JPH1032555A - チャネル選択型分離回路 - Google Patents

チャネル選択型分離回路

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JPH1032555A
JPH1032555A JP8207925A JP20792596A JPH1032555A JP H1032555 A JPH1032555 A JP H1032555A JP 8207925 A JP8207925 A JP 8207925A JP 20792596 A JP20792596 A JP 20792596A JP H1032555 A JPH1032555 A JP H1032555A
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JP
Japan
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channel
separation
signal
clock
circuit
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Application number
JP8207925A
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English (en)
Inventor
Shinji Matsuoka
伸治 松岡
Yoshihiko Uematsu
芳彦 植松
Masahito Tomizawa
将人 富沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Priority to EP97401728A priority patent/EP0820164A3/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高速多チャネル多重化信号列を分離する場
合、分離された信号についてタイムスロットの入れ替え
を、回路を大規模化せずに実行でき、また、伝送パスの
速度が上昇しても、回路を大規模にする必要がないチャ
ネル選択型分離回路を提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】 ビット分離時に、従来のように単純にビ
ット分離するのではなく、分離信号を所望の出力ポート
へ分離するチャネル選択型の分離回路であり、チャネル
分離情報に基づいて、所望の出力ポートへ分離すべき信
号を、Nチャネル多重化信号列から選択した後に、分周
クロックに基づいてビット分離を行う回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムのA
DM装置(Add Drop Multiplexer
アッド/ドロップ型多重分離装置)に設けられ、超高
速多チャネル多重化信号列を分離するチャネル選択型分
離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの電話主体の通信ネットワーク
から、コンピュータを中心とするマルチメディア通信ネ
ットワークへ移り変わるにつれ、大容量通信ネットワー
クが必要になる。この大容量通信ネットワークを構築す
る1要素として、超高速のADM装置(Add Dro
p Multiplexer、アッド/ドロップ型多重
分離装置)が知られている。
【0003】ここで、ADM装置は、送信局から自局に
Nチャネル多重化信号列が送信された場合、そのうちの
所定のチャネルの信号を自局にドロップし(取り込
み)、このドロップされた信号に割り当てられていたチ
ャネルに別の信号をアッドし(追加し)、Nチャネル多
重化信号列のうちでドロップされなかった信号とともに
第3の局に送信する装置である。
【0004】図11は、従来のADM装置における分離
部SC11を示す図である。
【0005】従来のADM装置における分離部SC11
は、Nチャネル多重化信号列data−inを分離部D
MUXで一旦、分離した後、この分離後の各チャネルの
信号を、ACM(Address Control M
emory)等を有するチャネルセレクタ用いて、TS
I(Time Slot Interchangeタイ
ムスロットの入れ替え)を行い、さらにアッド/ドロッ
プ用セレクタによってアッド/ドロップの選択を行うも
のである。
【0006】なお、上記従来例において使用するチャネ
ルセレクタは、一種のメモリであり、このメモリにNチ
ャネル多重化信号列data−inを記憶させる場合、
チャネル毎のアドレスと、メモリから読み出して出力す
べきポートのアドレスとを、Nチャネル多重化信号列毎
に付与する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の超高速のADM
装置を実現する場合には、上記のように、超高速多チャ
ネル多重化信号列のTSIを実現する必要があり、多チ
ャネルのTSIを実現するには、チャネル数に比例した
大規模な回路が必要になるという問題がある。また、T
SIの単位である伝送パスの速度が上昇すれば、その上
昇率に応じて高速動作のメモリも必要になるという問題
がある。メモリの高速動作が実現不可能である場合に
は、メモリが動作可能な速度まで展開する必要が生じ、
この展開を行うには、回路がさらに大規模化するという
問題がある。
【0008】本発明は、超高速多チャネル多重化信号列
を分離する場合、分離された信号についてタイムスロッ
トの入れ替えを、回路を大規模化せずに実行でき、ま
た、伝送パスの速度が上昇しても、回路を大規模にする
必要がないチャネル選択型分離回路を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビット分離時
に、従来のように単純にビット分離するのではなく、分
離信号を所望の出力ポートへ分離するチャネル選択型の
分離回路であり、チャネル分離情報に基づいて、所望の
出力ポートへ分離すべき信号を、Nチャネル多重化信号
列から選択した後に、分周クロックに基づいてビット分
離を行う回路である。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例であるチャネル選択型分離回路SC1を示す
図である。なお、チャネル選択型分離回路SC1は、請
求項1記載発明に対応するものである。
【0011】チャネル選択型分離回路SC1は、チャネ
ル分離情報inf1 〜infN・N に基づいて、Nチャネ
ル多重化信号列data−inを1:Nに分離し、この
分離された信号である分離信号d1 〜dN を任意の出力
ポートへ出力する回路である。また、チャネル選択型分
離回路SC1は、分離クロック生成部10と、分周クロ
ック生成部20と、チャネル分離部30とを有するもの
である。なお、チャネル分離情報inf1 〜infN・N
は、Nチャネル多重化信号列data−inから分離す
べき信号のチャネル番号と、分離信号を出力すべき出力
ポート番号とを指定する情報である。
【0012】分離クロック生成部10は、信号分離用ク
ロックc1 〜cN を生成する部分であり、この信号分離
用クロックc1 〜cN は、チャネル選択型分離回路SC
1の外部から入力されるチャネル分離情報inf1 〜i
nfN・N に基づいて、所定の出力ポートへ分離すべき信
号を、Nチャネル多重化信号列data−inから選択
するクロックである。また、分離クロック生成部10
は、制御回路CNTと、信号分離用クロック生成回路C
GENとを有する。
【0013】制御回路CNTは、信号分離用クロック生
成回路CGENへ、制御信号cntを出力する回路であ
る。制御信号cntは、チャネル分離情報inf1 〜i
nf N・N に基づいて、Nチャネル多重化信号列data
−inを分離するための制御信号であり、フレーム同期
信号fp −inと外部から入力されるクロックclk−
inによって生成される。なお、フレーム同期信号fp
−inは、外部から入力されるクロックclk−inと
Nチャネル多重化信号列data−inとに同期した信
号である。
【0014】信号分離用クロック生成回路CGENは、
N種類の信号分離用クロックc1 〜cN を生成する回路
であり、信号分離用クロックc1 〜cN は、制御回路C
NTが出力する制御信号cntとクロックclk−in
とによって、Nチャネル多重化信号列data−inか
ら分離すべき信号を、各分離チャネルへラッチする制御
クロックである。
【0015】つまり、分離クロック生成部は、Nチャネ
ル多重化信号列data−inから分離すべき信号のチ
ャネル番号と、上記分離された信号を出力すべき出力チ
ャネル番号とを指定するチャネル分離情報inf1 〜i
nfN・N に基づいて、Nチャネル多重化信号列data
−inから分離すべき信号を選択する信号分離用クロッ
クc1 〜cN を生成する部分である。
【0016】分周クロック生成部20は、Nチャネル多
重化信号列data−inに同期した多重化クロックc
lk−inに基づいて、分周クロックcdiv を生成する
部分であり、分周クロック生成回路DIVを有する。分
周クロックcdiv は、外部から入力される多重化クロッ
クclk−inを1/N分周したクロックである。ま
た、分周クロック生成部20は、分周クロック生成時
に、外部から入力されるフレーム同期信号fp −inに
よってセット、リセットされ、フレーム同期信号に同期
した1/N分周クロックcdiv を生成するものである。
【0017】チャネル分離部30は、分離クロック生成
部10が出力した信号分離用クロックc1 〜cN と、分
周クロック生成部20が出力した分周クロックcdiv
に基づいて、Nチャネル多重化信号列data−inか
ら、1/Nクロック周期のN種類の分離信号d1 〜dN
を生成し、Nチャネル多重化信号列data−inに同
期したフレーム同期信号fp−inから、1/Nクロッ
ク周期のフレーム同期信号dfpを生成する部分である。
また、チャネル分離部30は、ビット分離回路DMUX
−1〜DMUX−Nと、ビット分離回路DMUX−fp
とを有する。
【0018】上記実施例であるチャネル選択型分離回路
SC1によれば、超高速多チャネルの多重化信号のビッ
ト分離時に、任意のチャネルへビットを分離できるチャ
ネル選択型の分離回路を実現できる。このように、信号
分離の動作と同時に、その分離信号を所定の出力ポート
へ出力できるので、TSI(多チャネルのチャネル入れ
替え)を行う必要がなくなる。
【0019】図2は、本発明の第2の実施例であるチャ
ネル選択型分離回路SC2と、チャネル選択型分離回路
SC2に使用されている複数のチャネル選択型分離回路
のうちの1つであるチャネル選択型分離回路SC1 とを
示すブロック図である。なお、チャネル選択型分離回路
SC2は、請求項2記載発明に対応する。
【0020】チャネル選択型分離回路SC2は、チャネ
ル分離情報に基づいて、Nチャネル多重化信号列dat
a−inを1:M1 に分離するチャネル選択型分離回路
SC1 と、チャネル選択型分離回路SC1 が出力する分
離信号d1 〜dM1をそれぞれ1:M2 分離するM1 個の
チャネル選択型分離回路SC2,1 〜SC2,M1と、………
とによって構成されている。
【0021】すなわち、チャネル選択型分離回路SC2
は、複数のチャネル選択型分離回路がピラミッド状に形
成され、その1段目のチャネル選択型分離回路がNチャ
ネル多重化信号列data−inを第1の数の多重化信
号列に分離し、1段目のチャネル選択型分離回路が分離
した多重化信号列のそれぞれを、その2段目のチャネル
選択型分離回路が第2の数の多重化信号列に分離し、こ
れを繰り返す。
【0022】つまり、チャネル選択型分離回路SC2
は、複数のチャネル選択型分離回路がピラミッド状に形
成され、その1段目のチャネル選択型分離回路がNチャ
ネル多重化信号列data−inを第1の数M1の多重
化信号列に分離し、1段目のチャネル選択型分離回路が
分離した多重化信号列のそれぞれを、その2段目のチャ
ネル選択型分離回路が第2の数M2の多重化信号列に分
離し、これを繰り返し、P−1段目のチャネル選択型分
離回路が分離した多重化信号列のそれぞれを、そのP段
目のチャネル選択型分離回路が第Pの数MQの多重化信
号列に分離するものである(P、MQは、2以上の正の
整数)。
【0023】チャネル選択型分離回路SC21 は、図2
(2)に示すように、基本的には、図1に示すチャネル
選択型分離回路SC1と同じであるが、チャネル選択型
分離回路SC21 は、Nチャネル多重化信号列をM1個
に分離するものであり、このように分離する数が異なる
ことに起因する部分が異なる。まず、チャネル選択型分
離回路SC1においては、チャネル分離情報inf1
infN・N が使用されるが、チャネル選択型分離回路S
C21 においては、チャネル分離情報inf1〜inf
N・M1が使用される点が異なる。また、チャネル選択型分
離回路SC21においては、分離信号(多重化信号列)
がM1個出力されるので、ビット分離回路がM1個であ
る点が、チャネル選択型分離回路SC1とは異なる。
【0024】なお、チャネル選択型分離回路SC21
は、分離クロック生成部11と、分周クロック生成部2
0と、チャネル分離部31とを有する。
【0025】分離クロック生成部11内の制御回路CN
Tは、Nチャネル多重化信号列data−inを1:M
1に分離するチャネル分離情報inf1 〜infN・M1
基づいて、チャネル信号の分離を行う制御信号cnt
を、信号分離用クロック生成回路CGENへ出力する回
路である。この場合、外部入力するクロックclk−i
nと、Nチャネル多重化信号列data−inに同期し
たフレーム同期信号fp−inとによって、制御信号c
ntが生成される。
【0026】信号分離用クロック生成回路CGENは、
制御回路CNTが出力する制御信号cntとクロックc
lk−inとによって、Nチャネル多重化信号列dat
a−inから、各分離チャネルへ分離すべき信号をラッ
チするM種類の信号分離用クロック(制御クロック)c
1 〜cM1を生成する回路である。
【0027】分周クロック生成回路DIVは、外部入力
するクロックclk−inから1/M1に分周したクロ
ックcdiv を生成する回路である。また、分周クロック
生成時に、外部入力するフレーム同期信号fp −inで
セット、リセットし、フレーム同期信号に同期した1/
M1分周クロックを生成する。
【0028】チャネル分離部31におけるビット分離回
路DMUX−1〜DMUX−M1は、信号分離用クロッ
ク生成回路CGENが出力する信号分離用クロックc1
〜cM1によって、Nチャネル多重化信号列data−i
nを、各チャネルそれぞれ独立にラッチし、その後、分
周クロック生成回路DIVが出力する1/M1分周クロ
ックcdiv によって、多重化速度である1/M1速度を
有する分離信号d1 〜dM1を生成する回路である。外部
入力するフレーム同期信号fp −inは、直接、1/M
1分周クロックcdiv によって、多重化速度の1/M1
速度を有するフレーム同期信号dfpにする。
【0029】また、チャネル選択型分離回路SC2を形
成する複数のチャネル選択型分離回路のうちで、チャネ
ル選択型分離回路SC21 以外のチャネル選択型分離回
路の回路構成は、チャネル選択型分離回路SC21 にお
ける回路構成と同様であり、チャネル選択型分離回路S
C21 におけるMの具体的な数値が、その回路毎に定め
られている点のみが異なる。
【0030】上記チャネル選択型分離回路SC2によれ
ば、超高速多チャネルの多重化信号のビット分離時に、
任意のチャネルへビットを分離できるチャネル選択型の
分離回路を実現できる。このように、信号分離の動作と
同時に、その分離信号を所定の出力ポートへ出力できる
ので、TSI(多チャネルのチャネル入れ替え)を行う
必要がなくなる。
【0031】図3は、本発明の第3の実施例であるチャ
ネル選択型分離回路SC3を示す図である。なお、チャ
ネル選択型分離回路SC3は、請求項3記載発明に対応
するものである。
【0032】チャネル選択型分離回路SC3は、Nチャ
ネル多重化信号列data−inを1:M分離するNチ
ャネル選択型分離回路である。また、チャネル選択型分
離回路SC3は、分離クロック生成部12と、分周クロ
ック生成部20と、チャネル分離部32とを有する。分
離クロック生成部12は、N×M個のチャネル分離情報
inf1 〜infN・M を入力し、M種類(M≦N)の帰
還型NビットシフトレジスタREG−1、REG−2、
……、REG−Mを有する。
【0033】チャネル選択型分離回路SC3において、
NビットシフトレジスタREG−t(1≦t≦M)は、
制御信号cntt を発生する。この制御信号cntt
は、N×M個のチャネル分離情報inf1 〜infN・M
に基づいて、出力ポートtへ信号を分離するに必要な情
報を選択し、Nチャネル多重化信号列data−inに
同期した制御信号であり、Nチャネル多重化信号列da
ta−inのうちで、分離して出力ポートtへ出力する
信号に対応する部分を「1」とし、分離して出力ポート
tへは出力しない信号に対応する部分を「0」とする制
御信号である。
【0034】分離クロック生成部12における信号分離
用クロック生成回路CGENは、Nビットシフトレジス
タREG−tからの制御信号cntt と、多重化クロッ
クclk−inとのANDをとることによって、信号分
離用クロックct を生成するものである。この信号分離
用クロックct は、分離して出力ポートtへ出力する信
号部分のみクロックパルスを有するクロックである。
【0035】分周クロック生成部20における分周クロ
ック生成回路DIVは、外部入力のクロックclk−i
nに基づいて1/M分周したクロックcdiv を生成し、
また、分周クロック生成時、外部入力のフレーム同期信
号fp −inでセットまたはリセットし、フレーム同期
信号に同期した1/M分周クロックを生成する回路であ
る。
【0036】チャネル分離部32におけるビット分離回
路DMUX−1〜DMUX−Mは、信号分離用クロック
生成回路CGENが出力した信号分離用クロックc1
Mによって、Nチャネル多重化信号列data−in
を各チャネルそれぞれ独立にラッチし、その後、分周ク
ロック生成回路DIVが出力した1/M分周クロックc
div によって多重化速度の1/M速度を有する分離信号
1 〜dM を生成する。外部入力のフレーム同期信号f
p −inは、直接、1/M分周クロックcdivによって
多重化速度の1/M速度を有するフレーム同期信号dfp
とする。
【0037】このような構成によって、超高速多チャネ
ルの多重化信号を分離時に、任意のチャネルへ分離でき
る。
【0038】図4は、チャネル選択型分離回路SC3の
具体例であるチャネル選択型分離回路SC3aを示す回
路図である。
【0039】チャネル選択型分離回路SC3aは、8チ
ャネルの多重化信号列data−inを1:4に分離す
る分離回路である。
【0040】チャネル選択型分離回路SC3aにおい
て、AND1−1〜AND1−16は、分離チャネルC
H1に対するチャネル分離情報inf1-1 〜inf1-8
を、フレーム同期信号fp −inをトリガとして取り込
み、DFF1−1〜DFF1−8に対して、セットまた
はリセットを行う。DFF1−1が出力する制御信号
(時系列信号)cnt1 は、外部入力のクロックclk
−inとAND1−17によってANDされ、分離チャ
ネルCH1用の信号分離用クロックc1 になる。
【0041】TFF1−1〜TFF1−2は、1/4分
周クロックcdiv を生成する。TFF1−3〜TFF1
−4は、16ビット周期のクロックを生成して制御信号
cntSEL として送出する。AND1−18〜AND1
−21と、OR1−1〜OR1−2とは、信号分離用ク
ロックc1 と1/4分周クロックcdiv とを、制御信号
cntSEL に基づいて切り替える2:2セレクタを構成
する。
【0042】DFF1−9〜DFF1−10は、図9に
示す後述の第1のバッファBUF1に相当し、OR1−
1が出力する信号cbuf1をクロックとし、外部入力の8
チャネル多重化信号列data−inをバッファリング
する。DFF1−11〜DFF1−12も、上記と同様
に第2のバッファBUF2としてバッファリングする。
AND1−22〜AND1−23とOR1−3とは、図
9に示す後述の2:1セレクタに相当し、TFF1−4
が出力する制御信号cntSEL に基づいて、DFF1−
10の出力信号dbuf1か、DFF1−12の出力信号d
buf2かのどちらかを選択する。
【0043】他の分離チャネルCH2〜CH4も、分離
チャネルCH1と同様の回路構成を有する。
【0044】上記のように、帰還型のビットシフトレジ
スタREG−1、REG−2、……、REG−Mに、チ
ャネル分離情報をセット/リセットして時系列信号とし
て発生し、外部入力クロックとANDをとることによっ
て、信号分離用のクロックを発生することができる。ま
た、AND回路とOR回路とを用いたセレクタ回路とD
FFとを基本とするバッファ回路を構成することによっ
て、信号分離用クロックに基づいたチャネル分離が可能
になる。
【0045】図5は、本発明の第4の実施例であるチャ
ネル選択型分離回路SC4を示す図である。
【0046】なお、チャネル選択型分離回路SC4は、
請求項4記載発明に対応するものである。
【0047】チャネル選択型分離回路SC4は、図3に
示すチャネル選択型分離回路SC3における分離クロッ
ク生成部12のビットシフトレジスタ数をM種類からk
種類(kは、k≧log M/log 2を満足する最小の整
数)へ削減したものである。
【0048】チャネル選択型分離回路SC4は、分離ク
ロック生成部13と、分周クロック生成部20と、チャ
ネル分離部33とを有する。分離クロック生成部12
は、N×M個のチャネル分離情報inf1 〜infN・M
を入力し、k種類のNビットシフトレジスタREG−
1、REG−2、……、REG−kを有する。
【0049】チャネル選択型分離回路SC3の構成で
は、出力ポートtへ信号を分離するための制御信号をN
ビットシフトレジスタREG−tのみで生成しているの
に対し、チャネル選択型分離回路SC4においては、出
力ポートtへ信号を分離するための制御信号を全てのN
ビットシフトレジスタREG−1〜REG−kを用いて
生成する。すなわち、Nビット多重化信号列のうちでn
番目のビットが出力ポートtへ分離すべき信号であった
場合、NビットシフトレジスタREG−1〜REG−k
のうちで、n番目のフリップフロップの内容を、出力ポ
ートtを表現するkビットの2進情報になるように設定
する。
【0050】信号分離用クロック生成回路CGENは、
NビットシフトレジスタREG−1〜REG−kからの
制御信号cnt1 〜cntk に基づいて、出力ポートt
用の制御信号を新たに生成した上で、外部入力の多重化
クロックclk−inとのANDをとることによって、
出力ポートtへ分離する信号部分のみクロックパルスを
有する信号分離用クロックct を生成する。
【0051】チャネル選択型分離回路SC4によれば、
超高速多チャネルの多重化信号を分離するときに任意の
チャネルへ分離するチャネル選択型の分離回路を、少な
い回路数で実現することができる。
【0052】図6は、チャネル選択型分離回路SC4の
具体例であるチャネル選択型分離回路SC4aを示す回
路図である。
【0053】チャネル選択型分離回路SC4aは、8チ
ャネルの多重化信号列data−inを1:4に分離す
る分離回路である。
【0054】図4に示すチャネル選択型分離回路SC3
aでは、分離チャネルCH1用の制御信号cntSEL
を、他の分離チャネルとは独立のDFF群(DFF1−
1〜DFF1−8)で生成しているのに対して、選択型
分離回路SC4aでは、2つ(つまり、log 4/log 2
=2によって求められた2つ)の時系列信号を発生する
DFF群を用いて生成している。
【0055】チャネル選択型分離回路SC4aにおい
て、AND1〜AND32は、チャネル分離情報inf
1-1 〜inf1-16と、トリガとして取り込んだフレーム
同期信号fp −inとをANDするものであり、この出
力信号に応じて、DFF1〜DFF16をセットまたは
リセットする。DFF8、DFF9が出力する時系列信
号cnt1 、cnt2 は、外部入力するクロックclk
−inとAND33〜AND36とによってANDさ
れ、分離チャネルCH1〜CH4用の信号分離用クロッ
クc1 〜c4 になる。このとき、制御信号cnt1 、c
nt2 のそれぞれの「0」、「1」の組み合わせによっ
て、該当する分離チャネルを認識する(たとえば、00
→CH1、01→CH2、10→CH3、11→CH4
というように認識する)。
【0056】上記以外の部分は、チャネル選択型分離回
路SC3aと同様である。
【0057】このように、信号分離用の時系列信号を生
成する回路を、分離チャネル毎に独立に構成せず、共通
な構成とすることによって、時系列信号を生成する回路
数を削減することが可能になる。
【0058】図7は、本発明の第5の実施例であるチャ
ネル選択型分離回路SC5を示す図である。なお、チャ
ネル選択型分離回路SC5は、請求項5記載発明に対応
するものである。
【0059】チャネル選択型分離回路SC5は、図5に
示すチャネル選択型分離回路SC4における分離クロッ
ク生成部13のシフトレジスタ段数をNビットからN/
Fへ削減したものである。
【0060】チャネル選択型分離回路SC5は、分離ク
ロック生成部14と、分周クロック生成部20と、チャ
ネル分離部34とを有する。
【0061】チャネル選択型分離回路SC4では、出力
ポートtへ信号を分離するための制御信号をNビットシ
フトレジスタで生成しているのに対して、チャネル選択
型分離回路SC5では、Nビット多重化信号列周期の1
/F周期に相当するカウンタ情報を生成し、外部からの
チャネル分離情報を時間的に入れ換え、これによってシ
フトレジスタ段数をN/Fへ削減したものである。
【0062】すなわち、分離クロック生成部14におけ
るNビットカウンタCTは、Nビット多重化信号列周期
の1/F周期毎にシフトレジスタ制御信号fを生成す
る。N/FビットシフトレジスタREG−1〜REG−
kは、Nビットカウンタからのシフトレジスタ制御信号
fに基づいて、外部からのチャネル分離情報を時間的に
設定し直して、信号分離用クロック生成回路CGENへ
送出する制御信号cnt1 〜cntk を生成する。
【0063】このような構成によって、超高速多チャネ
ルの多重化信号を分離するときに、任意のチャネルへ分
離するチャネル選択型の分離回路を、より少ない回路数
で実現することが可能になる。
【0064】図8は、チャネル選択型分離回路SC5の
具体例であるチャネル選択型分離回路SC5aを示す回
路図である。
【0065】チャネル選択型分離回路SC5aは、8チ
ャネルの多重化信号列data−inを1:4に分離す
る分離回路である。
【0066】チャネル選択型分離回路SC4aでは、分
離チャネル用の制御信号cntSELを発生する時系列信
号発生回路を8チャネルの循環型時系列発生回路として
構成しており、各時系列発生回路は、8個のDFFを必
要とする。これに対し、チャネル選択型分離回路SC5
aでは、N/F(図8ではF=2)ビット毎にチャネル
分離情報をセット/リセットし直すことによって、N/
F個のDFFで構成している。
【0067】チャネル選択型分離回路SC5aにおい
て、DFF9〜DFF10とEXOR1とによって、N
/2周期のパルスf1 を発生する。また、TFF3から
の出力f2 によって、f1 パルスの順序を認識する。こ
れら制御信号f1 、f2 を使用してチャネル分離情報を
DFF群へ取り込み、つまり、N/2周期ではチャネル
分離情報inf1 〜inf4 を取り込み、その後のN/
2周期ではチャネル分離情報inf5 〜inf8 を取り
込む。他のチャネル分離情報についても、上記と同様で
ある。その他の回路部分は、チャネル選択型分離回路S
C4aと同様である。
【0068】このように、時系列信号発生回路を構成す
るDFF群へチャネル分離情報を取り込む場合、その取
り込みをN/F周期で行うことによって、時系列信号を
生成する回路数をさらに削減することが可能になる。
【0069】図9は、上記各実施例におけるチャネル分
離部におけるビット分離回路DMUX−1を示すブロッ
ク図である。なお、図9に示すビット分離回路DMUX
−1は、請求項6記載発明に対応するものである。
【0070】ビット分離回路DMUX−1は、2入力2
出力のセレクタ2:2SELと、第1のバッファBUF
1と、第2のバッファBUF2と、2入力1出力のセレ
クタ2:1SELと、分周クロック生成回路とを有す
る。
【0071】2入力2出力のセレクタ2:2SELは、
2×Nビット周期の分周クロックcntSEL を制御信号
とし、分離クロック生成部10が出力した信号分離用ク
ロックct と分周クロック生成回路20が出力した分周
クロックcdiv とを、分周クロックcntSEL 毎に交互
に入れ換えながら出力ポートへ送出する。第1のバッフ
ァBUF1と第2のバッファBUF2とは、N/Mビッ
トのシフトレジスタ等で構成され、セレクタ2:2SE
Lが出力するクロックcbuf1またはcbuf2によって、そ
れぞれ入力多重化信号data−inをラッチし、セレ
クタ2:1SELへ引き渡す。セレクタ2:1SEL
は、分周クロックcntSEL に従って、第1のバッファ
BUF1、第2のバッファBUF2がそれぞれ出力する
2系列の信号列dbuf1、dbuf2のうちの1系列を選択す
る。このときに、セレクタ2:2SELが分周クロック
div を選択している系列に接続されているバッファ出
力信号系列を、セレクタ2:1SELが選択する。
【0072】上記のような構成によって、超高速多チャ
ネル多重化信号列を分離するときに、任意のチャネルへ
分離するチャネル選択型分離回路のチャネル分離部を実
現することが可能になる。
【0073】なお、上記各実施例における各チャネル分
離部30、31、32、33、34における各ビット分
離回路の構成は、図9に示すビット分離回路DMUX−
1の構成と同様である。
【0074】図10は、上記実施例における分周クロッ
ク生成部20の具体例を示すブロック図である。なお、
図10に示す分周クロック生成部20は、請求項7記載
発明に対応するものである。
【0075】分周クロック生成部20は、分周回路とし
てのフリップフロップTFF1、TFF2、……、TF
Fkを有する。フリップフロップTFF1は、外部入力
の多重化クロックclk−inを1/2分周し、フリッ
プフロップTFF2は、フリップフロップTFF1が出
力した分周クロックdiv1 をさらに1/2分周し、と
いうように、k個のフリップフロップTFFによって1
/2k の分周クロックcdiv を生成する。また、k個の
フリップフロップTFFは、外部入力のフレーム同期信
号fp によってセットまたはリセットされ、フレーム同
期信号に同期した分周クロックを生成するものである。
【0076】このように構成することによって、超高速
多チャネルの多重化信号を分離するときに、任意のチャ
ネルへ分離するチャネル選択型分離回路において、フレ
ーム同期信号に同期した1/2k の分周クロックを生成
する分周クロック生成部を実現することが可能になる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外部入力
のチャネル分離情報に基づいてチャネル分離用の制御信
号を生成し、この制御信号と外部入力クロックとによっ
て、各分離チャネルに対する信号分離用クロックを生成
し、この信号分離用クロックと分周クロックとを用い
て、外部入力のNチャネル多重化信号列から分離すべき
信号のみを分離するので、超高速多チャネル多重化信号
列を分離する場合、分離された信号についてタイムスロ
ットの入れ替えを、回路を大規模化せずに実行でき、ま
た、伝送パスの速度が上昇しても、回路を大規模にする
必要がないという効果を奏する。
【0078】請求項2記載の発明によれば、複数のチャ
ネル選択型分離回路がピラミッド状に形成されているの
で、個々のチャネル選択型分離回路を処理速度に見合っ
た回路規模で実現し、全体として超高速多チャネル多重
化信号列を分離することができ、また、分離された信号
についてタイムスロットの入れ替えを、回路を大規模化
せずに実行でき、また、伝送パスの速度が上昇しても、
回路を大規模にする必要がないという効果を奏する。
【0079】請求項3記載の発明によれば、各分離チャ
ネルにおける分離チャネル情報に基づいて帰還型のNビ
ットシフトレジスタを用いることによって、チャネル分
離用の制御信号を生成し、この制御信号と外部入力クロ
ックとのANDを行うことによって、各分離チャネルに
対する信号分離用クロックを生成し、この信号分離用ク
ロックと分周クロックを用いて外部入力のNチャネル多
重化信号列data−inから分離すべき信号のみを分
離するので、分離時に任意のチャネルへ分離するNチャ
ネル選択型の分離回路を実現することができるという効
果を奏する。
【0080】請求項4記載の発明によれば、各分離チャ
ネルにおけるチャネル分離用の制御信号を生成する際
に、制御信号である時系列信号を生成する回路を、分離
チャネル毎に独立に構成せず、共通な構成とするので、
時系列信号を生成する回路数を削減することができると
いう効果を奏する。
【0081】請求項5記載の発明によれば、各分離チャ
ネルにおけるチャネル分離用の制御信号を生成する際
に、チャネル分離情報の時系列信号発生回路への取り込
みを、N/F周期で実行することによって、制御信号で
ある時系列信号を生成するので、時系列信号を生成する
回路数をさらに削減することができるという効果を奏す
る。
【0082】請求項6記載の発明によれば、2:2セレ
クタによって、信号分離用クロックと分周クロックとを
入れ替えて、これら2種類のクロックを使用してN/M
ビットの2種類のバッファを動作させ、Nチャネル多重
化信号列data−inの取り込みと取り出しとを行
い、これら2種類のバッファからの信号を2:1セレク
タで選択することによって、超高速多チャネルの多重化
信号を分離するときに、任意のチャネルへ分離するチャ
ネル選択型分離回路のチャネル分離部を実現することが
できるという効果を奏する。
【0083】請求項7記載の発明によれば、k個のTF
Fによって1/2k の分周クロックcdiv を生成し、外
部入力するフレーム同期信号fp によってセットまたは
リセットするので、超高速多チャネルの多重化信号を分
離時に任意のチャネルへ分離するチャネル選択型分離回
路において同期した1/2k の分周クロックを生成する
分周クロック生成部を実現することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のチャネル選択型分離回
路SC1を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例のチャネル選択型分離回
路SC2を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例のチャネル選択型分離回
路SC3を示す図である。
【図4】チャネル選択型分離回路SC3の具体例である
チャネル選択型分離回路SC3aを示す回路図である。
【図5】本発明の第4の実施例のチャネル選択型分離回
路SC4を示す図である。
【図6】チャネル選択型分離回路SC4の具体例である
チャネル選択型分離回路SC4aを示す回路図である。
【図7】本発明の第5の実施例のチャネル選択型分離回
路SC5を示す図である。
【図8】チャネル選択型分離回路SC5の具体例である
チャネル選択型分離回路SC5aを示す回路図である。
【図9】上記各実施例におけるチャネル分離部における
ビット分離回路DMUX−1を示す図である。
【図10】上記実施例における分周クロック生成部20
の具体例を示す図である。
【図11】従来のADM装置における分離部SC11を
示す図である。
【符号の説明】 SC1〜SC5…チャネル選択型分離回路、 10〜14…分離クロック生成部、 20…分周クロック生成部、 30〜34…チャネル分離部、 inf…チャネル分離情報、 cnt…制御信号、 c…信号分離用クロック、 cdiv …分周クロック。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したNチャネル多重化信号列を1:
    Nビット分離し、この分離された分離信号を所望の出力
    ポートに出力させる多重化信号分離回路において、 上記Nチャネル多重化信号列から分離すべき信号のチャ
    ネル番号と、上記分離された信号を出力すべき出力チャ
    ネル番号とを指定するチャネル分離情報に基づいて、上
    記Nチャネル多重化信号列から分離すべき信号を選択す
    る信号分離用クロックを生成する分離クロック生成部
    と;上記Nチャネル多重化信号列に同期した多重化クロ
    ックに基づいて、分周クロックを生成する分周クロック
    生成部と;上記分離クロック生成部が出力した上記信号
    分離用クロックと、上記分周クロック生成部が出力した
    上記分周クロックとに基づいて、上記Nチャネル多重化
    信号列から、1/Nクロック周期のN種類の分離信号を
    生成し、上記Nチャネル多重化信号列に同期したフレー
    ム同期信号から、1/Nクロック周期のフレーム同期信
    号を生成するチャネル分離部と;を有することを特徴と
    するチャネル選択型分離回路。
  2. 【請求項2】 入力したNチャネル多重化信号列を1:
    Nビット分離し、この分離された分離信号を所望の出力
    ポートに出力させる多重化信号分離回路において、 N’チャネル多重化信号列から分離すべき信号のチャネ
    ル番号と、上記分離された信号を出力すべき出力チャネ
    ル番号とを指定するチャネル分離情報に基づいて、上記
    N’チャネル多重化信号列から分離すべき信号を選択す
    る信号分離用クロックを生成する分離クロック生成部
    と;上記N’チャネル多重化信号列に同期した多重化ク
    ロックに基づいて、分周クロックを生成する分周クロッ
    ク生成部と;上記分離クロック生成部が出力した上記信
    号分離用クロックと、上記分周クロック生成部が出力し
    た上記分周クロックとに基づいて、上記N’チャネル多
    重化信号列から、1/Mクロック周期のM種類の分離信
    号を生成し、上記N’チャネル多重化信号列に同期した
    フレーム同期信号から、1/Mクロック周期のフレーム
    同期信号を生成するチャネル分離部と;によって1つの
    チャネル選択型分離回路が構成され、複数の上記チャネ
    ル選択型分離回路がピラミッド状に形成され、その1段
    目の上記チャネル選択型分離回路が上記Nチャネル多重
    化信号列を第1の数M1の多重化信号列に分離し、上記
    1段目のチャネル選択型分離回路が分離した多重化信号
    列のそれぞれを、その2段目の上記チャネル選択型分離
    回路が第2の数M2の多重化信号列に分離し、これを繰
    り返し、P−1段目の上記チャネル選択型分離回路が分
    離した多重化信号列のそれぞれを、そのP段目の上記チ
    ャネル選択型分離回路が第Pの数MQに分離する(P、
    MQは、2以上の正の整数)ことを特徴とするチャネル
    選択型分離回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記分離クロック生成部は、 上記チャネル分離情報を入力するM種類(M≦N)の帰
    還型Nビットシフトレジスタと;上記M種類の帰還型N
    ビットシフトレジスタが出力したM個の制御信号に基づ
    いて、上記信号分離用クロックをM種類生成し、上記チ
    ャネル分離部へ送り出す信号分離用クロック生成回路
    と;によって構成されていることを特徴とするチャネル
    選択型分離回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 上記分離クロック生成部は、 外部からのチャネル分離情報を入力とするk種類(k
    は、k≧log M/log 2を満足する最小の整数、M≦
    N)の帰還型Nビットシフトレジスタと;上記k種類の
    帰還型Nビットシフトレジスタが出力したk個の制御信
    号に基づいて、上記Nチャネル多重化信号列から分離す
    べき信号を選択する信号分離用クロックをM種類生成
    し、上記チャネル分離部へ送り出す信号分離用クロック
    生成回路と;によって構成されていることを特徴とする
    チャネル選択型分離回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2において、 上記分離クロック生成部は、 上記Nチャネル多重化信号列の周期の1/F周期情報を
    生成するNビットカウンタと;上記Nビットカウンタか
    らの周期情報に基づいて、上記チャネル分離情報を切り
    替えて動作するk種類(kは、k≧log M/log 2を満
    足する最小の整数、M≦N)のN/Fビットシフトレジ
    スタと;上記k種類のN/Fビットシフトレジスタが出
    力したk個の制御信号に基づいて、上記Nチャネル多重
    化信号列から分離すべき信号を選択する信号分離用クロ
    ックをM種類生成し、上記チャネル分離部へ送り出す信
    号分離用クロック生成回路と;によって構成されている
    ことを特徴とするチャネル選択型分離回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2において、 上記チャネル分離部は、 上記Nチャネル多重化信号列を入力する第1のバッファ
    と;上記Nチャネル多重化信号列を入力する第2のバッ
    ファと;上記分周クロック生成部が出力した上記分周ク
    ロックをさらに分周した2×Nビット周期クロックを生
    成する2×N周期クロック生成回路と;上記分離クロッ
    ク生成部が出力した上記信号分離用クロックと、上記分
    周クロック生成部が出力した上記分周クロックとを、上
    記2×Nビット周期クロックによって交互に切り替え
    て、上記第1のバッファと上記第2のバッファとに交互
    に印加する2:2セレクタと;上記2×Nビット周期ク
    ロックを選択信号とし、上記第1のバッファが出力する
    信号、上記第2のバッファが出力する信号のうちの一方
    の信号を選択する2:1セレクタと;によって構成され
    ていることを特徴とするチャネル選択型分離回路。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2において、 上記分周クロック生成部がその内部に分周回路を有し、
    上記Nチャネル選択型分離回路によって1:M分離する
    (ただしM≦N)場合、上記分周クロック生成部に入力
    されるフレームパルスによって、上記内部の分周回路を
    セットまたはリセットすることを特徴とするチャネル選
    択型分離回路。
JP8207925A 1996-07-18 1996-07-18 チャネル選択型分離回路 Pending JPH1032555A (ja)

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