JPH10297579A - 自転車用シフト制御装置 - Google Patents
自転車用シフト制御装置Info
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- JPH10297579A JPH10297579A JP10121104A JP12110498A JPH10297579A JP H10297579 A JPH10297579 A JP H10297579A JP 10121104 A JP10121104 A JP 10121104A JP 12110498 A JP12110498 A JP 12110498A JP H10297579 A JPH10297579 A JP H10297579A
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
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- B62M9/122—Rear derailleurs electrically or fluid actuated; Controls thereof
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アップシフト及びダウンシフトの操作性をよ
り向上させる。 【解決手段】 この自転車用シフト制御装置は、ダウン
シフト作動ユニット１４とアップシフト作動ユニット１
８とを備えている。ダウンシフト作動ユニット１４はア
ップシフト作動ユニット１８と間隔を置いて配置されて
いる。たとえば、中間ハンドルバー・ステム取り付け部
分８８を有するハンドルバーと併用する場合、ハンドル
バー・ステム取り付け部分８８の一方の側部にダウンシ
フト作動ユニット１４を、またハンドルバー・ステム取
り付け部分８８のもう一方の側部にアップシフト作動ユ
ニット１８が取り付けられる。
り向上させる。 【解決手段】 この自転車用シフト制御装置は、ダウン
シフト作動ユニット１４とアップシフト作動ユニット１
８とを備えている。ダウンシフト作動ユニット１４はア
ップシフト作動ユニット１８と間隔を置いて配置されて
いる。たとえば、中間ハンドルバー・ステム取り付け部
分８８を有するハンドルバーと併用する場合、ハンドル
バー・ステム取り付け部分８８の一方の側部にダウンシ
フト作動ユニット１４を、またハンドルバー・ステム取
り付け部分８８のもう一方の側部にアップシフト作動ユ
ニット１８が取り付けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用シフト制
御装置、特にシフト・レバー、回転可能ハンドグリップ
など、間隔を置いて配置した作動ユニットを備える自転
車用シフト制御装置に関する。
御装置、特にシフト・レバー、回転可能ハンドグリップ
など、間隔を置いて配置した作動ユニットを備える自転
車用シフト制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自転車の変速装置の作動を制御するため
に、様々な型式の自転車用シフト制御装置が利用されて
いる。従来型の自転車用シフト制御装置には、巻取りド
ラムと一体に形成されたシフト・レバーを使用する型式
のものもある。この形式のものでは、コントロールケー
ブルが巻取りドラムに接続されており、ある方向にシフ
ト・レバーを回転させるとコントロールケーブルが巻取
りドラムに巻きついてコントロールケーブルが引っ張ら
れ、シフト・レバーを逆方向に回転させるとコントロー
ルケーブルが巻取りドラムから繰り出されて解放される
ようになっている。また、コントロールケーブルは、通
常、内装変速型またはディレイラ型の自転車用変速装置
に接続され、コントロールケーブルを引くと、変速装置
がアップシフトまたはダウンシフトを行い、コントロー
ルケーブルを解放すると、変速装置が前記と逆の動作を
行うようになっている。
に、様々な型式の自転車用シフト制御装置が利用されて
いる。従来型の自転車用シフト制御装置には、巻取りド
ラムと一体に形成されたシフト・レバーを使用する型式
のものもある。この形式のものでは、コントロールケー
ブルが巻取りドラムに接続されており、ある方向にシフ
ト・レバーを回転させるとコントロールケーブルが巻取
りドラムに巻きついてコントロールケーブルが引っ張ら
れ、シフト・レバーを逆方向に回転させるとコントロー
ルケーブルが巻取りドラムから繰り出されて解放される
ようになっている。また、コントロールケーブルは、通
常、内装変速型またはディレイラ型の自転車用変速装置
に接続され、コントロールケーブルを引くと、変速装置
がアップシフトまたはダウンシフトを行い、コントロー
ルケーブルを解放すると、変速装置が前記と逆の動作を
行うようになっている。
【０００３】また、ハンドル・レバーの軸の周囲に同軸
状に取り付けた回転可能なハンドグリップを備えた型式
の自転車用シフト制御装置もある。この場合は、ハンド
グリップがコントロールケーブルに接続されており、あ
る方向にハンドグリップを回転させると変速装置がアッ
プシフトまたはダウンシフトを行い、逆方向にハンドグ
リップを回転させると変速装置が前記と逆の動作を行
う。
状に取り付けた回転可能なハンドグリップを備えた型式
の自転車用シフト制御装置もある。この場合は、ハンド
グリップがコントロールケーブルに接続されており、あ
る方向にハンドグリップを回転させると変速装置がアッ
プシフトまたはダウンシフトを行い、逆方向にハンドグ
リップを回転させると変速装置が前記と逆の動作を行
う。
【０００４】さらに、１つのシフト・レバー・ハウジン
グに２本の独立したレバーを備えた型式の自転車用シフ
ト制御装置もある。この装置では、通常、レバーがラチ
ェット機構に接続されており、一方のレバーを回転させ
ると自転車用変速装置がアップシフトまたはダウンシフ
トを行い、他方のレバーを回転させると変速装置が前記
と逆の操作を行う。この２本のレバーは、ハンドル・レ
バーから手を移動しなくても回転させられるように、近
接して配置されている。
グに２本の独立したレバーを備えた型式の自転車用シフ
ト制御装置もある。この装置では、通常、レバーがラチ
ェット機構に接続されており、一方のレバーを回転させ
ると自転車用変速装置がアップシフトまたはダウンシフ
トを行い、他方のレバーを回転させると変速装置が前記
と逆の操作を行う。この２本のレバーは、ハンドル・レ
バーから手を移動しなくても回転させられるように、近
接して配置されている。
【０００５】従来のシフト装置は、１つの作動装置、ま
たは相互に近接配置された２つの作動装置で構成されて
いるため、アップシフト、ダウンシフト両操作とも同じ
手で行われ、通常、どちらの操作を行う場合も手はほぼ
同じ位置に置かれる。しかし、このことはライダーにと
って不便な場合がある。
たは相互に近接配置された２つの作動装置で構成されて
いるため、アップシフト、ダウンシフト両操作とも同じ
手で行われ、通常、どちらの操作を行う場合も手はほぼ
同じ位置に置かれる。しかし、このことはライダーにと
って不便な場合がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、間隔
を置いて配置した作動ユニットを備える自転車用シフト
制御装置を提供することにある。すなわち、作動ユニッ
トの配置間隔を広くして、ライダーがアップシフト、ダ
ウンシフトを行う場合、より認識しやすくすることにあ
る。
を置いて配置した作動ユニットを備える自転車用シフト
制御装置を提供することにある。すなわち、作動ユニッ
トの配置間隔を広くして、ライダーがアップシフト、ダ
ウンシフトを行う場合、より認識しやすくすることにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る自
転車用シフト制御装置は、第１ダウンシフト制御装置及
び第１アップシフト制御装置を備えている。第１ダウン
シフト制御装置は、第１アップシフト制御装置と離間し
て配置してある。例えば、中間ハンドルバー・ステム取
り付け部分を備えたハンドルバーと併用した場合、ハン
ドルバー・ステム取り付け部分の一方の側部に第１ダウ
ンシフト制御装置を取り付け、もう一方の側部に第１ア
ップシフト制御装置を取り付けてもよい。また、両制御
装置を、専用取り付け部材またはブレーキ・レバーやブ
ラケットなど、既存のハンドルバー取り付け構造物に取
り付けてもよい。
転車用シフト制御装置は、第１ダウンシフト制御装置及
び第１アップシフト制御装置を備えている。第１ダウン
シフト制御装置は、第１アップシフト制御装置と離間し
て配置してある。例えば、中間ハンドルバー・ステム取
り付け部分を備えたハンドルバーと併用した場合、ハン
ドルバー・ステム取り付け部分の一方の側部に第１ダウ
ンシフト制御装置を取り付け、もう一方の側部に第１ア
ップシフト制御装置を取り付けてもよい。また、両制御
装置を、専用取り付け部材またはブレーキ・レバーやブ
ラケットなど、既存のハンドルバー取り付け構造物に取
り付けてもよい。
【０００８】また、より特徴的な実施の形態では、第１
ダウンシフト制御装置が、第１ダウンシフト空気バルブ
制御部材（スイッチ・レバーなど）を有する第１ダウン
シフト空気バルブと、第１アップシフト空気バルブ制御
部材（スイッチ・レバーなど）を有する第１アップシフ
ト空気バルブとを備えていることもある。このような構
造によれば、指をわずかに移動するだけでダウンシフト
及びアップシフト操作を行うことができ、ライダーはハ
ンドルバーから手を離す必要がなく、また注意を集中す
る必要もない。したがって、ライダーは、ダウンシフト
及びアップシフトに必要な操作を簡単に覚えることがで
きる。
ダウンシフト制御装置が、第１ダウンシフト空気バルブ
制御部材（スイッチ・レバーなど）を有する第１ダウン
シフト空気バルブと、第１アップシフト空気バルブ制御
部材（スイッチ・レバーなど）を有する第１アップシフ
ト空気バルブとを備えていることもある。このような構
造によれば、指をわずかに移動するだけでダウンシフト
及びアップシフト操作を行うことができ、ライダーはハ
ンドルバーから手を離す必要がなく、また注意を集中す
る必要もない。したがって、ライダーは、ダウンシフト
及びアップシフトに必要な操作を簡単に覚えることがで
きる。
【０００９】必要な場合には、回転可能ダウンシフト制
御部材をダウンシフト空気バルブと動作可能に結合し
て、回転可能ダウンシフト制御部材が回転するとダウン
シフト空気バルブ制御部材が作動するようにしたり、回
転可能アップシフト制御部材とアップシフト空気バルブ
とを連動させ、回転可能アップシフト制御部材が回転す
るとアップシフト空気バルブ制御部材が作動するように
してもよい。回転可能制御部材は、ハンドルバーと同軸
状に取り付け可能な環状形状でもよい。このような構造
を採用すると、回転可能部材をわずかにひねるだけでデ
ィレイラが作動する。あるいは、第１ダウンシフト制御
装置がダウンシフトコントロールケーブルに接続された
回転可能ダウンシフト制御部材を備え、第１アップシフ
ト制御装置がアップシフトコントロールケーブルに接続
された回転可能アップシフト制御部材を備えていてもよ
い。本実施の形態の回転可能制御部材も、ハンドルバー
に同軸状に取り付け可能な環状形状のものでよい。
御部材をダウンシフト空気バルブと動作可能に結合し
て、回転可能ダウンシフト制御部材が回転するとダウン
シフト空気バルブ制御部材が作動するようにしたり、回
転可能アップシフト制御部材とアップシフト空気バルブ
とを連動させ、回転可能アップシフト制御部材が回転す
るとアップシフト空気バルブ制御部材が作動するように
してもよい。回転可能制御部材は、ハンドルバーと同軸
状に取り付け可能な環状形状でもよい。このような構造
を採用すると、回転可能部材をわずかにひねるだけでデ
ィレイラが作動する。あるいは、第１ダウンシフト制御
装置がダウンシフトコントロールケーブルに接続された
回転可能ダウンシフト制御部材を備え、第１アップシフ
ト制御装置がアップシフトコントロールケーブルに接続
された回転可能アップシフト制御部材を備えていてもよ
い。本実施の形態の回転可能制御部材も、ハンドルバー
に同軸状に取り付け可能な環状形状のものでよい。
【００１０】独立したアップシフト制御部材及びダウン
シフト制御部材は、２つに限定されるものではない。例
えば、シフト制御装置が、第２ダウンシフト制御装置及
び第２アップシフト制御装置を備え、第２ダウンシフト
制御装置が、第２アップシフト制御装置と間隔を置いて
配置されているようにしてもよい。このようなシフト制
御装置は、ハンドルバーの第１端部から延びる第１ハン
ドルバー延長部と、ハンドルバーの第２端部から延びる
第２ハンドルバー延長部とを備える自転車用ハンドルバ
ーと共用すると有用な場合がある。このような場合、第
１ハンドルバー延長部に第２ダウンシフト制御装置を取
り付け、第２ハンドルバー延長部に第２アップシフト制
御装置を取り付けてもよい。
シフト制御部材は、２つに限定されるものではない。例
えば、シフト制御装置が、第２ダウンシフト制御装置及
び第２アップシフト制御装置を備え、第２ダウンシフト
制御装置が、第２アップシフト制御装置と間隔を置いて
配置されているようにしてもよい。このようなシフト制
御装置は、ハンドルバーの第１端部から延びる第１ハン
ドルバー延長部と、ハンドルバーの第２端部から延びる
第２ハンドルバー延長部とを備える自転車用ハンドルバ
ーと共用すると有用な場合がある。このような場合、第
１ハンドルバー延長部に第２ダウンシフト制御装置を取
り付け、第２ハンドルバー延長部に第２アップシフト制
御装置を取り付けてもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態によ
る、間隔を置いて配置された作動ユニット１４及び１８
を備えた自転車用シフト制御装置１０を示す図である。
作動ユニット１４及び１８はガス作動ディレイラ２２の
ダウンシフト及びアップシフトを制御するのに使用され
る。本実施形態では、作動ユニット１４がダウンシフト
作動ユニットとしての機能を備え、作動ユニット１８が
アップシフト作動ユニットとしての機能を備えている。
ガス作動ディレイラ２２はダウンシフト・ガスアクチュ
エータ２６及びアップシフト・ガスアクチュエータ３０
を備えている。ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６
はガス管路２８を介してダウンシフト作動ユニット１４
に接続され、アップシフト・ガスアクチュエータ３０は
ガス管路３２を介してアップシフト作動ユニット１８に
接続されている。ダウンシフト作動ユニット１４及びア
ップシフト作動ユニット１８のそれぞれは、ガス管路４
０及び４２と、配給バルブ４６と、ガス管路５０と、供
給バルブ５４と、レギュレータ５８とを介して高圧ガス
源３６に接続されている。一般に、ダウンシフト・ガス
アクチュエータ２６にガス圧を供給すると、ディレイラ
２２によってチェーン・ガイド６０が１回の操作で１ギ
ア分だけダウンシフト方向に移動し、アップシフト・ガ
スアクチュエータ３０にガス圧を供給すると、ディレイ
ラ２２によってチェーン・ガイド６０が１回の操作で１
ギア分だけアップシフト方向に移動する。
る、間隔を置いて配置された作動ユニット１４及び１８
を備えた自転車用シフト制御装置１０を示す図である。
作動ユニット１４及び１８はガス作動ディレイラ２２の
ダウンシフト及びアップシフトを制御するのに使用され
る。本実施形態では、作動ユニット１４がダウンシフト
作動ユニットとしての機能を備え、作動ユニット１８が
アップシフト作動ユニットとしての機能を備えている。
ガス作動ディレイラ２２はダウンシフト・ガスアクチュ
エータ２６及びアップシフト・ガスアクチュエータ３０
を備えている。ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６
はガス管路２８を介してダウンシフト作動ユニット１４
に接続され、アップシフト・ガスアクチュエータ３０は
ガス管路３２を介してアップシフト作動ユニット１８に
接続されている。ダウンシフト作動ユニット１４及びア
ップシフト作動ユニット１８のそれぞれは、ガス管路４
０及び４２と、配給バルブ４６と、ガス管路５０と、供
給バルブ５４と、レギュレータ５８とを介して高圧ガス
源３６に接続されている。一般に、ダウンシフト・ガス
アクチュエータ２６にガス圧を供給すると、ディレイラ
２２によってチェーン・ガイド６０が１回の操作で１ギ
ア分だけダウンシフト方向に移動し、アップシフト・ガ
スアクチュエータ３０にガス圧を供給すると、ディレイ
ラ２２によってチェーン・ガイド６０が１回の操作で１
ギア分だけアップシフト方向に移動する。
【００１２】本実施形態においては、ダウンシフト作動
ユニット１４は空気バルブ制御レバー６４を有する空気
バルブ６２を備えている。前記レバーはトグルスイッチ
のレバーの形状をしている場合もある。図示した原位置
から遠ざかるように空気バルブ制御レバー６４を移動さ
せると、ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６にガス
圧が作用し、空気バルブ制御レバー６４を原位置に戻す
と、ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６へのガス圧
の作用が遮断される。このようにガス圧供給／遮断を行
うたびに、ディレイラ２２によってチェーン・ガイド６
０は１ギア分だけダウンシフト方向に移動する。同様
に、アップシフト作動ユニット１８は、空気バルブ制御
レバー７４を有する空気バルブ７２を備えている。この
レバーも、トグルスイッチのレバーの形状をしている場
合がある。図示した原位置から遠ざかるように空気バル
ブ制御レバー７４を移動すると、アップシフト・ガスア
クチュエータ３０にガス圧が作用し、空気バルブ制御レ
バー７４を原位置に戻すと、アップシフト・ガスアクチ
ュエータ３０へのガス圧の作用が遮断される。このよう
にガス圧供給／遮断を行うたびに、ディレイラ２２によ
ってチェーン・ガイド６０は１ギア分だけアップシフト
方向に移動する。
ユニット１４は空気バルブ制御レバー６４を有する空気
バルブ６２を備えている。前記レバーはトグルスイッチ
のレバーの形状をしている場合もある。図示した原位置
から遠ざかるように空気バルブ制御レバー６４を移動さ
せると、ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６にガス
圧が作用し、空気バルブ制御レバー６４を原位置に戻す
と、ダウンシフト・ガスアクチュエータ２６へのガス圧
の作用が遮断される。このようにガス圧供給／遮断を行
うたびに、ディレイラ２２によってチェーン・ガイド６
０は１ギア分だけダウンシフト方向に移動する。同様
に、アップシフト作動ユニット１８は、空気バルブ制御
レバー７４を有する空気バルブ７２を備えている。この
レバーも、トグルスイッチのレバーの形状をしている場
合がある。図示した原位置から遠ざかるように空気バル
ブ制御レバー７４を移動すると、アップシフト・ガスア
クチュエータ３０にガス圧が作用し、空気バルブ制御レ
バー７４を原位置に戻すと、アップシフト・ガスアクチ
ュエータ３０へのガス圧の作用が遮断される。このよう
にガス圧供給／遮断を行うたびに、ディレイラ２２によ
ってチェーン・ガイド６０は１ギア分だけアップシフト
方向に移動する。
【００１３】図１に示すように、ダウンシフト作動ユニ
ット１４は取り付けブラケット８０を介してハンドルバ
ーＨに取り付けられており、アップシフト作動ユニット
１８は取り付けブラケット８４を介してハンドルバーＨ
に取り付けられている。ハンドルバーＨは、中間ハンド
ルバー・ステム取り付け部分８８を備えている。通常、
この部分は、自転車の前部フォーク（図示せず）に取り
付けられたハンドルバー・ステム（図示せず）にハンド
ルバーを取り付けるために、ハンドルバーの中央部分に
位置している。したがって、図示した通り、ハンドルバ
ー・ステム取り付け部分８８の一方の側には、ダウンシ
フト作動ユニット１４が取り付けられており、他方の側
には、アップシフト作動ユニット１８が取り付けられて
いる。本実施形態では、ブラケット８０及び８４は完全
に分離されているが、その他の実施形態では、架橋部材
を使用する場合もある。ただし、ライダーが作動ユニッ
ト１４及び１８を同じ手、同じ位置で操作できないよう
に、ダウンシフト作動ユニット１４は、アップシフト作
動ユニット１８から十分に離して配置する必要がある。
ット１４は取り付けブラケット８０を介してハンドルバ
ーＨに取り付けられており、アップシフト作動ユニット
１８は取り付けブラケット８４を介してハンドルバーＨ
に取り付けられている。ハンドルバーＨは、中間ハンド
ルバー・ステム取り付け部分８８を備えている。通常、
この部分は、自転車の前部フォーク（図示せず）に取り
付けられたハンドルバー・ステム（図示せず）にハンド
ルバーを取り付けるために、ハンドルバーの中央部分に
位置している。したがって、図示した通り、ハンドルバ
ー・ステム取り付け部分８８の一方の側には、ダウンシ
フト作動ユニット１４が取り付けられており、他方の側
には、アップシフト作動ユニット１８が取り付けられて
いる。本実施形態では、ブラケット８０及び８４は完全
に分離されているが、その他の実施形態では、架橋部材
を使用する場合もある。ただし、ライダーが作動ユニッ
ト１４及び１８を同じ手、同じ位置で操作できないよう
に、ダウンシフト作動ユニット１４は、アップシフト作
動ユニット１８から十分に離して配置する必要がある。
【００１４】図２は、離間して配置された作動ユニット
を備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シ
フト制御装置１００を示す図である。この実施形態で
は、図１に示した実施形態に使用しているのと同じコン
ポーネントを多数採用している。よって、同じコンポー
ネントには、図１と同じ参照番号を付してある。本実施
形態において、ハンドルバーＨは、ハンドルバー延長部
１０４及び１０８を備え、この延長部はそれぞれ対応す
るハンドルバーＨの端部１１０及び１１２に対してほぼ
垂直に延びている。ハンドルバーＨに取り付けられたダ
ウンシフト作動ユニット１４及びアップシフト作動ユニ
ット１８に加えて、ハンドルバー延長部１０４の自由端
にはブラケット１２４を介してダウンシフト作動ユニッ
ト１２０が取り付けられており、ハンドルバー延長部１
０８の自由端にはブラケット１３２を介してアップシフ
ト作動ユニット１２８が取り付けられている。ダウンシ
フト作動ユニット１４と１２０及びアップシフト作動ユ
ニット１８と１２８が前記のように配置してあるため、
ライダーは、手が、ハンドルバーＨ、ハンドルバー延長
部１０４、またはハンドルバー延長部１０８のいずれに
位置しているかにかかわらず、簡単にギアシフト操作を
することができる。
を備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シ
フト制御装置１００を示す図である。この実施形態で
は、図１に示した実施形態に使用しているのと同じコン
ポーネントを多数採用している。よって、同じコンポー
ネントには、図１と同じ参照番号を付してある。本実施
形態において、ハンドルバーＨは、ハンドルバー延長部
１０４及び１０８を備え、この延長部はそれぞれ対応す
るハンドルバーＨの端部１１０及び１１２に対してほぼ
垂直に延びている。ハンドルバーＨに取り付けられたダ
ウンシフト作動ユニット１４及びアップシフト作動ユニ
ット１８に加えて、ハンドルバー延長部１０４の自由端
にはブラケット１２４を介してダウンシフト作動ユニッ
ト１２０が取り付けられており、ハンドルバー延長部１
０８の自由端にはブラケット１３２を介してアップシフ
ト作動ユニット１２８が取り付けられている。ダウンシ
フト作動ユニット１４と１２０及びアップシフト作動ユ
ニット１８と１２８が前記のように配置してあるため、
ライダーは、手が、ハンドルバーＨ、ハンドルバー延長
部１０４、またはハンドルバー延長部１０８のいずれに
位置しているかにかかわらず、簡単にギアシフト操作を
することができる。
【００１５】ダウンシフト作動ユニット１２０は、空気
バルブ制御レバー１４４を有する空気バルブ１４０を備
えている。ダウンシフト作動ユニット１２０はガス管路
１６４を介してシャトル・バルブ１６０に接続され、シ
ャトル・バルブ１６０はディレイラ２２のダウンシフト
・ガスアクチュエータ２６まで延びているガス管路２８
に接続されている。ダウンシフト作動ユニット１４もガ
ス管路１６８を介してシャトル・バルブ１６０に接続さ
れている。ダウンシフト作動ユニット１２０は、配給バ
ルブ１７６に接続されたガス管路１７２から供給される
ガス圧を受ける。配給バルブ１７６は、ガス管路１７８
及び１７９を介して、配給バルブ４６と供給バルブ５４
との間に接続されている。ダウンシフト作動ユニット１
４の場合と同様、図示した原位置から遠ざかるように空
気バルブ制御レバー１４４を移動させると、ダウンシフ
ト・ガスアクチュエータ２６にガス圧が作用し、空気バ
ルブ制御レバー１４４を原位置に戻すと、ダウンシフト
・ガスアクチュエータ２６へのガス圧の作用が遮断され
る。しがって、ダウンシフト作動ユニット１４またはダ
ウンシフト作動ユニット１２０へのガス圧供給／遮断を
行うたびに、ディレイラ２２によってチェーン・ガイド
６０は１ギア分だけダウンシフト方向に移動する。
バルブ制御レバー１４４を有する空気バルブ１４０を備
えている。ダウンシフト作動ユニット１２０はガス管路
１６４を介してシャトル・バルブ１６０に接続され、シ
ャトル・バルブ１６０はディレイラ２２のダウンシフト
・ガスアクチュエータ２６まで延びているガス管路２８
に接続されている。ダウンシフト作動ユニット１４もガ
ス管路１６８を介してシャトル・バルブ１６０に接続さ
れている。ダウンシフト作動ユニット１２０は、配給バ
ルブ１７６に接続されたガス管路１７２から供給される
ガス圧を受ける。配給バルブ１７６は、ガス管路１７８
及び１７９を介して、配給バルブ４６と供給バルブ５４
との間に接続されている。ダウンシフト作動ユニット１
４の場合と同様、図示した原位置から遠ざかるように空
気バルブ制御レバー１４４を移動させると、ダウンシフ
ト・ガスアクチュエータ２６にガス圧が作用し、空気バ
ルブ制御レバー１４４を原位置に戻すと、ダウンシフト
・ガスアクチュエータ２６へのガス圧の作用が遮断され
る。しがって、ダウンシフト作動ユニット１４またはダ
ウンシフト作動ユニット１２０へのガス圧供給／遮断を
行うたびに、ディレイラ２２によってチェーン・ガイド
６０は１ギア分だけダウンシフト方向に移動する。
【００１６】アップシフト作動ユニット１２８は、空気
バルブ制御レバー１８４を有する空気バルブ１８０を備
えている。アップシフト作動ユニット１２８はガス管路
１９４を介してシャトル・バルブ１９０に接続され、シ
ャトル・バルブ１９０はディレイラ２２のアップシフト
・ガスアクチュエータ３０まで延びているガス管路３２
に接続されている。アップシフト作動ユニット１８もガ
ス管路１９８を介してシャトル・バルブ１９０に接続さ
れている。アップシフト作動ユニット１２８は配給バル
ブ１７６に接続されたガス管路２０２から供給されるガ
ス圧を受ける。アップシフト作動ユニット１８の場合と
同様、図示した原位置から遠ざかるように空気バルブ制
御レバー１８４を移動させると、アップシフト・アクチ
ュエータ３０にガス圧が作用し、空気バルブ制御レバー
１８４を原位置に戻すと、アップシフト・ガスアクチュ
エータ３０へのガス圧の作用が遮断される。しがって、
アップシフト作動ユニット１８またはアップシフト作動
ユニット１２８へのガス圧供給／遮断を行うたびに、デ
ィレイラ２２によってチェーン・ガイド６０は１ギア分
だけアップシフト方向に移動する。
バルブ制御レバー１８４を有する空気バルブ１８０を備
えている。アップシフト作動ユニット１２８はガス管路
１９４を介してシャトル・バルブ１９０に接続され、シ
ャトル・バルブ１９０はディレイラ２２のアップシフト
・ガスアクチュエータ３０まで延びているガス管路３２
に接続されている。アップシフト作動ユニット１８もガ
ス管路１９８を介してシャトル・バルブ１９０に接続さ
れている。アップシフト作動ユニット１２８は配給バル
ブ１７６に接続されたガス管路２０２から供給されるガ
ス圧を受ける。アップシフト作動ユニット１８の場合と
同様、図示した原位置から遠ざかるように空気バルブ制
御レバー１８４を移動させると、アップシフト・アクチ
ュエータ３０にガス圧が作用し、空気バルブ制御レバー
１８４を原位置に戻すと、アップシフト・ガスアクチュ
エータ３０へのガス圧の作用が遮断される。しがって、
アップシフト作動ユニット１８またはアップシフト作動
ユニット１２８へのガス圧供給／遮断を行うたびに、デ
ィレイラ２２によってチェーン・ガイド６０は１ギア分
だけアップシフト方向に移動する。
【００１７】図３は、離間して配置された作動ユニット
を備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シ
フト制御装置２００を示す図である。この実施形態は、
図１に示した実施形態に類似している。よって、同じコ
ンポーネントには、図１と同じ参照番号を付してある。
本実施形態においては、ブレーキ・レバー２１４をハン
ドルバーＨに取り付けるブレーキ・レバー取り付けブラ
ケット２１０にダウンシフト作動ユニット１４が取り付
けられており、ブレーキ・レバー２２２をハンドルバー
Ｈに取り付けるブレーキ・レバー取り付けブラケット２
１８にアップシフト作動ユニット１８が取り付けられて
いる。この構成の場合、ライダーは、手がグリップ２２
６上に位置しているときにブレーキ・レバー２１４また
はダウンシフト作動ユニット１４を操作することがで
き、また手がグリップ２３０上に位置しているときにブ
レーキ・レバー２２２またはアップシフト作動ユニット
１８を操作することができる。
を備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シ
フト制御装置２００を示す図である。この実施形態は、
図１に示した実施形態に類似している。よって、同じコ
ンポーネントには、図１と同じ参照番号を付してある。
本実施形態においては、ブレーキ・レバー２１４をハン
ドルバーＨに取り付けるブレーキ・レバー取り付けブラ
ケット２１０にダウンシフト作動ユニット１４が取り付
けられており、ブレーキ・レバー２２２をハンドルバー
Ｈに取り付けるブレーキ・レバー取り付けブラケット２
１８にアップシフト作動ユニット１８が取り付けられて
いる。この構成の場合、ライダーは、手がグリップ２２
６上に位置しているときにブレーキ・レバー２１４また
はダウンシフト作動ユニット１４を操作することがで
き、また手がグリップ２３０上に位置しているときにブ
レーキ・レバー２２２またはアップシフト作動ユニット
１８を操作することができる。
【００１８】図４は、離間して配置した作動ユニットを
備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シフ
ト制御装置３００を示す図である。この実施形態は、図
３に示した実施の形態に類似している。よって、同じコ
ンポーネントには、図３と同じ参照番号を付してある。
本実施形態では、ブレーキレバー取り付けブラケット２
１０に接して、ハンドル・レバーＨの周囲に環状回転可
能部材３０４が同軸状かつ回転可能に取り付けられてい
る。必要な場合、回転可能部材３０４をブレーキ・レバ
ー・ブラケット２１０に接続することもある。回転可能
部材３０４は、空気バルブ制御レバー６４を収容する限
定開口部３０８を備えている。回転可能部材３０４が回
転して原位置から離れると、空気バルブ制御レバー６４
が原位置から移動し、空気バルブ６２がディレイラ２２
のダウンシフト・ガスアクチュエータ２６に高圧ガスを
作用させる。回転可能部材３０４を原位置に戻すと、空
気バルブ制御レバー６４が原位置に戻り、空気バルブ６
２がダウンシフト・ガスアクチュエータ２６に作用する
ガス圧を遮断する。すなわち、ダウンシフト作動ユニッ
ト１４は、回転可能部材３０４が回転すると前後に作動
する。
備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シフ
ト制御装置３００を示す図である。この実施形態は、図
３に示した実施の形態に類似している。よって、同じコ
ンポーネントには、図３と同じ参照番号を付してある。
本実施形態では、ブレーキレバー取り付けブラケット２
１０に接して、ハンドル・レバーＨの周囲に環状回転可
能部材３０４が同軸状かつ回転可能に取り付けられてい
る。必要な場合、回転可能部材３０４をブレーキ・レバ
ー・ブラケット２１０に接続することもある。回転可能
部材３０４は、空気バルブ制御レバー６４を収容する限
定開口部３０８を備えている。回転可能部材３０４が回
転して原位置から離れると、空気バルブ制御レバー６４
が原位置から移動し、空気バルブ６２がディレイラ２２
のダウンシフト・ガスアクチュエータ２６に高圧ガスを
作用させる。回転可能部材３０４を原位置に戻すと、空
気バルブ制御レバー６４が原位置に戻り、空気バルブ６
２がダウンシフト・ガスアクチュエータ２６に作用する
ガス圧を遮断する。すなわち、ダウンシフト作動ユニッ
ト１４は、回転可能部材３０４が回転すると前後に作動
する。
【００１９】同様に、ブレーキレバー取り付けブラケッ
ト２１８に接して、ハンドル・レバーＨの周囲に環状回
転可能部材３１４が同軸状かつ回転可能に取り付けられ
ている。必要な場合、回転可能部材３１４をブレーキ・
レバー・ブラケット２１８に接続することもある。回転
可能部材３１４は空気バルブ制御レバー７４を収容する
拘束開口部３１８を備えている。回転可能部材３１４が
回転して原位置から離れると、空気バルブ制御レバー７
４が原位置から移動し、空気バルブ７２がディレイラ２
２のアップシフト・ガスアクチュエータ３０に高圧ガス
を作用させる。回転可能部材３１４を原位置に戻すと、
空気バルブ制御レバー７４が原位置に戻り、空気バルブ
７２がアップシフト・ガスアクチュエータ３０に作用す
るガス圧を遮断する。すなわち、アップシフト作動ユニ
ット１８は、回転可能部材３１４が回転すると前後に作
動する。
ト２１８に接して、ハンドル・レバーＨの周囲に環状回
転可能部材３１４が同軸状かつ回転可能に取り付けられ
ている。必要な場合、回転可能部材３１４をブレーキ・
レバー・ブラケット２１８に接続することもある。回転
可能部材３１４は空気バルブ制御レバー７４を収容する
拘束開口部３１８を備えている。回転可能部材３１４が
回転して原位置から離れると、空気バルブ制御レバー７
４が原位置から移動し、空気バルブ７２がディレイラ２
２のアップシフト・ガスアクチュエータ３０に高圧ガス
を作用させる。回転可能部材３１４を原位置に戻すと、
空気バルブ制御レバー７４が原位置に戻り、空気バルブ
７２がアップシフト・ガスアクチュエータ３０に作用す
るガス圧を遮断する。すなわち、アップシフト作動ユニ
ット１８は、回転可能部材３１４が回転すると前後に作
動する。
【００２０】図５は、離間して配置した作動ユニットを
備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シフ
ト制御装置４００を示す図である。この実施形態は、シ
ステムがケーブルで作動する点でその他の実施形態とは
異なる。さらに具体的に述べると、自転車用シフト制御
装置４００は、ハンドルバーＨの周囲に同軸状に取り付
けられた回転可能部材４０６を有するダウンシフト・ツ
イストグリップ・シフト装置４０４、ハンドルバーＨの
周囲に同軸状に取り付けられた回転可能部材４１４を有
し、アップシフトコントロールケーブル４１６に接続さ
れたアップシフト・ツイストグリップ・シフト装置４１
２、及びダウンシフトコントロールケーブル４０８及び
アップシフトコントロールケーブル４１６に接続された
ディレイラ４２０を備えている。ダウンシフト・ツイス
トグリップ・シフト装置４０４及びアップシフト・ツイ
ストグリップ・シフト装置４１２は、それぞれ特開昭５
８−２６５７１号公報の開示に従って構成した任意の数
の既知のツイストグリップ・シフト装置であってもよ
い。ディレイラ４２０は、米国特許第３４５３８９９号
に従って構成してもよい。回転可能部材４０６が回転す
るとディレイラ４２０はダウンシフト方向に移動し、回
転可能部材４１４が回転するとディレイラ４２０はアッ
プシフト方向に移動する。
備えた、本発明による別の実施形態である自転車用シフ
ト制御装置４００を示す図である。この実施形態は、シ
ステムがケーブルで作動する点でその他の実施形態とは
異なる。さらに具体的に述べると、自転車用シフト制御
装置４００は、ハンドルバーＨの周囲に同軸状に取り付
けられた回転可能部材４０６を有するダウンシフト・ツ
イストグリップ・シフト装置４０４、ハンドルバーＨの
周囲に同軸状に取り付けられた回転可能部材４１４を有
し、アップシフトコントロールケーブル４１６に接続さ
れたアップシフト・ツイストグリップ・シフト装置４１
２、及びダウンシフトコントロールケーブル４０８及び
アップシフトコントロールケーブル４１６に接続された
ディレイラ４２０を備えている。ダウンシフト・ツイス
トグリップ・シフト装置４０４及びアップシフト・ツイ
ストグリップ・シフト装置４１２は、それぞれ特開昭５
８−２６５７１号公報の開示に従って構成した任意の数
の既知のツイストグリップ・シフト装置であってもよ
い。ディレイラ４２０は、米国特許第３４５３８９９号
に従って構成してもよい。回転可能部材４０６が回転す
るとディレイラ４２０はダウンシフト方向に移動し、回
転可能部材４１４が回転するとディレイラ４２０はアッ
プシフト方向に移動する。
【００２１】図６は、離間して配置した作動ユニット５
１４及び５１８を備えた、本発明による別の実施形態で
ある自転車用シフト制御装置５００を示す図である。作
動ユニット５１４及び５１８は、電気作動ディレイラ５
２２のダウンシフト及びアップシフトを制御するのに使
用する。この実施形態において、作動ユニット５１４は
ダウンシフト作動ユニットの機能を備え、作動ユニット
５１８はアップシフト作動ユニットの機能を備えてい
る。電気作動ディレイラ５２２は、ソレノイド５２６な
どのダウンシフト電気アクチュエータ及びソレノイド５
３０などのアップシフト電気アクチュエータを備えてい
る。ダウンシフト電気アクチュエータ５２６は配線５２
８を介してダウンシフト作動ユニット５１４に接続され
ており、アップシフト電気アクチュエータ５３０は配線
５３２を介してアップシフト作動ユニット５１８に接続
されている。ダウンシフト作動ユニット５１４及びアッ
プシフト作動ユニット５１８は、それぞれ配線５４０及
び５４２を介して、バッテリ５３６等の電源に接続され
ている。一般に、電気信号をダウンシフト電気アクチュ
エーア５２６に供給すると、ディレイラ５２２によりチ
ェーン・ガイド５６０が一度に１ギア分だけダウンシフ
ト方向に移動する。また、アップシフト電気アクチュエ
ータ５３０に電気信号を供給すると、ディレイラ５２２
によりチェーン・ガイド５６０が一度に１ギア分だけア
ップシフト方向に移動する。
１４及び５１８を備えた、本発明による別の実施形態で
ある自転車用シフト制御装置５００を示す図である。作
動ユニット５１４及び５１８は、電気作動ディレイラ５
２２のダウンシフト及びアップシフトを制御するのに使
用する。この実施形態において、作動ユニット５１４は
ダウンシフト作動ユニットの機能を備え、作動ユニット
５１８はアップシフト作動ユニットの機能を備えてい
る。電気作動ディレイラ５２２は、ソレノイド５２６な
どのダウンシフト電気アクチュエータ及びソレノイド５
３０などのアップシフト電気アクチュエータを備えてい
る。ダウンシフト電気アクチュエータ５２６は配線５２
８を介してダウンシフト作動ユニット５１４に接続され
ており、アップシフト電気アクチュエータ５３０は配線
５３２を介してアップシフト作動ユニット５１８に接続
されている。ダウンシフト作動ユニット５１４及びアッ
プシフト作動ユニット５１８は、それぞれ配線５４０及
び５４２を介して、バッテリ５３６等の電源に接続され
ている。一般に、電気信号をダウンシフト電気アクチュ
エーア５２６に供給すると、ディレイラ５２２によりチ
ェーン・ガイド５６０が一度に１ギア分だけダウンシフ
ト方向に移動する。また、アップシフト電気アクチュエ
ータ５３０に電気信号を供給すると、ディレイラ５２２
によりチェーン・ガイド５６０が一度に１ギア分だけア
ップシフト方向に移動する。
【００２２】本実施形態において、ダウンシフト作動ユ
ニット５１４はスイッチ・レバー５６４を有する瞬間電
気スイッチ５６２を備えている。前記レバーはトグルス
イッチのレバーの形状をしている場合もある。図示した
原位置から遠ざかるようにスイッチ・レバー５６４を移
動させると、ダウンシフト電気アクチュエータ５２６に
電気信号が供給され、スイッチ・レバー５６４を原位置
に戻すと、ダウンシフト電気アクチュエータ５２６への
電気信号の供給が遮断される。このように電気信号の供
給／遮断を行うたびに、ディレイラ５２２によってチェ
ーン・ガイド５６０は１ギア分だけダウンシフト方向に
移動する。同様に、アップシフト作動ユニット５１８は
スイッチ・レバー５７４を有する瞬間電気スイッチ５７
２を備えている。前記レバーもトグルスイッチのレバー
の形状をしている場合がある。図示した原位置から遠ざ
かるようにスイッチ・レバー５７４を移動させると、ア
ップシフト電気アクチュエータ５３０に電気信号が供給
され、スイッチ・レバー５７４を原位置に戻すと、アッ
プシフト電気アクチュエータ５３０への電気信号の供給
が遮断される。このように電気信号の供給／遮断を行う
たびに、ディレイラ５２２によってチェーン・ガイド５
６０は１ギア分だけアップシフト方向に移動する。
ニット５１４はスイッチ・レバー５６４を有する瞬間電
気スイッチ５６２を備えている。前記レバーはトグルス
イッチのレバーの形状をしている場合もある。図示した
原位置から遠ざかるようにスイッチ・レバー５６４を移
動させると、ダウンシフト電気アクチュエータ５２６に
電気信号が供給され、スイッチ・レバー５６４を原位置
に戻すと、ダウンシフト電気アクチュエータ５２６への
電気信号の供給が遮断される。このように電気信号の供
給／遮断を行うたびに、ディレイラ５２２によってチェ
ーン・ガイド５６０は１ギア分だけダウンシフト方向に
移動する。同様に、アップシフト作動ユニット５１８は
スイッチ・レバー５７４を有する瞬間電気スイッチ５７
２を備えている。前記レバーもトグルスイッチのレバー
の形状をしている場合がある。図示した原位置から遠ざ
かるようにスイッチ・レバー５７４を移動させると、ア
ップシフト電気アクチュエータ５３０に電気信号が供給
され、スイッチ・レバー５７４を原位置に戻すと、アッ
プシフト電気アクチュエータ５３０への電気信号の供給
が遮断される。このように電気信号の供給／遮断を行う
たびに、ディレイラ５２２によってチェーン・ガイド５
６０は１ギア分だけアップシフト方向に移動する。
【００２３】図６に示すように、ダウンシフト作動ユニ
ット５１４は取り付けブラケット５８０を介してハンド
ルバーＨに取り付けられており、アップシフト作動ユニ
ット５１８は取り付けブラケット５８４を介してハンド
ルバーＨに取り付けられている。ハンドルバーＨは中間
ハンドルバー・ステム取り付け部分５８８を備えてい
る。通常、この部分は、自転車の前部フォーク（図示せ
ず）に取り付けたハンドルバー・ステム（図示せず）に
ハンドルバーを取り付けるために、ハンドルバーの中央
部分に位置している。したがって、本実施形態は、図１
に示した実施形態とほぼ同じであるが、ガス作動コンポ
ーネントではなく電気コンポーネントを備えている。
ット５１４は取り付けブラケット５８０を介してハンド
ルバーＨに取り付けられており、アップシフト作動ユニ
ット５１８は取り付けブラケット５８４を介してハンド
ルバーＨに取り付けられている。ハンドルバーＨは中間
ハンドルバー・ステム取り付け部分５８８を備えてい
る。通常、この部分は、自転車の前部フォーク（図示せ
ず）に取り付けたハンドルバー・ステム（図示せず）に
ハンドルバーを取り付けるために、ハンドルバーの中央
部分に位置している。したがって、本実施形態は、図１
に示した実施形態とほぼ同じであるが、ガス作動コンポ
ーネントではなく電気コンポーネントを備えている。
【００２４】これまで、本発明の様々な実施の形態につ
いて述べたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することな
く、さらに変形を行うことができる。例えば、アップシ
フト作動ユニット及びダウンシフト作動ユニットは、所
望の特徴を実現する所望の位置に配置してもよい。図６
に示した電気作動ディレイラは、図２から図４に示した
実施の形態と同様に構成してもよい（電気スイッチを構
成に対応して配置）。また、あらゆる実施の形態におい
て、トグルスイッチの代わりにボタンを使用してもよ
い。したがって、本発明の範囲は、本明細書に開示した
個々の構造に限定されるものではない。本発明の真の範
囲は、請求項により限定されるものである。
いて述べたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することな
く、さらに変形を行うことができる。例えば、アップシ
フト作動ユニット及びダウンシフト作動ユニットは、所
望の特徴を実現する所望の位置に配置してもよい。図６
に示した電気作動ディレイラは、図２から図４に示した
実施の形態と同様に構成してもよい（電気スイッチを構
成に対応して配置）。また、あらゆる実施の形態におい
て、トグルスイッチの代わりにボタンを使用してもよ
い。したがって、本発明の範囲は、本明細書に開示した
個々の構造に限定されるものではない。本発明の真の範
囲は、請求項により限定されるものである。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明では、ダウンシフト
用及びアップシフト用の２つの作動ユニットが間隔をあ
けて配置されているので、操作時の混乱を避けることが
できる。
用及びアップシフト用の２つの作動ユニットが間隔をあ
けて配置されているので、操作時の混乱を避けることが
できる。
【図１】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の実施の形態を示
す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の実施の形態を示
す図である。
【図２】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
【図３】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
【図４】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
【図５】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
【図６】本発明による、間隔を置いて配置した作動ユニ
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
ットを備える自転車用シフト制御装置の別の実施形態を
示す図である。
１４，１８，１２０，１２８，５１４，５１８ 作動ユ
ニット ６２，７２，１４０，１８０ 空気バルブ ６４，７４，１４４，１８４ 空気制御レバー ８８ ハンドルバー・ステム取り付け部分 １０４，１０８ ハンドルバー延長部 ２１０，２１８ ブレーキ・レバー取り付けブラケット ３０４，３１４，４０６，４１４ 回転可能部材 ４０８，４１６ シフト制御ケーブル
ニット ６２，７２，１４０，１８０ 空気バルブ ６４，７４，１４４，１８４ 空気制御レバー ８８ ハンドルバー・ステム取り付け部分 １０４，１０８ ハンドルバー延長部 ２１０，２１８ ブレーキ・レバー取り付けブラケット ３０４，３１４，４０６，４１４ 回転可能部材 ４０８，４１６ シフト制御ケーブル
Claims (24)
- 【請求項１】第１ダウンシフト制御装置と、 前記第１ダウンシフト制御装置と間隔を置いて配置され
た第１アップシフト制御装置と、を備えた自転車用シフ
ト制御装置。 - 【請求項２】前記第１ダウンシフト制御装置は、 ダウンシフト空気バルブ制御部材を有するダウンシフト
空気バルブと、 回転により前記ダウンシフト空気バルブ制御部材が作動
するように、前記ダウンシフト空気バルブと連動する回
転可能ダウンシフト制御部材とを備え、 前記第１アップシフト制御装置は、 アップシフト空気バルブ制御部材を有するアップシフト
空気バルブと、 回転により前記アップシフト空気バルブ制御部材が作動
するように、前記アップシフト空気バルブと連動する回
転可能アップシフト制御部材とを備えている、請求項１
に記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項３】前記ダウンシフト空気バルブ制御部材はダ
ウンシフト空気バルブ制御レバーを備え、前記アップシ
フト空気バルブ制御部材はアップシフト空気バルブ制御
レバーを備えている、請求項２に記載の自転車用シフト
制御装置。 - 【請求項４】前記第１ダウンシフト制御装置はダウンシ
フトコントロールケーブルに接続された回転可能ダウン
シフト制御部材を備え、前記第１アップシフト制御装置
はアップシフトコントロールケーブルに接続された回転
可能アップシフト制御部材を備えている、請求項１に記
載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項５】前記回転可能ダウンシフト制御部材及び前
記回転可能アップシフト制御部材は環状である、請求項
２から４のいずれかに記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項６】前記第１ダウンシフト制御装置が支持され
た第１ブレーキ・レバー・ブラケットと、前記第１アッ
プシフト制御装置が支持された第２ブレーキ・レバー・
ブラケットとをさらに備える、請求項１に記載の自転車
用シフト制御装置。 - 【請求項７】第２ダウンシフト制御装置と、 前記第２ダウンシフト制御装置と間隔を置いて配置され
た第２アップシフト制御装置とをさらに備えている、請
求項１に記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項８】前記第１ダウンシフト制御装置は前記第２
ダウンシフト制御装置と間隔を置いて配置され、前記第
１アップシフト制御装置は前記第２アップシフト制御装
置と間隔を置いて配置されている、請求項７に記載の自
転車用シフト制御装置。 - 【請求項９】中間ハンドルバー・ステム取り付け部分を
有するハンドルバーをさらに備え、 前記第１ダウンシフト制御装置は前記ハンドルバー・ス
テム取り付け部分の一方の側部に取り付けられ、前記第
１アップシフト制御装置は前記ハンドルバー・ステム取
り付け部分のもう一方の側部に取り付けられている、請
求項１に記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１０】前記第１ダウンシフト制御装置は第１ダ
ウンシフト制御部材を備え、前記第１アップシフト制御
装置は第１アップシフト制御部材を備え、 前記第１ダウンシフト制御部材は前記第１アップシフト
制御部材とは反対の方向を向いている、請求項９に記載
の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１１】前記第１ダウンシフト制御部材は第１ダ
ウンシフト制御レバーを備え、前記第１アップシフト制
御部材は第１アップシフト制御レバーを備えている、請
求項１０に記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１２】前記第１ダウンシフト制御装置は、 ダウンシフト空気バルブ制御部材を有するダウンシフト
空気バルブと、 回転すると前記ダウンシフト空気バルブ制御部材が作動
するように、ハンドルバーの周囲に同軸状に取り付けら
れ、前記ダウンシフト空気バルブと連動させた回転可能
ダウンシフト制御部材とを備え、 前記第１アップシフト制御装置は、 アップシフト空気バルブ制御部材を有するアップシフト
空気バルブと、 回転すると前記アップシフト空気バルブ制御部材が作動
するように、ハンドルバーの周囲に同軸状に取り付けら
れ、前記アップシフト空気バルブと連動させた回転可能
アップシフト制御部材とを備えている、請求項９に記載
の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１３】前記ダウンシフト空気バルブ制御部材は
ダウンシフト空気バルブ制御レバーを備え、前記アップ
シフト空気バルブ制御部材はアップシフト空気バルブ制
御レバーを備えている、請求項１２に記載の自転車用シ
フト制御装置。 - 【請求項１４】前記第１ダウンシフト制御装置は、前記
ハンドルバーに同軸状に取り付けられダウンシフトコン
トロールケーブルに接続された回転可能ダウンシフト制
御部材を備え、 前記第１アップシフト制御装置は前記ハンドルバーに同
軸状に取り付けられアップシフトコントロールケーブル
に接続された回転可能アップシフト制御部材を備えてい
る、請求項９に記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１５】前記ハンドルバーに支持されるとともに
前記第１ダウンシフト制御装置が支持された第１ブレー
キ・レバー・ブラケットと、 前記ハンドルバーに支持されるとともに前記第１アップ
シフト制御装置が支持された第２ブレーキ・レバー・ブ
ラケットとをさらに備える、請求項９に記載の自転車用
シフト制御装置。 - 【請求項１６】前記第１ダウンシフト制御装置は第１ダ
ウンシフト空気バルブ制御部材を有する第１ダウンシフ
ト空気バルブを備え、前記第１アップシフト制御装置は
第１アップシフト空気バルブ制御部材を有する第１アッ
プシフト空気バルブを備えている、請求項１，６，９の
いずれかに記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１７】前記第１ダウンシフト空気バルブ制御部
材は第１ダウンシフト空気バルブ制御レバーを備え、前
記第１アップシフト空気バルブ制御部材は第１アップシ
フト空気バルブ制御レバーを備えている、請求項１６に
記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項１８】前記ハンドルバーは、前記ハンドルバー
の第１端部から延びる第１ハンドルバー延長部と、前記
ハンドルバーの第２端部から延びる第２ハンドルバー延
長部とを備えている、請求項９に記載の自転車用シフト
制御装置。 - 【請求項１９】前記第１ハンドルバー延長部に設けられ
た第２ダウンシフト制御装置と、前記第２ハンドルバー
延長部に設けられた第２アップシフト制御装置とをさら
に備えている、請求項１８に記載の自転車用シフト制御
装置。 - 【請求項２０】前記第１ハンドルバー延長部は前記ハン
ドルバーの第１端部に対してほぼ垂直であり、前記第２
ハンドルバー延長部は前記ハンドルバーの第２端部に対
してほぼ垂直である、請求項１９に記載の自転車用シフ
ト制御装置。 - 【請求項２１】前記第１ダウンシフト制御装置は第１ダ
ウンシフト空気バルブ制御部材を有する第１ダウンシフ
ト空気バルブを備え、前記第１アップシフト制御装置は
第１アップシフト空気バルブ制御部材を有する第１アッ
プシフト空気バルブを備え、 前記第２ダウンシフト制御装置は第２ダウンシフト空気
バルブ制御部材を有する第２ダウンシフト空気バルブを
備え、前記第２アップシフト制御装置は第２アップシフ
ト空気バルブ制御部材を有する第２アップシフト空気バ
ルブを備えている、請求項７又は１９に記載の自転車用
シフト制御装置。 - 【請求項２２】前記第１ダウンシフト空気バルブ制御部
材は第１ダウンシフト空気バルブ制御レバーを備え、前
記第１アップシフト空気バルブ制御部材は第１アップシ
フト空気バルブ制御レバーを備え、 前記第２ダウンシフト空気バルブ制御部材は第２ダウン
シフト空気バルブ制御レバーを備え、前記第２アップシ
フト空気バルブ制御部材は第２アップシフト空気バルブ
制御レバーを備えている、請求項２１に記載の自転車用
シフト制御装置。 - 【請求項２３】前記第１ダウンシフト制御装置は第１ダ
ウンシフトスイッチ制御部材を有する第１ダウンシフト
電気スイッチを備え、前記第１アップシフト制御装置は
第１アップシフトスイッチ制御部材を有する第１アップ
シフト電気スイッチを備えている、請求項１に記載の自
転車用シフト制御装置。 - 【請求項２４】前記第１ダウンシフトスイッチ制御部材
は第１ダウンシフトスイッチ制御レバーを備え、前記第
１アップシフトスイッチ制御部材は第１アップシフトス
イッチ制御レバーを備えている、請求項２３に記載の自
転車用シフト制御装置。
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