JP2005197148A - 鉛蓄電池用液口栓および鉛蓄電池 - Google Patents

鉛蓄電池用液口栓および鉛蓄電池 Download PDF

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Abstract

【課題】栓本体内に侵入する電解液飛沫を極力減らして高い溢液防止性能を発揮できるようにすると共に、ガスの抜けと液の還流をスムーズに行わせる。
【解決手段】栓本体21内に迷路状の排気経路を構成する中子に、防沫手段として、上中下の3段の傾斜板41、42、43と邪魔板44、45が設けられている。上側邪魔板44は通孔23に対向し、下側邪魔板45はスリット22に対向している。邪魔板44、45の幅方向両側縁には、各上端にガス抜き用の切欠44a、45a、各下端に液還流用の切欠44b、45bがそれぞれ別々に設けられ、上側邪魔板44のガス抜き用の切欠44aは通孔23より上側に位置し、液還流用の切欠44bは通孔23より下側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉛蓄電池用液口栓およびそれを用いた鉛蓄電池に関する。
例えば、自動車用の鉛蓄電池の液口栓には、充電時に発生する酸素ガスおよび水素ガスを電池外に放出するための排気経路、及び、その排気経路を介して車両の振動等により電解液やその飛沫が電池外部に溢液するのを防止するための防沫手段が備わっている。
通常の液口栓では、筒状の栓本体の頭部に排気孔を設け、栓本体内の排気孔の下側に位置させて、外部から電池内部への引火を防止する防爆フィルタを設け、栓本体内のフィルタの下側に防沫手段を設けている。防沫手段は、電解液の飛沫が防爆フィルタに到達して防爆フィルタを目詰まりさせるのを防止するため、また電解液が排気孔から外部へ漏出することを防止するために設けられている。通常、この防沫手段は、例えば、複数の傾斜板(防沫板)を交互に組み合わせて迷路状に排気経路を構成するものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図9は、この種の従来の防沫手段として使用される中子の構造を示している。この中子は、筒状の栓本体の内部に挿入されることにより迷路状の排気経路を形成するものであり、(a)は側面図、(b)及び(c)はそれぞれ(a)のIXb−IXb矢視断面図及びIXb−IXb矢視断面図である。
図9において、1は栓本体(二点鎖線で示す)、10は中子である。栓本体1には、周壁1Aの下端の1箇所にスリット2が設けられると共に、このスリット2が設けられた側と対向する側の周壁1Aに、スリット2より上側に位置させて通孔3が設けられている。
中子10には、防沫手段として、それぞれ上下に栓本体1内の空間を仕切る傾斜板11、12、13が上段、中段、下段の3段に設けられると共に、上段と中段の傾斜板11、12間及び中段と下段の傾斜板12、13間に、それぞれ上下方向に沿った上側邪魔板14及び下側邪魔板15が設けられている。
上段の傾斜板11は、栓本体1内の空間を挟んで対向する一方の栓本体内壁1Bから他方の栓本体内壁1Cに向けて下り傾斜しており、傾斜板11の下り傾斜端近傍には、上下の空間を連通する上下連通路16が形成されている。中段の傾斜板12は、他方の栓本体内壁1Cから一方の栓本体内壁1Bに向けて下り傾斜しており、傾斜板12の下り傾斜端には、上下の空間を連通する上下連通路17が形成されている。また、下段の傾斜板13は、一方の栓本体内壁1Bから他方の栓本体内壁1Cに向けて下り傾斜しており、傾斜板13の下り傾斜端がスリット2の下端に位置決め係合されている。
また、上側邪魔板14は、上段及び中段の傾斜板11、12間の距離の開いた側に配置され、前記通孔3に対向している。下側邪魔板15は、中段及び下段の傾斜板12、13間の距離の開いた側に配置され、前記スリット2に対向している。これらの邪魔板14、15は、通孔3及びスリット2から電解液やその飛沫が流れ込む際の抵抗となるものであり、その幅方向の寸法が栓本体1の内壁間の寸法より何割か小さく形成されることで、その両脇に上から下まで連続した通路18、19が確保されている。従って、ガスや液及びその飛沫は、邪魔板14、15の両脇の通路18、19を通って流れることになる。
特開平9−231956号公報(図1、図2) 特開平11−120980号公報(図4)
ところで、液口栓を通しての溢液を防ぐには、液口栓の内部に侵入した飛沫が上方へ移行しにくい構造を採ること、また、液滴が液口栓の内部に溜まらずに電池内に還流しやすい構造を採ること、が重要である。この両方の性能を満たすには、液口栓の内部の排気経路をできるだけ長くとること、また、液口栓の内部隙間を広くとることが有効である。
この点、図9の従来の中子を採用した液口栓の場合、上段と中段の傾斜板11、12間、中段と下段の傾斜板12、13間にそれぞれ邪魔板14、15を配置して、通孔3やスリット2からの飛沫の侵入に対する抵抗体として機能させ、それにより、飛沫が上方へ移行しにくい性能と還流性を確保している。
しかしながら、邪魔板14、15の幅寸法を小さくして、両脇に上から下まで連続する通路18、19を確保した構造を採っているため、通孔3やスリット2からの飛沫の侵入を十分有効に防ぐことができず、結果的に、高い溢液防止性能を発揮することができないことがあった。
本発明は、上記事情を考慮し、栓本体内に侵入する電解液飛沫を極力減らして高い溢液防止性能を発揮できるようにすると共に、ガスの抜けと液の還流をスムーズに行わせることのできる鉛蓄電池用液口栓を提供することを目的とする。
本発明は、下記の構成により達成される。
(1) 鉛蓄電池用の液口栓を、
閉塞された頭部に排気孔を有する円筒状本体と、
前記円筒状本体の内部に挿入されたフィルタと、
前記円筒状本体の内部で、且つ、前記フィルタの下部に挿入され、前記円筒状本体内に排気及び電解液還流用の経路を形成する中子とを備える鉛蓄電池用液口栓において、
前記円筒状本体の周壁には、下端部にスリット、及び該スリットより上部であって対向する側には通孔がそれぞれ形成されており、
前記中子は、下端に前記円筒状本体の下側開口端を閉塞する第1の邪魔板(以下、下段の傾斜板と記述する)と、該第1の邪魔板の上部に互いに反対方向に傾斜して配置された第2の邪魔板(以下、中段の傾斜板と記述する)及び第3の邪魔板(以下、上段の傾斜板と記述する)と、該中段の傾斜板及び上段の傾斜板間においてその間隔が大きい位置に配置された第1の垂直の邪魔板(以下、上側邪魔板と記述する)と、前記下段の傾斜板と前記中段の傾斜板間においてその間隔が大きい位置に配置された第2の垂直の邪魔板(以下、下側邪魔板と記述する)とを有し、前記上側邪魔板および下側邪魔板の側辺が前記筒状本体の内壁に当接しており、
前記上側邪魔板が前記通孔に対向し、前記下側邪魔板が前記スリットに対向し、
前記通孔が上側邪魔板の上端部及び下端に形成された切欠の中間の高さに位置することを特徴とする鉛蓄電池用液口栓とする。
(2) 鉛蓄電池用の液口栓を、
前記第1の垂直の邪魔板の上端部に形成された切欠が排気用の切欠であり、かつ前前記第1の垂直の邪魔板の下端部に形成された切欠が電解液還流用の切欠であることを特徴とする(1)記載の鉛電池用液口栓とする。
(3) 鉛蓄電池用の液口栓を、
前記排気用の切欠及び電解液還流用の切欠は、前記上側邪魔板及び前記下側邪魔板の左右側縁にそれぞれ設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載の鉛電池用液口栓とする。
(4) 鉛蓄電池用の液口栓を、
前記第3の傾斜板の上側に、上端が前記円筒状本体内壁に嵌合する大きさに拡開した円錐壁が設けられ、この円錐壁のすぼまり下端が前記第3の傾斜板上に位置しており、該すぼまり下端に、上段の傾斜板の下り傾斜方向に向いた開口が形成されていることを特徴とする(1)〜(3)の何れか1項に記載の鉛電池用液口栓とする。
(5) 鉛蓄電池を、
前記(1)〜(4)に記載の何れかに記載の鉛蓄電池用の液口栓を適用した鉛蓄電池とする。
本発明によれば、邪魔板の側辺を筒状本体の内壁に当接させることにより、液口栓内部に侵入した電解液が邪魔板の側辺と筒状本体の内壁の間の隙間を通過するのを阻止し、液の侵入口(通孔、スリット)から液口栓上部に至る経路を長くするとともに液が上部へ移動しようとする勢いを殺ぐ効果が向上した。また、邪魔板の下端に液還流用の切欠、上端にガス抜き用(排気用)の切欠を別々に設けたので、飛沫が直接当たる部分に広く邪魔板を存在させることができる。従って、液は下側の切欠、ガスは上側の切欠を別々に通し、飛沫は邪魔板で勢いを殺ぎながら有効に受け止めることができる。即ち、逆向きに流れるガスと還流液の通路(切欠)を別々に確保した上で、飛沫の影響がその通路にできるだけ及ばないようにしているので、ガスと還流液をそれぞれスムーズに流すことができ、その結果、溢液防止性能を高めることができる。
前記切欠は、邪魔板の左右側縁から内側に入った位置に孔として設けることもできるが、本発明では、邪魔板の左右側縁に切欠を設けたので、中子の成形の際に有利となる。
また、上段の傾斜板の上側に円錐壁を設けることにより、中子の上部を更に入り組んだ迷路状に構成することができるので、溢液防止性能を一層高めることができる。
本発明に係る鉛蓄電池用液口栓は、溢液防止性能を高めたので、従来の液口栓に比べて溢液防止性能を低下させることなく液口栓の高さ寸法を低減することが出来る(通常は、液口栓の高さ寸法を小さくすると、溢液経路が短くなるために溢液防止機能が低下する)。前記本発明に係る鉛蓄電池用液口栓を適用した鉛蓄電池は、液口栓の高さ寸法を従来の液口栓に比べて小さくできるので、従来の鉛蓄電池に比べて容量が同等であって、且つ、溢液性能が低下することなく、電池の高さ寸法の小さい蓄電池となる。あるいは、本発明に係る鉛蓄電池用液口栓を適用した鉛蓄電池は、従来の鉛蓄電池に比べて高さ寸法が等しく、且つ、溢液防止性能が低下することなく、容量の大きな鉛蓄電池となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態の液口栓の全体構成を示す断面図、図2は、同液口栓に使用されている中子の斜視図、図3は、同中子の構成図で、(a)は全体断面図、(b)は(a)のIIIb矢視図、(c)は(a)のIIIc矢視図である。また、図4は、図1のIV−IV矢視断面図、図5は、図1のV−V矢視断面図、図6は、図1のVI−VI矢視断面図、図7は、図1のVII矢視図、図8は、図1のVIII矢視図である。
図1に示す液口栓Mは、鉛蓄電池の電池ケース上壁部の孔に対し、パッキン100を介してねじ込まれて使用されるもので、閉塞された頭部25に排気孔26を有する筒状の栓本体21と、栓本体21内の上部に挿入されたフィルタ24と、栓本体21内のフィルタ24の下側に挿入されることで、栓本体21内に迷路状の排気経路を形成する防沫手段を備えた中子40と、から構成されている。栓本体21と中子40はそれぞれ樹脂成形品により構成されている。
栓本体21の頭部25内には、図1及び図4に示すように、頂壁面から下向きに突出した円弧形の一対のリブ27が設けられており、そのリブ27の下端に当たるようにフィルタ24が頭部25内に挿入されることで、頭部25内のフィルタ24の上側に、排気孔26につながる空き空間25aが確保されている。排気孔26は径方向外方に向けて180度対称位置に2個設けられている。一対のリブ27は、各排気孔26に対応する位置に配置されており、リブ27の内側の空間から排気孔26に至る通路が迂回経路となっている。また、頭部25の外周部の下側には、パッキン100を介して電池ケースの上壁部に圧接するフランジ28が設けられており、その下側にはねじ込み用の雄ネジ29が設けられている。
フランジ28から下側の部分は電池ケース上壁部の孔に挿入される部分であり、その部分の周壁21Aの下端の1箇所には、図7に示すように矩形のスリット22が設けられ、このスリット22が設けられた側と対向する側の周壁21Aには、図8に示すように、スリット22より上側の高さに位置させて、小円形の通孔23が設けられている。これらスリット22及び通孔23は、ガスや電解液及びその飛沫が自由に出入りする開口部分である。スリット22は通孔23よりも大きく形成されている。また、スリット22と反対側には、後述する下段の傾斜板43を係止するための係止溝22Bが設けられている。
前記フィルタ24の下方には上端が栓本体21の内周に嵌合する大きさに拡開した円錐壁50が設けられている。この円錐壁50のすぼまり下端50aは、上段の傾斜板41上に接合されており、すぼまり下端50aの円筒壁には、上段の傾斜板41の下り傾斜方 向に向いた開口51が形成されている。このように円錐壁50を設けることにより、中子40を配置した下部空間からフィルター24を配置した上部空間への入り口を狭くしている。
次に図1〜図3を主に参照して中子40について説明する。中子40には、フィルタ24への液や飛沫の到達を阻止する防沫手段として、それぞれ上下に栓本体1内の空間を仕切る傾斜板41、42、43が上段、中段、下段の3段に設けられると共に、上段と中段の傾斜板41、42間及び中段と下段の傾斜板42、43間に、それぞれ上下方向に沿った上側邪魔板44及び下側邪魔板45が設けられている。3段の傾斜板41、42、43は、栓本体21の中心に位置する支柱59に一体化されており、上側邪魔板44の上下端は上中段の傾斜板41、42に接合され、下側邪魔板45の上下端は中下段の傾斜板42、43に接合されている。
上段の傾斜板41は、栓本体21内の空間を挟んで対向する一方の栓本体内壁21Bから他方の栓本体内壁21Cに向けて下り傾斜していて、下り傾斜端に上下の空間を連通する上下連通路46(実際には図1に示すように栓本体21内に挿入された際に栓本体内壁21Cとの間に形成される)を有している。中段の傾斜板42は、他方の栓本体内壁21Cから一方の栓本体内壁21Bに向けて下り傾斜していて、下り傾斜端に上下の空間を連通する上下連通路47(実際には図1に示すように栓本体21内に挿入された際に栓本体内壁21Bとの間に形成される)を有している。また、下段の傾斜板43は、一方の栓本体内壁21Bから他方の栓本体内壁21Cに向けて下り傾斜していて、下り傾斜端がスリット22の下端に位置決め係合されている。
下段の傾斜板43の傾斜方向の両端には係合爪43a、43bが設けられており、それら係合爪43a、43bをスリット22及び係止溝22Bの所定位置に嵌めることで、下段の傾斜板43が係止され、それにより傾斜板43によって筒状の栓本体21の下端開口面が閉止されている。傾斜板の水平線との成す角度θは特に限定されるものではないが、上段の傾斜板41と中段の傾斜板42の角度θ1、θ2は10〜40度が好ましく、20〜30度がさらに好ましい。θ1、θ2が10度より小さいと液口栓内に侵入した電解液の還流が遅くなり、液口栓内空間を電解液が占めてしまうためにガスの排出が阻害される虞がある。θ1、θ2が40度より大きいとスリット22や通孔23から液口栓上部に至る電解液の通過経路が短くなるので液溢防止機能が阻害される虞がある。下段の傾斜板43の角度θ3は5〜30度が好ましく、10〜20度がさらに好ましい。下段の傾斜板は、電解液の液面に近い位置にあり、液の還流経路が短いので、上段および中断の傾斜板に比べて角度が小さくても還流機能が阻害されることはない。液口栓の高さ寸法を低減するためには、角度θ3を前記θ1、θ2に比べて小さ目に設定するほうが有利である。
また、上側邪魔板44は、上段及び中段の傾斜板41、42間の距離の開いた側(栓本体1の中心より一方の内壁21Bに近い側)に配置されており、栓本体21の周壁21Aに形成した通孔23に対向している。下側邪魔板45は、中段及び下段の傾斜板42、43間の距離の開いた側(栓本体1の中心より他方の内壁21Cに近い側)に配置され、栓本体21の周壁21Aの下部に形成したスリット22に対向している。邪魔板と栓本体21の周壁21Aの間隔は特に限定されるものではないが、間隔を大きくすると侵入してきた電解液の勢いを殺ぐという邪魔板の機能が低下する虞があり、小さくするとガスの通過の抵抗になる他、邪魔板と栓本体21の周壁21Aの隙間に液膜が形成し、排気機能を損なう虞がある。スリット22に対向する下側邪魔板45と栓本体21の周壁21Aの隙間に比べて、通孔に対向する上側邪魔と栓本体21の周壁21Aの隙間には液膜が形成されやすいので、液膜の形成を防ぐために上側邪魔板44は、下側邪魔板45より栓本体21の中心からの距離の近い位置に配置し、通孔23から上側邪魔板44までの間隔を、スリット22から下側邪魔板45までの間隔より大きくしている。
これらの邪魔板44、45は、通孔23及びスリット22から電解液やその飛沫が流れ込む際の抵抗となるものであり、その幅方向の寸法は、栓本体1の内壁に接して排気経路を塞ぐ大きさに設定されている。そして、通路を確保するために、上側邪魔板44及び下側邪魔板45の幅方向両側縁の各上端にガス抜き用の切欠44a、45a、各下端に液還流用の切欠44b、45bがそれぞれ別々に設けられている。例えば通孔23から侵入した電解液、ガスおよび該ガスに混入した電解液の飛沫は上側邪魔板44にぶつかりその勢いが殺がれる。さらに、電解液の飛沫は軽いのでガスの流れに載って邪魔板の上端部に設けた排気用の切欠44aを通って上部へ移動しようとするが、切欠44aを通過したところで下向きに傾斜した傾斜板41にぶつかって更に勢いが殺がれる。流通路としての役目を果たす切欠44a、44b、45a、45bは、邪魔板44、45の左右側縁から内側に入った位置に孔として設けることもできるが、邪魔板44、45の左右側縁に矩形の切欠として設けることで、中子40の成形の際に有利となる。また、切欠を邪魔板の角部に設けることで、切欠と通孔23、スリット22との距離を大きくし、通孔やスリットから侵入してきた電解液の勢いを殺ぐという邪魔板の機能を高める上でも有利である。
前記切欠44a、44bおよび45a、45bの形状、寸法は特に限定されるものではない。例えば図3(b)、図3(c)に示すように矩形とすることができる。ガス排出用の切欠44a、45aは液膜が張ることによって塞がらないようにするために、矩形の1辺を1mm以上とすることが好ましく、1.5mm以上とすることが更に好ましい。また、電解液が液口栓の上部に移動しようとする勢いを殺ぐという邪魔板の機能を損なわないためには、矩形の1辺を3mm以下とすることが好ましく、2.5mm以下とすることが更に好ましい。液口栓に侵入した電解液をスムースに還流させるためには液還流用の切欠45a、45bの矩形の1辺を1.5mm以上とすることが好ましく、2mm以上とすることが更に好ましい。また、前記邪魔板の機能を損なわないためには、液還流用の切欠45a、45bの矩形の1辺を矩形の1辺を3.5mm以下とすることが好ましく、3mm以下とすることが更に好ましい。
この場合、上側邪魔板44に設けたガス抜き用の切欠44aは、通孔23より上側に位置し、液還流用の切欠44bは、通孔より下側に位置している。また、下側邪魔板45に設けたガス抜き用の切欠45aは、スリット22の上端よりやや上側に位置している。通孔23から侵入した電解液は、一旦上側邪魔板44にぶつかって侵入の勢いが殺がれる。通孔23と切欠44aおよび切欠44bの高さ位置の差は、特に限定されるものではないが、通孔23から液口栓に侵入した電解液の勢いを殺ぐには、通孔23の上端と切欠44aの下端および、通孔23の下端と切欠44bの上端の高さの差を少なくとも1mmとすることが好ましく、2mm以上とすることがさらに好ましい。
通孔23の大きさ(直径)はとくに限定されるものでない。通孔23の壁面が電解液に濡れていない状態では直径1mm未満の小さなものでも十分な量のガスを排気することができる。しかし、通孔23の壁面が電解液に濡れると通孔に液膜が張り、排気が阻害される虞がある。逆に通孔の大きさが大きいと電解液が通孔を通って液口詮内に侵入し易くなる欠点が生じる。このような理由から、通孔23の大きさ(直径)は、1〜4mmとすることがが好ましく、2〜3mmとすることがさらに好ましい。
また、上段の傾斜板41の上側には、上端が栓本体21の内周に嵌合する大きさに拡開した円錐壁50が設けられている。この円錐壁50のすぼまり下端50aは、上段の傾斜板41上に接合されており、すぼまり下端50aの円筒壁には、上段の傾斜板41の下り傾斜方 向に向いた開口51が形成されている。このように円錐壁50を設けることにより、中子40を配置した下部空間からフィルター24を配置した上部空間への入り口を狭くする他、該円錐壁50と傾斜板41を組み合わせることによってガス排出経路を迷路状とすることによって、電解液の飛沫が上部空間に侵入するのを抑制することができる。
次に作用を説明する。
電池内部の電解液面がスリット22の上端よりも下にある場合は、ガスや電解液飛沫は、主にスリット22から液口栓Mの内部に入り込む。また、電池内部の電解液面がスリット22の上端よりも上にある場合は、通孔23からガスや電解液飛沫が入り込む。通孔23をスリット22よりも小さくしているのは、電池内部の電解液面がスリット22の上端よりも下にある場合に、ガスや電解液飛沫が、優先的にスリット22から入り込みやすくするためである。
液口栓Mの中に入り込んだガスは、図1中の点線矢印の経路でフィルタ24を介して電池外部へ出る。また、中に侵入した電解液飛沫は、傾斜板41、42、43や邪魔板44、45に接触・付着し、付着した電解液が図1中の実線矢印の経路で電池内に環流する。液口栓Mの内部は、傾斜板41、42、43及び邪魔板44、45によって入り組んだ迷路構造になっているので、飛沫が頭部25のフィルタ24まで到達することが抑制される。
また、本発明に係る鉛蓄電池用液口栓においては、従来の液口栓同様、傾斜板41、42、43の周辺を筒状本体21の周壁21Aの内面に当接させて侵入した電解液飛沫が傾斜板の周辺と筒状本体21の周壁21Aの間隙を通過して液口栓の上部へ上昇するのを防いでいる以外に、上側の邪魔板44および下側の邪魔板45の側辺を筒状本体21の周壁21Aの内面に当接させているので、侵入した電解液飛沫は邪魔板の側辺と筒状本体21の周壁21Aの間隙を通過するのを阻まれ、邪魔板に設けた切欠44a、45aを通過することとなるので、電解液飛沫の移動の勢いが殺がれるのと液口栓の上部に至る移動経路が長くなるので、電解液飛沫が液口栓頭部のフィルタ24まで到達するのがさらに抑制される。
特に上記構成の液口栓Mでは、第1及び第2の垂直の邪魔板44、45の上端にガス抜き用の切欠44a、45a、下端に液還流用の切欠44b、45bを別々に設けており、スリット22あるいは通孔23からの電解液の飛沫が直接当たる部分に広く邪魔板44、45を存在させているので、液は下側の切欠44b、45b、ガスは上側の切欠44a、45aを別々に通ることになり、飛沫は邪魔板44、45で勢いを殺ぎながら有効に受け止めることができる。つまり、逆向きに流れるガスと還流液の通路(切欠44a、45a、44b、45b)を別々に確保した上で、飛沫の影響がその通路にできるだけ及ばないようにしているので、ガスと還流液をそれぞれスムーズに流通させることができ、その結果、溢液防止性能を高めることができる。
さらに、本発明に係る鉛蓄電池用液口栓においては、通孔23を邪魔板44に設けた切欠44aと切欠45aの中間の高さ(切欠44aより下側、切欠45aより上側)に配置したので、通孔から液口栓内に侵入した電解液は一旦邪魔板44にぶつかり、侵入の勢いが阻害されるので、電解液が傾斜板42に当たってその飛沫が勢い良く上方に吹き上がるのを阻止することができ、その結果、溢液防止性能をさらに高めることができる。
なお、傾斜板41、42、43及び邪魔板44、45の板厚をできるだけ薄くし、支柱59をできるだけ細くすることにより、液口栓Mの内部体積を大きくとれるようにしてある。
本発明に係る鉛蓄電池用液口栓を適用した鉛蓄電池は、液口栓の高さ寸法を従来の液口栓に比べて小さくできるので、従来の鉛蓄電池に比べて容量が同等であって、且つ、溢液性能が低下することなく、電池の高さ寸法の小さい蓄電池となる。あるいは、本発明に係る鉛蓄電池用液口栓を適用した鉛蓄電池は、従来の鉛蓄電池に比べて高さ寸法が等しく、且つ、溢液防止性能が低下することなく、容量の大きな鉛蓄電池となる。
本発明の実施形態の液口栓の全体構成を示す断面図である。 同液口栓に使用されている中子の斜視図である。 同中子の構成図で、(a)は全体断面図、(b)は(a)のIIIb矢視図、(c)は(a)のIIIc矢視図である。 図1のIV−IV矢視断面図である。 図1のV−V矢視断面図である。 図1のVI−VI矢視断面図である。 図7は図1のVII矢視図である。 図1のVIII矢視図である。 従来の液口栓に使用されている中子の構成図で、(a)は全体断面図、(b)は(a)のIXb−Xb矢視断面図、(c)は(a)のIXc−IXc矢視断面図である。
符号の説明
M 液口栓
21 栓本体
21A 周壁
21B 一方の内壁
21C 他方の内壁
22 スリット
23 通孔
24 フィルタ
25 頭部
26 排気孔
40 中子
41 第3の邪魔板(上段の傾斜板)
42 第2の邪魔板(中段の傾斜板)
43 第1の邪魔板(下段の傾斜板)
44 第1の垂直の邪魔板(上側邪魔板)
45 第2の垂直の邪魔板(下側邪魔板)
44a,45a ガス抜き用の切欠
44b,45b 液還流用の切欠
46,47 上下連通路
50 円錐壁
50a すぼまり下端
51 開口



























Claims (5)

  1. 閉塞された頭部に排気孔を有する円筒状本体と、
    前記円筒状本体の内部に挿入されたフィルタと、
    前記円筒状本体の内部で、且つ、前記フィルタの下部に挿入され、前記円筒状本体内に排気及び電解液還流用の経路を形成する中子と、を備える鉛蓄電池用液口栓において、
    前記円筒状本体の周壁には、下端部にスリット、及び該スリットより上部であって対向する側には通孔がそれぞれ形成されており、
    前記中子は、下端に前記円筒状本体の下側開口端を閉塞する第1の邪魔板と、該第1の邪魔板の上部に互いに反対方向に傾斜して配置された第2の邪魔板及び第3の邪魔板と、該第2の邪魔板及び第3の邪魔板間においてその間隔が大きい位置に配置された第1の垂直の邪魔板と、前記第1の邪魔板と前記第2の邪魔板間においてその間隔が大きい位置に配置された第2の垂直の邪魔板とを少なくとも有し、
    前記第1の垂直の邪魔板および第2の垂直の邪魔板の側辺が前記筒状本体の内壁に当接しており、
    前記第1の垂直の邪魔板が前記通孔に対向し、前記第2の垂直の邪魔板が前記スリットに対向し、
    前記通孔が前記第1の垂直の邪魔板の上端部及び下端に形成された切欠の中間の高さに位置することを特徴とする鉛蓄電池用液口栓。
  2. 前記第1の垂直の邪魔板の上端部に形成された切欠が排気用の切欠であり、かつ前記第1の垂直の邪魔板の下端部に形成された切欠が電解液還流用の切欠であることを特徴とする請求項1記載の鉛蓄電池用液口栓。
  3. 前記排気用の切欠及び電解液還流用の切欠は、前記第1の垂直の邪魔板及び前記第2の垂直の邪魔板の左右側縁にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の鉛蓄電池用液口栓。
  4. 前記第3の傾斜板の上側に、上端が前記円筒状本体内壁に嵌合する大きさに拡開した円錐壁が設けられ、この円錐壁のすぼまり下端が前記第3の傾斜板上に位置しており、該すぼまり下端に、上段の傾斜板の下り傾斜方向に向いた開口が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の鉛蓄電池用液口栓。
  5. 前記請求項1〜請求項4の何れかに記載の鉛蓄電池用液口栓を適用した鉛蓄電池。





















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