JPH10299884A - ツインクラッチ式歯車変速機の制御装置 - Google Patents

ツインクラッチ式歯車変速機の制御装置

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JPH10299884A
JPH10299884A JP9109418A JP10941897A JPH10299884A JP H10299884 A JPH10299884 A JP H10299884A JP 9109418 A JP9109418 A JP 9109418A JP 10941897 A JP10941897 A JP 10941897A JP H10299884 A JPH10299884 A JP H10299884A
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JP
Japan
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movement
clutch
command
predetermined time
control device
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JP9109418A
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English (en)
Inventor
Hiroatsu Endou
弘淳 遠藤
Hidehiro Oba
秀洋 大庭
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツインクラッチ式変速機におけるギヤ選択動
作が予定の通りに実行されなかった場合に対処できる制
御装置を提供すること。 【解決手段】 変速をおこなうために移動が必要なスリ
ーブに移動の指令を発して(ステップ305)移動動作
を実行せしめ、指令の発信から予め定めた所定の時間経
過した時点で、移動が完了したかどうかを確認し(ステ
ップ308)、完了していない場合には移動前の位置に
戻す指令を発して(ステップ311)戻し操作を実行せ
しめ、移動前の位置に戻す指令を発してから、予め定め
た所定の時間を経過した後に、移動を試みさせるもので
ある(ステップ313から305へ)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のツインク
ラッチ式自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機入力軸に連結される2つのクラッ
チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
との間を同期装置の選択操作により選択的に連結する複
数の歯車列とを備え、クラッチ出力軸と変速機出力軸を
連結する歯車列を切り換え、変速機出力軸に連結された
クラッチ出力軸に連なるクラッチを係合し、他方を解放
するように2つのクラッチを係合、解放して変速をおこ
なうツインクラッチ式自動変速機が公知である。例え
ば、特開平6−221347号公報に記載のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなツインクラ
ッチ式変速機においては同期装置を移動することが不可
欠である。したがって、同期装置の作動不良等により、
ギヤ選択完了の判定がなされなかった場合、次速度段へ
のクラッチの切り換えができず、変速の遅れや、エンジ
ンの過回転によるドライバビリティの悪化、燃費の悪
化、同期装置への過負荷による同期装置の損傷等の問題
が発生する可能生がある。しかし、上記公報の装置を含
めて、今までツインクラッチ式変速機におけるかかる問
題への対処ができる制御装置は開示されていない。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、ツインクラッチ
式変速機におけるギヤ選択動作が予定の通りに実行され
なかった場合に対処できる制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、変速機入力軸に連結される2つのクラッチと、これ
らクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸との間を同
期装置の選択操作により選択的に連結する複数の歯車列
とを備え、クラッチ出力軸と変速機出力軸を連結する歯
車列を切り換え、変速機出力軸に連結されたクラッチ出
力軸に連なるクラッチを係合し、他方を解放するように
2つのクラッチを係合、解放して変速をおこなうツイン
クラッチ式自動変速機の制御装置であって、変速時に変
速のために移動が必要な移動対象の同期装置を所定の目
標位置に移動せしめてクラッチ出力軸への連結をおこな
う際に、同期装置の目標位置への移動を指令してから予
め定めた第1の所定時間を経過した時に同期装置の目標
位置への移動が完了しているかどうかを判定する移動完
了判定手段と、前記第1の所定時間経過した時に同期装
置の目標位置への移動が完了していない場合に、同期装
置を目標位置以外の位置に戻す指令をする戻し指令手段
と、戻し指令出力後、予め定めた第2の所定時間経過後
に同期装置の再度目標位置への移動を指令するリトライ
指令手段とを具備する制御装置が提供される。この様に
構成された制御装置では、同期装置が目標位置に予め定
めた所定の時間内に移動できなかった場合に目標位置と
は別の位置へ戻され、予め定めた所定の時間後、再び目
標位置への移動が試みられる。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、さらに、移動対象の同期装置の移動前の位置
を記憶する記憶手段を備え、前記戻し指令手段が前記第
1の所定時間経過した時に同期装置の目標位置への移動
が完了していない場合に、同期装置を記憶手段が記憶し
た移動前の位置に戻す指令をするようにした制御装置が
提供される。この様に構成された制御装置では、同期装
置が目標位置に予め定めた所定の時間内に移動できなか
った場合に記憶手段が記憶した移動前の位置に戻され、
予め定めた所定の時間後、再び目標位置への移動が試み
られる。
【0007】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、前記戻し指令手段が前記第1の所定時間経過
した時に同期装置の目標位置への移動が完了していない
場合に、同期装置をニュートラル位置に戻す指令をする
ようにした制御装置が提供される。この様に構成された
制御装置では、同期装置が目標位置に予め定めた所定の
時間内に移動できなかった場合に同期装置はニュートラ
ルの位置に戻され、予め定めた所定の時間後、再び目標
位置への移動が試みられる。
【0008】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、さらに、運転状態を検出する運転状態検出手
段を備え、運転状態に応じて前記移動完了判定する第1
の所定時間と、前記リトライ指令を出力する第2の所定
時間を決定するようにされた制御装置が提供される。こ
の様に構成された制御装置では、前記移動完了判定する
第1の所定時間と、前記リトライ指令を出力する第2の
所定時間は運転状態検出手段が検出した運転状態に応じ
て決定される。
【0009】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
において、運転状態検出手段が現在の速度段を検出する
手段を含み、速度段に応じて、前記移動完了判定する第
1の所定時間と、前記リトライ指令を出力する第2の所
定時間を決定するようにされた制御装置が提供される。
この様に構成された制御装置では、前記移動完了判定す
る第1の所定時間と、前記リトライ指令を出力する第2
の所定時間は速度段に応じて決定される。
【0010】請求項6の発明によれば、請求項4の発明
において、運転状態検出手段が車速を検出する手段を含
み、車速に応じて、前記移動完了判定する第1の所定時
間と、前記リトライ指令を出力する第2の所定時間を決
定するようにされた制御装置が提供される。この様に構
成された制御装置では、前記移動完了判定する第1の所
定時間と、前記リトライ指令を出力する第2の所定時間
は車速に応じて決定される。
【0011】請求項7の発明によれば、請求項4の発明
において、運転状態検出手段が変速機に使用されるオイ
ルの温度を検出する手段を含み、オイルの温度に応じ
て、前記移動完了判定する第1の所定時間と、前記リト
ライ指令を出力する第2の所定時間を決定するようにさ
れた制御装置が提供される。この様に構成された制御装
置では、前記移動完了判定する第1の所定時間と、前記
リトライ指令を出力する第2の所定時間は変速機に使用
されるオイルの温度を検出する手段を含み、オイルの温
度に応じて決定される。
【0012】請求項8の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、さらに、戻し指令手段が戻し指令を指示した
回数を積算する積算手段と、該積算回数が予め定めた回
数を超えたときに同期装置または移動完了判定手段が異
常であると判定する異常判定手段とを有するようにされ
た制御装置が提供される。この様に構成された制御装置
では、戻し指令を指示した回数が予め定めた回数を超え
たときに異常判定手段が同期装置または移動完了判定手
段が異常であると判定する。
【0013】請求項9の発明によれば、請求項8の発明
において、積算手段が戻し指令手段が戻し指令を指示し
た回数を積算する代わりにリトライ指令手段がリトライ
指令を指示した回数を積算するようにされた制御装置が
提供される。この様に構成された制御装置では、リトラ
イ指令を指示した回数が予め定めた回数を超えたときに
異常判定手段が同期装置または移動完了判定手段が異常
であると判定する。
【0014】請求項10の発明によれば、請求項8の発
明において、前記異常判定手段が異常と判定したときに
当該同期装置の移動を禁止するようにされた制御装置が
提供される。この様に構成された制御装置では、異常判
定手段が同期装置または移動完了判定手段が異常と判定
したときに当該同期装置の移動が禁止される。
【0015】請求項11の発明によれば、請求項1の発
明において、同期装置の係合から解放への移行の際に作
動するようにされた制御装置が提供される。この様に構
成された制御装置は同期装置の係合から解放への移行の
際に作動する。
【0016】請求項11の発明によれば、請求項1の発
明において、さらに、次変速を予想して移動が予想され
る同期装置を予想目標位置に予備移動させて待機せしめ
るプリセレクト手段を備え、プリセレクト手段の予備移
動を制御作動するようにされたことを特徴とする制御装
置が提供される。この様に構成された制御装置はプリセ
レクト手段の予備移動を制御作動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されたトル
クコンバータ付きのツインクラッチ式4段自動変速機の
全体の構造を模式的に示した図である。図1において、
1はエンジンを、2はロックアップ機構付きのトルクコ
ンバータを、3はツインクラッチ式自動変速機を表して
いる。図示されるように、エンジン1の出力軸10がト
ルクコンバータ2のフロントカバ−20に連結され、フ
ロントカバ−20は流体流を介して連結されるポンプイ
ンペラ21とタービン22を介して、あるいは、ロック
アップクラッチ23を介してトルクコンバータ出力軸2
4に連結され、トルクコンバータ24の出力軸はツイン
クラッチ式自動変速機3の入力軸30に一体回転可能に
連結されている。なお、25はステータ、26はワンウ
ェイクラッチである。
【0018】入力軸30には、クラッチCを構成する第
1クラッチC1の第1クラッチ入力ディスクC1i 、第
2クラッチC2の第2クラッチ入力ディスクC2i が連
結されている。そして、第1クラッチC1の第1クラッ
チ出力ディスクC1o 、第2クラッチC2の第2クラッ
チ出力ディスクC2o に、それぞれ、第1クラッチ出力
軸40、第2クラッチ出力軸50が、入力軸30の外側
に同軸的に連結されている。そして、副軸60と出力軸
70がこれらの軸に平行に配設されている。
【0019】第2クラッチ出力軸50には、クラッチC
の側から、第2速ドライブギヤI2、副軸ドライブギヤ
S 、第4速ドライブギヤI4 が固定的に連結されてい
る。一方、第1クラッチ出力軸40には、第4速ドライ
ブギヤI4 に隣接するようにして第3速ドライブギヤI
3 が、さらにそのトルクコンバータ2側に第1速ドライ
ブギヤI1 が固定的に連結されている。
【0020】出力軸70には、クラッチCの側から、第
2速ドライブギヤI2 と常時噛合する第2速ドリブンギ
ヤO2 、第4速ドライブギヤI4 と常時噛合する第4速
ドリブンギヤO4 、第3速ドライブギヤI3 と常時噛合
する第3速ドリブンギヤO3、第1速ドライブギヤI1
と常時噛合する第1速ドリブンギヤO1 が、それぞれ、
回転自在に取り付けられている。
【0021】第1同期装置D1は出力軸70に固定的に
連結された第1ハブH1と、その外周端部上に軸方向摺
動自在に取り付けられた第1スリーブS1からなり、こ
の第1スリーブS1を、第1シフトフォークY1を介し
て第1スリーブアクチュエータACT1によって移動
し、第1速ドリブンギヤO1 に固定結合されている第1
速クラッチギヤG1 、または、第3速ドリブンギヤO3
に固定結合されている第3速クラッチギヤG3 に係合さ
せることによって第1速ドリブンギヤO1 および第3速
ドリブンギヤO3 を選択的に出力軸70に連結させる。
【0022】同様に、第2同期装置D2は出力軸70に
固定的に連結された第2ハブH2と、その外周端部上に
軸方向摺動自在に取り付けられた第2スリーブS2から
なり、この第2スリーブS2を、第2シフトフォークY
2を介して第2スリーブアクチュエータACT2によっ
て移動し、第4速ドリブンギヤO4 に固定結合されてい
る第4速クラッチギヤG4 、または、第2速ドリブンギ
ヤO2 に固定結合されている第2速クラッチギヤG2
係合させることによって第4速ドリブンギヤO 4 および
第2速ドリブンギヤO2 を選択的に出力軸70に連結さ
せる。
【0023】副軸60には、クラッチCの側から、副軸
ドライブギヤIS と常時噛合する副軸ドリブンギヤ
S 、第1速ドライブギヤI1 とアイドラギヤMR を介
して常時噛合する後進ドライブギヤIR が配設されてい
て、この内、副軸ドリブンギヤO S は副軸60に固定的
に連結され、常時副軸60と一体に回転するが、後進ド
ライブギヤIR は回転自在に取り付けられていて、両ギ
ヤの中間に配設された第3同期装置D3により下記の様
に選択的に副軸60に連結される。
【0024】第3同期装置D3は副軸60に固定的に連
結された第3ハブH3と、その外周端部上に軸方向摺動
自在に取り付けられた第3スリーブS3からなり、この
第3スリーブS3を第3シフトフォークY3を介して第
3スリーブアクチュエータACT3によって移動し、後
進ドライブギヤIR に固定結合されている後進クラッチ
ギヤGR に係合させることによって、後進ドライブギヤ
R を選択的に副軸60と一体に回転させる。
【0025】図2は、各速度段における、第1クラッチ
C1、第2クラッチC2、第1スリーブS1、第2スリ
ーブS2、第3スリーブS3の係合の状態を示したもの
である。○が付されたものはその速度段における動力の
伝達のための係合であって、△はダウンシフト用の予備
選択を、▽はアップシフト用の予備選択をした場合に付
加される係合を示している。そして予備選択により付加
された係合は、その速度段における動力の伝達には寄与
しない。
【0026】例えば、第1速度段では第1クラッチC1
が係合され、第1クラッチ出力ディスクC1o に結合さ
れた第1クラッチ出力軸40が第1速ドライブギヤ
1 、第3速ドライブギヤI3 と共に回転し、第1速ド
ライブギヤI1 に常時噛合している第1速ドリブンギヤ
1 が回転し、次に、第1スリーブS1が第1速クラッ
チギヤG1 側に位置していることによって出力軸70が
第1ハブH1、第2ハブH2と共に回転し、動力が伝達
される。
【0027】第2速度段では第2クラッチC2が係合さ
れ、第2クラッチ出力ディスクC2 o に結合された第2
クラッチ出力軸50が第2速ドライブギヤI2 、第2ク
ラッチ出力軸50、第4速ドライブギヤI4 、副軸ドラ
イブギヤIS と共に回転し、第2速ドライブギヤI2
常時噛合している第2速ドリブンギヤO2 が回転し、次
に、第2スリーブS2が第2速クラッチギヤG2 側に位
置していることによって出力軸70が第1ハブH1、第
2ハブH2と共に回転し、動力が伝達される。
【0028】第3速度段では第1クラッチC1が係合さ
れ、第1クラッチ出力ディスクC1 o に結合された第1
クラッチ出力軸40が第1速ドライブギヤI1 、第3速
ドライブギヤI3 と共に回転し、第3速ドライブギヤI
3 に常時噛合している第3速ドリブンギヤO3 が回転
し、次に、前述のように第1スリーブS1が第3速クラ
ッチギヤG3 側に位置していることによって出力軸70
が第1ハブH1、第2ハブH2と共に回転し、動力が伝
達される。
【0029】第4速度段では第2クラッチC2が係合さ
れ、第2クラッチ出力ディスクC2 o に結合された第2
クラッチ出力軸50が第2速ドライブギヤI2 、第2ク
ラッチ出力軸50、第4速ドライブギヤI4 、副軸ドラ
イブギヤIS と共に回転し、第4速ドライブギヤI4
常時噛合している第4速ドリブンギヤO4 が回転し、次
に、第2スリーブS2が第4速クラッチギヤG4 側に位
置していることによって出力軸70が第1ハブH1、第
2ハブH2と共に回転し、動力が伝達される。
【0030】後進段では第2クラッチC2が係合され、
第2クラッチ出力ディスクC2o に結合された第2クラ
ッチ出力軸50が第2速ドライブギヤI2 、第2クラッ
チ出力軸50、第4速ドライブギヤI4 、副軸ドライブ
ギヤIS と共に回転し、副軸ドライブギヤIS に常時噛
合している副軸ドリブンギヤOS を介して副軸60が回
転し、第3スリーブS3が後進クラッチギヤGR 側に位
置せしめられていることにより後進ドライブギヤIR
回転し、その結果、後進アイドラギヤMR を介して第1
速ドリブンギヤO1 が回転し、次に、第1スリーブS1
が第1速クラッチギヤG1 側に位置していることによっ
て出力軸70が第1ハブH1、第2ハブH2と共に回転
し、動力が伝達される。
【0031】そして、各速度段の間の変速は、変速後の
次速度段の伝達経路の完成に必要なスリーブを移動して
係合し、次に、変速前に使用されているクラッチを解放
しながら、変速後に使用されるクラッチを係合してい
き、変速前の速度段の伝達経路を完成しているスリーブ
を移動して解放することによりおこなわれる。例えば、
第2速度段から第3速度段への変速は、第1スリーブS
1を第3速クラッチギヤG3 と係合するように移動せし
め、第2クラッチC2を解放させながら、第1クラッチ
C1を係合し、そして、第2スリーブS2を第2速クラ
ッチギヤG2 との係合から解放されるように移動せしめ
る。
【0032】第1クラッチC1と第2クラッチC2の係
合、解放の制御は、それぞれ、第1クラッチ入力ディス
クC1i 、第2クラッチ入力ディスクC2i に連結され
た第1クラッチ・クラッチプレート(図示しない)、第
2クラッチ・クラッチプレート(図示しない)を、油圧
によって駆動される第1クラッチピストン(図示しな
い)、第2クラッチピストン(図示しない)によって、
第1クラッチ出力ディスクC1o 、第2クラッチ出力デ
ィスクC2o に連結された第1クラッチ・クラッチプレ
ート(図示しない)、第2クラッチ・クラッチプレート
(図示しない)に摩擦係合せしめることによっておこな
われる。そして、前記ピストンの駆動は、図1における
油圧供給源OPから供給された作動油をピストン油室に
給排制御することによりおこなわれ、第1クラッチ供給
油圧制御弁VC1および第2クラッチ供給油圧制御弁V
C2を電子制御ユニット(以下ECUという)100に
よって制御することによりおこなわれる。
【0033】また、第1スリーブS1、第2スリーブS
2、第3スリーブS3の移動は、前述したように、それ
ぞれ、第1スリーブアクチュエータACT1、第2スリ
ーブアクチュエータACT2、第3スリーブアクチュエ
ータACT3によりおこなわれる。各スリーブアクチュ
エータの構造の詳細な説明は省略するが、シフトフォー
クが連結されたピストンを所望の方向に移動せしめるも
のであって、油圧供給源P0から供給された作動油をピ
ストンの両側に形成されているピストン油室に給排制御
することによりおこなわれ、そのために、各ピストン油
室への作動油の供給を制御する弁と、各ピストン油室か
らの作動油の排出を制御する弁とを有し、ECU100
によってこれらの弁の開閉を制御する。
【0034】そして、本発明においては、各スリーブが
移動予定へ移動したかどうかを確認することが必要であ
るので、第1スリーブアクチュエータACT1、第2ス
リーブアクチュエータACT2、第3スリーブアクチュ
エータACT3は前記ピストンの移動からスリーブの位
置を検出する第1、第2、第3のスリーブ位置センサ1
15a、115b、115cを有していてその信号は、
ECU100の入力インターフェイス回路101に送ら
れる。
【0035】また、ロックアップクラッチ23の係合、
解放の制御は、公知のように、フロントカバ−20とロ
ックアップクラッチ23の間からポンプ21とステータ
25の間に向けて作動油を流すか、逆に、ポンプ21と
ステータ25の間からフロントカバ−20とロックアッ
プクラッチ23の間へ向けて作動油を流すかによりおこ
なわれ、そのためのロックアップ油圧制御弁VLが設け
られており、ロックアップ油圧制御弁VLもECU10
0により制御される。
【0036】ECU100は、デジタルコンピュータか
らなり、相互に接続された入力インターフェイス回路1
01、ADC(アナログデジタル変換器)102、CP
U(マイクロプロセッサ)103、RAM(ランダムア
クセスメモリ)104、ROM(リードオンリメモリ)
105、出力インターフェイス回路106を具備してい
る。CPU103には、ギヤ段位置を検出するギヤ段セ
ンサ111、車速を検出する車速センサ112、スロッ
トル開度を検出するスロットル開度センサ113、エン
ジン回転数を検出するエンジン回転数センサ114、お
よび前述の各スリーブアクチュエータ内に設けられたス
リーブ位置を検出するスリーブ位置センサ115a,1
15b,115c等の各センサの出力信号が、入力イン
ターフェイス回路101を介して、あるいはさらにAD
C102を介して入力される。
【0037】CPU103は上記各種センサの値と、R
OM105に記憶しておいたデータから後述する本発明
の制御をおこなうために、前記各スリーブを移動せしめ
るスリーブアクチュエータを制御する信号を発生する
他、ツインクラッチ式自動変速機のクラッチを制御する
第1クラッチ供給油圧制御弁VC1および第2クラッチ
供給油圧制御弁VC2を制御する信号、前記ロックアッ
プクラッチを制御するロックアップ油圧制御弁VLを制
御する信号を発生し、出力インターフェイス回路106
を介して、それぞれに送出する。
【0038】次に上記のように構成された本発明の各実
施の形態の作動について説明する。初めに第1の実施の
形態の制御の考え方について説明するが、この第1の実
施の形態では、変速をおこなうために移動が必要なスリ
ーブに移動の指令を与えてから予め定めた所定の時間経
過しても所定位置への移動が完了しない場合には移動前
の位置に戻し、その後、予め定めた所定の時間を経過し
た後に、再び、移動を試みさせるものである。
【0039】図3は上記の考えに基づく第1の実施の形
態の制御のルーチンのフローチャートである。ステップ
301で各パラメータを読み込み、ステップ302では
変速指令が出ているかどうかを判定する。変速指令が出
ていない場合はそのままリターンする。変速指令が出て
いる場合はステップ303に進む。ステップ303では
ステップ302の変速指令による次の変速で移動すべき
移動対象スリーブを読み取り、ステップ304では移動
対象スリーブの移動前の位置を記憶する。例えば、現在
第2速度段で走行中で第3速度段に変速せよという指令
が出た場合には、移動すべきスリーブは第1スリーブS
1であるので、現在の第1スリーブS1の位置を第1ス
リーブ位置センサ115aの信号から読みとり記憶す
る。
【0040】そしてステップ305では移動対象スリー
ブを移動目標位置に移動させるように対応するアクチュ
エータに信号を送る。例えば、上記の例のように、第2
速度段から第3速度段への変速の場合には、第1アクチ
ュエータACT1に移動対象スリーブS1を第3速ドリ
ブンギヤO3 の第3クラッチギヤG3 に向けて移動する
ように指令を送り、スリーブS1を移動目標位置に向け
て移動せしめる。そして、ステップ306では上記の指
令を送ってからの経過時間t1をカウントアップする。
ステップ307で、移動の指令を送ってからの経過時間
t1が予め定めた所定の値taに達するのを待って、ス
テップ308に進み、ステップ8で移動対象スリーブの
目標位置への移動が完了したかどうかを第1スリーブ位
置センサ115aの信号を基に判定する。
【0041】ステップ308で、YES、すなわち移動
対象スリーブの目標位置への移動が完了していると判定
された場合は、ステップ309でt1を計測していたタ
イマーをクリアして終了する。一方、ステップ308
で、NO、すなわち移動対象スリーブの目標位置への移
動が完了していないと判定された場合はステップ310
に進み、まず、t1を計測していたタイマーをクリアし
てからステップ311に進んで移動対象スリーブを移動
前位置に戻すように対応するスリーブアクチュエータに
指令を送り、スリーブを移動目標位置に向けて移動せし
める。
【0042】そして、ステップ312に進んで上記の指
令を送ってからの経過時間t2をカウントアップし、ス
テップ313で、移動の指令を送ってからの経過時間t
2が予め定めた所定の値taに達するのを待って、ステ
ップ314に進んで、このt2を計測していたタイマー
をクリアしてステップ305に戻り、再度、移動対象ス
リーブの目標位置への移動を試みる。そして、移動対象
スリーブの目標位置への移動が完了するまでこの動作が
繰り返される。
【0043】図3に示すのは第2の実施の形態の作動の
ルーチンのフローチャートであって、スリーブが移動目
標位置へ移動できなかった場合に、移動前の位置まで戻
すのではなく、移動目標位置とニュートラル位置の間の
同期動作が始まらない予め定めた所定の戻し位置に戻す
ようにしたものであって、第1の実施の形態におけるフ
ローチャートのステップ304に対応するステップ40
4が「移動対象スリーブの戻し位置読み込み」に、ステ
ップ311に対応するステップ411が「移動対象スリ
ーブの戻し位置への戻しを指令」に変更されている以外
は第1の実施の形態におけるフローチャートの内容と同
じである。
【0044】図3に示すのは第3の実施の形態の作動の
ルーチンのフローチャートであって、スリーブが移動目
標位置へ移動できなかった場合に、移動前の位置まで戻
すのではなく、ニュートラル位置に戻すようにしたもの
であって、第1の実施の形態におけるフローチャートの
ステップ304に対応する部分がなく、ステップ311
に対応するステップ510が「移動対象スリーブのニュ
ートラル位置への戻しを指令」に変更されている以外は
第1の実施の形態におけるフローチャートの内容と同じ
である。
【0045】上述した第1から第3の実施の形態の制御
では、何回か繰り返すうちに移動対象スリーブの目標位
置への移動が完了することを前提としているが、何らか
の原因により何回繰り返してもスリーブの目標位置への
移動ができない場合が発生することも考えられる。図6
に示すのは、異常であるということを運転者に報知する
とともに移動対象スリーブの移動目標位置への移動を禁
止するようにした第4の実施の形態のフローチャートで
ある。
【0046】この図6のフローチャートは図3のフロー
チャートのステップ311の後に加えられ、ステップ6
01では移動対象スリーブを移動前位置に戻す指令の回
数NRETURNをカウントアップし、ステップ602
でこの回数NRETURNが予め定めた値Nfを超えた
かどうかを判定し、超えていない場合は、図3のステッ
プ312に戻るが、超えている場合にはステップ603
で異常の判定をおこない、ステップ604で移動対象ス
リーブの移動目標位置への移動を禁止する指令を発して
終了させる。
【0047】図7に示すのは、第5の実施の形態のフロ
ーチャートであって、スリーブの移動を何回試みたかと
いうことを、移動前位置に戻す指令の回数NRETUR
Nではなくて、移動目標位置に移動させる指令そのもの
の回数NRETRYでカウントアップするようにしたも
のであって、図3のステップ305の次に加えられる。
ステップ701〜704の内容は図4のステップ601
〜604と同じであるので詳細の説明は省略する。
【0048】図8に示すのは速度段に対応した移動完了
判定するtaと、リトライ指令を出力するまでの待ち時
間tbの値である。これは高速段側のドリブンギヤは径
が小さくイナーシャが小さいので同期に要する時間が短
いにのに対し、低速段側のドリブンギヤは径が大きくイ
ナーシャが大きく同期に要する時間が長いということに
対応するためのものである。図9に示すのは車速に対応
した移動完了判定するtaと、リトライ指令を出力する
までの待ち時間tbの値である。これは、車速が高い
と、特に低速度段では、変速による回転数の差が大きく
なり、同期に要する時間が長いということに対応するた
めのものである。図10に示すのは変速機に使用される
油温に対応した移動完了判定するtaと、リトライ指令
を出力するまでの待ち時間tbの値である。これは、油
温が低いと、粘性により各要素の動きが遅くなるという
ことに対応するためのものである。この様に、taとt
bの値を運転条件に応じて変更することによって、より
適切な制御をおこなうことができる。
【0049】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、ツインクラッ
チ式自動変速機の制御装置において、変速時に次速度段
完成のために同期装置の移動を指令してから予め定めた
所定時間を経過しても同期装置の移動が完了していない
場合に、同期装置が移動目標位置から戻す指令が出さ
れ、戻し指令が出されてから予め定めた所定時間経過後
に同期装置を再度目標位置への移動せしめるリトライ指
令が出される。したがって、係合できなかった時と同じ
でない条件でリトライされるので成功する確率が高い。
特に請求項8の発明によれば、繰り返しの回数が予め定
めた所定値を超えた場合に異常があると判定され、運転
者に異常を報知することができる。特に請求項10の発
明によれば繰り返しの回数が予め定めた所定値を超えた
場合には同期装置の移動が禁止され、同期装置等の損傷
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置を備えたツインクラッチ
式変速機の構成を模式的に示す図である。
【図2】各速度段を達成するための各要素の作動の組合
せを示す図である。
【図3】第1の実施の形態の制御のフローチャートであ
る。
【図4】第2の実施の形態の制御のフローチャートであ
る。
【図5】第3の実施の形態の制御のフローチャートであ
る。
【図6】第4の実施の形態の制御のフローチャートであ
る。
【図7】第5の実施の形態の変形例における制御のフロ
ーチャートである。
【図8】速度段に対応した移動完了判定するtaと、リ
トライ指令を出力するまでの待ち時間tbの値である。
【図9】車速に対応した移動完了判定するtaと、リト
ライ指令を出力するまでの待ち時間tbの値である。
【図10】油温に対応した移動完了判定するtaと、リ
トライ指令を出力するまでの待ち時間tbの値である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…トルクコンバータ 3…ツインクラッチ式自動変速機 10…エンジン出力軸 30…(変速機)入力軸 40…第1クラッチ出力軸 50…第2クラッチ出力軸 60…副軸 70…(変速機)出力軸 100…電子制御ユニット 115a,115b,115c…第1スリーブ、第2ス
リーブ、第3スリーブ位置検出センサ C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ C1i ,C2i …第1,第2クラッチ入力ディスク C1o ,C2o …第1,第2クラッチ出力ディスク I1 ,I2 ,I3 ,I4 ,IR …第1,2,3,4速,
後進ドライブギヤ O1 ,O2 ,O3 ,O4 ,OR …第1,2,3,4速,
後進ドリブンギヤ Is …副軸ドライブギヤ Os …副軸ドリブンギヤ MR …後進アイドラギヤ G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,GR …第1,2,3,4速,
後進クラッチギヤ H1,H2,H3…第1,2,3ハブ Y1,Y2,Y3…第1,2,3シフトフォーク S1,S2,S3…第1,2,3スリーブ ACT1,ACT2,ACT3…第1,2,3スリーブ
アクチュエータ VC1,VC2…第1,2クラッチ供給油圧制御弁 VL…ロックアップクラッチ供給油圧制御弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 63:12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機入力軸に連結される2つのクラッ
    チと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸
    との間を同期装置の選択操作により選択的に連結する複
    数の歯車列とを備え、クラッチ出力軸と変速機出力軸を
    連結する歯車列を切り換え、変速機出力軸に連結された
    クラッチ出力軸に連なるクラッチを係合し、他方を解放
    するように2つのクラッチを係合、解放して変速をおこ
    なうツインクラッチ式自動変速機の制御装置であって、 変速時に変速のために移動が必要な移動対象の同期装置
    を所定の目標位置に移動せしめてクラッチ出力軸への連
    結をおこなう際に、同期装置の目標位置への移動を指令
    してから予め定めた第1の所定時間を経過した時に同期
    装置の目標位置への移動が完了しているかどうかを判定
    する移動完了判定手段と、 前記第1の所定時間経過した時に同期装置の目標位置へ
    の移動が完了していない場合に、同期装置を目標位置以
    外の位置に戻す指令をする戻し指令手段と、 戻し指令出力後、予め定めた第2の所定時間経過後に同
    期装置の再度目標位置への移動を指令するリトライ指令
    手段とを具備することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 さらに、移動対象の同期装置の移動前の
    位置を記憶する記憶手段を備え、 前記戻し指令手段は前記第1の所定時間経過した時に同
    期装置の目標位置への移動が完了していない場合に、同
    期装置を記憶手段が記憶した移動前の位置に戻す指令を
    することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記戻し指令手段は前記第1の所定時間
    経過した時に同期装置の目標位置への移動が完了してい
    ない場合に、同期装置をニュートラル位置に戻す指令を
    することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 さらに、運転状態を検出する運転状態検
    出手段を備え、 運転状態に応じて前記移動完了判定する第1の所定時間
    と、前記リトライ指令を出力する第2の所定時間を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 運転状態検出手段が現在の速度段を検出
    する手段を含み、速度段に応じて、前記移動完了判定す
    る第1の所定時間と、前記リトライ指令を出力する第2
    の所定時間を決定することを特徴とする請求項4に記載
    の制御装置。
  6. 【請求項6】 運転状態検出手段が車速を検出する手段
    を含み、車速に応じて、前記移動完了判定する第1の所
    定時間と、前記リトライ指令を出力する第2の所定時間
    を決定することを特徴とする請求項4に記載の制御装
    置。
  7. 【請求項7】 運転状態検出手段が変速機に使用される
    オイルの温度を検出する手段を含み、オイルの温度に応
    じて、前記移動完了判定する第1の所定時間と、前記リ
    トライ指令を出力する第2の所定時間を決定することを
    特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 さらに、戻し指令手段が戻し指令を指示
    した回数を積算する積算手段と、該積算回数が予め定め
    た回数を超えたときに同期装置または移動完了判定手段
    が異常であると判定する異常判定手段とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 積算手段が戻し指令手段が戻し指令を指
    示した回数を積算する代わりにリトライ指令手段がリト
    ライ指令を指示した回数を積算することを特徴とする請
    求項8に記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記異常判定手段が異常と判定したと
    きに当該同期装置の移動を禁止することを特徴とする請
    求項8に記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 同期装置の係合から解放への移行の際
    に制御作動することを特徴とする請求項1に記載の制御
    装置。
  12. 【請求項12】 さらに、次変速を予想して移動が予想
    される同期装置を予想目標位置に予備移動させて待機せ
    しめるプリセレクト手段を備え、プリセレクト手段の予
    備移動を制御作動することを特徴とする請求項1に記載
    の制御装置。
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