JP4007321B2 - 自動車の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通常のシフトマップに基づく自動変速に加えて手動変速による変速が可能な自動車の制御装置に関する。
従来、車速やエンジン負荷等の検出値をパラメータとしてシフトマップを検索することにより最適な変速段を選択し、その変速段が確立されるように自動的に変速操作を行う自動変速機が知られている。
かかる自動変速機では、一般的な走行状態を基準として変速特性が設定されているため、全ての走行状態において最適の変速段を選択することが難しく、ドライバーの意志を反映すべくスロットル開度やアクセルペダルの踏込み量を検出してはいるものの、結局は一律に変速段が決定されてしまう問題がある。
また、動力性能を重視した変速特性や燃費を重視した変速特性を選択し得るものもあるが、何れもドライバーの好みに応じた変速特性を完全に実現するものとは言い難い。
そこでドライバーがスイッチやレバーを操作することにより任意の変速段を選択し得るようにした自動変速機が提案されている。
また、変速ショックを低減すべく変速時にエンジントルクを低減するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
これらのものでは、タイマーの出力に基づいて、或いは変速時に回転数変化が生じるエンジン回転数や変速機入力軸回転数をパラメータとしてエンジントルクの低減を行っており、その際にエンジントルクの低減量は一定であったり、エンジン負荷に応じた設定値であった。
特開昭58−207556号公報
しかしながら、上記のように、エンジントルクの低減制御を手動変速モードを持つ自動変速機に適用すると、当然手動変速モードにおいても変速ショックが低減するが、スポーツ走行を主たる目的とする手動変速モードにおいてドライバーが意図する変速フィーリング(ダイレクト感,きびきびした走り)を得ることができず、間延びした変速フィーリングになってしまうという課題がある。
本発明は、エンジントルクを入力軸に伝達する発進クラッチと、前記入力軸から出力軸へ前記エンジントルクを伝達する複数の歯車と複数の噛み合いクラッチと、前記入力軸から前記出力軸へ前記エンジントルクを伝達する変速クラッチとを備え、かつ前記入力軸から前記出力軸へトルクの伝達経路を形成するように前記歯車と前記噛み合いクラッチが選択的に連結される歯車式変速機を有する自動車の制御装置であって、予め設定された変速特性に基づいて自動的に変速比が選択される自動変速モードと、手動操作により変速比が選択される手動変速モードとを切り換える機能を有し、前記変速クラッチを制御して前記歯車と前記噛み合いクラッチを第1の連結から第2の連結に切り換える際の前記変速クラッチの伝達トルクについて、前記自動変速モードの前記伝達トルクよりも前記手動変速モードの前記伝達トルクが小さい自動車の制御装置である。

これにより変速ショックを低減しながら、自動変速モードから手動変速モードに切り替えてもドライバーが意図する変速フィーリング(ダイレクト感,きびきびした走り)を得ることができる。
本発明によれば、変速ショックを低減しながら、自動変速モードから手動変速モードに切り替えてもドライバーが意図する変速フィーリング(ダイレクト感,きびきびした走り)を得ることができる。
以下、図1〜図15を用いて、本発明の一実施形態による自動車の制御装置の構成について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例について説明する。
なお、図1に示す例においては、動力発生装置として、エンジンを用いており、動力伝達装置として、歯車変速機を用いている。
コントロールユニット(C/U)405は電子制御スロットル103を制御する電子制御スロットルコントロールユニット(ETC/U)401と、エンジン101を制御するエンジンコントロールユニット(ENGC/U)402と、変速機を制御する変速機コントロールユニット(ATC/U)403とを備えている。
エンジン101はエンジントルクを調整する電子制御スロットル103と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ102とを備えている。エンジン101は、エンジンコントロールユニット(ENGC/U)402によって制御される。電子制御スロットル103は、電子制御スロットルコントロールユニット(ETC/U)401によって制御される。
歯車式変速機はフライホイール201と、発進クラッチ202と、発進クラッチアクチュエータ203と、ワイヤ204と、入力軸205と、出力軸301と、歯車206,
207,208,209,210,211,212,213,214,215と、1−2速用ドッグクラッチ220Aと、3−4速用ドッグクラッチ220Cと、シフトアクチュエータ221と、セレクトアクチュエータ222と、シフトフォーク223,224と変速クラッチ225と変速クラッチアクチュエータ226と、出力軸回転数センサ300から構成されている。ここで1−2速用ドッグクラッチはクラッチハブ216Aと、スリーブ217Aと、シンクロナイザリング218A,218Bとギヤスプライン219A,
219Bとから構成されている。また、3−4速用ドッグクラッチはクラッチハブ216Cと、スリーブ217Cと、シンクロナイザリング218C,218Dと、ギヤスプライン219C,219Dとから構成されている。
歯車式変速機を構成するアクチュエータ203,221,222,226は油圧またはモータにより、変速機コントロールユニット(ATC/U)403によって制御される。
エンジン101から出力するエンジントルクはフライホイール201及び発進クラッチ202を介して歯車変速機の入力軸205に伝達され、歯車206,207,208,
209,210,211,212,213,214,215のいずれかを介して出力軸
301へ伝達され、歯車最終的にタイヤに伝達され自動車を走行させる。エンジントルクを歯車変速機の入力軸205へ伝える発進クラッチ202は、発進クラッチ用203によって締結/解放され、エンジントルクの伝達率を制御する。
1速から4速までの走行は、入力軸205に対して回転可能な歯車210,212または出力軸301に対し回転可能な歯車207,209のいずれかを噛合い式クラッチ(例えば、ドッグクラッチ)220A,220Cのスリーブ217A,217Cをシフトフォーク223,224によって動かしクラッチハブ216A,216Cとギヤスプライン
219A,219B,219C,219Dのいずれかを締結させ決定する。シフトフォーク223,224はシフトアクチュエータ221と、セレクトアクチュエータ222によって駆動される。この時クラッチハブ216A,216Aとギヤスプライン219A,
219B,219C,219Dとの同期を取るために、シンクロナイザリング218A,218B,218C,218Dが設けられている。
1速のとき、入力軸205の駆動軸トルクは、歯車206−歯車207−クラッチハブ216A−を介して、出力軸301に伝達される。歯車207とクラッチハブ216Aとは、スリーブ217Aによって連結される。2速のとき、入力軸205の駆動トルクは、歯車208−歯車209−クラッチハブ216A−を介して、出力軸301に伝達される。歯車209とクラッチハブ216Aとは、スリーブ217Aによって連結される。3速のとき、入力軸205の駆動トルクは、クラッチハブ216C−歯車210−歯車211を介して、出力軸301に伝達される。歯車210とクラッチハブ216Cとは、スリーブ217Cによって連結される。4速のとき、入力軸205の駆動トルクは、クラッチハブ216C−歯車212−歯車213を介して、出力軸301に伝達される。歯車212とクラッチハブ216Cとは、スリーブ217Cによって連結される。このようにドッグクラッチ220A,220Cは、1速から4速までの各ギヤに設けられている。走行中はドッグクラッチ220A,220Cで締結する歯車は必ず1つでそれ以外の歯車は解放する。
また、5速にする場合は、入力軸205と歯車214とを変速クラッチ225で締結し実現する。変速クラッチ225は変速クラッチアクチュエータ226によって駆動される。また、変速中は変速クラッチ225を制御し、伝達トルクを制御することにより変速中の脱力感や吹けあがりを防止する。
ATC/U403には、アクセル踏込み量を検出するアクセルペダルセンサ406と、シフトレバー位置を検出するインヒビタースイッチ407と、出力軸の回転数を検出する出力軸回転数センサ300と、自動変速モードと手動変速モードを切り換えるモードスイッチ408と、手動変速モードの時に変速段を1つ上げるプラススイッチ409と、手動変速モードの時に変速段を1つ下げるマイナススイッチ410等の自動車センサ信号が入力される。また、ATC/U403は、ENGC/U402とETC/U401にCAN(Control Area Network)等の通信線404を介し接続されている。
ATC/U403は、取り込まれた各信号から運転状態を把握し、発進クラッチ状態、ギヤ位置を適切な状態に制御する。一定速段での走行や変速中は発進クラッチ202は締結制御を行う。また、ATC/U403は、自動変速モード時の変速中はエンジン101が吹き上がらないように、ETC/U401を介して電子制御スロットル103を制御する。また、ATC/U403は変速直前の伝達トルクから変速直後の伝達トルクへ滑らかに変化させるように、電子制御スロットル103と変速クラッチ225を制御する。更に、点火時期の補正値をATC/U403からENGC/U402に送り、点火時期を制御する。手動変速モード時は自動変速モードとは異なった制御を行い変速ショックや変速時間を自動変速モード時とは変え、適切な大きさに設定することによりドライバーの意図するスポーティな変速フィーリングを得る。一定速段での走行や変速中は発進クラッチは締結している。
図2に自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチ225の制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ1001で変速指令があるか否かを判定し、変速指令がなければ変速制御は行わずステップ1005に戻る。変速指令があればステップ1002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ1003で手動変速用変速クラッチ225制御を行い、自動変速モードであればステップ1004で自動変速用変速クラッチ225制御を行い、ステップ1005に戻る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図3に自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチ225の制御を切り換える変速動作のタイムチャートの一例を示す。1速から2速へのアップシフトの変速例で、実線が自動変速モードの場合で、破線が手動変速モードの場合の各部の動作を示している。横軸は時間である。
図3(A)に示すようにアクセルペダル踏込み量APSは一定とする。変速中以外はスロットル開度TVOはアクセルペダル踏込み量APSの関数とする。例えばスロットル開度TVO=a*アクセル踏込み量APS+b(a,bは定数)で表される。時刻t0〜時刻t1において、図3(B)に示すように、スロットル開度TVOが一定とすると、図3(C)及び図3(D)に示すように、エンジン回転数Ne及び車速VSPが増加する。そして、車速VSPが、所定速度になって、変速条件を満たすと、時刻t1において、図3(F)に示すように、目標ギヤ位置が1速から2速に変わり、変速を開始する。
変速を開始すると、図3(B)に示すように、まずスロットル開度TVOを一瞬閉じ、図3(G)に示すように、1−2速ドッグクラッチ220Aで歯車207を解放し、1速側ドッグクラッチトルクを0にする。3−4速ドッグクラッチ220Cは当然ニュートラルである。この時、自動変速モードでは変速クラッチ225への押付け荷重を上昇させる。この押付け荷重は、エンジントルク特性から求められ、変速開始前の出力軸トルクから変速終了後の出力軸トルクが滑らかになるように制御する。一方、手動変速モードでは変速クラッチ225へ押付け荷重をかけず、図3(J)に示すように、変速中の出力軸トルクを0にする。
次に、時刻t3において図3(H)に示すように、1−2速ドッグクラッチ220Aで歯車209を締結し、2速側ドッグクラッチトルクを伝達する。同時に自動変速モードでは図3(I)に示すように、変速クラッチ225を解放し、変速クラッチトルクを0にする。
以上のような制御を行うと、自動変速モードでは脱力感,変速ショックのない変速が行え、手動変速モードでは図3(C)に示すように時刻t1〜時刻t3の間エンジンが吹け上がり、エンジン回転数の同期がとれず、時刻t3後に変速ショックが出る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。また、手動変速モードでは変速クラッチ225の消耗がなくなり、耐久性が向上する。
図4に自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチ225の制御を切り換える変速動作のタイムチャートの一例を示す。自動変速モードの動きは図3と同様である。手動変速モードでは図4(I)に示すように、時刻t1〜時刻t3の間、変速クラッチに自動変速モードとは異なる押付け荷重をかける。このような制御を行うと、手動変速モードでは図4(C)に示すようにエンジン回転数の同期がとれず、t3後に押付け荷重に応じた変速ショックを生じる。この押付け荷重は自動変速モード時にかけられる押付け荷重の関数やプラススイッチ409,マイナススイッチ410を押すスピード,強さ,回数等から求める。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図5に自動変速モード時と手動変速モード時で電子制御スロットル103の制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ2001で変速指令があるか否かを判定し、変速指令がなければ変速制御は行わずステップ2005に戻る。変速指令があればステップ2002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ2003で手動変速用電子制御スロットル103制御を行い、自動変速モードであればステップ
2004で自動変速用電子制御スロットル103制御を行い、ステップ2005に戻る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図6に自動変速モード時と手動変速モード時で電子制御スロットル103の制御を切り換える変速動作のタイムチャートの一例を示す。自動変速モードの動きは図3と同様である。図6(A)に示すように、時刻t1で変速指令が出た後アクセル踏込み量APSを変化させた場合、自動変速モードでは図6(B)に示すように、変速中である時刻t1〜時刻t3までの間はスロットル開度TVOはエンジン回転数Ne等の運転状態に応じて制御される。つまり、ドライバーがアクセルを踏もうが踏むまいがスロットル開度TVOには反映されない。一方手動変速モードでは図6(B)に示すように、変速中以外の制御と同様に変速中である時刻t1〜時刻t3までの間もスロットル開度TVOをアクセルペダル踏込み量APSの関数とし制御する。この時変速クラッチ225の制御は図3、図4で説明したいずれかの制御を行う。このようにすることにより変速中にアクセル踏込み量APSに応じてエンジン回転数Ne等をドライバーの意志で決定できるのでドライバーの意志が反映されたスポーティな変速動作が実現できる。
図7に自動変速モード時と手動変速モード時でドッグクラッチ220A,220Cの制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ3001で変速指令があるか否かを判定し、変速指令がなければ変速制御は行わずステップ3005に戻る。変速指令があればステップ3002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ3003で手動変速用ドッグクラッチ220A,220C制御を行い、自動変速モードであればステップ3004で自動変速用ドッグクラッチ220A,220C制御を行い、ステップ
3005に戻る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショック、変速時間が適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図8に自動変速モード時と手動変速モード時でドッグクラッチ220A,220Cの制御を切り換える変速動作のタイムチャートの一例を示す。自動変速モードの動きは図3と同様である。手動変速モードでは図8(K)に示すように、1−2速ドッグクラッチ指令のニュートラル指令時間Δtmを変える。この結果、変速終了時間がt2に変わる。このニュートラル指令時間Δtmは自動変速モード時のニュートラル指令時間Δtaの関数やプラススイッチ409,マイナススイッチ410を押すスピード,強さ,回数等から求める。またはニュートラル指令時間Δtmを0とし、ニュートラル指令をなくしても良い。このようにすることにより時刻t2でのエンジン回転数Neの同期がとれず、図8(J)に示すように、時刻t2後に変速ショックがでるので、自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定され、変速時間がドライバーの意志に反映されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図9に本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。図1の構成に発進クラッチペダル踏込み量を検出する発進クラッチペダルセンサ411と発進クラッチペダルの位置を決め、動きを制限する発進クラッチペダルアクチュエータ412を設けた構成である。全体的な動きは図1と同じである。それに加え、発進クラッチペダルセンサ411の信号がATC/U403に入力され、手動変速モードの場合は、発進クラッチペダルセンサ411の踏込み量に応じてATC/U403が発進クラッチアクチュエータ203を制御し、発進クラッチ202の締結/解放を行う。このようにすることにより、手動変速モードではドライバーの意志が反映された発進クラッチ202制御ができるのでドライバーの意図するスポーティな走行ができる。自動変速モードではATC/U403で発進クラッチペダルアクチュエータ412を制御し、発進クラッチペダルの位置を固定し、発進クラッチ202の制御が効かないようにする。発進クラッチペダルの固定位置はフットレストとなるような位置にする。このようにすることにより自動変速モードでは発進クラッチの締結/解放を間違って行うことがなく、安全な走行ができ、発進クラッチペダルをフットレストがわりにできるのでリラックスして運転ができる。
図10に自動変速モード時と手動変速モード時で発進クラッチ202の制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ4002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ4003で手動変速用発進クラッチ202制御を行い、自動変速モードであればステップ4004で自動変速用発進クラッチ202制御を行い、ステップ3005に戻る。このようにすることにより、手動変速モードではドライバーの意志が反映された発進クラッチ202制御ができるのでドライバーの意図するスポーティな走行ができる。
図11に自動変速モード時と手動変速モード時で発進クラッチ202の制御を切り換える変速動作のタイムチャートの一例を示す。自動変速モードの動きは図3と同様である。手動変速モードでは図11(L)に示すように、発進クラッチペダルを時刻t1〜時刻
t2の間踏み込んだ場合、ATC/U403は、図11(M)に示すように、発進クラッチトルクを発進クラッチペダル踏込み量に応じて制御する。このようにすることにより、手動変速モードではドライバーの意志が反映された発進クラッチ202制御ができるのでドライバーの意図するスポーティな走行ができる。自動変速モードではATC/U403で発進クラッチペダルアクチュエータ412を制御し、発進クラッチペダルの位置を固定し、発進クラッチ202の制御が効かないようにする。
図12に本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。図9の構成に発進時や変速時に出力軸トルクを出力するモータジェネレータ229とモータジェネレータ出力の伝達を行うモータジェネレータクラッチ228とモータジェネレータクラッチ228を制御するモータジェネレータクラッチアクチュエータ227を設けた構成である。全体的な動きは図9と同じである。それに加え、手動変速モードの場合は、変速中にモータジェネレータ229を自動変速モードよりも変速ショックが出るように制御する。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図13に自動変速モード時と手動変速モード時でモータジェネレータ229の制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ5001で変速指令があるか否かを判定し、変速指令がなければ変速制御は行わずステップ5005に戻る。変速指令があればステップ5002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ5003で手動変速用モードでモータジェネレータ229制御を行い、自動変速モードであればステップ5004で自動変速用モードでモータジェネレータ229制御を行い、ステップ5005に戻る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図14に本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。図9の構成に発進時や変速時に出力軸トルクを出力するアシストモータ232を設けた構成である。また、変速クラッチ225は付いていない。全体的な動きは図9と同じである。それに加え、手動変速モードの場合は、変速中にアシストモータ232を自動変速モードよりも変速ショックが出るように制御する。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
図15に自動変速モード時と手動変速モード時でアシストモータ232の制御を切り換えるフローチャートを示す。このプログラムは1〜10[msec]ぐらいの一定周期で起動され実行される。ステップ6001で変速指令があるか否かを判定し、変速指令がなければ変速制御は行わずステップ6005に戻る。変速指令があればステップ6002で自動変速モードか手動変速モードかを判定する。手動変速モードであればステップ6003で手動変速用アシストモータ232制御を行い、自動変速モードであればステップ6004で自動変速用アシストモータ232制御を行い、ステップ6005に戻る。このようにすることにより自動変速モードでは変速ショックが低減された滑らかな変速動作となり、手動変速モードでは変速ショックが適切な大きさに設定されたドライバーの意図するスポーティな変速動作となる。
本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチの制御を切り換えるフローチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチの制御を切り換える変速動作のタイムチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で変速クラッチの制御を切り換える変速動作のタイムチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で電子制御スロットルの制御を切り換えるフローチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で電子制御スロットルの制御を切り換えるタイムチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時でドッグクラッチの制御を切り換えるフローチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時でドッグクラッチの制御を切り換えるタイムチャートを示す。 本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で発進クラッチの制御を切り換えるフローチャートを示す。 自動変速モード時と手動変速モード時で発進クラッチの制御を切り換えるタイムチャートを示す。 本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。 自動変速モード時と手動変速モード時でモータジェネレータの制御を切り換えるフローチャートを示す。 本実施形態による自動車の制御装置を用いる自動車の詳細な全体構成の一例を示す。 自動変速モード時と手動変速モード時でアシストモータの制御を切り換えるフローチャートを示す。
符号の説明
101…エンジン、102…エンジン回転数センサ、103…電子制御スロットル、
201…フライホイール、202…発進クラッチ、203…発進クラッチアクチュエータ、204…ワイヤ、205…入力軸、206…1速ドライブギヤ、207…1速ドリブンギヤ、208…2速ドライブギヤ、209…2速ドリブンギヤ、210…3速ドライブギヤ、211…3速ドリブンギヤ、212…4速ドライブギヤ、213…4速ドリブンギヤ、214…5速ドライブギヤ、216…5速ドリブンギヤ、216A…1−2速用クラッチハブ、216C…3−4速用クラッチハブ、217A…1−2速用スリーブ、217C…3−4速用スリーブ、218A…1速用シンクロナイザリング、218B…2速用シンクロナイザリング、218C…3速用シンクロナイザリング、218D…4速用シンクロナイザリング、219A…1速用ギヤスプライン、219B…2速用ギヤスプライン、
219C…3速用ギヤスプライン、219D…4速用ギヤスプライン、220A…1−2速用ドッグクラッチ、220C…3−4速用ドッグクラッチ、221…シフトアクチュエータ、222…セレクトアクチュエータ、223…1−2速用シフトフォーク、224…3−4速用シフトフォーク、225…変速クラッチ、226…変速クラッチアクチュエータ、300…出力軸回転数センサ、301…出力軸、401…電子制御スロットルコントロールユニット、402…エンジン制御コントロールユニット、403…変速機コントロールユニット、404…通信線、405…コントロールユニット、406…アクセルペダルセンサ、407…インヒビタースイッチ、408…モードスイッチ、409…プラススイッチ、410…マイナススイッチ。

Claims (3)

  1. エンジントルクを入力軸に伝達する発進クラッチと、前記入力軸から出力軸へ前記エンジントルクを伝達する複数の歯車と複数の噛み合いクラッチと、前記入力軸から前記出力軸へ前記エンジントルクを伝達する変速クラッチとを備え、かつ前記入力軸から前記出力軸へトルクの伝達経路を形成するように前記歯車と前記噛み合いクラッチが選択的に連結される歯車式変速機を有する自動車の制御装置であって、
    予め設定された変速特性に基づいて自動的に変速比が選択される自動変速モードと、手動操作により変速比が選択される手動変速モードとを切り換える機能を有し、
    前記変速クラッチを制御して前記歯車と前記噛み合いクラッチを第1の連結から第2の連結に切り換える際の前記変速クラッチの伝達トルクについて前記自動変速モードの前記伝達トルクよりも前記手動変速モードの前記伝達トルクが小さい自動車の制御装置。
  2. 請求項1記載の自動車の制御装置であって、
    前記手動変速モードと前記自動変速モードで、前記歯車と前記噛み合いクラッチとの連結を第1の連結から前記第2の連結に切り換える時間を変更する自動車の制御装置。
  3. 請求項1記載の自動車の制御装置であって、
    前記手動変速モードにおける前記歯車と前記噛み合いクラッチとの連結を第1の連結から前記第2の連結に切り換える時間が、前記自動変速モードにおける当該時間よりも短い自動車の制御装置。
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