JP4509643B2 - メダル遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、メダルを遊技媒体とするスロットマシンなどのメダル遊技機に関し、特に、遊技者によるメダル投入行為の不正を検出する機能が備わったメダル遊技機に関する。
従来の典型的なスロットマシンは、図12に示すように、メダル投入口100でメダルMの投入を受け付けた後、始動レバー101が操作されると、複数個のリール102a,102b,102cが回転し、遊技者が停止釦スイッチ103a,103b,103cを順次操作することにより、対応するリールが停止する構成のものである。近年の機種は、複数枚のメダルを予め機械に預けておくクレジットタイプが主流であり、遊技者はベットスイッチ104を操作して機械に預けたメダル(以下「貯留メダル」という。)を消費しつつゲームを実行する。ゲームの結果、賞が成立すると、賞に応じた枚数のメダルが付与され、そのメダルはメダル放出皿105に放出されずにメダルの貯留数に加算される。
メダル投入口100は図示しないメダル通路に連通している。メダル通路は下流端がメダル払出機のホッパーの上方に位置している。メダル投入口100で受け付けられたメダルMがメダル通路を通過するとき、その通過が検知されると、制御部にメダル検知信号が送られ、メダルの貯留数に加算される。機械の前面には貯留数表示器106が設けてあり、メダルがメダル通路を通過する度に貯留数表示器106に表示されるデータが1加算される。遊技終了時に精算スイッチ107が操作されると、貯留数表示器106に表示された貯留数に相当するメダルがメダル放出皿105に放出される。
図13は、メダル通路113に設けられるメダル検知センサ110の構成例を示す。
同図のメダル検知センサ110は発光ダイオードより成る投光器111と、フォトダイオードやフォトトランジスタより成る受光器112とを含む。投光器111および受光器112は、メダル通路113の同じ側に投光器111による投射光がメダル通路113を通過するメダルMの表面で反射して受光器112で受光されるようにそれぞれメダル通路113に向けて配置されている。
図14は、メダル検知センサ110の他の構成例を示している。同図のメダル検知センサ110は、投光器111と受光器112とがメダル通路113の相対する側にメダル通路113を挟んで対向配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−203541号公報
図13に示すメダル検知センサ110では、投光器111は図15(1)に示すように駆動信号が常時オンであり点灯状態に維持される。メダル通路113をメダルMが通過していないときは投光器111からの投射光は受光器112で受光されないので、受光器112の受光信号はオフである。メダル通路113をメダルMが通過すると、投光器111による投射光はメダルMの表面で一時的に反射されて受光器112で受光されるので、図15(2)に示すように受光信号は一時的にオンになる。
図14に示すメダル検知センサ110では、投光器111は図16(1)に示すように駆動信号が常時オンであり点灯状態に維持される。メダル通路113をメダルMが通過していないときは投光器111からの投射光は対向位置の受光器112で受光されるので、受光器112の受光信号はオンである。メダル通路113をメダルMが通過するとき、投光器111による投射光はメダルMによって一時的に遮られるので、図16(2)に示すように受光器112の受光信号は一時的にオフになる。
従来、パチンコホールなどの遊技場では、遊技客の中には不正を働く者があり、糸吊りメダルなどを使用してメダルを詐取する事件が発生している。すなわち、糸吊りメダルをメダル投入口より投入し、糸を外部で往復操作してメダルをメダル検知センサ110のメダル検知領域を繰り返し通過させるのである。これによりメダル検知センサ110は恰も多数枚のメダルがメダル投入口より投入されたときと同様の検知動作を行い、メダルの貯留数が加算される。
さらに近年、図17および図18に示すように、板状体114の先端部に発光ダイオードなどの発光素子115を取り付けた不正用具116が用いられている。不正を働く遊技客は、この不正用具116を発光素子115の側よりメダル投入口へ挿入し、発光素子115をメダル検知センサ110の受光器112に対向位置させた後、手元スイッチを操作して発光素子115を消灯状態からメダルがメダル検知センサ110のメダル検知領域を通過するのに要する時間(以下、「メダル通過時間」という。)だけ点灯させたり、発光素子115を点灯状態から前記メダル通過時間だけ消灯させたりして、図15(3)および図16(3)に示すように、メダル通過時の受光信号と同様の不正信号を受光器112より出力させる。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、たとえ発光素子を備えた不正用具が用いられてメダル投入行為の不正が行われても、その不正を容易に検出できるようにしたメダル遊技機を提供することを目的とする。
この発明によるメダル遊技機は、メダル投入口に連通するメダル通路と、メダル通路に向けて光を投射する投光器および投光器による投射光を直接またはメダルの表面での反射によって受光する受光器を含むメダル検知センサとを備えた、メダルを遊技媒体とするメダル遊技機であって、メダルがメダル通路におけるメダル検知センサのメダル検知領域を通過するのに要するメダル通過時間内に発生するパルス数が複数個となるような短い周期の駆動パルスを前記周期で駆動パルスを繰り返し発生させる駆動パルス発生回路と、駆動パルス発生回路が発生した駆動パルスによって前記投光器を間欠駆動させる駆動回路と、前記受光器で得られた受光信号と前記駆動パルスとの不一致を判別してメダル投入行為の不正を検出する不正検知回路と、前記不正検知回路が不正を検出しないことを条件にメダルの検知判断を行う制御部とを備えて成るものである。この発明における前記駆動パルス発生回路は、前記メダル通過時間より短い一定の時間長さだけ駆動パルスを繰り返し発生した後に前記メダル通過時間より短い一定の時間長さだけ駆動パルスの発生を停止する動作を繰り返すことを特徴とし、さらに、第2の発明では、前記駆動パルス発生回路が駆動パルスを繰り返し発生する時間長さまたは駆動パルスの発生を停止する時間長さは複数種類設定されていることを特徴とする
この発明の上記した構成において、「投光器」には発光ダイオードなどが、また「受光器」にはフォトダイオードやフォトトランジスタなどが、それぞれ用いられる。また、「投光器」および「受光器」は、メダル通路の同じ側に投光器による投射光がメダル通路を通過するメダルの表面で反射して受光器で受光されるようにそれぞれメダル通路に向けて配置するのが望ましいが、メダル通路の相対する側にメダル通路に挟んで対向配置してもよい。
「不正検知回路」は種々の態様のものが考えられるが、その一は、前記受光信号が駆動パルスとパルス幅が一致しないとき不正検知信号を出力するものである。
その二は、前記受光信号が駆動パルスとパルス数が一致しないとき不正検知信号を出力するものである。
その三は、前記受光信号が駆動パルスと位相が一致しないとき不正検知信号を出力するものである。
なお、「制御部」は、専用のハードウェア回路によって実現することもでき、また、プログラムされたコンピュータによっても実現することもできる。
上記したメダル遊技機において、メダル投入口より投入されたメダルはメダル通路を通ってメダル検知センサのメダル検知領域を通過する。例えば、メダル検知センサがメダルの表面での反射光を受光するものであれば、メダルがメダル検知センサのメダル検知領域を通過するとき、受光器では駆動パルスとパルス幅、周期、パルス数、位相などが一致する受光信号が得られる。
一方、発光素子を備えた不正用具をメダル投入口へ挿入し、発光素子をメダル検知センサの受光器に対向位置させた後、手元スイッチを操作して発光素子を消灯状態からメダル通過時間だけ点灯させたとき、受光器ではメダル通過時間だけオンする受光信号が得られる。この受光信号はメダルの通過時に得られる受光信号とはパルス幅、周期、パルス数、位相などが一致しないので、不正検知回路はそれらの不一致を判別することによりメダル投入行為の不正を検出することができる。
この発明によると、たとえ発光素子を備えた不正用具が用いられてメダル投入行為の不正が行われても、その不正を容易に検出することができる。また、不正用具によって仮に発光素子を繰り返し発光動作させるような不正行為が行われても、それを容易に検出することができる。
図1および図2は、この発明のスロットマシンに組み込まれたメダル検知センサ1の構成を示している。なお、スロットマシンの構成は、図12に示した従来例と同様であり、ここでは図示並びに説明を省略する。また、この発明は、スロットマシンに限らず、メダルを遊技媒体として使用するものであれば、スロットマシン以外のメダル遊技機にも実施できる。
図1および図2において、10はメダル投入口(図示せず)に連通するメダル通路であり、メダル投入口で受け付けたメダルMを通過させて下流端で放出する。放出されたメダルはメダル払出機のホッパに回収される。メダル通路10は1枚のメダルMが通過することが可能な幅および高さを有し、対向する両側板部10a,10b、メダルMが転動する底板部10c、および天板部10dにより構成されている。
図示例のメダル検知センサ1は、メダル通路10に向けて光を投射する投光器2と、投光器2による投射光をメダルMの表面での反射を介して間接的に受光する受光器3とを含んでいる。投光器2および受光器3はメダル通路10の同じ側の側板部10aに設置されており、投光器2による投射光がメダル通路10を通過するメダルMの表面で反射して受光器3で受光されるようにそれぞれメダル通路10に向けて配置されている。前記メダル通路10における投光器2の設置位置と受光器3の設置位置との間にメダル検知領域Sが形成され、メダルMがこのメダル検知領域Sを通過するとき、メダルMの通過が検出される。
この実施例のメダル検知センサ1は、メダルMの表面での反射光を受光器3が受光することによりメダルMの通過を検知する方式であるが、図3および図4に示すように、投光器2による投射光をメダルMが遮断して受光器3で受光できなくなったことによりメダルMの通過を検知する方式のものを採用することもできる。
図3および図4に示すメダル検知センサは、メダル通路10に向けて光を投射する投光器2と、投光器2による投射光を直接受光する受光器3とを含んでいる。投光器2および受光器3はメダル通路10の相対する側の側板部10a,10bにそれぞれ設置されており、投光器2による投射光がメダル通路10を通過して受光器3で受光されるようにメダル通路10を挟んで対向配置されている。前記メダル通路10における投光器2と受光器3とで挟まれる部分にメダル検知領域Sが形成され、メダルMがこのメダル検知領域Sを通過するとき、メダルMの通過が検出される。
図5は、スロットマシンにおけるメダルの検知に関わる部分の回路構成を示すもので、図1および図2に示したメダル検知センサ1、マイクロコンピュータをもって構成される制御部5、駆動パルス発生回路6、駆動回路60、および不正検知回路7を含んでいる。
前記制御部5は駆動パルス発生回路6に始動信号や停止信号を与えて駆動パルスの発生や停止を制御する。また、制御部5は不正検知回路7より不正検知信号xを入力したときは警報機や表示器などの報知器8を作動させて警報音などを発生させ、不正検知回路7よりメダル検知信号sを入力したときはメダルがメダル通路10を通過したものと認識してメダル枚数の計数処理を実行する。
前記駆動パルス発生回路6は駆動パルスpを繰り返し発生し、駆動回路60はこの駆動パルスpによって投光器1を間欠駆動する。前記駆動パルスpは、図7(1)に示すように、メダル通過時間(メダル検知センサ1のメダル検知領域SをメダルMが通過するのに要する時間)より十分に短い周期Tのものである。この実施例では、駆動パルスpを休止することなく連続して発生させている。
前記不正検知回路7は、前記受光器3で得られた受光信号qと前記駆動パルスpとの不一致を判別して不正検知信号xを出力する。また、不一致判別を行わなかったときはメダル検知信号sを出力する。
前記投光器2による投射光はメダル通路10を通過するメダルMの表面で反射し、その反射光が受光器3で受光されるので、その受光信号qは、図7(2)に示すように、メダル通過時間に相当する期間だけ受光器3より出力される。受光信号qは駆動パルスpとパルス幅Tおよび周期(T+T)(ただし、Tはパルスが立ち下がっている時間長さ)が一致する。一方、発光素子を備えた不正用具をメダル投入口へ挿入し、メダル通過時間に相当する期間だけ発光素子を発光動作させてその投射光を受光器3に作用させると、図7(3)に示すような受光信号q′が受光器3より出力される。この不正な受光信号q′はパルス幅Tが適正な受光信号qより大きいので、このパルス幅Tの大きさを判別することにより不正の検出が可能である。
図6は、上記した不正検知回路7の具体例を示している。
図示例の不正検知回路7は、オン時間タイマー71、オフ時間タイマー72、第1、第2の比較回路73,74、計数回路75、および第3の比較回路76を含んでいる。
オン時間タイマー71は受光信号q,q′が立ち上がる度にその立ち上がっている時間長さ、すなわちパルス幅Tを計測する。第1の比較回路73はオン時間タイマー71の計測値Tを所定の上限値TH1および下限値TH2とそれぞれ比較し、TH1≧T≧TH2のときは正常信号を計数回路75へ出力し、T>TH1またはT<TH2のときは不正検知信号xを制御部5へ出力する。この実施例の第1の比較回路73では、パルス幅Tが駆動パルスpより小さな受光信号についても不正行為によるものとして不正検知が行われる。
前記オフ時間タイマー72は、受光信号q,q′が終了したかどうかを判別するためのもので、受光信号q,q′が立ち下がる度にその立ち下がっている時間長さTを計測する。第2の比較回路74はオフ時間タイマー72の計測値Tが十分に大きな所定のしきい値TH3と比較し、T>TH3になったときは、計数を終了させる終了信号を計数回路75へ出力する。
前記計数回路75は第1の比較回路73が正常信号を出力する度に計数動作してパルス数を計測する。第3の比較回路76は計数回路75の計数値nを所定の上限値TH4および下限値TH5とそれぞれ比較し、TH5≦n≦TH4のときはメダル検知信号sを制御部5へ出力し、n<TH5またはn>TH4のときは不正検知信号xを出力する。この計数回路75および第3の比較回路76によると、パルス幅t1が駆動パルスpと一致する受光信号であってもそれが1個のパルスより成る受光信号や、複数個のパルスより成るが周期の不一致などでパルス数に差異がある受光信号については不正行為によるものとして不正検知を行っている。
なお、この実施例では、受光信号q,q′のパルス幅Tとパルス数nとで不正検知を行っているが、図5において点線で示すように、駆動パルスpを不正検知回路7に取り込み、受光信号q,q′と駆動パルスpとの間に位相差があるかどうかを判別することにより不正を検知することもできる。
図8は、メダル検知センサ1の投光器2と受光器3とを対向配置した実施態様(図3および図4に示す実施態様)の不正検知方法を示している。
この実施態様の場合、投光器2による投射光は直接受光器3で受光されるので、受光器3の受光信号qは、図8(2)に示すように、メダル通過時間に相当する期間だけ途切れたものになる。一方、発光素子を備えた不正用具をメダル投入口へ挿入し、メダル通過時間に相当する期間だけ発光素子の発光を停止させ、その前後の期間は発光させて投射光を受光器3に作用させると、図8(3)に示すような受光信号q′が受光器3より出力される。この不正な受光信号q′では、発光停止前後においてパルス幅Tが適正な受光信号qより大きくなるので、このパルス幅Tの大きさを判別することにより不正の検出が可能である。
図9は、駆動パルス発生回路6の他の実施例を示すもので、図10はそのタイムチャートである。
図示例の駆動パルス発生回路6は、メダル検知センサ1におけるメダル通過時間より短い周期Tでパルス信号(図10(1)参照)を繰り返し発生させるパルス信号発生回路61と、パルス信号発生回路61で発生したパルス信号を所定の時間長さtだけ通過させかつ所定の時間長さtだけ通過を遮断する動作を実行させるためのゲート信号g(図10(2)参照)を生成するゲート信号発生回路63と、前記パルス信号発生回路61で発生したパルス信号とゲート信号gとの論理積で与えられる駆動パルスp(図10(3)参照)を生成して駆動回路60へ出力するゲート回路62とを含んでいる。前記ゲート信号gが立ち上がっている時間長さtおよび立ち下がっている時間長さtはいずれもメダル通過時間より短い一定値に設定されている。
図10に示す実施例では、駆動パルス発生回路6は4個の駆動パルスpを繰り返し発生する動作を一定時間毎に繰り返すもので、メダルの通過により受光器3で得られる受光信号q(図10(4)参照)は駆動パルスpとパルス幅Tが一致しかつパルス数nは所定の範囲の値(図示例ではn=4または5)となる。従って、この実施例における不正検知回路7は、不正用具の発光素子をメダル通過時間だけ点灯させることにより得られる不正な受光信号q′(図10(5)参照)はパルス幅Tによって、また、不正用具の発光素子をパルス信号と同じパルス幅および周期で繰り返し点灯させることにより得られる不正な受光信号q′(図10(6)参照)はパルス数nによって、それぞれ検出することができる。
なお、この実施例の不正検知回路7は、図6に示した具体例と同様の構成のものであり、図示並びに説明を省略する。
また、この実施例では、受光信号q,q′のパルス幅Tとパルス数nとで不正検知を行っているが、図9において点線で示すように、駆動パルスpを不正検知回路7に取り込み、受光信号q,q′と駆動パルスpとの間に位相差があるかどうかを判別することにより不正を検知することもできる。
図11は、駆動パルス発生回路6の他の実施例についてのタイムチャートを示す。なお、この実施例における駆動パルス発生回路6の構成は図9と同様に構成のものである。
この実施例では、ゲート信号gが立ち上がっている時間長さは一定とし、ゲート信号gが立ち下がっている時間長さはtとt(ただし、t>t)の2種類に設定したものである。この実施例では、駆動パルス発生回路6は4個の駆動パルスpを繰り返し発生する動作を時間長さtまたはtの休止時間を挟んで繰り返すもので、メダルの通過により受光器3で得られる受光信号q(図11(4)参照)はパルス数nが所定の範囲内の値(図示例では16個)となる。従って、不正用具の発光素子をパルス信号(図11(1)参照)と同じパルス幅および周期で繰り返し点灯させる動作を一定の休止時間t,t(ただし、t=t、t=t)を挟んで繰り返すことにより得られる不正な受光信号q′(図11(5)(6)参照)はパルス数nによって、それぞれ検出することができる。なお、この実施例ではゲート信号gが立ち下がっている時間長さを2種類設定しているが、立ち上がっている時間長さを2種類設定してもよい。
メダル検知センサをメダル通路に設置した状態を示す断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 メダル検知センサの他の実施態様を示す断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 メダル検知に関わる部分の回路構成例を示すブロック図である。 不正検知回路の具体例を示すブロック図である。 不正検知回路の動作を示すタイムチャートである。 図3および図4の実施態様における不正検知回路の動作を示すタイムチャートである。 不正検知回路の他の実施例を示すブロックである。 図9の実施例における不正検知回路の動作を示すタイムチャートである。 不正検知回路の他の実施例の動作を示すタイムチャートである。 スロットマシンの外観を示す斜視図である。 メダル検知センサの構成例を示す説明図である。 メダル検知センサの他の構成例を示す説明図である。 図13の構成例についての動作を示すタイムチャートである。 図14の構成例についての動作を示すタイムチャートである。 不正用具による不正行為を示す説明図である。 不正用具による不正行為を示す説明図である。
符号の説明
1 メダル検知センサ
2 投光器
3 受光器
5 制御部
6 駆動パルス発生回路
7 不正検知回路
10 メダル通路
100 メダル投入口

Claims (7)

  1. メダル投入口に連通するメダル通路と、メダル通路に向けて光を投射する投光器および投光器による投射光を直接またはメダルの表面での反射によって受光する受光器を含むメダル検知センサとを備えた、メダルを遊技媒体とするメダル遊技機において、
    メダルがメダル通路におけるメダル検知センサのメダル検知領域を通過するのに要するメダル通過時間内に発生するパルス数が複数個となるような短い周期の駆動パルスを前記周期で繰り返し発生させる駆動パルス発生回路と、駆動パルス発生回路が発生した駆動パルスによって前記投光器を間欠駆動させる駆動回路と、前記受光器で得られた受光信号と前記駆動パルスとの不一致を判別してメダル投入行為の不正を検出する不正検知回路と、前記不正検知回路が不正を検出しないことを条件にメダルの検知判断を行う制御部とを備え、前記駆動パルス発生回路は、前記メダル通過時間より短い一定の時間長さだけ駆動パルスを繰り返し発生した後に前記メダル通過時間より短い一定の時間長さだけ駆動パルスの発生を停止する動作を繰り返すことを特徴とするメダル遊技機。
  2. 請求項1に記載されたメダル遊技機であって、前記駆動パルス発生回路が駆動パルスを繰り返し発生する時間長さまたは駆動パルスの発生を停止する時間長さは複数種類設定されていることを特徴とするメダル遊技機。
  3. 前記投光器および受光器は、メダル通路の同じ側に投光器による投射光がメダル通路を通過するメダルの表面で反射して受光器で受光されるようにそれぞれメダル通路に向けて配置されている請求項1または2に記載されたメダル遊技機。
  4. 前記投光器および受光器は、メダル通路の相対する側にメダル通路を挟んで対向配置されている請求項1または2に記載されたメダル遊技機。
  5. 前記不正検知回路は、前記受光信号が駆動パルスとパルス幅が一致しないとき不正検知信号を出力する請求項1または2に記載されたメダル遊技機。
  6. 前記不正検知回路は、前記受光信号が駆動パルスとパルス数が一致しないとき不正検知信号を出力する請求項1または2に記載されたメダル遊技機。
  7. 前記不正検知回路は、前記受光信号が駆動パルスと位相が一致しないとき不正検知信号を出力する請求項1または2に記載されたメダル遊技機。
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