JP4076692B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4076692B2
JP4076692B2 JP2000007717A JP2000007717A JP4076692B2 JP 4076692 B2 JP4076692 B2 JP 4076692B2 JP 2000007717 A JP2000007717 A JP 2000007717A JP 2000007717 A JP2000007717 A JP 2000007717A JP 4076692 B2 JP4076692 B2 JP 4076692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
control device
discharge control
power supply
power failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000007717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001190744A (ja
Inventor
定男 井置
Original Assignee
株式会社ソフィア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソフィア filed Critical 株式会社ソフィア
Priority to JP2000007717A priority Critical patent/JP4076692B2/ja
Publication of JP2001190744A publication Critical patent/JP2001190744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4076692B2 publication Critical patent/JP4076692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排出制御装置により排出機構からの遊技価値排出を制御する遊技機に関し、特に排出制御装置のリセット機能の検査を容易にした改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技価値(例えば、賞球あるいは貸球としての遊技球、またはコイン等)を排出する排出機構の動作を、排出制御装置によって制御する遊技機がある。このような遊技機においては、何らかの異常が発生したとき等、排出制御装置をリセット(初期化)する処理が必要な場合がある。従来の遊技機においては、このような排出制御装置のリセット処理を行うためのリセット操作部(リセットボタン)は、排出制御装置自体に設けられているのが通常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにリセット操作部が排出制御装置毎に設けられているのでは、リセット機能の検査をする場合に、一つ一つの排出制御装置毎に検査せねばならず、手間がかかる。
【0004】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、排出制御装置により排出機構からの遊技価値排出を制御する遊技機において、排出制御装置のリセット機能の検査を容易にしたものを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、遊技価値を排出する排出手段を制御する排出制御装置と、前記排出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備え、所定の操作部の操作により前記排出制御装置のエラー状態をリセットするリセット処理を実行する遊技機において、前記電源供給装置は、前記所定の操作部の操作を検出した場合にリセット検出信号を前記排出制御装置に出力するリセット検出手段と、停電発生を検出した場合に停電検出信号を前記排出制御装置に出力する停電検出手段と、を備え、前記リセット検出手段によるリセット検出信号と前記停電検出手段による停電検出信号とを同一の共通信号とし、前記排出制御装置は、前記リセット処理を実行するリセット手段と、当該排出制御装置が通常動作しているかを監視する監視手段と、前記共通信号の入力を検出する検出手段と、を備え、前記リセット手段は、前記監視手段により前記排出制御装置が通常動作を行っていないことが検出された場合に発する指示によりリセット処理を行い、前記排出制御装置は、前記検出手段により前記共通信号の入力があったことが検出された場合に前記通常動作を停止し、 前記所定の操作部を電源供給装置に備えたことで、前記排出制御装置のリセット処理を電源供給装置から実行可能である。
【0006】
第2の発明では、遊技価値を排出する排出手段を制御する排出制御装置と、前記排出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備え、リセットスイッチの操作により前記排出制御装置のリセット処理を実行する遊技機において、前記電源供給装置は、前記リセットスイッチの操作を検出した場合にリセット検出信号を前記排出制御装置に出力するリセット検出手段と、停電発生を検出した場合に停電検出信号を前記排出制御装置に出力する停電検出手段と、を備え、前記リセット検出手段によるリセット検出信号と前記停電検出手段による停電検出信号とを同一の共通信号とし、前記排出制御装置は、前記リセット処理を実行するリセット手段と、当該排出制御装置が通常動作しているかを監視する監視手段と、前記共通信号の入力を検出する検出手段と、を備え、前記リセット手段は、前記監視手段により前記排出制御装置が通常動作を行っていないことが検出された場合に発する指示によりリセット処理を行い、前記排出制御装置は、前記検出手段により前記共通信号の入力があったことが検出された場合に前記通常動作を停止するようにし、前記リセットスイッチは、前記排出制御装置におけるリセット手段が正常に機能するか否かの検査を行う場合に操作され、かつ前記電源供給装置に設けられることによって、前記排出制御装置のリセット機能の検査を前記電源供給装置が実行可能とした。
【0008】
【発明の作用および効果】
第1及び第2の発明では、排出制御装置のリセット手段の操作部を、電源供給装置に設けたので、一つの検査用電源供給装置に複数台の排出制御装置を接続すれば、検査用電源供給装置のリセット操作部を操作するだけで、接続した総ての排出制御装置の検査を行うことができ、リセット機能の検査を合理的かつ少ない労力で行うことができる。また、電源供給装置は遊技機に必ず必要とされるものであるから、リセット手段の操作部を電源供給装置20に設ける形態は、どのような仕様の遊技機においても採ることができ、検査方法の普遍性を高めることができる。
【0009】
また、停電検出信号により迅速な停電検出を行いうるが、さらにこの停電検出信号はリセット操作検出信号と同一の共通信号とされているので、端子、ケーブル等の部品を共有化でき、部品点数およびコストを削減することができる。
【0010】
また、停電時とリセット操作部の操作時のいずれの場合も、監視手段(例えば実施の形態におけるウォッチドッグ回路15)からの指示を契機に対応する処理が実行されるようになっているので、排出制御における停電検出時の処理プログラムとリセット処理時のプログラムとを共通のプログラムとでき、排出制御が簡略化され、コスト削減を図り得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、弾球遊技機の制御系の一部を示すブロック構成図である。
【0013】
図示されるように、排出制御装置10は、遊技制御装置1からの賞球排出指令に基づいて排出機構2等の動作を制御する制御装置であり、CPU11、ROM12、RAM13、電圧低下検出回路14、ウォッチドッグ回路15等から構成される。これら排出制御装置10の各構成要素は、電源供給装置20のロジック電源回路24からの電源供給を受けて動作する。なお、遊技制御装置1は、排出制御装置10を始めとする各種従属制御装置(図示せず)に指令信号を送信することにより遊技を統轄的に制御する主制御装置である。
【0014】
CPU11は、排出制御装置10における排出制御(後述する排出制御メイン処理および停電割り込み処理等)を司るICである。この排出制御において、排出制御装置10は排出機構2に制御信号を送信し、排出機構2から遊技価値である遊技球(賞球または貸球)を排出させる。また、排出制御装置10は、各種検知センサ群(例えば、遊技球の排出を検知するセンサ、排出すべき遊技球の不足を検出するセンサ等のセンサ群)3からの検出信号に基づいて異常状態発生の判定を行い、発生の判定がなされた異常に応じて、異常対応処理(例えば、エラー報知ランプ4を点滅させる処理)をする。
【0015】
この場合、特に深刻な異常状態(致命的エラー)が発生した場合には、異常対応処理として、直ちに排出の制御を中止するとともに、リセット処理(リセットスイッチ30をONする処理)が必要とされる。このような致命的エラーとしては、例えば、排出制御装置10が排出機構2を作動させていないときに賞球排出が検出された場合等がある。
【0016】
なお、CPU11は、図示されないタイマ割り込み手段から定期的なタイマ割り込みを受け、このタイマ割り込み毎にウォッチドッグ回路15へのクリア信号出力を行うようになっている。
【0017】
ROM12は、排出制御のための不変の情報を記憶しているもので、各種プログラムや定数等が記憶されている。
【0018】
RAM13は、排出制御時にワークエリアとして使用されるものであり、バックアップエリアと制御エリアとから構成されている。
【0019】
バックアップエリアは、電源供給装置20のバックアップ電源25から電源供給可能な領域である。このため、バックアップエリア内のデータは、停電時等にも保存される。このバックアップエリアには、賞球データとチェックデータが記憶されている。
【0020】
ここで、賞球データとは、遊技球排出を行うためのデータであり、遊技制御装置1からの賞球排出指令、あるいは図示されない貸球装置からの貸球排出指令に基づいて設定される。具体的には、例えば賞球排出指令あるいは貸球排出指令に含まれる排出すべき賞球数あるいは貸球数を累積加算した値であったり、または賞球排出あるいは貸球排出のパターン(例えば10個排出、15個排出等のパターン)毎の今後に排出すべき件数であったりする。
【0021】
チェックデータは、バックアップエリア内のデータが正常であるか否かを判定するためのもので、例えば、バックアップエリア内の複数領域の値の和であったり、あらかじめ設定されている定数であったりする。
【0022】
制御エリアは、上記バックアップエリア以外の領域であり、フラグやタイマ等が記憶されている。
【0023】
電圧低下検出回路14は、電源供給装置20における電源電圧低下(具体的には定電圧回路23からの12V電圧の低下)を検出する回路である。この電圧低下検出回路14は、電源電圧の低下を検出した場合に、NMI信号をCPU11に送信する。
【0024】
ウォッチドッグ回路15は、排出制御装置10が正しく動作しているか否かを監視している回路である。このウォッチドッグ回路15は、ウォッチドッグタイマを備え、このウォッチドッグタイマがタイムアップするとCPU11にリセット信号を出力する。このリセット信号入力により、CPU11のリセット処理が実行される。
【0025】
なお、リセット処理は、CPU11を一切の動作を始める前の状態に復帰させる処理であり、異常状態が発生した場合や、停電となった場合に、排出制御装置10が異常な動作を行わないように必要となるものである。
【0026】
また、通常、ウォッチドッグタイマは、タイマ割り込み毎のCPU11からのクリア信号によりクリアされている。したがって、CPU11が正常に動作している限りタイムアップすることはなく、電圧低下検出回路14からCPU11にNMI信号が入力され、CPU11からウォッチドッグ回路15へのクリア信号送信が停止された場合に初めてタイムアップするようになっている。
【0027】
また、ウォッチドッグ回路15は、電源供給装置20のロジック電源回路24の電源の立ち上がりにおいても、リセット信号の出力を行うようになっている。したがって、停電から復帰した場合にもリセット信号の出力が行われることになる。
【0028】
電源供給装置20は、遊技制御装置1、排出制御装置10とは別体のもので、整流回路21、平滑回路22、定電圧回路23、ロジック電源回路24、バックアップコンデンサー25等から構成される。また、この電源供給回路20には、排出制御装置10のリセット操作部であるリセットスイッチ30が設けられている。
【0029】
整流回路21は、電源供給装置20外部から供給されてきた24Vの交流電圧を24Vの直流電圧に変換する回路である。また、平滑回路24は、この24Vの直流電圧を32Vの直流電圧に変換する回路である。また、定電圧回路23は、この32Vの直流電圧を12Vの直流電圧に変換する回路である。さらに、ロジック電源回路24は、この12Vの直流電圧を5Vの直流電圧に変換する回路である。これら24V、32V、12V、5Vの直流電圧は、弾球遊技機の各種装置に電源として供給される。
【0030】
抵抗26(抵抗値R1)、抵抗27(抵抗値R2)は、停電検出回路を構成するものである。これらの抵抗26、27により、定電圧回路23の12Vが分圧され、この分圧された電圧(6.5V)は、排出制御装置10の電圧低下検出回路14に入力される。電圧低下検出回路14は、この分圧電圧が所定の電圧(4.5V)以下に低下した場合に、電源電圧が低下したと判定し、NMI信号の出力をする。
【0031】
さらに、この抵抗27(接地側の抵抗)には、直列接続されたリセットスイッチ30と抵抗28(抵抗値R3)が並列に接続される。抵抗26、27、28およびリセットスイッチ30により、リセットスイッチ30がONされたことを検出する回路(リセット検出回路)が構成される。すなわち、リセットスイッチ30はONされると導通状態となるが、この場合、抵抗28の抵抗値R3は、抵抗26(12V電源側の抵抗)の抵抗値R1よりも十分に小さな値であるので、分圧電圧は所定電圧(4.5V)以下に低下する。したがって、リセットスイッチ30がONされた場合も、停電発生時と同じように電圧低下検出回路14により検出される。
【0032】
図2は、電源供給装置20を示す断面図である。
【0033】
図示されるように、電源供給装置20は、下側カバー41と上側カバー42の間に基板43を収納して構成される。基板43上には各種電源回路(整流回路21、平滑回路22、定電圧回路23、ロジック電源回路24、バックアップ電源25等)を構成する各種部品が装着されている。
【0034】
電源供給装置20は、取り付け部45A、45Bを介して、下側カバー41側を下にして弾球遊技機裏面にビス等により固定される。上側カバー42の上面46には、窪み部47が形成され、この窪み部47底面の開口48からリセットスイッチ30が突出するようになっている。この場合、リセットスイッチ30は、上側カバー42の上面46よりも奥にあって(上面46よりも突出せず)、誤って操作されることがないとともに、上方から落下してきた遊技球が衝突して破損することがないようになっている。
【0035】
図3は、排出制御メイン処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この排出制御メイン処理は、CPU11へのリセット信号の入力により実行開始される。
【0036】
排出制御メイン処理では、まずステップS1で、チェックデータ異常の判定処理が実行される。具体的には、RAM13のバックアップエリア内のチェックデータに異常があるかどうかをチェックして、異常がなければそのままステップS3に進む。異常があればステップS2でバックアップエリアの初期化を行ってステップS3に進む。
【0037】
ステップS3では制御エリアの初期化を行い、続くステップS4ではタイマ割り込みの許可をする。
【0038】
ステップS5では、賞球/貸球排出制御を行い、RAM13のバックアップエリアに記憶されている賞球データに基づいて、遊技球を排出する。
【0039】
ステップS6では、致命的エラーの発生があったかどうかの判定を行い、致命的エラーがなければステップS5の賞球/貸球排出制御を繰り返す。
【0040】
一方、致命的エラーがあれば、ステップS7のエラー発生の報知状態を繰り返す。このエラー発生の報知状態では、エラー報知ランプ4を点滅させて異常状態発生を報知するとともに、遊技球の排出を停止して、リセットスイッチ30によるリセット処理を待つ。
【0041】
なお、このエラー発生の報知状態でも、タイマ割り込みは許可されたままであるから、CPU11からウォッチドッグ回路15へのクリア信号の出力は継続される。したがって、リセットスイッチ30によるリセット処理がなされない限り、ウォッチドッグ回路15からリセット信号が出力されることはない。
【0042】
図4は、停電割り込み処理の処理手順を示す。この停電割り込み処理は、停電時に電源電圧が低下する結果、電圧低下検出回路14からNMI割り込みがなされたときに実行される処理である。なお、停電時のロジック電源回路24の電圧低下は、定電圧回路23の電圧低下よりも遅れがある。このため、定電圧回路23の電圧が低下した後も、しばらくの間、排出制御装置10は動作を続け、その間に、この停電割り込み処理、およびタイマ割り込みの禁止に基づくCPU11のリセット処理等が実行されることになる。
【0043】
また、本実施の形態では、停電検出回路とリセット検出回路の入力先(電圧低下検出回路14)が共通化されている(停電検出信号とリセット操作検出信号が同一の共通信号となっている)ので、この停電割り込み処理は、リセットスイッチ30がONされた場合にも実行される。
【0044】
ステップS11では、タイマ割り込みの禁止を行う。これにより、タイマ割り込み毎のCPU11からウォッチドッグ回路15へのクリア信号の出力されなくなるので、一定時間後にウォッチドッグタイマはタイムアップし、その時点でウォッチドッグ回路15からCPU11へリセット信号が入力されることになる。
【0045】
ステップS12では、チェックデータの設定処理が行われる。このように設定されたチェックデータは、バックアップエリアの賞球データとともに、ロジック電源回路24がOFFとなった場合にも保存される。これにより、排出制御装置10が再び立ち上がったときにも、排出制御メイン処理(図3)のステップS1でチェックデータ異常が発見されない限り、バックアップエリアに保存されていた賞球データがそのまま使われ、それ以前の賞球データが無駄にならないようになっている。
【0046】
ステップS13では、タイマ割り込みを禁止した後に、RAM13への読み書きを一切行わない状態で無限ループ処理を行う。この無限ループ処理は、ロジック電源回路24から電源供給が継続する限り継続する。
【0047】
停電割り込み処理は以上のようになっているので、リセットスイッチ30が操作された場合には、ステップS13の無限ループ処理が開始された後、所定時間経過後にウォッチドッグ回路15からCPU11に入力されるリセット信号によって、排出制御メイン処理(図3)が先頭から開始される結果、リセット処理が実行される。
【0048】
また、停電発生時には、電源が完全に落ちたところでステップS13の無限ループ処理が終了するとともに、再び電源投入されると、この電源投入によりウォッチドッグ回路15からCPU11に入力される信号によって、排出制御メイン処理が開始される結果、リセット処理が実行される。
【0049】
以上のように本発明では、排出制御装置10のリセットスイッチ30を、電源供給装置20に設けている。したがって、リセット機能を検査する場合には、以下に述べるような合理的な検査を行いうる。すなわち、一つの検査用電源供給装置に複数台の排出制御装置10を接続すれば、検査用電源供給装置のリセット操作部を操作するだけで、接続した総ての排出制御装置10の検査を行うことができる。
【0050】
また、電源供給装置20は遊技機に必ず必要とされるものであるから、排出制御装置10のリセットスイッチ30を電源供給装置20に設ける形態は、どのような仕様の遊技機においても採ることができ、検査方法の普遍性を高めることができる。
【0051】
また、電源供給装置20に停電検出回路を設けることにより迅速な停電検出を行いうるが、この停電検出回路の排出制御装置10への入力先とリセット検出回路の入力先は、共通の電圧低下検出回路14であるので、端子、ケーブル等の部品を停電検出回路とリセット検出回路とで共有化でき、部品点数およびコストを削減することができる。
【0052】
また、排出制御装置10の停電時の処理とリセット処理は、いずれもウォッチドッグ回路15からのリセット信号出力を契機に実行されるようになっているので、排出制御における停電検出時の処理プログラムとリセット処理時のプログラムとを共通のプログラム(図4の停電割り込み処理のプログラム)とでき、排出制御を簡略化でき、コスト削減を図り得る。
【0053】
また、上記実施の形態では、リセットスイッチ30の操作によって排出制御を無限ループ処理(図4のステップS13)に移行させた後、ウォッチドッグ回路15からCPU11に入力されるリセット信号によってリセット処理を行うようにしているので、バックアップされるRAM13に記憶されたデータを破壊しないようにできる。すなわち、このような構成により、CPU11がRAM13に読み書きを行っている最中に電源供給の断絶あるいはRES端子への信号入力(強制リセット)が行われてRAM13内のデータが不安定な状態で記憶されてしまうことを回避することができる。
【0054】
なお、本発明は、上記実施の形態のようにリセットスイッチ30の操作によって排出制御を無限ループ処理に移行させた後、ウォッチドッグ回路15からCPU11に入力されるリセット信号によってリセット処理を行うものに限られるわけではない。本発明は、例えば、リセットスイッチ30の操作信号を、直接CPU11のRES端子(リセット端子)に入力する形態を採ることもでき、これによっても上述の検査の合理化等については、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における弾球遊技機の制御系の一部を示すブロック構成図である。
【図2】同じく電源供給装置を示す断面図である。
【図3】同じく排出制御メイン処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同じく停電割り込み処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 排出機構
10 排出制御装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 電圧低下検出回路
15 ウォッチドッグ回路
20 電源供給装置
23 定電圧回路
24 ロジック電源回路
25 バックアップ電源
26 抵抗
27 抵抗
28 抵抗
30 リセットスイッチ

Claims (2)

  1. 遊技価値を排出する排出手段を制御する排出制御装置と、
    前記排出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備え
    所定の操作部の操作により前記排出制御装置のエラー状態をリセットするリセット処理を実行する遊技機において、
    前記電源供給装置は、
    前記所定の操作部作を検出した場合にリセット検出信号を前記排出制御装置に出力するリセット検出手段と、
    停電発生を検出した場合に停電検出信号を前記排出制御装置に出力する停電検出手段と、を備え、
    前記リセット検出手段によるリセット検出信号と前記停電検出手段による停電検出信号とを同一の共通信号とし、
    前記排出制御装置は、
    前記リセット処理を実行するリセット手段と、
    当該排出制御装置が通常動作しているかを監視する監視手段と、
    前記共通信号の入力を検出する検出手段と、を備え、
    前記リセット手段は、前記監視手段により前記排出制御装置が通常動作を行っていないこと検出された場合に発する指示によりリセット処理を行い、
    前記排出制御装置は、前記検出手段により前記共通信号の入力があったことが検出された場合に前記通常動作を停止し、
    前記所定の操作部を電源供給装置に備えたことで、前記排出制御装置のリセット処理を電源供給装置から実行可能であることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技価値を排出する排出手段を制御する排出制御装置と、
    前記排出制御装置に電源を供給する電源供給装置と、を備え、
    リセットスイッチの操作により前記排出制御装置のリセット処理を実行する遊技機において、
    前記電源供給装置は、
    前記リセットスイッチの操作を検出した場合にリセット検出信号を前記排出制御装置に出力するリセット検出手段と、
    停電発生を検出した場合に停電検出信号を前記排出制御装置に出力する停電検出手段と、を備え、
    前記リセット検出手段によるリセット検出信号と前記停電検出手段による停電検出信号とを同一の共通信号とし、
    前記排出制御装置は、
    前記リセット処理を実行するリセット手段と、
    当該排出制御装置が通常動作しているかを監視する監視手段と、
    前記共通信号の入力を検出する検出手段と、を備え、
    前記リセット手段は、前記監視手段により前記排出制御装置が通常動作を行っていないことが検出された場合に発する指示によりリセット処理を行い、
    前記排出制御装置は、前記検出手段により前記共通信号の入力があったことが検出された場合に前記通常動作を停止するようにし、
    前記リセットスイッチは、前記排出制御装置におけるリセット手段が正常に機能するか否かの検査を行う場合に操作され、かつ前記電源供給装置に設けられることによって、前記排出制御装置のリセット機能の検査を前記電源供給装置が実行可能としたことを特徴とする遊技機。
JP2000007717A 2000-01-17 2000-01-17 遊技機 Expired - Fee Related JP4076692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007717A JP4076692B2 (ja) 2000-01-17 2000-01-17 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007717A JP4076692B2 (ja) 2000-01-17 2000-01-17 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001190744A JP2001190744A (ja) 2001-07-17
JP4076692B2 true JP4076692B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=18536083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000007717A Expired - Fee Related JP4076692B2 (ja) 2000-01-17 2000-01-17 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4076692B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4528733B2 (ja) * 2006-02-10 2010-08-18 株式会社三共 遊技機
JP4528732B2 (ja) * 2006-02-10 2010-08-18 株式会社三共 遊技機
JP6604418B2 (ja) * 2018-11-07 2019-11-13 サミー株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001190744A (ja) 2001-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5238952B2 (ja) 遊技機
JP3633092B2 (ja) マイコン故障監視装置
JP3616367B2 (ja) 電子制御装置
JP4793846B2 (ja) 遊技機
JP2007252596A (ja) パチンコ機
US6243665B1 (en) Monitoring and control apparatus incorporating run-time fault detection by boundary scan logic testing
JP2004337246A (ja) 遊技機
KR20140105584A (ko) 마이크로 컴퓨터 및 그 동작 방법
JP5374295B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP4076692B2 (ja) 遊技機
JP2004326629A (ja) 異常監視装置
JP2001347044A (ja) 遊技機及び遊技機におけるコマンド処理方法
JPH11502352A (ja) 電子計算ユニット監視のための方法及び装置
JP2001190802A (ja) 遊技機
JP2009142303A (ja) 遊技機
JP4577337B2 (ja) 遊技機
JP4061329B2 (ja) 遊技機制御装置
JP2001062046A5 (ja)
JP4793845B2 (ja) 遊技機
JP2001340603A (ja) 遊技機及び遊技機における通電遮断時の情報保存方法
JP2010049367A (ja) 制御装置、及び、その制御方法
JP4419000B2 (ja) 遊技機
JP2563965B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2001198273A (ja) 遊技機
JP4492685B2 (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees