JPH10318361A - ツインクラッチ式自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

ツインクラッチ式自動変速機の変速制御装置

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JPH10318361A
JPH10318361A JP9131392A JP13139297A JPH10318361A JP H10318361 A JPH10318361 A JP H10318361A JP 9131392 A JP9131392 A JP 9131392A JP 13139297 A JP13139297 A JP 13139297A JP H10318361 A JPH10318361 A JP H10318361A
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JP
Japan
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shift
gear
clutch
output shaft
speed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9131392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroatsu Endou
弘淳 遠藤
Hidehiro Oba
秀洋 大庭
Kazumi Hoshiya
一美 星屋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP9131392A priority Critical patent/JPH10318361A/ja
Publication of JPH10318361A publication Critical patent/JPH10318361A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/68Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings
    • F16H61/684Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings without interruption of drive
    • F16H61/688Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings without interruption of drive with two inputs, e.g. selection of one of two torque-flow paths by clutches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H2306/18Preparing coupling or engaging of future gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/24Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the throttle opening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/36Inputs being a function of speed
    • F16H59/44Inputs being a function of speed dependent on machine speed of the machine, e.g. the vehicle

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツインクラッチ式変速機において運転者の予
想に合うように変速動作を迅速に実行するように制御す
る制御装置を提供すること。 【解決手段】 車速とスロットル開度で規定される走行
状態に対応して次変速がダウンシフトかアップシフトか
を記憶したマップをECU100のROM105に記憶
しておく。車速センサ112とスロットル開度センサ1
13から現在の走行状態をもとめ、この現在の走行状態
に対する次変速をマップから読み込む。マップから読み
込んだ次変速に合わせて、第1スリーブアクチュエータ
ACT1、第2スリーブアクチュエータACT2によっ
て第1スリーブS1、第2スリーブS2を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のツインク
ラッチ式自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機入力軸に連結される2つのクラッ
チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
との間を同期装置の付いた歯車選択装置の選択操作によ
り選択的に連結する複数の歯車列とを備え、一方のクラ
ッチを係合するとともに、他方のクラッチを解放し、か
つ、一方のクラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を
介して連結することにより所望の速度段を完成する所謂
ツインクラッチ式自動変速機が公知である。例えば、特
開平6−221347号公報に記載のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなツインクラ
ッチ式自動変速機においては同期装置のついた歯車係合
装置をもちいるために同期して係合が完了するまでに時
間を要し、実際に変速指令が発せられてから歯車係合装
置を動かすと、変速動作の実行に運転者が予想した以上
の時間がかかり、ドライバビリティが悪化するという問
題がある。そこで、上記公報の装置においては、次変速
を推定して、推定された変速を実行するために必要な歯
車係合装置を予備選択することを示唆している。
【0004】しかし、同公報はツインクラッチ式自動変
速機において2つのクラッチの出力軸を同じ軸線上にお
いて、それぞれ相反する方向に延伸させた構造としたも
のを提示することが主目的であって、上記の歯車係合装
置の予備選択については、概念的なことが述べられてい
るに過ぎず、上記問題点を充分に解決するものではな
い。本発明は上記問題に鑑み、ツインクラッチ式自動変
速機において運転者の予想に合うように変速動作を迅速
に実行するように制御する制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、変速機入力軸に連結される2つのクラッチと、これ
らクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸との間を同
期装置付きの歯車選択装置の選択操作により選択的に連
結する複数の歯車列とを備え、互いに隣りあう速度段は
それぞれ別のクラッチ出力軸を使用して達成できるよう
に前記歯車列が配置されていて、一方のクラッチを係合
するとともに、他方のクラッチを解放し、かつ、一方の
クラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を介して連結
することにより所望の速度段を完成するツインクラッチ
式自動変速機の制御装置であって、走行状態を検出する
走行状態検出手段と、走行状態から推定される次変速を
記憶する次変速記憶手段と、走行状態検出手段が検出し
た現在の走行状態から推定される次変速を次変速記憶手
段から選択する次変速選択手段と、変速指令の発信を待
たず現在の走行中に、次変速選択手段が選択した次変速
に必要な歯車列の連結を完成するように、選択装置を作
動させる予備選択装置とを備え、前記走行状態検出手段
が、予め定めた特定の走行パターンが実行されているこ
とを検出する特定走行パターン実行検出手段を含み、前
記次変速記憶手段が、前記予め定めた特定の走行パター
ンから推定される次変速を記憶する特定次変速記憶手段
を含み、前記次変速選択手段が、前記予め定めた特定の
走行パターンが実行されているときに、該特定の走行パ
ターンから予想される次変速を選択する制御装置が提供
される。この様に構成された制御装置では、次変速選択
手段が走行状態検出手段が検出した現在の走行状態から
推定される次変速を次変速記憶手段から選択し、予備選
択装置が、変速指令の発信前に、選択された次変速に必
要な歯車列の連結を完成するように選択装置を作動せし
め、特定の走行パターンが実行されている時には、該特
定の走行パターンから予想される次変速に必要な歯車列
の連結を完成するように作動せしめる。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、前記特定走行パターン実行検出手段がブレー
キONの状態で車両を停止に向けて減速中であることを
検出し、前記特定次変速記憶手段がブレーキONの状態
で車両を停止に向けた減速の次変速としてアップシフト
を記憶するようにされた制御装置が提供される。この様
に構成された制御装置では、ブレーキONの状態で車両
を停止に向けて減速中の場合には、次変速としてアップ
シフトが選択され、予備選択装置が、変速指令の発信前
に、選択された次変速に必要な歯車列の連結を完成する
ように選択装置を作動せしめる。
【0007】請求項3の発明によれば、変速機入力軸に
連結される2つのクラッチと、これらクラッチのクラッ
チ出力軸と変速機出力軸との間を同期装置付きの歯車選
択装置の選択操作により選択的に連結する複数の歯車列
とを備え、互いに隣りあう速度段はそれぞれ別のクラッ
チ出力軸を使用して達成できるように前記歯車列が配置
されていて、一方のクラッチを係合するとともに、他方
のクラッチを解放し、かつ、一方のクラッチ出力軸と変
速機出力軸とを歯車列を介して連結することにより所望
の速度段を完成するツインクラッチ式自動変速機の制御
装置であって、走行状態を検出する走行状態検出手段
と、走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記
憶手段と、走行状態検出手段が検出した現在の走行状態
から推定される次変速を次変速記憶手段から選択する次
変速選択手段と、変速指令の発信を待たず現在の走行中
に、次変速選択手段が選択した次変速に必要な歯車列の
連結を完成するように、選択装置を作動させる予備選択
装置を備え、前記走行状態検出手段が運転者の運転パタ
ーンを判定する運転パターン判定手段を含み、運転パタ
ーン判定手段の判定した運転パターンに基づいて、前記
次変速記憶手段が記憶する次変速の推定パターンを変更
する制御装置が提供される。この様に構成された制御装
置では、次変速選択手段が走行状態検出手段が検出した
現在の走行状態から推定される次変速を運転者の走行パ
ターンに基づいて変更して記憶した次変速記憶手段から
選択し、予備選択装置が、変速指令の発信前に、選択さ
れた次変速に必要な歯車列の連結を完成するように選択
装置を作動せしめる。
【0008】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
において、前記運転パターン判定手段が、運転者がアク
セルペダルの踏み込み量が大きい加速タイプの運転者か
否かを判定し、運転者が加速タイプの運転者であると判
定された場合には、次変速記憶手段が次変速としてダウ
ンシフトを推定する領域を拡大して記憶するようにされ
た制御装置が提供される。この様に構成された制御装置
では、運転者がアクセルペダルの踏み込み量が大きい加
速タイプの運転者と判定された場合には、次変速選択手
段がダウンシフトを推定する領域を拡大して記憶された
次変速記憶手段から次変速を選択し、予備選択装置が、
変速指令の発信前に、選択された次変速に必要な歯車列
の連結を完成するように選択装置を作動せしめる。
【0009】請求項5の発明によれば、請求項3の発明
において、前記運転パターン判定手段が、運転者がシフ
トレバーの操作頻度の高いタイプの運転者か否かを判定
し、運転者がシフトレバーの操作頻度の高いタイプの運
転者であると判定された場合に、次変速記憶手段が、高
速段の走行に対しては、次変速記憶手段が次変速をダウ
ンシフトと推定する領域を拡大して記憶し、低速段の走
行に対しては、次変速記憶手段が次変速をダウンシフト
と推定する領域を拡大して記憶するようにされた制御装
置が提供される。この様に構成された制御装置では、運
転者がシフトレバーの操作頻度の高いタイプの運転者で
あると判定された場合には、高速段の走行に対しては、
次変速記憶手段が次変速をダウンシフトと推定する領域
を拡大して記憶し、低速段の走行に対しては、次変速記
憶手段が次変速をダウンシフトと推定する領域を拡大し
て記憶した次変速記憶手段から次変速選択手段が次変速
を選択し、予備選択装置が、変速指令の発信前に、選択
された次変速に必要な歯車列の連結を完成するように選
択装置を作動せしめる。
【0010】請求項6の発明によれば、変速機入力軸に
連結される2つのクラッチと、これらクラッチのクラッ
チ出力軸と変速機出力軸との間を同期装置付きの歯車選
択装置の選択操作により選択的に連結する複数の歯車列
とを備え、互いに隣りあう速度段はそれぞれ別のクラッ
チ出力軸を使用して達成できるように前記歯車列が配置
されていて、一方のクラッチを係合するとともに、他方
のクラッチを解放し、かつ、一方のクラッチ出力軸と変
速機出力軸とを歯車列を介して連結することにより所望
の速度段を完成するツインクラッチ式自動変速機の制御
装置であって、走行状態を検出する走行状態検出手段
と、走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記
憶手段と、走行状態検出手段が検出した現在の走行状態
から推定される次変速を次変速記憶手段から選択する次
変速選択手段と、変速指令の発信を待たず現在の走行中
に、次変速選択手段が選択した次変速に必要な歯車列の
連結を完成するように、選択装置を作動させる予備選択
装置とを備え、前記次変速選択手段が選択した次変速
が、実際に実行された次変速と一致したかどうかを判定
する推定次変速適否判定手段を備え、一致しない場合は
前記次変速記憶手段が記憶する次変速の推定パターンを
変更するようにされた制御装置が提供される。この様に
構成された制御装置では、次変速選択手段が走行状態検
出手段が検出した現在の走行状態から推定される次変速
を次変速記憶手段から選択し、予備選択装置が、変速指
令の発信前に、選択された次変速に必要な歯車列の連結
を完成するように選択装置を作動せしめ、選択された次
変速と実行された次変速が一致しない場合には次変速記
憶手段が記憶する次変速の推定パターンが変更される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明が適用された、ト
ルクコンバータを備えたツインクラッチ式4段自動変速
機の全体の構造を模式的に示した図である。図1を参照
すると、1はエンジンをあらわし、2はロックアップ機
構付きのトルクコンバータをあらわし、3がツインクラ
ッチ式歯車変速機をあらわしている。図示されるよう
に、エンジン1の出力軸10がトルクコンバータ2のフ
ロントカバ−20に連結され、フロントカバ−20は流
体流を介して連結されるポンプインペラ21とタービン
22を介して、あるいは、ロックアップクラッチ23を
介してトルクコンバータ出力軸24に連結され、トルク
コンバータ24の出力軸はツインクラッチ式歯車変速機
3の入力軸30に一体回転可能に連結されている。な
お、25はステータ、26はワンウェイクラッチであ
る。
【0012】入力軸30には、クラッチCを構成する第
1クラッチC1の第1クラッチ入力ディスクC1i 、第
2クラッチC2の第2クラッチ入力ディスクC2i が連
結されている。そして、第1クラッチC1の第1クラッ
チ出力ディスクC1o 、第2クラッチC2の第2クラッ
チ出力ディスクC2o に、それぞれ、第1クラッチ出力
軸40、第2クラッチ出力軸50が、入力軸30の外側
に同軸的に連結されている。そして、副軸60と出力軸
70がこれらの軸に平行に配設されている。
【0013】第2クラッチ出力軸50には、クラッチC
の側から、第2速ドライブギヤI2、副軸ドライブギヤ
S 、第4速ドライブギヤI4 が固定的に連結されてい
る。一方、第1クラッチ出力軸40には、第4速ドライ
ブギヤI4 に隣接するようにして第3速ドライブギヤI
3 が、さらにそのトルクコンバータ2側に第1速ドライ
ブギヤI1 が固定的に連結されている。
【0014】出力軸70には、クラッチCの側から、第
2速ドライブギヤI2 と常時噛合する第2速ドリブンギ
ヤO2 、第4速ドライブギヤI4 と常時噛合する第4速
ドリブンギヤO4 、第3速ドライブギヤI3 と常時噛合
する第3速ドリブンギヤO3、第1速ドライブギヤI1
と常時噛合する第1速ドリブンギヤO1 が、それぞれ、
回転自在に取り付けられている。さらに、第1速ドリブ
ンギヤO1 と第3速ドリブンギヤO3 の間には第1同期
装置D1が、第4速ドリブンギヤO4 と第2速ドリブン
ギヤO2 の間には第2同期装置D2が配設されている。
【0015】第1同期装置D1は出力軸70に固定的に
連結された第1ハブH1と、その外周端部上に軸方向摺
動自在に取り付けられた第1スリーブS1からなり、こ
の第1スリーブS1を、第1シフトフォークY1を介し
て第1スリーブアクチュエータACT1によって移動
し、第1速ドリブンギヤO1 に固定結合されている第1
速クラッチギヤG1 、または、第3速ドリブンギヤO3
に固定結合されている第3速クラッチギヤG3 に係合さ
せることによって第1速ドリブンギヤO1 および第3速
ドリブンギヤO3 を選択的に出力軸70に連結させる。
【0016】同様に、第2同期装置D2は出力軸70に
固定的に連結された第2ハブH2と、その外周端部上に
軸方向摺動自在に取り付けられた第2スリーブS2から
なり、この第2スリーブS2を、第2シフトフォークY
2を介して第2スリーブアクチュエータACT2によっ
て移動し、第4速ドリブンギヤO4 に固定結合されてい
る第4速クラッチギヤG4 、または、第2速ドリブンギ
ヤO2 に固定結合されている第2速クラッチギヤG2
係合させることによって第4速ドリブンギヤO 4 および
第2速ドリブンギヤO2 を選択的に出力軸70に連結さ
せる。
【0017】副軸60には、クラッチCの側から、副軸
ドライブギヤIS と常時噛合する副軸ドリブンギヤ
S 、第1速ドライブギヤI1 とアイドラギヤMR を介
して常時噛合する後進ドライブギヤIR が配設されてい
て、この内、副軸ドリブンギヤO S は副軸60に固定的
に連結され、常時副軸60と一体に回転するが、後進ド
ライブギヤIR は回転自在に取り付けられていて、両ギ
ヤの中間に配設された第3同期装置D3により下記の様
に選択的に副軸60に連結される。
【0018】第3同期装置D3は副軸60に固定的に連
結された第3ハブH3と、その外周端部上に軸方向摺動
自在に取り付けられた第3スリーブS3からなり、この
第3スリーブS3を第3シフトフォークY3を介して第
3スリーブアクチュエータACT3によって移動し、後
進ドライブギヤIR に固定結合されている後進クラッチ
ギヤGR に係合させることによって、後進ドライブギヤ
R を選択的に副軸60と一体に回転させる。
【0019】図2は、各速度段における、第1クラッチ
C1、第2クラッチC2、第1スリーブS1、第2スリ
ーブS2、第3スリーブS3の係合の状態を示したもの
である。○が付されたものはその速度段における動力の
伝達のための係合であって、△はダウンシフト用の予備
選択を、▽はアップシフト用の予備選択をした場合に付
加される係合を示している。そして予備選択により付加
された係合は、その速度段における動力の伝達には寄与
しない。
【0020】例えば、第1速度段では第1クラッチC1
が係合されるので第1クラッチ出力ディスクC1o に結
合された第1クラッチ出力軸40が第1速ドライブギヤ
1、第3速ドライブギヤI3 と共に回転し、第1速ド
ライブギヤI1 に常時噛合している第1速ドリブンギヤ
1 が回転し、次に、第1スリーブS1が第1速クラッ
チギヤG1 側に位置していることによって出力軸70が
第1ハブH1、第2ハブH2と共に回転し、動力が伝達
される。また、第3速ドライブギヤI3 に常時噛合して
いる第3速ドリブンギヤO3 も回転するが第3速ドリブ
ンギヤO3 は出力軸70とは結合されていないので無負
荷で回転するのみである。また、第2スリーブS2は第
2速クラッチギヤG2 側に予備選択されていると第2速
ドリブンギヤO2 が回転せしめられ、その結果、第2速
ドリブンギヤO2に常時噛合している第2速ドライブギ
ヤI2 が第2クラッチ出力軸50、第4速ドライブギヤ
4 、副軸ドライブギヤIS と共に回転する。したがっ
て、第2クラッチ出力軸50に結合されている第2クラ
ッチ出力ディスクC2o 、さらに、副軸ドライブギヤI
S に常時噛合している副軸ドリブンギヤOS が副軸6
0、第3ハブH3と共に回転し、また、第4速ドライブ
ギヤI4に常時噛合している第4速ドリブンギヤO4
回転する。
【0021】第2速度段では第2クラッチC2が係合さ
れるので第2クラッチ出力ディスクC2o に結合された
第2クラッチ出力軸50が第2速ドライブギヤI2 、第
2クラッチ出力軸50、第4速ドライブギヤI4 、副軸
ドライブギヤIS と共に回転し、第2速ドライブギヤI
2 に常時噛合している第2速ドリブンギヤO2 が回転
し、次に、第2スリーブS2が第2速クラッチギヤG2
側に位置していることによって出力軸70が第1ハブH
1、第2ハブH2と共に回転し、動力が伝達される。ま
た、第4速ドライブギヤI4 に常時噛合している第4速
ドリブンギヤO4 も回転するが第4速ドリブンギヤO4
は出力軸70とは結合されていないので無負荷で回転す
るのみである。また、副軸ドライブギヤIS に常時噛合
している副軸ドリブンギヤOS が副軸60、第3ハブH
3と共に回転する。また、第1スリーブS1は第1速ク
ラッチギヤG1 側に予備選択されていると第1速ドリブ
ンギヤO1 が回転せしめられ、その結果、第1速ドリブ
ンギヤO1に常時噛合している第1速ドライブギヤI1
が第1クラッチ出力軸40、第3速ドライブギヤI3
共に回転する。したがって、第3速ドライブギヤI3
常時噛合している第3速ドリブンギヤO3 も回転する。
【0022】第3速度段では第1クラッチC1が係合さ
れるので第1クラッチ出力ディスクC1o に結合された
第1クラッチ出力軸40が第1速ドライブギヤI1 、第
3速ドライブギヤI3 と共に回転し、第3速ドライブギ
ヤI3 に常時噛合している第3速ドリブンギヤO3 が回
転し、次に、前述のように第3スリーブS3が第3速ク
ラッチギヤG3 側に位置していることによって出力軸7
0が第1ハブH1、第2ハブH2と共に回転し、動力が
伝達される。また、第1速ドライブギヤI1 に常時噛合
している第1速ドリブンギヤO1 も回転するが第1速ド
リブンギヤO1 は出力軸70とは結合されていないので
無負荷で回転するのみである。また、第2スリーブS2
は第2速クラッチギヤG2 側に予備選択されていると第
2速ドリブンギヤO2 が回転せしめられ、その結果、第
2速ドリブンギヤO2に常時噛合している第2速ドライ
ブギヤI2 が第2クラッチ出力軸50、第4速ドライブ
ギヤI4 、副軸ドライブギヤIS と共に回転する。した
がって、第2クラッチ出力軸50に結合されている第2
クラッチ出力ディスクC2o 、さらに、副軸ドライブギ
ヤIS に常時噛合している副軸ドリブンギヤOS が副軸
60、第3ハブH3と共に回転し、また、第4速ドライ
ブギヤI4に常時噛合している第4速ドリブンギヤO4
も回転する。
【0023】第4速度段では第2クラッチC2が係合さ
れるので第2クラッチ出力ディスクC2o に結合された
第2クラッチ出力軸50が第2速ドライブギヤI2 、第
2クラッチ出力軸50、第4速ドライブギヤI4 、副軸
ドライブギヤIS と共に回転し、第4速ドライブギヤI
4 に常時噛合している第4速ドリブンギヤO4 が回転
し、次に、第2スリーブS2が第4速クラッチギヤG4
側に位置していることによって出力軸70が第1ハブH
1、第2ハブH2と共に回転し、動力が伝達される。ま
た、第2速ドライブギヤI2 に常時噛合している第2速
ドリブンギヤO2 も回転するが第2速ドリブンギヤO2
は出力軸70とは結合されていないので無負荷で回転す
るのみである。また、副軸ドライブギヤIS に常時噛合
している副軸ドリブンギヤOS が副軸60、第3ハブH
3と共に回転する。また、第1スリーブS1は第3速ク
ラッチギヤG3 側に予備選択されていると第3速ドリブ
ンギヤO3 が回転せしめられ、その結果、第3速ドリブ
ンギヤO3に常時噛合している第3速ドライブギヤI3
が第1クラッチ出力軸40、第1速ドライブギヤI1
共に回転する。したがって、第1速ドライブギヤI1
常時噛合している第1速ドリブンギヤO1 も回転する。
【0024】第1クラッチC1と第2クラッチC2の係
合、解放の制御は、それぞれ、第1クラッチ入力ディス
クC1i 、第2クラッチ入力ディスクC2i に連結され
た第1クラッチ・クラッチプレート(図示しない)、第
2クラッチ・クラッチプレート(図示しない)を、油圧
によって駆動される第1クラッチピストン(図示しな
い)、第2クラッチピストン(図示しない)によって、
第1クラッチ出力ディスクC1o 、第2クラッチ出力デ
ィスクC2o に連結された第1クラッチ・クラッチプレ
ート(図示しない)、第2クラッチ・クラッチプレート
(図示しない)に摩擦係合せしめることによっておこな
われる。そして、前記ピストンの駆動は、図1における
油圧供給源OPから供給された作動油をピストン油室に
給排制御することによりおこなわれ、第1クラッチ供給
油圧制御弁VC1および第2クラッチ供給油圧制御弁V
C2を電子制御ユニット(以下ECUという)100に
よって制御することによりおこなわれる。
【0025】また、第1スリーブS1、第2スリーブS
2、第3スリーブS3の移動は、前述したように、それ
ぞれ、第1スリーブアクチュエータACT1、第2スリ
ーブアクチュエータACT2、第3スリーブアクチュエ
ータACT3によりおこなわれる。各アクチュエータの
構造の詳細な説明は省略するが、シフトフォークが連結
されたピストンを所望の方向に移動せしめるものであっ
て、油圧供給源P0から供給された作動油をピストンの
両側に形成されているピストン油室に給排制御すること
によりおこなわれ、そのために、各ピストン油室への作
動油の供給を制御する弁と、各ピストン油室からの作動
油の排出を制御する弁とを有し、ECU100によって
これらの弁の開閉を制御する。
【0026】また、ロックアップクラッチ23の係合、
解放の制御は、公知のように、フロントカバ−20とロ
ックアップクラッチ23の間からポンプ21とステータ
25の間に向けて作動油を流すか、逆に、ポンプ21と
ステータ25の間からフロントカバ−20とロックアッ
プクラッチ23の間へ向けて作動油を流すかによりおこ
なわれ、そのためのロックアップ油圧制御弁VLが設け
られており、ロックアップ油圧制御弁VLもECU10
0により制御される。
【0027】ECU100は、デジタルコンピュータか
らなり、相互に接続された入力インターフェイス回路1
01、ADC(アナログデジタル変換器)102、CP
U(マイクロプロセッサ)103、RAM(ランダムア
クセスメモリ)104、ROM(リードオンリメモリ)
105、出力インターフェイス回路106を具備してい
る。
【0028】CPU103には、ギヤ段位置を検出する
ギヤ段センサ111、車速を検出する車速センサ11
2、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ1
13、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ
114等の各センサの出力信号が、入力インターフェイ
ス回路101を介して、あるいはさらにADC102を
介して入力される。CPU103は上記各種センサの値
と、ROM105に記憶しておいたデータから後述する
演算をおこない、前記歯打ち音を低減するようにツイン
クラッチ式歯車変速機のクラッチを制御する第1クラッ
チ供給油圧制御弁VC1および第2クラッチ供給油圧制
御弁VC2を制御する信号、前記各スリーブを移動せし
めるアクチュエータを制御する信号、前記ロックアップ
クラッチを制御するロックアップ油圧制御弁VLを制御
する信号を発生し、出力インターフェイス回路106を
介して、それぞれに送出する。
【0029】以下、上記のように構成された実施の形態
の制御について説明する。図3は、上記のように構成さ
れた本発明の実施の形態における変速の制御のメインル
ーチンである。ステップ301では各パラメータを読み
込み、ステップ302では目標速度段を求める。ステッ
プ303では現在の速度段が目標速度段と一致している
かどうかを判定する。一致していない場合はステップ3
04、305、306、307を実施して目標速度段に
合うように変速を実施し、一致している場合は、現在の
ところ変速は必要ではないのでステップ308で本発明
の特徴である次変速の推定処理を実施する。
【0030】以下、このステップ308における次変速
の推定処理について各実施の形態毎に説明する。先ず、
第1の実施の形態について説明する。図4は実験結果に
基づいて、第2速度段において、アップシフトされる確
率が高くアップシフト推定する領域と、ダウンシフトさ
れる確率が高くダウンシフト推定する領域を概念的に示
した図である。2本の折れ線で挟まれているのは第2速
度段の領域であって、///(右上がりハッチング)で
示されるのは次にアップシフトされる確率が高くアップ
シフト推定する運転領域、\\\(右下がりハッチン
グ)で示されるのは次にダウンシフトされる確率が高く
ダウンシフト推定する領域である。その中間の領域は、
アップシフトされる確率と、ダウンシフトされる確率が
同程度でありニュートラルにする領域である。
【0031】そこで、現在の走行がアップシフト推定領
域にある場合には、アップシフト用に同期装置を予備選
択し、ダウンシフト推定領域にある場合には、ダウンシ
フト用に同期装置を予備選択する。例えば、現在、第2
速度段で走行中でアップシフト推定領域にある場合に
は、アップシフトすると第3速度段になるのであるか
ら、第1スリーブアクチュエータACT1によって第1
スリーブS1を第3速ドリブンギヤO3 の第3速クラッ
チギヤG3 の側に位置せしめるのである。逆に、現在第
2速度段で走行中でダウンシフト推定領域にある場合に
は、ダウンシフトすると第1速度段になるのであるか
ら、第1スリーブS1を第1速ドリブンギヤO1 の第1
速クラッチギヤG1の側に位置せしめるのである。そし
て、現在の走行がアップシフト推定領域にもダウンシフ
ト推定領域にもない場合には、スリーブをニュートラル
位置に位置せしめるのである。
【0032】第3速度段についても同様のマップを準備
し、同様の考え方により、第2スリーブアクチュエータ
ACT2によって第2スリーブS2の位置を切り換え
る。しかし、第1速度段の次変速はアップシフトしかあ
り得ず、第4速度段の次変速はダウンシフトしかあり得
ない。したがって、第1速度段についてはアップシフト
に備えてS2を第2速ドリブンギヤO2 の第2速クラッ
チギヤG2 の側に位置せしめ、第4速度段についてはダ
ウンシフトに備えてS1を第3速ドリブンギヤO3 の第
3速クラッチギヤG3 の側に位置せしめる。
【0033】図5に示すのが上記の制御をおこなうルー
チンのフローチャートであって、ステップ510、52
0、530、540で現在の速度段を判定し、第1速度
段の場合はステップ511で上記のアップシフトに備え
た第2スリーブS2の移動をおこない、第4速度段の場
合はステップ541で上記のダウンシフトに備えた第1
スリーブS1の移動をおこなう。そして、第2速度段
と、第3速度段の場合は、それぞれ、ステップ521、
522、およびステップ531、532で次変速の推定
をおこない、その結果に応じて、それぞれ、ステップ5
23、524、525で第1スリーブS1の移動、ステ
ップ533、534、535で第2スリーブS2の移動
をおこなう。
【0034】図6に示すのは、第2の実施の形態におけ
る、第2速度段におけるアップシフト推定とダウンシフ
ト推定との区分を示す図である。図示されるように、こ
の第2に実施の形態においては、第1の実施の形態にお
いてはアップシフト推定領域にもダウンシフト推定領域
にも入らない中間の領域が、ダウンシフト推定領域とさ
れている。これは、ダウンシフトの方が迅速な作動が強
く求められているからである。
【0035】図7に示すのが、この第2の実施の形態の
ようにアップシフト推定とダウンシフト推定の区分をお
こなった時の制御のフローチャートである。図5のフロ
ーチャートに比べると、第2速度段、第3速度段におい
てアップシフト推定領域と、ダウンシフト推定領域の2
つしか区分されないので、中立位置にスリーブを移動す
るステップがない。
【0036】図8に示すのは、第3の実施の形態におけ
る、第2速度段におけるアップシフト推定とダウンシフ
ト推定との区分を示す図である。図示されるように、こ
の第2に実施の形態においては、車速のみで区分をおこ
なう。すなわち、第1速度段へダウンシフトできる上限
の車速以上の場合にはアップシフト推定をおこない、以
下の場合はダウンシフト推定をおこなう。この第3の実
施の形態における制御のフローチャートは図7に示した
ものをそのまま利用できる。
【0037】図9に示すのは、現在の走行パターンを次
変速の推定に利用する第4の実施の形態のフローチャー
トである。これは、特定の走行パターンに対しては特定
の次変速が行われる可能性が高いことを利用したもので
あって、例えば、ブレーキONの状態で車両を停止に向
けて減速中である場合には、次変速はアクセルペダルの
踏み込みによるアップシフトである可能性が高いので、
このような減速が確認された場合には次変速をアップシ
フトであると推定するものである。このように、特定の
次変速が予想できる特定の走行パターンは常時発生する
ものではないので、このような制御は例えば第1から第
3の実施の形態の制御に補助的に加えられる。そこで、
図9には第1の実施の形態に加えた場合が示されてい
る。
【0038】図9において第2速度段用のステップ92
1と、第3速度段用の931はそれぞれ図5のステップ
520と521の間、および、ステップ530と531
の間に挿入され、特定の走行パターンで走行中であるか
どうかを判定する。特定の走行パターンで走行中である
場合、ステップ922と932で特定の走行パターンで
走行中であることを示すフラグXNi を入力し、ステッ
プ923と924、およびステップ933と934で特
定の走行パターンで走行中であることからアップシフト
が推定されるか、ダウンシフトが推定されるかを判定す
る。その結果、アップシフトが推定される場合にはステ
ップ523およびステップ533に進むようにし、ダウ
ンシフトが推定される場合はステップ524およびステ
ップ534に進むようにする。
【0039】次に、第5の実施の形態について説明す
る。この第5の実施の形態は運転者の運転パターンを判
定し、その結果に応じて第1の実施の形態から第3の実
施の形態におけるアップシフト推定領域あるいはダウン
シフト推定領域を変更するものの一つであって、アクセ
ルペダルの踏み込み量が大きい加速タイプの運転パター
ンの運転者に対してはダウンシフトの発生率を高めたほ
うがその運転者の意図によりよく追随できると考えられ
るのでダウンシフト推定領域を拡大する。
【0040】ここでは、第1の実施の形態をベースにア
クセルペダルの踏み込み量が大きい加速タイプの運転パ
ターンの運転者に対して、ダウンシフトの発生率を高め
る場合について説明する。図10に示すのがそのフロー
チャートであって、図5のフローチャートのステップ5
10の前に挿入される。そして、拡大されたダウンシフ
ト推定領域を図11に示す。このように運転者の運転パ
ターンに応じて次変速の推定の区分が変更されるので運
転者の予想に合う変速を実施することができる。
【0041】次に、第6の実施の形態について説明す
る。この第6の実施の形態は、運転者の運転パターンを
判定し、その結果に応じて、アップシフト推定領域ある
いはダウンシフト推定領域を変更するものの別のタイプ
のものである。シフトセレクタの操作頻度が高い運転パ
ターンの運転者は負荷の変化に敏感に対応しようとして
いると考えられ、高速段で走行中の時はダウンシフトの
推定領域を高め、低速段で走行中の時はアップシフトの
推定領域を高めるようにするものである。
【0042】図12に示すのが、そのフローチャートで
あって、図5のフローチャートのステップ510の前に
挿入される。図12においてステップ1201は運転者
のシフトセレクタの操作頻度SHを予め定めた所定の値
SH1と比較し、その結果がNOの場合は何もせずにリ
ターンし、YESの場合はステップ1202に進む。ス
テップ1202ではGN=3または4、すなわち、第3
速段、第4速段であるかどうかを判定し、YESの場合
はステップ1203に進み、第3速段、第4速段のダウ
ンシフト推定領域を拡大する。ステップ1202で、N
Oと判定された場合には、ステップ1204に進み、第
1速段、第2速段のアップシフト推定領域を拡大する。
【0043】次に、第7の実施の形態について説明す
る。これは、図3において、ステップ308でしめされ
る次変速推定処理で準備された次変速と、実際におこな
われた次変速が異なった場合に、その結果を学習して推
定領域の区分を変更するものである。図13に示すのが
上記の学習をおこなう制御のルーチンのフローチャート
であって、図3に示したメインルーチンのフローチャー
トにおけるステップ308の次に走行状態を記憶するス
テップ308Aを配し、ステップ305の次に推定時の
走行状態に対する推定パターンを変更するステップ30
5Aを配したものである。そして、例えば、図6に示す
ような推定領域の区分にしたがって図11のクロッスハ
ッチの走行条件に対してはダウンシフトの推定をおこな
ったが実際はアップシフトが実行された場合に、当該領
域については、アップシフト推定領域に変更する。この
ように推定領域を学習により更新することにより運転者
の予想に沿う次変速に近づけることができる。
【0044】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば運転者の
意図に合うように現在の走行状態から推定される次変速
に備えて予備選択される。特に、請求項1に記載の発明
によれば、特定の走行パターンが実行されている時に
は、該特定の走行パターンから予想される次変速に備え
て予備選択される。特に、請求項3に記載の発明によれ
ば、運転者の運転パターンを加味して次変速が予備選択
される。特に、請求項6に記載の発明によれば、予備選
択した次変速と、実行された次変速が一致しなかった場
合には、一致するように次変速の推定パターンが変更さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるツインクラッチ式変速機の構成を
模式的に表した図である。
【図2】各速度段を達成するための各係合要素の作動の
組合せ表である。
【図3】本発明によるツインクラッチ式変速機の制御装
置のフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態におけるアップシフト推定領
域とダウンシフト推定領域の区分である。
【図5】第1の実施の形態における次変速推定処理のフ
ローチャートである。
【図6】第2の実施の形態におけるアップシフト推定領
域とダウンシフト推定領域の区分である。
【図7】第2の実施の形態における次変速推定処理のフ
ローチャートである。
【図8】第3の実施の形態におけるアップシフト推定領
域とダウンシフト推定領域の区分である。
【図9】第4の実施の形態における次変速推定処理のフ
ローチャートである。
【図10】第5の実施の形態における次変速推定処理の
フローチャートである。
【図11】第5の実施の形態におけるアップシフト推定
領域とダウンシフト推定領域の区分である。
【図12】第6の実施の形態におけるツインクラッチ式
変速機の制御装置のフローチャートである。
【図13】第7の実施の形態におけるツインクラッチ式
変速機の制御装置のフローチャートである。
【図14】第7の実施の形態におけるアップシフト推定
領域とダウンシフト推定領域の区分の学習による変更を
説明する図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…トルクコンバータ 3…ツインクラッチ式自動変速機 10…エンジン出力軸 30…(変速機)入力軸 40…第1クラッチ出力軸 50…第2クラッチ出力軸 60…副軸 70…(変速機)出力軸 100…電子制御ユニット C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ C1i ,C2i …第1,第2クラッチ入力ディスク C1o ,C2o …第1,第2クラッチ出力ディスク I1 ,I2 ,I3 ,I4 ,IR …第1,2,3,4速,
後進ドライブギヤ O1 ,O2 ,O3 ,O4 ,OR …第1,2,3,4速,
後進ドリブンギヤ Is …副軸ドライブギヤ Os …副軸ドリブンギヤ MR …後進アイドラギヤ G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,GR …第1,2,3,4速,
後進クラッチギヤ H1,H2,H3…第1,2,3ハブ Y1,Y2,Y3…第1,2,3シフトフォーク S1,S2,S3…第1,2,3スリーブ ACT1,ACT2,ACT3…第1,2,3スリーブ
アクチュエータ VC1,VC2…第1,2クラッチ供給油圧制御弁 VL…ロックアップクラッチ供給油圧制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59:54 63:12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機入力軸に連結される2つのクラッ
    チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
    との間を同期装置付きの歯車選択装置の選択操作により
    選択的に連結する複数の歯車列とを備え、互いに隣りあ
    う速度段はそれぞれ別のクラッチ出力軸を使用して達成
    できるように前記歯車列が配置されていて、一方のクラ
    ッチを係合するとともに、他方のクラッチを解放し、か
    つ、一方のクラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を
    介して連結することにより所望の速度段を完成するツイ
    ンクラッチ式自動変速機の制御装置であって、 走行状態を検出する走行状態検出手段と、 走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記憶手
    段と、 走行状態検出手段が検出した現在の走行状態から推定さ
    れる次変速を次変速記憶手段から選択する次変速選択手
    段と、 変速指令の発信を待たず現在の走行中に、次変速選択手
    段が選択した次変速に必要な歯車列の連結を完成するよ
    うに、選択装置を作動させる予備選択装置とを備え、 前記走行状態検出手段が、予め定めた特定の走行パター
    ンが実行されていることを検出する特定走行パターン実
    行検出手段を含み、 前記次変速記憶手段が、前記予め定めた特定の走行パタ
    ーンから推定される次変速を記憶する特定次変速記憶手
    段を含み、 前記次変速選択手段が、前記予め定めた特定の走行パタ
    ーンが実行されているときに、該特定の走行パターンか
    ら予想される次変速を選択することを特徴とする制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記特定走行パターン実行検出手段がブ
    レーキONの状態で車両を停止に向けて減速中であるこ
    とを検出し、 前記特定次変速記憶手段がブレーキONの状態で車両を
    停止に向けた減速の次変速としてアップシフトを記憶し
    ていることをことを特徴とする請求項1に記載の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 変速機入力軸に連結される2つのクラッ
    チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
    との間を同期装置付きの歯車選択装置の選択操作により
    選択的に連結する複数の歯車列とを備え、互いに隣りあ
    う速度段はそれぞれ別のクラッチ出力軸を使用して達成
    できるように前記歯車列が配置されていて、一方のクラ
    ッチを係合するとともに、他方のクラッチを解放し、か
    つ、一方のクラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を
    介して連結することにより所望の速度段を完成するツイ
    ンクラッチ式自動変速機の制御装置であって、 走行状態を検出する走行状態検出手段と、 走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記憶手
    段と、 走行状態検出手段が検出した現在の走行状態から推定さ
    れる次変速を次変速記憶手段から選択する次変速選択手
    段と、 変速指令の発信を待たず現在の走行中に、次変速選択手
    段が選択した次変速に必要な歯車列の連結を完成するよ
    うに、選択装置を作動させる予備選択装置を備え、 前記走行状態検出手段が運転者の運転パターンを判定す
    る運転パターン判定手段を含み、 運転パターン判定手段の判定した運転パターンに基づい
    て、前記次変速記憶手段が記憶する次変速の推定パター
    ンを変更することを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運転パターン判定手段が、運転者が
    アクセルペダルの踏み込み量が大きい加速タイプの運転
    者か否かを判定し、 運転者が加速タイプの運転者であると判定された場合に
    は、次変速記憶手段が次変速としてダウンシフトを推定
    する領域を拡大して記憶することを特徴とする請求項3
    に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記運転パターン判定手段が、運転者が
    シフトレバーの操作頻度の高いタイプの運転者か否かを
    判定し、運転者がシフトレバーの操作頻度の高いタイプ
    の運転者であると判定された場合に、 高速段の走行に対しては、次変速記憶手段が次変速をダ
    ウンシフトと推定する領域を拡大して記憶し、 低速段の走行に対しては、次変速記憶手段が次変速をダ
    ウンシフトと推定する領域を拡大して記憶することを特
    徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 変速機入力軸に連結される2つのクラッ
    チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
    との間を同期装置付きの歯車選択装置の選択操作により
    選択的に連結する複数の歯車列とを備え、互いに隣りあ
    う速度段はそれぞれ別のクラッチ出力軸を使用して達成
    できるように前記歯車列が配置されていて、一方のクラ
    ッチを係合するとともに、他方のクラッチを解放し、か
    つ、一方のクラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を
    介して連結することにより所望の速度段を完成するツイ
    ンクラッチ式自動変速機の制御装置であって、 走行状態を検出する走行状態検出手段と、 走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記憶手
    段と、 走行状態検出手段が検出した現在の走行状態から推定さ
    れる次変速を次変速記憶手段から選択する次変速選択手
    段と、 変速指令の発信を待たず現在の走行中に、次変速選択手
    段が選択した次変速に必要な歯車列の連結を完成するよ
    うに、選択装置を作動させる予備選択装置とを備え、 前記次変速選択手段が選択した次変速が、実際に実行さ
    れた次変速と一致したかどうかを判定する推定次変速適
    否判定手段を備え、 一致しない場合は前記次変速記憶手段が記憶する次変速
    の推定パターンを変更することを特徴とする制御装置。
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