JP2002273019A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002273019A
JP2002273019A JP2001071742A JP2001071742A JP2002273019A JP 2002273019 A JP2002273019 A JP 2002273019A JP 2001071742 A JP2001071742 A JP 2001071742A JP 2001071742 A JP2001071742 A JP 2001071742A JP 2002273019 A JP2002273019 A JP 2002273019A
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ball
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貸球料金に対して間接税を付加したり、或い
は税率の変更に対応することのできる遊技機を提供す
る。 【解決手段】 予め定められた金額単位で送信されてく
る遊技媒体貸出要求信号の受信に基づいて排出装置から
所定数の貸遊技媒体を排出するように構成された遊技機
において、前記遊技媒体貸出要求信号に対応する所定数
の貸遊技媒体が排出される毎に、その貸遊技媒体の排出
動作に対応した貸遊技媒体信号を当該遊技機外部に出力
可能な信号出力手段(遊技制御装置100)と、前記遊
技媒体貸出要求信号に対応する貸遊技媒体の排出数を設
定変更可能な貸遊技媒体数設定手段(貸球数設定器80
0A)とを少なくとも備え、前記信号出力手段は、前記
貸遊技媒体数設定手段によって前記遊技媒体貸出要求信
号に対応する貸遊技媒体の排出数が変更された場合に
は、貸遊技媒体の排出数が当該変更された排出数に達す
る毎に貸遊技媒体信号を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球等の貸遊技
媒体を排出可能な排出装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技機としての例えばパチン
コ遊技機においては、遊技媒体として所定数の遊技球を
借り受けて遊技を行う。ところで、昨今は、パチンコ遊
技機にカード式球貸機を付設し、予め購入したカードに
記憶されている金額情報に基づいて貸球を排出するよう
にしたものが一般的となっている。このようなパチンコ
遊技機においては、カード式球貸機にカードを挿入後、
所定の球貸繰作が行われた場合に、カード式球貸機から
球貸要求信号が出力され、この球貸要求信号の受信に基
づいて、当該パチンコ遊技機が備える排出装置から予め
定められた数の貸球を排出するようになっている。
【0003】一方、上記パチンコ遊技機は、排出された
貸球の数を計数して貸球の排出数が所定数に達する毎
に、パチンコ遊技機の外部に所定数の貸球が排出された
ことを示す貸球信号を出力する機能を備えている。この
貸球信号は、遊技店において複数の遊技機を統括的に管
理する管理装置に送信され、カード式の球貸しシステム
の貸球排出数データを管理装置によって統括的に管理で
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カード式球
貸機から送信される球貸要求信号に応じて予め定められ
た固定的な数の貸球を排出する従来のパチンコ遊技機で
は、排出する貸球の貸球料金に対する間接税(消費税)
の課税については考慮されていなかった。
【0005】そのため、遊技店において貸球料金に間接
税を付加したい場合や、間接税の税率を変更する必要が
生じた場合にも対処することができないという問題があ
った。
【0006】また、パチンコ遊技機から外部に出力され
る貸球信号に関しては、予め設定された固定数を基準に
して貸球信号が外部へ出力されるようになっていた。そ
のため、例えば間接税を考慮して、球貸要求信号に対応
する貸球数を変更する機能を設けた場合に、貸球信号を
外部に出力するための排出数の基準は固定数のままであ
ると、球貸要求信号に対して排出される貸球数の基準と
貸球信号を出力するための貸球の排出数の基準が異なる
ことが多く、貸球信号を出力するための記憶内容に端数
が生じてしまい実際の貸球の排出に対して迅速に貸球信
号を出力できないといった問題が生ずる。即ち、例え
ば、球貸要求信号に対応する貸球数が24個に設定され
ているのにも拘わらず貸球信号を外部に出力するための
排出数の基準が25個であると、最初の1回の球貸要求
信号に対する貸球の排出では記憶内容が25個に満たな
いため未だ貸球信号が出力されず、次の貸球要求信号に
対する貸球の排出のうち初めの1個の貸球が排出された
時点で記憶内容が25個となり貸球信号が出力されるこ
ととなり、最初の球貸要求信号と次の球貸要求信号の送
信の間に長い時間が経過した場合には、実際に貸球が排
出されてからその貸球数を示す貸球信号の送信がかなり
遅れてしまうことになる。また、貸球信号を出力するた
めの記憶内容に端数が生じてしまう結果、閉店時に記憶
内容に端数が生じているとその端数分の記憶内容はデー
タの管理として無効となってしまう。そのため、管理装
置において迅速かつ正確なデータの管理を行えなくなる
という問題を生ずる虞がある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、貸球料金に対して間接税を付加したり、或
いは税率の変更に対応することができる機能を備えた遊
技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、予め定められた金額単位で送信されてくる遊
技媒体貸出要求信号の受信に基づいて排出装置から所定
数の貸遊技媒体を排出するように構成された遊技機にお
いて、前記遊技媒体貸出要求信号に対応する所定数の貸
遊技媒体が排出される毎に、その貸遊技媒体の排出動作
に対応した貸遊技媒体信号を当該遊技機外部に出力可能
な信号出力手段(排出制御装置400)と、前記遊技媒
体貸出要求信号に対応する貸遊技媒体の排出数を設定変
更可能な貸遊技媒体数設定手段(貸球数設定器800
A)とを少なくとも備え、前記信号出力手段は、前記貸
遊技媒体数設定手段によって前記遊技媒体貸出要求信号
に対応する貸遊技媒体の排出数が変更された場合には、
貸遊技媒体の排出数が当該変更された排出数に達する毎
に貸遊技媒体信号を出力するようにした。
【0009】これによれば、遊技媒体貸出要求信号に対
応する貸遊技媒体の排出数を設定変更可能な貸遊技媒体
数設定手段を備えているので、例えば間接税を付加した
分だけ遊技媒体貸出要求信号に対応する貸遊技媒体の排
出数を減らしたり、或いは間接税の税率の変化に応じて
貸遊技媒体の排出数を変更することができる。したがっ
て、遊技機に付設される装置や貸遊技媒体を排出するた
めの信号形態を変更することなく、間接税の付加や変更
に対応させることができる。
【0010】さらに、信号出力手段は、貸遊技媒体数設
定手段により遊技媒体貸出要求信号に対応する貸遊技媒
体の排出数が変更された場合には、貸遊技媒体の排出数
が当該変更された排出数に達する毎に貸遊技媒体信号を
出力するようにしたので、遊技媒体貸出要求信号に対応
する貸遊技媒体の排出数が変更されても、貸遊技媒体に
関するデータの管理を従来通りに管理装置で行わせるこ
とができる。
【0011】なお、前記貸遊技媒体数設定手段は、前記
排出装置を制御する制御基板とともに、封止手段の破壊
によってのみ封止を解除可能な筐体に封入されるうよう
にするとよい。これにより、遊技店側で勝手に貸遊技媒
体数設定手段の設定変更を行ったり、不正遊技者により
不正に設定が変更される事態を防止することができる。
【0012】また、前記筐体は、前記貸遊技媒体数設定
手段による設定変更が行われた来歴を表示する表示手段
を備えるようにできる。これにより、過去にどのような
設定値で営業を行っていたかの確認、あるいは現在の設
定値が正規な設定値であるか等を確認することができ
る。
【0013】また、前記貸遊技媒体数設定手段により設
定された設定値に関わる情報を報知する報知手段をさら
に備えるようにしてもよい。これにより、予め定められ
た金額(例えば100円)に対して何個の貸遊技媒体が
排出されるかを遊技者等に知らせることができる。
【0014】また、停電が発生した場合に、貸遊技媒体
の排出に関わる記憶内容を保護する記憶保護手段を備
え、前記信号出力手段は、停電復帰後、前記記憶保護手
段により保護された記憶内容に基づいて前記貸遊技媒体
信号を出力するようにしてもよい。これにより、停電の
発生時に貸遊技媒体信号を出力するための記憶値が残っ
ていた場合であっても、記憶値が消失してしまうことな
く停電復帰後にその記憶値に基づいた貸遊技媒体信号を
出力することができ、停電発生により送信データの信頼
性が低下してしまうことを防止できる。
【0015】また、前記排出装置から排出された貸遊技
媒体を検出する検出手段を備え、停電が発生した後、所
定期間内において、前記検出手段からの検出信号を計数
可能に構成してもよい。これにより、例えば、排出装置
から貸遊技媒体が排出された直後に停電が発生した場合
でも、該排出された貸遊技媒体を貸遊技媒体信号の出力
のために計数することができるので、停電発生によりデ
ータの信頼性が低下してしまうことを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明を適用して好適な遊技機の
一例としてのパチンコ遊技機の裏面側の構成例を示すも
のである。
【0018】図1において、パチンコ遊技機Yの前面枠
のフレーム内に取り付けられる遊技盤の裏面側には、各
入賞口、入賞装置の入賞球を案内する入賞球集合カバー
(図示せず)、可変表示装置を制御する表示制御装置2
30、遊技盤ならびに前面枠の装飾用のランプ等を制御
する装飾制御装置(ランプ制御装置)240、音制御装
置(図示せず)、盤用外部出力端子盤(主に遊技に関す
る信号出力用の端子盤)等が取り付けられている。
【0019】前面枠の裏面側には、フレーム裏面に取付
けられる裏機構盤30の上部に、外部から電源を取り入
れるターミナル基板31、貸球信号を出力するための貸
球信号出力端子を有する枠用外部出力端子盤(主に遊技
球の排出に関わる信号出力用の端子盤)700、遊技球
を貯留する球貯留タンク32、球貯留タンク32の遊技
球(球)を整列誘導するシュート33が取り付けられて
いる。また、裏機構盤30の右側にはシュート33が誘
導した遊技球(遊技媒体)を前面の供給皿に排出する排
出ニット34が、裏機構盤30の左側には各制御装置等
に電源を供給する電源装置300が取り付けられてい
る。
【0020】裏機構盤30の下部には、パチンコ遊技機
全体を統括的に制御する遊技制御装置100、排出ユニ
ット34を制御する排出制御装置400が取り付けられ
る。
【0021】図2は、パチンコ遊技機Yの制御系の一部
を示すブロック構成図である。
【0022】図示されるように、遊技制御装置100
は、CPU101、ROM102、RAM103、バス
・インターフェイス104等から構成されるもので、排
出制御装置400や表示制御装置230等の各種制御装
置に制御指令を送信して、遊技を統括的に制御する主制
御装置として機能する。
【0023】CPU101は遊技制御装置100におけ
る制御(遊技制御)を司るマイクロプロセッサであり、
ROM102は遊技制御のための情報(各種プログラ
ム、各種定数等)を記憶している記憶手段である。ま
た、RAM103は、遊技制御時にワークエリアとして
利用される記憶手段であり、バックアップエリアと制御
エリアとから構成されている。ここで、バックアップエ
リアは、停電時にもデータ内容がバックアップされ、停
電からの再開時にも原則としてデータ内容が初期化され
ないエリアで、チェックデータの他、停電後にも保存さ
れるべきデータが記憶される。また、制御エリアは、バ
ックアップデータ以外のデータを記憶する領域で、例え
ば各種タイマ値等が記憶される。
【0024】遊技制御装置100には、各種入賞口(一
般入賞口、始動入賞口、大入賞口等)毎に設けられて遊
技球入賞を検出する入賞検出センサ群50からの検出信
号が入力される。遊技制御装置100は、これらの入賞
検出に基づいて、大当たりの抽選等を行うとともに、各
種制御装置や、変動入賞装置等の各種装置を制御する。
例えば、各種入賞口への入賞があると、その入賞口の種
類に対応した賞球排出を行うように、排出制御装置40
0に賞球制御指令を送信する。
【0025】なお、遊技制御装置100と各種制御装置
(表示制御装置230、装飾制御装置240、排出制御
装置400等)との通信形態は、遊技制御装置100か
ら各種制御装置への単方向通信となっている。これによ
り、遊技制御装置100に各種制御装置との接続線を通
じて不正な信号が入力されないようにでき、遊技の信頼
性を高めることができる。
【0026】また、遊技制御装置100には、賞球検出
センサ(第1賞球検出センサ,第2賞球検出センサ)7
13による検出信号が、中継基板740を介して入力さ
れる。そして、遊技制御装置100は、所定の単位数
(例えば10個)の賞球排出が検出される度に、賞球信
号を、枠用外部出力端子盤700を介して、管理装置
(遊技店において複数のパチンコ遊技機Yを管理するホ
ストコンピュータ)に向けて送信する。
【0027】排出制御装置400は、CPU401、R
OM402,RAM403、入出力インターフェイス4
04、ドライブ回路405等から構成されている。
【0028】CPU401は排出制御装置400による
各種制御(信号出力処理、タイマ割り込み処理、停電割
り込み処理等)を司るマイクロプロセッサ、ROM40
2はこれらの制御のための情報(各種プログラム、各種
定数等)を記憶している記憶手段である。また、RAM
403は、制御時にワークエリアとして利用される記憶
手段であり、停電時にもデータ内容がバックアップされ
るバックアップエリアと、それ以外の制御エリアとから
構成される。バックアップエリアには、チェックデータ
の他、後述する排出カウンタ値、貯留カウンタ値、確認
カウンタ値、信号出力要求数、カウントバッファ値等が
記憶されている。また、制御エリアには、停電タイマ、
休止タイマ等の各種タイマ値等が記憶されている。
【0029】排出制御装置400は、排出関連の制御を
行う制御装置であり、遊技制御装置100からの賞球制
御指令またはカードユニットCからの遊技媒体貸出要求
信号としての貸球要求信号に基づいて、ドライブ回路4
05により、排出装置としての排出ユニット34(球排
出モータ(パルスモータ)341およびストッパソレノ
イド342)および流路切換ユニット35(流路切換ソ
レノイド730)を駆動し、賞球または貸球の排出を行
わせる。
【0030】より詳しく説明すると、排出制御装置40
0は、賞球制御指令を受けると、この制御指令に含まれ
ている排出要求数を、RAM403の貯留カウンタに累
積記憶する。なお、この貯留カウンタの形態としては、
指令された排出要求数自体を積算して記憶するものや、
排出要求数の種類(個数)毎に指令された件数を積算し
て記憶するもの等がある。
【0031】このようにして貯留カウンタに記憶がある
場合、排出制御装置400は、貯留カウンタに記憶され
ている排出要求数を排出カウンタに順次設定するととも
に、流路切換ユニット35の流路切換ソレノイド730
に賞球流路の開放方向の通電をし、流路切換弁を賞球流
路の開放側の弁位置とする。そして、排出カウンタに設
定された値を排出するように、球排出モータ(パルスモ
ータ)341にパルス送信を行って、賞球排出を行わせ
る。
【0032】また、貸球要求信号は予め定められた金額
(例えば、100円)分の貸球の排出を要求するために
カードユニットCから送信されてくる信号であり、この
貸球要求信号があった場合には、排出制御装置400の
貸球数設定器800Aによる貸球数設定値に基づいた貸
球排出数を排出カウンタに設定するとともに、流路切換
ユニット35の流路切換ソレノイド730に貸球流路を
開放方向の通電をし、流路切換弁720を貸球流路の開
放側の弁位置とした後、球排出モータ(パルスモータ)
341に排出カウンタへの設定分のパルス送信を行っ
て、貸球排出を行わせる。
【0033】このように排出された遊技球数は、賞球検
出センサ(第1および第2の賞球検出センサ)713ま
たは貸球検出センサ(第1および第2の貸球検出セン
サ)714により検出され、中継基板740を介して、
排出制御装置400に入力される。これにより、検出分
の貯留カウンタ値および排出カウンタ値はクリアされ
る。
【0034】また、排出制御装置400は、貸球検出セ
ンサ(第1および第2の貸球検出センサ)714からの
検出信号に基づいて、上記貸球数設定器800Aによる
貸球数設定値に対応した所定の単位貸球数(例えば、2
5個)の貸球排出が検出される度に、枠用外部出力端子
盤700の貸球信号出力端子を介して、管理装置に貸遊
技媒体信号としての貸球信号を送信する。即ち、排出制
御装置400は、遊技媒体貸出要求信号に対応する所定
数の貸遊技媒体が排出される毎に、その貸遊技媒体の排
出動作に対応した貸遊技媒体信号を当該遊技機外部に出
力可能な信号出力手段としての機能を有するのである。
【0035】なお、排出制御装置400は、異常発生時
に報知ランプ320を点灯させ、異常報知を行えるよう
になっている。
【0036】上記排出制御装置400には図3に示すよ
うな設定器800が設けられている。この設定器800
は、操作ダイヤル810を備える貸遊技媒体数設定手段
としての貸球数設定器800Aと、操作ダイヤル820
を備える消費税設定器800Bとから構成されている。
そして、貸球数設定器800Aは、操作ダイヤル810
の回動操作によってカードユニットCから予め定められ
た金額単位で送信されてくる貸球要求信号に対して排出
する貸球数を例えば21〜25個の範囲で変更すること
ができ、消費税設定器800Bは、操作ダイヤル820
の回動操作により貸球に付加する消費税を例えば0〜2
0%の範囲で変更できるようになっている。なお、この
ように0〜20%の範囲で消費税率を変更できるように
しているのは今後の法改正に対応できるようにするため
である。
【0037】ここで貸球数設定器800Aおよび消費税
設定器800Bによる設定結果の例を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1は、例えば予め定められた金額単位で
送信されてくる貸球要求信号に対して排出する貸球数を
25個にする場合(消費税を付加した球1個を4円にす
る場合)には、消費税率5%においては球本体3.81
円,消費税0.19円の割合となることを、消費税率7
%においては球本体3.74円,消費税0.26円、消
費税率10%においては球本体3.64円,消費税0.
36円、消費税率15%においては球本体3.48円,
消費税0.52円、消費税率20%においては球本体
3.34円,消費税0.66円となることを表してい
る。
【0040】表1にはその他に貸球数を24個にする場
合(消費税を付加した球1個を4.16円にする場
合)、貸球数を23個にする場合(消費税を付加した球
1個を4.34円にする場合)、貸球数を22個にする
場合(消費税を付加した球1個を4.54円にする場
合)、貸球数を21個にする場合(消費税を付加した球
1個を4.76円にする場合)における各消費税率での
球本体と消費税との割合がそれぞれ示されている。但
し、表1において斜線とした部分においては、球本体が
4円を超えてしまい、パチンコ遊技機における現段階で
の規制に違背するため設定できないようになっている。
実際の設定においては、表1の斜線部に相当する設定を
誤って行った場合には遊技の実行を不能にしたり、設定
できない旨を表示装置により報知するようにする。
【0041】なお、上記貸球数設定器800Aおよび消
費税設定器800Bによる設定結果は遊技盤の表示装置
(例えば、特別表示ゲームを行う特別図柄表示装置)に
表示できるようになっている。図10にその場合におけ
る表示例を示す。この表示例は、貸球数24個で消費税
を付加した球1個を4.16円にした場合であり、球本
体3.97円、消費税率5%で消費税0.19円である
旨が表示されている。遊技盤の特別図柄表示装置で報知
を行う場合には、貸球数設定器800Aおよび消費税設
定器800Bが備えられている排出制御装置から各設定
情報を表示制御装置230に送信し、該表示制御装置2
30は該受信した設定情報に基づいて貸球数設定器80
0Aおよび消費税設定器800Bにより設定された各設
定値に関わる情報を特別図柄表示装置に表示する。上記
表示装置は、貸球数設定器(貸遊技媒体数設定手段)8
00Aにより設定された設定値に関わる情報を報知する
報知手段として機能する。
【0042】また、図3に示すように設定器800に、
貸球数設定器800Aと消費税設定器800Bの設定内
容を記録する記録部と表示部830(来歴を表示する表
示手段)を設け、設定内容の来歴を確認できるようにし
てもよい。また、排出制御装置400は、後述する封止
型の筐体900に格納されており、遊技者等が勝手に貸
球数設定器800Aや消費税設定器800Bを不正に操
作できないようになされている。
【0043】図2において電源供給装置300は、パチ
ンコ遊技機の各種装置に電源供給する装置であって、整
流回路301、平滑回路302、電圧変換回路303、
304、305、停電検出回路306、バックアップコ
ンデンサ307等から構成される。
【0044】整流回路301は、電源供給装置300外
部から供給されてきた24Vの交流電圧を24Vの直流電
圧に変換する回路である。平滑回路302は、この24
Vの直流電圧を平滑して32Vの直流電圧に変換する回路
である。電圧変換回路303、304、305は、平滑
回路302からの32V電圧を各種装置の駆動に適した
電圧に変換する回路であり、電圧変換回路303からは
各種センサ(賞球検出センサ713、貸球検出センサ7
14等)へ向けて12V電圧が、また電圧変換回路30
4からは各種制御装置に向けて5V電圧が、また電圧変
換回路305からは排出制御装置400のドライブ回路
405に向けて18V電圧が、それぞれ供給される。
【0045】停電検出回路306は、停電発生時に平滑
回路302の出力電圧が所定電圧以下へ低下することを
監視することにより、停電発生を検出する回路である。
この停電検出回路306からは、遊技制御装置100の
CPU101、排出制御装置400のCPU401等に
停電検出信号の送信がなされる。なお、停電時には、電
圧の高い電源から順に、所定電圧の供給ができなくなる
ように各回路が設定されているので、停電検出回路30
6による停電検出後もしばらくの間は、供給電圧の低い
12V電圧、5V電圧等からは電源供給が続き、各種セン
サや各種制御装置は動作を続けることになる。したがっ
て、停電が発生した後の所定期間は、貸球検出センサ
(第1貸球検出センサ,第2貸球検出センサ)714で
の検出信号を入力したり、該入力信号を計数したりする
ことができるようになっている。
【0046】バックアップコンデンサ307は、停電発
生時に、遊技制御装置100のRAM103および排出
制御装置400のRAM403にバックアップ電源を供
給するものである。即ち、バックアップコンデンサ30
7およびRAM403により、停電が発生した場合に、
貸球(貸遊技媒体)の排出に関わる記憶内容を保護する
保護手段を構成するのである。
【0047】次に、図4、図5を参照して排出制御装置
400を格納する筐体900について説明する。この筐
体900は、上箱部材900Aと、下箱部材900B
と、封止手段としての封止機構900Cとから構成され
ている。
【0048】上箱部材900Aと下箱部材900Bは、
透明な合成樹脂で構成され、外部から排出制御装置40
0および設定器800における各設定状態を確認できる
ようになっており、 封止機構900Cは、封止受部材
13、ワンウェイネジ23等から構成されている。
【0049】図5に示すように封止受部材13は、下箱
部材900Bの側壁から突設した突片20に、ネジ螺合
孔21となる中空部を有する有底円筒部22を側壁に沿
って4箇所設けて構成される。なお、ネジ螺合孔21は
雌ネジを形成する必要はなく、ワンウェイネジ23のネ
ジ部が螺合可能な孔であればよい。
【0050】一方、上箱部材900Aは、下面開放の箱
状体であり、左右の側壁の外面に封止機構900Cの一
部を構成する有底筒部24を一体成型してある。この有
底筒部24は、封止受部材13の各ネジ螺合孔21に対
応する位置に配置され、外周面の一部が連結腕部40を
介して上箱部材900Aと接合された状態で形成され、
内周面の開口部近傍に他の部分よりも大径な受段部41
を形成するとともに、該受段部41の一部に位置合わせ
部42を形成し、底部の中心部分にネジ貫通孔43を開
口するとともに、この中心部分を底部よりも少し外方に
突出して位置決め突起25としてある。
【0051】そして、この様な構成からなる有底筒部2
4を設けた上箱部材900Aを閉じ、有底筒部24の位
置決め突起25が封止受部材13のネジ螺合孔21の大
径部内に係合し、上箱部材900Aと下箱部材900B
との位置を所定の位置に合わせた状態で有底筒部24の
上面開口からワンウェイネジ23を挿入して締め込むこ
とにより上箱部材900Aと下箱部材900Bとを連結
固定することができる。
【0052】ここで、ワンウェイネジ23は、ドライバ
ー等の工具を係合する頭部の溝が、締める方向に廻す場
合には係合可能であるが、緩める方向に廻す場合には引
っ掛からないようにして一方向にのみ廻すことができる
構造にしたネジであり、具体的には、締める方向に廻し
た際にドライバーが引っ掛かる面を軸方向に起立させ、
反対側の面を斜めに形成してドライバーの先端が滑べっ
て外れるようしてある。よって、図5に示すように、上
箱部材900Aと下箱部材900Bとを閉じて封止受部
材13に有底筒部24を重ね合わせ、有底筒部24の上
面開口から挿入したワンウェイネジ23の先端雄ネジ部
44をネジ螺合孔21内に締め込むと、有底筒部24を
封止受部材13に止着し、ワンウェイネジ23で止着し
た部分の有底筒部24の上面開口内にキャップ部材50
を嵌合して閉塞することにより、筐体900を封止する
ことができる。
【0053】キャップ部材50は、基端側が閉塞して先
端が開口した中空部を有する略円筒体であり、基端側に
は、円筒部分よりも大径であって一部を三日月状に欠載
して切欠部を形成した鍔部52を設け、この鍔部52の
切欠部の縁を円筒部分に延長する状態で円筒部分の外周
面の一部を平面とし、この平面部分の両側を含めてスリ
ットを軸方向に4箇所形成することにより弾性を付与し
た脚片とし、この4本の脚片のうち上記平面部分の両側
に位置する対向する脚片の外周面に楔状の係止突部55
を形成し、中空部の内面、具体的には基端側の面に凸状
の識別マークをS字型に一体成型してある。なお、鍔部
52は全周に設けなくても、一部であってもよく、要す
るに突出した部分であって有底筒部に当接して溶着でき
ればよい。したがって、ワンウェイネジ23により封止
受部材13に有底筒部24を締結した後に、鍔部52の
切欠部を有底筒部24の位置合わせ部42に合わせた状
態でキャップ部材50を上面開口から有底筒部24内に
挿入して、十分に押し込むと、図5(B)に示すよう
に、脚片の係止突部55が有底筒部24の内周面に形成
した段部57に係止して抜け難い状態となるとともに、
図5(A)に示すように、鍔部52が有底筒部24の受
段部41に当接する。
【0054】そして、有底筒部24内にキャップ部材5
0を係合して上面開口を塞いだならば、次に、有底筒部
24の開口を塞いでいるキャップ部材50に超音波溶接
機(図示せず)のホーン(振動部)を当てて超音波振動
を伝達してキャップ部材50と有底筒部24とが当接し
ている部分に摩擦熱を発生させ、これによりキャップ部
材50と有底筒部24とを溶着する。この溶着される部
分は、具体的にはキャップ部材50の鍔部52の下面と
有底筒部24の受段部41の上面とであるが、キャップ
部材50の外周面や先端面が有底筒部24の内周面や底
部に当接している場合には、この部分も溶着される。な
お、充分に溶着すると、溶着した部分が変形するので、
その分だけキャップ部材50が沈み込んで先端によりワ
ンウェイネジ23の頭部を押し付けることができる。
【0055】この様にして、キャップ部材50を有底筒
部24に溶着すると、万一、キャップ部材50を細かく
破砕するなどして不正に除去しようとしても、溶着され
た部分には溶着の痕跡が明確に残ってしまう。したがっ
て、キャップ部材50が不正に除去されたか否かを目視
により確認することができる。また、本実施形態による
キャップ部材50は、中空部の奥の面に凸状の識別マー
クをS字型に一体成型してあるので、キャップ部材50
を不正に複製しようとした場合には、金型が複雑で高価
になるので、容易に複製することが困難である。したが
って、キャップ部材50の不正な複製を抑制することが
できる。
【0056】なお、上記キャップ部材50は、上箱部材
900Aおよび下箱部材900Bと同様に透明なプラス
チック製であり、溶着が容易であり、溶着された部分も
透視し易い。そして、不正に複製されるキャップ部材
も、正当なキャップ部材50と同様に透明にされる可能
性が極めて高いので、溶着の痕跡を発見し易い。
【0057】なお、封止機構900Cには、有底筒部2
4と封止受部材13が複数形成され、内部の各設定器で
初期設定を行った後、そのうちの一組の有底筒部24と
封止受部材13をワンウェイネジで封止して出荷するよ
うにする。そして、設定変更を行う場合には、封止機構
900Cのうちの封止されている有底筒部24の連結腕
部40をニッパ等で切断することで封止が解除され、筐
体900(上箱部材900A)を開けて内部の各設定器
の設定変更を行い、設定変更終了後、他の一組の有底筒
部24と封止受部材13をワンウェイネジ23で止め、
当該有底筒部24の上面開口に新たなキャップ部材を係
合して再封止する。
【0058】この封止機構900Cによれば、筐体90
0を開けるためには封止機構900C自体を破壊する必
要があるため、排出制御装置400や設定器800に対
する不正な操作を有効に防止することができる。なお、
説明は省略するが、他の制御装置(遊技制御装置100
等)も同様の筐体に格納されている。
【0059】また、例えば筐体900の上箱部材900
Aの表面に、排出制御装置400の貸球数設定器800
Aと消費税設定器800Bの設定内容を記録する来歴記
録用シール900D(来歴を表示する表示手段)を貼付
する場合には、設定内容の来歴を確認することができ
る。
【0060】なお、来歴記載用シール900Dには、内
部の排出制御装置400に記載されている基板番号が予
め印刷されている。また、封止機構900Dを破壊して
内部の貸球数設定器800Aおよび消費税設定器800
Bにより設定変更を行う毎に、その来歴情報を記載する
記載部が設けられている。記載部へ記載する来歴情報と
しては、前回の設定値、今回変更した設定値、設定変更
日時、変更者名等がある。
【0061】また、第三者(例えば、警察関係者等)の
立ち会いのもとで変更する場合には、記載部にその立会
者名等を記載するようにしてもよい。さらに、第三者の
立ち会いのもとで設定変更が行われたことを証明するた
めに、記載部に承認印を押す捺印部を形成したり、承認
シールを貼付する貼付部をケースの表面に形成してもよ
い。また、来歴記載用シールおよび承認シールは、一旦
剥がすとその痕跡が残るようなものを用いるとよい。こ
れらの措置により、貸球数設定器800Aおよび消費税
設定器800Bの不正な操作による変更をより有効に防
止することができる。なお、前記排出制御装置400の
記録部830と上記記録用シール900Dは何れか一方
を省略することができる。
【0062】次に、図6から図8のフローチャートを参
照して、排出制御装置400における信号出力処理、信
号出力タイマ割込処理、信号出力割込処理について説明
する。図6は、排出制御装置400における信号出力処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【0063】まず電源が投入されると、ステップS1で
初期化処理が実行され、RAM403の制御エリアのク
リアがなされる。この場合、RAM403のバックアッ
プエリアはチェックデータに異常がない限りクリアされ
ず、バックアップエリア内のデータ(信号出力要求数、
カウンタバッファ値)は、電源OFF時(停電時)に保
存されていたものがそのまま以下の処理の使用される。
【0064】次いでステップS2では、貸球信号出力要
求数があるか否かの判定がなされ、貸球信号出力要求数
が確認されたところで(信号出力要求数>0となったと
ころで)、ステップS3に進む。ここで、貸球信号出力
要求数とは、単位貸球数N(球貸の単位であって、本実
施形態では設定器800の貸球数設定器800Aで設定
されたN=21から25個の何れか)の貸球排出が行わ
れた回数を示すもので、RAM103のバックアップエ
リアに記憶されており、貸球検出センサ(第1貸球検出
センサ,第2貸球検出センサ)714による単位貸球数
Nの貸球検出がある毎に加算され(図7のフローチャー
ト参照)、貸球信号の送信毎に減算される(ステップS
4参照)。
【0065】ステップS3では、貸球信号を所定の送信
時間(例えば100ms)にわたってON出力して管理
装置へデータを送信してステップS4に移行する。ステ
ップS4では、信号出力要求数を−1更新(デクリメン
ト)してステップS5に移行する。
【0066】ステップS5では、貸球信号を所定のイン
ターバル時間(例えば100ms)にわたってOFF出
力し(すなわち、インターバル時間にわたって貸球信号
を出力しない状態で待機し)、ステップS2に戻り、貸
球信号出力要求数が「0」となるまでステップS3〜ス
テップS5の処理を繰り返す。なお、ステップS5は、
貸球信号が連続して出力される場合に、各貸球信号間の
インターバルを確保するための処理である。
【0067】図7には、信号出力タイマ割込処理の処理
手順をフローチャートで示す。この信号出力タイマ割込
処理は、排出制御装置400において上記信号出力処理
(図6)に対する割込処理として、所定の周期毎に実行
されるものである。
【0068】まずステップS11では、貸球検出センサ
714(第1貸球検出センサおよび第2貸球検出センサ
の何れか)により貸球検出されたか否かの判定がなさ
れ、貸球検出があればステップS12に進み、貸球検出
がなければステップS17に進む。
【0069】ステップS12では、カウントバッファを
更新する。ここで、カウントバッファとは、貸球排出数
自体をカウントするもので、RAM403のバックアッ
プ領域に記憶されており、貸球信号出力要求数はこのカ
ウントバッファ値に基づいて更新される。なお、このカ
ウントバッファの更新は、通常は+1の更新であるが、
流路切換ユニット35の遊技球流路は2系統あるので、
この2系統の流路で同時に遊技球が検出された場合に
は、+2更新されることになる。
【0070】ステップS13では、カウントバッファ値
が単位貸球数N以上となったか否かの判定を行い、カウ
ントバッファ値≧NであればステップS14に進み、カ
ウントバッファ値≧NでなければステップS16に進
む。なお、前述のように、単位貸球数Nは、本実施形態
では設定器800の貸球数設定器800Aで設定された
21〜25個の何れかの値に変化することとなる。した
がって、信号出力手段としての排出制御装置400は、
貸球数設定器800A(貸遊技媒体数設定手段)によっ
て貸球要求信号(遊技媒体貸出要求信号)に対応する貸
球(貸遊技媒体)の排出数が変更された場合には、貸球
の排出数が当該変更された排出数に達する毎に貸遊技媒
体信号を出力することとなるのである。尚、貸球数設定
器800Aでの設定値は、これに限らず設定器800の
仕様により21以下あるいは25個以上の値を設定でき
るようにしてもよい。
【0071】ステップS14では、カウントバッファか
らNを減算する。ステップS15では、信号出力要求数
を+1更新して、ステップS16に進む。このように、
単位貸球数Nの貸球排出があってカウントバッファがN
となる毎に、信号出力要求数を更新していく。
【0072】ステップS16では休止タイマを初期化し
て、一連の処理を終了する。ここで、休止タイマとは貸
球検出センサ(第1貸球検出センサ,第2貸球検出セン
サ)714による検出の時間間隔を計測するもので、ス
テップS13からステップS16に至る場合にはステッ
プS11で貸球検出がなされているので、ステップS1
6で休止タイマがクリアされることになる。一方、ステ
ップS11で貸球検出がない場合には、ステップS17
に進み、休止タイマを更新する。
【0073】続くステップS18では、休止タイマがタ
イムアップしたか否かの判定がなされ、タイムアップし
ていなければそのままルーチンを終了し、タイムアップ
していればステップS19でカウントバッファをゼロク
リアして、ステップS16に進む。このように、休止タ
イマがタイムアップすると(前回の貸球排出後にタイム
アップ時間経過しても貸球排出がないと)、1単位の貸
球排出が終了したと考えられるので、カウントバッファ
を0にクリアする。
【0074】図8には、信号出力停電割込処理の処理手
順をフローチャートで示す。この信号出力停電割込処理
は、停電検出回路306による停電検出時に、上記信号
出力処理(図6)に対する割込処理として実行されるも
のである。
【0075】まずステップS21では、それ以降の信号
出力タイマ割込処理(図7)を禁止し、ステップS22
では貸球信号をOFF出力とする。ステップS23では
停電タイマを初期化する。ここで、停電タイマとは、停
電時におけるカウントバッファおよび信号出力要求数の
更新処理の継続時間を計測するもので、停電発生時に
は、この停電タイマのタイムアップ時間が来るまでカウ
ントバッファおよび信号出力要求数の更新処理が継続さ
れる。
【0076】ステップS24では、貸球検出センサ(第
1貸球検出センサ,第2貸球検出センサ)714により
貸球検出されたか否かの判定がなされ、貸球検出があれ
ばステップS25に進み、貸球検出がなければステップ
S29に進む。
【0077】ステップS25では、カウントバッファを
更新する。ステップS26ではカウントバッファが単位
貸球数N以上であるか否かの判定を行い、カウントバッ
ファ値≧NであればステップS27に進み、カウントバ
ッファ値≧NでなければステップS29に進む。
【0078】ステップS27ではカウントバッファから
Nを減算し、続くステップS28では信号出力要求数を
+1更新して、ステップS29に進む。
【0079】ステップS29では、停電タイマを更新す
る。続くステップS30では、停電タイマがタイムアッ
プしたか否かの判定がなされ、タイムアップしていなけ
ればステップS24に戻り、タイムアップしていればス
テップS31のアイドリング処理に進む。このように、
停電検出されても、停電タイマのタイムアップ時間が経
過するまでの間は、貸球検出に基づくカウントバッファ
および信号出方要求数の更新処理(ステップS24〜ス
テップS28の処理)が実行される。即ち、停電が発生
した後、所定期間内において、検出手段としての貸球検
出センサ714からの検出信号を計数可能となっている
のである。ただし、信号出力処理(図6)には戻ること
はないので、停電処理中に賞球排出確認信号が新たに出
力されることはない。
【0080】ステップS31のアイドリング処理では、
排出制御装置400への電源供給がOFFとなるまで、
RAM403へのアクセスを伴わないNOP(ノンオペ
レーション)命令等を無限に繰り返すループ処理を行
う。なお、電源OFFとなった後も、RAM403へは
バックアップコンデンサ307からバックアップ電源供
給があるから、信号出力要求数およびカウントバッファ
値は失われずに保存される。
【0081】次に、図9のタイミングチャートにしたが
って、停電発生時および停電からの復帰時における貸球
信号の出力について説明する。
【0082】なお、図9(A)のパルスモータの作動状
態を示す波形においては、ハイレベルにより球排出モー
タ341の作動状態を、ローレベルにより球排出モータ
341の停止状態をそれぞれ示す。また、図9(B)の
貸球検出センサ検出信号の波形においては、第1貸球検
出センサおよび第2の貸球検出センサ(貸球検出センサ
714)からの検出信号の1パルスで1球の貸球検出を
表す。
【0083】また、図9の(C)にはカウントバッファ
における各タイミングでのカウント値、図9(D)には
信号出力要求のタイミングと要求数を示す。さらに、図
9(E)には貸球信号の波形(ON出力がハイレベル、
OFF出力がローレベル)を示す。この貸球信号は、1
パルスで単位貸球数N(本実施形態では設定器800の
貸球数設定器800Aで設定されたN=21から25個
の何れか)の貸球が排出されたことを示す。
【0084】図9より、貸球排出をすべく球排出モータ
341が作動されると、排出された貸球が貸球検出セン
サ(第1貸球検出センサ,第2の貸球検出センサ)71
4により検出され、この検出毎にカウントバッファが更
新されることが分かる。本実施形態では、球排出モータ
341の作動開始後、カウントバッファが単位貸球数で
あるN(例えば23個)に達すると、信号出力要求数が
1となる。この信号出力要求数の発生を受けて、所定数
の貸球が排出されたことを示す貸球信号が所定のパルス
幅を有する信号として送信される。
【0085】また、上記のような貸球排出中に図9のt
1のようなタイミングで停電発生が検出されると、球排
出モータ341が停止されるが、この作動停止後も、排
出ユニット34から排出されたが未だ貸球検出センサ
(第1貸球検出センサ,第2の貸球検出センサ)714
に達していなかった貸球の検出が継続してなされる。本
実施形態では、停電発生後に、カウントバッファにより
N−1,N−2、Nの3球の貸球検出がなされる。
【0086】このカウントバッファのNカウント目によ
り信号出力要求数が発生するが、このような停電検出後
の信号出力要求数発生に対しては、対応する貸球信号の
送信が停電中には行われず、停電からの復帰後(復帰確
認後)に実行される。これにより、送信が確実なもので
あると保証されない停電中に、貸球信号が送信されてし
まうことはなく、管理装置への貸球排出に関するデータ
の送信は確実に行われる。
【0087】また、停電からの復帰時には、球排出モー
タ341の作動は、停電からの復帰確認後、所定時間の
経過後に再開される。これにより、停電からの復帰直後
に貸球排出が始まってしまうことはなく、貸球排出にと
もなって新たな信号出力要求数が発生することはない。
したがって、停電からの復帰直後に送信すべき貸球信号
の数を少なくすることができ、送信すべき貸球信号が異
常に連続してしまう事態を防止できるので、管理装置側
での貸球信号の受信を確実にすることができる。
【0088】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示され
た実施の形態はすべての点で例示であって開示された技
術に限定されるものではないと考えるべきである。すな
わち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態におけ
る説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あく
までも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであ
り、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許
請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0089】例えば設定器800について、貸球数の初
期設定値は、遊技店の要望に応じてパチンコ遊技機Yの
出荷時に設定しておくことができる。また、設定変更す
る際には、パチンコ遊技機Yの電源をオフして変更繰作
を行い、電源投入時の初期設定処理により、設定値の変
更が確認されたら、その変更された設定値をRAM40
3に記憶しその記憶値により以後の貸球の排出処理が行
われるように設定値読込手段を設けるようにできる。
【0090】また、電源投入後に設定変更が行われるよ
うな正規な手順以外の設定変更が行われた場合には、そ
の変更された設定値は無効にする設定変更無効化手段
(例えば、排出制御装置400)を設けてもよい。ま
た、このような不正な設定変更が行われた場合にはパチ
ンコ遊技機を遊技が不能な状態にする不能化手段(例え
ば、遊技制御装置100)を設けるてもよい。そして、
この不正状態(不能状態)を例えば報知ランプ320等
で報知する不正報知手段を設けることもできる。この場
合、一旦電源を切り再投入により、不正状態を解除して
その変更された設定値を読み込んでも良いし、元の設定
値に戻さない限り不正状態を解除できないようにしても
よい。
【0091】設定値をバックアップしておき、設定変更
がない場合には、バックアップされた設定値でその後の
処理を行ってもよいし、あるいは、電源投入時に設定変
更のあるなしに関わらず毎回設定器800の設定状態を
読み込んでもよい。
【0092】また、貸球数の設定変更回数を計数してお
き、その計数結果をバックアップして計数値が所定値を
越えた場合に設定変更を無効にすることで設定変更回数
を制限する設定変更回数制限手段(例えば、排出制御装
置400)を備えてもよい。この場合、遊技店による不
正な設定変更を防止できるといった効果がある。
【0093】また、設定来歴を手書きで表示するほか、
来歴データをバックアップされたRAM403に記憶す
るようにして、所定操作(例えば、排出制御装置400
に来歴データ確認ボタンを設けてこのボタン操作)によ
りパチンコ遊技機Yの所定の表示器(特別図柄表示装
置、専用の表示器、枠側の表示器)で表示する来歴デー
タ表示手段を設けてもよい。また、このRAM403に
記憶された来歴データをパチンコ遊技機Y外部に出力す
る来歴データ出力手段(例えば、排出制御装置400)
を設けてもよい。
【0094】さらに、貸球について100円単位の設定
以外にも、500円や1000円単位で貸球数を設定で
きるようにしてもよい。このようにするとより細かな貸
球数の設定が可能となる。
【0095】また、貸球数設定器800Aは操作ダイヤ
ル式以外に、ディップスイッチ式とし消費税のディップ
スイッチ式設定器も別に設けたり、押しボタン式のスイ
ッチと設定値確認用表示器(7セグメントLED等)を
並べて設けるようにしてもよい。
【0096】また、貸球数や消費税率の報知手段につい
てパチンコ遊技機Yの遊技盤に備えられる特別図柄表示
装置以外の表示装置、普通図柄表示装置、遊技盤に備え
られた専用の表示装置、パチンコ遊技機Yの枠側(ガラ
ス枠、前面枠、開閉パネル、下部パネル等)に備えられ
ている既存の表示装置を兼用して表示したり、或いは専
用の表示装置を備えるようにしてもよい。
【0097】また、パチンコ遊技機Yの前面側に開閉可
能に設けられた開閉パネルに備えられるカードの残高を
表示するカード残高表示器を兼用して貸球数や消費税率
に関する表示するようにしてもよい。
【0098】さらにパチンコ遊技機Y側から設定情報を
外部に出力する設定情報出力手段(例えば、排出制御装
置400)を備え、該設定情報出力手段からの出力情報
を島設備に配設された情報表示装置(係員の呼出機能を
設けたもの)が入力し、当該情報表示装置は該入力情報
に基づいて情報表示器に設定情報を表示するようにして
もよい。
【0099】また、特別図柄表示装置を制御する表示制
御装置に貸球数設定器および消費税設定器を更に備え、
排出制御回路の各設定器の設定値と同様の設定を行っ
て、その設定値に基づいて特別図柄表示装置に設定値に
関わる情報を表示してもよい。
【0100】また、設定情報の取り扱いについて、貸球
数設定器800Aおよび消費税設定器800Bで設定さ
れた情報を、例えば電源投入時に、パチンコ遊技機Yの
外部に出力する設定情報出力手段(例えば、排出制御装
置400)を備え、該設定情報出力手段から出力される
設定情報を遊技店の管理装置が入力し、該管理装置は入
力した設定情報を記憶し、該設定情報に基づいてパチン
コ遊技機Yにおける貸球数のデータを管理するうように
してもよい。これにより、管理装置では、入力した設定
情報に基づいて、稼働中のパチンコ遊技機から出力され
る貸球信号(貸遊技媒体信号)の1単位に対して実際に
何個の遊技球が排出されているのかとか、その遊技球の
排出に関わる貸出料金(遊技料金)に対して何パーセン
ト間接税(消費税)が掛けれているのかが把握できるの
で、より正確なデータ管理が行えるとともに、遊技店に
おける脱税の防止に対しても効果的である。
【0101】また、上記設定情報を管理装置に送信する
ほか、パチンコ遊技機Yの貸球数設定器800Aおよび
消費税設定器800Bに対応した設定手段を管理装置に
設けて、該設定手段によりパチンコ遊技機Yの設定値と
同様の設定を例えば手入力により行い、データの管理を
行ってもよい。
【0102】また、遊技店の全てのパチンコ遊技機にお
ける設定情報出力手段から出力される設定情報を管理装
置で受信し、管理装置で予め記憶されている設定値と比
較して不正に設定変更されている(あるいは異常な設定
値となっている)パチンコ遊技機があるか否かを監視す
る設定値監視手段と、該設定値監視手段により不正(異
常)な設定値が判定された場合に、不正(異常)設定が
行われている旨を報知する不正(異常)設定報知手段と
を管理装置に備えるようにしてもよい。また設定値監視
手段は該受信した設定情報に基づき全てのパチンコ遊技
機での設定値が同一であるか否かも監視して同一でない
場合に不正(異常)と判定するようにしてもよい。
【0103】また、管理装置で受信したパチンコ遊技機
における設定情報を例えば電話線等を介して遊技店の外
部に送信する設定情報外部送信手段を管理装置に備え
て、遊技店の外部の機関で設定値に関する不正(脱税
等)を監視してもよい。
【0104】
【発明の効果】本発明は、予め定められた金額単位で送
信されてくる遊技媒体貸出要求信号の受信に基づいて排
出装置から所定数の貸遊技媒体を排出するように構成さ
れた遊技機において、前記遊技媒体貸出要求信号に対応
する所定数の貸遊技媒体が排出される毎に、その貸遊技
媒体の排出動作に対応した貸遊技媒体信号を当該遊技機
外部に出力可能な信号出力手段と、前記遊技媒体貸出要
求信号に対応する貸遊技媒体の排出数を変更可能な貸遊
技媒体数設定手段とを少なくとも備え、前記信号出力手
段は、前記貸遊技媒体数設定手段によって前記遊技媒体
貸出要求信号に対応する貸遊技媒体の排出数が変更され
た場合には、貸遊技媒体の排出数が当該変更された排出
数に達する毎に貸遊技媒体信号を出力するようにしたの
で、例えば間接税を付加した分だけ遊技媒体貸出要求信
号に対応する貸遊技媒体の排出数を減らしたり、或いは
間接税の税率の変化に応じて貸遊技媒体の排出数を変更
することができるという効果があり、遊技機に付設され
る装置や貸遊技媒体を排出するための信号形態を変更す
ることなく、間接税の付加や変更に対応させることがで
きる。
【0105】さらに、信号出力手段は、貸遊技媒体数設
定手段により遊技媒体貸出要求信号に対応する貸遊技媒
体の排出数が変更された場合には、貸遊技媒体の排出数
が当該変更された排出数に達する毎に貸遊技媒体信号を
出力するようにしたので、遊技媒体貸出要求信号に対応
した貸遊技媒体の排出単位と貸遊技媒体信号の出力する
ための排出単位が異なることによって、実際に排出され
た遊技媒体数に対して管理装置でのデータ収集が遅れて
しまったり、或いは、貸遊技媒体信号を出力するための
記憶内容に端数が生じることにより、その端数分の記憶
内容が無効となることを防止でき、遊技媒体貸出要求信
号に対応する貸遊技媒体の排出数が変更されても、貸遊
技媒体に関するデータの管理を迅速かつ正確に管理装置
で行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な遊技機の一例としての
パチンコ機の裏面側の構成例である。
【図2】パチンコ機の裏側に設けられる制御系全体の構
成例を示すブロック図である。
【図3】排出制御装置に設けられる設定器の構成例を示
す正面図である。
【図4】排出制御装置および設定器を格納する筐体の構
成例を示す斜視図である。
【図5】排出制御装置および設定器を格納する筐体の封
止機構の構成例を示す断面図である。
【図6】信号出力処理の処理手順を示すフローチャート
である。
【図7】信号出力タイマ割込処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】信号出力停電割込処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】停電発生時および停電からの復帰時における貸
球信号の出力状態を示すタイムチャートである。
【図10】設定器により設定された貸球数、消費税等の
表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
Y パチンコ遊技機 C カードユニット 30 裏機構盤 31 ターミナル基板 32 球貯留タンク 33 シュート 34 排出ユニット 341 球排出モータ 342 ストッパソレノイド 35 流路切換ユニット 100 遊技制御装置 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 バス・インターフェイス 230 表示制御装置 240 装飾制御装置(ランプ制御装置) 300 電源供給装置 301 整流回路 302 平滑回路 303、304、305電圧変換回路 306 停電検出回路 307 バックアップコンデンサ 320 報知ランプ 400 排出制御装置 401 CPU 402 ROM 403 RAM 405 ドライブ回路 700 枠用外部出力端子盤(遊技球の排出に関わる
信号出力用の端子盤) 713 賞球検出センサ(第1,第2賞球検出セン
サ) 714 貸球検出センサ(第1,第2貸球検出セン
サ) 730 流路切換ソレノイド 740 中継基板 800 設定器 800A 貸球数設定器 800B 消費税設定器 810 操作ダイヤル 820 操作ダイヤル 900 筐体 900A 上箱部材 900B 下箱部材 900C 封止機構 910 封止受部材 23 ワンウェイネジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた金額単位で送信されてく
    る遊技媒体貸出要求信号の受信に基づいて排出装置から
    所定数の貸遊技媒体を排出するように構成された遊技機
    において、 前記遊技媒体貸出要求信号に対応する所定数の貸遊技媒
    体が排出される毎に、その貸遊技媒体の排出動作に対応
    した貸遊技媒体信号を当該遊技機外部に出力可能な信号
    出力手段と、 前記遊技媒体貸出要求信号に対応する貸遊技媒体の排出
    数を設定変更可能な貸遊技媒体数設定手段と、 を少なくとも備え、 前記信号出力手段は、 前記貸遊技媒体数設定手段によって前記遊技媒体貸出要
    求信号に対応する貸遊技媒体の排出数が変更された場合
    には、貸遊技媒体の排出数が当該変更された排出数に達
    する毎に貸遊技媒体信号を出力することを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記貸遊技媒体数設定手段は、前記排出
    装置を制御する制御基板とともに、封止手段の破壊によ
    ってのみ封止を解除可能な筐体に封入されることを特徴
    とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記筐体は、前記貸遊技媒体数設定手段
    による設定変更が行われた来歴を表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記貸遊技媒体数設定手段により設定さ
    れた設定値に関わる情報を報知する報知手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 停電が発生した場合に、貸遊技媒体の排
    出に関わる記憶内容を保護する記憶保護手段を備え、 前記信号出力手段は、停電復帰後、前記記憶保護手段に
    より保護された記憶内容に基づいて前記貸遊技媒体信号
    を出力することを特徴とする請求項1から請求項4の何
    れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記排出装置から排出された貸遊技媒体
    を検出する検出手段を備え、 停電が発生した後、所定期間内において、前記検出手段
    からの検出信号を計数可能に構成したことを特徴とする
    請求項5に記載の遊技機。
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