JPH10305156A - 記録カードを用いる玉貸機における異常検知方法及び装置。 - Google Patents

記録カードを用いる玉貸機における異常検知方法及び装置。

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JPH10305156A
JPH10305156A JP11939597A JP11939597A JPH10305156A JP H10305156 A JPH10305156 A JP H10305156A JP 11939597 A JP11939597 A JP 11939597A JP 11939597 A JP11939597 A JP 11939597A JP H10305156 A JPH10305156 A JP H10305156A
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JP
Japan
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ball
signal
ball lending
lending
reset
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JP11939597A
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Hiroshi Ikeda
寛 池田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 記録カードを用いる玉貸機において、使用済
記録カードが不正に再生され、上記玉貸機から貸玉が窃
取されるのを防止する。 【解決手段】 記録カード1でパチンコ玉を貸出し、そ
の際に貸玉信号を貸玉数出力部3から出力する玉貸機4
と、前記貸玉数出力部3に接続された、貸玉信号の発生
間隔が、予め設定されている数値と比較し、上記設定数
値に達した場合にリセット出力部5から後記玉数比較回
路6にリセット信号を出力する比較回路7から成る、貸
玉信号の発生間隔を検出する貸玉間隔検出回路8と、前
記貸玉数出力部3に接続され、かつ前記リセット出力部
5に接続され、前記貸玉数出力部3からもたらされる貸
玉信号の貸玉数が、予め設定されている数値に達した場
合に、報知出力部9から後記報知装置10に出力する玉
数比較回路6と前記報知出力部9に接続された貸玉の異
常を報知する報知装置10とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ遊技場に
おいて用いられる、記録カードを用いる玉貸機における
異常検知方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来パチンコ遊技場において使用されて
いる記録カードを用いる玉貸機は、公知のため詳細な図
示及び説明は省略するが、一般に金額を記録した記録カ
ードと、該記録カードにより貸玉を排出する玉貸機から
成っている。なお前記記録カードは通常磁気カードが用
いられているが、この発明においてはこれに限るもので
はなく、その他ICカード等、金額等を記録できるカー
ドであれば差し支なく、それらをすべて含むものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の玉貸
機は次に述べるような問題を有している。それは心ない
者により、使用済記録カードが不正に再生され、それに
よって前記玉貸機から貸玉が窃取されることである。こ
のような貸玉の窃取は大量にのぼり、大きな損害を生じ
る。この発明は上記のような問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は上記のような貸玉の窃取を検知
してそれを防止する、記録カードを用いる玉貸機におけ
る異常検知方法及び装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明を、まず方法について述べるとそれは、記録カー
ドを用いるパチンコ玉の玉貸機において、複数回に亘る
玉貸し動作の際に、貸出し玉の合計数が、上記玉貸し動
作の所要時間内におけるパチンコ機械の玉発射能力を越
えている場合に異常と判断する、記録カードを用いる玉
貸機における異常検知方法である。次にこの発明の装置
について述べるとそれは、磁気カード1によりパチンコ
玉2を貸出し、かつその際に貸玉数に関する貸玉信号を
貸玉数出力部3から出力する玉貸機4;前記貸玉数出力
部3に接続された処の、前記貸玉信号の発生間隔が、予
め設定されている数値と比較し、上記設定数値に達した
場合にリセット出力部5から後記玉数比較回路6にリセ
ット信号を出力する比較回路7から成る、貸玉信号の発
生間隔を検出する貸玉間隔検出回路8;前記貸玉数出力
部3に接続され、かつ前記リセット出力部5に接続さ
れ、前記貸玉数出力部3からもたらされる貸玉信号の貸
玉数が、予め設定されている数値に達した場合に、報知
出力部9から後記報知装置10に出力する玉数比較回路
6;前記報知出力部9に接続された貸玉の異常を報知す
る報知装置10;から成ることを特徴とする記録カード
を用いる玉貸機における異常検知装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1において4は玉貸機であり、
記録カード1により、玉2を排出し、かつその際貸玉数
に関する貸玉信号を貸玉出力部3から出力する。27は
上記貸玉信号を受けるコンピュータである。なお同玉貸
機4はこれに記録カード1を挿入し、図示しない押釦を
押すことにより玉が排出されるようになっている。次に
8は玉貸機4から出される貸玉信号の発生の間隔を検出
する貸玉間隔検出回路であり、図1に示す実施例におい
てはクロックパルスを発振する発振器11、前記貸玉出
力部3、及び数値設定装置12のそれぞれに接続した比
較回路7から成っている。なお数値設定装置12は具体
的には一例としてデジットスイッチである。そして該比
較回路7に前記数値設定装置12から貸玉動作の間隔時
間の上限を定め、これを入力しておく。一方前記発振器
11は、秒単位のクロックパルスを発振しており、前記
比較回路7においてクロックパルスの累計が上記上限の
時間に達すると同図に示す玉数比較回路6に対し、リセ
ット出力部5からリセット信号が出力される。これは常
時繰返し行われる。そして一方前記玉貸機4から貸玉信
号が発生すると、同信号により前記クロックパルスの累
計はリセットされ、最初から計数されることになる。即
ち、玉貸信号がごく微小時間で連続的に入力した場合に
はリセット出力部5からのリセット信号は出力されず、
この貸玉間隔検出回路8の次段に設けられている玉数比
較回路6は貸玉数をその間累計することができるように
なっている。
【0006】次に前記玉数比較回路6についてのべる
と、これは予め玉数の上限の数値が設定されていて、貸
玉信号の玉数の累計がこれに達すると、報知出力部9か
ら報知装置10に出力し、同装置10において、ブザー
又はランプ等が作動し、異常を報知する。28は前記報
知出力部9からの出力を保持するラッチ、29は同ラッ
チ28の保持を解除する解除装置を示す。なお、前記玉
数比較回路6は前後に二つが示されているが、これは、
それぞれ一位及び十位を担当するように形成されたもの
である。又玉数比較回路6に接続した12は数値設定装
置であり、玉数比較回路6に、玉数の上限を入力するた
めの装置である。
【0007】前記玉数比較回路6は、玉貸機4が作動
し、玉数比較回路6が貸玉信号のパルスをカウントして
も、貸玉動作が短時間で終了し、次の貸玉動作迄に定め
た時間以上の時間を要した場合は前記貸玉間隔検出回路
8からリセット信号がもたらされ、上記カウントの累計
はリセットされ、帰零する。このため報知信号は出力さ
れない。又上記カウントの累積が進行し、前記貸玉間隔
検出回路8において、ごく短時間の間隔で連続的に貸玉
動作が検出され、従ってそのクロックパルスの累計が設
定時間に達しないうちに貸玉信号のためにリセットさ
れ、帰零してしまうと、同貸玉間隔検出回路8からのリ
セット信号は出力されず、従って前記玉数比較回路8に
おける貸玉のカウントは進行し、同回路8に設定された
上限の数値に達し、報知信号出力部9から報知装置10
に出力され、同装置10がブザー等により異常を報知す
る。なお一例を挙げれば玉数比較回路6における貸玉数
の上限は3000であり、貸玉間隔検出回路8における
設定時間の上限は49秒である。そして上記各上限設定
は又複数回の玉貸動作において、貸し玉の合計数が貸し
玉動作の所要時間内におけるパチンコ機械の玉発射能力
を越えている場合に、報知装置10が異常を知らせるこ
とになる。
【0008】そしてこれはこの発明の請求項1の作用と
なるが、例えば一回500円分の玉貸しにおいて、6回
の玉貸し動作を行ったとすると、一例として750個の
貸玉が行われる。そしてそれは一例として30秒程度で
行われる。しかしパチンコ機械の発射能力は毎分約10
0個程度であり、貸出し玉の玉数750個はパチンコ機
械の30秒間で発射する発射能力を遥かに越えている。
従って、これを異常な事態の発生として検知することが
できる。又この発明の請求項2の作用となるが、図1、
図2に示すように、貸玉信号の発生間隔が貸玉間隔検出
回路8において設定されている数値を越えた場合に、そ
の比較回路7から、後記の玉数比較回路6にリセット信
号を出力するように形成されており、かつ、玉数比較回
路6においては玉貸機4からの貸玉信号を計数し、その
累計が予め設定されている数値に達した際に報知信号を
出力するように構成されたことにより、玉貸動作の間隔
が設定間隔より少ない間隔で、設定量の貸玉動作を行っ
た場合に、それを直ちに検知することができる。
【0009】次に、この発明の実施例において、前記貸
玉間隔検出回路8は、それぞれ図示のように各種の構成
が創出され用いられた。図3において、比較回路7は、
クロックパルスを発振する発振器11を有し、該発振器
11の発振するクロックパルスをカウントする、数値設
定装置12に接続した減算カウンタ13であり、クロッ
クパルスの累計は貸玉信号によりリセットされる、そし
てこのように構成されたことにより、比較回路7に減算
カウンタ13を使用し、貸玉信号でプリセットを行い、
発振器11の発信パルスをカウントして数値設定装置1
2で設定した減算カウンタの内容が0になると、リセッ
ト出力部5から、玉数比較回路6にリセット信号を出す
ものであり、クロックパルスは貸玉信号でリセットされ
るから玉貸動作の間隔を検出することができる。そし
て、玉貸動作の発生間隔の上限を数値設定装置12で容
易に変更することができる。
【0010】図4において、比較回路7はクロックパル
スを発振する発振器11を有し、該発振器11の発振す
るクロックパルスをカウントする加算カウンタ14と、
該加算カウンタ14に接続した、数値設定装置12に接
続した処のコンパレータ15から成り、クロックパルス
の累計は貸玉信号によりリセットされる。そして、この
ように構成されたことにより、加算カウンタ14が発信
パルスをカウントし、同カウンタ14のデータと、数値
設定装置12の設定した内容をコンパレータ15におい
て比較し、両方のデータが一致すると玉数比較回路6に
リセット信号を出す。加算カウンタ14は貸玉信号によ
りクリアされ、貸玉信号の発生間隔が短かければクロッ
クパルスはリセットされ、玉数比較回路6にリセット信
号は出されないから玉貸動作の間隔を検出することがで
きる。
【0011】図5において、比較回路7はクロックパル
スを発振する発振器11を有し、該発振器11の発振す
るクロックパルスをカウントする加算カウンタ14と、
これに接続された数値設定装置12、ダイオード16及
び抵抗17により形成されたアンド回路18から成り、
クロックパルスの累計は貸玉信号によりリセットされる
そしてこのように構成されたことにより、数値設定装置
12とダイオード16、抵抗17により、アンド回路を
形成し、数値設定装置12がすべてOFF状態であれば
プルアップ抵抗によりHレベルとなり、数値設定装置1
2がON状態の加算カウンタ14出力が全てHレベルの
場合、玉数比較回路6に対する出力はHレベルとなり、
リセット信号を出すことができ、玉貸動作の間隔を検出
することができる。
【0012】図6において、比較回路7は、クロックパ
ルスを発振する発振器11を有し、該発振器11の発振
するクロックパルスをカウントする予め上記クロックパ
ルスの累計の上限の数値が設定されたカウンタ19であ
り、かつクロックパルスの累計は貸玉信号によりリセッ
トされる。そして、このように構成されたことにより、
カウンタ19に予めクロックパルスの累計の上限を設定
しておき、クロックパルスの累計が上記上限に達した際
に玉数比較回路6にリセット信号を出すことができる。
こうして玉貸動作の間隔を検出することができる。
【0013】図7において、比較回路7は単安定マルチ
バイブレータ20であり、該単安定マルチバイブレータ
20の抵抗21、コンデンサ22の時定数に貸玉信号の
発生間隔が達した場合リセット出力部5から出力するよ
うに形成されている。そしてこのように構成されたこと
により、比較回路7として単安定マルチバイブレータ2
0を用いたことにより、その抵抗21、コンデンサ22
の時定数によって貸玉信号の発生間隔を規定したことに
より、クロックパルスを発振する発振器11を省略する
ことができる。なお上記時定数より、玉貸信号の発生間
隔が長い場合に玉数比較回路6にリセット信号を出し、
玉貸動作の間隔を検出することができる。
【0014】次に玉数比較回路6について述べるとまず
図8において、玉数比較回路6は数値設定装置12とこ
れに接続した減算カウンタ13からなり、リセット信号
の後において、貸玉信号をカウントし、前記減算カウン
タ13が設定された数値から前記カウント数の累計を減
算し、前記設定された数値が0になることにより、報知
出力部9から出力するように形成されている。そしてこ
のように構成されたことにより、減算カウンタ13が設
定装置12により設定された数値から貸玉信号をカウン
トし、かつ減算し、上記設定数が0になることにより、
報知装置に出力するものであり、設定された時間間隔内
に貸玉数が設定した数量に達した場合に報知信号を発す
ることができる。
【0015】図9において、玉数比較回路6は、貸玉信
号の入力部23及びリセット信号の入力部24を有する
加算カウンタ14と、該加算カウンタ14に接続され
た、数値を設定する数値設定装置12に接続された処の
コンパレータ15からなる。そしてこのように構成され
たことにより、貸玉信号の入力する加算カウンタ14と
数値設定装置12に接続されたコンパレータ15の両方
のデータが一致すれば報知信号を出力する。なおリセッ
ト信号により前記加算カウンタ14はリセットされる。
こうして設定された時間間隔内に貸玉数が設定した数値
に達した場合に報知信号を発することができる。
【0016】図10において、玉数比較回路6は貸玉信
号の入力部23及びリセット信号の入力部24を有する
加算カウンタ14と、これに接続された数値設定装置1
2、ダイオード16、抵抗17により形成されたアンド
回路18から成る。そしてこのように構成されたことに
より、アンド回路18の数値設定装置12がON状態で
加算カウンタ14がHレベルとなった場合、報知信号が
出力される。こうして設定された時間間隔内に貸玉数が
設定した数値に達した場合に報知信号を発することがで
きる。
【0017】図11において、玉数比較回路6は貸玉信
号の入力部23及びリセット信号の入力部24を有す
る、予め貸玉信号の累計の上限の数値を設定されたカウ
ンタ19を有する比較回路6であり、かつカウンタ19
はリセット信号によりリセットされるように形成されて
いる。そしてこのように構成されたことにより、カウン
タ19は予め貸玉信号の累計の上限の数値を設定されて
いるため、貸玉信号の累計が前記上限の数値に達した場
合に報知信号を発する。こうして設定された時間間隔内
に貸玉数が設定した数量に達した場合に報知信号を出力
することができる。
【0018】図12において、マイコン25は貸玉信号
の入力部23を有し、クロックパルスを発振する発振器
11に接続され、かつ数値設定装置12に接続されたマ
イコン25であり、前記数値設定装置12の入力によ
り、プログラムを用いて、前記貸玉信号の累計が前記設
定装置12の設定数の上限に達した際に、報知出力部9
から報知信号を発するように形成されている。そしてこ
のように構成されたことにより、マイコン25に数値設
定装置12で玉数の上限を設定しておき、貸玉信号の累
計が上記上限の数値に達した場合、前記マイコン25の
プログラムにより報知信号を出力する。こうして設定さ
れた時間間隔内に貸玉信号の累計が設定数に達した場合
に報知信号を出力できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、例えば一回500円
分の玉貸しにおいて、6回の玉貸し動作を行ったとする
と、一例として750個の貸玉が行われる。そしてそれ
は一例として30秒程度で行われる。しかしパチンコ機
械の発射能力は毎分約100個程度であり、貸出し玉の
玉数750個はパチンコ機械の30秒間で発射する発射
能力を遥かに越えている。従って、これを異常な事態の
発生として検知することができる。
【0020】請求項2の発明は、図1、図2に示すよう
に、貸玉信号の発生間隔が貸玉間隔検出回路8において
設定されている数値を越えた場合に、その比較回路7か
ら、後記の玉数比較回路6にリセット信号を出力するよ
うに形成されており、かつ、玉数比較回路6においては
玉貸機4からの貸玉信号を計数し、その累計が予め設定
されている数値に達した際に報知信号を出力するように
構成されたことにより、貸玉動作の間隔が設定間隔より
少ない間隔で、設定量の貸玉動作を行った場合に、それ
を直ちに検知することができる。
【0021】請求項3の発明は、図3に示すように請求
項2の発明において、比較回路7に減算カウンタ13を
使用し、貸玉信号でプリセットを行い、発振器11の発
信パルスをカウントして数値設定装置12で設定した減
算カウンタの内容が0になると、玉数比較回路6にリセ
ット信号を出すものであり、玉貸動作の間隔を検出する
ことができる。そして、玉貸動作の発生間隔の上限を数
値設定装置12で容易に変更することができる。
【0022】請求項4の発明は、図4に示すように請求
項2の発明において、加算カウンタ14が発信パルスを
カウントし、同カウンタ14のデータと、数値設定装置
12の設定した内容をコンパレータ15において比較
し、両方のデータが一致すると玉数比較回数6にリセッ
ト信号を出す。加算カウンタ14は貸玉信号によりクリ
アされるから玉貸動作の間隔を検出することができる。
【0023】請求項5の発明は、図5に示すように請求
項2の発明において、数値設定装置12とダイオード1
6、抵抗17により、アンド回路を形成し、数値設定装
置12がすべてOFF状態であればプルアップ抵抗によ
りHレベルとなり、数値設定装置12がON状態の加算
カウンタ14出力が全てHレベルの場合、玉数比較回路
6に対する出力はHレベルとなり、リセット信号を出す
ことができ、玉貸動作の間隔を検出することができる。
【0024】請求項6の発明はカウンタ19に予めクロ
ックパルスの累計の上限を設定しておき、クロックパル
スの累計が上記上限に達した際に玉数比較回路6にリセ
ット信号を出すことができる。こうして玉貸動作の間隔
を検出することができる。
【0025】請求項7の発明は図7に示すように比較回
路7として単安定マルチバイブレータ20を用いたこと
により、その抵抗21、コンデンサ22の時定数によっ
て貸玉信号の発生間隔を規定したことにより、クロック
パルスを発振する発振器11を省略することができる。
なお上記時定数よりも玉貸信号の間隔が長い場合に玉数
比較回路6にリセット信号を出し、玉貸動作の間隔を検
出することができる。
【0026】請求項8の発明は、図8に示すように減算
カウンタ13が、数値設定装置12により設定された数
値から貸玉信号をカウントし、かつ減算し、上記設定数
が0になることにより、報知装置に出力するものであ
り、設定された時間間隔内に貸玉数が設定した数量に達
した場合に報知信号を発することができる。
【0027】請求項9の発明は図9に示すように形成さ
れ、貸玉信号の入力する加算カウンタ14と数値設定装
置12、15の両方のデータが一致すればコンパレータ
15は報知信号を出力する。なおリセット信号により前
記加算カウンタ14はリセットされる。こうして設定さ
れた時間間隔内に貸玉数が設定した数値に達した場合に
報知信号を発することができる。
【0028】請求項10の発明は図10に示すように形
成され、アンド回路18の数値設定装置12がON状態
で加算カウンタ14がHレベルとなった場合、報知信号
が出力される。こうして設定された時間間隔内に貸玉数
が設定した数値に達した場合に報知信号を発することが
できる。
【0029】請求項11の発明は図11に示すように形
成され、カウンタ19は予め貸玉信号の累計の上限の数
値を設定されているため、貸玉信号の累計が前記上限の
数値に達した場合に報知信号を発する。こうして設定さ
れた時間間隔内に貸玉数が設定した数量に達した場合に
報知信号を出力することができる。
【0030】請求項12の発明は図12に示すように形
成され、マイコン25に数値設定装置12で玉数及び貸
玉信号の間隔の上限を設定しておき、貸玉信号の累計が
上記上限の数値に達した場合、前記マイコン25のプロ
グラムにより報知信号を出力する。こうして設定された
時間間隔内に貸玉信号の累計が設定数に達した場合に報
知信号を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、記録カードを用いる
玉貸機における異常検知装置のブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例を示し、図1に相当する
図である。
【図3】図1に示す装置の部分の詳細を示すブロック図
である。
【図4】この発明の更に他の実施例を示し、図3に相当
する図である。
【図5】この発明の更に他の実施例を示し、図3に相当
する図である。
【図6】図2に示す装置の部分の詳細図である。
【図7】図6に示す装置と異る、図2に示す装置の部分
の詳細図である。
【図8】図1に示す装置の部分の詳細を示す回路図であ
る。
【図9】この発明の更に他の実施例を示し、図8に相当
する図である。
【図10】この発明の更に他の実施例を示し、図8に相
当する図である。
【図11】図2に示す装置の部分の詳細図である。
【図12】この発明の更に他の実施例を示し、図1に相
当する図である。
【符号の説明】
1 記録カード 2 パチンコ玉 3 貸玉数出力部 4 玉貸機 5 リセット出力 6 玉数比較回路 7 比較回路 8 貸玉間隔検出回路 9 報知出力部 10 報知装置 11 発振器 12 数値設定装置 13 減算カウンタ 14 加算カウンタ 15 コンパレータ 16 ダイオード 17 抵抗 18 アンド回路 19 カウンタ 20 単安定マルチバイブレータ 21 抵抗 22 コンデンサ 23 貸玉信号の入力部 24 リセット信号の入力部 25 マイコン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録カードを用いるパチンコ玉の玉貸機
    において、複数回に亘る玉貸し動作の際に、貸出し玉の
    合計数が、上記玉貸し動作の所要時間内におけるパチン
    コ機械の玉発射能力を越えている場合に異常と判断す
    る、記録カードを用いる玉貸機における異常検知方法。
  2. 【請求項2】 記録カード1によりパチンコ玉2を貸出
    し、かつその際に貸玉数に関する貸玉信号を貸玉数出力
    部3から出力する玉貸機4;前記貸玉数出力部3に接続
    された処の、前記貸玉信号の発生間隔が、予め設定され
    ている数値と比較し、上記設定数値に達した場合にリセ
    ット出力部5から後記玉数比較回路6にリセット信号を
    出力する比較回路7から成る、貸玉信号の発生間隔を検
    出する貸玉間隔検出回路8;前記貸玉数出力部3に接続
    され、かつ前記リセット出力部5に接続され、前記貸玉
    数出力部3からもたらされる貸玉信号の貸玉数が、予め
    設定されている数値に達した場合に、報知出力部9から
    後記報知装置10に出力する玉数比較回路6;前記報知
    出力部9に接続された貸玉の異常を報知する報知装置1
    0;から成ることを特徴とする記録カードを用いる玉貸
    機における異常検知装置。
  3. 【請求項3】 比較回路7は、クロックパルスを発振す
    る発振器11を有し、該発振器11の発振するクロック
    パルスをカウントする、数値設定装置12に接続した減
    算カウンタ13であり、クロックパルスの累計は貸玉信
    号によりリセットされる、請求項2記載の磁気カードを
    用いる玉貸機における異常検知装置。
  4. 【請求項4】 比較回路7はクロックパルスを発振する
    発振器11を有し、該発振器11の発振するクロックパ
    ルスをカウントする加算カウンタ14と、該加算カウン
    タ14に接続した、数値設定装置12に接続した処のコ
    ンパレータ15から成り、クロックパルスの累計は貸玉
    信号によりリセットされる、請求項2記載の記録カード
    を用いる玉貸機における異常検知装置。
  5. 【請求項5】 比較回路7はクロックパルスを発振する
    発振器11を有し、該発振器11の発振するクロックパ
    ルスをカウントする加算カウンタ14と、これに接続さ
    れた数値設定装置12、ダイオード16及び抵抗17に
    より形成されたアンド回路18から成り、クロックパル
    スの累計は貸玉信号によりリセットされる請求項2記載
    の記録カードを用いる玉貸機における異常検知装置。
  6. 【請求項6】 比較回路7は、クロックパルスを発振す
    る発振器11を有し、該発振器11の発振するクロック
    パルスをカウントする予め上記クロックパルスの累計の
    上限の数値が設定されたカウンタ19であり、かつクロ
    ックパルスの累計は貸玉信号によりリセットされる請求
    項2記載の記録カードを用いる玉貸機における異常検知
    装置。
  7. 【請求項7】 比較回路7は単安定マルチバイブレータ
    20であり、該単安定マルチバイブレータ20の抵抗2
    1、コンデンサ22の時定数に貸玉信号の発生間隔が達
    した場合リセット出力部5から出力するように形成され
    ている請求項2記載の記録カードを用いる玉貸機におけ
    る異常検知装置。
  8. 【請求項8】 玉数比較回路6は数値設定装置12とこ
    れに接続した減算カウンタ13からなり、リセット信号
    の後において、貸玉信号をカウントし、前記減算カウン
    タ13が設定された数値から前記カウント数の累計を減
    算し、前記設定された数値が0になることにより、報知
    出力部9から出力するように形成されている請求項2、
    3、4、5、6又は7記載の記録カードを用いる玉貸機
    における異常検知装置。
  9. 【請求項9】 玉数比較回路6は、貸玉信号の入力部2
    3及びリセット信号の入力部24を有する加算カウンタ
    14と、該加算カウンタ14に接続された、数値を設定
    する数値設定装置12に接続された処のコンパレータ1
    5からなる請求項2、3、4、5、6又は7記載の記録
    カードを用いる玉貸機における異常検知装置。
  10. 【請求項10】 玉数比較回路6は貸玉信号の入力部2
    3及びリセット信号の入力部24を有する加算カウンタ
    14、とこれに接続された数値設定装置12、ダイオー
    ド16、抵抗17により形成されたアンド回路18から
    成ることを特徴とする請求項2、3、4、5、6又は7
    記載の記録カードを用いる玉貸機におけ異常検知装置。
  11. 【請求項11】 玉数比較回路6は貸玉信号の入力部2
    3及びリセット信号の入力部24を有する、予め貸玉信
    号の累計の上限の数値を設定されたカウンタを有する比
    較回路6であり、かつ貸玉信号はリセット信号によりリ
    セットされるように形成されている請求項2、3、4、
    5、6又は7記載の記録カードを用いる玉貸機における
    異常検知装置。
  12. 【請求項12】 玉数比較回路6は貸玉信号の入力部2
    3を有し、クロックパルスを発振する発振器11に接続
    され、かつ数値設定装置12に接続されたCPU25で
    あり、前記数値設定装置12の入力により、プログラム
    を用いて前記貸玉信号の累計が前記設定装置12の設定
    数の上限に達した際に、報知出力部9から報知信号を発
    するように形成されている請求項2、3、4、5、6又
    は7記載の、記録カードを用いる玉貸機における異常検
    知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073122A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Olympia:Kk メダル貸出機

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