JP3517313B2 - 野菜移植機のエンジンの安全起動装置 - Google Patents

野菜移植機のエンジンの安全起動装置

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JP3517313B2
JP3517313B2 JP26780495A JP26780495A JP3517313B2 JP 3517313 B2 JP3517313 B2 JP 3517313B2 JP 26780495 A JP26780495 A JP 26780495A JP 26780495 A JP26780495 A JP 26780495A JP 3517313 B2 JP3517313 B2 JP 3517313B2
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JP
Japan
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main clutch
starting rope
engine
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rotating arm
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修一 清水
正俊 日朝
芳明 蔵屋
洋三 大垣
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、始動ロープにより
リコイルスタータを作動させてエンジンを起動させるこ
とができる野菜移植機のエンジンの安全起動装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来は、始動ロープにより起動させるエ
ンジンを搭載するとともに、機体の主クラッチをオンオ
フに操作する主クラッチレバーを装備した野菜移植機に
おいて、走行変速が行なわれていたり植付クラッチがオ
ンにされて主クラッチがオンに操作されていても、始動
ロープを操作すると、エンジンを始動させることができ
るようになっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うに主クラッチがオンにされているのを見落したり、あ
るいは忘れて、始動ロープをうっかり操作すると、機体
や植付部が急に動きだして非常に危険である、といった
不具合を呈していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、始動ロープを操作すると主クラッチを必
ずオフにすることができてエンジンを安全かつ有効に起
動可能とするものであり、そのため、始動ロープにより
起動させるエンジンを搭載するとともに、機体の主クラ
ッチをオンオフに操作する主クラッチレバーを装備した
野菜移植機において、支点軸に枢支した回動アームの先
端には前記始動ロープの途中部に接触するローラを軸架
するとともに、前記始動ロープの動きにともなって前記
回動アームを回動させうるように設け、前記主クラッチ
レバーをクラッチオン側よりオフ側へ移動させることが
できる押し戻し体を前記回動アームにワイヤー等の連動
部材を介し連動連繋して構成したものである。 【0005】 【作用】したがって、主クラッチレバーがクラッチオン
に操作されていても、始動ロープを操作すると、該始動
ロープの動きによって、該始動ロープがローラに接触し
ながら回動アームを支点軸中心に回動させることができ
ることになり、その回動アームの回動によりワイヤー等
の連動部材を介し押し戻し体を連動させながら、該押し
戻し体により主クラッチレバーをクラッチオフ側に必ず
操作できることになって、走行変速が行なわれていたり
植付クラッチがオンに操作されていても、主クラッチを
オフにしてエンジンを安全かつ有効に起動することがで
きる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1および図2は野菜移植機を示
した側面図および平面図であり、機体の前部にエンジン
Eを搭載するとともに、下部には鎮圧輪8、両前輪9、
両後輪10、両培土輪11を配備し、両後輪10間には
上下動するバケット式の植付爪12を配備し、機体の後
部上方には苗トレイ13を供給する供給装置14を設
け、該供給装置14の前方側で苗トレイ13の苗を掴ん
で前記植付爪12に供給することができる苗取出し爪1
5を植付爪12の上方位に配備して従来形構造同様に構
成する。 【0007】機体後方のハンドル杆16の前方部位に
は、支点軸17中心に前後方向に回動させることができ
る主クラッチレバー2を装備した主クラッチケース18
を架設し、前記主クラッチレバー2を前方へ回動させる
と主クラッチ操作ワイヤー19の端部をアーム20によ
り支点越えさせて主クラッチをオンに操作できるととも
に、主クラッチレバー2を後方へ回動させると主クラッ
チ操作ワイヤー19の端部をアーム20により支点越え
させて主クラッチをオフに操作できるように設け、前記
主クラッチレバー2の横側方には植付クラッチレバー2
1を配備し、また、前記ハンドル杆16の下方側には、
前記エンジンEのリコイルスタータ22より延出する始
動ロープ1の先端に連繋した握り1aを停止させること
ができるホルダー23を架設して従来形構造同様に構成
する。 【0008】前記始動ロープ1の途中部に接触できる溝
付きローラ5を、支点軸3に枢支した回動アーム4の先
端に軸架するが、ローラ5に接触する始動ロープ1の部
分の前後方向が図3に示すように山状となって、前後の
ガイド(図示省略)に誘導されて始動ロープ1が動かさ
れるように設け、また、前記回動アーム4の近傍に固定
したワイヤー受け24より延出するワイヤー6の一端側
を回動アーム4に繋止して構成する。 【0009】前記主クラッチケース18の内部には、上
部の屈折部7aが前記主クラッチレバー2の途中部に接
合できる押し戻し体7の下部7bを回動自由に軸架し、
後面側のワイヤー受け25より延出させた前記ワイヤー
6の他端側を前記押し戻し体7の屈折部7aに繋着し、
主クラッチケース18の前面側と前記押し戻し体7との
間には引っ張りばね26を介装し、ワイヤー6が引っ張
りばね26に抗張して引かれると、押し戻し体7によ
り、主クラッチオンにされている主クラッチレバー2を
オフ側に押して回動させうるように構成するが、前記ワ
イヤー6は他の連動部材にして、押し戻し体7を作動さ
せうるように構成しても良い。 【0010】したがって、主クラッチレバー2が図3に
示すようにクラッチオンに操作されていても、握り1a
を持って始動ロープ1を矢印イ方向に引くと始動ロープ
1の動きによって、該始動ロープ1がローラ5に接触し
ながら回動アーム4を支点軸3中心に図3に示す状態か
ら図4に示す状態に回動させることができることにな
り、その回動アーム4の回動によりワイヤー6を介し押
し戻し体7を矢印ロで示すように回動させながら、該押
し戻し体7により主クラッチレバー2をクラッチオフ側
に必ず操作できることになって、走行変速が行なわれて
いたり植付クラッチがオンに操作されていても主クラッ
チをオフにしてエンジンを安全かつ有効に起動すること
ができる。 【0011】その場合、主クラッチレバー2が予めクラ
ッチオフに操作されていると、始動ロープ6が操作され
て押し戻し体7が矢印ロ方向に回動させられても支障が
なく、また、始動ロープ1を引いて操作した後に始動ロ
ープ1がリコイルスタータ22に巻き戻されて復動する
と、その始動ロープ1の動きによってアーム4は図3に
示すように回動させられてワイヤー6が弛み、押し戻し
体7は引っ張りばね26に引張されて図3に示すように
前方側へ回動させられることになる。 【0012】 【発明の効果】このように本発明は、主クラッチレバー
2がクラッチオンに操作されていても、始動ロープ1を
操作すると、該始動ロープ1の動きによって、該始動ロ
ープ1がローラ5に接触しながら回動アーム4を支点軸
3中心に回動させることができることになり、その回動
アーム4の回動によりワイヤー6等の連動部材を介し押
し戻し体7を連動させながら、該押し戻し体7により主
クラッチレバー2をクラッチオフ側に必ず操作できるこ
とになって、走行変速が行なわれていたり植付クラッチ
がオンに操作されていても、主クラッチをオフにしてエ
ンジンを安全かつ有効に起動することができることにな
り、従来のような危険性がなく安全に操作できる野菜移
植機にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】野菜移植機を示した側面図である。 【図2】図1の平面を概略示した平面図である。 【図3】本発明実施形態の要部を示した側面図である。 【図4】図3の作動状態を示した作動説明図である。 【符号の説明】 1 始動ロープ E エンジン 2 主クラッチレバー 3 支点軸 4 回動アーム 5 ローラ 6 ワイヤー 7 押し戻し体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大垣 洋三 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株 式会社神崎高級工機製作所内 (56)参考文献 特開 平8−218988(JP,A) 特開 平3−185268(JP,A) 実開 昭60−18269(JP,U) 実開 昭52−85830(JP,U) 実開 昭50−23888(JP,U) 実開 昭54−3538(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303 F02N 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 始動ロープ1により起動させるエンジン
    Eを搭載するとともに、機体の主クラッチをオンオフに
    操作する主クラッチレバー2を装備した野菜移植機にお
    いて、支点軸3に枢支した回動アーム4の先端には前記
    始動ロープ1の途中部に接触するローラ5を軸架すると
    ともに、前記始動ロープ1の動きにともなって前記回動
    アーム4を回動させうるように設け、前記主クラッチレ
    バー2をクラッチオン側よりオフ側へ移動させることが
    できる押し戻し体7を前記回動アーム4にワイヤー6等
    の連動部材を介し連動連繋して構成したことを特徴とす
    るエンジンの安全起動装置。
JP26780495A 1995-09-20 1995-09-20 野菜移植機のエンジンの安全起動装置 Expired - Fee Related JP3517313B2 (ja)

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