JP6650567B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
外熱交換器の熱交換器出口温度と外気温度との差がある範囲に属するか否かを判定する第2判定値、前記圧縮機周波数の下限値とを有し、前記外気温度が第1判定値以下であって、前記熱交換器出口温度と外気温度の差が第2判定値以下の場合、前記圧縮機周波数の前記下限値を補正し、予め設定されている前記圧縮機周波数の下限値を目標下限値にすることにより、過渡的に冷媒循環量が低下した場合であっても圧縮機の不具合を回避し、信頼性を向上するという効果を得ることが出来る。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の冷凍サイクル図の一例であり、図2は制御フローチャートである。
本発明の空気調和機が冷房運転を開始後に、図2の圧縮機下限周波数補正処理が開始され、空気調和機が停止するまで処理が繰り返し実行される。
(ステップS2)
制御部20は、室外吸込み温度データを取得する。
(ステップS3)
制御部20は、低外気温度であるかの判定を行う。具体的にはステップS2にて取得した室外吸込み温度データが低外気温度判定値以下であるか否かを判定する。制御部20は室外吸込み温度が低外気温度と判定した場合、ステップS4に進む。一方、制御部20は室外吸込み温度が低外気温度ではなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS4)
制御部20は、室外熱交換器出口温度データを取得する。
(ステップS5)
制御部20は、液封が発生していないか判定を行う。具体的にはステップS2、ステップS4にて取得した室外吸込み温度データと室外熱交換器出口温度データを利用し判定を行い、室外熱交換器出口温度データと室外吸込み温度データの差がある判定値以下であるか否かを演算し、判定値以下である場合、液封が発生していると判定する。液封が発生していると判定された場合、ステップS6に進む。一方、液封が発生していると判定されなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS6)
制御部20はステップS5にて液封が発生していると判定された場合、圧縮機下限周波数の補正を行う。現在の圧縮機下限周波数にある補正値を加算し、その値を圧縮機下限周波
数に置き換える。その後、ステップS2に戻り、圧縮機下限周波数補正処理を繰り返す。
本発明の制御の流れについて図3を用いて説明する。
本発明の空気調和機が冷房運転を開始後に、図3の圧縮機下限周波数補正処理が開始され、空気調和機が停止するまで処理が繰り返し実行される。
(ステップS2)
制御部20は、外気温度データを取得する。
(ステップS3)
制御部20は、低外気温度であるかの判定を行う。具体的にはステップS2にて取得した室外吸込み温度データが外気温度判定値以下であるか否かを判定する。制御部20は室外吸込み温度が低外気温度と判定した場合、ステップS4に進む。一方、制御部20は室外吸込み温度が低外気温度ではなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS4)
制御部20は、室外熱交換器温度データを取得する。
(ステップS5)
制御部20は、液封が発生していないか判定を行う。具体的にはステップS2、ステップS4にて取得した室外吸込み温度データと室外熱交換器温度データを利用し判定を行い、室外熱交換器温度データと室外吸込み温度データの差がある判定値以下であるか否かを演算し、判定値以下である場合、液封が発生していると判定する。液封が発生していると判定された場合、ステップS6に進む。一方、液封が発生していると判定されなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS6)
制御部20はステップS5にて液封が発生していると判定された場合、圧縮機下限周波数の補正を行う。現在の圧縮機下限周波数にある補正値を加算し、その値を圧縮機下限周波数に置き換える。その後、ステップS2に戻り、圧縮機下限周波数補正処理を繰り返す。
本発明の制御の流れについて図4を用いて説明する。
本発明の空気調和機が暖房運転を開始後に、図4の圧縮機下限周波数補正処理が開始され、空気調和機が停止するまで処理が繰り返し実行される。
(ステップS2)
制御部20は、室内吸込み温度データを取得する。
(ステップS3)
制御部20は、低内気温度であるかの判定を行う。具体的にはステップS2にて取得した室内吸込み温度データが室内吸込み温度判定値以下であるか否かを判定する。制御部20は室内吸込み温度が低内気温度と判定した場合、ステップS4に進む。一方、制御部20は室内吸込み温度が低内気温度ではなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS4)
制御部20は、室内熱交換器出口温度データを取得する。
(ステップS5)
制御部20は、液封が発生していないか判定を行う。具体的にはステップS2、ステップS4にて取得した室内吸込み温度データと室内熱交換器出口温度データを利用し判定を行い、室内熱交換器出口温度データと室内吸込み温度データの差がある判定値以下であるか否かを演算し、判定値以下である場合、液封が発生していると判定する。液封が発生していると判定された場合、ステップS6に進む。一方、液封が発生していると判定されなか
った場合、ステップS2に戻る。
(ステップS6)
制御部20はステップS5にて液封が発生していると判定された場合、圧縮機下限周波数の補正を行う。現在の圧縮機下限周波数にある補正値を加算し、その値を圧縮機下限周波数に置き換える。その後、ステップS2に戻り、圧縮機下限周波数補正処理を繰り返す。
本発明の制御の流れについて図5を用いて説明する。
本発明の空気調和機が暖房運転を開始後に、図5の圧縮機下限周波数補正処理が開始され、空気調和機が停止するまで処理が繰り返し実行される。
(ステップS2)
制御部20は、室内吸込み温度データを取得する。
(ステップS3)
制御部20は、低内気温度であるかの判定を行う。具体的にはステップS2にて取得した室内吸込み温度データが室内吸込み温度判定値以下であるか否かを判定する。制御部20は室内吸込み温度が低内気温度と判定した場合、ステップS4に進む。一方、制御部20は室内吸込み温度が低内気温度ではなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS4)
制御部20は、室内熱交換器温度データを取得する。
(ステップS5)
制御部20は、液封が発生していないか判定を行う。具体的にはステップS2、ステップS4にて取得した室内吸込み温度データと室内熱交換器温度データを利用し判定を行い、室内熱交換器温度データと室内吸込み温度データの差がある判定値以下であるか否かを演算し、判定値以下である場合、液封が発生していると判定する。液封が発生していると判定された場合、ステップS6に進む。一方、液封が発生していると判定されなかった場合、ステップS2に戻る。
(ステップS6)
制御部20はステップS5にて液封が発生していると判定された場合、圧縮機下限周波数の補正を行う。現在の圧縮機下限周波数にある補正値を加算し、その値を圧縮機下限周波数に置き換える。その後、ステップS2に戻り、圧縮機下限周波数補正処理を繰り返す。
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
5 四方弁
6 電子膨張弁
7 外気温度センサー
8 室外熱交換器温度センサー
9 室外熱交換器出口温度センサー
10 室内機
11 室内送風機
12 室内熱交換器
13 運転設定装置
14 室内吸い込み温度センサー
15 室内熱交換器温度センサー
16 室内熱交換器出口温度センサー
17 液側配管
18 ガス側配管
20 制御部
Claims (2)
- 圧縮機、室内熱交換器、膨張装置、及び室外熱交換器が冷媒配管で接続された空気調和機であって、前記圧縮機の圧縮機周波数を制御する制御部を備え、前記制御部は、室内吸込み温度が予め定めた低温範囲に属するか否かを判定する第1判定値と、前記室内熱交換器の熱交換器出口温度と室内吸込み温度との差がある範囲に属するか否かを判定する第2判定値と前記圧縮機周波数の下限値とを有し、前記室内吸込み温度が第1判定値以下であって、前記熱交換器出口温度と室内吸込み温度の差が第2判定値以下の場合、前記圧縮機周波数の前記下限値を補正し、予め設定されている前記圧縮機周波数の下限値を目標下限値にすることを特徴とする空気調和機。
- 圧縮機、室内熱交換器、膨張装置、及び室外熱交換器が冷媒配管で接続された空気調和機であって、前記圧縮機の圧縮機周波数を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、室内吸込み温度が予め定めた低温範囲に属するか否かを判定する第1判定値と、前記室内熱交換器の熱交換器温度と室内吸込み温度との差がある範囲に属するか否かを判定する第2判定値と前記圧縮機周波数の下限値とを有し、前記室内吸込み温度が第1判定値以下であって、前記熱交換器温度と室内吸込み温度の差が第2判定値以下の場合、前記圧縮機周波数の前記下限値を補正し、予め設定されている前記圧縮機周波数の下限値を目標下限値にすることを特徴とする空気調和機。
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