JP3701565B2 - グロメット防水構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グロメット防水構造に関し、詳しくは、ワイヤーハーネスを配索する第1空間および第2空間の間をグロメットを用いて液密に隔絶するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両などのように外部(第1空間)と室内(第2空間)の間にワイヤーハーネスを通す必要がある場合には、その内外を隔絶するパネルに開口する取付穴にワイヤーハーネスを挿通するグロメットを取り付けて前記ワイヤーハーネスを保持させることが多用されている。
【0003】
例えば、車両において、図12に示すように、車両のドア1の内部(第1空間)には、ウィンドウを上下動させるモータなどを大きく開口する開口部2から取り付ける一方、その開口部2を閉止する蓋板3の室内側(第2空間)にはパワーウィンドウのスイッチなどが配設されており、この車両のドア1の内部と室内側の電装部品を接続するためには、コネクタCや保護用のコルゲートチューブTを取り付けたワイヤーハーネスWを配索する必要がある。
【0004】
このドア1は、ウィンドウに吹き付けられた水がドア1の内部に浸入するので、ドア1の内部に侵入した水が室内に入らないように、開口部2を蓋板3により液密に閉止する必要があり、ワイヤーハーネスWを配索するために開口する挿通穴(取付穴)HもグロメットGをそのワイヤーハーネスWに取り付けて嵌着させることにより液密に閉止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のグロメット防水構造にあっては、ワイヤーハーネスWをドア1の内部の電装部品にコネクタ接続してから、そのワイヤーハーネスWの反対端部から複数のコネクタCが接続されている分岐線を順次に挿通穴Hに通すことにより、蓋板3を開口部2の周縁に密着させて液密に閉止することができるようになっている。このため、蓋板3の挿通穴HへのワイヤーハーネスWの挿通作業が煩雑であり、車両の組立工程の作業性を悪くしていた。
【0006】
そこで、本発明は、ワイヤーハーネスを端部から挿通穴へ通すことなく、液密に閉止することができるようにして、組立作業性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明は、隔壁によって液密に隔絶される第1空間および第2空間の一方から他方に配索するワイヤーハーネスを挿通して保持するグロメットを、前記第1空間および第2空間の隔壁に開口する取付穴に液密に取り付ける防水構造であって、前記隔壁は、第1空間および第2空間の間を連通させる前記取付穴よりも大面積の開口部が開口する周囲壁部と、該周囲壁部の開口部の周縁部に液密に密着して該開口部を閉止する蓋壁部とから構成し、前記取付穴は、周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部をワイヤーハーネスの外径以上且つ前記取付穴より小さい幅で切り欠いた切欠部に連続するように形成されて該周囲壁部および蓋壁部の密着領域よりも外方に開口し、前記グロメットは、前記切欠部および前記取付穴よりも小径に形成されて前記第1空間および前記第2空間の一方から他方に向って徐々に大径になるように変化する斜面と、前記斜面を超えると前記切欠部および前記取付穴よりも若干大径となる底面を形成された溝と、前記斜面を前記切欠部および前記取付穴の縁に摺接させつつ押し込むことにより溝に密着するように嵌着させる嵌着部と、周囲壁部または蓋壁部の一方に開口する取付穴に取り付けたときに切欠部に位置して他方の周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部に密着する部位を有し、前記嵌着部は、略円形に形成されて前記取付穴に嵌着する第1の嵌着部と、前記第1の嵌着部に連続するとともに略矩形に形成されて前記切欠部に嵌着する第2の嵌着部とから構成されることを特徴とするものである。
【0008】
この発明では、ワイヤーハーネスは、中間部分を周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部に開口する切欠部から進入させて容易に取付穴内に挿通された状態で位置させることができる。グロメットは、ワイヤーハーネスの延在方向に移動させて押し込むことにより取付穴内に嵌着させることができ、あるいはその切欠部から進入させて取付穴内に嵌着させることもできる。そして、取付穴にグロメットを嵌着してワイヤーハーネスを挿通・保持させた状態で、周囲壁部の開口部に蓋壁部を密着するように取り付けて閉止することにより、グロメットは取付穴および切欠部に嵌着して液密に閉止するとともに、対面する周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部に密着して密着領域の一部として機能し、第1空間および第2空間を液密に隔絶する隔壁を構成することができる。
【0010】
また、この発明では、取付穴に嵌着させたグロメットが作業中に切欠部から脱落してしまうことがなく、その位置に押さえずに作業を行うことができる。
【0011】
上記課題を解決する第の発明は、上記第の発明の特定事項に加え、前記グロメットの前記他方の周縁部に密着する部位は、取付穴に取り付けたとき、前記一方の周縁部に滑らかに連続するように形成したことを特徴とするものである。
【0012】
この発明では、取付穴にグロメットを嵌着させた状態で周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部を密着させるとき、その周縁部に対応するグロメットの部位を少し変形させるだけで隙間なく密着する状態にすることができ、変形しきれずに連通する隙間ができてしまうことを回避することができる。
【0013】
上記課題を解決する第の発明は、上記第1または2の発明の特定事項に加え、前記グロメットの前記周囲壁部または蓋壁部に密着する部位に延在するリブを立てたことを特徴とするものである。
【0014】
この発明では、取付穴に嵌着させたグロメットはその取付穴や切欠部の周囲など密着する部分でリブが変形して周囲壁部や蓋壁部との間に隙間を形成することなく確実に密着することができ、第1空間および第2空間を信頼性高く液密に隔絶することができる。
【0015】
上記課題を解決する第の発明は、上記第1からのいずれかの発明の特定事項に加え、前記他方の周縁部を前記一方の周縁部に向かって突出する断面凸形状に形成して、該他方の周縁部にシール材を塗布したことを特徴とするものである。
【0016】
この発明では、他方の断面凸形状の周縁部を隣接する部位に邪魔されることなく最先に一方の周縁部に押し当てて密着させることができ、周囲壁部と蓋壁部の密着領域を塗布されたシール材により信頼性高く液密に密着接合することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1〜図11は本発明に係るグロメット防水構造の一実施形態を示す図である。
【0018】
図1において、11は車両のドアであり、ドア11には、内側板12に作業スペースとして大きく開口する開口部13からウィンドウを上下動させるモータなどを内部(第1空間)に取り付けるとともに、その内側板12にネジ止めして開口部13を閉止する蓋板14の室内側(第2空間)にパワーウィンドウの開閉スイッチなどを配設するようになっており、これらドア11内部と室内側の電装部品はコネクタCや保護用のコルゲートチューブTを取り付けたワイヤーハーネスWを配索して接続するようになっている。すなわち、内側板12が周囲壁部を、蓋板14が蓋壁部を構成することにより、これら内側板12および蓋板14がドア11内部と車両室内とを隔絶する隔壁を構成している。
【0019】
このドア11は、ウィンドウに吹き付けられてドア11の内部に侵入した水が車両室内に入らないように、図2に示すように、蓋板14の周縁部にシール材15を塗布して内側板12の開口部13の周縁部に密着接合させるとともに、ドア11内部から車両室内側に配索するワイヤーハーネスWにグロメット21を装着して、該グロメット21が内側板12の開口部13に隣接して開口する取付穴16に密着するように嵌着させることにより、ドア11内部と車両室内とを液密に隔絶するようになっている。
【0020】
取付穴16は、内側板12の開口部13の周縁部と蓋板14の周縁部とが密着する密着領域を越えた位置に開口して内径L1の円形に形成されており、開口部13までの間には取付穴16の内径L1よりも多少狭い(ワイヤーハーネスWの外径φよりも広い)幅L2で切り欠いた切欠部17を形成されて開口部13に繋がるように開口している。
【0021】
このため、グロメット21は、図3〜図6に示すように、取付穴16に嵌着させて取り付ける本体部22と、この本体部22に連設されて切欠部17に嵌着させて取り付ける連設部23と、ドア11内部側に位置してワイヤーハーネスWを挿通した状態でテープ巻などすることにより液密に保持する保持管部24と、車両室内側に位置して保持管部24の反対側に露出するワイヤーハーネスWと共にテープ巻などされる保持片部25とをゴム材料により一体成形されている。
【0022】
そして、グロメット21の本体部22は、ドア11内部に差し込む保持管部24側を取付穴16よりも小径に形成されてドア11内部側から車両室内側に向かって徐々に大径になるように変化する斜面26aを有するとともに、その斜面26aを超えると取付穴16よりも若干大径となる底面26cを形成された溝26bを有して、斜面26aを取付穴16の縁に摺接させつつ押し込むことにより溝26bに密着するように嵌着させる嵌着部26(第1の嵌着部)と、内側板12の取付穴16の周囲に嵌着部26の嵌着により押し付けられて密着する密着部27とを備えている。
【0023】
一方、連設部23は、本体部22と同様に、ドア11内部に差し込む保持管部24側を切欠部17よりも狭い間隔に形成されてドア11内部側から車両室内側に向かって徐々に広幅になるように変化する斜面28aを有するとともに、その斜面28aを超えると切欠部17よりも若干広幅となる底面28cを形成された溝28bを有して、斜面28aを切欠部17の縁に摺接させつつ押し込むことにより溝28bに密着するように嵌着させる嵌着部28(第2の嵌着部)と、内側板12の切欠部17の側方に嵌着部28の嵌着により押し付けられて密着する密着部29とを備えている。
【0024】
したがって、ワイヤーハーネスWは、図8に示すように、端部間の中間からでも開口部13から切欠部17を介して取付穴16内に挿通する状態にして位置させることができ、そのワイヤーハーネスWに装着したグロメット21は、内側板12に対面する方向から嵌着部26、28を取付穴16および切欠部17内に押し込んで嵌着させ、その取付穴16および切欠部17を液密に閉止することができる。また、この切欠部17は取付穴16よりも狭いのでグロメット21が抜けて脱落してしまうことがなく、一旦嵌着させれば押さえて作業をする必要がない。なお、このグロメット21は、切欠部17を広めの幅L2に形成しているので、内側板12の平面方向からその切欠部17に嵌着部26の溝26bを押し当てて取付穴16まで押し込むことにより嵌着させることもできる。
【0025】
また、グロメット21の密着部27、29は、図9に示すように、内側板12が取付穴16の周囲と共に切欠部17の側方を徐々に深くなる凹形状に形成されているのに対して、その凹形状とはめ合い形状になるように形成することにより、嵌着部26、28を取付穴16および切欠部17に嵌着させたときに面接触して密着することができるようになっており、特に、連設部23の密着部29では、内側板12の周縁部に連続する両端側ほど薄くなるように形成するとともにその両端の間を肉厚に(先端間の延長線から嵌着部28の背面側に盛り上がるように)に形成されている。
【0026】
したがって、グロメット21は、連設部23の密着部29が内側板12の切欠部17の側方に密着すると共に、その嵌着部28の背面側が内側板12の平面に滑らかに連続するようになって、内側板12にネジ止めする蓋板14の周縁部がその連設部23の背面側に押し付けられて少し変形するだけで液密に密着することができ(変形を要求しないために、あるいは、大きな変形を要して、段差が生じてしまうことがなく)、その蓋板14の周縁部に塗布されたシール材15を隙間なく充填された状態で密着接合させ、ドア11内部と車両室内とを液密に隔絶することができる。
【0027】
さらに、グロメット21の密着部27、29には、内側板12に密着する全周(取付穴16の周囲や切欠部17の側方)にわたって延在するリブ31、32が形成されており、このリブ31、32は嵌着部26、28の嵌着や蓋板14のネジ止めによりその内側板12に押し付けられて変形するようになっている。
【0028】
したがって、グロメット21は、嵌着部26、28が内側板12の取付穴16および切欠部17の縁に液密に嵌着し、また密着部27、29がその周囲に液密に密着するとともに、連設部23の嵌着部26および密着部29の背面側が液密に蓋板14の周縁部に密着接合するのに加えて、その密着部27、29は内側板12の取付穴16の周囲や切欠部17の側方に面接触して密着するだけでなく、全周にわたって延在するように立設されているリブ31、32を変形させて密着することができ、ドア11内部と車両室内とをより信頼性高く液密に隔絶することができる。
【0029】
このように本実施形態においては、ワイヤーハーネスWの中間部分を内側板12の開口部13から切欠部17を介して取付穴16内に進入させて容易に挿通作業を完了することができ、その取付穴16に押し込んで嵌着させたグロメット21は押さえなくてもその切欠部17から脱落することもなく、内側板12に蓋板14をネジ止めして開口部13を閉止することができ、図10に示すように、ドア11の組立作業を容易に完了することができる。
【0030】
このとき、グロメット21は、嵌着部26、28が取付穴16や切欠部17に嵌着して、また、密着部27、29がその周囲に面接触して、さらに、リブ31、32が変形して、内側板12に液密に密着することができる一方、切欠部17に嵌着する連設部23は密着部29の背面側をネジ止めされる蓋板14の周縁部により滑らかに連続する内側板12に押し付けられて変形する状態でシール材15により液密に密着接合することができる。
【0031】
したがって、ワイヤーハーネスWの配索作業を容易に行うことができるとともに、内側板12と蓋板14とを隔壁として機能させてドア11内部を車両室内から液密に隔絶することを確保することができる。
【0032】
本実施形態の他の態様としては、図11に示すように、蓋板14のシール材15を塗布する周縁部を、内側板12に向かって突出する凸形状に形成して、対面する内側板12の開口部13の周縁部に確実に押し付けることができるようにしてもよい。
【0033】
なお、上述実施形態では、取付穴16と切欠部17を内側板12に形成する場合を説明するが、蓋板14側に形成してもよいことはいうまでもない。ただし、グロメット21が蓋板14に固定されてしまうため、作業性を考慮すると本実施形態の方が好ましい。また、グロメット21の連設部23の蓋板14に密着する側にもリブを形成してもよいことはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、ワイヤーハーネスは中間部分を周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部の一方に所定幅で開口するように形成された切欠部から取付穴内に進入させることができるとともに、グロメットもワイヤーハーネスの延在方向やその切欠部から押し込んで取付穴内に脱落しないように嵌着させることができ、このグロメットにより取付穴および切欠部を液密に閉止しつつ周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部の他方に密着して第1空間および第2空間を液密に隔絶することができる。したがって、周囲壁部と蓋壁部の間を液密に密着閉止することを確保しつつワイヤーハーネスを取付穴に通す作業を容易にすることができ、組立の作業性を向上させることができる。
【0035】
さらに、周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部の一方にグロメットの端部が滑らかに連続して他方の周縁部に密着することにより、また、グロメットに形成したリブが変形して取付穴や切欠部の周囲あるいは周縁部に密着することにより、また、周縁部を断面凸形状に形成してシール材により密着接合することにより、第1空間および第2空間の間を連通させる隙間が形成されることを確実に回避することができ、第1空間および第2空間を確実に液密に隔絶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメット防水構造の一実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】その一部品の構成を示す図1のA−A断面図である。
【図3】そのグロメットを示す正面図である。
【図4】そのグロメットを示す左側面図である。
【図5】そのグロメットを示す上面図である。
【図6】そのグロメットを示す図3のB−B断面図である。
【図7】そのグロメットを示す図3のC−C断面図である。
【図8】その組立を説明する状態図である。
【図9】その組立を説明する一部断面拡大図である。
【図10】その組立を説明する斜視図である。
【図11】その他の態様を示す一部品の一部断面拡大図である。
【図12】その従来技術を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 ドア
12 内側板
13 開口部
14 蓋板
15 シール材
16 取付穴
17 切欠部
21 グロメット
22 本体部
23 連設部
24 保持管部
25 保持片部
26、28 嵌着部
27、29 密着部
31、32 リブ

Claims (4)

  1. 隔壁によって液密に隔絶される第1空間および第2空間の一方から他方に配索するワイヤーハーネスを挿通して保持するグロメットを、前記第1空間および第2空間の隔壁に開口する取付穴に液密に取り付ける防水構造であって、
    前記隔壁は、第1空間および第2空間の間を連通させる前記取付穴よりも大面積の開口部が開口する周囲壁部と、該周囲壁部の開口部の周縁部に液密に密着して該開口部を閉止する蓋壁部とから構成し、
    前記取付穴は、周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部をワイヤーハーネスの外径以上且つ前記取付穴より小さい幅で切り欠いた切欠部に連続するように形成されて該周囲壁部および蓋壁部の密着領域よりも外方に開口し、
    前記グロメットは、前記切欠部および前記取付穴よりも小径に形成されて前記第1空間および前記第2空間の一方から他方に向って徐々に大径になるように変化する斜面と、前記斜面を超えると前記切欠部および前記取付穴よりも若干大径となる底面を形成された溝と、前記斜面を前記切欠部および前記取付穴の縁に摺接させつつ押し込むことにより溝に密着するように嵌着させる嵌着部と、周囲壁部または蓋壁部の一方に開口する取付穴に取り付けたときに切欠部に位置して他方の周囲壁部の開口部の周縁部または蓋壁部の周縁部に密着する部位を有し、
    前記嵌着部は、略円形に形成されて前記取付穴に嵌着する第1の嵌着部と、前記第1の嵌着部に連続するとともに略矩形に形成されて前記切欠部に嵌着する第2の嵌着部とから構成されることを特徴とするグロメット防水構造。
  2. 前記グロメットの前記他方の周縁部に密着する部位は、取付穴に取り付けたとき、前記一方の周縁部に滑らかに連続するように形成したことを特徴とする請求項1に記載のグロメット防水構造。
  3. 前記グロメットの前記周囲壁部または蓋壁部に密着する部位に延在するリブを立てたことを特徴とする請求項1または2に記載のグロメット防水構造。
  4. 前記他方の周縁部を前記一方の周縁部に向かって突出する断面凸形状に形成して、該他方の周縁部にシール材を塗布したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のグロメット防水構造。
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