JP6364166B2 - 遊技媒体使用機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機(例えばスロットマシン等)で用いられる遊技媒体(例えばメダル等)の貸出を行う遊技媒体貸出機内に配置されている計数ホッパーなどの遊技媒体使用機に対する不正行為を防止する技術に関する。
従来から、不正行為を防止する機構を備えた遊技機および遊技媒体使用機の開発が盛んに行われている。例えば、特許文献1には、メダル貸機が備えるメダル払出部に、フォトセンサからなるカウントセンサを備え、メダル払出部によって払い出されたメダルを計数する技術が開示されている。
特開2009−112838号公報
しかし、特許文献1の技術によれば、メダル払出部から払い出されるメダルをフォトセンサだけで計数するので、メダル貸機は不正行為を容易に受けてしまい、その結果、特許文献1のメダル貸機を導入している遊技場の運営者は相応の不利益を被っていた。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、遊技媒体を使用して動作する遊技媒体使用機に対する不正行為の防止を強化することを目的とする。
前記目的を達成する本発明は、
遊技媒体を使用して動作する遊技媒体使用機であって、
前記遊技媒体を検知すると計数する複数種類の遊技媒体センサと、
前記複数種類の遊技媒体センサによる計数がすべて成功した前記遊技媒体について計数を許可する制御部と、を備える
ことを特徴とする。
詳細は後記する。
本発明によれば、遊技媒体を使用して動作する遊技媒体使用機に対する不正行為の防止を強化することができる。
本実施形態の遊技媒体貸出機の全体構成図であり、(a)は正面図で、(b)は右側面図である。 遊技媒体貸出機の内部構造の概要図であり、右側面図である。 計数ホッパーの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について、図面を参照(言及図以外の図面も適宜参照)しながら説明する。なお、本実施形態における「上」、「下」、「左」、「右」、「手前(正面)」、「奥(背面)」の各方向については、図1、図2に示す通りとする。
図1(a)(b)に示すように、遊技媒体貸出機1は、メダル(遊技媒体)を用いて遊技を行う遊技機(不図示)に隣接して設置される装置である。
遊技媒体貸出機1は、縦長直方体形状の本体2と、貨幣投入口3と、払出機能・計数機能兼備用部材50と、ノズル4と、制御部101と、払い出しホッパー102と、計数ホッパー103(遊技媒体計数機)と、を主に備えている。
本体2は、遊技媒体貸出機1の各装置を収納する筐体である。本体2は、底板201と、側板202,202と、背板203と、天板204と、手前側の開口部を塞ぐ複数の正面板211a,212a,213a,214aと、を含んで構成されている。また、図1(b)に示すように、本体2の内部は、上から順番に、ビルバリユニット収納部211と、制御部収納部212と、メダル補充部(遊技媒体補充部)213と、払い出しホッパー収納部214と、計数ホッパー収納部215とに仕切られている。
ビルバリユニット収納部211は、遊技者が投入する貨幣を識別するビルバリユニット(貨幣識別装置)(図示せず)を収納する部位である。ビルバリユニット収納部211は、手前側の開口部が正面板211aによって塞がれている。正面板211aには、遊技者によって投入される貨幣の投入口である貨幣投入口3が形成されている。
制御部収納部212は、遊技媒体貸出機1における各種制御を行う制御部101を収納する部位である。制御部101は、手前側の開口部を塞ぐ正面板212aに一体形成されている。正面板212aには、カード挿入口212b及びタッチパネル式モニタ212cが形成されている。カード挿入口212bには、遊技者の情報が記憶されたカードが挿入される。タッチパネル式モニタ212cには、遊技者の遊技状況(例えば、払い出しメダル枚数、獲得メダル枚数等)が表示される。
メダル補充部213は、払い出しホッパー102にメダルを補充するための部位である。メダル補充部213の手前側の開口部は、板状の開閉扉(正面板)213aで塞がれている。メダル補充部213の内部は、払い出しホッパー102に連通する中空部(図示せず)を備えている。
払い出しホッパー収納部214は、払い出しホッパー102を収納する部位である。払い出しホッパー収納部214の手前側の開口部は、払出機能・計数機能兼備用部材50に一体形成された正面板214aで塞がれている。
計数ホッパー収納部215は、計数ホッパー103を収納する部位である。計数ホッパー収納部215の手前側の開口部は、払出機能・計数機能兼備用部材50に一体形成された正面板214aで塞がれている。
ノズル4は、ノズル本体5とノズルトップ6から構成され、払い出しホッパー102から払い出されるメダルを遊技機の下皿に誘導する。
払い出しホッパー102は、制御部101の指示により所定数のメダルを払い出す。
計数ホッパー103は、計数したメダルの枚数を制御部101に伝える。
なお、制御部101は、演算手段、記憶手段、カード挿入口212b、カード読み取り部(図示せず)、タッチパネル式モニタ212c等を含んで構成されている。記憶手段は、払い出しホッパー102から払い出された払い出しメダル枚数、遊技者が遊技によって獲得した獲得メダル枚数及び計数ホッパー103によってカウントされた計数メダル枚数などを記憶する。演算手段は、記憶手段で記憶された各メダル枚数を読み出して差枚数を計算する等の演算を行う。
遊技媒体貸出機1では、遊技者によって貨幣投入口3から貨幣が投入されると、制御部101からの指示により、投入された貨幣の価値(金額)に応じて、払い出しホッパー102によって所定数のメダルを払い出す。
払出機能・計数機能兼備用部材50は、遊技者が計数のために投入するメダルを受ける計数メダル受皿部7(図2参照)と、計数メダル受皿部7から計数ホッパー103までの計数メダル通路の少なくとも一部と、払い出しホッパー102からノズル4のノズルトップ6までの払い出しメダル通路の少なくとも一部と、を一体の部材として構成したものである。なお、計数メダル受皿部7は、開口部を有する。開口部は、払出機能・計数機能兼備用部材50の上部に設けられ、上向き(真上(鉛直)方向だけでなく斜め上方向でもよい。)に開口し、遊技者が計数のために投入する遊技媒体を受ける部分である。
図2に示すように、計数メダル受皿部7から投入されたメダルが計数メダル通路におけるオートスタートセンサ11の近傍を通過すると、オートスタートセンサ11から制御部101を介して計数ホッパー103にメダルを検知した信号が送られて、計数ホッパー103が始動する。計数ホッパー103の奥の本体2の下方向にメダル落下口を有する下方向誘導部材12が設けられている場合、計数ホッパー103から放出されたメダルは、遊技媒体貸出機1の下方向に誘導され、例えば遊技媒体貸出機1の下方に設けられたメダル回収システムに回収される。下方向誘導部材12のメダル落下口は、本体2の底部を構成する底板201の奥側(背板203側)に形成された開口部201aに連通している。
払い出しホッパー102は、計数機器111と、貯留部112と、ベース部材113とを含んで構成されている。
計数機器111は、メダルを一枚ずつカウントする機器である。カウントされたメダル数は、制御部101に記憶される。
貯留部112は、計数機器111の上に形成され、中空部を備えた箱状体である。貯留部112の上部は開放されており、流下したメダルを貯留部112に貯留する。貯留部112の下部も開放されており、計数機器111内にメダルが落下する。
ベース部材113は、計数機器111の下部に形成される部材であって、払い出しホッパー102の高さ調節のための部材である。
〔計数ホッパー103の構成〕
計数ホッパー103は、計数機器121と、貯留部122と、ベース部材123とを含んで構成されている。説明の便宜上、図2において、計数ホッパー103の内部構造を図示している。
計数機器121は、メダルを一枚ずつカウントする機器である。カウントされたメダル数は、制御部101に記憶される。計数機器121は、計数回転盤131と、誘導通路132と、フォトセンサ133(遊技媒体センサ)と、磁気センサ134(遊技媒体センサ)と、振分けソレノイド135と、ディップスイッチ136(設定部)とを含んで構成されている。なお、計数回転盤131と、フォトセンサ133と、磁気センサ134と、振分けソレノイド135と、ディップスイッチ136とは、通信線(図示せず)によって通信可能に接続されており、制御部101と通信可能に接続されている。
計数回転盤131は、円板状を呈し、計数機器121の上部に配置される。計数回転盤131には、板厚方向に貫通し、メダルよりも若干大きな外径からなる複数のメダル収納孔(図示せず)が形成されている。各遊技場で使用されているメダルは、小径メダルが大半であるが、大径メダルもある。前記メダル収納孔の大きさは、大径メダルも収納できる大きさであり、小径メダルも収納できる。前記メダル収納孔は、本実施形態では3個形成されている。
計数回転盤131は、計数機器121内部に配置されている駆動モータ(図示せず)によって周方向に正逆回転する。計数回転盤131は、周方向に回転することにより、貯留部122に貯留されたメダルをメダル収納孔に一時的に収納する。計数回転盤131がさらに周方向に回転すると、メダル収納孔に収納されたメダルは、メダルの進行方向、つまり誘導通路132の奥端部に向かって放出される方向に計数回転盤131から少しずつ押し出されるが、放出ローラ133a(図3参照)によって一時的に阻止される。その後メダルは、放出ローラ133aを付勢力に抗して押し広げて外方に向けて計数回転盤131から放出され、放出ローラ133aの元へ戻ろうとする付勢力により弾き出され、誘導通路132上を通過する。
誘導通路132は、計数機器121の上部にて、計数回転盤131の背面側から下方向誘導部材12にまでメダルの進行方向に延在している。誘導通路132のうち、磁気センサ134の後方、かつ、振分けソレノイド135の下方に位置する一部領域は、使用不可メダルが落下するために切欠かれている。
なお、遊技機に投入されるメダルは、使用可能メダルと前記使用不可メダルの2つに分類することができる。「使用可能メダル」とは、1台または複数台の遊技機で使用することが許可されたメダルである。このような遊技機は、例えば、1つの遊技場内に配置され、現金からメダルへの交換率が同一となる遊技機である。同一の使用可能メダルが使用される複数台の遊技機間では、その使用可能メダルをどの遊技機でも使用できる。また、1台の遊技機で使用される使用可能メダルは、1種類または複数種類あってもよい。一方、「使用不可メダル」とは、1台または複数台の遊技機で使用される使用可能メダル以外のメダルである。このような使用不可メダルは、例えば、他の遊技場から持ち込んだメダルや、自身の遊技場内であっても現金からメダルへの交換率が異なる遊技機で使用される使用可能メダルが該当する。また、10円玉などの硬貨やゲームセンタで使用されるコインなども使用不可メダルに該当する。
フォトセンサ133は、メダルの進行方向において磁気センサ134の手前側に配置されており、放出ローラ133aの動き(図3の両矢印参照。)を検知することで、計数回転盤131から放出されたメダルを検知する。具体的には、計数回転盤131に対して略垂直方向に延在している棒材があって、この棒材は、回動自在である放出ローラ133aを上端に備え、フォトセンサ133からの光を遮光する遮光片(図示せず)を下端に備える。そして、計数回転盤131から放出されたメダルが放出ローラ133aを動かせば、棒材を介して遮光片も移動してフォトセンサ133からの光を遮光するので、フォトセンサ133はメダルを検知できる。フォトセンサ133がメダルを検知すると、磁気センサ134は、メダルの真贋判定のための処理を開始する。また、フォトセンサ133は、検知したメダルを計数する計数回路を備える。
磁気センサ134は、メダルが通過したことにより発生する電圧を検出する。磁気センサ134は、略直方体を呈する箱体を備えており、メダルの進行方向に貫通する孔を前記箱体の中心に有する。前記孔は、誘導通路132の一部を構成しており、メダル(大径メダルも含む)を通過させる。磁気センサ134は、磁気センサ134を駆動する回路と、前記孔の周りに多重に巻かれているコイルと、前記コイルに流れる電流による電圧値を計測する電圧計測器といったハードウェア構成を、前記箱体に収容されるようにして含む。前記コイルは、メダルを検知する環状(中空部を取り囲む形状)の検知部分であり、前記コイルの中空部は、前記孔に一致する。なお、検知部分は、円形の環状であってもよいし、四角形の環状であってもよい。
メダルは、磁気センサ134が備える環状の検知部分の中空部を通過し、つまりコイルの中を通過し、誘導通路132に沿って放出される。このとき、磁気センサ134は、メダルがコイルの中を通過したことに起因する電磁誘導により発生した電圧を検出できる。つまり、前記電圧計測器は、内部をメダルが通過したコイルに流れた電流の電圧値を計測する。
磁気センサ134は、計測した電圧値から、メダルを特徴付ける材質、外径、厚さという3つの要素のうちの第1の要素、第2の要素をそれぞれ特定するための第1の磁気信号、第2の磁気信号を取得する。第1の磁気信号、第2の磁気信号を解析することによって、磁気センサ134の中空部を通過したメダルの要素を特定し、どのような種類のメダルであるかを識別できる。また、磁気センサ134は、第1の磁気信号、第2の磁気信号、および、磁気センサ134が予め記憶しており、第1の要素、第2の要素の各々について使用可能メダルから予め取得した第3の磁気信号、第4の磁気信号を用いることでメダルの真贋判定を行う。
磁気センサ134は、磁気センサ134の中空部を通過したメダルを計数する計数回路を備える。また、磁気センサ134は、前記真贋判定の判定結果に基づいて、使用可能メダルと、使用不可メダルとを計数することができる。磁気センサ134の中空部を通過したメダルの総枚数と、使用可能メダルの枚数と、使用不可メダルの枚数とは、計数結果として上位装置(例:遊技媒体貸出機1の制御部101、ホールコンピュータの制御部)に送信される。
振分けソレノイド135は、磁気センサ134を通過したメダルが使用不可メダルであった場合に、そのメダルを使用可能メダルと振分ける。振分けソレノイド135は、誘導通路132のうち磁気センサ134の後方で切欠かれた一部領域の上方に配置されている。振分けソレノイド135は、磁気センサ134の真贋判定の判定結果に応じて上下に移動可能な規制部材135aを有しており、規制部材135aを上下に動かすことで、使用可能メダルをメダルの進行方向に通過させ、使用不可メダルを前記一部領域から落下させる。
ディップスイッチ136は、メダルの設定用スイッチであって、複数種類あるメダルから1つ以上のメダルを使用可能メダルとして設定するために用いられる。ディップスイッチ136は、計数機器121の左側面上に取り付けられている。ディップスイッチ136は、例えばオン・オフを切り替えることが可能な8つのスイッチを備えており、各スイッチを、遊技場で通常使用されている1種類のメダルに対応させることができる。
貯留部122は、計数機器121の上に形成され、中空部を備えた箱状体である。貯留部122の上部は開放されており、流下したメダルを貯留部122に貯留する。貯留部122の下部も開放されており、計数機器121内にメダルが落下する。
ベース部材123は、計数機器121の下部に形成される部材であって、計数ホッパー103の高さ調節のための部材である。ベース部材123は、回収ボックス137を含んで構成されている。
回収ボックス137は、判定部143により判定され、振分けソレノイド135によって落下してきた使用不可メダルを回収する。
〔計数ホッパー103の作用〕
図2に示すように、計数機器121の計数回転盤131のメダル収納孔(図示せず)から放出ローラ133aによって弾き出されたメダルは、誘導通路132に沿ってフォトセンサ133からの光が前記遮光片によって遮光されるようにして通過する。フォトセンサ133は、遮光によってメダルを検知するとメダル検知信号を磁気センサ134に送信することで、磁気センサ134にメダルの真贋判定の処理をさせる。
もし、フォトセンサ133がメダルを一定時間検知しない場合、制御部101の制御により、計数ホッパー103内部の環境温度変化などに対する磁気センサ134のキャリブレーション(較正)が行われる。
計数回転盤131から放出されたメダルが使用可能メダルであった場合、この使用可能メダルは、遮光片によってフォトセンサ133からの光が完全に遮断されるように放出ローラ133aを押し広げる。一方、使用不可メダルの具体例であって、使用可能メダルよりも小径となる小径コイン(例:10円玉硬貨)が計数ホッパー103に投入された場合、小径コインが放出ローラ133aを押し広げても、放出ローラ133aの移動量は小さく、フォトセンサ133からの光が完全に遮断されることは無い。よって、フォトセンサ133は、放出ローラ133aの移動量に基づいて、使用不可メダルを検知することができる。
フォトセンサ133は、計数回転盤131から放出されたメダルの計数を行う。計数回転盤131から放出されたメダルが使用不可メダルであった場合には、フォトセンサ133はメダルの計数を行わなくてもよいが、使用不可メダルの計数を行ってもよい。
フォトセンサ133付近を通過したメダルは、磁気センサ134が備える環状の検知部分の中空部を通過する。すると、信号取得部141、142は、磁気センサ134の電圧計測器が計測した、コイルに電流が流れたときの電圧値を用いて、第1の磁気信号、第2の磁気信号をそれぞれ取得する。
磁気センサ134は、磁気センサ134が備える環状の検知部分の中空部をメダルが通過できる構成を有しているので、立体的に全方位の磁束の変化に起因する電圧を検出することができる。そのため、磁気センサ134は、単に通過したメダルを計数するだけでなく、メダルの材質、外径、厚さといった詳細な情報も取得できる。一般的には、メダルに用いる金属の誘電率が大きいほど磁気信号のピーク強度が大きくなる。また、メダルの外径が大きいほど磁気信号の検知時間長が大きくなる。また、メダルの厚さが大きいほど磁気信号のピーク強度が大きくなる。
磁気センサ134は、磁気センサ134の中空部を通過したメダルから取得した第1の磁気信号、第2の磁気信号と、予め記憶している使用可能メダルの第3の磁気信号、第4の磁気信号とを用いてメダルの真贋判定を行う。
真贋判定の判定結果は、振分けソレノイド135に送信される。前記判定結果は、磁気センサ134を通過したメダルが使用可能メダルであるか、または使用不可メダルであることを示し、例えば、規制部材135aの動きを制御する制御信号である。振分けソレノイド135は、磁気センサ134から、使用可能メダルであるという判定結果を受信したときには、規制部材135aを下方に動かさない。その結果、使用可能メダルと判定されたメダルは、誘導通路132の奥端部に到達し、下方向誘導部材12を経由してメダル回収システムに回収される。
一方、振分けソレノイド135は、磁気センサ134から、使用不可メダルであるという判定結果を受信したときには、規制部材135aを下方に動かす。その結果、使用不可メダルと判定されたメダルは、誘導通路132の奥端部に到達することなく、誘導通路132の切欠かれた一部領域から落下し、回収ボックス137に回収される。
磁気センサ134は、磁気センサ134の中空部を通過したメダルの計数を行う。また、磁気センサ134は、前記判定結果に基づいて、使用可能メダルの計数、使用不可メダルの計数を行うことができる。なお、例えば、上位装置から磁気センサ134に対して、磁気センサ134の中空部を通過したメダルの計数、使用可能メダルの計数、使用不可メダルの計数のうち少なくとも1つを行うように設定することができる。
上記したように、計数ホッパー103は、フォトセンサ133および磁気センサ134という、異なるメダル検知方式でメダルを検知し、計数する2種類のメダルセンサを備えている。よって、悪意ある者が計数ホッパー103に対して所定態様の不正行為を行おうとする場合には、フォトセンサ133と、磁気センサ134との両方を誤動作させなければならない。したがって、例えば、フォトセンサのみ備えるメダル計数機において前記フォトセンサに誤動作させる場合、または磁気センサだけ備えるメダル計数機において前記磁気センサに誤動作させる場合と比較して、本実施形態の計数ホッパー103に対する不正行為は多大な労力を必要とし、前記不正行為の実行を極めて困難にすることができる。その結果、本実施形態の計数ホッパー103に対する不正行為の防止を強化することができ、例えば、本実施形態の計数ホッパー103を搭載する遊技媒体貸出機1を導入している遊技場の運営者は、不正行為による不利益発生の可能性を低減することができる。
本実施形態の計数ホッパー103は、計数ホッパー103に投入されたメダルに関して、フォトセンサ133による計数と、磁気センサ134による計数との両方が行われた(成功した)場合に、そのメダルの最終的な計数が行われる(そのメダルについて計数を許可する)計数方式を採用することができる。つまり、フォトセンサ133の計数があっても磁気センサ134の計数が無かった場合、磁気センサ134の計数があってもフォトセンサ133の計数が無かった場合、そのメダルの計数は結局行われない。前記計数方式によるメダルの最終的な計数は、例えば、フォトセンサ133および磁気センサ134の動作を制御する計数ホッパー103の制御部(図示せず)が行う。また、上位装置の制御部が行ってもよい。
例えば、悪意ある者は、一度に大量の使用不可メダルを計数ホッパー103に投入する不正行為や、使用不可メダルを用いない不正行為を行う。使用不可メダルを用いない不正行為の具体例には、計数ホッパー103に向けて針金などを挿し込んでフォトセンサ133からの光を遮光するように放出ローラ133aを無理矢理動かすこと、磁気センサ134に磁性体を近づけて使用可能メダルに対応する磁気信号を無理矢理発生させること、などがある。
上記した計数方式を採用する計数ホッパー103に対してこれらの不正行為を成功させるためには、フォトセンサ133にも、磁気センサ134にも誤計数させることが必要となるので、多大な労力を要する。これらの不正行為によって、仮に、フォトセンサ133だけ誤計数させることに成功したり、磁気センサ134だけ誤計数させることに成功したりしても、計数ホッパー103での最終的な誤計数とはならず、不正行為は結局失敗に終わる。よって、上記した計数方式を採用する計数ホッパー103に対する不正行為を極めて困難にすることができる。
また、本実施形態の計数ホッパー103は、計数ホッパー103がメダルの計数を行った結果、フォトセンサ133が計数したメダルの枚数と、磁気センサ134が計数したメダルの枚数との差が所定枚数以上となった場合には、不正行為があったと決定することができる。前記所定枚数は、不正行為があった可能性が極めて高いと判断できる数とするとよく、例えば5枚とするとよいが、この所定数は任意に変更できる。不正行為があったという決定は、例えば、フォトセンサ133とおよび磁気センサ134の動作を制御する計数ホッパー103の制御部が行う。また、上位装置の制御部が行ってもよい。
計数ホッパー103は、不正行為があったと決定したときには、例えば、不正行為があったことの報知を報知装置に対して指示することができる。前記報知装置は、遊技者に見える、遊技媒体貸出機1、遊技機などが備えてもよいし、遊技者には見えない遊技場の管理室などに設置してもよい。なお、報知装置の報知態様は、警報ランプの点灯、警報音の出力などがある。また、報知装置への指示は、計数ホッパー103を介して、上位装置が行ってもよい。
不正行為があったと決定するための条件を、フォトセンサ133の計数と、磁気センサ134の計数とに基づいて定めることにより、不正行為の防止をさらに強化することができる。さらに、フォトセンサ133が計数したメダルの枚数と、磁気センサ134が計数したメダルの枚数との差が所定枚数未満である場合には、報知装置が報知しないので、頻繁に報知されることに伴う遊技場の店員などの確認労力を低減しつつ、不正行為を簡便に確認することができる。
なお、不正行為があったと決定したときには、例えば、前記決定以降のメダルの計数を中止したり、遊技機の遊技を中止したりすることもできる。
≪他の実施形態≫
前記実施形態の計数ホッパー103において、環状の検知部分の中空部にメダルが通過する磁気センサ134の代わりに、メダルが近傍を通過する磁気センサ(以下、「代替磁気センサ」と称する)を備えた構成を導入することができる。例えば、代替磁気センサは、誘導通路132の脇に配置することができる。
代替磁気センサは、磁気センサ134のように、メダルの材質、外径、厚さのすべてを特定することはできないが、少なくとも、代替磁気センサの脇を通過するメダルから所定の波形の磁気信号を取得して、メダルの検知することはできる。また、代替磁気センサは、検知したメダルを計数する計数回路を備える。
他の実施形態の計数ホッパー103は、フォトセンサ133および代替磁気センサという、異なるメダル検知方式でメダルを検知し、計数する2種類のメダルセンサを備えている。この計数ホッパー103も、フォトセンサ133および磁気センサ134を組み合わせた最初の実施形態と同様にして、悪意ある者による不正行為の実行を極めて困難にすることができ、よって、計数ホッパー103に対する不正行為の防止を強化することができる。
(その他)
本実施形態では、メダルを特徴付ける複数の要素として、メダルの材質、外径、厚さという3つの要素を採り上げた。しかしながら、本実施形態で取り扱う、メダルを特徴付ける要素は上記に限定されず、例えば、メダルの重量を前記要素としてもよい。また、本実施形態のメダルの識別を行うのに必要とする要素の個数は、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
また、本実施形態では、第1の磁気信号と、第2の磁気信号という、少なくとも2種類の磁気信号を用いて、磁気センサ134が備える環状の検知部分の中空部を通過するメダルの識別が行われる。しかしながら、3種類以上の磁気信号を用いてメダルの識別が行われてもよく、したがって、メダルを特徴付けるすべてまたは一部の要素を用いてメダルの識別が行われてもよい。
また、本実施形態の計数ホッパー103は、磁気センサ134が備える環状の検知部分の中空部をメダルが通過するように構成されている。しかしながら、磁気センサ134が第1の磁気信号および第2の磁気信号を取得できるのであれば、磁気センサ134の検知部分が環状であること、検知部分の中空部をメダルが通過すること、は必須の発明特定事項ではなく、磁気センサ134の検知部分をメダルが通過するように構成することも可能である。例えば、磁気センサ134の検知部分は、コ字状、またはC字状であってもよい。
計数ホッパー103にて、メダルを検知すると計数するメダルセンサは、フォトセンサと、磁気センサとの2種類に限定されることは無く、他の種類のメダルセンサ(例:画像センサ)を用いて、3種類以上用いることも可能である。IC(Integrated Circuit)メダルを採用する場合には、ICチップの情報を読み出すリーダを搭載したメダルセンサを含んでもよい。
計数ホッパー103にて、メダルを検知すると計数するメダルセンサは、2つに限定されることは無く、3つ以上であってもよい。また、計数ホッパー103に用いる複数種類のメダルセンサは、メダルを検知することができれば任意の箇所に配置してもよい。例えば、フォトセンサは、磁気センサよりもメダルの通路の下流側に配置してもよい。
フォトセンサ133および磁気センサ134による計数の開始タイミングは、例えば、上位装置からのリセットパルスの送信により、任意に設定することができる。例えば、ICカードを使用して遊技する遊技者が切り替わるたびに新たに計数を開始してもよい。また、遊技場の営業の開始時間から終了時間まで計数を継続することもできる。
計数ホッパー103が使用不可メダルを検知した場合、使用不可メダルの使用に対して、使用不可メダルが使用された時刻を関連付けた情報を管理してもよい。これにより、短時間に大量の使用不可メダルが使用されたことを検出したときは、不正行為があったとみなすことができる。使用不可メダルの使用に対して、さらに、ICカードを使用して遊技する遊技者のIDを関連付けて、前記情報を管理してもよい。
また、図1を参照すると、払い出しホッパー102は、計数ホッパー103の上方に配置されている。しかしながら、例えば、計数ホッパー103が、払い出しホッパー102の上方に配置されるようにし、払い出しホッパー102と計数ホッパー103との配置を逆にしてもよい。
また、図2を参照すると、計数メダル受皿部7から投入されたメダルがオートスタートセンサ11の近傍を通過すると、計数ホッパー103にメダルを検知した信号が送られて、計数ホッパー103が始動する。しかしながら、オートスタートセンサ11の代替手段となる計数ホッパー103始動用のボタンを用いて、前記ボタンを操作することで、計数ホッパー103を始動させてもよい。前記ボタンは、例えば、遊技媒体貸出機1の外側表面やその内部に配置することができる。
また、図2を参照すると、計数回転盤131および誘導通路132などは、奥方向に向かって下方に進むように、計数機器121の上部が傾斜している。しかしながら、例えば、計数機器121の上部が水平であっても、本発明を適用できる。
また、払出機能・計数機能兼備用部材50を備えない遊技媒体貸出機1内に配置されている遊技媒体使用機に対して本発明を適用できることは当然である。
なお、図1、図2に示されている、遊技媒体貸出機1内に配置されている計数ホッパー103は、遊技媒体を使用して機能する遊技媒体使用機の具体例の一つである。遊技媒体使用機の他の具体例としては、遊技媒体貸出機1内に配置されている払い出しホッパー102、遊技機内に配置されている払い出しホッパー、ジェットカウンタなどの計数機内に配置されている計数機ホッパーなどがある。遊技媒体使用機が遊技機内に配置されている払い出しホッパーである場合には、磁気センサ134と同等の磁気センサを、前記払い出しホッパーの払い出し口に配置するとよい。
本実施形態で説明した技術を組み合わせた技術を実現できる。
その他、本発明の装置を構成する部材の形状、配置などは、適宜変更できる。
1 遊技媒体貸出機
2 本体
3 貨幣投入口
4 ノズル
5 ノズル本体
6 ノズルトップ
7 計数メダル受皿部(計数遊技媒体受皿部)
11 オートスタートセンサ
12 下方向誘導部材
50 払出機能・計数機能兼備用部材
101 制御部(上位装置)
102 払い出しホッパー
103 計数ホッパー(遊技媒体計数機)
111 計数機器
112 貯留部
113 ベース部材
121 計数機器
122 貯留部
123 ベース部材
131 計数回転盤
132 誘導通路
133 フォトセンサ(遊技媒体センサ)
133a 放出ローラ
134 磁気センサ(遊技媒体センサ)
135 振分けソレノイド
136 ディップスイッチ(設定部)
137 回収ボックス

Claims (2)

  1. 遊技媒体を使用して動作する遊技媒体使用機であって、
    前記遊技媒体を検知するフォトセンサ及び前記遊技媒体の真贋判定を行う磁気センサと、
    前記フォトセンサによる検知及び前記磁気センサによる真判定がすべて成功した前記遊技媒体について計数を許可する制御部と、
    貯留部に貯留される遊技媒体を一時的に収納孔に収納してから誘導通路に押し出す計数回転盤と、
    前記計数回転盤から押し出される遊技媒体を前記誘導通路に放出する放出ローラと、
    を備え、
    前記フォトセンサは、前記放出ローラの動きを検知することで、前記計数回転盤から放出された前記遊技媒体を検知し、
    前記誘導通路の上流部に、前記磁気センサを有し、
    前記誘導通路における前記磁気センサの下流側に、前記計数回転盤から放出された前記遊技媒体のうち、使用可能遊技媒体は通過させ、使用不可遊技媒体は振り分けて落下させることが可能な、切り欠かれた一部領域を有し、
    前記誘導通路の上流側の外部に揺動支点を有するとともに、前記誘導通路の下流側の前記切り欠かれた一部領域と対向する部位において前記誘導通路内に張り出す規制部材を有し、
    前記使用可能遊技媒体が前記一部領域を通過する際には、前記規制部材を前記誘導通路から退避する位置に配置し、
    前記使用不可遊技媒体が前記一部領域を通過する際には、前記規制部材を前記誘導通路内に張り出して、通過する前記使用不可遊技媒体を前記切り欠かれた一部領域から落下させる
    ことを特徴とする遊技媒体使用機。
  2. 遊技媒体を使用して動作する遊技媒体使用機であって、
    前記遊技媒体を検知するフォトセンサ及び前記遊技媒体の真贋判定を行う磁気センサと、
    前記フォトセンサによる検知及び前記磁気センサによる真判定がすべて成功した前記遊技媒体について計数を許可する制御部と、
    貯留部に貯留される遊技媒体を一時的に収納孔に収納してから誘導通路に押し出す計数回転盤と、
    前記計数回転盤から押し出される遊技媒体を前記誘導通路に放出する放出ローラと、
    遊技者が前記遊技媒体を投入する計数遊技媒体受皿部と、
    前記計数遊技媒体受皿部から前記貯留部に前記遊技媒体を案内する計数遊技媒体通路と、
    前記計数遊技媒体通路において前記遊技媒体の通過を検知するオートスタートセンサと、
    前記オートスタートセンサが前記遊技媒体の通過を検知すると、前記計数回転盤を始動させる制御部と、を備え、
    前記フォトセンサは、前記放出ローラの動きを検知することで、前記計数回転盤から放出された前記遊技媒体を検知し、
    前記磁気センサは、前記誘導通路を通過する前記遊技媒体を検出する、
    ことを特徴とする遊技媒体使用機。
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