JP4035565B2 - 乗用型農作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は乗用型農作業機に関し、詳しくは、作業機の発進および停止に要する操作の容易化を図り、かつ、急発進を防止し安全性をも高めるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、農作業の効率化等に対応するため、トラクタ、田植機といった種々の乗用型農作業機が使用されている。これら乗用型農作業機は、一般にエンジン等の原動機の駆動力の伝達の入り切りを行うクラッチペダルと、原動機の回転数を調整するスロットルレバーと、移動している作業機を停止させるブレーキ装置等を備えている。
【0003】
図9は、従来の乗用型農作業機1の操作部1aを示しており、中央のハンドル2の右側にスロットルレバー3を設けており、ハンドル2の下方となる足元には、クラッチペダル4とブレーキペダル5を設けている。なお、上記以外にもハンドル2の左側には変速レバー6を設けると共に、左右の足元には左右サイドクラッチペダル7a、7bや各種農作業に必要なスイッチ等を設けている。
【0004】
乗用型農作業機1の発進は、作業者が変速レバー6を中立位置にした状態で原動機(図示せず)を始動し、クラッチペダル4を踏み込んで変速レバー6を前進位置に入れ、踏み込んだクラッチペダル4を離してクラッチを繋くことで、原動機の駆動力が伝達され、乗用型農作業機1が発進する。速度を高めるには、低速位置Lのスロットルレバー3を操作して高速位置Hの方へ移動させている。なお、スロットルレバー3は、農作業時にも一定速度で進行できるように、把持していなくても任意の位置で留まるようにしている。
【0005】
また、移動している乗用型農作業機1を停止するには、クラッチペダル4を一方の足で踏み込むと共にブレーキペダル5を他方の足で踏み込みブレーキ装置(図示せず)を作動させることで行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、スロットルレバー3は、農作業性を考慮してレバーから手を外しても、その位置に留まるようにしているため、作業者がスロットルレバー3を低速位置に戻さない限り、上記位置に留まった状態となる。よって、発進時にスロットルレバー3が低速位置Lに戻すのを忘れていると、踏み込んでいたクラッチペダル4を離すと同時に、乗用型農作業機1が急発進してしまう場合がある。
【0007】
また、停止時においては、スムーズに乗用型農作業機1を停止させるには、スロットルレバー3を低速位置Lに戻してから、クラッチペダル4を踏み込むと共に、ブレーキペダル4を踏むという一連の操作が必要となり、農作業に気を配らねばならない作業者に煩雑な操作を要求する問題があった。
【0008】
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、発進時の急発進のおそれを解消することを第一の課題としている。また、停止時に要する操作を容易にした上でスムーズに停止することを第二の課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、原動機の駆動力の伝達および遮断を行うクラッチペダルと、原動機の回転数を低速から高速の範囲で調整するスロットルレバーと、停止用のブレーキ装置とを含む乗用型農作業機において、
上記クラッチペダルと上記スロットルレバーとの間に、クラッチペダルの踏み込み方向にのみスロットルレバーが追従するスロットル連結手段を設け、該スロットル連結手段は
上記スロットルレバーの下端に連結ロッドの上端を連結し、該連結ロッドは引張りコイルバネを設けた線材で形成すると共に下端にリング部を設け、該リング部に上記クラッチペダルに連結した回転軸に突設したピンを掛けた構成とし、
上記クラッチペダルの踏み込みで上記スロットルレバーが連動して低速位置となると共に、該クラッチペダルの踏み込みで低速位置となったスロットルレバーを上記引張りコイルバネの伸長で高速位置側へ移動可能として、クラッチペダルを踏み込んだ状態でもスロットルレバーを操作可能な構成としていることを特徴とする乗用型農作業機を提供している。
【0010】
上記のように、クラッチペダルとスロットルレバーとを連結するスロットル連結手段を設けると、スロットルレバーが何れの場所に位置しても、クラッチペダルを踏めば、強制的にスロットルレバーが低速位置に移動される。よって、発進時には、必ず一度はクラッチペダルを踏むことになるため、スロットルレバーが低速位置以外に留まることはなくなり、急発進という事態も解消でき安全性も確保できる。
【0011】
なお、上記クラッチペダルとスロットルレバーとの連動は、クラッチペダルの踏み込み時にスロットルレバーが低速位置の方向への移動することのみを行っているので、通常の操作には全く支障がない。即ち、クラッチペダルを踏んだ状態でも、低速位置側へ戻されたスロットルレバーは移動可能であり、例えば、停止中に原動機の調子を確認するため、スロットルレバーを操作したり、また、坂道発進のような通常より駆動トルクが必要な場合にスロットルレバーを高速位置側へ移動することもできる。
【0012】
上記のように、スロットル連結手段は、スロットルレバーの下端に連結ロッドの上端を連結し、該連結ロッドは引張りコイルバネを設けた線材で形成すると共に下端にリング部を設け、該リング部に上記クラッチペダルに連結した回転軸に突設したピンを掛けた構成とし、一部に引張りコイルバネからなる弾性体を設けた連結ロッドを備えているため、上記クラッチペダルの連動で低速位置となったスロットルレバーを、上記弾性体の伸長で高速位置側へ移動可能にしている。このように弾性体を含む連結ロッドを用いることで、クラッチペダルとスロットルレバーとの連動を確実に行うことができると共に、クラッチペダルを踏み込んだ状態でも、スロットルレバーを自由に操作できる。
【0013】
即ち、上記連結ロッドの引張りコイルバネからなる弾性体は、クラッチペダルの踏み込みでスロットルレバーを低速位置へ移動させる際は、伸長することなくクラッチペダルの踏み込み力を直接伝え、一方、クラッチペダルを踏み込んだ状態でスロットルレバーを操作する場合は、上記弾性体の付勢力に抗してスロットルレバーを操作することで、弾性体の伸長でスロットルレバーを移動できる。なお、このようにクラッチペダルを踏み込んだ状態でスロットルレバーを操作する場合は、弾性体の付勢力によりスロットルレバーが低速位置側へ戻るので、スロットルレバーをその位置に留めたい場合は、スロットルレバーを作業者が保持しておく必要がある。
【0014】
また、上記クラッチペダルは、上記ブレーキ装置とブレーキ連結手段で連結され、クラッチペダルの踏み込みでブレーキ装置が作動する構成としていることが好ましい。このように、クラッチペダルをブレーキ装置とも連結することで、クラッチペダルがブレーキペダルも兼ねることとなり、ブレーキペダルを無くすと共に、停止に要する操作も簡略化できる。
【0015】
即ち、停止する際は、クラッチペダルを踏み込むだけで、上述したようにスロットルレバーが低速位置側へ戻ると共に、ブレーキ装置も作動するので、従来に比べ停止に要する操作がクラッチペダルの踏み込みだけの容易なものとなり作業者の負担を軽減でき、また、停止自体もスムーズに行える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態にかかる乗用型農作業機として乗用型の田植機を例として図面を参照して説明する。
図1は、本発明にかかる乗用型の田植機10であり、前輪10aと後輪10bを有し、田植機10の後部に原動機としてエンジン11を搭載して、このエンジン11の上方に作業者が位置する操作部10cを設けている。また、操作部10cの前方には燃料タンク35を設けて、エンジン11の熱や振動等の影響を避けると共に、機体10dの前後の重量バランス性および給油性をも向上させている。
【0017】
図2は、操作部10cであり、操舵用のハンドル12の右側にスロットルレバー13を設けている。スロットルレバー13は、上端13aを作業者の把持部にすると共に下端13bを回転中心として田植機10の機体10dに取り付けている。また、下端13bの上方には、突出部13cを設け、エンジン11から延出するスロットルワイヤ30の一端を取り付けると共に、後述する連結ロッド17の上端17cも取り付けている。なお、スロットルレバー13は前方へ倒すと低速位置Lとなり、後方(手前)へ倒すと高速位置Hになる。
【0018】
ハンドル12の下方となる足元部の左側には、ブレーキペダルを兼ねたクラッチペダル14を設けている。クラッチペダル14は、平板状のペダル部14aより連続するレバー部14bに機体10dの幅方向に位置する回転軸15を連結し、回転軸15を中心に回転するようにしている。また、回転軸15の軸線方向の略中央部からは、軸直角方向に突出板部16を突設しており、右側面16aには、スロットルレバー13用の第一ピン16cを突設すると共に左側面16bにはクラッチおよびブレーキ用の第二ピン16dを突設している。
【0019】
第一ピン16cには、スロットル連結手段として連結ロッド17の下端に設けた長方形の矩形リング部17aが掛けられている。連結ロッド17は一定の引張り力に抗し得る線材で形成されており、弾性体として長手方向の略中央でコイル状に巻き込んで引張りコイルバネとなる弾性部17bを形成している。また、上端17cはフック状に形成して、スロットルレバー13の突出部13cに取り付けている。なお、連結ロッド17は、クラッチペダル14が踏まれていない状態で、矩形リング部17aの下端辺17dに第一ピン16cが触れる位置関係にすると共に、矩形リング部17a自体の長さを上記位置関係で第一ピン16cが上端辺17eから離れるようにして、クラッチペダル14を踏み込んでない状態では、スロットルレバー13が規制を受けないようにしている。
【0020】
一方、第二ピン16dは、図3にも示すように、ロッド棒18の下端に取り付けられた板片31の長穴31aの内部に位置させている。ロッド棒18は、途中に設けたアジャストナット18aで長さを増減でき、上端はシーソー状に回転自在に機体10dに取り付けられた第一連動アーム19の一端19aに取り付けられている。なお、第二ピン16dは、クラッチペダル14が踏まれていない状態で、板片31の長穴31aの下端縁31bより離れた上方に位置している。
【0021】
第一連動アーム19は、板部材で形成され、長手方向の略中央を回転中心19cとすると共に、回転中心19cの下方より折り曲げ加工で形成されたボルトホルダー部19dを突設し、このボルトホルダー部19dに突出量を調整可能なプッシュボルト20を取り付けている。第一連動アーム19はロッド棒18を引き上げる方向に、回転中心19cの軸芯に取り付けられた捻りコイルバネ(図示せず)で付勢されており、また、他端19bには、クラッチ作動用のワイヤー21の端部を取り付けている。
【0022】
図4にも示すように、ワイヤー21は、途中、L字形状に屈曲されてクラッチ22のテンションアーム23の下端23aに連結されている。テンションアーム23は、下端23aより上方を回転中心として機体10dに揺動自在に取り付けられており、上端にはテンションローラー24が回転自在に取り付けられている。
【0023】
クラッチ22は、エンジン11の出力軸と連結される下側の駆動プーリ22aと変速機33の入力軸と連結される上側の従動プーリー22bをベルト25で連結しており、テンションローラー24をベルト25へ押し付けることで、ベルト25の撓みが解消され駆動プーリー22aの駆動力を従動プーリー22bへ伝達している。また、テンションローラー24の押し付けが解除されると、ベルト25が撓んで空回りし、駆動プーリー22aの駆動力の伝達を断ち切るようにしている。
【0024】
一方、上述した第一連動アーム19と平行に、図2、3に示すように、ブレーキ作動用の第二連動アーム26が設けられている。第二連動アーム26も板部材で形成され、長手方向の略中央を回転中心26cとして第一連動アーム19の回転中心と同軸で機体10dに取り付けられている。また、第二連動アーム26は回転中心26cの下方近傍より被押圧部26dを折り曲げ加工で突設させると共に、端部26aは、ブレーキ装置27のブレーキレバー27aとブレーキロッド28で連結しており、ブレーキロッド28を引き下げる方向に第二連動アーム26は回転中心の捻りコイルバネ(図示せず)で付勢されている。
【0025】
本実施形態ではブレーキ装置27として、いわゆるドラムブレーキを採用しており、ブレーキドラム27bを変速機33の出力軸に連結すると共に、ブレーキレバー27aを作動することでブレーキシューをブレーキドラム27bの内面に押し付けて上記出力軸の回転を制動するようにしている。
【0026】
なお、操作部10cには、上記以外にも各種レバーやペダルを設けており、ハンドル12の左側には変速機33の変速レバー34を設けると共に、ハンドル12の下方の右側の足元には左右のサイドクラッチペダル29a、29bも設けている。
【0027】
上述した、田植機10の操作部10cの機構を、発進時および停止時に分けて、以下、更に詳しく説明する。
停止中の田植機10を発進させるには、エンジン11を始動させた後、変速ギア34を前進に入れるが、変速ギア34を操作して前進に入れるには、クラッチペダル14を踏むこととなる。クラッチペダル14を踏み込んでいくと、図5(A)(B)に示すように、突出板部16も回転軸15を中心に下方に回転し、第一ピン16cに掛かっている連結ロッド17を下方に引っ張っている。
【0028】
上記連結ロッド17の引張りにより、スロットルレバー13が低速位置Lへ引き寄せられている。即ち、発進する際には、必ずクラッチペダル14を踏み込むので、停車状態でスロットルレバー13が低速位置Lから高速位置Hの範囲の何れの箇所に位置していても、上記クラッチペダル14の踏み込みでスロットルレバー13は低速位置13に移動することとなり、急発進を防止している。
【0029】
また、図5(B)の状況より、更に、クラッチペダル14を踏み込んでいくと、最初、図3に示すように長穴31aの下端縁31bより離れていた第二ピン16dが、ロッド棒18の長穴31aの下端縁31bと当接し、図5(C)に示すように、ロッド棒18を下方へ押し下げている。これにより、第一連動アーム19が時計方向に回転してクラッチワイヤー21を上方へ引っ張っている。
【0030】
このクラッチワイヤー21の引張りで、図6に示すように、クラッチ22のテンションアーム23がベルト25から離反する方向に回転し、これによりベルト25が撓み、クラッチ22が切られ、変速レバー34が操作できる状態となる。この状態で、変速レバー34を前進に入れてから、踏み込んでいたクラッチペダル14を離すことで、クラッチ22が再度繋がり田植機10を発進させている。
【0031】
なお、上記図5(B)(C)のように、クラッチペダル14の踏み込みで、スロットルレバー13が低速位置Lに移動した状態であっても、スロットルレバー13を操作することは可能である。即ち、図7に示すように、低速位置Lのスロットルレバー13を高速位置H側へ倒そうとすると、連結ロッド17の弾性部17bがスロットルレバー13の上方への引張りに伴い伸長することで、スロットルレバー13の操作を受け付けるようにしている。
【0032】
これにより、停止状態でエンジン11の回転を上下させエンジン11の調子を確認したり、坂道や泥地等の発進トルクが要求される場合は、スロットルレバー13を移動させて対応できる。なお、この状態では、スロットルレバー13を離すと、弾性部17bの付勢力で低速位置Lに戻るため、スロットルレバー13を保持しておく必要がある。
【0033】
一方、進行中の田植機10を停止する際も、クラッチペダル14を踏み込むことだけで行っている。即ち、クラッチペダル14を踏み込むと、図5(B)(C)に示す発進時と同様に、スロットルレバー13が低速位置Lへ移動して、田植機10が低速となり、さらに、クラッチペダル14を踏み込んで、クラッチ22が切られている。このクラッチ22が切られる際、図8に示すように、第一連動アーム19が時計方向に回転することで、第二連動アーム26の被押圧部26dが第一連動アーム19のプッシュボルト20に押され、第二連動アーム26も時計方向に回転している。
【0034】
この第二連動アーム26の回転によりブレーキロッド28が上方へ押しやられてブレーキレバー27aが連動することで、ブレーキ装置27が作動し、田植機10をスムーズに停止させている。このように、停止に必要な操作はクラッチペダル14を踏むだけなので、作業者は停止操作にかかる負担から開放され農作業に専念できるようにしている。なお、本発明は田植機以外の他の乗用型農作業機にも、もちろん適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
上記した説明より明らかなように、本発明にかかる乗用型農作業機を用いると、クラッチペダルの踏み込みで、スロットルレバーが必ず低速位置に移動するので、発進時に、機体が急発進することもなくなり、発進時の安全性を確保できる。また、クラッチペダルを踏み込んだ状態でも、低速位置に移動したスロットルレバーを通常通りに操作可能なので、エンジンの調子を確認したい場合や、駆動力を高めて発進したい場合等でも状況にあわせて発進することもできる。
【0036】
また、移動中の乗用型農作業機を停止させる際も、クラッチペダルを踏み込むだけで、スムーズに停止することができ、従来の停止操作に比べ、格段に操作が容易になると共に、停止のスムーズさも向上でき、停止に要求される作業者の負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる乗用型農作業機の全体斜視図である。
【図2】 操作部の概略斜視図である。
【図3】 図2のA方向視図である。
【図4】 図2のB方向視図である。
【図5】 (A)はクラッチペダルを踏んでない状態のスロットルレバー位置を示す概略図、(B)はクラッチペダルを途中まで踏み込んだ状態のスロットルレバー位置を示す概略図、(C)はクラッチペダルを最後まで踏み込んだ状態の概略図である。
【図6】 クラッチが切れた状態の概略図である。
【図7】 クラッチペダルを踏んでいる状態での、スロットルレバーの操作状況を示す概略図である。
【図8】 クラッチペダルを踏み込んで、ブレーキ装置が作動した状態を示す概略図である。
【図9】 従来の乗用型農作業機の操作部の概略図である。
【符号の説明】
10 田植機
12 ハンドル
13 スロットルレバー
14 クラッチペダル
17 連結ロッド
17b 弾性部
22 クラッチ
27 ブレーキ装置
35 燃料タンク
Claims (1)
- 原動機の駆動力の伝達および遮断を行うクラッチペダルと、原動機の回転数を低速から高速の範囲で調整するスロットルレバーと、停止用のブレーキ装置とを含む乗用型農作業機において、
上記クラッチペダルと上記スロットルレバーとの間に、クラッチペダルの踏み込み方向にのみスロットルレバーが追従するスロットル連結手段を設け、該スロットル連結手段は
上記スロットルレバーの下端に連結ロッドの上端を連結し、該連結ロッドは引張りコイルバネを設けた線材で形成すると共に下端にリング部を設け、該リング部に上記クラッチペダルに連結した回転軸に突設したピンを掛けた構成とし、
上記クラッチペダルの踏み込みで上記スロットルレバーが連動して低速位置となると共に、該クラッチペダルの踏み込みで低速位置となったスロットルレバーを上記引張りコイルバネの伸長で高速位置側へ移動可能として、クラッチペダルを踏み込んだ状態でもスロットルレバーを操作可能な構成としていることを特徴とする乗用型農作業機。
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