JPH08100944A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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JPH08100944A
JPH08100944A JP6236941A JP23694194A JPH08100944A JP H08100944 A JPH08100944 A JP H08100944A JP 6236941 A JP6236941 A JP 6236941A JP 23694194 A JP23694194 A JP 23694194A JP H08100944 A JPH08100944 A JP H08100944A
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洋登 中嶋
Seiji Sakai
誠治 酒井
Hiroo Fukuyama
博雄 福山
Katsunori Nagayoshi
克典 永吉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーモオフ機能及び高圧保護機能を備えた空
気調和機に対し、サーモオフ条件を最適に設定して、高
圧保護機能を維持しながら空気調和機の最大能力を引き
出す。 【構成】 圧縮機21と室外熱交換器23と冷媒が双方向に
流れる電動膨脹弁25と室内熱交換器31とが接続されて冷
媒循環回路1 を形成し、この冷媒循環回路1に、サイク
ルを冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとに切換え可
能な四路切換弁22が備えさせる。そして、高圧保護圧力
スイッチHPS1の作動前に熱交温度によりサーモオフした
ときには、サーモオフ条件温度を上昇させると共に、サ
ーモオフされる前に高圧保護圧力スイッチHPS1が作動し
たときには、サーモオフ条件温度を下降させて、高圧保
護条件に達する寸前までサーモオフを行わせないように
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の運転制御
装置に係り、特に、過負荷運転状態における空気調和機
の能力向上対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば特開平4−251158
号公報に開示されているように、冷暖房運転を行う空気
調和機には、圧縮機と、四路切換弁と、室外熱交換器
と、減圧機構としての電動膨脹弁と、室内熱交換器とが
順に可逆運転可能に接続されてなる冷媒循環回路が備え
られている。
【0003】そして、該冷媒循環回路は、冷房運転サイ
クル時に圧縮機からの冷媒を室外熱交換器で凝縮させ、
電動膨脹弁で減圧した後、室内熱交換器で蒸発させる一
方、暖房運転サイクル時に四路切換弁を切換え、圧縮機
からの冷媒を室内熱交換器で凝縮させ、電動膨脹弁で減
圧した後、室外熱交換器で蒸発させている。また、暖房
運転中に室外熱交換器が着霜すると、四路切換弁を冷房
側に切換えて圧縮機の吐出冷媒を直接室外熱交換器に導
入すると共に電動膨脹弁を全開に制御することにより、
速やかに室外熱交換器の着霜を融解するようにしてい
る。
【0004】ところで、上述したような冷媒循環回路に
おいて、冷房運転サイクル時には室外熱交温度に基き、
一方、暖房運転サイクル時には室内熱交温度に基き、夫
々サーモオフされるようになっている。例えば、冷房運
転サイクル時に、室外熱交温度が62℃以上である状態
が90sec 継続された際や、暖房運転サイクル時に、室
内熱交温度が58.5℃以上である状態が20min 継続
された際には圧縮機が停止(サーモオフ)される。
【0005】また、圧縮機の吐出側には、高圧保護圧力
スイッチが設けられており、圧縮機の駆動中に吐出管圧
力が異常上昇した場合には、このスイッチのON作動によ
って圧縮機を所定時間だけ強制的に停止し、その後、再
起動させるようにしている。例えば、吐出管圧力が30
kg/cm2 に達すると、圧縮機を3分間強制停止し、この
3分経過後に再起動(リトライ)させ、これが9回繰返
された場合には異常が発生していると判断してシステム
を停止させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなサーモオフ機能及び高圧保護機能を備えた空気調和
機にあっては、サーモオフを行わせるためのサーモオフ
条件及び高圧上昇により圧縮機を停止させるための高圧
保護条件を最適に設定することは難しい。つまり、高圧
保護条件に達する寸前までサーモオフを行わせないよう
に各条件を設定すれば、高圧保護機能を維持しながら空
気調和機の最大能力を引き出すことができるが、この各
条件は、圧縮機の能力、配管長などの種々の条件に左右
されるものである。このため、サーモオフ条件が比較的
高く設定されている場合には、熱交温度がこのサーモオ
フ条件に達する前に吐出管圧力が高圧保護条件に達して
しまい、圧縮機の異常発停を繰返すことになり、逆に、
サーモオフ条件が比較的低く設定されている場合には、
このサーモオフ状態が頻繁に発生し、空気調和機の能力
を十分に発揮させることができなくなってしまう。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、サーモオフ機能及び高圧保護機能を備えた空気
調和機に対し、サーモオフ条件を最適に設定して、高圧
保護機能を維持しながら空気調和機の最大能力を引き出
すことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、サーモオフ条件を空気調
和機の運転状況に応じて適宜修正するようにした。
【0009】具体的に、請求項1に係る発明が講じた手
段は、図1に示すように、圧縮機(21)と、熱源側熱交換
器(23)と、減圧機構(25)と、利用側熱交換器(31)とが冷
媒循環可能に順に接続されて成る冷媒循環回路(1) を備
え、冷媒の凝縮圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条
件温度に達したとき圧縮機(21)を停止させるサーモオフ
手段(71)と、圧縮機(21)の吐出管圧力が所定圧力に達し
たとき、該圧縮機(21)を停止させる高圧保護手段(HPS1)
とを備えた空気調和機を前提としている。そして、上記
サーモオフ手段(71)及び高圧保護手段(HPS1)の出力を受
け、圧縮機(21)の吐出管圧力が上記所定圧力に達する前
に上記飽和温度が所定のサーモオフ条件温度に達してサ
ーモオフ手段(71)が作動したとき、サーモオフ条件温度
を所定温度だけ上昇させる一方、上記飽和温度が所定の
サーモオフ条件温度に達する前に圧縮機(21)の吐出管圧
力が所定圧力に達して高圧保護手段(HPS1)が作動したと
き、サーモオフ条件温度を所定温度だけ下降させるサー
モオフ条件温度設定手段(72)を備えさせた構成としてい
る。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の空気調和機の運転制御装置において、サーモオフ条件
温度設定手段(72)を、冷媒の凝縮圧力相当飽和温度が所
定のサーモオフ条件温度に達した後、所定時間が経過す
るまでの間、サーモオフ手段(71)の作動を禁止するもの
としている。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の空気調和機の運転制御装置において、冷媒循
環回路(1) に、冷媒循環サイクルを冷房運転サイクルと
暖房運転サイクルとに切換え可能な四路切換弁(22)を備
えさせ、サーモオフ条件温度設定手段(72)が、冷房運転
時、熱源側熱交換器(23)の熱交温度によってサーモオフ
条件を判断するような構成としている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の空気調和機の運転制御装置において、冷媒循
環回路(1) に、冷媒循環サイクルを冷房運転サイクルと
暖房運転サイクルとに切換え可能な四路切換弁(22)を備
えさせ、サーモオフ条件温度設定手段(72)が、暖房運転
時、利用側熱交換器(31)の熱交温度によってサーモオフ
条件を判断するような構成としている。
【0013】
【作用】上記の構成により、本発明では以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、空気調
和機の運転時には、冷媒循環回路を冷媒が循環して、熱
源側熱交換器と利用側熱交換器との間で熱の授受が行わ
れて室内の温度調整が行われる。そして、この運転時
に、冷媒の凝縮圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条
件温度に達したときには、サーモオフ手段(71)により圧
縮機(21)が停止される。また、圧縮機(21)の吐出管圧力
が所定圧力に達したときには、高圧保護手段(HPS1)によ
り圧縮機(21)が停止される。そして、圧縮機(21)の吐出
管圧力が上記所定圧力に達する前に上記飽和温度が所定
のサーモオフ条件温度に達してサーモオフ手段(71)が作
動したときには、サーモオフ条件温度設定手段(72)によ
りサーモオフ条件温度が所定温度だけ上昇され、逆に、
上記飽和温度が所定のサーモオフ条件温度に達する前に
圧縮機(21)の吐出管圧力が所定圧力に達して高圧保護手
段(HPS1)が作動したときには、サーモオフ条件温度設定
手段(72)によりサーモオフ条件温度が所定温度だけ下降
される。これにより、吐出管圧力が上記所定圧力に達す
る寸前までサーモオフを行わせないようにサーモオフ条
件温度を設定することができ、高圧保護機能を維持しな
がら空気調和機の最大能力が引き出される。
【0014】請求項2記載の発明では、冷媒の凝縮圧力
相当飽和温度が所定のサーモオフ条件温度に達した後、
所定時間が経過するまでの間、圧縮機(21)の吐出管圧力
が所定圧力以下であるときにはサーモオフ条件温度設定
手段(72)によりサーモオフ条件温度が上昇され、逆に、
この所定時間が経過するまでに、圧縮機(21)の吐出管圧
力が所定圧力に達したときにはサーモオフ条件温度設定
手段(72)によりサーモオフ条件温度が下降されることに
なる。
【0015】請求項3記載及び4記載の発明では、空気
調和機の運転状態と、その運転状態におけるサーモオフ
条件を判断するための熱交温度を具体的に得ることがで
き、空気調和機の実用性が向上される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本例に係る空気調和装置の冷媒配
管系統を示し、 (1)は、冷媒循環回路であって、一台の
室外ユニット(2) に対して一台の室内ユニット(3) が接
続された所謂セパレートタイプに構成されている。
【0017】上記室外ユニット(2) には、圧縮機(21)
と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房運転時には
図中破線のごとく切換わる四路切換弁(22)と、冷房運転
時に凝縮器として、暖房運転時に蒸発器として機能する
熱源側熱交換器である室外熱交換器(23)と、該室外熱交
換器(23)の補助熱交換器(24)と、冷媒を減圧するための
膨脹機構である電動膨脹弁(25)と、冷媒調節器(4) とが
配置されていると共に、室外熱交換器(23)の近傍に室外
ファン(26)が配置されている。また、上記室外ファン(2
6)は、その回転数(タップ)がL,H,HHの3段階に
切換え可能となっている。一方、上記室内ユニット(3)
には、冷房運転時に蒸発器として、暖房運転時に凝縮器
として機能する利用側熱交換器である室内熱交換器(31)
が配置されていると共に、該室内熱交換器(31)の近傍に
室内ファン(32)が配置されている。
【0018】そして、上記圧縮機(21)と四路切換弁(22)
と室外熱交換器(23)と補助熱交換器(24)と電動膨脹弁(2
5)と冷媒調節器(4) と室内熱交換器(31)とが順に冷媒配
管(11)によって接続され、上記冷媒循環回路(1) は、冷
媒の循環により熱移動を生ぜしめるように冷房運転サイ
クルと暖房運転サイクルとに可逆運転可能な閉回路に構
成されている。
【0019】また、上記冷媒循環回路(1) は、上記電動
膨脹弁(25)を冷媒が双方向に流れるように配置して構成
され、つまり、電動膨脹弁(25)は、冷房運転サイクルと
暖房運転サイクルとで冷媒が異なる方向に流れて減圧す
るように構成されている(図2の実線は冷房運転時、破
線は暖房運転時における夫々の冷媒の流通方向を示して
いる)。更に、上記冷媒循環回路(1) は、アキュムレー
タを備えていないチャージレス回路に構成され、上記室
内熱交換器(31)の一端、具体的に、冷房運転サイクル時
における冷媒の出口側で、暖房運転サイクル時における
冷媒の入口側が上記四路切換弁(22)を介して直接に圧縮
機(21)に接続されている。
【0020】一方、冷媒調節器(4) は、冷房運転サイク
ル時に低圧液ラインとなり、暖房運転サイクル時に高圧
液ラインとなる冷媒配管(11)に介設されて液冷媒の貯留
が可能となっており、冷房運転サイクル時において冷媒
循環量を調節すると共に、暖房運転サイクル時に余剰冷
媒を貯溜するように構成されている。
【0021】尚、図2において、(F1 〜 F3)は、冷媒中
の塵埃を除去するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(21)
の運転音を低減させるための消音器である。
【0022】更に、上記空気調和装置にはセンサ類が設
けられており、上記圧縮機(21)の吐出管には、吐出管温
度Td(高圧冷媒温度)を検出する吐出管センサ(Thd) が
配置され、上記室外ユニット(2) の空気吸込口には、外
気温度である室外空気温度Taを検出する外気温センサ(T
ha) が配置され、上記室外熱交換器(23)には、冷房運転
時に凝縮温度となり、暖房運転時に蒸発温度となる室外
熱交温度Tcを検出する室外熱交センサ(Thc) が配置さ
れ、上記室内ユニット(3) の空気吸込口には、室内温度
である室内空気温度Trを検出する室温センサ(Thr) が配
置され、上記室内熱交換器(31)には、冷房運転時に蒸発
温度となり、暖房運転時に凝縮温度となる室内熱交温度
Teを検出する室内熱交センサ(The) が配置されている。
更に、上記圧縮機(21)の吐出管には、高圧冷媒圧力HPを
検出して、該高圧冷媒圧力HPの過上昇(例えば30kg/
cm2 )によりオンとなって高圧保護信号を出力する高圧
保護手段としての高圧保護圧力スイッチ(HPS1)と、上記
高圧冷媒圧力HPが所定値になるとオンとなって高圧制御
信号を出力する高圧制御圧力スイッチ(HPS2)とが配置さ
れ、上記圧縮機(21)の吸込管には、低圧冷媒圧力を検出
して、該低圧冷媒圧力の過低下によりオンとなって低圧
保護信号を出力する低圧保護圧力スイッチ(LPS1)が配置
されている。
【0023】そして、上記各センサ(Thd, 〜 ,The)及び
各スイッチ(HPS1,HPS2,LPS1)の出力信号は、コントロー
ラ(7) に入力されており、該コントローラ(7) は、入力
信号に基づいて空調運転を制御するように構成されてい
る。つまり、このコントローラ(7) は、高圧制御圧力ス
イッチ(HPS2)が高圧制御信号を出力すると、電動膨脹弁
(25)の開度を大きく制御するように開動信号を出力し、
また、各センサ(The),(Thc) が出力する凝縮温度や蒸発
温度などに基き、最適な冷凍効果が得られるように電動
膨脹弁(25)の開度を制御(所謂 PID制御)するように構
成されている。
【0024】また、このコントローラ(7) は、本発明で
いうサーモオフ手段(71)及びサーモオフ条件温度設定手
段(72)が設けられている。上記サーモオフ手段(71)は、
熱交温度が所定のサーモオフ条件温度に達したとき圧縮
機(21)を停止させるものであって、基本的には、冷房運
転サイクル時に、室外熱交温度Tcが64.5℃以上であ
る状態が90sec 継続された際や、暖房運転サイクル時
に、室内熱交温度が62.5℃以上である状態が20mi
n 継続された際に、圧縮機(21)を停止(サーモオフ)す
るようになっている。
【0025】サーモオフ条件温度設定手段(72)は、圧縮
機(21)が停止(サーモオフ)したり、高圧保護圧力スイ
ッチ(HPS1)が作動したりすると、熱交温度Tc,Te による
サーモオフ条件温度を補正するものである。つまり、空
気調和装置の冷房運転サイクル時には、そのサーモオフ
条件としての室外熱交温度Tcのセット値を、一方、暖房
運転サイクル時には、そのサーモオフ条件としての室内
熱交温度Teのセット値を夫々補正するようになってい
る。また、このサーモオフ条件温度設定手段(72)は、上
記サーモオフ条件によるサーモオフ回数をカウントする
サーモオフカウンタCTC、高圧保護圧力スイッチ(HPS1)
のON回数をカウントする高圧保護作動カウンタCHPS 及
びタイマ(本例では90sec タイマ) が備えられてい
る。
【0026】次に、上述した空気調和装置の冷暖房運転
の基本動作について説明する。先ず、上記冷媒循環回路
(1) において、冷房運転サイクル時には、圧縮機(21)よ
り吐出した高圧の冷媒は、室外熱交換器(23)で凝縮して
液化し、この液冷媒は、電動膨脹弁(25)で減圧された
後、冷媒調節器(4) に流入し、その後、室内熱交換器(3
1)で蒸発して圧縮機(21)に戻る循環となる。一方、暖房
運転サイクル時には、圧縮機(21)より吐出した高圧の冷
媒は、室内熱交換器(31)で凝縮して液化し、この液冷媒
は、冷媒調節器(4) に流入した後、電動膨脹弁(25)で減
圧し、その後、室外熱交換器(23)で蒸発して圧縮機(21)
に戻る循環となる。
【0027】この各運転サイクル時において、コントロ
ーラ(7) は、室外熱交センサ(Thc)及び室内熱交センサ
(The) が検出する凝縮温度と蒸発温度とより最適な冷凍
効果が得られるようにパルス信号を電動膨脹弁(25)に送
信して、該電動膨脹弁(25)の開度を制御し、室内負荷に
対応した空調運転を行っている。
【0028】一方、上記冷房運転サイクル時において、
室内熱交換器(31)の要求負荷に対応した冷媒は、上記電
動膨脹弁(25)の開度と、冷媒調節器(4) とによって調節
され、所定の冷媒量が室内熱交換器(31)に供給されるこ
とになる。
【0029】また、上記冷房運転サイクル時の過渡時な
どにおいて、高圧冷媒圧力HPが上昇した場合、この高圧
冷媒圧力HPが所定値に上昇すると、高圧制御圧力スイッ
チ(HPS2)が高圧制御信号を出力することになり、これに
よりコントローラ(7) が電動膨脹弁(25)への送信パルス
数を増大させて該電動膨脹弁(25)を開けぎみにする。こ
の結果、高圧冷媒圧力HPの上昇時に室外熱交換器(23)に
溜まった液冷媒が冷媒調節器(4) に流れ、高圧冷媒圧力
HPが低下すると共に、液冷媒が冷媒調節器(4)に溜まる
ことになる。従って、室内熱交換器(31)に必要以上の液
冷媒が供給されることがないので、アキュムレータを備
えていなくとも液バックが生ずることがない。
【0030】また、上記冷房運転サイクル時において、
冷媒調節器(4) に溜まった潤滑油、つまり、液冷媒上の
潤滑油は、室内熱交換器(31)から圧縮機(21)に戻ること
になる。一方、上記暖房運転サイクル時においては、余
剰の冷媒が冷媒調節器(4) に溜まることになる。
【0031】次に、本例の特徴とする動作としての冷房
運転時におけるサーモオフ条件の補正動作について図3
のフローチャートに沿って説明する。空気調和装置の冷
房運転が開始されると、先ず、ステップST1においてサ
ーモオフカウンタCTC及び高圧保護作動カウンタCHPS
が夫々リセットされる。その後、ステップST2に移り、
室外熱交温度Tcが所定のサーモオフ条件温度に達してい
ないサーモオン状態であるか否かが判定され、サーモオ
ン状態であるYES の場合にはステップST3に移って室外
熱交温度Tcがサーモオフ条件の基準温度である64.5
℃にサーモオフカウンタCTCのカウント数(運転開始時
は0)を加算した値よりも大きいか否かが判定される。
ここでYES に判定されると、ステップST4に移って予め
備えられたタイマ(90sec )がカウント中であるか否
かが判定され、カウント中でないNOの場合にはステップ
ST5においてタイマをスタートさせた後、ステップST7
に移る。一方、上記ステップST4においてタイマがカウ
ント中であるYES の場合にはそのままステップST7に移
り、上記ステップST3において室外熱交温度Tcがサーモ
オフ条件の基準温度である64.5℃にサーモオフカウ
ンタCTCのカウント数を加算した値以下であるNO場合に
はサーモオフ条件温度には達していないとして、ステッ
プST6に移ってタイマをクリアした後、ステップST7に
移る。
【0032】そして、ステップST7では、タイマがタイ
ムアップしたか否かが判定され、タイムアップしたYES
の場合には、ステップST8においてタイマをクリアした
後、ステップST9でサーモオフカウンタCTCに1を加算
する。その後、ステップST10においてサーモオフカウ
ンタCTCのカウント数が3以上であるか否かを判定し、
3以上であるYES の場合にはステップST11でサーモオ
フカウンタCTCのカウント数を3にセットしてステップ
ST12において、圧縮機を停止(サーモオフ)させ、再
びステップST2以下の動作に移る。つまり、これら動作
は、室外熱交温度Tcがサーモオフ条件温度に達した状態
がタイマのタイムアップまで(90sec)継続して行わ
れた場合には、次回のサーモオフ判定を行うための条件
温度を1℃づつ積算した値だけ高くしていくようにして
いる。また、この条件温度の積算最大値は3℃に設定さ
れている。
【0033】一方、上記ステップST7において、タイマ
が未だタイムアップしていないNOの場合には、ステップ
ST13において圧縮機(21)の吐出管圧力が上昇して高圧
保護圧力スイッチ(HPS1)が作動したか否かが判定され、
作動していないNO場合にはステップST3の戻る一方、作
動したYES 場合には、ステップST14に移ってタイマを
クリアした後、ステップST15においてサーモオフカウ
ンタCTCから1を減算する。その後、ステップST16に
おいてサーモオフカウンタCTCのカウント数が−2以下
であるか否かを判定し、−2以下であるYES の場合には
ステップST17でサーモオフカウンタCTCのカウント数
を−2にセットしてステップST18において、高圧保護
作動カウンタCHPS に1を加算する。その後、ステップ
ST19において高圧保護作動カウンタCHPS のカウント
数が6以上であるか否かを判定し、6よりも小さいNOの
場合には上記ステップST12に移る一方、6以上である
YES の場合にはステップST20に移ってシステムを異常
停止させる。つまり、これら動作は、タイマのタイムア
ップまでに高圧保護圧力スイッチ(HPS1)が作動した場合
には、次回のサーモオフ判定を行うための条件温度を1
℃づつ減算した値だけ低くしていくと共に、この条件温
度の減算最小値を−2℃に設定し、この高圧保護圧力ス
イッチ(HPS1)の作動が6回行われた場合には、システム
を異常停止させている。
【0034】以上説明してきたように、本例によれば、
高圧保護圧力スイッチ(HPS1)の作動前にサーモオフした
ときには、サーモオフ条件温度を上昇させると共に、サ
ーモオフされる前に高圧保護圧力スイッチ(HPS1)が作動
したときには、サーモオフ条件温度を下降させるように
なっているので、高圧保護条件に達する寸前までサーモ
オフを行わせないように設定することができる。このた
め、従来のように、サーモオフ条件を比較的高く設定し
た場合に、熱交温度がこのサーモオフ条件に達する前に
吐出管圧力が高圧保護条件に達してしまい、圧縮機の異
常発停を繰返したり、逆に、サーモオフ条件を比較的低
く設定した場合に、このサーモオフ状態が頻繁に発生
し、空気調和装置の能力を十分に発揮させることができ
なくなってしまうことが回避でき、高圧保護機能を維持
しながら空気調和装置の最大能力を引き出すことができ
る。
【0035】また、本例では、室外熱交温度Tcがサーモ
オフ条件温度に達してもタイマがタイムアップするまで
はサーモオフ手段(71)の作動を禁止したために、システ
ム異常が発生して圧縮機(21)の吐出管圧力が急上昇する
ような場合に、この異常を迅速に検出することができ、
これによって空気調和機の信頼性が向上される。
【0036】尚、本例では、冷房運転時におけるサーモ
オフ条件の補正動作について説明したが、暖房運転時に
あっても同様にしてサーモオフ条件の補正動作が行われ
る。また、この場合、サーモオフ条件を判断する熱交温
度は、室内熱交温度Teによって行われ、そのサーモオフ
条件の基準温度は62.5℃に設定され、更に、タイマ
のタイムアップ時間は2分間に設定される。
【0037】また、本例では、冷媒循環回路(1) に1個
の電動膨脹弁(25)を備えた冷凍機について説明したが、
本発明は、室内ユニット(3) 及び室外ユニット(2) 共に
電動膨脹弁を備えたような冷凍機に採用することも可能
である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記
載の発明によれば、サーモオフ手段及び高圧保護手段の
出力を受け、圧縮機の吐出管圧力が所定圧力に達する前
に冷媒の凝縮圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条件
温度に達してサーモオフ手段が作動したとき、サーモオ
フ条件温度を上昇させると共に、上記飽和温度が所定の
サーモオフ条件温度に達する前に圧縮機の吐出管圧力が
所定圧力に達して高圧保護手段が作動したとき、サーモ
オフ条件温度を下降させるサーモオフ条件温度設定手段
を備えさせたために、圧縮機の吐出管圧力が所定圧力に
達する寸前までサーモオフを行わせないように設定する
ことができる。このため、従来のように、熱交温度がサ
ーモオフ条件に達する前に吐出管圧力が所定圧力に達し
て圧縮機の異常発停を繰返したり、サーモオフ状態が頻
繁に発生して空気調和機の能力を十分に発揮させること
ができなくなってしまうことが回避でき、高圧保護機能
を維持しながら空気調和機の最大能力を引き出すことが
できる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、冷媒の凝縮
圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条件温度に達した
後、所定時間が経過するまでの間、サーモオフ手段の作
動を禁止したために、システム異常が発生して圧縮機の
吐出管圧力が急上昇するような場合に、この異常を迅速
に検出することができ、空気調和機の信頼性を向上する
ことができる。
【0040】請求項3記載及び4記載の発明によれば、
空気調和機の運転状態と、その運転状態におけるサーモ
オフ条件を判断するための熱交温度を具体的に得ること
ができ、空気調和機の実用性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】冷媒循環回路を示す冷媒配管系統図である。
【図3】実施例のサーモオフ条件補正動作を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
(1) 冷媒循環回路 (21) 圧縮機 (22) 四路切換弁 (23) 室外熱交換器(熱源側熱交換器) (25) 電動膨脹弁(減圧機構) (31) 室内熱交換器(利用側熱交換器) (71) サーモオフ手段 (72) サーモオフ条件温度設定手段 (HPS2) 高圧制御圧力スイッチ(高圧保護手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福山 博雄 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 永吉 克典 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(23)と、
    減圧機構(25)と、利用側熱交換器(31)とが冷媒循環可能
    に順に接続されて成る冷媒循環回路(1) を備え、 冷媒の凝縮圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条件温
    度に達したとき圧縮機(21)を停止させるサーモオフ手段
    (71)と、 圧縮機(21)の吐出管圧力が所定圧力に達したとき、該圧
    縮機(21)を停止させる高圧保護手段(HPS1)とを備えた空
    気調和機において、 上記サーモオフ手段(71)及び高圧保護手段(HPS1)の出力
    を受け、圧縮機(21)の吐出管圧力が上記所定圧力に達す
    る前に上記飽和温度が所定のサーモオフ条件温度に達し
    てサーモオフ手段(71)が作動したとき、サーモオフ条件
    温度を所定温度だけ上昇させる一方、上記飽和温度が所
    定のサーモオフ条件温度に達する前に圧縮機(21)の吐出
    管圧力が所定圧力に達して高圧保護手段(HPS1)が作動し
    たとき、サーモオフ条件温度を所定温度だけ下降させる
    サーモオフ条件温度設定手段(72)が備えられていること
    を特徴とする空気調和機の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 サーモオフ条件温度設定手段(72)は、冷
    媒の凝縮圧力相当飽和温度が所定のサーモオフ条件温度
    に達した後、所定時間が経過するまでの間、サーモオフ
    手段(71)の作動を禁止するものであることを特徴とする
    請求項1記載の空気調和機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 冷媒循環回路(1) は、冷媒循環サイクル
    を冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとに切換え可能
    な四路切換弁(22)を備え、 サーモオフ条件温度設定手段(72)は、冷房運転時、熱源
    側熱交換器(23)の熱交温度によってサーモオフ条件を判
    断するようになっていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の空気調和機の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 冷媒循環回路(1) は、冷媒循環サイクル
    を冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとに切換え可能
    な四路切換弁(22)を備え、 サーモオフ条件温度設定手段(72)は、暖房運転時、利用
    側熱交換器(31)の熱交温度によってサーモオフ条件を判
    断するようになっていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の空気調和機の運転制御装置。
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