JP2003314635A - 自動変速機 - Google Patents
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Abstract
集約して格納し、自動変速機の長大化や大型化を抑制す
る。 【解決手段】 自動変速機は複数の駆動歯車が設けられ
た入力軸11と、駆動歯車に常時噛み合う複数の従動歯
車が設けられた出力軸12とを備えており、エンジン1
3のクランク軸14と入力軸11との間には、エンジン
動力の入力軸11に対する伝達と遮断とを切り換える発
進クラッチ16が配置されている。入力軸11の端部側
には、それぞれ変速歯車列に動力伝達を行うことができ
る複数のバイパスクラッチ41,42が設けられ、変速
時にはそれぞれのバイパスクラッチ41,42の少なく
ともいずれか1つを介してエンジン動力が出力軸12に
伝達される。発進クラッチ16と複数のバイパスクラッ
チ41,42はエンジン13と入力軸11との間に連続
的に集約して配置されている。
Description
動変速機に関し、特に、複数の変速歯車列を有する自動
変速機に関する。
マニュアル式変速機(MT)は、複数の駆動歯車が装着
される入力軸と、駆動歯車と対となって変速歯車列を形
成する複数の従動歯車が装着される出力軸とを有してお
り、入力軸にはエンジン動力が入力クラッチを介して入
力され、出力軸は駆動輪に連結される。このMTにあっ
ては、変速時に入力クラッチを切断後、複数の変速歯車
列の中から、動力の伝達を行う歯車列の切り換えをシン
クロメッシュ機構などの噛合いクラッチにより切り換
え、入力クラッチを接続することで変速操作つまりシフ
トチェンジが行われる。
アクチュエータにより駆動するようにし、油圧アクチュ
エータを電子制御するようにすると、マニュアル式変速
機の構成をベースとした自動変速機とすることができ
る。複数の変速歯車列を有するこのタイプの自動変速機
(Automated Manual Transmission。以下AMTと略
す)は、自動変速機構にプラネタリーギヤなどを有する
通常のトルクコンバータ式自動変速機(AT)に比して
部品点数を少なくして軽量化を図り易く、しかも駆動系
の伝達効率が高いという利点を有している。
換を行うときに、予め車両速度とエンジンのスロットル
開度などで定めた自動変速スケジュールに従い、エンジ
ンのクランク軸と変速機の入力軸との間に設けられた入
力クラッチを遮断して動力を一旦切って変速操作するよ
うにしているので、変速時にトルク切れが生じる。この
ため、たとえば、変速比の差が大きな第1速から第2速
にアップシフトするときに、変速機にエンジン動力の伝
達が一瞬切れると、変速前後の駆動力変化が滑らかにな
るように工夫しても、駆動力変化が大きいために、変速
中に減速感やトルクが抜けるような感覚が発生し、運転
者に違和感を与えることがある。
に、油圧多板クラッチ式のバイパスクラッチを設けた自
動変速機が、たとえば、特開2000-65199号公報に開示さ
れている。
の入力軸と出力軸に第1速から第5速までの変速歯車列
を設け、第1速と第2速の変速歯車列の切り換えと、第
3速と第4速の変速歯車列の切り換えをそれぞれ従来の
手動変速機と同じようなシンクロナイザ機構を用いて行
い、第5速の変速歯車列による動力の伝達とトルク伝達
の開放とをバイパスクラッチによって行うようにした自
動変速機を開示している。この自動変速機にあっては、
変速時にはバイパスクラッチを締結して第5速の変速歯
車列から動力を伝達することにより入力軸から出力軸へ
のトルクの落ち込みを防止している。しかしながら、こ
の場合にはバイパスクラッチを第5速の変速歯車列に設
けているので、バイパスクラッチを介して入力軸から出
力軸に伝達されるトルク容量が第5速のギヤ比相当とな
る。
に、トルク切れを防止するのにバイパスクラッチを介し
て入力軸から出力軸に伝達しうるトルク容量は、第5速
の変速比による駆動力となり、バイパスクラッチの入力
側の慣性モーメントによるトルク増加分を加えても、第
2速との間にはギヤ比が大きく、双方の駆動力変化の差
を十分に埋めることができない。この差が大きいと変速
ショックが発生して自動変速機の変速品質低下を招くだ
けでなく、加速したいのにも拘わらずトルクが変速中に
低下してしまうので、運転者に違和感を与えることにな
る。同様に、第2速から第3速への変速時にも、バイパ
スクラッチを介して伝達する伝達トルクと第2速から第
3速への変速比差による駆動力変化の差を、前述の慣性
モーメントによるトルク増加分を加えても、十分に埋め
ることができず、変速ショックが発生して変速品質を低
下させる原因になる。
粛性を向上させたり、四輪駆動車に大きな発進駆動力や
牽引力を発揮させるために、変速段数を5段以上、たと
えば、6段としたり、さらにこれに1段のエクストラロ
ーレンジのギヤ比を備えた自動変速機を車両に搭載し、
車両の品質を向上させることがある。このように、変速
段数を増加させると、最低段数つまり第1速と最高段数
たとえば第6速との変速比の差が大きくなり、このよう
な車両にあっては、前述した変速品質がさらに低下する
ことになる。特に、産業車両や重量車両に適用する自動
変速機を勘案すると、変速比の差が大きくなることによ
りこの傾向はさらに顕著となる。
クラッチを設けるようにした自動変速機が、特開平4-26
2166号公報に開示されるように提案されている。この自
動変速機にあっては、一方の変速クラッチは偶数変速段
である第2速、第4速の変速歯車列に動力を伝達し、他
方のバイパスクラッチは奇数変速段である第1速、第3
速、第5速の変速歯車列に動力を伝達するようにしてお
り、変速時には2つの変速クラッチの掛け換え、つまり
変速切換を行うようにしている。たとえば、第1速から
第2速へのアップシフト時には、偶数段である第2速用
のシンクロナイザは偶数段側の変速クラッチが開放状態
となっているので、選択的に操作できるシンクロスリー
ブを予め変速操作して第2速のシンクロナイザを出力軸
に係合しておき、次に、第1速の変速歯車列を構成して
いる奇数段側の変速クラッチと偶数段側の変速クラッチ
とを掛け換え操作して、変速動作を達成するようにして
いる。
クラッチがエンジンと入力軸との間に設けられ、変速歯
車列は、一方のクラッチから第1の入力軸に動力伝達可
能に連結された奇数または偶数変速段の歯車列と、他方
のクラッチから第2の入力軸に動力伝達可能に連結され
た偶数または奇数の変速歯車列とに大別される。さらに
は、シンクロナイザーが各変速歯車列にそれぞれ設けら
れている。
のバイパスクラッチと偶数段側のバイパスクラッチとを
交互に切り換えて変速するために、第1速から第5速に
シフトアップする場合には、途中の変速段を経由しなけ
ればならない。したがって、たとえば、第1速から第3
速、第2速から第4速への変速のように、奇数段から奇
数段への変速や偶数段から偶数段への変速のような飛び
越えた変速が難しくなる。この場合には、途中の変速段
を経由しながら増減速を行うので、一般的に変速時間が
長くなり、追い越し加速中の変速に運転者はストレスを
感じるなどの不都合が生じる。特に、最高変速段からの
飛び越えキックダウン変速などの時に、運転者の意図と
車の挙動にずれが生じることが多い。この現象は、カー
ブや登り下りの多い山岳道路での走行や比較的排気量が
小さく余裕動力の少ない車両にとっては、顕著な現象と
なって現れる。
偶数段列群とに明確に分類される構成になるので、変速
機本体の歯車配置や操作系レイアウトに設計の自由度が
ないなどの不都合が生じる。特に、手動変速機の基本構
成をそっくり流用しようとしても、偶数と奇数の変速歯
車列に分けるので、手動変速機をこの配置になるように
しないと同じような機構が使えないという不都合が生じ
る。
品質や飛び越え変速品質を大幅に改善して応答性に優れ
たスポーティな変速を実現することにある。
変速機の主要構成部品のレイアウトの自由度を格段に向
上させることにある。
ッチを入力軸の一端部側に集約して格納し、自動変速機
の長大化や大型化を抑制するとともに、バイパスクラッ
チに対して効果的に潤滑を行い得るようにすることにあ
る。
複数の駆動歯車が設けられた入力軸と、前記駆動歯車に
常時噛み合う複数の従動歯車が設けられた出力軸とを備
えた自動変速機であって、エンジンのクランク軸と前記
入力軸との間に設けられエンジン動力の前記入力軸に対
する伝達と遮断とを切り換える入力クラッチと、前記駆
動歯車と前記従動歯車とにより形成される複数の変速歯
車列のうち動力を伝達する変速歯車列を選択的に切り換
える切り換え機構と、それぞれ変速歯車列に動力伝達可
能に前記入力軸の端部に設けられ、前記出力軸に対して
相互に相違したトルク容量を伝達する複数のバイパスク
ラッチと、変速時に前記複数のバイパスクラッチの少な
くともいずれか1つを介してエンジン動力を前記出力軸
に伝達させるバイパスクラッチ制御手段とを有し、前記
複数のバイパスクラッチと前記入力クラッチとをエンジ
ンと前記入力軸との間に連続的に配置することを特徴と
する。
変速歯車列からなる第1の変速歯車列群における変速歯
車列を変速動作させるときに作動する第1のバイパスク
ラッチと、高速段側の複数の変速歯車列からなる第2の
変速歯車列群における変速歯車列を変速動作させるとき
に作動する第2のバイパスクラッチとを有することを特
徴とする。
車列群を構成する駆動歯車のいずれか1つに前記第1の
バイパスクラッチを連結し、前記第2の変速歯車列群を
構成する駆動歯車のいずれか1つに前記第2のバイパス
クラッチを連結し、それぞれの駆動歯車を前記パイパス
クラッチに隣接させて配置したことを特徴とする。
ク軸と前記入力クラッチとの間に、エンジン振動を減衰
させる減衰ダンパーを配置することを特徴とする。ま
た、本発明の自動変速機は、エンジンのクランク軸と前
記入力クラッチとの間に、ロックアップ機能を備えた流
体トルクコンバータもしくは流体継手を配置することを
特徴とする。
と入力軸との間に複数のバイパスクラッチを設け、変速
段に応じてトルク伝達を行うバイパスクラッチを使い分
けることにより、変速ショックを大幅に低減してスムー
ズな変速品質を実現することができる。変速時には所定
時間のみバイパスクラッチを係合させることにより意の
ままの飛び越し変速を行うことができるとともに変速機
の応答性を向上させることができ、スポーティな変速が
実現される。
数のバイパスクラッチとを配置したので、変速機の大型
化や長大化を抑制しながら良好な車載性を確保すること
ができ、自動変速機の構成部品をそのまま手動変速機の
部品としても使用することができ、主要構成部品のレイ
アウトの自由度を格段に向上させることかできる。
連続的に入力軸の端部に配置されているので、それぞれ
のクラッチを作動させるための作動油や潤滑油の供給を
集約して行うことができ、変速応答性を向上させること
ができる。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である自動変速機を示すスケルトン図である。この自
動変速機は入力軸11と出力軸12とを有し、これらは
相互に平行となってトランスミッションケース10a内
に収容される。このトランスミッションケース10aの
一端側にはクラッチケース10bが取り付けられ、他端
側にはエクステンションケース10cが取り付けられ
る。
1との間には、減衰装置つまり減衰ダンパー15が配置
され、この減衰ダンパー15と入力軸11との間には入
力クラッチつまり発進クラッチ16が配置されている。
これにより、発進クラッチ16が係合すると、エンジン
動力は減衰ダンパー15により振動が減衰されて入力軸
11に伝達され、係合を解くとエンジン動力の伝達が解
除される。また、発進クラッチ16は湿式多板摩擦クラ
ッチにより形成されており、動力の伝達と遮断に加え
て、半クラッチ状態つまり滑り状態となって車両が発進
するときにエンジン動力を円滑に伝達する機能を有して
いる。ただし、多板クラッチに代えて単板クラッチを使
用するようにしても良い。
ン回転数を調整する電子制御スロットル17が設けられ
ており、通常は図示しないアクセルペダルの踏み込み量
に応じた電子制御装置からの出力信号により電子制御ス
ロットル17を開閉してエンジン制御が行われる。ま
た、電子制御スロットル17は必要に応じてアクセルペ
ダルの踏み込み量に関係なく、検出された運転状態によ
り予め設定されたマップなどに基づいて開閉しエンジン
制御が行われる。
側バイパス軸18が入力軸11の外側に回転自在に嵌合
され、この内側バイパス軸18の外側には中空の外側バ
イパス軸19が回転自在に嵌合されている。
第2速の駆動歯車22aとが一体に設けられ、第4速の
駆動歯車24aと第5速の駆動歯車25aとが回転自在
に設けられている。また、外側バイパス軸19には第3
速の駆動歯車23aが一体に設けられ、内側バイパス軸
18には第6速の駆動歯車26aが一体に設けられてい
る。一方、出力軸12には第1速の従動歯車21bと第
2速の従動歯車22bが回転自在に装着され、第3速か
ら第6速の従動歯車23b〜26bが固定されている。
それぞれの駆動歯車つまりドライブギヤとそれぞれに対
応する従動歯車つまりドリブンギヤとが常時噛み合って
第1速から第6速の前進段の変速歯車列が形成されてい
る。複数の変速歯車列のうち動力伝達を行う変速歯車列
が選択されると、自動変速機はその変速歯車列に対応し
た変速段となる。
一体に設けられ、出力軸12には後退用の従動歯車27
bが回転自在に設けられており、両方の歯車27a,2
7bにはアイドラ歯車28が噛み合っている。トランス
ミッションケース10a内には、出力軸12に平行とな
ってドライブ軸29が回転自在に装着されており、出力
軸12に固定された歯車20aとドライブ軸29に固定
されて歯車20aに噛合う歯車20bを介して出力軸1
2はドライブ軸29に連結されている。このドライブ軸
29に固定されたドライブピニオン30aは、フロント
デファレンシャル装置のリングギヤ30bに噛合ってい
る。
2速のいずれかに選択的に切り換える第1の切り換え機
構31が設けられ、入力軸11には第4速と第5速のい
ずれかに選択的に切り換える第2の切り換え機構32が
設けられている。また、出力軸12には後退用歯車列を
後退状態と中立状態とに選択的に切り換える第3の切り
換え機構33が設けられている。なお、駆動歯車21
a,22aを入力軸11に回転自在に設け、従動歯車2
1b,22bを出力軸12に一体に設けるようにすれ
ば、第1の切り換え機構31を入力軸11に設けること
ができる。同様に、第2の切り換え機構32を出力軸1
2に設けるようにしても良く、両方の切り換え機構3
1,32をそれぞれ入力軸11または出力軸12に設け
るようにしても良く、第3の切り換え機構33を入力軸
11に設けるようにしても良い。
の従動歯車21b,22bの間に配置されて出力軸12
に固定されたシンクロハブ31aと、これに常時噛み合
うシンクロスリーブ31bとを有し、シンクロスリーブ
31bを従動歯車21bに噛み合わせると第1速に設定
され、従動歯車22bに噛み合わせると第2速に設定さ
れる。第2の切り換え機構32は第4速と第5速の駆動
歯車24a,25aの間に配置されて入力軸11に固定
されたシンクロハブ32aと、これに常時噛み合うシン
クロスリーブ32bとを有し、シンクロスリーブ32b
を駆動歯車24aに噛み合わせると第4速に設定され、
駆動歯車25aに噛み合わせると第5速に設定される。
第3の切り換え機構33は後退用の従動歯車27bに隣
接させて出力軸12に固定されたシンクロハブ33a
と、これに常時噛み合うシンクロスリーブ33bとを有
し、シンクロスリーブ33bを従動歯車27bに噛み合
わせると後退段に設定される。それぞれの切り換え機構
31〜33はシンクロメッシュ機構つまり同期噛合機構
によって形成されているが、それぞれの切り換え機構と
して、ドッグクラッチ切り換え機構や選択摺動式の切り
換え機構を使用するようにしても良い。
なっており、第1速から第3速までが後退段を含めて低
速段側の変速歯車列群を構成し、第4速から第6速まで
が高速段側の変速歯車列群を構成している。このよう
に、図示する自動変速機は、第1速から第6速までの変
速段が低速段側と高速段側の2つのグループに分けられ
ている。
力軸15aに固定された外側円筒体34と、入力軸11
に固定された内側円筒体35とを有し、外側円筒体34
の内部にはクラッチディスク36aが装着され、内側円
筒体35の外部にはクラッチディスク36aと係合接触
するクラッチディスク36bが装着されている。内側円
筒体35の先端部35aは基端部35bよりも大径とな
っており、この先端部35aには、発進クラッチ16と
駆動歯車23aとを締結する状態と開放する状態とに切
り換える第1のバイパスクラッチ41が設けられ、基端
部35bには、発進クラッチ16と駆動歯車26aとを
締結する状態と開放する状態とに切り換える第2のバイ
パスクラッチ42が設けられている。
は低速段側の変速歯車列群のうち最も高速段側の歯車比
となって入力軸11から出力軸12にトルクを伝達し、
第2のバイパスクラッチ42は高速段側の変速歯車列群
のうち最も高速段側の歯車比となってトルクを伝達す
る。このように、バイパスクラッチ41は第3速の変速
歯車列を構成しており、第3速が選択されるとバイパス
クラッチ41は締結状態となる。同様に、バイパスクラ
ッチ42は第6速の変速歯車列を構成しており、第6速
が選択されるとバイパスクラッチ42は締結状態とな
る。しかも、それぞれのバイパスクラッチ41,42
は、相互に異なった変速比の変速歯車列を構成している
ので、入力軸11から出力軸12に対しては相互に相違
したトルクを伝達することになる。
5aの内部に装着されたクラッチディスク43aと、外
側バイパス軸19に固定されたクラッチハブ37に装着
されてクラッチディスク43aに係合接触するクラッチ
ディスク43bとを有している。第2のバイパスクラッ
チ42は、小径部の内部に装着されたクラッチディスク
44aと、内側バイパス軸18に固定されたクラッチハ
ブ38に装着されてクラッチディスク44aに係合接触
するクラッチディスク44bとを有している。図2に示
すように、第1のバイパスクラッチ41は基端部35b
よりも大径の先端部35a内に組み込まれており、クラ
ッチディスク43a,43bの係合面積をクラッチディ
スク44a,44bの係合面積と略同一に設定すること
ができる。それぞれのバイパスクラッチ41,42は湿
式多板式の摩擦クラッチであり、減衰ダンパー15を介
してエンジンにより駆動されるオイルポンプ39からの
作動油によって係合動作と開放動作が行われる。ただ
し、オイルポンプ39を電動モータによって駆動するよ
うにしても良い。
バイパスクラッチ41を第3速の歯車23aに直結し、
第2のバイパスクラッチ42を第6速の歯車26aに直
結することにより、第3速時および第6速時には、各バ
イパスクラッチ41,42が動力を伝達するようにして
いるが、それぞれのバイパスクラッチ41,42を変速
時にのみ作動させるようにして、第3速と第6速の駆動
歯車を入力軸11に設けるようにしても良い。その場合
には、変速時にのみ動力伝達を行うためのバイパス歯車
をそれぞれバイパス軸に取り付け、第3速と第6速の変
速歯車列を切り換え機構によって動力を伝達するように
変速動作することになり、切り換え機構を操作させると
きにバイパスクラッチ41,42を作動させてバイパス
歯車を介してトルクを伝達しながら変速を行うことにな
る。その場合、それぞれのバイパスクラッチの歯車比
は、2つにグループ分けされる各々の変速歯車列群にお
いて、高速段側の歯車比と同一あるいはその前後の歯車
比に設定される。
バイパスクラッチ41,42の部分を拡大して示す断面
図であり、外側円筒体34内には油圧プランジャ45が
軸方向に移動自在に組み込まれ、この油圧プランジャ4
5と外側円筒体34とにより区画形成された油室46に
油路47から作動油を供給すると、油圧プランジャ45
が発進クラッチ16のクラッチディスク36a,36b
を摩擦係合させて、発進クラッチ16は締結状態とな
る。油圧プランジャ45に戻し方向のばね力を加えるた
めに、外側円筒体34内に固定された隔壁48と油圧プ
ランジャ45とにより区画形成されたキャンセル油室4
9には戻しばね50が組み込まれている。キャンセル油
室49内に収容された作動油は、外側円筒体34の回転
に伴って油圧プランジャ45に対して戻し方向の遠心油
圧を加える。
部外周には油圧シリンダ51が取り付けられている。こ
の油圧シリンダ51内には油圧プランジャ52が軸方向
に移動自在に組み込まれ、この油圧プランジャ52に設
けられた複数の作動ロッド部52aはクラッチディスク
43aを貫通して第2のバイパスクラッチ42まで延び
ている。油圧プランジャ52と油圧シリンダ51とによ
り区画形成された油室53に油路54から作動油を供給
すると、油圧プランジャ52が第2のバイパスクラッチ
42のクラッチディスク44a,44bを摩擦係合させ
て第2のバイパスクラッチ42は締結状態となる。
動自在に油圧プランジャ55が組み込まれており、この
油圧プランジャ55と油圧プランジャ52とにより区画
形成された油室56に油路57から作動油を供給する
と、油圧プランジャ55が第1のバイパスクラッチ41
のクラッチディスク43a,43bを摩擦係合させて第
1のバイパスクラッチ41は締結状態となる。それぞれ
の油圧プランジャ52,55に戻し方向のばね力を加え
るために、油圧シリンダ51内に固定された隔壁58と
油圧プランジャ55とにより区画形成されたキャンセル
油室59には戻しばね60が組み込まれている。キャン
セル油室59内に収容された作動油は、内側円筒体35
の回転に伴って油圧プランジャ52,55に対して戻し
方向の遠心油圧を加える。
パス軸18との間にはニードル軸受61が組み込まれ、
内側バイパス軸18と外側バイパス軸19との間にはニ
ードル軸受62が組み込まれている。さらに、駆動歯車
23aと駆動歯車26aとの間にはスラスト軸受63が
組み込まれ、駆動歯車26aと駆動歯車25aとの間に
はスラスト軸受64が組み込まれており、入力軸11と
バイパス軸18,19はそれぞれ独立して回転自在とな
っている。それぞれの軸受61〜64に潤滑油を供給す
るために、入力軸11には油路67が形成されている。
示されており、駆動歯車25aにはスプライン65が固
定され、このスプライン65にはシンクロナイザーリン
グ66が装着されており、シンクロスリーブ32bがシ
ンクロナイザーリング66を介して駆動歯車25aのス
プライン65に噛合うと、第5速の変速歯車列が動力伝
達状態に切り換えられる。他の歯車24a,21b,2
2b,27bについても同様に、スプラインとシンクロ
ナイザーリングが設けられている。
11の端部に発進クラッチ16と2つのバイパスクラッ
チ41,42が配置されており、これらのクラッチ1
6,41,42がシリーズつまり連続的に相互に隣接し
て形成されているので、変速機の長大化や大型化を抑制
することができるとともに、内側円筒体35を発進クラ
ッチ16のクラッチハブと、2つのバイパスクラッチ4
1,42のクラッチドラムとして共用することができ
る。しかも、トランスミッションケース10aとその内
部に組み込まれた入力軸11などの部品をそのまま手動
変速機の部品としても使用することができるので、主要
構成部品のレイアウトの自由度を格段に向上させること
かできるとともに、多くの部品を自動変速機と手動変速
機とに共用することができる。また、それぞれのクラッ
チ16,41,42が連続的に配置されているので、そ
れぞれのクラッチを作動させるための作動油や潤滑油の
供給を集約して行うことができ、変速応答性を向上させ
ることができる。
るための油圧制御回路を示すブロック図である。図3に
示すように、自動変速機は第1のバイパスクラッチ41
を作動するための3速バイパスクラッチアクチュエータ
71と、第2のバイパスクラッチ42を作動するための
6速バイパスクラッチアクチュエータ72と、発進クラ
ッチ16を作動するための発進クラッチアクチュエータ
73とを有している。さらに、自動変速機は複数の変速
歯車列から動力伝達を行う変速歯車列を切り換えて所定
の変速段を選択するために、セレクトアクチュエータ7
4とシフトアクチュエータ75とを有している。これら
の2つのアクチュエータ74,75の直線往復動を図示
しない方向変更機構を介して前述したそれぞれの切り換
え機構31〜33の切換移動に変換し、第1速、第2
速、第4速および第5速の前進段と後退段の切り換えが
行われる。
アクチュエータ71には電磁圧力制御弁VA1を介し、6
速バイパスクラッチアクチュエータ72には電磁圧力制
御弁VA2を介し、発進クラッチアクチュエータ73には
電磁圧力制御弁VA3を介してそれぞれオイルポンプ39
からの作動油が供給される。また、セレクトアクチュエ
ータ74には電磁切替弁VA4,VA5を介して作動油が供給
され、シフトアクチュエータ75には電磁圧力制御弁VA
6,VA7を介して作動油が供給される。このセレクトアク
チュエータ74は図3において矢印Aで示す方向にトレ
バー部材を駆動し、シフトアクチュエータ75は図3に
おいて矢印Bで示す方向にレバー部材を駆動する。
弁VA6,VA7により制御するのに対し、セレクトアクチュ
エータ74が電磁切換弁VA4,VA5により制御可能なの
は、A方向の切換操作(セレクト操作)は、デッドスト
ップに突き当てるまで大きな操作力で単純に押せば足り
るからである。これに対して、B方向の切換操作(シフ
ト操作)はシンクロによる同期が必要であり、過大な操
作力はシンクロスリングの摩耗を招来するので操作力自
体の制御が求められるため、シフトアクチュエータ75
を電磁圧力制御弁VA6,VA7により制御する。また、B方
向のシフト操作力はA方向のセレクト操作力に比して大
きいため、デッドストップ当接時に大きな音が出やす
く、操作音対策も必要となる。このため、シフト操作で
は、シフトアクチュエータ75により操作期間を3段階
に分け、迅速なシフト動作とシンクロリングの保護、そ
して操作音の低減という要求を満たしている。すなわ
ち、初期は強く、シンクロ同期時は中程度、終期は弱く
操作力を調整している。従って、シフトアクチュエータ
75については、単に油圧のオンオフを行うのみの制御
弁ではなく、供給油圧の調整が可能な電磁圧力制御弁を
使用して作動させる。
80からの信号によって制御され、オイルポンプ39か
ら供給される作動油は、その一部がアキュムレータ76
に貯留される。アキュムレータ76の密封容器内には窒
素等の気体が充満されており、そこに作動油を押し込む
ことにより気体が圧縮され、作動油の圧力エネルギが気
体の圧力エネルギに変換されて蓄えられる。つまり、ア
キュムレータ76にはライン圧が蓄えられ、ライン圧の
安定化が図られる。また、アキュムレータ76に蓄えた
圧力により、ポンプの故障やオイル漏れ等、油圧系に障
害が生じた場合でも、変速段をたとえば3速に強制的に
シフトチェンジするなど、最低限の非常動作が確保でき
るようになっている。なお、オイルポンプ39を電動モ
ータにより駆動するようにしても良い。
イッチ81、エンジン回転数センサ82、ブレーキスイ
ッチ83、アクセル開度センサ84および車速センサ8
5などの各種センサから信号が入力される。この制御ユ
ニットECU80はインヒビタスイッチ81からの信号に
基づきセレクトレバーの位置を検出するとともに、エン
ジン回転数センサ82からの信号に基づきエンジン回転
数を検出し、アクセル開度センサ84からの信号に基づ
きスロットルバルブの開度を検出し、車速センサ85か
らの信号に基づき車速を検出する。そして、制御ユニッ
トECU80はこれらの検出データから車両の運転状況を
検出し、それぞれの弁VA1〜VA7に制御信号を送る。した
がって、制御ユニットECU80はバイパスクラッチ制御
手段として機能する。
の作動について説明する。まず、アップシフト動作につ
いて説明すると、第1のバイパスクラッチ41は、第1
速から第2速、第2速から第3速などの低速段側の変速
歯車列グループにおける変速の際に作動する。たとえ
ば、第1速から第2速へのアップ変速時には、アクセル
開度、車速、エンジン回転数、変速ギヤ位置などの情報
から走行状態を検出し、予め設定されたプログラムに基
づいて所定時間だけ第1のバイパスクラッチ41を締結
し、バイパスクラッチ41を介して入力軸11から出力
軸12にトルクを伝達する。これにより、変速時に切り
換え機構31を切り換える時のトルクの落ち込みが少な
くなり、変速ショックが緩和される。また、第2速から
第3速へのアップ変速時には、第1のバイパスクラッチ
41の制御と同期させながら、電子制御スロットル17
を閉じるように制御してエンジントルクを低減する。こ
のように、バイパスクラッチ41と電子制御スロットル
17を制御することにより、変速ショックを緩和するこ
とができる。
ら第4速、第4速から第5速、および第5速から第6速
などの高速段側の変速歯車列グループにおける変速の際
に作動する。たとえば、第3速から第4速、第4速から
第5速へのアップ変速時には、走行状態を検出し、予め
設定されたプログラムに基づいて所定時間だけ第2のバ
イパスクラッチ42を締結し、バイパスクラッチ42を
介して入力軸11から出力軸12にトルクを伝達する。
これにより、変速時におけるトルクの落ち込みが少なく
なり、変速ショックが緩和される。また、第5速から第
6速へのアップ変速時には、第2のバイパスクラッチ4
2を制御しながら、電子制御スロットル17を閉じるよ
うに制御してエンジントルクを低減して変速ショックを
緩和することができる。
時におけるエンジン回転数Neと出力軸12のトルクT0
の変化を示すタイムチャートである。図4において、シ
フト位置はシンクロスリーブ31bの噛み合い位置を示
し、シンクロスリーブ31bは第1速の従動歯車21b
に図示しないスプラインおよびシンクロナイザーリング
を介して噛み合う第1速の位置から中立位置を経て第2
速の駆動歯車22aに図示しないスプラインおよびシン
クロナイザーリングを介して噛み合う第2速の位置に移
動する。変速動作が行われる際には、駆動歯車21aと
従動歯車21bの第1速の変速歯車列を介して動力伝達
が行われている状態から、まず、バイパスクラッチ41
を作動させるために3速バイパスクラッチアクチュエー
タ71の油圧室に制御油圧を供給する。これにより、第
1速の変速歯車列と第3速の変速歯車列との2系統を介
して動力の伝達を行う1相の状態に変化する。
の従動歯車23bは同一の出力軸12に設けられている
が、各々に相互に相違したギヤ比となっており、第1速
の駆動歯車21aの回転に対して第3速の駆動歯車23
aの回転は変速比の関係から駆動歯車21aよりも速く
回転するので、バイパスクラッチ41を係合すると係合
状態に応じたトルクが第3速の変速歯車列により伝達さ
れる。
置つまり2相状態となり、この状態のもとでは、駆動歯
車23aと従動歯車23bとからなる第3速の変速歯車
列つまりバイパスクラッチ41を介して入力軸11から
出力軸12に対して動力伝達されるとともに、電子制御
スロットル17を閉動作するよう制御してエンジン回転
数つまり入力軸11の回転を低下させて同期させる。
まで低下した時点で、シンクロスリーブ31bを中立位
置から第2速の従動歯車22bに噛み合う状態に移動さ
せると、第2速の変速歯車列と第3速の変速歯車列との
2系統を介して動力の伝達が行われる3相状態となる。
この3相状態のもとでバイパスクラッチ41のための3
速バイパスクラッチアクチュエータ71に供給された油
圧をドレンしてバイパスクラッチ41を開放すると、第
2速へのアップシフトが完了する。これにより、入力軸
11から出力軸12に対しては第2速の変速歯車列を介
して動力伝達されることになる。
クラッチ制御とエンジン制御とを同時に行い、エンジン
回転数が第2速相当の回転数にまで低下した時点で、シ
ンクロスリーブ31bが第2速の従動歯車22bに噛み
合うことになるのでギヤ鳴きが発生することなく、円滑
に変速操作が行われる。しかも、シンクロスリーブ31
bが中立位置になるときには、バイパスクラッチ41を
介して動力伝達を行うようにしたので、特に駆動力変化
の大きな第1速から第2速、第2速から第3速などのア
ップシフト時に問題となる駆動力の落ち込みつまりトル
ク切れの発生を低減することができる。図4は、第1速
から第2速へのアップシフト時のエンジン回転数とトル
クの変化を示すが、他の変速段へのアップシフト動作も
同様に行うことができる。
り各変速段における入力軸11から出力軸12に伝達さ
れる駆動力と、アップシフト動作が行われる際に伝達さ
れる駆動力を示す特性図である。一方、図5(B)は前
述した特開2000-65199号公報に示されるように、第5速
の変速歯車列をバイパスクラッチにより締結するように
した自動変速機により各変速段における入力軸から出力
軸に伝達される駆動力と、アップシフト動作が行われる
際に伝達される駆動力を比較例として示す特性図であ
る。
して入力軸から出力軸に伝達されるトルク容量は5速ギ
ヤ比相当となっている。このため、第1速から第2速へ
の変速時にはバイパスクラッチを介して伝達されるトル
クにこのクラッチの入力側慣性力によるトルク増加分を
加えても、第2速の変速歯車列を介して伝達されるトル
クとの間に大きな差が生じることになる。これに対し
て、本発明の自動変速機にあっては、低速段側の変速歯
車列グルーブにおけるアップシフト時には、第3速のギ
ヤ比相当のトルク容量が入力軸11から出力軸12にバ
イパスクラッチ41を介して伝達される。また、高速段
側の変速歯車列グループにおけるアップシフト時には、
第6速のギヤ比相当のトルク容量が伝達される。これに
より、変速ショックが緩和される。
通常のダウンシフトや追い越し加速時にアクセルペダル
を深く踏み込んで強制的に変速段をダウンシフトさせる
キックダウンなどにおいては、走行状態を各種のセンサ
で検出し、予め設定したプログラムに従ってダウンシフ
ト時も第1および第2のバイパスクラッチ41,42を
所定時間だけ締結状態、あるいは必要に応じてバイパス
クラッチ41,42や発進クラッチ16を開放したり、
必要に応じて発進クラッチ16などを半クラッチ状態
(滑り制御状態)にする。これにより、ダウンシフト変
速時のショックを少なくするとともに、変速時間を短縮
して空走時間の少ないスポーティな走行が可能となる。
しダウンシフトについて説明する。たとえば、比較的ア
クセルを踏み込んだ状態で車両を急発進させ、車速が上
昇した状態で急にアクセルペダルを戻したりすると、車
速とアクセル開度のパラメータで決定される自動変速線
図に従い、変速段が第1速から第3速に飛び越えてアッ
プシストする。このとき、上述したように、変速操作と
制御を行うことによって、変速時に急激な駆動力の変化
が発生しても変速ショックを少なくして円滑に変速動作
を行うことが可能となる。
や第5速などへの三段跳びや四段跳びも通常と同じ操作
で変速することが可能となる。この場合には、第1と第
2のバイパスクラッチ41,42の伝達トルクが異なる
ので、これを利用して2つのバイパスクラッチを必要に
応じて選択的に使い分けたり、トルク容量を伝達すべき
トルクよりもやや少なめまでトルク制御して変速を達成
させることなどによって、円滑な変速が達成される。
すると、中速度で登坂道を最高速段で走行している際
に、比較的遅い車両を追い越そうとして、アクセルペダ
ルがいっぱいに踏み込まれると、車両は変速線図に従っ
てキックダウンする。このとき、車速とアクセル開度い
かんによっては、たとえば第6速から第4速への二段跳
びや第6速から第3速への三段跳び、第6速から第2速
への四段跳びダウンシフトを行うことができる。この場
合のダウンシフト変速も通常のダウンシフトと同じ操作
で円滑なシフト感覚が得られることになる。
変速機を示すスケルトン図であり、図6に示す自動変速
機にあっては、図1に示された減衰ダンパー15に代え
てトルクコンバータ91が設けられており、図1に示さ
れた部材と共通する部材には同一の符号が付されてい
る。
はポンプインペラ92が設けられたアウターシェル93
と、これに固定されるフロントカバー94とを有し、フ
ロントカバー94はクランク軸14に図示しないドライ
ブプレートとともに固定されている。ポンプインペラ9
2に対向してタービンランナ95が配置され、タービン
ランナ95はタービン出力軸96を介して発進クラッチ
16に連結され、タービンランナ95にはロックアップ
クラッチ97が固定されている。ポンプインペラ92と
タービンランナ95の間に配置されるステータ98は、
ワンウエイクラッチを介してトランスミッションケース
10aに支持されている。このように、トルクコンバー
タ91を有する自動変速機にあっては、オイルポンプ3
9はアウターシェル93を介してエンジンに連結されて
いる。この自動変速機にあっても、変速操作は図1に示
す場合と同様に行うことができる。
縦置きに配置されるようになっているが、エンジン横置
きの場合にも適用することができ、FF車やFR車のみ
ならず、四輪駆動車にも適用することができる。さら
に、軽自動車から大型車までどのような車種に対しても
この自動変速機を適宜搭載することができる。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、発進クラッチ1
6およびそれぞれのバイパスクラッチ41,42は、油
圧源となるオイルポンプ39からの油圧を適宜調圧し
て、作動油圧を各クラッチへ供給するようにした湿式多
板クラッチであるが、湿式多板クラッチに限定されるこ
とはない。たとえば、電磁クラッチの励磁力を電流制御
するようにし、この荷重によって多板クラッチを締結す
る方式でも良く、単板式のクラッチとしても良く、手段
を選ばないことは言うまでもない。
ド・カップリング(流体継手)を設けるようにしても良
い。流体継手やトルクコンバータを用いる場合にはその
引きずりトルクは、発進クラッチ16を開放することに
より、引きずりトルクが変速機の内部の切り換え機構に
対して影響を与えないように構成することになる。
ラッチ41,42を設けたが、変速段数が図示した場合
よりも増加する場合には、バイパスクラッチの数を増や
すことにより対応可能である。たとえば、8段変速の場
合には第3のバイパスクラッチを設けるようにしても良
く、エクストラローレンジを有する場合は緊急脱出用の
ギヤ比であり、通常の第1速の歯車との間のギヤ比の差
が大きくなることから、その間にさらに他のバイパスク
ラッチを設けるようにしても良い。
間に複数のバイパスクラッチを設け、変速段に応じてト
ルク伝達を行うバイパスクラッチを使い分けることによ
り、変速ショックを大幅に低減してスムーズな変速品質
を実現することができる。変速時には所定時間のみバイ
パスクラッチを係合させることにより意のままの飛び越
し変速を行うことができるとともに変速機の応答性を向
上させることができ、スポーティな変速が実現される。
数のバイパスクラッチとを配置したので、変速機の大型
化や長大化を抑制しながら良好な車載性を確保すること
ができ、自動変速機の構成部品をそのまま手動変速機の
部品としても使用することができ、主要構成部品のレイ
アウトの自由度を格段に向上させることかできる。
連続的に入力軸の端部に配置されているので、それぞれ
のクラッチを作動させるための作動油や潤滑油の供給を
集約して行うことができ、変速応答性を向上させること
ができる。
スケルトン図である。
クラッチの部分を拡大して示す断面図である。
路を示すブロック図である。
エンジン回転数と出力軸のトルクの変化とを示すタイム
チャートである。
おける入力軸から出力軸に伝達される駆動力と、アップ
シフト動作が行われる際に伝達される駆動力を示す特性
図であり、(B)は比較例として示す自動変速機により
各変速段における入力軸から出力軸に伝達される駆動力
と、アップシフト動作が行われる際に伝達される駆動力
を示す特性図である。
すスケルトン図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の駆動歯車が設けられた入力軸と、
前記駆動歯車に常時噛み合う複数の従動歯車が設けられ
た出力軸とを備えた自動変速機であって、 エンジンのクランク軸と前記入力軸との間に設けられエ
ンジン動力の前記入力軸に対する伝達と遮断とを切り換
える入力クラッチと、 前記駆動歯車と前記従動歯車とにより形成される複数の
変速歯車列のうち動力を伝達する変速歯車列を選択的に
切り換える切り換え機構と、 それぞれ変速歯車列に動力伝達可能に前記入力軸の端部
に設けられ、前記出力軸に対して相互に相違したトルク
容量を伝達する複数のバイパスクラッチと、 変速時に前記複数のバイパスクラッチの少なくともいず
れか1つを介してエンジン動力を前記出力軸に伝達させ
るバイパスクラッチ制御手段とを有し、 前記複数のバイパスクラッチと前記入力クラッチとをエ
ンジンと前記入力軸との間に連続的に配置することを特
徴とする自動変速機。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動変速機において、低
速段側の複数の変速歯車列からなる第1の変速歯車列群
における変速歯車列を変速動作させるときに作動する第
1のバイパスクラッチと、高速段側の複数の変速歯車列
からなる第2の変速歯車列群における変速歯車列を変速
動作させるときに作動する第2のバイパスクラッチとを
有することを特徴とする自動変速機。 - 【請求項3】 請求項2記載の自動変速機において、前
記第1の変速歯車列群を構成する駆動歯車のいずれか1
つに前記第1のバイパスクラッチを連結し、前記第2の
変速歯車列群を構成する駆動歯車のいずれか1つに前記
第2のバイパスクラッチを連結し、それぞれの駆動歯車
を前記パイパスクラッチに隣接させて配置したことを特
徴とする自動変速機。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自
動変速機において、エンジンのクランク軸と前記入力ク
ラッチとの間に、エンジン振動を減衰させる減衰ダンパ
ーを配置することを特徴とする自動変速機。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自
動変速機において、エンジンのクランク軸と前記入力ク
ラッチとの間に、ロックアップ機能を備えた流体トルク
コンバータもしくは流体継手を配置することを特徴とす
る自動変速機。
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