JPH09192288A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH09192288A
JPH09192288A JP8026026A JP2602696A JPH09192288A JP H09192288 A JPH09192288 A JP H09192288A JP 8026026 A JP8026026 A JP 8026026A JP 2602696 A JP2602696 A JP 2602696A JP H09192288 A JPH09192288 A JP H09192288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メダル処理に関わる特定の外部装置に対し
て、ゲーム実行中に行われた不正行為を検知できるよう
にする。 【解決手段】 このスロットマシンはCPU25を制御
・演算の主体とする制御部35を備え、この制御部35
にメダル払出機8,メダル選別器22,第1,第2の投
入メダルセンサS1,S2,第1,第2の各不正検知回
路部30,32などが電気接続される。第1,第2の各
不正検知回路部30,32は、メダル払出機8やメダル
判別部に対して行われた不正行為に起因する出力を検知
して、その検知出力を保持する。制御部35は、ゲーム
終了後に第1,第2の各不正検知回路部30,32の検
知出力をチェックしてゲーム実行時の不正行為を判別す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロプロセッサ
を制御主体として内蔵するスロットマシンに関連し、特
にこの発明は、遊戯者による不正行為を防止する機能を
備えたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスロットマシンは、ボックス形状
の機械本体部と、機械本体部の前面開口に開閉可能に取
り付けられる扉部とから成る。前記機械本体部の内部に
は、周面に複数のシンボルが表示された3個のリール,
メダル払出機,制御回路基板などが組み込まれる。前記
扉部は、外面には、各リールの周面のシンボルを3駒分
ずつ表示するためのシンボル表示窓,メダル投入口,始
動レバー,リール毎の停止釦スイッチ,メダル放出口,
メダル受皿などが配備されており、内面には、前記メダ
ル投入口より投入されたメダルの真偽や枚数を判別する
メダル判別部などが設けられている。
【0003】ゲームを実行するに当たりメダル投入口へ
メダルを投入すると、投入メダルは前記メダル判別部へ
導かれ、正しいメダルだけがメダル払出機のホッパー内
へ送られ、そうでないものはメダル排出口より返却され
る。ホッパー内へ導かれる正しいメダルは投入メダル検
知センサにより検知されて、投入メダルとして計上され
る。メダルがスロットマシンに投入された後、始動レバ
ーを操作すると、3個のリールが一斉に始動し、停止釦
スイッチを操作すると、対応するリールが個別に停止す
る。
【0004】全てのリールが停止すると、停止ライン上
に並んだシンボルの組み合わせにより入賞の有無が判定
され、入賞であれば、前記メダル払出機に対して、所定
枚数のメダルを払い出すよう駆動信号が出力される。メ
ダル払出機はこの駆動信号を受けて作動し、ホッパ内の
メダルを所定枚数だけ払い出す。
【0005】このようなスロットマシンは、パチンコホ
ールなどの遊戯場に多数台が設置されているが、遊戯者
の中には、不正行為を行ってスロットマシンを誤作動さ
せて、メダルを不当に詐取する者がある。例えば、雑音
を発生させて、メダル払出機に対して偽の駆動信号を送
り込み、これによりメダル払出機を誤動作させてメダル
を不当に払い出させるのである。
【0006】また、糸で釣ったメダルをメダル投入口か
ら挿入し、糸を往復操作して投入メダル検知センサに何
度もメダルを検知させることにより、複数枚の投入メダ
ルとして計上させる者や、扉部を不正に開放して、メダ
ル判別部のコネクタを引き抜くことにより、メダル選別
機能を停止させた後、偽のメダルを使用してゲームを実
行する者もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような不正行為を
防止するため、従来のスロットマシンでは、制御主体で
あるマイクロプロセッサがメダル払出機やメダル判別部
など、メダル処理に関わる特定の外部装置を監視するよ
うにし、不正行為があれば、これを検知して警報器を作
動させるようにしている。
【0008】しかしながら、前記メダル処理に関わる特
定の外部装置のマイクロプロセッサによる監視は、ゲー
ム実行中については、法律により規制されているため、
メダル処理に関わる特定の外部装置に対する不正行為が
ゲーム実行中に行われたとき、その不正行為を検知でき
ないという問題がある。
【0009】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、メダル処理に関わる特定の外部装置に対する不
正行為をハードウェアにより検知し、その検知出力を保
持しておくことにより、メダル処理に関わる特定の外部
装置に対してゲーム実行中に行われた不正行為も検知で
きるスロットマシンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のスロットマシ
ンは、複数の外部装置と、各外部装置に対する入出力を
一連に制御してゲームを実行させるマイクロプロセッサ
とを備え、前記複数の外部装置のうち、メダル処理に関
わる特定の外部装置は、ゲーム待機時には前記マイクロ
プロセッサにより監視され、ゲーム実行時には前記マイ
クロプロセッサによる監視が禁止されている。前記メダ
ル処理に関わる特定の外部装置には、ゲーム実行時の不
正行為に起因する出力を検知して検知出力を保持する不
正検知回路部が設けられ、前記マイクロプロセッサは、
ゲーム終了後に前記不正検知回路部の検知出力をチェッ
クしてゲーム実行時の不正行為を判別するよう構成され
ている。
【0011】請求項2のスロットマシンでは、前記メダ
ル処理に関わる特定の外部装置は、配当メダルや精算メ
ダルを払い出すメダル払出機である。
【0012】請求項3のスロットマシンでは、前記メダ
ル処理に関わる特定の外部装置は、メダル投入口より投
入されたメダルの判別を行うメダル判別部である。
【0013】
【作用】ゲーム待機時にメダル処理に関わる特定の外部
装置に対して不正行為が行われると、マイクロプロセッ
サが即座に前記不正行為を判別する。また、ゲーム実行
時にメダル処理に関わる特定の外部装置に対して不正行
為が行われると、不正検知回路部が前記不正行為に起因
する出力を検知して、その検知出力を保持するので、ゲ
ーム終了後に、マイクロプロセッサが前記不正検知回路
部の検知出力をチェックしてゲーム実行時の不正行為を
判別する。
【0014】請求項2のスロットマシンでは、メダル払
出機に対するゲーム実行時の不正行為が判別される。
【0015】請求項3のスロットマシンでは、メダル判
別部に対するゲーム実行時の不正行為が判別される。
【0016】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例であ
るスロットマシンの構成を示す。このスロットマシン
は、予め機体内に投入しておいた預け入れメダルを使用
してゲームを実行することが可能なクレジット方式を採
用しており、ボックス形状の機械本体部1と、この機械
本体部1の前面の開口部3に、2個の蝶番4a,4bに
より一端が枢着される開閉可能な扉部2とから成る。前
記機械本体部1の内部には、周面に複数のシンボルが表
示された3個のリール6a,6b,6c,多数枚のメダ
ルを収容するホッパー7を備えたメダル払出機8,機械
全体の動作を制御する制御回路基板9などが組み込まれ
ている。
【0017】前記扉部2の外面には、前記リール6a,
6b,6cと対応する位置にシンボル表示窓11が設け
られ、各リール6a,6b,6cのシンボルが3駒分ず
つ透視できるようになっている。また、ゲームの実行に
必要なその他の構成として、リール6a,6b,6cを
一斉に始動させる始動レバー12,メダルを投入するた
めのメダル投入口13,機体内へのメダルの預け枚数を
表示する預け枚数表示器17,預け入れメダルを消費し
てゲームを実行することを指定するメダル投入スイッチ
18,各リール6a,6b,6cを個別に停止させるた
めの3個の停止釦スイッチ14,メダル受皿15へメダ
ルを放出するためのメダル放出口10などが設けられて
おり、メダル受皿15の近傍には、不正行為を判別した
ときに警報音を出力するスピーカ16が配備されてい
る。
【0018】前記扉部2の内面には、図3に示すよう
に、メダル判別部20が設けてある。このメダル判別部
20は、メダル投入口13に連通する傾斜ガイド19に
介在させたメダル選別器22と、2個の投入メダル検知
センサS1,S2とから成るもので、メダル選別器22
の下方にメダルシュート21を位置させると共に、前記
傾斜ガイド19は、扉部2を閉じた状態のとき、終端1
9Aがメダル払出機8のホッパー7の上方に位置するよ
う配置してある。
【0019】前記メダル選別器22は、メダル投入口1
3より投入され、傾斜ガイド19に沿って導かれてくる
メダルaの真偽を判別するもので、判別の結果、機体内
に取り込むべき正しいメダルbは傾斜ガイド19に沿っ
てさらに奥へと導かれ、その終端19Aよりメダル放出
機8のホッパー7へ放出される。また、不正なメダルc
は、メダルシュート21へ落下させ、前記メダル放出口
10よりメダル受皿15に返却される。
【0020】メダル選別器22の下流側に、第1の投入
メダル検知センサS1と第2の投入メダル検知センサS
2とが設けられ、正しいメダルbが通過したとき、まず
第1の投入メダル検知センサS1が第1投入メダル検知
信号i1を発生させ、次いで第2の投入メダル検知セン
サS2が第2投入メダル検知信号i2を発生させる。投
入メダル検知信号がi1,i2の順で発生したとき、1
枚の投入メダルとして計上され、機体内へのメダルの預
け枚数が1枚加算される。
【0021】もし、投入メダル検知信号がi2,i1の
順で発生した場合、メダルが傾斜ガイド19を逆行した
ことを意味するので、不正行為が行われたと判断され
る。
【0022】図4は、制御部35にマイクロプロセッサ
が用いられたスロットマシンの電気的構成を示す。前記
制御部35は、制御・演算の主体であるCPU25と、
プログラムや固定データなどが格納されるROM26
と、データの読み書きに用いられるRAM27とを含ん
でおり、この制御部35に、I/Oインターフェイス2
8およびバス33を介して、リールモータ駆動回路2
9,メダル払出機8,第1,第2の各不正検知回路部3
0,32,スピーカ16,メダル選別器22,第1,第
2の投入メダル検知センサS1,S2,3個の停止釦ス
イッチ14,始動レバー12,預け枚数表示器17,メ
ダル投入スイッチ18などが電気接続されている。
【0023】第1不正検知回路部30は、メダル払出機
8に対するゲーム実行時の不正行為を検知するためのも
のであり、第2不正検知回路部32は、メダル判別部2
0に対するゲーム実行時の不正行為を検知するためのも
のである。
【0024】図5は、第1不正検知回路部30の具体例
を示す。図示例の第1不正検知回路部30には、フリッ
プフロップより成るラッチ回路40が用いられており、
セット入力S1として電源電圧Vccの反転信号が、デー
タ入力D1として反転回路41を経たメダル払出駆動信
号が、クロック入力CK1として払出メダル検知信号
が、リセット入力R1としてクリア信号が、それぞれ与
えられる。
【0025】前記メダル払出駆動信号は、メダルの払出
に際して、CPU25よりメダル払出機8へ与えられる
信号である。また払出メダル検知信号は、メダル払出機
8がメダルを払い出したとき、メダル払出機8に設けら
れたセンサが出力する信号である。CPU25がメダル
払出機8へメダル払出駆動信号を出力していないにもか
かわらず、メダル払出機8がメダルを払い出したとき、
正転出力Q1としての不正検知信号j1が立ち上がる。
なおクリア信号は、係員などによる外部操作により入力
されるラッチ解除のための信号である。
【0026】図6は、第1不正検知回路部30の動作を
示すタイムチャートである。入賞によりCPU25がメ
ダル払出駆動信号(図6(1)参照)を出力すると、メ
ダル払出駆動信号は反転回路41で論理が反転されるた
め、ラッチ回路40のデータ入力D1は、「HIGH」
から「LOW」となる。前記メダル払出駆動信号により
メダル払出機8が作動してメダルを払い出すと、メダル
払出機8に設けられたセンサは払出メダル検知信号(図
6(2)参照)を出力し、各立ち上がりエッジでデータ
入力D1をラッチする。各立ち上がりのタイミングでは
データ入力D1は「LOW」であるから、不正検知信号
j1は「LOW」のままである。
【0027】CPU25よりメダル払出機8へメダル払
出駆動信号が出力されないにもかかわらず、メダル払出
機8がメダルの払出を行ったとき、すなわち不正行為に
よる偽のメダル払出駆動信号によりメダル払出機8がメ
ダルの払出を行ったとき、メダル払出駆動信号は「LO
W」(図6(1)で点線で示す)、従ってラッチ回路4
0のデータ入力D1は「HIGH」であり、払出メダル
検知信号の各立ち上がりエッジでこの「HIGH」状態
のデータ入力D1がラッチされるため、不正検知信号j
1は「HIGH」(図6(3)で点線で示す)となる。
この不正検知信号j1の「HIGH」状態は、クリア信
号が入力されるまで保持される。
【0028】図7は、第2不正検知回路部32の具体例
を示す。図示例の第2不正検知回路部32にも、フリッ
プフロップより成るラッチ回路42が用いられており、
セット入力S2として接続検知信号の反転信号が、デー
タ入力D2としてオア回路43からの第2投入メダル検
知信号i2または不正検知信号j2が、クロック入力C
K2として第1投入メダル検知信号i1が、リセット入
力R2としてクリア信号が、それぞれ与えられる。
【0029】前記接続検知信号は、前記メダル選別器2
2にコネクタが接続されていることを検知したときに出
力される信号である。第1投入メダル検知信号i1は、
第1の投入メダル検知センサS1がメダルの通過を検知
したときに出力される信号であり、第2投入メダル検知
信号i2は、第2の投入メダル検知センサS2がメダル
の通過を検知したときに出力される信号である。前記メ
ダル選別器22のコネクタが引き抜かれたとき、または
第2投入メダル検知信号i2、第1投入メダル検知信号
i1の順で出力があったとき、正転出力Q2としての不
正検知信号j2が立ち上がる。なおクリア信号は、係員
などによる外部操作により入力されるラッチ解除のため
の信号である。
【0030】図8は、第2不正検知回路部32の動作を
示すタイムチャートである。正しいメダルの投入がある
と、まず第1投入メダル検知信号i1が立ち上がってク
ロック入力CK2が「HIGH」となり(図8(2)参
照)、ついで第2投入メダル検知信号i2が立ち上がっ
てデータ入力D2が「HIGH」となる(図8(3)参
照)。第1投入メダル検知信号i1が立ち上がりエッジ
でデータ入力D2の「LOW」レベルがラッチされ、不
正検知信号j2は「LOW」のままである。
【0031】第2投入メダル検知信号i2が立ち上が
り、ついで第1投入メダル検知信号i1が立ち上がった
とき、すなわち不正行為により投入メダルが前記傾斜ガ
イド19を逆行したとき、第1投入メダル検知信号i1
の立ち上がりエッジ(図8(2)で点線で示す)でデー
タ入力D2の「HIGH」レベルがラッチされ、不正検
知信号j2は「HIGH」(図8(4)で点線で示す)
となる。
【0032】接続検知信号が「HIGH」から「LO
W」になったとき(図8(1)で点線で示す)、すなわ
ちメダル選別器22のコネクタが引き抜かれたとき、セ
ット入力S2は「LOW」から「HIGH」になり、不
正検知信号j2は「HIGH」(図8(4)で点線で示
す)となる。この不正検知信号j1の「HIGH」状態
は、クリア信号が入力されるまで保持される。
【0033】図9は、前記制御部35による制御手順を
ステップ1〜11で示す。なお図中、「ステップ」は
「ST」で示してある。ステップ1〜6はゲームの実行
に待機している状態であり、まずステップ1で、ソフト
ウェアによる不正検知が行われる。具体的に言えば、第
1の投入メダル検知センサS1からの第1投入メダル検
知信号i1と、第2の投入メダル検知センサS2からの
第2投入メダル検知信号i2とを、直接CPU25に取
り込み、第2投入メダル検知信号i2,第1投入メダル
検知信号i1の順で信号が発せられた場合は、メダルが
逆行したことを意味するため、不正行為が行われたと判
定してステップ3の不正告知処理に移り、それ以外の場
合、不正行為が検知されないと判定してステップ2に移
る。
【0034】ステップ2では、ハードウェアによる不正
検知が行われる。すなわち、第1不正検知回路部30と
第2不正検知回路部32の各出力をCPU25に取り込
み、第1,第2の各不正検知信号j1,j2のいずれか
がハイレベルであれば、前回のゲーム実行中にメダル払
出機8やメダル判別部20などに対する不正行為が行わ
れたことを意味するので、この判定は「YES」とな
り、ステップ3の不正告知処理に移る。不正検知信号j
1,j2の両方がローレベルであれば、この判定は「N
O」となり、ステップ6で、メダルが投入されたか否か
の判定を行う。
【0035】ステップ3の不正告知処理では、スピーカ
16より警報音を出力させることにより、係員などに不
正行為が行われたことを報知し、続くステップ4で、不
正要因が取り除かれると、続くステップ5で不正告知の
解除を行い、前記スピーカ16からの警報音の出力を停
止させ、不正検知回路部30,32に対してクリア信号
を入力する。
【0036】続くステップ6では、ゲームの実行に必要
なメダルが投入されたかどうか、続くステップ7では、
始動レバー12が操作されたかどうかを判定し、いずれ
もが「YES」になるまでの間は、ステップ1に戻っ
て、ソフトウェアおよびハードウェアによる不正検知が
繰返し行われる。
【0037】始動レバー12の操作によりステップ7の
判定が「YES」になると、続くステップ8でゲームが
実行され、CPU25は、全てのリール6a,6b,6
cを一斉に始動させる。停止釦スイッチ14の押操作に
より、全てのリール6a,6b,6cが停止したとき、
続くステップ9に移り、停止ライン上に入賞にかかるシ
ンボルの組み合わせが成立しているかどうかをチェック
する。
【0038】入賞にかかるシンボルの組み合わせが成立
していれば、ステップ10の判定が「YES」となり、
ステップ11で、メダル払出機8を駆動して所定枚数の
メダルをメダル排出口10よりメダル受皿15に排出し
た後、ステップ1に戻って次のゲームに待機する。
【0039】またステップ9の入賞判定の結果、入賞に
かかるシンボルの組み合わせが成立していなければ、ス
テップ10の判定は「NO」となり、ステップ1に戻っ
て次のゲームに待機する。
【0040】
【発明の効果】この発明のスロットマシンによれば、メ
ダル処理に関わる特定の外部装置について、ゲーム実行
時の不正行為に起因する出力を検知して検知出力を保持
する不正検知回路部を設け、マイクロプロセッサが、ゲ
ーム終了後に前記不正検知回路部の検知出力をチェック
してゲーム実行時の不正行為を判別するから、たとえマ
イクロプロセッサによる監視が禁止されているゲーム実
行時に、前記メダル処理に関わる特定の外部装置に対し
て不正行為が行われても、ゲーム終了後、直ちにその不
正行為を検出でき、スロットマシンの公正な利用を促進
できる。
【0041】請求項2のスロットマシンでは、配当メダ
ルや精算メダルを払い出すメダル払出機に対して行われ
たゲーム実行時の不正行為が、ゲーム終了後、直ちに検
出できる。
【0042】請求項3のスロットマシンでは、メダル投
入口より投入されたメダルの判別を行うメダル判別部に
対して行われたゲーム実行時の不正行為がゲーム終了
後、直ちに検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
正面図である。
【図2】スロットマシンの扉部を開放した状態を示す正
面図である。
【図3】メダル判別部およびメダルシュートを示す正面
図である。
【図4】スロットマシンの電気的構成を示すブロック図
である。
【図5】第1不正行為検知回路部を示す説明図である。
【図6】第1不正行為検知回路部の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図7】第2不正行為検知回路部を示す説明図である。
【図8】第2不正行為検知回路部の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図9】制御部による制御の手順を示すフローチャート
である。
【符号の簡単な説明】
8 メダル払出機 20 メダル判別部 30 第1不正検知回路部 32 第2不正検知回路部 35 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外部装置と、各外部装置に対する
    入出力を一連に制御してゲームを実行させるマイクロプ
    ロセッサとを備え、前記複数の外部装置のうち、メダル
    処理に関わる特定の外部装置は、ゲーム待機時には前記
    マイクロプロセッサにより監視され、ゲーム実行時には
    前記マイクロプロセッサによる監視が禁止されているス
    ロットマシンにおいて、 前記メダル処理に関わる特定の外部装置には、ゲーム実
    行時の不正行為に起因する出力を検知して検知出力を保
    持する不正検知回路部が設けられ、 前記マイクロプロセッサは、ゲーム終了後に前記不正検
    知回路部の検知出力をチェックしてゲーム実行時の不正
    行為を判別するようにしたスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記メダル処理に関わる特定の外部装置
    は、配当メダルや精算メダルを払い出すメダル払出機で
    ある請求項1に記載されたスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記メダル処理に関わる特定の外部装置
    は、メダル投入口より投入されたメダルの判別を行うメ
    ダル判別部である請求項1に記載されたスロットマシ
    ン。
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