JPH1030835A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
- Publication number
- JPH1030835A JPH1030835A JP8187333A JP18733396A JPH1030835A JP H1030835 A JPH1030835 A JP H1030835A JP 8187333 A JP8187333 A JP 8187333A JP 18733396 A JP18733396 A JP 18733396A JP H1030835 A JPH1030835 A JP H1030835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection
- control
- air conditioner
- stop
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
を向上する。 【解決手段】 格納部16には、監視温度および監視圧
力の保護制御判断値および保護停止判断値を示す表を格
納しておく。保護制御部13は、表の保護制御判断値に
従って保護制御動作を開始させる。保護停止部14は、
表の保護停止判断値に従って保護停止を行う。保護停止
されると、保護制御修正部17は、表の保護制御判断値
を再起動回数に応じて修正して、再起動時の保護制御を
早めに行うようにして保護停止に至らないようする。再
起動用設定部18は、保護停止の内容に応じて再起動時
の膨張弁3の開度及び室外ファン19のファンタップを
再設定し、再起動時における冷媒状態を最適にして圧縮
機1の負担を軽減する。こうして、圧縮機1の信頼性を
向上させる。
Description
止回数の低減を図る空気調和機の制御装置に関する。
吐出ガス温度が異常高温になったり、圧縮機の駆動モー
タに過電流が流れたり、冷媒の高圧側圧力が異常高圧に
なったり、冷媒の低圧側圧力が異常低圧になった場合に
は、圧縮機を保護停止するようにしている。さらに、上
記保護停止を行う前に以下のような保護制御を行ってい
る。
度,電流値あるいは高・低圧側冷媒温度等の物理量が保護
制御判断値に至る毎に、圧縮機の駆動周波数を所定値だ
け低下させるのである。こうして、空気調和機の能力を
低下させることによって上記物理量が保護停止判断値に
到達しないようにして、空気調和機の運転を継続して発
停が生じないようにしているのである。
来の保護停止を行う前に保護制御を行う空気調和機にお
いては、以下のような問題がある。すなわち、空気調和
機の運転が特に厳しい条件下における運転ではない場合
には、図6に示すように、上記物理量が保護停止判断値
に到達せずに、空気調和機の運転が継続されるから問題
はないが、厳しい条件下で運転される場合には、圧縮機
の駆動周波数低下だけでは上記物理量の上昇(場合によ
っては下降)を防ぎきれず、図7に示すように、上記物
理量が保護停止判断値に到達してしまい、圧縮機が保護
停止されてしまうという問題がある。
を保護停止した場合には、保護制御系に何も補正を加え
ずにそのまま所定時間が経過すると自動的に再起動(リ
トライ)が掛かるようになっている。そして、再起動の
回数が制限回数になると圧縮機を完全停止するようにし
ている。したがって、苛酷な条件下で使用されて異常が
発生している場合には、再起動を掛けてもまた保護停止
が機能し、これが繰り返されてやがて完全停止に至るこ
とになる。しかも、その場合には、圧縮機が保護停止す
る度に室内の温度状態が変化するので、精度の高い適切
な空気調和が行われるとは言い難い。
低下や湿り圧縮である場合には、そのままの状態で再起
動を繰り返すと圧縮機の寿命を縮め、故障し易く、圧縮
機の信頼性低下につながる。
の低減を図り、圧縮機の信頼性を向上でき、精度の高い
制御ができる空気調和の制御装置を提供することにあ
る。
め、請求項1に係る発明は、圧縮機・凝縮器・膨張手段・
蒸発器を有する冷凍回路に関する物理量を監視して,監
視物理量が保護制御判断値に至ると上記圧縮機が停止す
べき状態にならないように保護制御部による保護制御を
開始して,上記監視物理量が保護停止判断値に至ると保
護停止部によって上記圧縮機の保護停止を行い,再起動
条件が成立すると再起動部によって再起動を行う空気調
和機の制御装置において、上記監視物理量が予め設定さ
れた閾値に到達すると,この閾値に到達した監視物理量
に関する上記保護制御判断値を上記保護停止を回避する
方向に修正する保護制御修正部を備えたことを特徴とし
ている。
された閾値に到達すると、この閾値に到達した監視物理
量に関する保護制御判断値が保護停止を回避する方向に
修正される。こうして、保護制御判断の閾値が保護停止
を回避する方向に修正されることによって、早めに保護
制御が行われて厳しい条件下においても保護停止に至ら
ないように制御される。
係る発明の空気調和機の制御装置において、上記閾値
は、上記保護停止判断値であることを特徴としている。
保護停止を判断するための保護停止判断値に到達する
と、対応する保護制御判断値が保護停止を回避する方向
に修正される。こうして、再起動時に、早めに保護制御
が行われて保護停止に至ることが防止される。
るいは請求項2に係る発明の空気調和機の制御装置にお
いて、上記保護制御部は、上記膨張手段の開度を上記圧
縮機が停止すべき状態にならないように制御することを
特徴としている。
るいは請求項2に係る発明の空気調和機の制御装置にお
いて、上記保護制御部は、上記凝縮器あるいは蒸発器の
ファンの回転数を上記圧縮機が停止すべき状態にならな
いように制御することを特徴としている。
るいは請求項2に係る発明の空気調和機の制御装置にお
いて、上記再起動部によって再起動されるに際して、保
護停止の内容に応じて、保護停止が生じないように上記
冷凍回路を構成する機器の制御目標値を変更する再起動
用設定部を備えたことを特徴としている。
しては、保護停止の内容に応じて、保護停止が生じない
ように上記冷凍回路を構成する機器の制御目標値が変更
される。こうして、前回の保護停止が学習されて再起動
時における冷媒の状態が最適にされて、保護停止の発生
が防止される。
係る発明の空気調和機の制御装置において、変更される
上記機器の制御目標値は、上記膨張手段の開度であるこ
とを特徴としている。
停止の内容を学習して保護停止が生じないように膨張手
段の開度が変更される。こうして、過熱保護や湿り保護
の場合の再起動時における冷媒の状態が最適になるよう
に上記膨張手段の開度が制御されて、圧縮機の負担が軽
減される。
係る発明の空気調和機の制御装置において、変更される
上記機器の制御目標値は、上記凝縮器あるいは蒸発器の
ファンの回転数であることを特徴としている。
停止の内容を学習して保護停止が生じないように凝縮器
のファンの回転数が変更される。こうして、冷媒の状態
が最適になるように上記凝縮器あるいは蒸発器のファン
の回転数が制御されて、圧縮機の負担が軽減される。
係る発明の空気調和機の制御装置において、変更される
上記機器の制御目標値は、上記圧縮機の駆動周波数であ
ることを特徴としている。
停止の内容を学習して保護停止が生じないように圧縮機
の駆動周波数が変更される。こうして、冷媒の状態が最
適になるように上記圧縮機の駆動周波数が制御されて、
圧縮機の負担が軽減される。
態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の空気
調和機の制御装置における概略構成図である。図1にお
いては冷房専用空気調和機の制御装置が記載されている
が、この発明はこれに限定されるものではなく、冷暖房
兼用の空気調和機にも使用できる。
温高圧のガス冷媒は、室外熱交換器2によって凝縮され
て低温高圧の液冷媒となって膨張弁3に至る。そして、
膨張弁3で膨張されて低温低圧となった液冷媒は室内熱
交換器4において蒸発し、その際の潜熱を室内から奪っ
て室内を冷却する。こうしてガス化した冷媒は圧縮機1
に戻って、再度圧縮される。インバータ部5は、圧縮機
1の駆動周波数を制御する。また、インバータ部22
は、室内ファン11の駆動周波数を制御する。
次のようにして検出される。すなわち、サイクルにおい
て、圧縮機1の吐出ガス温度が第1温度センサ6によっ
て検出され、高圧側の冷媒圧が第1圧力センサ7によっ
て検出され、低圧側の冷媒圧が第2圧力センサ8によっ
て検出され、圧縮機1用のインバータ部5におけるイン
バータフィン温度が第2温度センサ9によって検出さ
れ、室内ファン11用のインバータ部22におけるイン
バータフィン温度が第3温度センサ10によって検出さ
れて、制御部12に入力される。
停止部14および再起動部15を有している。上記保護
制御部13は、第1温度センサ6からの監視物理量とし
ての圧縮機1の吐出ガス温度を表す出力信号に基づい
て、上記圧縮機1の吐出ガス温度が保護制御判断値であ
る過熱保護制御に入る温度(過熱保護温度)あるいは吐出
加熱度が湿り保護制御に入る温度(湿り保護温度)に至っ
たかを監視する。また、第1圧力センサ7からの監視物
理量としての高圧側の冷媒圧を表す出力信号に基づい
て、高圧側の冷媒圧力が保護制御判断値である高圧保護
制御に入る圧力(高圧保護圧力)に至ったかを監視する。
また、第2圧力センサ8からの監視物理量としての低圧
側の冷媒圧を表す出力信号に基づいて、上記低圧側の冷
媒圧力が保護制御判断値である低圧保護制御に入る圧力
(低圧保護圧力)に至ったかを監視する。また、第2温
度センサ9及び第3温度センサ10からの監視物理量と
してのインバータ温度を表す出力信号に基づいて、保護
制御判断値であるインバータフィン温度がインバータ保
護制御に入る温度(インバータ保護温度)に至ったかを
監視する。そして、上記監視物理量としての温度あるい
は圧力が、上記過熱保護温度,湿り保護温度,高圧保護圧
力,低圧保護圧力あるいはインバータ保護温度に至った
ことを検知すると、圧縮機1の駆動周波数を所定周波数
だけ減少させる指令を圧縮機1用のインバータ部5に出
力して保護制御動作を開始させる。
6,第1圧力センサ7,第2圧力センサ8,第2温度セン
サ9および第3温度センサ10によって検出された監視
物理量としての温度および圧力が、保護停止判断値であ
る過熱保護停止温度,湿り保護停止温度,高圧保護停止圧
力,低圧保護停止圧力およびインバータ保護停止温度に
至ったかを監視する。そして、上記検出された各温度や
圧力が各保護停止温度や保護停止圧力に至ると圧縮機1
を保護停止させる。上記再起動部18は、上記保護停止
部14によって保護停止された後の経過時間を計時し、
所定時間が経過すると圧縮機1を再起動する。
4から圧縮機1を保護停止させたことを表す保護停止信
号を受けて、この保護停止信号を受ける毎に、再起動回
数をカウントする。そして更に、再起動部15が圧縮機
1を再起動させる前に、カウント値に応じて、保護制御
部13が保護制御判断値である上記過熱保護温度,湿り
保護温度,高圧保護圧力,低圧保護圧力あるいはインバー
タ保護温度を保護制御を早めに行って保護停止を回避す
るように修正する。こうして、再起動時における保護制
御判断値を修正することによって早めに保護制御を行っ
て、保護停止部14によって保護停止されることを極力
避けるのである。
4からの保護停止信号を受けて、この保護停止信号を受
ける毎に再起動回数をカウントする。そして、このカウ
ント値および保護停止の内容に応じて、膨張弁3の開度
を制御する膨張弁制御部21あるいは室外ファン19の
回転を制御するファン制御部20に制御信号を出力し
て、膨張弁3の開度あるいはファン制御部20に格納さ
れているファンタップを再設定する。こうして、過熱保
護停止,高圧保護停止,低圧保護停止,湿り保護停止等に
よる再起動時における圧縮機の負担を軽減するのであ
る。
部17による保護制御判断値の修正と、再起動用設定部
18による膨張弁3の開度やファンタップの再設定につ
いて詳細に説明する。
センサ7,第2圧力センサ8,第2温度センサ9,第3温
度センサ10からの監視物理量としての監視温度および
監視圧力についての保護制御判断値及び保護停止判断値
を示す。つまり、第1行は、第1温度センサ6からの出
力信号に基づく吐出ガス温度の保護制御判断値(つま
り、過熱保護温度)は102℃であり、保護停止判断値
(つまり、過熱保護停止温度)は120℃であることを示
す。上記制御部12における格納部16には、図2に示
す表が格納されている。そして、保護制御部13は、各
センサ6〜10からの監視温度または監視圧力が図2に
おける保護制御判断値に至ると保護制御動作を開始させ
る。また、保護停止部14は、上記各監視温度や監視圧
力が、図2における保護停止判断値に至ると保護停止を
行うのである。その際に、保護制御部13および保護停
止部14は、保護制御あるいは保護停止を判断する場合
に、上記監視温度および監視圧力のうちの複数が保護制
御判断値あるいは保護停止判断値に至ることを条件とす
る場合もある。
のようにして圧縮機1が保護停止されると、図2におけ
る保護制御判断値を再起動回数に応じて次式によって修
正するのである。新保護制御判断値=旧保護制御判断値
±再起動回数×定数例えば、上記保護停止部14によっ
て吐出ガス温度が保護停止判断値に至ったと判定されて
保護停止が行われた場合には、再起動部15によって1
回目の再起動が行われるに先立って、保護制御修正部1
7は、図2における吐出ガス温度の保護制御判断値(過
熱保護温度)を 過熱保護温度(℃)=102℃−1×定数1 と修正するのである。同様に、上記保護停止部14によ
って高圧側圧力が保護停止判断値に至ったと判定されて
保護停止が行われ、再起動部15によって3回目の再起
動が行われる場合には、上記保護制御修正部17は、図
2における高圧側圧力の保護制御判断値(高圧側圧力)を 高圧側圧力(kg/cm2)=28kg/cm2−3×定数2 と修正するのである。
御判断値を保護停止を回避する方向に修正することによ
り、従来は、図4に示すように、保護制御だけでは上記
監視温度あるいは監視圧力の上昇(場合によっては下降)
を防ぎきれずに保護停止判断値に到達して保護停止に至
るような厳しい運転条件下であっても、再起動の度に保
護制御判断の条件を厳しくすることによって早めに保護
制御を開始するので、図3に示すように、再起動時には
保護停止に至らないのである。したがって、上記圧縮機
1の再起動回数が低減されて、圧縮機1の信頼性が向上
するのである。
ようにして圧縮機1が保護停止されると、過熱保護で保
護停止された場合には再起動時の膨張弁3の開度を次式
によって再設定する。再起動時の膨張弁開度=通常開度
+再起動回数×定数3こうして、上記膨張弁3の開度を
大きくすることによって、室内熱交換器4の蒸発能力を
低下させて圧縮機1の吸入ガス冷媒の状態を湿りの方に
移行させて、吐出ガス温度の低下を図るのである。
は、再起動時の膨張弁3の開度を次式によって再設定す
る。再起動時の膨張弁開度=通常開度−再起動回数×定
数4こうして、上記膨張弁3の開度を小さくすることに
よって、室内熱交換器4の蒸発能力を増大させて圧縮機
1の吸入ガス冷媒を乾き勝手にし、吐出ガス温度の上昇
を図るのである。
は、再起動時の膨張弁3の開度を次式によって再設定す
る。再起動時の膨張弁開度=通常開度+再起動回数×定
数5こうして、上記膨張弁3の開度を大きくすることに
よって、低圧側の冷媒ガスの流量を増大させて、低圧側
の圧力上昇を図るのである。
は、再起動時における室外ファン19用のファンタップ
を再起動回数に相当する段だけ高回転数の方向にスライ
ドさせる。こうして、室外ファン19の回転数を上げる
ことによって室外熱交換器2の凝縮能力を上げて、高圧
側の圧力低下を図るのである。
や室外ファン19の回転数等を再設定することによっ
て、再起動時における冷媒状態を最適にして圧縮機1の
負担を軽減するのである。したがって、圧縮機1の信頼
性が更に向上される。
14,再起動部15,保護制御修正部17および再起動用
設定部18によって実行される保護制御処理動作のフロ
ーチャートである。以下、図5に従って保護制御処理に
ついて詳細に説明する。
び保護停止部14によって、再起動回数nのカウント値
が“0”にクリアされる。ステップS2で、上記保護制
御部13によって、格納部16に格納された表が参照さ
れて、上記監視温度または監視圧力(以下、監視値と言
う)が保護制御判断値以上になったか否かが判別され
る。その結果、保護制御判断値以上であると判別される
とステップS3に進む。ステップS3で、上記保護制御部
13によって、上記保護制御が開始されて圧縮機1の駆
動周波数が所定値だけ低下される。
って、上記格納部16に格納された表が参照されて、上
記各監視値が保護停止判断値以上になったか否かが判別
される。その結果、保護停止判断値以上であると判別さ
れるとステップS5に進み、そうでなければ上記ステッ
プS2に戻って上記各監視値の監視が続行される。ステ
ップS5で、上記保護停止部14によって、圧縮機1が
停止されて保護停止が開始される。さらに、再起動部1
5によって、保護停止開始後の経過時間の計時が行われ
る。ステップS6で、上記保護制御部13および保護停
止部14によって、再起動回数nがインクリメントされ
る。ステップS7で、上記保護停止部14によって、再
起動回数nが所定回数N以上であるか否かが判別され
る。その結果、所定回数N以上であると判別されるとス
テップS11に進み、そうでなければステップS8に進
む。
によって、格納部16に格納された表における保護制御
判断値が、上述のごとく再起動回数nに応じて修正され
る。ステップS9で、上記再起動用設定部18によっ
て、上記ステップS5において行われた保護停止の内容
に応じて、膨張弁3の開度および室外ファン19のファ
ンタップ等の冷凍回路を構成する機器が、上述のごとく
再起動回数nに応じて再設定される。ステップS10で、
上記再起動部15によって、上記保護停止が開始されて
から所定時間が経過すると圧縮機1が再起動される。そ
うした後、上記ステップS2に戻って上記各監視値の監
視が開始される。ステップS11で、上記保護停止部14
によって、再起動回数nが所定回数Nに達したので圧縮
機1が完全に停止される。そうした後、保護制御処理動
作を終了する。
記制御部12の格納部16には、監視温度や監視圧力に
おける保護制御判断値および保護停止判断値を示す表を
格納しておく。そして、制御部12の保護制御部13
は、上記監視温度あるいは監視圧力と上記表の保護制御
判断値とに従って保護制御動作を開始させる。また、保
護停止部14は、上記監視温度あるいは監視圧力と上記
表の保護停止判断値とに従って保護停止を開始する。そ
して、圧縮機1が保護停止されると、保護制御修正部1
7によって、上記表における保護制御判断値を再起動回
数に応じて保護停止を回避する方向に修正するようにし
ている。したがって、再起動の度に保護制御判断の条件
を厳しくして早めに保護制御を開始するようにできる。
すなわち、本実施の形態においては、保護停止に至るよ
うな厳しい運転条件下であっても、再起動時には保護停
止に至ることがないようにでき、圧縮機1の再起動回数
を低減して圧縮機1の信頼性を向上できるのである。
再起動用設定部18によって、保護停止の内容に応じて
再起動時の膨張弁3の開度あるいは再起動時の室外ファ
ン19のファンタップを再設定するようにしている。し
たがって、再起動時における冷媒状態を最適にでき、圧
縮機1の負担を軽減して圧縮機1の信頼性を更に向でき
る。
実施の形態における過熱保護,湿り保護,高圧保護,低圧
保護,インバータ保護に限定されるものではない。ま
た、上記実施の形態においては、保護制御部13は、圧
縮機1の駆動周波数を所定周波数だけ減少させることに
よって上記保護制御を行っている。しかしながら、この
発明はこれに限定されるものではなく、膨張弁3の開度
あるいは室内ファン11および室外ファン19の回転数
を変更させてもよい。また、上記実施の形態において
は、保護制御修正部17は、上記監視温度あるいは監視
圧力が保護停止判断値に至ると格納部16の保護制御判
断値を修正するようにしている。しかしながら、この発
明はこれに限定されるものではない。例えば、上記監視
温度あるいは監視圧力が上記保護制御判断値を越えない
ように設定された閾値に到達すると上記保護制御判断値
を修正するようにすれば、全く保護停止に至らないよう
に制御することができるのである。尚、その場合に、上
記閾値は保護制御判断値と同じ値であっても差し支えな
い。また、上記再起動用設定部18によって再起動時に
再設定される条件は、上記実施の形態における膨張弁3
の開度あるいは室外ファン19のファンタップに限定さ
れるのもではなく、例えば圧縮機1の駆動周波数であっ
てもよい。
る発明の空気調和機の制御装置は、保護制御修正部によ
って、冷凍回路中に発生する物理量が予め設定された閾
値に到達すると、この閾値に到達した物理量に関する保
護制御判断値を保護停止を回避する方向に修正するの
で、早めに保護制御を行って圧縮機が保護停止に至るこ
とを防止できる。すなわち、請求項1の発明によれば、
空気調和機が保護停止に至る回数の低減を図って、圧縮
機の信頼性を向上できる。
制御装置は、保護制御修正部が上記保護制御判断値を修
正するための閾値は保護停止判断値であるので、圧縮機
が保護停止された場合に、この保護停止を学習して、再
起動後の保護停止が生じないように保護制御判断値を修
正できる。すなわち、請求項2の発明によれば、再起動
時に早めに保護制御を行って圧縮機が保護停止に至るこ
とを防止できる。
制御装置は、上記物理量が上記保護制御判断値に至る
と、保護制御部によって、膨張手段の開度を圧縮機が停
止すべき状態にならないように制御するので、膨張手段
による的確な保護制御を行うことができる。
制御装置は、上記物理量が上記保護制御判断値に至る
と、保護制御部によって、凝縮器あるいは蒸発器のファ
ンの回転数を圧縮機が停止すべき状態にならないように
制御するので、ファンの回転数による的確な保護制御を
行うことができる。
制御装置は、再起動に際して、再起動用設定部によっ
て、保護停止の内容に応じて、冷凍回路を構成する機器
の制御目標値を変更するので、再起動時における冷媒の
状態を最適にして圧縮機の負担を軽減できる。したがっ
て、請求項5の発明によれば、上記圧縮機の信頼性をさ
らに向上できる。
制御装置における上記変更される機器の制御目標値は膨
張手段の開度であるので、保護停止の内容が過熱保護や
湿り保護である場合の再起動時における冷媒の状態が最
適になるように上記膨張手段の開度を制御して、再起動
時における圧縮機の負担を軽減できる。
制御装置における上記変更される機器の制御目標値は凝
縮器のファンの回転数であるので、保護停止の内容が高
圧保護である場合の再起動時における冷媒の状態が最適
になるように上記凝縮器のファンの回転数を制御して、
再起動時における圧縮機の負担を軽減できる。
制御装置における上記変更される聞きの制御目標値は圧
縮機の駆動周波数であるので、再起動時における冷媒の
状態が最適になるように上記圧縮機の駆動周波数を制御
して、再起動時における圧縮機の負担を軽減できる。
成図である。
や監視圧力における保護制御判断値および保護停止判断
値を示す図である。
度に保護制御判断値が再設定された場合の再起動時にお
ける監視温度あるいは監視圧力の変化を示す図である。
場合の再起動時における監視温度あるいは監視圧力の変
化を示す図である。
起動用設定部によって行われる保護制御処理動作のフロ
ーチャートを示す図である。
われて保護停止に至らない場合の監視温度あるいは監視
圧力の変化を示す図である。
われずに保護停止に至った場合の監視温度あるいは監視
圧力の変化を示す図である。
器、3…膨張弁、 4…室内熱
交換器、5,22…インバータ部、 6,9,
10…温度センサ、7,8…圧力センサ、
11…室内ファン、12…制御部、
13…保護制御部、14…保護停止部、
15…再起動部、16…格納部、
17…保護制御修正部、18…再起動用
設定部、 19…室外ファン、20…ファ
ン制御部、 21…膨張弁制御部。
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮機(1),凝縮器(2),膨張手段(3),
蒸発器(4)を有する冷凍回路に関する物理量を監視し
て、監視物理量が保護制御判断値に至ると上記圧縮機
(1)が停止すべき状態にならないように保護制御部(1
3)による保護制御を開始し、上記監視物理量が保護停
止判断値に至ると保護停止部(14)によって上記圧縮機
(1)の保護停止を行い、再起動条件が成立すると再起動
部(15)によって再起動を行う空気調和機の制御装置に
おいて、 上記監視物理量が予め設定された閾値に到達すると、こ
の閾値に到達した監視物理量に関する上記保護制御判断
値を上記保護停止を回避する方向に修正する保護制御修
正部(17)を備えたことを特徴とする空気調和機の制御
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の制御装置
において、 上記閾値は、上記保護停止判断値であることを特徴とす
る空気調和機の制御装置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の空気
調和機の制御装置において、 上記保護制御部(13)は、上記膨張手段(3)の開度を上
記圧縮機(1)が停止すべき状態にならないように制御す
ることを特徴とする空気調和機の制御装置。 - 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2に記載の空気
調和機の制御装置において、 上記保護制御部(13)は、上記凝縮器(2)あるいは蒸発
器(4)のファンの回転数を上記圧縮機(1)が停止すべき
状態にならないように制御することを特徴とする空気調
和機の制御装置。 - 【請求項5】 請求項1あるいは請求項2に記載の空気
調和機の制御装置において、 上記再起動部(15)によって再起動されるに際し、保護
停止の内容に応じて、保護停止が生じないように上記冷
凍回路を構成する機器の制御目標値を変更する再起動用
設定部(18)を備えたことを特徴とする空気調和機の制
御装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の空気調和機の制御装置
において、 変更される上記機器の制御目標値は、上記膨張手段(3)
の開度であることを特徴とする空気調和機の制御装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の空気調和機の制御装置
において、 変更される上記機器の制御目標値は、上記凝縮器(2)あ
るいは蒸発器(4)のファンの回転数であることを特徴と
する空気調和機の制御装置。 - 【請求項8】 請求項5に記載の空気調和機の制御装置
において、 変更される上記機器の制御目標値は、上記圧縮機(1)の
駆動周波数であることを特徴とする空気調和機の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18733396A JP3448432B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18733396A JP3448432B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1030835A true JPH1030835A (ja) | 1998-02-03 |
JP3448432B2 JP3448432B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=16204172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18733396A Expired - Lifetime JP3448432B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3448432B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266172A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Denso Corp | 圧縮機容量制御装置および冷凍サイクル装置 |
JP2008138926A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の圧縮機保護制御方法 |
JP2008286464A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Fuji Koki Corp | 弁制御装置 |
JP2010008041A (ja) * | 2009-10-09 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
WO2012077398A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2013137120A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2013156016A (ja) * | 2013-05-20 | 2013-08-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輸送用冷凍装置 |
JP2017075765A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | ダイキン工業株式会社 | ヒートポンプ式加熱装置 |
JP2018146208A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
WO2019015137A1 (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-24 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调器的控制方法、控制装置和空调器 |
JP2020197328A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
CN114396707A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的防冻结控制方法和装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171760U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-10-31 | ||
JPS63176955A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の圧縮機過熱防止制御装置 |
JPH01155084A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JPH03211349A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-17 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPH04251158A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-09-07 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置の運転制御装置 |
JPH0550847A (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調制御装置 |
JPH05126390A (ja) * | 1991-11-07 | 1993-05-21 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
JPH06123513A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Toshiba Corp | 空気調和機制御方法 |
JPH06323608A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-25 | Hitachi Ltd | 空気調和装置 |
JPH06341719A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-13 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の運転制御装置 |
JPH08100944A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の運転制御装置 |
JPH08166174A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-06-25 | Toshiba Ave Corp | 空気調和機 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18733396A patent/JP3448432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171760U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-10-31 | ||
JPS63176955A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の圧縮機過熱防止制御装置 |
JPH01155084A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JPH03211349A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-17 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPH04251158A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-09-07 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置の運転制御装置 |
JPH0550847A (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調制御装置 |
JPH05126390A (ja) * | 1991-11-07 | 1993-05-21 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
JPH06123513A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Toshiba Corp | 空気調和機制御方法 |
JPH06323608A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-25 | Hitachi Ltd | 空気調和装置 |
JPH06341719A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-13 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の運転制御装置 |
JPH08100944A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の運転制御装置 |
JPH08166174A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-06-25 | Toshiba Ave Corp | 空気調和機 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266172A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Denso Corp | 圧縮機容量制御装置および冷凍サイクル装置 |
JP2008138926A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の圧縮機保護制御方法 |
JP2008286464A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Fuji Koki Corp | 弁制御装置 |
JP2010008041A (ja) * | 2009-10-09 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN103314260A (zh) * | 2010-12-08 | 2013-09-18 | 三菱重工业株式会社 | 空调机 |
JP2012122668A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機 |
WO2012077398A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機 |
EP2650619A4 (en) * | 2010-12-08 | 2018-04-11 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Air conditioner |
JP2013137120A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2013156016A (ja) * | 2013-05-20 | 2013-08-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輸送用冷凍装置 |
JP2017075765A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | ダイキン工業株式会社 | ヒートポンプ式加熱装置 |
JP2018146208A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
WO2019015137A1 (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-24 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调器的控制方法、控制装置和空调器 |
JP2020197328A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
CN114396707A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的防冻结控制方法和装置 |
CN114396707B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-02-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的防冻结控制方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3448432B2 (ja) | 2003-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018185118A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH1030835A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
US20210302055A1 (en) | Systems and methods for communication in hvac system | |
JP3166731B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2004162979A (ja) | 空気調和機 | |
JP3445861B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH109687A (ja) | 空気調和装置 | |
JP3868265B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007212023A (ja) | 空気調和装置 | |
JP3329603B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2943685B2 (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
KR100814956B1 (ko) | 멀티에어컨 및 그의 압축기 제어방법 | |
JP3438551B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3311432B2 (ja) | 凝縮器用送風機の速度調整装置 | |
JPH1030853A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JPH07234044A (ja) | 空気調和機の圧縮機保護制御装置 | |
JPH09159293A (ja) | 空気調和機の圧縮機保護制御装置 | |
JPH1019344A (ja) | 空気調和機 | |
CN107355951B (zh) | 空调制冷模式控制方法、装置以及空调 | |
JP7237182B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2000257984A (ja) | 空気調和機 | |
JP3462551B2 (ja) | 凝縮器用送風機の速調装置 | |
JP2943684B2 (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
KR0146310B1 (ko) | 공기조화기의 제상제어장치 및 방법 | |
JP2902665B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |