JP2020197328A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る空気調和機10の概略構成図であり、空気調和機10において適用される冷凍サイクルを示している。
上記実施の形態1の膨張弁制御では、膨張弁114の通常制御において、膨張弁114の開度の制御手法については特に限定されない。実際、膨張弁114の開度をどのように(何に基づいて)制御するのかについては複数の手法が公知である。そのような手法の1つとして、圧縮機111の吸引温度(圧縮機吸引温度)と蒸発器における蒸発温度とに基づいて膨張弁114の開度を制御する方法が知られている。この手法では、圧縮機吸引温度と蒸発温度との温度差が所定値となるように、膨張弁114の開度が調整される。本実施の形態2では、圧縮機吸引温度と蒸発温度とに基づいて膨張弁114の開度を制御する手法を用いていることが前提である。
空気調和機10の運転中、圧縮機111の吐出温度が最大吐出温度を超え、保護停止が発生することがある(S12)。圧縮機111の保護停止後、所定時間(3分程度)が経過すると、空気調和機10の運転再開のため、圧縮機111が再起動する(S13)。また、空気調和機10の運転が再開されると膨張弁114の通常制御も再開される(S14)。
また、通常制御における膨張弁開度の制御手法の1つとして、圧縮機111の吐出温度(圧縮機吐出温度)と凝縮器における凝縮温度とに基づいて膨張弁114の開度を制御する方法も知られている。この手法では、圧縮機吐出温度と凝縮温度との温度差が所定値となるように、膨張弁114の開度が調整される。本実施の形態3では、圧縮機吐出温度と凝縮温度とに基づいて膨張弁114の開度を制御する手法を用いていることが前提である。
空気調和機10の運転中、圧縮機111の吐出温度が最大吐出温度を超え、保護停止が発生することがある(S22)。圧縮機111の保護停止後、所定時間(3分程度)が経過すると、空気調和機10の運転再開のため、圧縮機111が再起動する(S23)。また、空気調和機10の運転が再開されると膨張弁114の通常制御も再開される(S24)。
また、通常制御における膨張弁開度の制御手法の1つとして、圧縮機111の吐出温度(圧縮機吐出温度)に基づいて膨張弁114の開度を制御する方法も知られている。この手法では、圧縮機吐出温度が所定値となるように、膨張弁114の開度が調整される。本実施の形態4では、圧縮機吐出温度に基づいて膨張弁114の開度を制御する手法を用いていることが前提である。
空気調和機10の運転中、圧縮機111の吐出温度が最大吐出温度を超え、保護停止が発生することがある(S32)。圧縮機111の保護停止後、所定時間(3分程度)が経過すると、空気調和機10の運転再開のため、圧縮機111が再起動する(S33)。また、空気調和機10の運転が再開されると膨張弁114の通常制御も再開される(S34)。
図6は、本実施の形態5に係る膨張弁制御を示すフローチャートである。尚、本実施の形態5の膨張弁制御では、膨張弁114の通常制御において、膨張弁114の開度の制御手法については特に限定されない。
上記実施の形態1〜5の膨張弁制御は、空気調和機10の運転が暖房運転であっても冷房運転であっても適用できる。しかしながら実際には、短期間に圧縮機111の保護停止が繰り返し発生するような状況は限られており、このような不具合が発生するのは、殆どの場合、暖房運転中に除霜動作が実施され、その除霜動作終了後に暖房運転を再開したときである。
上記実施の形態1〜6の説明では、圧縮機111の保護停止が発生し、保護停止後の運転再開時に膨張弁114の開度補正を行うものとしているが、圧縮機111の保護停止が発生する前に膨張弁114の開度補正を行うことも可能である。例えば、最大吐出温度よりも幾分低い温度に閾値温度を設定し、圧縮機111の吐出温度がこの閾値温度を超えた時点で上述した膨張弁114の開度補正(S4,S14,S24,S34,S44またはS55)を行うようにしてもよい。あるいは、最大凝縮圧力よりも幾分低い圧力に閾値圧力を設定し、圧縮機111の凝縮圧力がこの閾値圧力を超えた時点で上述した膨張弁114の開度補正(S4,S14,S24,S34,S44またはS55)を行うようにしてもよい。これにより、圧縮機111の保護停止をより発生しにくくすることができる。
上記実施の形態1〜6では、圧縮機111の保護停止が、圧縮機111の吐出温度が最大吐出温度を超えた場合に発生するとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、圧縮機111の保護停止は、圧縮機111の凝縮圧力が最大凝縮圧力を超えた場合に発生するものであってもよい。
100 室内ユニット(室内機)
101 室内熱交換器
102 室内ファン
110 室外ユニット(室外機)
111 圧縮機
112 室外熱交換器
113 四方弁
114 膨張弁
115 室外ファン
Claims (15)
- 圧縮機の吐出温度が最大吐出温度を超えたとき、もしくは圧縮機の凝縮圧力が最大凝縮圧力を超えたときに当該圧縮機を保護停止させる空気調和機であって、
圧縮機の保護停止の終了後に当該圧縮機を再起動させるときに、
膨張弁の開度制御を、前記保護停止の発生時における前記膨張弁の開度よりも緩める方向に補正して膨張弁の開度制御を再開することを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機であって、
前記圧縮機の再起動時における前記膨張弁の開度を、前記保護停止の発生時における前記膨張弁の開度に第1補正値を加算した開度とすることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度制御は、通常制御として、前記圧縮機の吸引温度と蒸発器における蒸発温度との温度差が所定値となるように開度が制御されるものであり、
前記圧縮機の再起動後における前記膨張弁の通常制御では、前記圧縮機の吸引温度と蒸発器における蒸発温度との温度差が、前記所定値から第2補正値が減算された値となるように制御されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度制御は、通常制御として、前記圧縮機の吐出温度と凝縮器における凝縮温度との温度差が所定値となるように開度が制御されるものであり、
前記圧縮機の再起動後における前記膨張弁の通常制御では、前記圧縮機の吐出温度と凝縮器における凝縮温度との温度差が、前記所定値から第3補正値が減算された値となるように制御されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度制御は、通常制御として、前記圧縮機の吐出温度が所定値となるように開度が制御されるものであり、
前記圧縮機の再起動後における前記膨張弁の通常制御では、前記圧縮機の吐出温度が、前記所定値から第4補正値が減算された値となるように制御されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から5の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度制御は、通常制御として、前記膨張弁の開度が所定の変化レートで制御されるものであり、
前記圧縮機の再起動後における前記膨張弁の通常制御では、前記膨張弁の開度が、前記所定の変化レートよりも速い変化レートで制御されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から6の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度の補正は、当該空気調和機の暖房運転中における除霜動作から暖房運転への切り替えを、前記圧縮機を停止させずに行う場合に実施されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から7の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記圧縮機の保護停止回数が予め設定された上限数となった場合には、前記膨張弁の開度の補正を実施しないことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から8の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記膨張弁の開度制御に下限値が設定されており、前記圧縮機の再起動後における前記膨張弁の通常制御では当該下限値が増加させられることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から9の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記圧縮機の前記再起動時には、前記圧縮機の回転数が保護停止の発生前よりも下げられることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1から10の何れか1項に記載の空気調和機であって、
前記圧縮機の前記再起動時には、室外機における室外ファンの回転数が保護停止の発生前よりも下げられることを特徴とする空気調和機。 - 圧縮機の吐出温度が最大吐出温度を超えたとき、もしくは圧縮機の凝縮圧力が最大凝縮圧力を超えたときに当該圧縮機を保護停止させる空気調和機であって、
圧縮機の吐出温度が前記最大吐出温度よりも低く設定されている閾値温度を超えたとき、もしくは圧縮機の凝縮圧力が前記最大吐出温度よりも低く設定されている閾値圧力を超えたときに、膨張弁の開度を緩める方向に補正して膨張弁の開度制御を実施することを特徴とする空気調和機。 - 請求項12に記載の空気調和機であって、
上記膨張弁の開度を補正しての上記開度制御が実施されたときには、エラー動作として記憶することを特徴とする空気調和機。 - 請求項13に記載の空気調和機であって、
上記エラー動作の累積発生回数を記憶し、当該累積発生回数が上限値を超えた場合には、当該空気調和機をエラー停止させることを特徴とする空気調和機。 - 請求項13または14に記載の空気調和機であって、
上記エラー動作は、インターネットを介してサーバに記憶されることを特徴とする空気調和機。
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2019
- 2019-05-31 JP JP2019102737A patent/JP2020197328A/ja active Pending
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