JPH08274820A - 伝送路符号化回路と伝送路復号化回路 - Google Patents

伝送路符号化回路と伝送路復号化回路

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JPH08274820A
JPH08274820A JP7675795A JP7675795A JPH08274820A JP H08274820 A JPH08274820 A JP H08274820A JP 7675795 A JP7675795 A JP 7675795A JP 7675795 A JP7675795 A JP 7675795A JP H08274820 A JPH08274820 A JP H08274820A
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buffer memory
parallel
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data
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JP7675795A
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Fumihiko Shimizu
文彦 志水
Takehiko Atsumi
武彦 渥味
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な論理回路で実現可能な伝送路符号化回路
を提供する。 【構成】nパラレル信号の各データ列をそれぞれ符号化
入力バッファメモリ31のn個のシリアル入力/パラレ
ル出力m段シフトレジスタに順次書き込みつつシフトさ
せ、全ての領域が埋まった時点で、結線32により、符
号化出力バッファメモリ33のn個のパラレル入力/シ
リアル出力m(n+1)/n段シフトレジスタの予め決
められた領域に一括転写する。このとき、出力バッファ
33内の所定のパターン領域に伝送路符号化データを同
時に保持させる。そして、nパラレル信号の同期クロッ
クを(n+1)/n逓倍したクロックタイミングで出力
バッファ33の各レジスタのシフト出力をパラレルに取
り出し、n:1多重回路37によりn:1に多重してシ
リアル信号に変換することで、nB1M/nB1Cシリ
アル信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パラレルデータのバ
イト多重・分離を行う際に、速度変換してnB1M等の
伝送路符号を挿入・抜出する伝送路符号化回路と伝送路
復号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、デジタル伝送にあって
は、タイミング再生の特性を良好にするため、マーク率
の偏りや同符号連続を抑圧するBSI(Bit Sequence I
ndependence )化が重要である。このBSI化を実現す
る方法として、nビット毎のデータにl個のマークビッ
トを付加するnBlM伝送路符号化方式(実際にはさら
に差分してDifferential-nB1M が用いられる)や、nビ
ット毎に直前のlビットの反転符号を付加するnBlC
伝送路符号化方式等がある。
【0003】上記のシリアル伝送路符号化、復号化を実
現する場合、図14、図15に示す回路構成が考えられ
る。ここでは説明を簡単にするため、l=1とする。図
14に示す伝送路符号化回路では、nパラレル信号をn
+1:1多重回路11に入力し、さらにこの回路11に
NANDゲート12により得られる第n番目の信号とn
B1M/nB1C切替制御信号(=0/1)との論理積
反転信号を入力してn+1:1多重処理することによっ
て、nB1MまたはnB1Cシリアル伝送路符号を得て
いる。
【0004】ところで、一般的にnは4や8、10など
の偶数である場合が多く、多重回路のパラレル入力数も
4や8、10などの偶数のものがIC化されている。そ
こで、上記n+1:1多重回路は新たにICを開発する
必要があり、特に超高速信号に対応するICを新たに開
発するには多分の労力を必要とする。また、新たにIC
を開発するとしても、このIC内のカウンタ等は偶数カ
ウントの方が設計しやすく、チップ面積も少なくてす
む。
【0005】また、図15に示す伝送路復号化回路で
は、nB1Mシリアル信号を1:n+1分離回路21に
入力してn+1パラレル信号に分離し、このn+1パラ
レル信号を巡回置換回路22を介してパターン検出回路
23に入力し、このパターン検出回路23で固定ビット
パターンが検出されるように巡回置換回路22でパラレ
ル信号を巡回置換させてフレーム同期をとり、マークを
特定の端子(図中n+1番目の端子)から出力させ、そ
れ以外の端子(図中1番目からn番目の端子)から出力
されるnパラレル信号を復調データとして取り出すよう
にしている。
【0006】この場合も、符号化と同様に1:n+1分
離回路にnが偶数の場合の既存のICがなく、新たにI
Cを開発する必要があり、開発するとしてもチップ面積
が拡大する可能性がある。また、フレーム同期をとるた
めの巡回置換回路にはフィードバックループ制御も必要
で、複雑な構成になる。さらに、固定ビットパターン検
出回路も複雑なものが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の伝送路符号化回路、伝送路復号化回路では、既存の
n:1多重回路ICや1:n分離回路ICが使用でき
ず、また巡回置換回路のような特別なフレーム同期回路
や、複雑な固定ビットパターン検出回路、同期保護回路
を必要とし、簡単化、小型化のために新たにICを開発
する必要がある等、その実現に種々の問題をかかえてい
る。
【0008】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、既存のn:1多重回路ICや1:n分離
回路ICが使用できると共に、巡回置換回路のような特
別なフレーム同期回路や、複雑な同期保護回路を必要と
せず、簡単な論理回路で実現可能な伝送路符号化回路及
び伝送路復号化回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る伝送路符号化回路は、n個のシリアル
入力/パラレル出力のm段シフトレジスタを並列させ、
nパラレル信号の各データ列をその同期クロックに従っ
て各レジスタに順次書き込みつつシフトする符号化入力
バッファメモリと、前記nパラレル信号の同期クロック
を1/m分周する分周回路と、前記同期クロックを(n
+l)/n逓倍する逓倍回路と、n個のパラレル入力/
シリアル出力のm(n+l)/n段シフトレジスタを並
列させ、前記分周回路の分周クロックタイミングで各レ
ジスタのデータ保持領域にデータを取り込み、前記逓倍
回路の逓倍クロックタイミングで各レジスタのシフト出
力をパラレルに出力する符号化出力バッファメモリと、
前記nパラレル信号毎に挿入するlビットの伝送路符号
データを生成する伝送路符号データ生成手段と、前記伝
送路符号データ生成手段で生成される伝送路符号データ
と前記符号化入力バッファメモリの各レジスタの保持デ
ータが前記符号化出力バッファメモリの各レジスタに出
力順序に従って同時に取り込まれるように、前記伝送路
符号データ生成手段のデータ出力端及び前記符号化入力
バッファメモリの各レジスタと前記符号化出力バッファ
メモリとを接続する結線手段と、前記符号化出力バッフ
ァメモリのnパラレル出力をn:1に多重してシリアル
信号に変換するn:1多重回路とを具備して構成され
る。
【0010】また、この発明に係る伝送路復号化回路
は、nビット信号毎にlビットの伝送路符号データが挿
入されたシリアル信号を入力して1:n分離してnパラ
レル信号を出力する1:n分離回路と、n個のシリアル
入力/パラレル出力のm(n+l)/n段シフトレジス
タを並列させ、前記l:n分離回路から出力されるnパ
ラレル信号の各データ列をその同期クロックに従って各
レジスタに順次書き込みつつシフトする復号化入力バッ
ファメモリと、前記シリアル信号の同期クロックをn/
(n+l)分周する第1の分周回路と、この分周回路の
分周クロックをさらに1/m分周する第2の分周回路
と、n個のパラレル入力/シリアル出力のm段シフトレ
ジスタを並列させ、前記第2の分周回路の分周クロック
タイミングで各レジスタのデータ保持領域にデータを取
り込み、前記第1の分周回路の分周クロックタイミング
で各レジスタのシフト出力をパラレルに出力する復号化
出力バッファメモリと、前記復号化入力バッファメモリ
内の所定のパターン領域に伝送路符号データが位置した
ことを検出する伝送路符号データ検出手段と、前記復号
化入力バッファメモリの各レジスタの前記所定のパター
ン領域を除く領域の保持データが前記復号化出力バッフ
ァメモリの各レジスタに出力順序に従って同時に取り込
まれるように、前記復号化入力バッファメモリの各レジ
スタと前記符号化出力バッファメモリとを接続する結線
手段と、前記伝送路符号データ検出手段の検出タイミン
グで前記第2の分周回路の分周出力を前記復号化出力バ
ッファメモリに送り、前記復号化入力バッファメモリの
保持データから伝送路符号データを抜き出して復号化出
力バッファメモリに一括転写するデータ転写手段とを具
備して構成される。
【0011】
【作用】上記構成による伝送路符号化回路では、nパラ
レル信号の各データ列をそれぞれ符号化入力バッファメ
モリを構成するn個のシリアル入力/パラレル出力m段
シフトレジスタにその同期クロックに従って順次書き込
みつつシフトさせ、全ての領域が埋まった時点で、結線
により、符号化出力バッファメモリを構成するn個のパ
ラレル入力/シリアル出力m(n+l)/n段シフトレ
ジスタの予め決められた領域に一括転写する。このと
き、符号化出力バッファメモリ内の所定のパターン領域
に伝送路符号化データを同時に保持させる。そして、前
記nパラレル信号の同期クロックを(n+l)/n逓倍
したクロックタイミングで符号化出力バッファメモリの
各レジスタのシフト出力をパラレルに取り出し、n:1
多重回路によりn:1に多重してシリアル信号に変換す
ることで、伝送路符号シリアル信号を得る。
【0012】また、上記構成による伝送路復号化回路で
は、nビット信号毎にlビットの伝送路符号データが挿
入されたシリアル信号を1:n分離回路によりl:nに
分離してnパラレル信号を得た後、各データ系列を復号
化入力バッファメモリを構成するn個のシリアル入力/
パラレル出力m(n+l)/n段シフトレジスタにその
同期クロックに従って順次書き込みつつシフトさせる。
そして、所定のパターン領域に伝送路符号データが位置
したことを検出した時点で、所定のパターン領域を除く
領域の保持データを、結線により、復号化出力バッファ
メモリの各レジスタに一括転写し、入力シリアル信号の
同期クロックのn/(n+l)分周クロックのタイミン
クで各レジスタ出力をパラレルに取り出すことにより、
伝送路符号が抜出されたnパラレル信号を得る。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図13を参照してこの発明の
実施例を詳細に説明する。図1はこの発明による伝送路
符号化回路の構成を示すものである。尚、ここでは説明
を簡単にするため、l=1の場合について説明する。
【0014】この伝送路符号化回路は、符号化入力バッ
ファメモリ31、符号化出力バッファメモリ33、n:
1多重回路37を備える。符号化入力バッファメモリ3
1はシリアル入力/パラレル出力のm段シフトレジスタ
をn個並べて構成したもので、nパラレルデータに同期
したクロックCKS を書き込みクロックWCKとして入
力する。
【0015】符号化出力バッファメモリ33はパラレル
入力/シリアル出力のm(n+1)/n段シフトレジス
タをn個並べて構成したもので、分周回路34によりC
KSが1/m分周されたクロックCKS /mをラッチパ
ルスTSとして入力し、逓倍回路36によりCKS が
(n+1)/n逓倍されたクロックCKS ・(n+1)
/nを読出しクロックRCKとして入力する。
【0016】すなわち、nパラレル信号は符号化入力バ
ッファメモリ31の対応する系列のシフトレジスタに書
き込みクロックWCKのタイミングで書き込まれ、順次
シフトされる。この符号化入力バッファメモリ31の各
データ保持領域は結線32によって符号化出力バッファ
メモリ33の所定のデータ保持領域に直接接続されてお
り、保持データは符号化出力バッファメモリ33に送ら
れ、ラッチパルスTSのタイミングで所定の領域に一括
転写される。
【0017】また、符号化入力バッファメモリ31にお
いて、第n番目のシフトレジスタのデータ保持領域に格
納されたデータはNANDゲート35に入力される。こ
のNANDゲート35はnB1M/nB1C切替制御信
号(=0/1)に応じて入力データの論理積を演算して
反転出力することでnB1MまたはnB1Cの伝送路符
号を生成するものである。ここで生成された伝送路符号
は符号化出力バッファメモリ33に供給され、ラッチパ
ルスTSのタイミングで所定の領域に取り込まれる。
【0018】上記符号化出力バッファメモリ33は読出
しクロックRCKが入力される毎に各レジスタに保持さ
れたデータを順次読出し出力する。読み出されたnパラ
レル信号はn:1多重回路37によってnB1M/nB
1Cシリアル信号に変換される。
【0019】上記構成において、以下、その符号化処理
動作を具体的に説明する。図2は、l=1、n=4、m
=4を例にした、入力バッファメモリ31と出力バッフ
ァメモリ33間の結線32によるデータ転写とマーク挿
入の概略図を示すものである。
【0020】図2において、入力バッファメモリ31は
4個の4段シフトレジスタ311〜314を並列に配置
することで4×4のデータ保持領域を確保している。ま
た、出力バッファメモリ33は4個の5段シフトレジス
タ331〜334を並列に配置することで、4×5のデ
ータ保持領域を確保したものである。
【0021】入力バッファメモリ31と出力バッファメ
モリ33の各データ保持領域は図のように結線されてお
り、入力バッファメモリ31に格納されたデータD00
〜D03,D10〜D13,D20〜D23,D30〜
D33は、ラッチパルスTSのタイミングで出力バッフ
ァメモリ33の対応する領域に一括転写される。
【0022】ここで、出力バッファメモリ33のデータ
保持領域には、シリアル化に際して各グループデータに
続いてマークデータが付加される位置に、予めマークデ
ータ保持領域が確保されており、各領域にはNANDゲ
ート35で生成されるマークデータM0,M1,M2,
M3がラッチパルスTSのタイミングで保持される。
【0023】ここで、l=2,3,…の時は、M0,M
1,M2,…をそれぞれlのビット数分連続させて、マ
ークあるいは補符号として挿入することになる。例えば
l=2のときは、入力バッファメモリ31が4×4のデ
ータ保持領域に対し、出力バッファメモリ33には4×
6のデータ領域が必要となる。lが3以上のときも同様
に、出力バッファメモリ33には4×(4+l)のデー
タ保持領域が必要となる。
【0024】図3は上記NANDゲート35の具体的な
構成を示すものである。このゲート35は4個のNAN
D演算素子351〜354を備え、それぞれ一方端にn
番目のシフトレジスタ314からパラレルに出力される
データD03,D13,D23,D33を入力すると共
に、nB1M/nB1C切替制御信号として「0」を入
力し、両者の論理積反転演算を行うことによりマークデ
ータM0,M1,M2,M3を得ている。尚、切替制御
信号として「1」を入力すればnB1C用補符号が得ら
れる。
【0025】このようにして生成されたマークデータM
0,M1,M2,M3が入力バッファメモリ31からの
データと共に出力バッファメモリ33の所定領域に保持
されると、これらのデータはメモリ31の書き込みクロ
ックCKS の5/4倍のクロック速度で各レジスタ33
1〜334からシフト出力され、4:1多重回路(n=
4)37によりシリアル信号に変換される。これによっ
てnB1Mシリアル信号が得られる。
【0026】図4はこの発明による伝送路復号化回路の
構成を示すものである。ここでは説明を簡単にするため
l=1とし、nB1Mシリアル信号が入力されるものと
する。
【0027】この伝送路復号化回路は、1:n分離回路
41、復号化入力バッファメモリ42、復号化出力バッ
ファメモリ43を備える。1:n分離回路41はnB1
Mシリアル入力をn系列に分離してパラレルに出力する
もので、そのnパラレル出力は復号化入力バッファメモ
リ42に供給される。
【0028】この復号化入力バッファメモリ42はパラ
レル入力/シリアル出力のm(n+1)/n段シフトレ
ジスタをn個並べて構成したもので、nB1Mシリアル
入力に同期したクロックCKR を書き込みクロックWC
Kとして入力する。
【0029】復号化出力バッファメモリ43はパラレル
入力/シリアル出力のm段シフトレジスタをn個並べて
構成したもので、分周回路44,45及びセット回路4
6を経て入力されるクロックCKR ・n/(n+1)m
をラッチパルスTRとして入力し、分周回路44から出
力されるクロックCKR ・n/(n+1)を読出しクロ
ックRCKとして入力する。
【0030】上記1:n分離回路41から出力されるn
パラレル信号は、復号化入力バッファメモリ42の対応
する系列のシフトレジスタにクロックWCKのタイミン
グで書き込まれ、順次シフトされる。この復号化入力バ
ッファメモリ42の各データ保持領域は、マークデータ
保持領域を除き、結線49によって復号化出力バッファ
メモリ43の所定のデータ保持領域に直接接続されてお
り、保持データは復号化出力バッファメモリ43に送ら
れ、ラッチパルスTRのタイミングで所定の領域に一括
転写される。
【0031】上記復号化出力バッファメモリ43は読出
しクロックRCKが入力される毎に各レジスタに保持さ
れたデータを順次読出し出力する。これによりnパラレ
ル信号が復号化される。
【0032】ここで、上記復号化入力バッファメモリ4
2には、予めマークデータ保持領域が特定されており、
その全領域の保持データは後方保護回路47に入力さ
れ、先に出力される側の少なくとも2つの領域の保持デ
ータは前方保護回路48に入力される。各保護回路4
7,48はANDゲートを用いて入力データの論理積を
演算することで、それぞれ固定ビットパターン検出信
号、同期はずれ信号を生成出力する。これらの検出信号
はセット回路46に送られる。
【0033】セット回路46は各保護回路47,48か
らの検出信号の内容から復号化入力バッファメモリ42
の格納状況を把握し、各保護回路47,48の出力が正
常値を示すタイミングでラッチパルスTSを復号化出力
バッファメモリ43に送出するようになっている。
【0034】すなわち、上記構成による伝送路復号化回
路では、図1に示した伝送路符号化回路と全く逆に動作
するものである。この復号化に際して同期状態を維持す
るため、この回路では後方保護回路47と前方保護回路
48を備えている。
【0035】例として、n=4、m=4の場合の復号化
入力バッファメモリ42に対する後方保護回路47及び
前方保護回路48の構成を図5に示す。図5において、
復号化入力バッファメモリ42は4個の5段シリアル入
力パラレル出力シフトレジスタ421〜424を並列に
配置したもので、符号化出力バッファメモリ33と同等
のデータ保持領域を有する。また、図示しないが、復号
化出力バッファメモリ43は4個の4段パラレル入力シ
リアル出力シフトレジスタを並列に配置して構成され、
図2に示した結線の状態と全く逆に復号化入力バッファ
メモリ42と結線される。
【0036】ここで、マークデータM0,M1,M2,
M3が図に示す位置にシフトされたとき、後方保護回路
47を構成するANDゲートから固定ビットパターン検
出信号が出力される。これにより、セット回路46から
ラッチパルスTRが出力され、他の領域に保持されてい
るデータが復号化出力バッファメモリ43に一括転写さ
れる。つまり、マークデータの抜出がなされる。このメ
モリ43の各シフトレジスタから転送クロックCKR の
4/5の速度のクロックでシフト出力することで、元の
4パラレル信号が得られる。
【0037】一方、復号化入力バッファメモリ42のM
0,M1の領域出力は前方保護回路48を構成するAN
Dゲートに供給される。すなわち、何らかの原因により
M0,M1の領域にマークデータが入らなくなると、前
方保護回路48は同期はずれ信号を出力してセット回路
46をリセットする。このとき、セット回路46は次に
固定ビットパターン検出信号が入るまでラッチパルスT
Rの出力を停止する。したがって、復号化出力バッファ
メモリ43には常に同期のとれた状態でデータが転写さ
れることになる。
【0038】したがって、上記構成による伝送路符号化
回路、伝送路復号化回路は、いずれも既存のn:1多重
回路ICや1:n分離回路ICを使用して、かつ特別な
フレーム同期回路や、複雑な同期保護回路を必要とせず
に、簡単な論理回路で実現することができる。
【0039】尚、上記伝送路復号化回路の実施例ではn
B1Mシリアル入力の場合について説明したが、nB1
Cシリアル入力の場合も全く同様に実現できる。また、
後方保護段数を4、前方保護段数を2としたが、これに
限らず任意の段数でよいことは勿論である。
【0040】続いて、SDHシステムにおける155.
52Mbps速度STM−1信号64チャンネルを多重
化して11.2Gbpsのシリアル8B1M伝送路符号
化信号を生成するシステムにこの発明を適用した場合に
ついて説明する。
【0041】図6、図11にそれぞれ本システムの伝送
路符号化回路と復号化回路の機能ブロック図を示す。こ
こで、311Mbps(=311Mbit/s)の32
パラレル入力は、STM−1の155.52Mbpsシ
リアル信号64チャンネルを8パラレル内部処理の8パ
ラレル出力16:1バイト多重ICを4個使用して得た
ものである。
【0042】図6に示す伝送路符号化回路において、M
符号(マーク)挿入・速度変換処理回路51は前述の符
号化入力バッファメモリ及び符号化出力バッファメモリ
に相当するもので、311MHzのクロックを書込みク
ロックとして入力し、PLL回路54で得られる350
MHzのクロックを読出しクロックとして入力し、31
1Mbpsレートの32パラレル信号を入力してM符号
を挿入しつつ、350Mbpsレートの32パラレル信
号に速度変換する。
【0043】すなわち、8B1M符号化のマーク挿入に
伴う速度上昇は9/8倍で、M符号挿入・速度変換処理
回路51から出力される32パラレル信号は、入力クロ
ック311MHzに位相ロックする350MHzPLL
回路54で生成したクロックに同期している。
【0044】上記M符号挿入・速度変換処理回路51を
実現するLSIのブロック回路図を図7に示す。図7に
おいて、符号化入力バッファメモリ511は、図8に示
すように、8ビット並列16段シフトレジスタを4個並
列させたもの(512個のDラッチフリップフロップで
構成できる)で、512ビットのデータ保持領域を有す
る。そして、32パラレル入力を8ビットずつ並列入力
し、各シフトレジスタに311MHzの書込みクロック
により順次書込みシフトする。
【0045】符号化入力バッファメモリ511の各デー
タ保持領域は結線512によって符号化出力バッファメ
モリ513に接続される。この符号化出力バッファメモ
リ513は、図9に示すように、8ビット並列18段シ
フトレジスタを4個並列させたもの(576個のDラッ
チフリップフロップで構成できる)で、576ビットの
データ保持領域を有する。そして、結線512から符号
化データ及びM符号を入力して、16分周カウンタ51
4で生成される19.4MHzのラッチパルス(バッフ
ァデータ転送用の同期信号)のタイミングでラッチす
る。
【0046】尚、符号化入力バッファメモリ511と符
号化出力バッファメモリ513との間の結線関係は図
8、図9に示す通りであり、M符号は8ビットのMSB
に続いて配置される。この図のように、マーク挿入後の
ビット配列、マーク位置は9列周期で繰り返す。そこ
で、マーク挿入はこのビット配列パターンに従ったバッ
ファ間の結線パターンによって行える。
【0047】図8及び図9に示す実際の8B1M用マー
ク挿入・速度変換処理回路51では出力ビット配列パタ
ーンは9列で繰り返しているが、155.5Mbit/
sを64チャンネル分多重するため、結線による一括転
写は同図のように入力バッファは8ビット並列16段シ
フトレジスタ4個の64バイト分512ビット領域のメ
モリを、マーク挿入する出力バッファは8ビット並列1
8段シフトレジスタ4個の576ビット領域のメモリを
使用する。
【0048】このシリアル入力/パラレル出力シフトレ
ジスタで構成した入力バッファメモリ511へは、31
1MHzクロックに同期してデータを入力し、64バイ
ト(チャンネル)分のデータを読み込んだタイミングで
一括して出力バッファメモリ513に転写する。
【0049】符号化出力バッファメモリ513の保持デ
ータは、上記PLL回路54で得られる350MHz
(入力クロック311MHzの9/8倍速度)の読出し
クロックに基づいて各シフトレジスタから8ビット並列
出力され、これによってM符号が挿入された8B1M3
2パラレル出力が得られる。
【0050】このようにしてM符号が挿入された8B1
M32パラレル信号は32:1多重回路52に入力され
る。この32:1多重回路52は、ICの速度制限を緩
和するため、入力段に8個の4:1MUX5211〜5
218を用い、逓倍回路55からの1.4GHzのクロ
ックに基づいて32パラレル信号を8パラレル信号に変
換した後、8:1MUXでPLL回路56からの11.
2GHzのクロックに基づいて11.2Mbpsのシリ
アル信号に変換する。
【0051】上記32:1多重回路52でシリアル化さ
れた信号は、和分回路53に送られる。この和分回路5
3は、10GHx帯の超高速動作が可能な演算用ICに
よって、D(ディファレンシャル)8B1M符号化の和
分変換を行うものである。
【0052】ここで、上記伝送路符号化回路は、具体的
には図10に示すように構成され、マーク挿入・速度変
換後の32パラレル/シリアル変換は8個並列させた
4:1MUX5211〜5218と8:1MUX522
とで実現される。
【0053】この場合、パラレル/シリアル変換で1バ
イト分のMSBビットからLSBビット出力後にマーク
を出力するためには、図に示すように、ビット時間経過
と共にビット番号とマークが移動して8:1MUX52
2に入力されることになる。このビット流を4:1MU
X5211〜5218で生成するためには、マーク挿入
・速度変換出力と4:1MUX入力を同図に示すように
結線すればよい。
【0054】尚、上記の例ではM符号を挿入するように
したが、図1の実施例と同様に、8B1M/8B1C切
替回路を設けることで、M符号に代わって補符号Cを挿
入することも可能である。
【0055】一方、図11に示す伝送路復号化回路は、
図6に示した伝送路符号化回路と全く逆の動作をたどる
構成となっている。図11において、11.2Gbps
レートのD8B1Mシリアル入力は10GHz帯用の高
速演算用ICによる差分回路61に入力される。この差
分回路61はD8B1復号化の差分変換を行うもので、
その出力は1:32分離回路62に入力される。
【0056】この1:32分離回路62は11.2GH
zのクロックに基づいて差分回路61からのシリアル信
号を初段の1:8分離回路(以下、DEMUXと記す)
621に取り込み、1.4GHzのクロックタイミング
で8パラレル信号に分離した後、4個の1:4DEMU
X6221〜6228によりさらに350MHzのタイ
ミングでそれぞれ4パラレル信号に分離することで、3
50Mbpsレートの32パラレルの信号を得る。この
ようにして得られた32パラレル信号はM符号抜出・速
度変換処理回路63に入力される。
【0057】このM符号挿入・速度変換処理回路63
は、前述の復号化入力バッファメモリ及び復号化バッフ
ァメモリに相当するもので、350MHzのクロックを
書込みクロックとして入力し、PLL回路64で得られ
る311MHzのクロックを読出しクロックとして入力
し、350Mbpsレートの32パラレル信号を入力し
てM符号を抜出しつつ、311Mbpsレートの32パ
ラレル信号に速度変換する。
【0058】上記1:32分離回路62とM符号抜出・
速度変換処理回路63との接続関係は、具体的には図1
2に示すように構成される。すなわち、1:32分離回
路62は1:8DEMUX621と1:4DEMUX6
221〜6228で構成されるので、シリアル/パラレ
ル変換後は図10の場合と反対で、それぞれの1:4D
EMUX出力に、ビット時間経過と共にビット番号とマ
ークが移動するビットパターンが現れる。これを1バイ
ト分のMSBビットからLSBビット出力とマークが並
んだ出力にするためには、図12に示すように1:4D
EMUX出力とM符号抜出・速度変換処理入力を結線す
ればよい。
【0059】上記M符号抜出・速度変換処理回路63を
実現するLSIのブロック回路図を図13に示す。図1
3において、復号化入力バッファメモリ631は、8ビ
ット並列18段シフトレジスタを4個並列させたもの
(576個のDラッチフリップフロップで構成できる)
で、576ビットのデータ保持領域を有する。そして、
32パラレル入力を8ビットずつ並列入力し、各シフト
レジスタに350MHzの書込みクロックにより順次書
込みシフトする。
【0060】復号化入力バッファメモリ631の各デー
タ保持領域は結線632によって復号化出力バッファメ
モリ633に接続される。この符号化出力バッファメモ
リ633は、8ビット並列16段シフトレジスタを4個
並列させたもの(512個のDラッチフリップフロップ
で構成できる)で、512ビットのデータ保持領域を有
する。そして、結線632によりM符号を抜出し、復号
化データのみを入力して、16分周カウンタ635で生
成される19.4MHzのラッチパルス(バッファデー
タ転送用の同期信号)のタイミングでラッチする。
【0061】復号化出力バッファメモリ633の保持デ
ータは、PLL回路64で得られる311MHz(入力
クロック350MHzの8/9倍速度)の読出しクロッ
クに基づいて各シフトレジスタから8ビット並列出力さ
れ、これによってM符号が抜出された32パラレル出力
が得られる。
【0062】すなわち、受信側のM符号抜出・速度変換
も既述した入出力バッファメモリ631,633間の一
括転写によって実現できる。入出力バッファメモリ63
1,633は、送信側M符号挿入の場合と全く反対の結
線632で実現でき、その他の入出力バッファメモリ6
31,633間のデータ一括転送のタイミング19.4
MHz同期信号(SYNC)で与える16分周カウンタ
635や入出力クロックの分配回路は送信側LSIと同
じ構成である。
【0063】受信側M符号抜出LSIでは、32パラレ
ルビット入力から固定の配列パターンをモニタしてM符
号を検出する回路が必要である。これは、パターン検出
回路636により、入力バッファメモリ631内の固定
ビット位置の10箇所を空間的に同時にモニタしてその
論理積をとれば、11.2Gbit/sシリアルデータ
に対して後方10段保護回路と等価にできる。その際、
この中に隣接ビット間の差分を生成する排他的論理和回
路を付加すれば、8B1CのCビット検出も可能であ
る。
【0064】これと同様に、前方保護回路637によ
り、入力バッファメモリ631内の固定ビット位置の5
箇所を空間的に同時にモニタしてその論理積をとって誤
同期リセット信号とすれば、11.2Gbit/sシリ
アルデータに対して前方5段保護回路と等価にできる。
【0065】上記前方保護回路637から出力される誤
同期リセット信号によって、パターン検出回路636を
リセットしてハンチングをやり直す構成とする。このパ
ターン検出のタイミングで16分周カウンタ635にデ
ータ転送をプリセットすることで、以降の入出力バッフ
ァメモリ間のデータ一括転送を正しいタイミングで行う
ことができる。
【0066】ここで、フレームシンクエラーを考慮し、
誤同期リセット信号とフレームシンクエラー信号とをO
Rゲート638に入力し、その論理和出力をパターン検
出回路636のリセット信号とすれば、フレームシンク
エラー発生時の誤同期を防止することができる。
【0067】以上の実施例によれば、nB1M符号変換
やnB1C符号変換を、既存のn:1多重回路ICや
1:n分離回路ICを使用し、また巡回遅延回路のよう
な特別なフレーム同期回路や、複雑な同期保護回路を必
要とせずに、簡単な論理回路で構成することができ、こ
れによってnB1M符号変換回路やnB1C符号変換回
路の開発におけるコストや期間の削減を期待することが
できる。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、既存の
n:1多重回路ICや1:n分離回路ICが使用できる
と共に、巡回置換回路のような特別なフレーム同期回路
や、複雑な同期保護回路を必要とせず、簡単な論理回路
で実現可能な伝送路符号化回路及び伝送路復号化回路を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるnB1M伝送路符号化回路の
実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図2】 同実施例において、n=4、m=4としたと
きの入出力バッファメモリ間の結線によるデータ転写と
マーク挿入の概略を示すブロック回路図である。
【図3】 同実施例のnB1M/nB1C切替制御を行
うNANDゲートの構成を示すブロック回路図である。
【図4】 この発明によるnB1M伝送路復号化回路の
実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図5】 同実施例において、n=4、m=4の場合の
復号化入力バッファメモリに対する後方保護回路及び前
方保護回路の構成を示すブロック回路図である。
【図6】 SDHシステムにおける155.52Mbp
s速度STM−1信号64チャンネルを多重化して1
1.2Gbpsのシリアル8B1M伝送路符号化するシ
ステムにこの発明を応用した場合の、伝送路符号化回路
の機能構成を示すブロック図である。
【図7】 図6に示すM符号挿入・速度変換処理回路を
実現するLSIの構成を示すブロック回路図である。
【図8】 図7に示す符号化入力バッファメモリの具体
的な構成を示すブロック回路図である。
【図9】図7に示す符号化出力バッファメモリの具体的
な構成を示すブロック回路図である。
【図10】 図6に示す伝送路符号化回路のM符号挿入
・速度変換処理回路と32:1多重回路との接続関係を
示すブロック回路図である。
【図11】 SDHシステムにおける155.52Mb
ps速度STM−1信号64チャンネルを多重化して1
1.2Gbpsのシリアル8B1M伝送路符号化するシ
ステムにこの発明を応用した場合の、伝送路復号化回路
の機能構成を示すブロック図である。
【図12】 図11に示す伝送路復号化回路の1:32
分離回路とM符号抜出・速度変換処理回路との接続関係
を示すブロック回路図である。
【図13】 図11に示すM符号抜出・速度変換処理回
路を実現するLSIの構成を示すブロック回路図であ
る。
【図14】 従来のnB1M/nB1C伝送路符号化回
路の構成を示すブロック回路図である。
【図15】 従来の伝送路復号化回路の構成を示すブロ
ック回路図である。
【符号の説明】
11…n+1:1多重回路、12…NANDゲート、2
1…1:n+1分離回路、22…巡回置換回路、23…
パターン検出回路、31…符号化入力バッファメモリ、
311〜314…4段シリアル入力パラレル出力シフト
レジスタ、32…結線、33…符号化出力バッファメモ
リ、331〜334…5段パラレル入力シリアル出力シ
フトレジスタ、34…分周回路、35…NANDゲー
ト、351〜354…NAND演算素子、36…逓倍回
路、37…n:1多重回路、41…1:n分離回路、4
2…復号化入力バッファメモリ、421〜424…5段
シリアル入力パラレル出力シフトレジスタ、43…復号
化出力バッファメモリ、44…分周回路、45…分周回
路、46…セット回路、47…後方保護回路、48…前
方保護回路、49…結線、51…M符号挿入・速度変換
処理回路、511…符号化入力バッファメモリ、512
…結線、513…符号化出力バッファメモリ、514…
16分周カウンタ、52…32:1多重回路、5211
〜5218…4:1MUX、522…8:1MUX、5
3…10G−D8B1M和分回路、54…PLL回路、
55…逓倍回路、61…10G−D8B1M差分回路、
62…1:32分離回路、621…1:8DEMUX、
6221〜6228…1:4DEMUX、63…M符号
抜出・速度変換処理回路、631…復号化入力バッファ
メモリ、632…結線、633…復号化出力バッファメ
モリ、634…PLL回路、635…16分周カウン
タ、636…パターン検出回路、637…前方保護回
路、638…ORゲート、64…PLL回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個のシリアル入力/パラレル出力のm
    段シフトレジスタを並列させ、nパラレル信号の各デー
    タ列をその同期クロックに従って各レジスタに順次書き
    込みつつシフトする符号化入力バッファメモリと、 前記nパラレル信号の同期クロックを1/m分周する分
    周回路と、 前記同期クロックを(n+l)/n逓倍する逓倍回路
    と、 n個のパラレル入力/シリアル出力のm(n+l)/n
    段シフトレジスタを並列させ、前記分周回路の分周クロ
    ックタイミングで各レジスタのデータ保持領域にデータ
    を取り込み、前記逓倍回路の逓倍クロックタイミングで
    各レジスタのシフト出力をパラレルに出力する符号化出
    力バッファメモリと、 前記nパラレル信号毎に挿入するlビットの伝送路符号
    データを生成する伝送路符号データ生成手段と、 前記伝送路符号データ生成手段で生成される伝送路符号
    データと前記符号化入力バッファメモリの各レジスタの
    保持データが前記符号化出力バッファメモリの各レジス
    タに出力順序に従って同時に取り込まれるように、前記
    伝送路符号データ生成手段のデータ出力端及び前記符号
    化入力バッファメモリの各レジスタと前記符号化出力バ
    ッファメモリとを接続する結線手段と、 前記符号化出力バッファメモリのnパラレル出力をn:
    1に多重してシリアル信号に変換するn:1多重回路と
    を具備する伝送路符号化回路。
  2. 【請求項2】 nビット信号毎にlビットの伝送路符号
    データが挿入されたシリアル信号を入力して1:n分離
    してnパラレル信号を出力する1:n分離回路と、 n個のシリアル入力/パラレル出力のm(n+l)/n
    段シフトレジスタを並列させ、前記l:n分離回路から
    出力されるnパラレル信号の各データ列をその同期クロ
    ックに従って各レジスタに順次書き込みつつシフトする
    復号化入力バッファメモリと、 前記シリアル信号の同期クロックをn/(n+l)分周
    する第1の分周回路と、 この分周回路の分周クロックをさらに1/m分周する第
    2の分周回路と、 n個のパラレル入力/シリアル出力のm段シフトレジス
    タを並列させ、前記第2の分周回路の分周クロックタイ
    ミングで各レジスタのデータ保持領域にデータを取り込
    み、前記第1の分周回路の分周クロックタイミングで各
    レジスタのシフト出力をパラレルに出力する復号化出力
    バッファメモリと、 前記復号化入力バッファメモリ内の所定のパターン領域
    に伝送路符号データが位置したことを検出する伝送路符
    号データ検出手段と、 前記復号化入力バッファメモリの各レジスタの前記所定
    のパターン領域を除く領域の保持データが前記復号化出
    力バッファメモリの各レジスタに出力順序に従って同時
    に取り込まれるように、前記復号化入力バッファメモリ
    の各レジスタと前記符号化出力バッファメモリとを接続
    する結線手段と、 前記伝送路符号データ検出手段の検出タイミングで前記
    第2の分周回路の分周出力を前記復号化出力バッファメ
    モリに送り、前記復号化入力バッファメモリの保持デー
    タから伝送路符号データを抜き出して復号化出力バッフ
    ァメモリに一括転写するデータ転写手段とを具備する伝
    送路復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送路符号データ検出手段は、前記
    復号化入力バッファメモリ内の所定のパターン領域のa
    個の位置のデータについて論理積を演算することによっ
    て固定ビットパターンを検出するa段後方保護回路を備
    えることを特徴とする請求項2記載の伝送路復号化装
    置。
  4. 【請求項4】 前記伝送路符号データ検出手段は、前記
    復号化入力バッファメモリ内の所定のパターン領域のb
    個の位置のデータについて論理積を演算することによっ
    て固定ビットパターン喪失を検出するb段前方保護回路
    を備えることを特徴とする請求項2記載の伝送路復号化
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100322474B1 (ko) * 1999-11-29 2002-02-07 오길록 다중화 방식을 이용한 고속신호 선로 부호화회로
US8731398B2 (en) 2011-03-16 2014-05-20 Mitsubishi Electric Corporation Optical network system and WDM apparatus

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