JP3315316B2 - 車両用フレーム - Google Patents
車両用フレームInfo
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- JP3315316B2 JP3315316B2 JP18743696A JP18743696A JP3315316B2 JP 3315316 B2 JP3315316 B2 JP 3315316B2 JP 18743696 A JP18743696 A JP 18743696A JP 18743696 A JP18743696 A JP 18743696A JP 3315316 B2 JP3315316 B2 JP 3315316B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K25/00—Axle suspensions
- B62K25/04—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/02—Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members
- B62K19/04—Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members the material being wholly or mainly metallic, e.g. of high elasticity
- B62K19/06—Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members the material being wholly or mainly metallic, e.g. of high elasticity tubular
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M19/00—Transmissions characterised by use of non-mechanical gearing, e.g. fluid gearing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M25/00—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
- B62M25/08—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with electrical or fluid transmitting systems
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム、特に、
自転車,アシストバイク,三輪車等の人力により駆動さ
れる車両に用いられるフレームに関する。
自転車,アシストバイク,三輪車等の人力により駆動さ
れる車両に用いられるフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自転車,アシストバイク,三
輪車等の人力により駆動される車両は、フレームとフレ
ームに回転自在に支持され空気入りゴムタイヤが装着さ
れた車輪とを有している。自転車やアシストバイクの場
合、フレームとして金属や合成樹脂の主としてパイプが
用いられており、フレーム内部には空間が形成されてい
る。
輪車等の人力により駆動される車両は、フレームとフレ
ームに回転自在に支持され空気入りゴムタイヤが装着さ
れた車輪とを有している。自転車やアシストバイクの場
合、フレームとして金属や合成樹脂の主としてパイプが
用いられており、フレーム内部には空間が形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば自転車におい
て、操作が容易で軽量な空圧機器を用いて変速装置やブ
レーキ装置等を動作させることが考えられる。一般に空
圧機器は圧縮空気(圧縮気体の一例)を利用しているた
め、圧縮空気源が必要である。自動車等の大型で原動機
を有する車両の場合には、コンプレッサー等の空気圧縮
器を搭載したり、大型のガスボンベを搭載することが考
えられる。しかし、自転車のように小型軽量で動力を人
力に頼る車両では、このような大型の圧縮空気源を搭載
することは困難である。そこで、空圧機器を自転車に用
いる場合、たとえば、液化ガスを充填した小型のガスボ
ンベを搭載することが考えられる。しかし、軽量化を図
ることが重要な自転車において小型のガスボンベを自転
車に搭載すると、ボンベの分だけ重くなるという問題が
生じる。軽量化は自転車以外の人力により駆動される車
両にも共通な課題であり、軽量化を図ることで車両の走
行性能を高めることができる。
て、操作が容易で軽量な空圧機器を用いて変速装置やブ
レーキ装置等を動作させることが考えられる。一般に空
圧機器は圧縮空気(圧縮気体の一例)を利用しているた
め、圧縮空気源が必要である。自動車等の大型で原動機
を有する車両の場合には、コンプレッサー等の空気圧縮
器を搭載したり、大型のガスボンベを搭載することが考
えられる。しかし、自転車のように小型軽量で動力を人
力に頼る車両では、このような大型の圧縮空気源を搭載
することは困難である。そこで、空圧機器を自転車に用
いる場合、たとえば、液化ガスを充填した小型のガスボ
ンベを搭載することが考えられる。しかし、軽量化を図
ることが重要な自転車において小型のガスボンベを自転
車に搭載すると、ボンベの分だけ重くなるという問題が
生じる。軽量化は自転車以外の人力により駆動される車
両にも共通な課題であり、軽量化を図ることで車両の走
行性能を高めることができる。
【0004】また、圧縮気体源として炭酸ガス等の液化
ガスを充填したガスボンベを利用すると、ガスがなくな
った場合にガスボンベにガスを充填することは困難であ
る。このため、高価なガスボンベを常に別に用意しなけ
ればならない。本発明の課題は、自転車等の車両におい
て、重量を重くすることなく、安価かつ容易に圧縮気体
を得られるような構造を持った車両用フレームを提供す
ることにある。
ガスを充填したガスボンベを利用すると、ガスがなくな
った場合にガスボンベにガスを充填することは困難であ
る。このため、高価なガスボンベを常に別に用意しなけ
ればならない。本発明の課題は、自転車等の車両におい
て、重量を重くすることなく、安価かつ容易に圧縮気体
を得られるような構造を持った車両用フレームを提供す
ることにある。
【0005】発明1に係る車両用フレームは、人力によ
り駆動される車両に用いられるフレームであって、フレ
ーム本体と、気体充填口と、2つの気体供給口とを備え
ている。フレーム本体は、前フォークを回動自在に支持
するヘッド部と、クランク軸を支持するためのハンガー
部と、ヘッド部から下後方に延び後端にハンガー部が設
けられた下チューブと、下チューブの上方でヘッド部か
ら後方に延びる上チューブと、上チューブの後端と下チ
ューブの後端とを連結するシートチューブと、下チュー
ブ、上チューブ、及びシートチューブの内部空間の全て
に連通しかつ外部に対して気密に封止して設けられ、圧
縮気体を充填可能な気体充填部とをしている。気体充填
口は、上チューブの後側上部に設けられ、気体充填部に
圧縮気体を充填するためのものである。2つの気体供給
口は、上チューブの前側上部に前後に並べて設けられ、
気体充填部に充填された圧縮気体を外部に供給するため
のものである。このフレームでは、圧縮気体をフレーム
本体内の下チューブ、上チューブ、及びシートチューブ
の内部に設けられた気体充填部に貯蔵できるので、重量
を重くすることなく圧縮気体を得ることができる。ま
た、これらの部材はいずれも内部が中空のパイプ状の部
材であるので、気体充填部を容易に構成できる。また、
圧縮気体が少なくなると、後側上部に設けられた気体充
填口に空気ポンプやコンプレッサー等を接続して容易に
気体充填部内に圧縮気体を充填できるとともに、前側上
部に設けられた気体供給口により自転車の前部に設けら
れた空気駆動式の変速装置の空気制御部に圧縮気体を供
給できる。さらに、気体充填口として通常の空気ポンプ
に適合するバルブを用いれば、圧縮気体を気体充填部に
容易に充填でき、圧縮気体を安価かつ容易に得ることが
できる。
り駆動される車両に用いられるフレームであって、フレ
ーム本体と、気体充填口と、2つの気体供給口とを備え
ている。フレーム本体は、前フォークを回動自在に支持
するヘッド部と、クランク軸を支持するためのハンガー
部と、ヘッド部から下後方に延び後端にハンガー部が設
けられた下チューブと、下チューブの上方でヘッド部か
ら後方に延びる上チューブと、上チューブの後端と下チ
ューブの後端とを連結するシートチューブと、下チュー
ブ、上チューブ、及びシートチューブの内部空間の全て
に連通しかつ外部に対して気密に封止して設けられ、圧
縮気体を充填可能な気体充填部とをしている。気体充填
口は、上チューブの後側上部に設けられ、気体充填部に
圧縮気体を充填するためのものである。2つの気体供給
口は、上チューブの前側上部に前後に並べて設けられ、
気体充填部に充填された圧縮気体を外部に供給するため
のものである。このフレームでは、圧縮気体をフレーム
本体内の下チューブ、上チューブ、及びシートチューブ
の内部に設けられた気体充填部に貯蔵できるので、重量
を重くすることなく圧縮気体を得ることができる。ま
た、これらの部材はいずれも内部が中空のパイプ状の部
材であるので、気体充填部を容易に構成できる。また、
圧縮気体が少なくなると、後側上部に設けられた気体充
填口に空気ポンプやコンプレッサー等を接続して容易に
気体充填部内に圧縮気体を充填できるとともに、前側上
部に設けられた気体供給口により自転車の前部に設けら
れた空気駆動式の変速装置の空気制御部に圧縮気体を供
給できる。さらに、気体充填口として通常の空気ポンプ
に適合するバルブを用いれば、圧縮気体を気体充填部に
容易に充填でき、圧縮気体を安価かつ容易に得ることが
できる。
【0006】発明2に係る車両用フレームは、発明1に
記載のフレームにおいて、フレーム本体は、上チューブ
の後端から下後方に2股に分かれて延び、上チューブと
連通しかつ外部に対して気密に封止されたシートスティ
と、ハンガー部から後方に2股に分かれて延び後端に前
記後輪が装着され前記シートスティの後端に連結され、
下チューブと連通しかつ外部に対して気密に封止された
チェーンスティとをさらに有し、気体充填部はシートス
ティ及びチェーンスティにも設けられている。この場合
には、自転車のフレーム本体を有効利用できるととも
に、圧縮気体をフレーム部材に充填することで、フレー
ム本体の剛性が高くなる。
記載のフレームにおいて、フレーム本体は、上チューブ
の後端から下後方に2股に分かれて延び、上チューブと
連通しかつ外部に対して気密に封止されたシートスティ
と、ハンガー部から後方に2股に分かれて延び後端に前
記後輪が装着され前記シートスティの後端に連結され、
下チューブと連通しかつ外部に対して気密に封止された
チェーンスティとをさらに有し、気体充填部はシートス
ティ及びチェーンスティにも設けられている。この場合
には、自転車のフレーム本体を有効利用できるととも
に、圧縮気体をフレーム部材に充填することで、フレー
ム本体の剛性が高くなる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】発明3に係る車両用フレームは、発明1又
は2に記載のフレームにおいて、前記気体供給口は、自
転車の前部に設けられ気体圧で動作する自転車用変速装
置を制御する空気制御部に接続可能である。この場合に
は、手で操作しやすいように自転車の前部に設けられた
自転車用変速装置の空気制御部に安価かつ容易に圧縮気
体を供給できる。
は2に記載のフレームにおいて、前記気体供給口は、自
転車の前部に設けられ気体圧で動作する自転車用変速装
置を制御する空気制御部に接続可能である。この場合に
は、手で操作しやすいように自転車の前部に設けられた
自転車用変速装置の空気制御部に安価かつ容易に圧縮気
体を供給できる。
【0011】
【0012】発明4に係る車両用フレームは、発明1か
ら3のいずれかに記載のフレームにおいて、前記気体充
填部に充填される圧縮気体の圧力は10kg/cm2 未
満である。この場合には、気体充填部の取り扱いが容易
である。発明5に係る車両用フレームは、発明1から4
のいずれかに記載のフレームにおいて、前記2つの気体
供給口のいずれか一方に設けられ、前記気体充填部に充
填された圧縮気体の残量を検出する残量検出手段をさら
に備える。この場合には,残量が少なくなるとそれを容
易に検出できるので、圧縮気体切れを起こす前に圧縮気
体を充填できる。発明6に係る車両用フレームは、発明
1から5のいずれかに記載のフレームにおいて、前記気
体充填口には米式タイヤバルブが装着されている。この
場合には、自動車や自転車のタイヤに用いられている米
式タイヤバルブを気体充填口に装着しているので、圧縮
気体を気体充填部に容易に充填でき、圧縮気体を安価か
つ容易に得ることができる。
ら3のいずれかに記載のフレームにおいて、前記気体充
填部に充填される圧縮気体の圧力は10kg/cm2 未
満である。この場合には、気体充填部の取り扱いが容易
である。発明5に係る車両用フレームは、発明1から4
のいずれかに記載のフレームにおいて、前記2つの気体
供給口のいずれか一方に設けられ、前記気体充填部に充
填された圧縮気体の残量を検出する残量検出手段をさら
に備える。この場合には,残量が少なくなるとそれを容
易に検出できるので、圧縮気体切れを起こす前に圧縮気
体を充填できる。発明6に係る車両用フレームは、発明
1から5のいずれかに記載のフレームにおいて、前記気
体充填口には米式タイヤバルブが装着されている。この
場合には、自動車や自転車のタイヤに用いられている米
式タイヤバルブを気体充填口に装着しているので、圧縮
気体を気体充填部に容易に充填でき、圧縮気体を安価か
つ容易に得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の一実施形
態を採用したMTB型の自転車は、車体の骨格をなすダ
イヤモンド形のフレーム1を備えている。フレーム1
は、前三角及び後三角からなるフレーム体2と、フレー
ム体2の前部に斜め縦軸回りに回動自在に支持され、下
部に2本のエア油圧式のサスペンション3aを備えたフ
ロントフォーク3とを有している。また、自転車は、フ
ロントフォーク3に連結されたハンドル部4と、フレー
ム体2の下部に取り付けられ踏み力を駆動力に変換する
駆動部5と、フロントフォーク3の下端に着脱自在に装
着された前輪6と、フレーム体2の後部に着脱自在に装
着された後輪7と、前後のブレーキ装置8,9とをさら
に備えている。
態を採用したMTB型の自転車は、車体の骨格をなすダ
イヤモンド形のフレーム1を備えている。フレーム1
は、前三角及び後三角からなるフレーム体2と、フレー
ム体2の前部に斜め縦軸回りに回動自在に支持され、下
部に2本のエア油圧式のサスペンション3aを備えたフ
ロントフォーク3とを有している。また、自転車は、フ
ロントフォーク3に連結されたハンドル部4と、フレー
ム体2の下部に取り付けられ踏み力を駆動力に変換する
駆動部5と、フロントフォーク3の下端に着脱自在に装
着された前輪6と、フレーム体2の後部に着脱自在に装
着された後輪7と、前後のブレーキ装置8,9とをさら
に備えている。
【0014】フレーム体2は、図2に示すように、フロ
ントフォーク3を回動自在に支持するヘッド部10と、
クランク軸(図示せず)を回転自在に支持するためのハ
ンガー部11と、サドル(後述)を固定するためのサド
ル固定部12と、前記各部10〜12を連結するパイプ
フレーム部材13とを有している。これらの各部は、た
とえばアルミニウム、クロームモリブデン鋼又はチタン
合金等の材質からなる金属パイプを溶接して製造され
る。
ントフォーク3を回動自在に支持するヘッド部10と、
クランク軸(図示せず)を回転自在に支持するためのハ
ンガー部11と、サドル(後述)を固定するためのサド
ル固定部12と、前記各部10〜12を連結するパイプ
フレーム部材13とを有している。これらの各部は、た
とえばアルミニウム、クロームモリブデン鋼又はチタン
合金等の材質からなる金属パイプを溶接して製造され
る。
【0015】パイプフレーム部材13は、下チューブ1
5と、上チューブ16と、シートチューブ17と、シー
トスティ18と、チェーンスティ19とを有している。
下チューブ15はヘッド部10から斜め下後方に延びて
おり、下チューブ15の後端にハンガー部11が設けら
れている。上チューブ16は、下チューブ15の上方で
ヘッド部10から後方に延びている。シートチューブ1
7は、上チューブ16の後端と下チューブ15の後端と
を連結している。シートチューブ17の後部に筒状のサ
ドル固定部12が溶接固定されている。このサドル固定
部12に、図1に示すように、サドル29bを上端に固
定したシートポスト29aが上下位置を調節可能に固定
されている。シートスティ18は、上チューブ16の後
端から斜め下後方に2股に分かれて延びている。チェー
ンスティ19は、ハンガー部11から後方に2股に分か
れて延びシートスティ18の後端に中実のリアフォーク
エンド19aを介して連結されている。
5と、上チューブ16と、シートチューブ17と、シー
トスティ18と、チェーンスティ19とを有している。
下チューブ15はヘッド部10から斜め下後方に延びて
おり、下チューブ15の後端にハンガー部11が設けら
れている。上チューブ16は、下チューブ15の上方で
ヘッド部10から後方に延びている。シートチューブ1
7は、上チューブ16の後端と下チューブ15の後端と
を連結している。シートチューブ17の後部に筒状のサ
ドル固定部12が溶接固定されている。このサドル固定
部12に、図1に示すように、サドル29bを上端に固
定したシートポスト29aが上下位置を調節可能に固定
されている。シートスティ18は、上チューブ16の後
端から斜め下後方に2股に分かれて延びている。チェー
ンスティ19は、ハンガー部11から後方に2股に分か
れて延びシートスティ18の後端に中実のリアフォーク
エンド19aを介して連結されている。
【0016】これらのパイプフレーム部材13の内部は
外部と気密に封止され、かつ隣合う相互のチューブ内の
空間が連通しており、たとえば、最大10kg/cm2
未満程度の圧縮空気を貯蔵可能な気体充填部20を構成
している。ここで、下チューブ15と上チューブ16の
内部空間は、ヘッド部10の後側部分で連通しており、
シートチューブ17と上チューブ16及び下チューブ1
5の内部空間は、シートチューブ17の上下端でそれぞ
れ連通している。また、上チューブ16とシートスティ
18の内部空間は、上チューブ16の後部に形成された
連通孔18aを介して連通しており、下チューブ15と
チェーンスティ19の内部空間はハンガー部11の上部
で連通している。
外部と気密に封止され、かつ隣合う相互のチューブ内の
空間が連通しており、たとえば、最大10kg/cm2
未満程度の圧縮空気を貯蔵可能な気体充填部20を構成
している。ここで、下チューブ15と上チューブ16の
内部空間は、ヘッド部10の後側部分で連通しており、
シートチューブ17と上チューブ16及び下チューブ1
5の内部空間は、シートチューブ17の上下端でそれぞ
れ連通している。また、上チューブ16とシートスティ
18の内部空間は、上チューブ16の後部に形成された
連通孔18aを介して連通しており、下チューブ15と
チェーンスティ19の内部空間はハンガー部11の上部
で連通している。
【0017】上チューブ16の上面には、気体充填部2
0に圧縮気体を充填するための気体充填口21と、内部
に貯蔵された圧縮気体を外部に供給するための2つの気
体供給口22,22とが設けられている。気体充填口2
1は、上チューブ16の後部に設けられている。気体充
填口21には、たとえば、米式タイヤバルブが装着され
ており、自転車用空気入れや自動車用空気入れにより圧
縮空気を容易に充填できる構造となっている。2つの気
体供給口22,22は、上チューブ16の前部に前後方
向に並設されており、一方の気体供給口22には、気体
充填部20内の元圧を表示して気体残量を表示するため
の圧力計23が、他方の気体供給口22には圧力計24
付の圧力調整式レギュレータ25がそれぞれ装着されて
いる。
0に圧縮気体を充填するための気体充填口21と、内部
に貯蔵された圧縮気体を外部に供給するための2つの気
体供給口22,22とが設けられている。気体充填口2
1は、上チューブ16の後部に設けられている。気体充
填口21には、たとえば、米式タイヤバルブが装着され
ており、自転車用空気入れや自動車用空気入れにより圧
縮空気を容易に充填できる構造となっている。2つの気
体供給口22,22は、上チューブ16の前部に前後方
向に並設されており、一方の気体供給口22には、気体
充填部20内の元圧を表示して気体残量を表示するため
の圧力計23が、他方の気体供給口22には圧力計24
付の圧力調整式レギュレータ25がそれぞれ装着されて
いる。
【0018】また、上チューブ16からシートスティ1
8の下部にかけて、リング状の空気配管チューブ支持部
26が適宜の間隔で設けられている。さらに、シートス
ティ18の途中には後ブレーキ装置9を装着するための
台座27が、シートチューブ17の下端後部にはフロン
トディレーラ(後述)を装着するためのブラケット28
がそれぞれ形成されている。
8の下部にかけて、リング状の空気配管チューブ支持部
26が適宜の間隔で設けられている。さらに、シートス
ティ18の途中には後ブレーキ装置9を装着するための
台座27が、シートチューブ17の下端後部にはフロン
トディレーラ(後述)を装着するためのブラケット28
がそれぞれ形成されている。
【0019】図1に示すように、フロントフォーク3の
上部にはハンドル部4を構成するハンドルステム30が
固定されている。ハンドルステム30の上端には、左右
に延びるハンドルバー31が固定されている。ハンドル
バー31の両端にはエンドバー32が装着されている。
また、エンドバー32の内側にはグリップ(図示せず)
が装着されている。一方のグリップの内側には、ブレー
キレバー33と、リアディレーラ(後述)変速操作のた
めの1対の変速バルブ34a,34bとが取り付けられ
ている。この変速バルブ34a,34bは、レバーを有
する常閉形の手動弁であり、レバー操作したときだけ空
気を通すものである。また、1対の変速バルブ34c,
34dが、一方のエンドバー32の先端にも設けられて
いる。なお、変速バルブ34a,34cは、高速段から
低速段への切換用のバルブであり、変速バルブ34b,
34dは、低速段から高速段への切換用のバルブであ
る。これにより、上り坂等でエンドバー32を握った状
態でも、エンドバー32から手を離すことなくリアディ
レーラ39の変速動作を行える。また、他方のグリップ
の内側にはフロントディレーラ(後述)変速用の変速レ
バー付のブレーキレバー(図示せず)が取り付けられて
いる。
上部にはハンドル部4を構成するハンドルステム30が
固定されている。ハンドルステム30の上端には、左右
に延びるハンドルバー31が固定されている。ハンドル
バー31の両端にはエンドバー32が装着されている。
また、エンドバー32の内側にはグリップ(図示せず)
が装着されている。一方のグリップの内側には、ブレー
キレバー33と、リアディレーラ(後述)変速操作のた
めの1対の変速バルブ34a,34bとが取り付けられ
ている。この変速バルブ34a,34bは、レバーを有
する常閉形の手動弁であり、レバー操作したときだけ空
気を通すものである。また、1対の変速バルブ34c,
34dが、一方のエンドバー32の先端にも設けられて
いる。なお、変速バルブ34a,34cは、高速段から
低速段への切換用のバルブであり、変速バルブ34b,
34dは、低速段から高速段への切換用のバルブであ
る。これにより、上り坂等でエンドバー32を握った状
態でも、エンドバー32から手を離すことなくリアディ
レーラ39の変速動作を行える。また、他方のグリップ
の内側にはフロントディレーラ(後述)変速用の変速レ
バー付のブレーキレバー(図示せず)が取り付けられて
いる。
【0020】駆動部5は、ハンガー部11に設けられた
ギヤクランク部35と、後輪7のフリーハブに取り付け
られた小ギヤ部36と、ギヤクランク部35と小ギヤ部
36との間に架け渡されたチェーン37と、変速段切換
用のフロントディレーラ38及びリアディレーラ39
と、リアディレーラ39と操作ケーブル44(図3)を
介して連結されリアディレーラ39をハブ軸方向に1変
速段ずつ往復移動させるための変速動作機構40とを有
している。
ギヤクランク部35と、後輪7のフリーハブに取り付け
られた小ギヤ部36と、ギヤクランク部35と小ギヤ部
36との間に架け渡されたチェーン37と、変速段切換
用のフロントディレーラ38及びリアディレーラ39
と、リアディレーラ39と操作ケーブル44(図3)を
介して連結されリアディレーラ39をハブ軸方向に1変
速段ずつ往復移動させるための変速動作機構40とを有
している。
【0021】ギヤクランク部35は、先端にペダル41
が取り付けられた右ギヤクランク42及び左クランク
(図示せず)を有している。右ギヤクランク42と左ク
ランクとはクランク軸により連結されている。クランク
軸は、ハンガー部11に装着されたボトムブラケット
(図示せず)に回転自在に支持されている。右ギヤクラ
ンク42には、歯数が異なるたとえば3枚のギヤ板がク
ランク軸方向に並べて装着されている。小ギヤ部36に
は、歯数が異なるたとえば8枚の小ギヤがハブ軸方向に
並べて装着されている。
が取り付けられた右ギヤクランク42及び左クランク
(図示せず)を有している。右ギヤクランク42と左ク
ランクとはクランク軸により連結されている。クランク
軸は、ハンガー部11に装着されたボトムブラケット
(図示せず)に回転自在に支持されている。右ギヤクラ
ンク42には、歯数が異なるたとえば3枚のギヤ板がク
ランク軸方向に並べて装着されている。小ギヤ部36に
は、歯数が異なるたとえば8枚の小ギヤがハブ軸方向に
並べて装着されている。
【0022】フロントディレーラ38は、チェーン37
をギヤ板の並設方向に案内するための1対の羽根板から
なるチェーン案内部43と、フレーム1に対してチェー
ン案内部43をギヤ板並設方向に移動自在に支持するた
めのリンク機構(図示せず)とを有している。フロント
ディレーラ38は、ケーブルを介してハンドルバー31
に取り付けられた変速レバーに連結されている。
をギヤ板の並設方向に案内するための1対の羽根板から
なるチェーン案内部43と、フレーム1に対してチェー
ン案内部43をギヤ板並設方向に移動自在に支持するた
めのリンク機構(図示せず)とを有している。フロント
ディレーラ38は、ケーブルを介してハンドルバー31
に取り付けられた変速レバーに連結されている。
【0023】リアディレーラ39は、図3に示すよう
に、チェーン37に張力を付与しつつチェーン37を小
ギアの並設方向に案内する2つのスプロケットを有する
チェーン案内部45と、フレーム1に対してチェーン案
内部45を小ギヤ並設方向に移動自在に支持するための
リンク機構46とを有している。リンク機構46は、リ
アフォークエンド19aにネジで固定されており、チェ
ーン案内部45を高速側に移動させるようにスプリング
47により付勢されている。
に、チェーン37に張力を付与しつつチェーン37を小
ギアの並設方向に案内する2つのスプロケットを有する
チェーン案内部45と、フレーム1に対してチェーン案
内部45を小ギヤ並設方向に移動自在に支持するための
リンク機構46とを有している。リンク機構46は、リ
アフォークエンド19aにネジで固定されており、チェ
ーン案内部45を高速側に移動させるようにスプリング
47により付勢されている。
【0024】変速動作機構40は、エア作動式のもので
あり、2つのエアシリンダ50,51と、エアシリンダ
50,51により動作し、リアディレーラ39を動作さ
せるための動作部52とを有している。動作部52は、
エアシリンダ50に連結され揺動するメインアーム53
と、エアシリンダ51に連結され揺動する解除アーム5
4と、外周に操作ケーブル44のインナーケーブル44
aを巻き取るケーブル巻取部57とを有している。ケー
ブル巻取部57はメインアーム53に連動して回転する
ようになっており、外周部には複数のラチェット歯56
が小ギアの並設間隔に応じて円周方向に所定の間隔で形
成されている。そして、ケーブル巻取部57の外周側に
は、ラチェット歯56に噛み合う係止爪58が配置され
ている。
あり、2つのエアシリンダ50,51と、エアシリンダ
50,51により動作し、リアディレーラ39を動作さ
せるための動作部52とを有している。動作部52は、
エアシリンダ50に連結され揺動するメインアーム53
と、エアシリンダ51に連結され揺動する解除アーム5
4と、外周に操作ケーブル44のインナーケーブル44
aを巻き取るケーブル巻取部57とを有している。ケー
ブル巻取部57はメインアーム53に連動して回転する
ようになっており、外周部には複数のラチェット歯56
が小ギアの並設間隔に応じて円周方向に所定の間隔で形
成されている。そして、ケーブル巻取部57の外周側に
は、ラチェット歯56に噛み合う係止爪58が配置され
ている。
【0025】エアシリンダ50,51は、それぞれ内部
にリターンスプリングを有する単動形のシリンダであ
り、圧縮空気が供給口50a,51aにそれぞれ供給さ
れると、所定ストローク前進し、供給が終わると元に戻
る。このエアシリンダ50,51の1ストローク動作に
よりメインアーム53及び解除アーム54がそれぞれ一
定角度揺動して元に戻る。ケーブル巻き部57は、メイ
ンアーム53の一定角度の揺動復帰によりラチェット歯
56の1枚分ケーブル巻き取り方向に回転する。この回
転により操作ケーブル44のインナーケーブル44aが
矢印A方向に引っ張られ、リアディレーラ39が一変速
段低速側に移動する。係止爪58は、解除アーム54の
揺動復帰に連動してラチェット歯56から瞬時退避す
る。これによりケーブル巻取部57は、ラチェット歯5
6の1枚分ケーブル繰り出し方向に逆転する。この逆転
により操作ケーブル44のインナーケーブル44aが矢
印B方向に繰り出され、リアディレーラ39が一変速段
高速側に移動する。
にリターンスプリングを有する単動形のシリンダであ
り、圧縮空気が供給口50a,51aにそれぞれ供給さ
れると、所定ストローク前進し、供給が終わると元に戻
る。このエアシリンダ50,51の1ストローク動作に
よりメインアーム53及び解除アーム54がそれぞれ一
定角度揺動して元に戻る。ケーブル巻き部57は、メイ
ンアーム53の一定角度の揺動復帰によりラチェット歯
56の1枚分ケーブル巻き取り方向に回転する。この回
転により操作ケーブル44のインナーケーブル44aが
矢印A方向に引っ張られ、リアディレーラ39が一変速
段低速側に移動する。係止爪58は、解除アーム54の
揺動復帰に連動してラチェット歯56から瞬時退避す
る。これによりケーブル巻取部57は、ラチェット歯5
6の1枚分ケーブル繰り出し方向に逆転する。この逆転
により操作ケーブル44のインナーケーブル44aが矢
印B方向に繰り出され、リアディレーラ39が一変速段
高速側に移動する。
【0026】エアシリンダ50,51と気体充填部20
との間には空気制御部60が配置されている。空気制御
部60は、前述した4つの変速バルブ34a〜34d
と、変速バルブ34a,34cの出側ポートと変速バル
ブ34b,34dの出側ポートとにそれぞれ一括接続さ
れたシャトル弁61a,61bとを有している。4つの
変速バルブ34a〜34dは、前述したようにそれぞれ
レバーを有する常時閉の3ポートの手動弁であり、レバ
ーを操作すると入側ポートと出側ポートとが連通しその
間のみ空気が通過する。また、レバーを離すと元に戻り
出側ポートと排気ポートとが連通し、出側ポート以降の
配管の空気が抜ける。
との間には空気制御部60が配置されている。空気制御
部60は、前述した4つの変速バルブ34a〜34d
と、変速バルブ34a,34cの出側ポートと変速バル
ブ34b,34dの出側ポートとにそれぞれ一括接続さ
れたシャトル弁61a,61bとを有している。4つの
変速バルブ34a〜34dは、前述したようにそれぞれ
レバーを有する常時閉の3ポートの手動弁であり、レバ
ーを操作すると入側ポートと出側ポートとが連通しその
間のみ空気が通過する。また、レバーを離すと元に戻り
出側ポートと排気ポートとが連通し、出側ポート以降の
配管の空気が抜ける。
【0027】変速バルブ34a〜34dの入側ポートは
レギュレータ25に接続されており、排気ポートは外部
に開放されている。シャトル弁61a(又は61b)
は、変速バルブ34a,34c(又は34b,34d)
の一方が操作されたとき、他方の変速バルブ34c,3
4aから空気が漏れないように設けられており、いずれ
か一方の変速バルブ34a,34c(又は34b,34
d)の操作を選択するために設けられている。シャトル
弁61a,61bの出側ポートは、エアシリンダ50,
51の供給口50a,51aにそれぞれ接続されてい
る。なお、各バルブ及びシリンダはエアチューブにより
接続されている。
レギュレータ25に接続されており、排気ポートは外部
に開放されている。シャトル弁61a(又は61b)
は、変速バルブ34a,34c(又は34b,34d)
の一方が操作されたとき、他方の変速バルブ34c,3
4aから空気が漏れないように設けられており、いずれ
か一方の変速バルブ34a,34c(又は34b,34
d)の操作を選択するために設けられている。シャトル
弁61a,61bの出側ポートは、エアシリンダ50,
51の供給口50a,51aにそれぞれ接続されてい
る。なお、各バルブ及びシリンダはエアチューブにより
接続されている。
【0028】次に、気体充填部20に貯蔵された圧縮空
気による自転車のリアディレーラ39の変速動作につい
て説明する。自転車を使用する前に、気体充填部20に
圧縮空気を充填する。この際には、たとえば、ガソリン
スタンド等で自動車のタイヤに空気を入れるコンプレッ
サに接続された米式タイヤバルブ用のアダプタを気体充
填口21に装着する。そして、たとえば、5〜8kg/
cm2 程度の圧縮空気を気体充填部20内に充填す
る。そして、レギュレータ25により2kg/cm2
程度に供給圧力を調節する。なお、圧力計23の圧力が
たとえば2kg/cm2 に下がり供給圧力と同等にな
ると、気体充填部20から圧縮気体が出力されない。し
たがって、この場合には、再度圧縮空気を気体充填部2
0に充填する必要がある。
気による自転車のリアディレーラ39の変速動作につい
て説明する。自転車を使用する前に、気体充填部20に
圧縮空気を充填する。この際には、たとえば、ガソリン
スタンド等で自動車のタイヤに空気を入れるコンプレッ
サに接続された米式タイヤバルブ用のアダプタを気体充
填口21に装着する。そして、たとえば、5〜8kg/
cm2 程度の圧縮空気を気体充填部20内に充填す
る。そして、レギュレータ25により2kg/cm2
程度に供給圧力を調節する。なお、圧力計23の圧力が
たとえば2kg/cm2 に下がり供給圧力と同等にな
ると、気体充填部20から圧縮気体が出力されない。し
たがって、この場合には、再度圧縮空気を気体充填部2
0に充填する必要がある。
【0029】リアディレーラ39を高速段から低速段に
切り換える際には、変速バルブ34a又は34cのレバ
ーを1回操作する。変速バルブ34a又は34cが1回
操作されると、レバーが操作されている間、レギュレー
タ25により2kg/cm2程度に調圧された圧縮空気
が変速バルブ34a又は34c、シャトル弁61aを介
してエアシリンダ50に供給される。このとき、シャト
ル弁61aの内部の弁体62aは圧縮空気により空気供
給側と逆側に押され、逆側の変速バルブ34c又は34
aの出側ポートに圧縮空気が逆流しないようになる。
切り換える際には、変速バルブ34a又は34cのレバ
ーを1回操作する。変速バルブ34a又は34cが1回
操作されると、レバーが操作されている間、レギュレー
タ25により2kg/cm2程度に調圧された圧縮空気
が変速バルブ34a又は34c、シャトル弁61aを介
してエアシリンダ50に供給される。このとき、シャト
ル弁61aの内部の弁体62aは圧縮空気により空気供
給側と逆側に押され、逆側の変速バルブ34c又は34
aの出側ポートに圧縮空気が逆流しないようになる。
【0030】エアシリンダ50に空気が供給されると、
エアシリンダ50のシリンダロッドが所定ストローク前
進し、メインアーム53を一定角度揺動させる。これに
よりケーブル巻取部57が、ラチェット歯56の1枚分
ケーブル巻き取り方向に回転する。この回転により操作
ケーブル44のインナーケーブル44aが矢印A方向に
引っ張られ、リアディレーラ39が一変速段低速側に移
動する。そして、レバーの操作が解除されると、出側ポ
ートと排気ポートとが連通してエアシリンダ50内部の
空気の圧力が抜け、そのシリンダロッドがスプリングに
より元に戻る。これによりメインアーム53も元の位置
に戻る。一方、ケーブル巻取部57は、係止爪58とラ
チェット歯56との噛み合いにより回転後の位置を維持
する。
エアシリンダ50のシリンダロッドが所定ストローク前
進し、メインアーム53を一定角度揺動させる。これに
よりケーブル巻取部57が、ラチェット歯56の1枚分
ケーブル巻き取り方向に回転する。この回転により操作
ケーブル44のインナーケーブル44aが矢印A方向に
引っ張られ、リアディレーラ39が一変速段低速側に移
動する。そして、レバーの操作が解除されると、出側ポ
ートと排気ポートとが連通してエアシリンダ50内部の
空気の圧力が抜け、そのシリンダロッドがスプリングに
より元に戻る。これによりメインアーム53も元の位置
に戻る。一方、ケーブル巻取部57は、係止爪58とラ
チェット歯56との噛み合いにより回転後の位置を維持
する。
【0031】一方、リアディレーラ39を低速段から高
速段に切り換える際には、変速バルブ34b又は34d
のレバーを1回操作する。変速バルブ34b又は34d
が1回操作されると、レバーが操作されている間、圧縮
空気が変速バルブ34b又は34d、シャトル弁61b
を介してエアシリンダ51に供給される。このとき、シ
ャトル弁61bの内部の弁体62bは圧縮空気により空
気供給側と逆側に押され、逆側の変速バルブ34d又は
34bの出側ポートに圧縮空気が逆流しないようにな
る。
速段に切り換える際には、変速バルブ34b又は34d
のレバーを1回操作する。変速バルブ34b又は34d
が1回操作されると、レバーが操作されている間、圧縮
空気が変速バルブ34b又は34d、シャトル弁61b
を介してエアシリンダ51に供給される。このとき、シ
ャトル弁61bの内部の弁体62bは圧縮空気により空
気供給側と逆側に押され、逆側の変速バルブ34d又は
34bの出側ポートに圧縮空気が逆流しないようにな
る。
【0032】エアシリンダ51に空気が供給されると、
エアシリンダ51のシリンダロッドが所定ストローク前
進し、解除アーム54を一定角度揺動させる。これによ
り係止爪58がラチェット歯56から瞬時退避し、ケー
ブル巻取部57がラチェット歯56の1枚分ケーブル繰
り出し方向に逆転する。この回転により操作ケーブル4
4のインナーケーブル44aが矢印B方向に移動し、リ
アディレーラ39がスプリング47の付勢力により一変
速段高速側に移動する。そして、レバーの操作が解除さ
れると、出側ポートと排気ポートとが連通してエアシリ
ンダ51内部の空気の圧力が抜け、そのシリンダロッド
がスプリングにより元に戻る。これにより解除アーム5
4も元の位置に戻る。一方、ケーブル巻取部57は、係
止爪58とラチェット歯56との噛み合いにより逆転後
の位置を維持する。
エアシリンダ51のシリンダロッドが所定ストローク前
進し、解除アーム54を一定角度揺動させる。これによ
り係止爪58がラチェット歯56から瞬時退避し、ケー
ブル巻取部57がラチェット歯56の1枚分ケーブル繰
り出し方向に逆転する。この回転により操作ケーブル4
4のインナーケーブル44aが矢印B方向に移動し、リ
アディレーラ39がスプリング47の付勢力により一変
速段高速側に移動する。そして、レバーの操作が解除さ
れると、出側ポートと排気ポートとが連通してエアシリ
ンダ51内部の空気の圧力が抜け、そのシリンダロッド
がスプリングにより元に戻る。これにより解除アーム5
4も元の位置に戻る。一方、ケーブル巻取部57は、係
止爪58とラチェット歯56との噛み合いにより逆転後
の位置を維持する。
【0033】ここでは、圧縮空気がフレーム1内の気体
充填部20に貯蔵されるので、重量を重くすることなく
圧縮空気を得ることができる。また、気体充填部20に
通常の空気ポンプに適合するバルブを装着すれば、圧縮
空気を容易に気体充填部に充填でき、安価かつ容易に圧
縮気体を得ることができる。また、フレーム1の内部に
圧縮空気を充填することで、圧縮空気によりフレーム1
が補強され、重量増を招くことなくフレーム1の剛性を
高くすることができる。
充填部20に貯蔵されるので、重量を重くすることなく
圧縮空気を得ることができる。また、気体充填部20に
通常の空気ポンプに適合するバルブを装着すれば、圧縮
空気を容易に気体充填部に充填でき、安価かつ容易に圧
縮気体を得ることができる。また、フレーム1の内部に
圧縮空気を充填することで、圧縮空気によりフレーム1
が補強され、重量増を招くことなくフレーム1の剛性を
高くすることができる。
【0034】〔他の実施形態〕 (a) 図4に示すように、エアノズル71を、たとえ
ば前後のブレーキ装置8,9のブレーキアームの近傍に
配置するとともに、レギュレータ25とエアノズル71
との間に変速バルブと同様な手動バルブ70を配置して
もよい。この場合には、手動バルブ70の操作により、
気体充填部20に充填された圧縮気体がエアノズル71
から噴射し、前後のブレーキ装置8,9に詰まりやすい
泥等の異物を除去でき、ブレーキ装置8,9の制動力を
常に一定に維持できる。なお、エアノズル71の位置は
ブレーキ装置8,9に限定されず、清掃が必要な他の部
位にも配置できる。 (b) 図5に示すように、潤滑油を貯蔵した給油ノズ
ル81を、たとえば駆動部5のギヤクランク部35と小
ギヤ部36とに配置するとともに、レギュレータ25と
給油ノズル81との間に変速バルブと同様な手動バルブ
80を配置してもよい。この場合には、手動バルブ80
の操作により、気体充填部20に充填された圧縮気体と
ともに給油ノズル81から潤滑油が霧状に噴射して、ギ
ヤクランク部35と小ギヤ部36とが適宜潤滑される。
また、潤滑油の噴射によりギヤクランク部35等に付着
した泥等の異物も除去できる。なお、給油ノズル81の
位置はギヤクランク部35と小ギヤ部36とに限定され
ず、潤滑が必要な他の部位にも配置できる。 (c) 図6に示すように、サスペンション3aの空気
圧を調整するために、レギュレータ25とサスペンショ
ン3aとの間に変速バルブと同様な手動バルブ90を配
置してもよい。この場合、手動バルブ90の出側ポート
が常時排気ポートに接続されているので、手動バルブ9
0とサスペンション3aとの間にチェック弁92を配置
している。また、サスペンション3a内の空気圧を表示
する圧力計93をチェック弁92とサスペンション3a
との間に配置している。さらに、サスペンション3a内
の空気圧を下げるために、排気バルブ91をチェック弁
92と圧力計93との間から分岐した配管に設けてい
る。この排気バルブ91は、レバーを操作したときだけ
出側ポートが排気ポートに接続され、それ以外のときに
は出側ポートは閉止されている。
ば前後のブレーキ装置8,9のブレーキアームの近傍に
配置するとともに、レギュレータ25とエアノズル71
との間に変速バルブと同様な手動バルブ70を配置して
もよい。この場合には、手動バルブ70の操作により、
気体充填部20に充填された圧縮気体がエアノズル71
から噴射し、前後のブレーキ装置8,9に詰まりやすい
泥等の異物を除去でき、ブレーキ装置8,9の制動力を
常に一定に維持できる。なお、エアノズル71の位置は
ブレーキ装置8,9に限定されず、清掃が必要な他の部
位にも配置できる。 (b) 図5に示すように、潤滑油を貯蔵した給油ノズ
ル81を、たとえば駆動部5のギヤクランク部35と小
ギヤ部36とに配置するとともに、レギュレータ25と
給油ノズル81との間に変速バルブと同様な手動バルブ
80を配置してもよい。この場合には、手動バルブ80
の操作により、気体充填部20に充填された圧縮気体と
ともに給油ノズル81から潤滑油が霧状に噴射して、ギ
ヤクランク部35と小ギヤ部36とが適宜潤滑される。
また、潤滑油の噴射によりギヤクランク部35等に付着
した泥等の異物も除去できる。なお、給油ノズル81の
位置はギヤクランク部35と小ギヤ部36とに限定され
ず、潤滑が必要な他の部位にも配置できる。 (c) 図6に示すように、サスペンション3aの空気
圧を調整するために、レギュレータ25とサスペンショ
ン3aとの間に変速バルブと同様な手動バルブ90を配
置してもよい。この場合、手動バルブ90の出側ポート
が常時排気ポートに接続されているので、手動バルブ9
0とサスペンション3aとの間にチェック弁92を配置
している。また、サスペンション3a内の空気圧を表示
する圧力計93をチェック弁92とサスペンション3a
との間に配置している。さらに、サスペンション3a内
の空気圧を下げるために、排気バルブ91をチェック弁
92と圧力計93との間から分岐した配管に設けてい
る。この排気バルブ91は、レバーを操作したときだけ
出側ポートが排気ポートに接続され、それ以外のときに
は出側ポートは閉止されている。
【0035】この場合には、レギュレータ25の操作、
排気バルブ91の操作及び手動バルブ90の操作によ
り、気体充填部20に充填された圧縮気体を調圧してサ
スペンション3aに供給でき、路面の状態等でサスペン
ション3aの空気圧力を自由に調節でき、つねに最適な
サスペンション特性が得られる。また、リアサスペンシ
ョンを有する自転車では、リアサスペンションの空気の
圧力を調節することで、上りでは高圧空気を入れてリア
サスペンションをリジットに近くしてペタリングロスを
減少させ、下りではそれより低圧空気を入れ、下りのみ
最適なサスペンション効果が得られるようにできる。 (d) 気体充填部20に充填された圧縮空気の用途は
以上の実施形態に限定されるものではなく、タイヤへの
空気供給等のように圧縮空気が必要な全ての用途に適用
できる。 (e) 以上の実施形態では、取扱が容易で安価な10
kg/cm2 未満の空気を気体充填部20に充填した
が、充填される気体は空気に限定されるものではなく、
炭酸ガスや窒素ガスやヘリウムガス等の他の気体でもよ
い。 (f) 本発明は自転車用フレームに限定されるもので
はなく、アシストバイクや三輪車等の人力により駆動さ
れる車両用のフレームに適用できる。 (g) 気体充填部20を用途や目的等に従って複数に
分割してもよい。この場合、各気体充填部20を、たと
えばチェック弁(逆止弁)を介して直列に連結し、気体
の充填を1番上流側の気体充填部から行い、下流側の気
体充填部の圧縮空気の圧力が下がると、上流側から充填
するようにしてもよい。
排気バルブ91の操作及び手動バルブ90の操作によ
り、気体充填部20に充填された圧縮気体を調圧してサ
スペンション3aに供給でき、路面の状態等でサスペン
ション3aの空気圧力を自由に調節でき、つねに最適な
サスペンション特性が得られる。また、リアサスペンシ
ョンを有する自転車では、リアサスペンションの空気の
圧力を調節することで、上りでは高圧空気を入れてリア
サスペンションをリジットに近くしてペタリングロスを
減少させ、下りではそれより低圧空気を入れ、下りのみ
最適なサスペンション効果が得られるようにできる。 (d) 気体充填部20に充填された圧縮空気の用途は
以上の実施形態に限定されるものではなく、タイヤへの
空気供給等のように圧縮空気が必要な全ての用途に適用
できる。 (e) 以上の実施形態では、取扱が容易で安価な10
kg/cm2 未満の空気を気体充填部20に充填した
が、充填される気体は空気に限定されるものではなく、
炭酸ガスや窒素ガスやヘリウムガス等の他の気体でもよ
い。 (f) 本発明は自転車用フレームに限定されるもので
はなく、アシストバイクや三輪車等の人力により駆動さ
れる車両用のフレームに適用できる。 (g) 気体充填部20を用途や目的等に従って複数に
分割してもよい。この場合、各気体充填部20を、たと
えばチェック弁(逆止弁)を介して直列に連結し、気体
の充填を1番上流側の気体充填部から行い、下流側の気
体充填部の圧縮空気の圧力が下がると、上流側から充填
するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る車両用フレームでは、圧縮
気体がフレーム内の気体充填部に貯蔵されるので、重量
を重くすることなく圧縮気体を得ることができる。ま
た、気体充填部に通常の空気ポンプに適合するバルブを
装着すれば、圧縮気体を気体充填部に容易に充填でき、
圧縮気体を安価かつ容易に得ることができる。
気体がフレーム内の気体充填部に貯蔵されるので、重量
を重くすることなく圧縮気体を得ることができる。ま
た、気体充填部に通常の空気ポンプに適合するバルブを
装着すれば、圧縮気体を気体充填部に容易に充填でき、
圧縮気体を安価かつ容易に得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態が採用された自転車の側面
図。
図。
【図2】フレームの側面一部断面図。
【図3】リアディレーラの変速機構の空気回路図。
【図4】他の実施形態の図3に相当する図。
【図5】他の実施形態の図3に相当する図。
【図6】他の実施形態の図3に相当する図。
1 フレーム 2 フレーム体 3 フロントフォーク 3a サスペンション 10 ヘッド部 11 ハンガー部 12 サドル固定部 13 パイプフレーム部材 15 下チューブ 16 上チューブ 17 シートチューブ 18 シートスティ 19 チェーンスティ 20 気体充填部 21 空気充填口 22 空気供給口 39 リアディレーラ 40 変速動作機構 71 エアノズル 81 給油ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 19/06 B62M 25/00
Claims (6)
- 【請求項1】人力により駆動される車両に用いられるフ
レームであって、 前フォークを回動自在に支持するヘッド部と、クランク
軸を支持するためのハンガー部と、前記ヘッド部から下
後方に延び後端に前記ハンガー部が設けられた下チュー
ブと、前記下チューブの上方で前記ヘッド部から後方に
延びる上チューブと、前記上チューブの後端と下チュー
ブの後端とを連結するシートチューブと、前記下チュー
ブ、上チューブ、及びシートチューブの内部空間の全て
に連通しかつ外部に対して気密に封止して設けられ、圧
縮気体を充填可能な気体充填部とを有するフレーム本体
と、 前記上チューブの後側上部に設けられ、前記気体充填部
に圧縮気体を充填するための気体充填口と、 前記上チューブの前側上部に前後に並べて設けられ、前
記気体充填部に充填された圧縮気体を外部に供給するた
めの2つの気体供給口と、 を備えた車両用フレーム。 - 【請求項2】前記フレーム本体は、前記上チューブの後
端から下後方に2股に分かれて延び、前記上チューブと
連通しかつ外部に対して気密に封止されたシートスティ
と、前記ハンガー部から後方に2股に分かれて延び前記
シートスティの後端に連結され、前記下チューブと連通
しかつ外部に対して気密に封止されたチェーンスティと
をさらに有し、前記気体充填部は前記シートスティ及び
前記チェーンスティにも設けられている、請求項1に記
載の車両用フレーム。 - 【請求項3】前記気体供給口は、自転車の前部に設けら
れ気体圧で動作する自転車用変速装置を制御する空気制
御部に接続可能である、請求項1又は2に記載の車両用
フレーム。 - 【請求項4】前記気体充填部に充填される圧縮気体の圧
力は10kg/cm2 未満である、請求項1から3のい
ずれかに記載の車両用フレーム。 - 【請求項5】前記気体充填部に充填された圧縮気体の残
量を検出する残量検出手段をさらに備える、請求項1か
ら4のいずれかに記載の車両用フレーム。 - 【請求項6】前記気体充填口には米式タイヤバルブが装
着されている、請求項1から5のいずれかに記載の車両
用フレーム。
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