JPS5845545Y2 - 移動農機 - Google Patents
移動農機Info
- Publication number
- JPS5845545Y2 JPS5845545Y2 JP8165976U JP8165976U JPS5845545Y2 JP S5845545 Y2 JPS5845545 Y2 JP S5845545Y2 JP 8165976 U JP8165976 U JP 8165976U JP 8165976 U JP8165976 U JP 8165976U JP S5845545 Y2 JPS5845545 Y2 JP S5845545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main clutch
- emergency brake
- mobile agricultural
- driving force
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、移動農機の制動技術に関する。
一般に、移動農機のブレーキは、操向クラッチブレーキ
が採用されていて、このブレーキを緊急停止ブレーキに
使用する場合には、左右の操作レバーを同時に操作して
、左右の車軸への駆動力を断つとともに、制動を与える
のであるが、緊急時には、両方の操作レバーを正確に操
作することが難かしく、ブレーキの片利き状態となって
、機体が旋回する虞れがある。
が採用されていて、このブレーキを緊急停止ブレーキに
使用する場合には、左右の操作レバーを同時に操作して
、左右の車軸への駆動力を断つとともに、制動を与える
のであるが、緊急時には、両方の操作レバーを正確に操
作することが難かしく、ブレーキの片利き状態となって
、機体が旋回する虞れがある。
そこで、車軸に制動力を与える緊急停止用のブレーキを
設けることが考えられるが、緊急時に非常用ブレーキペ
ダルを踏み込んだ場合、緊急制動時の反動で操縦者の身
体が前傾姿勢となって、ペダルから足が離れやすく、殊
に移動農機などで操縦者足裏に泥土が付着している場合
には、滑りによって一層能れやすく、このようにペダル
から足が離れた場合には、エンジンからの駆動力が走行
装置に伝わって、機体は再び走行する危険がある。
設けることが考えられるが、緊急時に非常用ブレーキペ
ダルを踏み込んだ場合、緊急制動時の反動で操縦者の身
体が前傾姿勢となって、ペダルから足が離れやすく、殊
に移動農機などで操縦者足裏に泥土が付着している場合
には、滑りによって一層能れやすく、このようにペダル
から足が離れた場合には、エンジンからの駆動力が走行
装置に伝わって、機体は再び走行する危険がある。
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、非
常用ブレーキ操作系を合理的に構成することにより、−
担操作した操作具から不測に足などが離れても、機体が
再び走り出すことがない移動農機を提供せんとするもの
である。
常用ブレーキ操作系を合理的に構成することにより、−
担操作した操作具から不測に足などが離れても、機体が
再び走り出すことがない移動農機を提供せんとするもの
である。
即ち、本考案の移動農機は、車軸に制動力を与える非常
用ブレーキの操作系と車軸に駆動力を伝達する主クラッ
チの操作系とを、非常用ブレーキ操作時に主クラッチを
断ち、非常用ブレーキ操作力を解除しても、前記主クラ
ッチが復帰しないように非可逆的に連係しであることを
特徴とする。
用ブレーキの操作系と車軸に駆動力を伝達する主クラッ
チの操作系とを、非常用ブレーキ操作時に主クラッチを
断ち、非常用ブレーキ操作力を解除しても、前記主クラ
ッチが復帰しないように非可逆的に連係しであることを
特徴とする。
つ1す、非常用ブレーキ操作系と、主クラツチ操作系と
は、前記ブレーキ操作時には、主クラッチが切れて、走
行装置への駆動を停止させるものでありながら、−担操
作したのちにブレーキ操作力を解除しても、前記主クラ
ッチが復帰して走行装置に駆動力を伝達することがない
ので、非常用ブレーキ操作具から不測に操縦者の足又は
手が離れても、機体は再び走行することがなくて、安全
でよい。
は、前記ブレーキ操作時には、主クラッチが切れて、走
行装置への駆動を停止させるものでありながら、−担操
作したのちにブレーキ操作力を解除しても、前記主クラ
ッチが復帰して走行装置に駆動力を伝達することがない
ので、非常用ブレーキ操作具から不測に操縦者の足又は
手が離れても、機体は再び走行することがなくて、安全
でよい。
以下本考案の実施の態様を例示図に基づいて詳細に説明
する。
する。
図は、コンバインを示し、走行機体1の前部に、植立殻
稈を引起し刈取る引起し刈取部2が取付けられ、機体後
部には、前記刈取部2で刈取った殻稈の株元部を挾持し
ながら穂先部を扱き作用する脱穀装置3が搭載されてい
る。
稈を引起し刈取る引起し刈取部2が取付けられ、機体後
部には、前記刈取部2で刈取った殻稈の株元部を挾持し
ながら穂先部を扱き作用する脱穀装置3が搭載されてい
る。
前記走行機体IKは、クローラ型の走行装置4が装着さ
れていて、エンジンE出力が、主クラッチ(ベルトを緊
張させて駆動力を伝える状態と、ベルトを緩めて駆動力
を伝えない状態とに切換えることができるベルトテンシ
ョンクラッチ)5を介して、前記走行装置4、引起し刈
取部2、脱穀装置3へと伝達されるべく構成されている
。
れていて、エンジンE出力が、主クラッチ(ベルトを緊
張させて駆動力を伝える状態と、ベルトを緩めて駆動力
を伝えない状態とに切換えることができるベルトテンシ
ョンクラッチ)5を介して、前記走行装置4、引起し刈
取部2、脱穀装置3へと伝達されるべく構成されている
。
前記主クラッチ5を経て駆動力が走行装置4のミッショ
ンM内に伝達され、この入力軸6にハ非常用のシューブ
レーキ7が取付けられ、そして、入力軸6の下手側には
、操向軸8が設けられていて、シフター9,9により操
向ギア10.10を作動させることにより、左右の車軸
11.11に駆動力を伝達する状態と、伝達しない状態
とに切換え可能に構成されている。
ンM内に伝達され、この入力軸6にハ非常用のシューブ
レーキ7が取付けられ、そして、入力軸6の下手側には
、操向軸8が設けられていて、シフター9,9により操
向ギア10.10を作動させることにより、左右の車軸
11.11に駆動力を伝達する状態と、伝達しない状態
とに切換え可能に構成されている。
前記シフター9,9の操作具(操作レバー)は操縦席近
くに夫々設けられていて、この操作レバー操作により、
機体の回向と、駆動力を伝達しない操向ブレーキ操作が
できる。
くに夫々設けられていて、この操作レバー操作により、
機体の回向と、駆動力を伝達しない操向ブレーキ操作が
できる。
前記主クラッチ5の操作具(操作レバー)5aも操縦席
12の近くに設けられていて、操作レバ5aに枢着した
弦月環13の遊端部と基端部とを結ぶ仮想線Sが回動軸
芯P1を横切ってその位置を安定する不安定切換え機構
14が構成されている。
12の近くに設けられていて、操作レバ5aに枢着した
弦月環13の遊端部と基端部とを結ぶ仮想線Sが回動軸
芯P1を横切ってその位置を安定する不安定切換え機構
14が構成されている。
主クラツチ操作ワイヤー15の遊端には長孔16aを有
する連係金具16が取付けられていて、横軸芯P21わ
りに回動自在に枢着した中間リンク17を、主クラッチ
5入り方向の操向ワイヤー15の引張力で、矢印a方向
に回動付勢していて、この中間リンク17の遊端で、横
軸芯P31わりに回動及び長穴18aに沿って移動自在
に枢着されたテンションアーム18を、伝動ベルト19
側に回動付勢させて、主クラッチ50入り状態を維持し
ている(第4図イ参照)。
する連係金具16が取付けられていて、横軸芯P21わ
りに回動自在に枢着した中間リンク17を、主クラッチ
5入り方向の操向ワイヤー15の引張力で、矢印a方向
に回動付勢していて、この中間リンク17の遊端で、横
軸芯P31わりに回動及び長穴18aに沿って移動自在
に枢着されたテンションアーム18を、伝動ベルト19
側に回動付勢させて、主クラッチ50入り状態を維持し
ている(第4図イ参照)。
前記中間リンク17には、操縦部足許部に設けた非常用
ブレーキ7の操作用足踏みペダル20が連結杆21を介
して連結されていて、前記足踏みペダル20の踏込み操
作で、前記中間リンク17を回動させて、前記非常用ブ
レーキ7を作動すべく構成されている。
ブレーキ7の操作用足踏みペダル20が連結杆21を介
して連結されていて、前記足踏みペダル20の踏込み操
作で、前記中間リンク17を回動させて、前記非常用ブ
レーキ7を作動すべく構成されている。
この場合、ペダル20を踏込むと、中間リンク17が横
軸芯P2tわりに回動されて、前記非常用ブレーキ7を
作動させるとともに、中間リンク17の矢印a方向の回
動で、テンションアーム18をバネ22に抗して長穴1
8aに沿って逃がしく第4図口参照)、中間リンク17
のみが矢印a方向に回動するのである。
軸芯P2tわりに回動されて、前記非常用ブレーキ7を
作動させるとともに、中間リンク17の矢印a方向の回
動で、テンションアーム18をバネ22に抗して長穴1
8aに沿って逃がしく第4図口参照)、中間リンク17
のみが矢印a方向に回動するのである。
すると、テンションアーム18はスプリング23に引か
れて、主クラッチ5が切れるのである(第4図口参照)
。
れて、主クラッチ5が切れるのである(第4図口参照)
。
この場合、中間リンク17と操作ワイヤ一連部の金具1
6とは、長孔16a内に釦いて相対移動して、主クラツ
チレバ−5aは入り位置に保持されている。
6とは、長孔16a内に釦いて相対移動して、主クラツ
チレバ−5aは入り位置に保持されている。
つまり、緊急時に非常用ブレーキペダル20を踏込み操
作すると、非常用のブレーキ7が作動されるとともに、
主クラッチ5が切れて、走行装置4への駆動力の伝達が
断たれ、不測にペダル20から足が外れても、再び走行
装置4に駆動力が伝達されて走り出すことがない。
作すると、非常用のブレーキ7が作動されるとともに、
主クラッチ5が切れて、走行装置4への駆動力の伝達が
断たれ、不測にペダル20から足が外れても、再び走行
装置4に駆動力が伝達されて走り出すことがない。
次に、−担切れた主クラッチ5を入れるには、主クラツ
チレバ−5aを切り側に回動させてワイヤ一端部金具1
6の長孔16aの端部で、中間リンク17を反矢印a方
向に回動させて、この中間リンク1Tでテンションアー
ム18をスプリング23及びバネ22に抗して、長穴1
8aの方向に逃がしく第4図口参照)、更に一層のレバ
ーの回動操作でテンションアーム18を乗り越えるので
ある(第4図示参照)。
チレバ−5aを切り側に回動させてワイヤ一端部金具1
6の長孔16aの端部で、中間リンク17を反矢印a方
向に回動させて、この中間リンク1Tでテンションアー
ム18をスプリング23及びバネ22に抗して、長穴1
8aの方向に逃がしく第4図口参照)、更に一層のレバ
ーの回動操作でテンションアーム18を乗り越えるので
ある(第4図示参照)。
そして、主クラツチレバ5aを入り側に操作すると、ワ
イヤ端部金具16を矢印す方向に引張して、中間リンク
17を矢印a方向に回動させて、テンションアーム18
を回動させて、テンションプーリ24をベルト19に圧
接して、主クラッチ5を入れるのである(第4図イ参照
)。
イヤ端部金具16を矢印す方向に引張して、中間リンク
17を矢印a方向に回動させて、テンションアーム18
を回動させて、テンションプーリ24をベルト19に圧
接して、主クラッチ5を入れるのである(第4図イ参照
)。
図面は本考案に係る移動農機の実施の態様を例示し、第
1図はコンバインの側面図、第2図は走行ミッションを
示す概略側面図、第3図は操作系統図、第4図イ2口、
ハ、二、ホは作用を示す側面図である。 5・・・・・・主クラッチ、I・・・・・・非常用ブレ
ーキ、11・・・・・・車軸。
1図はコンバインの側面図、第2図は走行ミッションを
示す概略側面図、第3図は操作系統図、第4図イ2口、
ハ、二、ホは作用を示す側面図である。 5・・・・・・主クラッチ、I・・・・・・非常用ブレ
ーキ、11・・・・・・車軸。
Claims (1)
- 車軸11,11に制動力を与える非常用ブレーキIの操
作系1と車軸11 、 I EC駆動力を伝達する主ク
ラッチ5の操作系11とを、非常用ブレーキ7操作時に
主クラッチ5を断ち、非常用ブレーキ操作力を解除して
も、前記主クラッチ5が復帰しないように非可逆的に連
係しであることを特徴とする移動農機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165976U JPS5845545Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 | 移動農機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165976U JPS5845545Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 | 移動農機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53941U JPS53941U (ja) | 1978-01-07 |
JPS5845545Y2 true JPS5845545Y2 (ja) | 1983-10-17 |
Family
ID=28561512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8165976U Expired JPS5845545Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 | 移動農機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845545Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123706Y2 (ja) * | 1981-05-09 | 1986-07-16 |
-
1976
- 1976-06-21 JP JP8165976U patent/JPS5845545Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53941U (ja) | 1978-01-07 |
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