状、又は円錐台筒形状である。外側連通部1kは、上方(基端側)から下方(先端側)に位置するに従って、外面及び内面間の幅が小さくなるように、先端に向かって絞られている。つまり、外側連通部1kの通路断面積は、下方に向かって小さくなっている。また、外側連通部1kの外縁の断面積は、下方に向かって小さくなっている。
以上の説明から明らかなように、第2実施形態の機器収容箱20の外側連通部1kは、下側に突出する形状である。これによれば、機器収容箱20に水を含む風が吹き付けられた場合に、風に含まれる水が外側連通部1kの外周面に当接する。このため、水の外側連通部1kから中空空間1i内への侵入をより抑制することができる。
また、外側連通部1kの通路断面積は、下方に向かって小さくなっている。これによれば、外側連通部1kの開口部の通路断面積は、外側連通部1kの基端側の通路断面積よりも小さいので、機器収容箱20に水を含む風が吹き付けられた場合に、水の外側連通部1kから中空空間1i内への侵入をより一層抑制することができる。また、外側連通部1kの基端側の通路断面積は、外側連通部1kの開口部の通路断面積よりも大きいので、中空空間1i内にある水を、外側連通部1kを介して確実に外部に排出することができる。
また、外側連通部1kの外縁の断面積は、下方に向かって小さくなっている。これにより、外側連通部1kは、上方から下方に位置するに従って、外面の幅が小さくなるように、先端に向かって絞られている。このため、機器収容箱20に水を含む風が吹き付けられ、風に含まれる水が外側連通部1kの外周面に当接した場合に、この水が外側連通部1kの下方に導かれて、外側連通部1kの下端から流れ落ちる。この結果、水の外側連通部1kから中空空間1i内への侵入を、より一層抑制することができる。
また、底部外壁1gは、下側に突出する形状である。そして、外側連通部1kは、底部外壁1gの高さが最も低くなる位置に形成されている。これによれば、内側連通部1jから中空空間1i内に流出した水が、外側連通部1kに向けて流れる。このため、中空空間1i内に流出した水を、確実に外側連通部1kから機器収容箱20の外部に排出させることができ、中空空間1i内に水が滞留することを防止することができる。
(別の実施形態)
本体部1の底部1f以外の各面は、中空二重壁構造でなく、1つの壁面で構成されていてもよい。
第2実施形態の機器収容箱20において、外側連通部1kは、円筒形状又は角筒形状であってもよい。
1f 底部
1g 底部外壁
1h 底部内壁
1i 中空空間
1j 内側連通部
1k 外側連通部
1s 収容空間

Claims (5)

  1. 機器が収容される収容空間(1s)を形成する機器収容箱であって、
    鉛直方向下方側に配置される底部(1f)は、板状の底部外壁(1g)と、前記底部外壁の上方に配置された板状の底部内壁(1h)とを有し、
    前記底部外壁と前記底部内壁との間には、中空空間(1i)が形成され、
    前記底部内壁には、前記収容空間と前記中空空間とを連通させる内側連通部(1j)が形成され、
    前記底部外壁には、前記中空空間と外部とを連通させる外側連通部(1k)が形成され、
    鉛直方向から見たときに、前記内側連通部の水平方向の位置と前記外側連通部の水平方向の位置が、異なっている機器収容箱。
  2. 前記外側連通部は、下側に突出する形状である請求項1に記載の機器収容箱。
  3. 前記外側連通部の通路断面積は、下方に向かって小さくなっている請求項2に記載の機器収容箱。
  4. 前記外側連通部の外縁の断面積は、下方に向かって小さくなっている請求項2又は3に記載の機器収容箱。
  5. 前記底部外壁は、下側に突出する形状であり、
    前記外側連通部は、前記底部外壁の高さが最も低くなる位置に形成されている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の機器収容箱。
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