JPH10306738A - 作業機の安全スイッチ - Google Patents
作業機の安全スイッチInfo
- Publication number
- JPH10306738A JPH10306738A JP11707797A JP11707797A JPH10306738A JP H10306738 A JPH10306738 A JP H10306738A JP 11707797 A JP11707797 A JP 11707797A JP 11707797 A JP11707797 A JP 11707797A JP H10306738 A JPH10306738 A JP H10306738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch lever
- engine
- safety switch
- traveling
- contact plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、作業クラッチレバーと走行クラッチレ
バーを設けて、何れか一方のクラッチレバーが「入」側
のときエンジンを始動できないようにした技術は複雑な
構成となっていた。 【解決手段】 走行クラッチレバー43と作業クラッチ
レバー44を有する歩行型作業機において、安全スイッ
チ79をエンジン始動回路Gと接続し、前記走行クラッ
チレバー43と当接プレート76を連動連結し、該走行
クラッチレバー43が「切」時に当接プレートが当接し
て安全スイッチ79をONするとともに、作業クラッチ
レバーの「入」側の回動軌跡内に前記当接プレート76
を配置し、走行クラッチレバー43或いは作業クラッチ
レバー44が「入」時に安全スイッチ79をOFFとし
てエンジンEを始動できないようにした。
バーを設けて、何れか一方のクラッチレバーが「入」側
のときエンジンを始動できないようにした技術は複雑な
構成となっていた。 【解決手段】 走行クラッチレバー43と作業クラッチ
レバー44を有する歩行型作業機において、安全スイッ
チ79をエンジン始動回路Gと接続し、前記走行クラッ
チレバー43と当接プレート76を連動連結し、該走行
クラッチレバー43が「切」時に当接プレートが当接し
て安全スイッチ79をONするとともに、作業クラッチ
レバーの「入」側の回動軌跡内に前記当接プレート76
を配置し、走行クラッチレバー43或いは作業クラッチ
レバー44が「入」時に安全スイッチ79をOFFとし
てエンジンEを始動できないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業クラッチレバ
ーと走行クラッチレバーを有した歩行型作業機におい
て、走行クラッチレバー及び作業クラッチレバーが
「切」状態のときのみエンジンを始動できるようにする
ための技術に関する。
ーと走行クラッチレバーを有した歩行型作業機におい
て、走行クラッチレバー及び作業クラッチレバーが
「切」状態のときのみエンジンを始動できるようにする
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、歩行型作業機において、走行
クラッチレバーと作業クラッチレバーを設けて、それぞ
れ独立してクラッチを「入」「切」できるようにした技
術は公知となっている。そして、通常走行クラッチレバ
ー又は作業クラッチレバーが「入」側に切り換えられて
いると、負荷がかかったままとなっているので、エンジ
ンは始動できず、または、急発進または急に作業機が駆
動することになっていた。
クラッチレバーと作業クラッチレバーを設けて、それぞ
れ独立してクラッチを「入」「切」できるようにした技
術は公知となっている。そして、通常走行クラッチレバ
ー又は作業クラッチレバーが「入」側に切り換えられて
いると、負荷がかかったままとなっているので、エンジ
ンは始動できず、または、急発進または急に作業機が駆
動することになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来、作
業クラッチレバー又は走行クラッチレバーが「入」側に
切り換えられていた状態でエンジンを始動すると、急発
進または急に作業機が駆動して危険な状態となることが
あったので、作業クラッチレバー及び走行クラッチレバ
ーの回動基部やレバーガイド等に「入」または「切」検
知手段をそれぞれぞれ設けて、作業クラッチレバー又は
走行クラッチレバーが「入」側に切り換えられている
と、前記検知手段によってエンジンが始動できないよう
にしていたのである。しかし、検知手段が二つ必要であ
り、それぞれ制御回路と接続する必要があるので、コス
トアップとなっていた。そこで両レバーを簡単な構成で
連動連結して一つの検知手段で、レバーの「切」位置を
検知できる構成が望まれていたのである。
業クラッチレバー又は走行クラッチレバーが「入」側に
切り換えられていた状態でエンジンを始動すると、急発
進または急に作業機が駆動して危険な状態となることが
あったので、作業クラッチレバー及び走行クラッチレバ
ーの回動基部やレバーガイド等に「入」または「切」検
知手段をそれぞれぞれ設けて、作業クラッチレバー又は
走行クラッチレバーが「入」側に切り換えられている
と、前記検知手段によってエンジンが始動できないよう
にしていたのである。しかし、検知手段が二つ必要であ
り、それぞれ制御回路と接続する必要があるので、コス
トアップとなっていた。そこで両レバーを簡単な構成で
連動連結して一つの検知手段で、レバーの「切」位置を
検知できる構成が望まれていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行クラッチレバーと作業ク
ラッチレバーを有する歩行型作業機において、安全スイ
ッチをエンジン始動回路と接続し、前記走行クラッチレ
バーと当接プレートを連動連結し、該走行クラッチレバ
ーが「切」時に当接プレートが当接して安全スイッチを
ONするとともに、作業クラッチレバーの「入」側の回
動軌跡内に前記当接プレートを配置し、走行クラッチレ
バー或いは作業クラッチレバーが「入」時に安全スイッ
チをOFFとしてエンジンを始動できないようにしたも
のである。また、走行クラッチレバーの揺動操作と連動
する押圧体と、作業クラッチレバーの揺動操作と連動す
る当接プレートを有し、該当接プレートは作業クラッチ
レバーの「入」時に、安全スイッチに接当してエンジン
を始動できないようにするとともに、該当接プレートは
前記押圧体を介し、走行クラッチレバーの入操作によっ
てもエンジンを始動できないように構成したものであ
る。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行クラッチレバーと作業ク
ラッチレバーを有する歩行型作業機において、安全スイ
ッチをエンジン始動回路と接続し、前記走行クラッチレ
バーと当接プレートを連動連結し、該走行クラッチレバ
ーが「切」時に当接プレートが当接して安全スイッチを
ONするとともに、作業クラッチレバーの「入」側の回
動軌跡内に前記当接プレートを配置し、走行クラッチレ
バー或いは作業クラッチレバーが「入」時に安全スイッ
チをOFFとしてエンジンを始動できないようにしたも
のである。また、走行クラッチレバーの揺動操作と連動
する押圧体と、作業クラッチレバーの揺動操作と連動す
る当接プレートを有し、該当接プレートは作業クラッチ
レバーの「入」時に、安全スイッチに接当してエンジン
を始動できないようにするとともに、該当接プレートは
前記押圧体を介し、走行クラッチレバーの入操作によっ
てもエンジンを始動できないように構成したものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は除雪機の全体側面図、図2は同じく平面
図、図3は走行クラッチレバーと除雪クラッチレバーの
取付部の後面図、図4は本発明の安全スイッチを配置し
た実施例を示す側面図、図5は同じく後面図、図6は本
発明の安全スイッチを配置した別実施例を示す側面図、
図7は同じく後面図、図8は同じく平面図である。
する。図1は除雪機の全体側面図、図2は同じく平面
図、図3は走行クラッチレバーと除雪クラッチレバーの
取付部の後面図、図4は本発明の安全スイッチを配置し
た実施例を示す側面図、図5は同じく後面図、図6は本
発明の安全スイッチを配置した別実施例を示す側面図、
図7は同じく後面図、図8は同じく平面図である。
【0006】まず、歩行型作業機を除雪機とした場合に
ついて図1、図2により、全体構成から説明する。本機
Aは本機カバー1によって覆われ、該本機カバー1内に
エンジンEを内蔵して、上部にはボンネット2を配設
し、該ボンネット2の前部から排気マフラー3を突出し
ている。前記エンジンEの後方にバッテリーBを設置し
ている。
ついて図1、図2により、全体構成から説明する。本機
Aは本機カバー1によって覆われ、該本機カバー1内に
エンジンEを内蔵して、上部にはボンネット2を配設
し、該ボンネット2の前部から排気マフラー3を突出し
ている。前記エンジンEの後方にバッテリーBを設置し
ている。
【0007】また、本機Aの前部には除雪部Dが連設さ
れ、該除雪部Dは最前部に雪掻き用のオーガ26を覆う
オーガハウジング8を配し、該オーガハウジング8の後
部にはブロアを内設するブロアカバー6を連設して該ブ
ロアカバー6の上部より上方に排雪シュート7を突設し
ている。該ブロアカバー6の下端には除雪高さ調整板1
0を配設している。
れ、該除雪部Dは最前部に雪掻き用のオーガ26を覆う
オーガハウジング8を配し、該オーガハウジング8の後
部にはブロアを内設するブロアカバー6を連設して該ブ
ロアカバー6の上部より上方に排雪シュート7を突設し
ている。該ブロアカバー6の下端には除雪高さ調整板1
0を配設している。
【0008】排雪シュート7の基部は旋回回動可能に構
成され、モーターMによって後部の運転操作部Cのスイ
ッチ操作で任意の角道に旋回できる。該排雪シュート7
の先端には上下に回動して投雪角度を調節するシュート
キャップ7aを設けている。本機Aの後部には操作部C
を配設して、該操作部Cには操作パネル5やハンドル4
等を配置している。操作パネル5には後述する走行クラ
ッチレバー43、除雪クラッチレバー44、アクセルレ
バー45、走行変速レバー46、サイドクラッチレバー
47L・47R、シュート旋回スイッチ49等が設けら
れている。
成され、モーターMによって後部の運転操作部Cのスイ
ッチ操作で任意の角道に旋回できる。該排雪シュート7
の先端には上下に回動して投雪角度を調節するシュート
キャップ7aを設けている。本機Aの後部には操作部C
を配設して、該操作部Cには操作パネル5やハンドル4
等を配置している。操作パネル5には後述する走行クラ
ッチレバー43、除雪クラッチレバー44、アクセルレ
バー45、走行変速レバー46、サイドクラッチレバー
47L・47R、シュート旋回スイッチ49等が設けら
れている。
【0009】また、前記エンジンEの下方にはHST式
変速装置H及びミッションケースTとが配設されて、該
ミッションケースTから左右のファイナルケース19・
19を介して、クローラフレーム12に枢支された駆動
スプロケット軸11・11と連動して、該駆動スプロケ
ット軸11・11に固設した駆動スプロケット13・1
3を駆動している。また、クローラフレーム12後方に
はアイドラ軸の支持軸14の左右端に固設した従動アイ
ドラ15・15を配設して、同一側の駆動スプロケット
13と従動アイドラ15とをクローラ16で巻回し、ク
ローラ式走行装置を形成している。
変速装置H及びミッションケースTとが配設されて、該
ミッションケースTから左右のファイナルケース19・
19を介して、クローラフレーム12に枢支された駆動
スプロケット軸11・11と連動して、該駆動スプロケ
ット軸11・11に固設した駆動スプロケット13・1
3を駆動している。また、クローラフレーム12後方に
はアイドラ軸の支持軸14の左右端に固設した従動アイ
ドラ15・15を配設して、同一側の駆動スプロケット
13と従動アイドラ15とをクローラ16で巻回し、ク
ローラ式走行装置を形成している。
【0010】そして、前記本機カバー1内に配設された
エンジンEから前方に突出した出力軸に駆動プーリ23
を固設し、該駆動プーリ23の後部を走行駆動プーリ2
3a、前部を除雪駆動プーリ23bとして二連プーリー
に形成している。前記エンジンEの下方に配設したHS
T式変速装置Hの入力軸であるポンプ軸を前方に突出
し、該ポンプ軸に固設したHST入力プーリ24と前記
走行駆動プーリ23aとをベルトにて連動連結して駆動
力を該HST入力プーリ24に伝えている。また、前記
除雪駆動プーリ23bは、ブロアカバー6から後方に突
出したオーガ入力軸に環設したオーガプーリ25とベル
トによって連結され、オーガ26及びブロアを駆動して
いる。
エンジンEから前方に突出した出力軸に駆動プーリ23
を固設し、該駆動プーリ23の後部を走行駆動プーリ2
3a、前部を除雪駆動プーリ23bとして二連プーリー
に形成している。前記エンジンEの下方に配設したHS
T式変速装置Hの入力軸であるポンプ軸を前方に突出
し、該ポンプ軸に固設したHST入力プーリ24と前記
走行駆動プーリ23aとをベルトにて連動連結して駆動
力を該HST入力プーリ24に伝えている。また、前記
除雪駆動プーリ23bは、ブロアカバー6から後方に突
出したオーガ入力軸に環設したオーガプーリ25とベル
トによって連結され、オーガ26及びブロアを駆動して
いる。
【0011】前記HST入力プーリ24に伝えられた駆
動力は、油圧ポンプPを駆動し、油圧モータの出力軸で
あるモータ軸から該HST式変速装置Hの後部に配設し
たミッションケースTに伝達されて、該ミッションケー
スTには副変速装置やサイドクラッチ装置が収納され、
前記ファイナルケース19を介して駆動スプロケット1
3を駆動している。
動力は、油圧ポンプPを駆動し、油圧モータの出力軸で
あるモータ軸から該HST式変速装置Hの後部に配設し
たミッションケースTに伝達されて、該ミッションケー
スTには副変速装置やサイドクラッチ装置が収納され、
前記ファイナルケース19を介して駆動スプロケット1
3を駆動している。
【0012】そして、前記走行クラッチレバー43及び
作業クラッチレバー(以下除雪クラッチレバー)44は
図2に示すように、その後端のグリップ部がループ状に
構成したハンドル4の形状に合わせて構成され、走行ク
ラッチレバー43または除雪クラッチレバー44を
「入」側に回動すると、それぞれが丁度ハンドル4の上
に重なり、両方(ハンドルとクラッチレバー)を一度に
握ることができるようにしている。
作業クラッチレバー(以下除雪クラッチレバー)44は
図2に示すように、その後端のグリップ部がループ状に
構成したハンドル4の形状に合わせて構成され、走行ク
ラッチレバー43または除雪クラッチレバー44を
「入」側に回動すると、それぞれが丁度ハンドル4の上
に重なり、両方(ハンドルとクラッチレバー)を一度に
握ることができるようにしている。
【0013】そして、走行クラッチレバー43及び除雪
クラッチレバー44の取付構成は、図3に示すように、
前記操作パネル5の側面カバー17に支点軸52が回転
自在に左右方向に支持され、該支点軸52の進行方向左
側に走行クラッチレバー43のボス部43aが固定され
ている。該ボス部43aにはアーム43bが突出され
て、該アーム43bに連結したロッド67を介して前記
走行駆動プーリ23aとHST入力プーリ24の間に配
置したベルトテンションクラッチと連結し、また、ロッ
ド68やリンク等を介してブレーキと連結している。よ
って、走行クラッチレバー43を「入」側へ回動すると
ベルトテンションクラッチが「接」となって、エンジン
Eからの動力がHST式変速装置Hに伝えられて走行駆
動でき、同時にブレーキは解除される。また、走行クラ
ッチレバー43を「切」側回動すると、ベルトテンショ
ンクラッチは「断」となって動力は走行装置へ動力が伝
達されず、ブレーキが制動される。
クラッチレバー44の取付構成は、図3に示すように、
前記操作パネル5の側面カバー17に支点軸52が回転
自在に左右方向に支持され、該支点軸52の進行方向左
側に走行クラッチレバー43のボス部43aが固定され
ている。該ボス部43aにはアーム43bが突出され
て、該アーム43bに連結したロッド67を介して前記
走行駆動プーリ23aとHST入力プーリ24の間に配
置したベルトテンションクラッチと連結し、また、ロッ
ド68やリンク等を介してブレーキと連結している。よ
って、走行クラッチレバー43を「入」側へ回動すると
ベルトテンションクラッチが「接」となって、エンジン
Eからの動力がHST式変速装置Hに伝えられて走行駆
動でき、同時にブレーキは解除される。また、走行クラ
ッチレバー43を「切」側回動すると、ベルトテンショ
ンクラッチは「断」となって動力は走行装置へ動力が伝
達されず、ブレーキが制動される。
【0014】また、前記支点軸52の右側には除雪クラ
ッチレバー44のボス部44aが回転自在に支持され、
同一軸上に配置されて、該ボス部44aにはアーム44
bが突出され、該アーム44bにロッド69を介して前
記除雪駆動プーリ23bとオーガプーリ25の間に配置
したベルトテンションクラッチと連結され、除雪クラッ
チレバー44を「入」側に回動すると、ベルトテンショ
ンクラッチが「接」となって、エンジンEからの動力が
ブロア及び掻込オーガ26に動力を伝え、除雪クラッチ
レバー44を「切」側へ回動すると、ベルトテンション
クラッチは「断」となって動力が伝達されなくなる。但
し、前記走行クラッチレバー43及び除雪クラッチレバ
ー44のロッド68・69はそれぞれ下方に図示しない
バネによって、「切」側に引っ張られ、「入」側へ回動
しても手を放すと「切」側へ回動するようにしている。
ッチレバー44のボス部44aが回転自在に支持され、
同一軸上に配置されて、該ボス部44aにはアーム44
bが突出され、該アーム44bにロッド69を介して前
記除雪駆動プーリ23bとオーガプーリ25の間に配置
したベルトテンションクラッチと連結され、除雪クラッ
チレバー44を「入」側に回動すると、ベルトテンショ
ンクラッチが「接」となって、エンジンEからの動力が
ブロア及び掻込オーガ26に動力を伝え、除雪クラッチ
レバー44を「切」側へ回動すると、ベルトテンション
クラッチは「断」となって動力が伝達されなくなる。但
し、前記走行クラッチレバー43及び除雪クラッチレバ
ー44のロッド68・69はそれぞれ下方に図示しない
バネによって、「切」側に引っ張られ、「入」側へ回動
しても手を放すと「切」側へ回動するようにしている。
【0015】そして、この除雪クラッチレバー44の側
部に走行クラッチレバー43を「入」としたときに除雪
クラッチレバー44を「入」状態に保持する機構が配設
されている。図4、図5において、前記除雪クラッチレ
バー44の下部右側面(カバー17内)に、側面視
「コ」字状で、平面視凹状の板バネからなる係合部材5
3が固定され、前記除雪クラッチレバー44のボス部4
4aの側方の支点軸52上には押圧体54のボス部54
aが固定され、該押圧体54の除雪クラッチレバー44
側の側面に突起54bが突設されている。
部に走行クラッチレバー43を「入」としたときに除雪
クラッチレバー44を「入」状態に保持する機構が配設
されている。図4、図5において、前記除雪クラッチレ
バー44の下部右側面(カバー17内)に、側面視
「コ」字状で、平面視凹状の板バネからなる係合部材5
3が固定され、前記除雪クラッチレバー44のボス部4
4aの側方の支点軸52上には押圧体54のボス部54
aが固定され、該押圧体54の除雪クラッチレバー44
側の側面に突起54bが突設されている。
【0016】更に、支点軸52より前方で前記側面カバ
ー17より内側に支持体70・70を設けて、該支持体
70・70に保持体58が固定されている。該保持体5
8は板バネで構成され、後上方に延設されて、後上端部
分に前記係合部材53の凹部に嵌入できるように、大き
さ及び位置を合わせた、平面視U字状の嵌合部58aが
形成されている。そして、走行クラッチレバー43が
「切」位置のときには、図4に示すように、前記突起5
4bは保持体58の基部側に位置して、保持体58の先
端部はそれ自体が有すバネ力によって右側に傾倒してい
る。前記走行クラッチレバー43が「入」位置のときに
は、突起54bも後方へ回動されて、保持体58の先端
側に位置して、保持体58を左側へ押すようにしてい
る。
ー17より内側に支持体70・70を設けて、該支持体
70・70に保持体58が固定されている。該保持体5
8は板バネで構成され、後上方に延設されて、後上端部
分に前記係合部材53の凹部に嵌入できるように、大き
さ及び位置を合わせた、平面視U字状の嵌合部58aが
形成されている。そして、走行クラッチレバー43が
「切」位置のときには、図4に示すように、前記突起5
4bは保持体58の基部側に位置して、保持体58の先
端部はそれ自体が有すバネ力によって右側に傾倒してい
る。前記走行クラッチレバー43が「入」位置のときに
は、突起54bも後方へ回動されて、保持体58の先端
側に位置して、保持体58を左側へ押すようにしてい
る。
【0017】このような構成において、走行クラッチレ
バー43及び除雪クラッチレバー44はそれぞれ単独で
「入」側へ回動して作動させることができ、手を放せば
それぞれ「切」側へ前記バネの付勢力によって戻るが、
走行クラッチレバー43を握った「入」の状態では、除
雪クラッチレバー44を「入」側へ回動すると、その位
置で保持される。即ち、走行クラッチレバー43を
「入」側へ回動すると、支点軸52の回動によって、該
支点軸52に一体的に固定された押圧体54も後方へ回
動され、該押圧体54より突出した突起54bが保持体
58を除雪クラッチレバー44側へ押す。
バー43及び除雪クラッチレバー44はそれぞれ単独で
「入」側へ回動して作動させることができ、手を放せば
それぞれ「切」側へ前記バネの付勢力によって戻るが、
走行クラッチレバー43を握った「入」の状態では、除
雪クラッチレバー44を「入」側へ回動すると、その位
置で保持される。即ち、走行クラッチレバー43を
「入」側へ回動すると、支点軸52の回動によって、該
支点軸52に一体的に固定された押圧体54も後方へ回
動され、該押圧体54より突出した突起54bが保持体
58を除雪クラッチレバー44側へ押す。
【0018】この状態で除雪クラッチレバー44を
「入」側へ回動すると、該除雪クラッチレバー44に固
定した係合部材53が、左側へ撓んだ前記保持体58に
設けられた嵌合部58aと嵌合して、除雪クラッチレバ
ー44から手を放しても、その係合部材53と嵌合部5
8aの嵌合によって「入」位置で保持される。この除雪
クラッチレバー44から手を放した状態で、走行クラッ
チレバー43を放すと、走行クラッチレバー43は
「切」側へ回動し、同時に除雪クラッチレバー44も
「切」側へ回動する。なお、走行クラッチレバー43及
び除雪クラッチレバー44が「入」の状態から、走行ク
ラッチレバー43は握ったままて、除雪クラッチレバー
44を保持体58の付勢力よりも強い力で回動すると、
「切」側へ回動できる。即ち、走行クラッチレバー43
及び除雪クラッチレバー44のどちら側からでも「入」
とすることができ、走行クラッチレバー43を「入」側
で握っているときには除雪クラッチレバー44を「入」
側に保持できる。
「入」側へ回動すると、該除雪クラッチレバー44に固
定した係合部材53が、左側へ撓んだ前記保持体58に
設けられた嵌合部58aと嵌合して、除雪クラッチレバ
ー44から手を放しても、その係合部材53と嵌合部5
8aの嵌合によって「入」位置で保持される。この除雪
クラッチレバー44から手を放した状態で、走行クラッ
チレバー43を放すと、走行クラッチレバー43は
「切」側へ回動し、同時に除雪クラッチレバー44も
「切」側へ回動する。なお、走行クラッチレバー43及
び除雪クラッチレバー44が「入」の状態から、走行ク
ラッチレバー43は握ったままて、除雪クラッチレバー
44を保持体58の付勢力よりも強い力で回動すると、
「切」側へ回動できる。即ち、走行クラッチレバー43
及び除雪クラッチレバー44のどちら側からでも「入」
とすることができ、走行クラッチレバー43を「入」側
で握っているときには除雪クラッチレバー44を「入」
側に保持できる。
【0019】そして、前記押圧体54側方の側面カバー
17に安全スイッチ79が固定され、該安全スイッチ7
9は図1に示すようにエンジンEの始動回路Gと接続さ
れ、前記支点軸52上のボス部44aの側部に当接プレ
ート76が固定され、該当接プレート76は右上方に延
出されて、前記安全スイッチ79の後方まで延出され
て、除雪クラッチレバー44が「入」のときに係合部材
53が当接するように後面視でラップして配設してい
る。そして、当接プレート76が安全スイッチ79に当
接しているときにONとなってエンジンEの始動回路G
が作動できエンジンEを始動でき、当接プレート76が
安全スイッチ79から離れると安全スイッチ79はOF
FとなってエンジンEを始動させることができないよう
にしている。なお、安全スイッチ79はキースイッチと
バッテリーBの間やキースイッチとセルモーターの間、
または、バッテリーBとセルモーターの間、または、バ
ッテリーBと点火プラグの間等に配設することができ
る。前記当接プレート76の上端にはバネ77の一端が
係止され、該バネ77の他端はハンドル4に固設した支
持プレート81に係止され、当接プレート76を前方へ
回動するように付勢している。
17に安全スイッチ79が固定され、該安全スイッチ7
9は図1に示すようにエンジンEの始動回路Gと接続さ
れ、前記支点軸52上のボス部44aの側部に当接プレ
ート76が固定され、該当接プレート76は右上方に延
出されて、前記安全スイッチ79の後方まで延出され
て、除雪クラッチレバー44が「入」のときに係合部材
53が当接するように後面視でラップして配設してい
る。そして、当接プレート76が安全スイッチ79に当
接しているときにONとなってエンジンEの始動回路G
が作動できエンジンEを始動でき、当接プレート76が
安全スイッチ79から離れると安全スイッチ79はOF
FとなってエンジンEを始動させることができないよう
にしている。なお、安全スイッチ79はキースイッチと
バッテリーBの間やキースイッチとセルモーターの間、
または、バッテリーBとセルモーターの間、または、バ
ッテリーBと点火プラグの間等に配設することができ
る。前記当接プレート76の上端にはバネ77の一端が
係止され、該バネ77の他端はハンドル4に固設した支
持プレート81に係止され、当接プレート76を前方へ
回動するように付勢している。
【0020】このような構成において、走行クラッチレ
バー43を「入」側へ回動すると、支点軸52の回動に
よって、該支点軸52に一体的に固定された当接プレー
ト76も後方へ回動して安全スイッチ79から離れ、安
全スイッチ79はOFFとなってエンジンEを始動させ
ることができない。また、除雪クラッチレバー44を
「入」側へ回動すると、係合部材53も後方へ回動さ
れ、該係合部材53が当接プレート76に当接として後
方へ回動し、安全スイッチ79はOFFとなってエンジ
ンEを始動させることができない。従って、走行クラッ
チレバー43及び除雪クラッチレバー44のどちらも
「切」側に回動しているときのみエンジンEが始動でき
るようにしているのである。
バー43を「入」側へ回動すると、支点軸52の回動に
よって、該支点軸52に一体的に固定された当接プレー
ト76も後方へ回動して安全スイッチ79から離れ、安
全スイッチ79はOFFとなってエンジンEを始動させ
ることができない。また、除雪クラッチレバー44を
「入」側へ回動すると、係合部材53も後方へ回動さ
れ、該係合部材53が当接プレート76に当接として後
方へ回動し、安全スイッチ79はOFFとなってエンジ
ンEを始動させることができない。従って、走行クラッ
チレバー43及び除雪クラッチレバー44のどちらも
「切」側に回動しているときのみエンジンEが始動でき
るようにしているのである。
【0021】次に、別実施例を図6、図7、図8より説
明する。走行クラッチレバー43は前記同様に支点軸5
2に固定され、除雪クラッチレバー44は支点軸42に
回転自在に支持されている。そして、除雪クラッチレバ
ー44の右側の支点軸52上にクラッチリンク71が固
定され、該クラッチリンク71はボス部71aと該ボス
部71aより半径(上方)方向に突出した棒体71bよ
りなる。前記側面カバー17より内側に固設した支持体
70・70に支持プレート72が固定され、該支持プレ
ート72の上部に前後方向に枢支軸73を設けて、該枢
支軸73に規制体74の下部が枢支され、左右方向に回
動自在としている。該規制体74は後面視逆L字状に構
成され、該規制体74の上面は左側に折り曲げられて、
後方ほど幅が広くなるようにして、除雪クラッチレバー
44が「入」となる位置に切欠74aが形成されて係合
できるようにしている。
明する。走行クラッチレバー43は前記同様に支点軸5
2に固定され、除雪クラッチレバー44は支点軸42に
回転自在に支持されている。そして、除雪クラッチレバ
ー44の右側の支点軸52上にクラッチリンク71が固
定され、該クラッチリンク71はボス部71aと該ボス
部71aより半径(上方)方向に突出した棒体71bよ
りなる。前記側面カバー17より内側に固設した支持体
70・70に支持プレート72が固定され、該支持プレ
ート72の上部に前後方向に枢支軸73を設けて、該枢
支軸73に規制体74の下部が枢支され、左右方向に回
動自在としている。該規制体74は後面視逆L字状に構
成され、該規制体74の上面は左側に折り曲げられて、
後方ほど幅が広くなるようにして、除雪クラッチレバー
44が「入」となる位置に切欠74aが形成されて係合
できるようにしている。
【0022】また、前記規制体74の右側面には後面視
逆L字状のカム板75が固定され、該カム板75は右側
に折り曲げられて、その上面には前方が狭くなる平面視
三角形状のカム孔75aが開口され、該カム孔75aに
前記クラッチリンク71の棒体71bが挿入されて、カ
ム孔75aの右辺に当接させている。
逆L字状のカム板75が固定され、該カム板75は右側
に折り曲げられて、その上面には前方が狭くなる平面視
三角形状のカム孔75aが開口され、該カム孔75aに
前記クラッチリンク71の棒体71bが挿入されて、カ
ム孔75aの右辺に当接させている。
【0023】そして、前記規制体74の前部には後面視
門型の当接プレート76’が固定され、該当接プレート
76’にはバネ77が係止されて、規制体74を除雪ク
ラッチレバー44側(左側)へ回動するように付勢して
いる。また、当接プレート76’の前端の側方には安全
スイッチ79が配置され、該安全スイッチ79は前記同
様に、エンジンEの始動回路Gと接続され、当接プレー
ト76’が安全スイッチに当接するとONとなりエンジ
ンEを始動でき、離れるとOFFとなってエンジンEを
始動できないようにしている。
門型の当接プレート76’が固定され、該当接プレート
76’にはバネ77が係止されて、規制体74を除雪ク
ラッチレバー44側(左側)へ回動するように付勢して
いる。また、当接プレート76’の前端の側方には安全
スイッチ79が配置され、該安全スイッチ79は前記同
様に、エンジンEの始動回路Gと接続され、当接プレー
ト76’が安全スイッチに当接するとONとなりエンジ
ンEを始動でき、離れるとOFFとなってエンジンEを
始動できないようにしている。
【0024】このような構成において、走行クラッチレ
バー43が「切」のときにはクラッチリンク71も前方
へ回動された状態となっており、該クラッチリンク71
の棒体71bはカム孔75aの前部に位置して、規制体
74を右側へ回動して、規制体74の上面は除雪クラッ
チレバー44の回動軌跡から外れ、除雪クラッチレバー
44を「入」側へ回動しても切欠74aと係合せず保持
されることはなく、手を放せばバネ力によって「切」側
へ回動し、独立的に入り切り操作ができる。そして、走
行クラッチレバー43が「切」のときには、当接プレー
ト76’は規制体74とともに右側へ回動して、安全ス
イッチ79に当接してONとなりエンジンEを始動でき
る。なおこのとき、除雪クラッチレバー44は「入」
「切」側に関係なく、規制体74は右側へ回動された状
態にあるので、当接プレート76’は安全スイッチ79
に当接したままでONとなりエンジンEを始動できる
が、除雪クラッチレバー44は「入」側に保持できず、
通常、右手でキースイッチを操作してエンジンEの始動
を行うので、右手で除雪クラッチレバー44を「入」側
で握ったままエンジンEの始動操作をすることは物理的
に不可能で、わざわざ右手で除雪クラッチレバー44を
握ったまま左手でエンジンEの始動操作することはな
い。
バー43が「切」のときにはクラッチリンク71も前方
へ回動された状態となっており、該クラッチリンク71
の棒体71bはカム孔75aの前部に位置して、規制体
74を右側へ回動して、規制体74の上面は除雪クラッ
チレバー44の回動軌跡から外れ、除雪クラッチレバー
44を「入」側へ回動しても切欠74aと係合せず保持
されることはなく、手を放せばバネ力によって「切」側
へ回動し、独立的に入り切り操作ができる。そして、走
行クラッチレバー43が「切」のときには、当接プレー
ト76’は規制体74とともに右側へ回動して、安全ス
イッチ79に当接してONとなりエンジンEを始動でき
る。なおこのとき、除雪クラッチレバー44は「入」
「切」側に関係なく、規制体74は右側へ回動された状
態にあるので、当接プレート76’は安全スイッチ79
に当接したままでONとなりエンジンEを始動できる
が、除雪クラッチレバー44は「入」側に保持できず、
通常、右手でキースイッチを操作してエンジンEの始動
を行うので、右手で除雪クラッチレバー44を「入」側
で握ったままエンジンEの始動操作をすることは物理的
に不可能で、わざわざ右手で除雪クラッチレバー44を
握ったまま左手でエンジンEの始動操作することはな
い。
【0025】そして、走行クラッチレバー43を「入」
側へ回動すると、クラッチリンク71も後方へ回動され
て、棒体71bはカム孔75aの後部に位置して、規制
体74はバネ77の付勢力によって左側へ回動して、除
雪クラッチレバー44の回動軌跡内に入り、除雪クラッ
チレバー44を「入」側へ回動すると、除雪クラッチレ
バー44は規制体74の切欠74aに係合される。よっ
て、走行クラッチレバー43を握っていれば除雪クラッ
チレバー44から手を放しても、その位置に保持され
る。このとき、当接プレート76’は規制体74ととも
に左側へ回動して、安全スイッチ79から離れ、OFF
となりエンジンEを始動することはできない。
側へ回動すると、クラッチリンク71も後方へ回動され
て、棒体71bはカム孔75aの後部に位置して、規制
体74はバネ77の付勢力によって左側へ回動して、除
雪クラッチレバー44の回動軌跡内に入り、除雪クラッ
チレバー44を「入」側へ回動すると、除雪クラッチレ
バー44は規制体74の切欠74aに係合される。よっ
て、走行クラッチレバー43を握っていれば除雪クラッ
チレバー44から手を放しても、その位置に保持され
る。このとき、当接プレート76’は規制体74ととも
に左側へ回動して、安全スイッチ79から離れ、OFF
となりエンジンEを始動することはできない。
【0026】そして、この状態で走行クラッチレバー4
3から手を放すと、走行クラッチレバー43はバネ力に
よって「切」側へ回動して走行は停止され、この回動に
伴ってクラッチリンク71も前方へ回動し、棒体71b
はカム板75を押して、この棒体71bによって押され
たカム板75は右側へ回動し、同時に規制体74も右側
へ回動して、除雪クラッチレバー44は切欠74aから
外れ、除雪クラッチレバー44はバネ力によって「切」
側へ回動する。このように走行クラッチレバー43を
「入」側へ回動して握っていると、除雪クラッチレバー
44を「入」側へ回動した状態に維持でき、転倒等で走
行クラッチから手を放すと、走行も除雪作業も停止する
のである。
3から手を放すと、走行クラッチレバー43はバネ力に
よって「切」側へ回動して走行は停止され、この回動に
伴ってクラッチリンク71も前方へ回動し、棒体71b
はカム板75を押して、この棒体71bによって押され
たカム板75は右側へ回動し、同時に規制体74も右側
へ回動して、除雪クラッチレバー44は切欠74aから
外れ、除雪クラッチレバー44はバネ力によって「切」
側へ回動する。このように走行クラッチレバー43を
「入」側へ回動して握っていると、除雪クラッチレバー
44を「入」側へ回動した状態に維持でき、転倒等で走
行クラッチから手を放すと、走行も除雪作業も停止する
のである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、安全スイッチをエ
ンジン始動回路と接続し、前記走行クラッチレバーと当
接プレートを連動連結し、該走行クラッチレバーが
「切」時に当接プレートが当接して安全スイッチをON
するとともに、作業クラッチレバーの「入」側の回動軌
跡内に前記当接プレートを配置し、走行クラッチレバー
或いは作業クラッチレバーが「入」時に安全スイッチを
OFFとしてエンジンを始動できないようにしたので、
当接プレートを設けた簡単な構成で、走行クラッチレバ
ー或いは作業クラッチレバーを「入」側に回動した状態
ではエンジンを始動することができず、誤って走行クラ
ッチレバー或いは作業クラッチレバーを「入」側に回動
した状態でエンジンを始動することがなく、急発進した
り、急に作業機が駆動されたりすることがなく安全性を
向上できたのである。また、安全スイッチをON・OF
Fする構成は簡単であるため、作業機を除雪機とした場
合であっても凍結することは殆どなく、確実に動作させ
ることができる。
ような効果を奏するのである。即ち、安全スイッチをエ
ンジン始動回路と接続し、前記走行クラッチレバーと当
接プレートを連動連結し、該走行クラッチレバーが
「切」時に当接プレートが当接して安全スイッチをON
するとともに、作業クラッチレバーの「入」側の回動軌
跡内に前記当接プレートを配置し、走行クラッチレバー
或いは作業クラッチレバーが「入」時に安全スイッチを
OFFとしてエンジンを始動できないようにしたので、
当接プレートを設けた簡単な構成で、走行クラッチレバ
ー或いは作業クラッチレバーを「入」側に回動した状態
ではエンジンを始動することができず、誤って走行クラ
ッチレバー或いは作業クラッチレバーを「入」側に回動
した状態でエンジンを始動することがなく、急発進した
り、急に作業機が駆動されたりすることがなく安全性を
向上できたのである。また、安全スイッチをON・OF
Fする構成は簡単であるため、作業機を除雪機とした場
合であっても凍結することは殆どなく、確実に動作させ
ることができる。
【図1】除雪機の全体側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】走行クラッチレバーと除雪クラッチレバーの取
付部の後面図である。
付部の後面図である。
【図4】本発明の安全スイッチを配置した側面図であ
る。
る。
【図5】同じく後面図である。
【図6】本発明の安全スイッチを配置した別実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】同じく後面図である。
【図8】同じく平面図である。
E エンジン G エンジン始動回路 43 走行クラッチレバー 44 作業クラッチレバー 76 当接プレート 79 安全スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 29/02 F02D 29/02 L
Claims (2)
- 【請求項1】 走行クラッチレバーと作業クラッチレバ
ーを有する歩行型作業機において、安全スイッチをエン
ジン始動回路と接続し、前記走行クラッチレバーと当接
プレートを連動連結し、該走行クラッチレバーが「切」
時に当接プレートが当接して安全スイッチをONすると
ともに、作業クラッチレバーの「入」側の回動軌跡内に
前記当接プレートを配置し、走行クラッチレバー或いは
作業クラッチレバーが「入」時に安全スイッチをOFF
としてエンジンを始動できないようにしたことを特徴と
する作業機の安全スイッチ。 - 【請求項2】 走行クラッチレバーの揺動操作と連動す
る押圧体と、作業クラッチレバーの揺動操作と連動する
当接プレートを有し、該当接プレートは作業クラッチレ
バーの「入」時に、安全スイッチに接当してエンジンを
始動できないようにするとともに、該当接プレートは前
記押圧体を介し、走行クラッチレバーの入操作によって
もエンジンを始動できないように構成したことを特徴と
する請求項1記載の作業機の安全スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11707797A JPH10306738A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 作業機の安全スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11707797A JPH10306738A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 作業機の安全スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306738A true JPH10306738A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14702840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11707797A Pending JPH10306738A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 作業機の安全スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10306738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134943A1 (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Starting Industrial Co., Ltd. | クラッチレバー装置 |
JP2007332625A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Yoka Ind Co Ltd | 除雪機 |
WO2023276372A1 (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-05 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11707797A patent/JPH10306738A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134943A1 (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Starting Industrial Co., Ltd. | クラッチレバー装置 |
JP2006345767A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Starting Ind Co Ltd | クラッチレバー装置 |
JP2007332625A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Yoka Ind Co Ltd | 除雪機 |
JP4589895B2 (ja) * | 2006-06-14 | 2010-12-01 | 八鹿鉄工株式会社 | 除雪機 |
WO2023276372A1 (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-05 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5586955A (en) | Neutral start mechanism for a hydrostatic transmission | |
JP2001082597A (ja) | 作業車の走行変速構造 | |
JPH10306738A (ja) | 作業機の安全スイッチ | |
JPH10304731A (ja) | 作業クラッチレバー保持装置 | |
JP2000142496A (ja) | 作業機の操作部 | |
JP4423062B2 (ja) | トラクタの変速操作構造 | |
JP3340796B2 (ja) | 指操作式クラッチレバー | |
JP2001202148A (ja) | 作業機のクラッチレバーロック機構 | |
JP4197565B2 (ja) | 管理機のレバー装置 | |
JP4157728B2 (ja) | 作業機のレバー装置 | |
JP3844814B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4005414B2 (ja) | 除雪機 | |
JPH0237623Y2 (ja) | ||
JPH10305739A (ja) | 作業機の走行操作装置 | |
JP4005413B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4392192B2 (ja) | クラッチレバー | |
JPS5821824Y2 (ja) | 歩行型移動農機の操作構造 | |
JP2003213642A (ja) | 除雪機の動力断続制動装置 | |
JPH10138888A (ja) | 制動装置 | |
JP3799631B2 (ja) | 移動農機 | |
JPH0640264A (ja) | クルーズコントロール装置 | |
JP3517313B2 (ja) | 野菜移植機のエンジンの安全起動装置 | |
JP5656737B2 (ja) | 除雪機 | |
JP3356379B2 (ja) | 歩行型作業車における操作装置 | |
JP2598299Y2 (ja) | 動力車両の駐車ブレーキ装置 |