JP2005304810A - メダルセレクタ、遊技機及び遊技機の不正行為防止方法並びにプログラム - Google Patents

メダルセレクタ、遊技機及び遊技機の不正行為防止方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 先端に赤外線LEDなどの発光素子を設けた器具を挿入して行う不正行為を防止する。
【解決手段】 メダル投入口から投入されたメダルMを計数するメダルセレクタのセンサの発光素子S−aをメダルの検出時間よりも短い時間間隔で点滅させるクロック発振器13と、発光素子の点滅信号を参照して受光素子S−bの出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路14と、発光素子の点滅信号及び受光素子の出力信号に基づき不正行為を検出する不正行為検出回路15とを設けた。
【選択図】 図4

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に用いられるメダルセレクタ、遊技機及び遊技機の不正行為防止方法並びにプログラムに関する。
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダル(遊技媒体)を遊技機に投入してゲームを楽しむことができるものである。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口にメダルを投入することによりゲームを開始することができる。
投入されたメダルは遊技機内部のメダルセレクタで選別される(不良メダルは返却される)とともに、投入されたメダルの枚数が計数される。この計数値がメダルの投入枚数として扱われ、この範囲内で遊技者は遊技を楽しむことができる。メダルを投入した後であっても、遊技によりクレジットを消費する前であれば投入したメダルの返却を求めることができる。返却操作のために遊技機の前面パネルにキャンセルボタンが設けられている。
図7はスロットマシンが備える従来のメダルセレクタの斜視図である。図8は従来のメダルセレクタの動作説明図である。図7及び図8(a)において、1はメダルセレクタ、11は下り傾斜したメダル通路、12はメダルセレクタ1のメダル出口、S1及びS2はメダル通路11に設けられたフォトインタラプタ(メダル検出のためのセンサ)である。なお、Mは投入されたメダルを示す。メダルセレクタ1の上部から投入されたメダルMは、メダル通路11に沿って落下し、途中で進行方向を斜め横に変えられ、メダル出口12から排出される。なお、大きさが異なる非正規のメダルはメダル通路の途中で落下し、メダル返却口に戻る。
メダル出口12の近傍には2つのメダルセンサS1,S2がメダルの進行方向に沿って並んで設けられている。メダルの検知は2つのセンサの検出順序により行われている。図8(b)はメダルMが通過したときのセンサS1,S2の出力信号のタイミングチャートを示す。図8(b)の信号は高レベルがメダル通過状態を示す正論理である。手前側に設けられているセンサS1の信号の位相は、S2のそれよりも進んでいる。センサS1,S2により途中で阻止されずに送られてきたメダルの通過が検出される。S1,S2を2つ隣接させて設けているので、メダルの通過速度や通過方向を検出することができ、これらに基づきメダル枚数だけでなく、メダルの逆流やセルロイドなどを用いた不正行為を検出することができる。また、メダルセンサS1,S2をメダル入り口から遠い側に設けることにより、不正行為をやりにくくしている。
遊技機に対する不正行為(いわゆるゴト行為)が増えてきていて、これによる被害も増大しつつある。しかも不正行為の手法も時とともに巧妙になってきている。そのひとつとしてメダル投入口から不正行為用の器具を挿入し、メダルセレクタのメダル計数機能を不正に操作し誤動作させ、メダルを投入していないにもかかわらず不正に多数のクレジットを得るという手口がある。
先端に赤外線LEDなどの発光素子を2つ設けた器具を挿入し、これらをセンサS1,S2に向けて点滅させることにより図8(b)の信号を作り出し、不正なクレジットを得ているようである。不正に得たクレジットで遊技を行うことができるが、多くの場合、キャンセルボタンによりメダルの返却を受けているようである。メダルセレクタに対する不正行為の発見は遅れるケースが多く、被害の拡大が懸念されている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、不正行為を防止できるメダルセレクタ、遊技機及び遊技機の不正行為防止方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るメダルセレクタは、メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタであって、前記メダル投入口から投入されたメダルを転動させるメダル通路と、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダル通路に設けられるセンサと、前記センサによるメダルの検出時間よりも短い時間間隔で前記発光素子を点滅させる点滅制御回路と、前記発光素子の点滅信号及び前記受光素子の出力信号に基づき不正行為を検出する不正行為検出回路とを備えるものである。
好ましくは、 前記不正行為検出回路は、前記発光素子の消灯のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングすることにより不正行為を検出する。より好ましくは、前記不正行為検出回路は、前記発光素子の消灯のタイミングとして前記発光素子の点灯開始のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングする。
前記不正行為検出回路は、前記発光素子が発光していないにもかかわらず、前記受光素子が受光している場合に不正行為と判定するようにしてもよい。
好ましくは、前記不正行為検出回路は、不正行為を検出したときエラー信号を出力するとともに、リセット命令を受けるまで前記エラー信号を保持し続ける。
好ましくは、前記発光素子の点滅信号を参照して前記受光素子の出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路を備え、前記メダル検出信号生成回路は、前記発光素子の点灯のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングすることにより補完を行う。
前記メダル検出信号生成回路は次の処理を行うようにしてもよい。
・前記発光素子が発光し、かつ、前記受光素子が受光している場合は、メダル非通過を意味する信号を出力する。
・前記発光素子が発光し、かつ、前記受光素子が受光していない場合は、メダル通過を意味する信号を出力する。
・前記発光素子が発光していない場合は、出力信号の状態を変えない。
本発明に係る遊技機は、メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機において、前記センサによるメダルの検出時間よりも短い時間間隔で前記発光素子を点滅させる点滅制御回路と、前記発光素子の点滅信号及び前記受光素子の出力信号に基づき不正行為を検出する不正行為検出回路とを備えるものである。
好ましくは、前記発光素子の点滅信号を参照して前記受光素子の出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路を備える。
この発明は、メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機の不正行為検出方法であって、
前記発光素子を消灯させるステップと、
前記発光素子の消灯の後に前記受光素子の受光信号の有無を判定するステップと、
前記受光素子の受光信号が有りの場合に不正行為と判定し、遊技の受け付け及びメダルの払い出しを停止するステップと、
前記受光素子の受光信号が無しの場合に前記発光素子を点灯させるステップと、を備えるものである。
この発明は、メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機のプログラムであって、
前記発光素子を消灯させるステップと、
前記発光素子の消灯の後に前記受光素子の受光信号の有無を判定するステップと、
前記受光素子の受光信号が有りの場合に不正行為と判定し、遊技の受け付け及びメダルの払い出しを停止するステップと、
前記受光素子の受光信号が無しの場合に前記発光素子を点灯させるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
また、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでいう通信媒体に含まれる。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
本発明によれば、メダル検出用のセンサの発光素子を点滅させることにより不正行為用装置からの信号を識別し、不正行為を検出することができる。単純なLEDの点灯/消灯では不正な利益を受けることができなくなる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係るスロットマシン及びその不正行為の防止方法について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに右側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタン140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダルセレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニットの駆動を開始させる。リールユニットは、ストップスイッチによりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3はスロットマシンの機能ブロック図を示す。200、201はそれぞれCPUを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、ベットスイッチなどのスイッチからなる操作部202である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。
メダルセレクタ1が2つのセンサS1とS2を含む点は従来と同じであるが、さらに、センサS1、S2の発光素子S1−a,S2−aを点滅させる点滅制御回路(発振器)13−1、13−2を備えるとともに、点滅制御回路13−1,13−2の出力信号を参照して受光素子S1−b、S2−bの信号からメダル検出信号(図8(b)参照)を生成するメダル検出信号生成回路14−1,14−2と、点滅制御回路13−1,13−2の出力信号を参照して不正行為を検出してエラー信号を生成する不正行為検出回路15−1、15−2とを備える。点滅制御回路13、メダル検出信号生成回路14及び不正行為検出回路15は制御基板に設けられるが、これはメダルセレクタ1の内部に設けてもよいし、外部に設けてもよい。あるいはメイン基板1内に設けてもよい。また、センサ自体にこれらの機能の全部又は一部を持たせるようにしてもよい。この場合、エラー信号を出力及び保持することが好ましい。センサをモジュール化してもよい。例えば、センサをパッケージに収納し、パッケージ内に半導体チップを設け、点滅制御回路13、メダル検出信号生成回路14及び不正行為検出回路15の機能の一部又は全部を実行させるようにしてもよい。
点滅制御回路13は、メダルがセンサを遮る時間より短い時間間隔で発光素子S1−a,S2−aを点滅させる(別の言い方をすれば、図8(b)のメダル検出信号よりも高い周波数で発光素子を点滅させる)。
メダル検出信号生成回路14は、受光素子S1−b,S2−bの受光信号に基づきメダル検出信号を生成する。点滅制御回路13を設けたため、受光信号をそのまま出力するとメダルが通過していないにもかかわらず受光信号がオフ(従来のメダル通過に相当する状態)になるので、メダル検出信号生成回路14で補完している。具体的には発光素子S1−a,S2−aの点滅の消灯制御タイミングにてサンプル復調する。例えば次のとおりである。
(1)発光素子が発光し、かつ、受光素子が受光している場合は、メダル非通過を意味する信号を出力する(図5の例ではHレベル)。
(2)発光素子が発光し、かつ、受光素子が受光していない場合は、メダル通過を意味する信号を出力する(図5の例ではLレベル)。
(3)発光素子が発光していない場合は、出力信号の状態を変えない。
メダル検出信号生成回路14により、点滅制御回路13を設けた場合でも従来と同様の信号が出力されるので、メイン基板200のインタフェースやプログラムを従来同様そのまま使用することができる。
不正行為検出回路15は、受光素子S1−b,S2−bの受光信号に基づきエラー信号を生成する。発光素子が発光していないにもかかわらず、受光素子が受光しているという状態は通常はありえない。この状態を不正行為がなされているものと判定し、エラー信号を出力する。具体的には次の通りである。
(4)発光素子が発光していないにもかかわらず、受光素子が受光している場合は、エラー信号を出力する。
(5)エラー信号をそのまま保持する。特別なリセット信号(例えばエラーリセット信号)を受けない限り保持し続ける。
上記(4)のエラー判定のタイミングは、仮に、発光素子の消灯タイミングに合わせて不正行為用道具の発光素子を消灯制御したとしても、不正行為検出回路15の判定タイミングに間に合わない時間関係を設定する。一般的にフォトセンサーのLED制御から受光部出力まで数μSから数十μSが必要となるので、消灯タイミングから数μSから数十μSでエラー判定を行うようにすれば判定をごまかすことはできない(ただし後述の遅延時間tdを考慮する必要がある)。不正行為用装置が簡易なマイコンを用いた構成であれば処理速度は低いのでなおさら対処は難しくなる。
図4はメダルセレクタ1の回路の具体例を示す。図4において、点滅制御回路13はクロック発振器、メダル検出信号生成回路14及び不正行為検出回路15はフリップフロップ回路である。クロック発振器13は図5に示すようなパルス信号を出力する。フリップフロップ14はクロック発振器13のパルス信号の立ち下がりで受光素子S−bの信号を取り込み、フリップフロップ15はクロック発振器13のパルス信号の立ち上がりで受光素子S−bの信号を取り込む。クロック発振器13のHレベルで発光素子を点灯しているとすれば、発光素子の点灯タイミング(これは消灯の最後のタイミングと同じであるので、前述の発光素子の消灯タイミングに含まれる。発光素子の点灯タイミングは、消灯タイミングのうちで最もクリティカルな(つまり最も不正行為を行うことが困難な)タイミングである)で受光素子が受光しているかどうか調べる。デバイス遅延tdがあるため、点灯タイミングでは受光素子の信号はまだONしていない。それがONになっているということは不正行為に他ならない。そのため、ONを検出した時点でエラーと判断する。受光素子S−bの出力にバッファ(インバータ)16cが設けられているので、フリップフロップ14、15のD入力は受光時にHレベルになる。フリップフロップ15の反転出力/Qがプログラム端子Pに接続されているので、一度Hレベルの信号を取り込むと、その状態(発光素子が発光していないにもかかわらず、受光素子が受光している状態を示す状態)が保持され、エラー信号が出力され続ける。
図4の回路の動作を図5のタイミングチャートを参照して説明する。図5(a)はメダルが通過する正常な場合を示し、図5(b)は不正行為による場合を示す。メダル検出信号に関して、便宜上、図5は図8(b)の場合と論理を逆にしてある。図5において、低レベル(Lレベル)がメダル通過を意味する。
基準クロックにより発光素子は点灯と消灯を交互に繰り返す。これにより受光信号もONとOFFを交互に繰り返すが、フォトセンサーのLED制御から受光部出力まで多少の時間遅れtdがあり、受光信号は基準クロックに対して少し遅れている。基準クロックの毎立下りでメダル検出信号を生成し、毎立ち上がりでエラー判定を行う。図5(a)に示すように、メダルが通過して光が遮られると受光信号がOFFになる(符号A、この状態が符号Bまで続く)。基準クロックの立下りで受光信号を調べると受光信号がOFFであるのでメダルが通過していると判断してメダル検出信号をOFFにする(符号C)。メダル検出信号は負論理である。基準クロックの立下りでその状態が続く間、メダル検出信号のOFFを継続する。受光信号がON(符号B)に戻った後、基準クロックの立下りでこのことを検出するとメダル検出信号をONに戻す(符号D)。なお、基準クロックの立ち上がりで受光信号を調べるとずっとOFFなのでエラー信号はLレベル(OFF)のままである。
図5(b)に示すように不正行為装置のLEDが点灯している場合、基準クロックの立ち上がりで受光信号を調べるとONになる場合がある(符号E)。遅延時間tdを考慮すると、この状態は発光素子が発光していないにもかかわらず、受光素子が受光しているということを意味し、不正行為がなされているものと直ちに判定することができる。そこでフリップフロップ15をセットしエラー信号を出力するとともに、この状態をエラーリセット信号を受けるまで保持する。基準クロックの立ち上がりで受光信号を調べてOFFになっても(符号F)、エラー信号は継続して出力される。なお、図5(b)においてもメダル検出信号が出力されるが、エラー信号により遊技機の動作が停止するので問題はない。
発明の実施の形態1によれば、センサの発光素子を点滅させることにより不正行為を検出することができる。メダルセンサは自身の発光素子の光を受光素子にて感知し信号を出力するが、その発光素子を常時点灯から点滅に変え、さらに点灯/消灯のタイミングと受光素子出力との整合性を監視する。不正行為用の道具の発光素子はメダルの通過に対応した点滅しかしないと考えられるため、容易に不正行為を判別できる。また、センサの発光素子の点滅に応じて不正行為用の発光素子を点滅させたとしても、エラー検出のタイミング及び/又は点滅の繰り返し周期を調整することにより不正行為を判別できる。不正行為用の道具で点滅するセンサの発光素子から光を受光し、当該不正行為用の道具内のマイコン等で発光素子の点滅を模倣しようとした場合、発光素子の消灯から次回監視(検出)までの1/2クロック内に信号を変化させねばならない。マイコンでの処理時間とトランジスタなどの動作時間を考慮すると基準クロックを数十〜数百kHz程度で調整することで、より不正が難しくなるものと思われる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1はハードウエアを用いて不正行為を検出したが、CPUとプログラムを用いて同様のことを実現できる(短い時間で処理を行う必要があるため高速のCPUが好ましい)。図6に処理フローチャートを示す。図6はメダルの計数処理の途中でセンサの発光素子を消灯して行う処理を示す。発光素子を点灯して行うメダルの計数処理は従来と同様なのでその説明は省略する。
S1:センサの発光素子を消灯させる。
S2:受光素子が受光信号を出力しているかどうか調べる。この際、発光素子の消灯命令を出してから受光素子の受光信号が停止するまでの遅延時間(図5のtd参照)を考慮する必要がある。遅延時間を考慮しても受光信号が存在しないはずの時点で受光信号を検出したとき(NO)、処理S3とS4を実行する。そうでないとき(YES)、処理S5を実行する。
S3:発光素子が発光していないにもかかわらず受光素子が受光しているという状態であるから、不正行為がなされているものと判定し、エラー信号を出力する。
S4:不正行為者に利益を与えないように、遊技の受け付け及びメダルの払い戻しを停止する。
S5:通常のメダルの計数処理に復帰するため、センサの発光素子を点灯させる。
発光素子の消灯のタイミングとして、最もクリティカルな(つまり最も不正行為を行うことが困難な)タイミングである点灯開始タイミング(より正確には点灯開始タイミングから遅延時間td以内のタイミング)に図6の処理を適用する場合は、上記S1,S2,S5は次のようになる。
S1’:センサの発光素子を点灯させる。
S2’:受光素子が受光信号を出力しているかどうか調べる。すなわち、基準クロックの点灯開始タイミング(立ち上がり)から遅延時間td以内において、受光素子が受光信号を出力しているかどうか調べる。ここで受光信号を検出したとき(NO)、処理S3とS4を実行する。そうでないとき(YES)、処理S5’を実行する。
S5’:センサの発光素子を消灯させる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
また、本明細書において、部/回路とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各部/回路の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。さらに、一つの部/回路の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の部/回路の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
遊技機の正面図である。 遊技機の前面を開いた状態を示す正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機のブロック図である。 発明の実施の形態1に係るメダルセレクタの回路の詳細図である。 発明の実施の形態1に係るメダルセレクタの動作を示すタイミングチャートである。 発明の実施の形態2に係る不正行為検出処理のフローチャートである。 メダルセレクタの斜視図である。 メダルセレクタの動作説明図である。
符号の説明
1 メダルセレクタ
11 メダル通路
12 メダル出口
13 点滅制御回路(クロック発振器)
14 メダル検出信号生成回路(フリップフロップ)
15 不正行為検出回路(フリップフロップ)
16a〜16c インバータ(バッファ)
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートスイッチ
135 メダル払い出し口
136 導出路
140 ストップボタン
200 メイン基板
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
S1 メダルセンサ
S2 メダルセンサ
M メダル

Claims (11)

  1. メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタであって、前記メダル投入口から投入されたメダルを転動させるメダル通路と、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダル通路に設けられるセンサと、前記センサによるメダルの検出時間よりも短い時間間隔で前記発光素子を点滅させる点滅制御回路と、前記発光素子の点滅信号及び前記受光素子の出力信号に基づき不正行為を検出する不正行為検出回路とを備えるメダルセレクタ。
  2. 前記不正行為検出回路は、前記発光素子の消灯のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングすることにより不正行為を検出することを特徴とする請求項1記載のメダルセレクタ。
  3. 前記不正行為検出回路は、前記発光素子の消灯のタイミングとして前記発光素子の点灯開始のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングすることを特徴とする請求項2記載のメダルセレクタ。
  4. 前記不正行為検出回路は、前記発光素子が発光していないにもかかわらず、前記受光素子が受光している場合に不正行為と判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のメダルセレクタ。
  5. 前記不正行為検出回路は、不正行為を検出したときエラー信号を出力するとともに、リセット命令を受けるまで前記エラー信号を保持し続けることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載のメダルセレクタ。
  6. 前記発光素子の点滅信号を参照して前記受光素子の出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路を備え、前記メダル検出信号生成回路は、前記発光素子の点灯のタイミングで前記受光素子の出力信号をサンプリングすることにより補完を行うことを特徴とする請求項1記載のメダルセレクタ。
  7. 前記発光素子の点滅信号を参照して前記受光素子の出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路を備え、前記メダル検出信号生成回路は、前記発光素子が発光し、かつ、前記受光素子が受光している場合は、メダル非通過を意味する信号を出力し、前記発光素子が発光し、かつ、前記受光素子が受光していない場合は、メダル通過を意味する信号を出力し、前記発光素子が発光していない場合は、出力信号の状態を変えないことを特徴とする請求項1記載のメダルセレクタ。
  8. メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機において、前記センサによるメダルの検出時間よりも短い時間間隔で前記発光素子を点滅させる点滅制御回路と、前記発光素子の点滅信号及び前記受光素子の出力信号に基づき不正行為を検出する不正行為検出回路とを備えることを特徴とする遊技機。
  9. 前記発光素子の点滅信号を参照して前記受光素子の出力信号を補完してメダル検出信号を生成するメダル検出信号生成回路を備えることを特徴とする請求項8記載の遊技機。
  10. メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機の不正行為検出方法であって、
    前記発光素子を消灯させるステップと、
    前記発光素子の消灯の後に前記受光素子の受光信号の有無を判定するステップと、
    前記受光素子の受光信号が有りの場合に不正行為と判定し、遊技の受け付け及びメダルの払い出しを停止するステップと、
    前記受光素子の受光信号が無しの場合に前記発光素子を点灯させるステップと、を備える遊技機の不正行為防止方法。
  11. メダル投入口から投入されたメダルを計数するメダルセレクタと、メダルを検出する発光素子及び受光素子を含み前記メダルセレクタに設けられるセンサと、前記センサの出力に基づき投入されたメダルの枚数を計数する制御部とを備える遊技機のプログラムであって、
    前記発光素子を消灯させるステップと、
    前記発光素子の消灯の後に前記受光素子の受光信号の有無を判定するステップと、
    前記受光素子の受光信号が有りの場合に不正行為と判定し、遊技の受け付け及びメダルの払い出しを停止するステップと、
    前記受光素子の受光信号が無しの場合に前記発光素子を点灯させるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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