JPH10297304A - シフト装置 - Google Patents
シフト装置Info
- Publication number
- JPH10297304A JPH10297304A JP12311397A JP12311397A JPH10297304A JP H10297304 A JPH10297304 A JP H10297304A JP 12311397 A JP12311397 A JP 12311397A JP 12311397 A JP12311397 A JP 12311397A JP H10297304 A JPH10297304 A JP H10297304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- select button
- shift lever
- input
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数および組み立て工数を可及的に抑制
することの可能なシフト装置を提供する。 【解決手段】 シフトレバー2と、シフトレバー2の操
作位置の変更を規制または許容するロック機構と、シフ
トレバー2に設けられたセレクトボタン12と、セレク
トボタン12の操作力を方向変換する変換部材と、変換
部材に接続され、かつ、操作部材の移動方向とは異なる
方向に移動してロック機構を動作させるケーブル15と
を備えたシフト装置において、操作部材と変換部材とが
単一のセレクトボタン12により構成され、セレクトボ
タン12が、シフトレバー2に対して支軸13により回
転可能に取り付けられ、セレクトボタン12に、入力部
17および接続孔14Aが形成されている。
することの可能なシフト装置を提供する。 【解決手段】 シフトレバー2と、シフトレバー2の操
作位置の変更を規制または許容するロック機構と、シフ
トレバー2に設けられたセレクトボタン12と、セレク
トボタン12の操作力を方向変換する変換部材と、変換
部材に接続され、かつ、操作部材の移動方向とは異なる
方向に移動してロック機構を動作させるケーブル15と
を備えたシフト装置において、操作部材と変換部材とが
単一のセレクトボタン12により構成され、セレクトボ
タン12が、シフトレバー2に対して支軸13により回
転可能に取り付けられ、セレクトボタン12に、入力部
17および接続孔14Aが形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
ている変速機を、手動操作により制御するためのシフト
装置に関するものである。
ている変速機を、手動操作により制御するためのシフト
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機が搭載された車両に
おいては、シフトレバーを非走行位置から走行位置に切
り換えるだけで、エンジンのトルクが自動変速機を介し
て出力され駆動力が発生する。そこで、自動変速機が搭
載された車両のシフト装置には、エンジンの駆動中にシ
フトレバーが誤って操作されることを防止するためにロ
ック機構が設けられている。
おいては、シフトレバーを非走行位置から走行位置に切
り換えるだけで、エンジンのトルクが自動変速機を介し
て出力され駆動力が発生する。そこで、自動変速機が搭
載された車両のシフト装置には、エンジンの駆動中にシ
フトレバーが誤って操作されることを防止するためにロ
ック機構が設けられている。
【0003】上記ロック機構を備えたシフト装置の一例
が、特開平8−253048号公報に記載されている。
この公報に記載されたシフト装置は、走行位置と非走行
位置とに切り換え操作が可能なシフトレバーと、シフト
レバーの非走行位置から走行位置への切り換えを規制ま
たは許容するディテントピンおよびディテントプレート
(ロック機構)と、ディテントピンを動作させるために
シフトレバーの内部に配置されたケーブル(伝達機構)
と、このケーブルを牽引するためにシフトレバーの内部
に取り付けられたリンク部材(変換部材)と、リンク部
材を動作させるためにシフトレバーの頭部に取り付けら
れたセレクトボタン(操作部材)とを備えている。
が、特開平8−253048号公報に記載されている。
この公報に記載されたシフト装置は、走行位置と非走行
位置とに切り換え操作が可能なシフトレバーと、シフト
レバーの非走行位置から走行位置への切り換えを規制ま
たは許容するディテントピンおよびディテントプレート
(ロック機構)と、ディテントピンを動作させるために
シフトレバーの内部に配置されたケーブル(伝達機構)
と、このケーブルを牽引するためにシフトレバーの内部
に取り付けられたリンク部材(変換部材)と、リンク部
材を動作させるためにシフトレバーの頭部に取り付けら
れたセレクトボタン(操作部材)とを備えている。
【0004】リンク部材は、ピンを中心として回転可能
に構成されており、セレクトボタンは、シフトレバーに
対して出没可能に取り付けられている。そして、セレク
トボタンに外力が与えられない場合は、ディテントピン
がディテントプレートに係合されている。つまり、シフ
トレバーを非走行位置から走行位置に切り換えることが
規制された状態にある。
に構成されており、セレクトボタンは、シフトレバーに
対して出没可能に取り付けられている。そして、セレク
トボタンに外力が与えられない場合は、ディテントピン
がディテントプレートに係合されている。つまり、シフ
トレバーを非走行位置から走行位置に切り換えることが
規制された状態にある。
【0005】一方、セレクトボタンに押圧力(外力)が
入力されると、この外力がリンク部材により回転運動に
変換される。すると、リンク部材の回転によりケーブル
が牽引され、ディテントピンとディテントプレートとの
係合が解除される。その結果、シフトレバーを非走行位
置から走行位置に切り換えることが可能な状態になる。
入力されると、この外力がリンク部材により回転運動に
変換される。すると、リンク部材の回転によりケーブル
が牽引され、ディテントピンとディテントプレートとの
係合が解除される。その結果、シフトレバーを非走行位
置から走行位置に切り換えることが可能な状態になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載されたシフト装置においては、セレクトボタンの押圧
方向とは逆方向にケーブルを牽引するため、セレクトボ
タンとケーブルとの間にリンク部材を介在させる構成に
なっていた。このため、シフト装置の部品点数および組
み立て作業工数が増加していた。その結果、シフト装置
の製造コストが上昇し、かつ、シフト装置が大型化およ
び大重量化する問題があった。
載されたシフト装置においては、セレクトボタンの押圧
方向とは逆方向にケーブルを牽引するため、セレクトボ
タンとケーブルとの間にリンク部材を介在させる構成に
なっていた。このため、シフト装置の部品点数および組
み立て作業工数が増加していた。その結果、シフト装置
の製造コストが上昇し、かつ、シフト装置が大型化およ
び大重量化する問題があった。
【0007】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、シフト装置の部品点数および組み立て工数を可
及的に抑制することの可能なシフト装置を提供すること
を目的としている。
もので、シフト装置の部品点数および組み立て工数を可
及的に抑制することの可能なシフト装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1の発明は、複数の操作位置に切
り換え可能なシフトレバーと、このシフトレバーの操作
位置の切り換えを規制または許容するロック機構と、前
記シフトレバーに対して相対移動可能に取り付けられた
操作部材と、この操作部材に入力される外力の方向を変
換する変換部材と、この変換部材に接続され、かつ、前
記操作部材の移動方向とは異なる方向に移動して前記ロ
ック機構を動作させる伝達機構とを備えたシフト装置に
おいて、前記操作部材と前記変換部材とが単一部品によ
り構成され、この単一部品が前記シフトレバーに対して
支軸を支点として動作可能に取り付けられていることを
特徴とする。
を達成するため請求項1の発明は、複数の操作位置に切
り換え可能なシフトレバーと、このシフトレバーの操作
位置の切り換えを規制または許容するロック機構と、前
記シフトレバーに対して相対移動可能に取り付けられた
操作部材と、この操作部材に入力される外力の方向を変
換する変換部材と、この変換部材に接続され、かつ、前
記操作部材の移動方向とは異なる方向に移動して前記ロ
ック機構を動作させる伝達機構とを備えたシフト装置に
おいて、前記操作部材と前記変換部材とが単一部品によ
り構成され、この単一部品が前記シフトレバーに対して
支軸を支点として動作可能に取り付けられていることを
特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、操作部材に外力
が入力されると、操作部材が支軸を支点として動作し、
この動作が変換部材により方向変換される。つまり、単
一部品が支軸を支点として動作し、梃の原理により増幅
された力により、伝達部材が操作部材の動作とは異なる
方向に移動し、ロック機構が動作される。ここで、外力
が入力される操作部材と、操作部材に入力された外力の
方向を変換する変換部材とが単一部品により構成されて
いる。
が入力されると、操作部材が支軸を支点として動作し、
この動作が変換部材により方向変換される。つまり、単
一部品が支軸を支点として動作し、梃の原理により増幅
された力により、伝達部材が操作部材の動作とは異なる
方向に移動し、ロック機構が動作される。ここで、外力
が入力される操作部材と、操作部材に入力された外力の
方向を変換する変換部材とが単一部品により構成されて
いる。
【0010】このため、シフト装置の部品点数および組
み立て工数が可及的に抑制される。したがって、シフト
装置の製造コストが抑制され、かつ、シフト装置の小型
化および軽量化が可能になる。また、部品点数が抑制さ
れるため、シフトレバーに対する部品の設置スペースが
減少し、シフトレバーの空いたスペースを他の目的に有
効に利用することが可能になる。
み立て工数が可及的に抑制される。したがって、シフト
装置の製造コストが抑制され、かつ、シフト装置の小型
化および軽量化が可能になる。また、部品点数が抑制さ
れるため、シフトレバーに対する部品の設置スペースが
減少し、シフトレバーの空いたスペースを他の目的に有
効に利用することが可能になる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記単一部品に、前記外力が入力される入力部と、
前記伝達機構が接続される接続部とが形成され、前記支
軸を中心とする前記入力部の回転半径が、前記支軸を中
心とする前記連結部の回転半径よりも大きく設定されて
いることを特徴とする。
て、前記単一部品に、前記外力が入力される入力部と、
前記伝達機構が接続される接続部とが形成され、前記支
軸を中心とする前記入力部の回転半径が、前記支軸を中
心とする前記連結部の回転半径よりも大きく設定されて
いることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用を得られる他、単一部品が支軸を中心として回転
した場合、入力部に対応するモーメントの方が、接続部
に対応するモーメントよりも大きい値になる。つまり、
入力部に入力された外力が単一部品の回転によって増幅
されて接続部に伝達されるため、入力部に入力する外力
を可及的に抑制することが可能になり、単一部品の操作
性が向上する。
の作用を得られる他、単一部品が支軸を中心として回転
した場合、入力部に対応するモーメントの方が、接続部
に対応するモーメントよりも大きい値になる。つまり、
入力部に入力された外力が単一部品の回転によって増幅
されて接続部に伝達されるため、入力部に入力する外力
を可及的に抑制することが可能になり、単一部品の操作
性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明のシフト装置を
添付図面に基づいて説明する。図1は、この発明が適用
されたコラムシフト形式のシフト装置1を示す概略的な
斜視図である。このシフト装置1はステアリングコラム
(図示せず)の側方に配置されている。また、シフト装
置1は、シフトレバー2と、シフトレバー2を回転可能
に支持するコントロールシャフトサポート3とを備えて
いる。
添付図面に基づいて説明する。図1は、この発明が適用
されたコラムシフト形式のシフト装置1を示す概略的な
斜視図である。このシフト装置1はステアリングコラム
(図示せず)の側方に配置されている。また、シフト装
置1は、シフトレバー2と、シフトレバー2を回転可能
に支持するコントロールシャフトサポート3とを備えて
いる。
【0014】まず、シフトレバー2の構成について具体
的に説明する。シフトレバー2はレバーパイプ4を備え
ており、レバーパイプ4が所定形状に屈曲成形されてい
る。レバーパイプ4の先端部には、シフトノブ5が固定
されている。
的に説明する。シフトレバー2はレバーパイプ4を備え
ており、レバーパイプ4が所定形状に屈曲成形されてい
る。レバーパイプ4の先端部には、シフトノブ5が固定
されている。
【0015】図2はシフトノブ5の断面図である。シフ
トノブ5は中空に構成されており、シフトノブ5の内部
には枠体6が取り付けられている。枠体6には切欠部7
が形成され、切欠部7に連通する軸孔8が形成されてい
る。そして、レバーパイプ4の端部が軸孔8内に嵌合固
定されている。なお、切欠部7内にはプレート9が固定
され、プレート9には軸孔8と同心状の孔10が貫通形
成されている。
トノブ5は中空に構成されており、シフトノブ5の内部
には枠体6が取り付けられている。枠体6には切欠部7
が形成され、切欠部7に連通する軸孔8が形成されてい
る。そして、レバーパイプ4の端部が軸孔8内に嵌合固
定されている。なお、切欠部7内にはプレート9が固定
され、プレート9には軸孔8と同心状の孔10が貫通形
成されている。
【0016】また、前記シフトノブ5には開口部11が
形成されており、開口部11にはセレクトボタン12が
配置されている。セレクトボタン12の一部が切欠部7
に挿入され、セレクトボタン12が、支軸13を中心と
して回転可能にシフトノブ5に取り付けられている。セ
レクトボタン12の一部、つまり切欠部7内に存在する
位置には、セレクトボタン12の外周面に開口する細幅
の切込み部14と、切込み部14に連通するほぼ円形の
接続孔14Aとが形成されている。
形成されており、開口部11にはセレクトボタン12が
配置されている。セレクトボタン12の一部が切欠部7
に挿入され、セレクトボタン12が、支軸13を中心と
して回転可能にシフトノブ5に取り付けられている。セ
レクトボタン12の一部、つまり切欠部7内に存在する
位置には、セレクトボタン12の外周面に開口する細幅
の切込み部14と、切込み部14に連通するほぼ円形の
接続孔14Aとが形成されている。
【0017】前記レバーパイプ4の内部にはケーブル1
5が配置されており、ケーブル15の一端が孔10を介
して切欠部7内に挿入されている。ケーブル15の凹部
7側の端部には、ケーブル15の線径よりも大径に設定
された頭部16が形成されている。頭部16はほぼ円形
に構成され、頭部16の直径が接続孔14Aの開口径よ
りも大きく設定されている。そして、ケーブル15が切
込み部14を通して接続孔14Aに配置され、頭部16
がセレクトボタン12に係止されている。このようにし
て、セレクトボタン12とケーブル15とが接続されて
いる。
5が配置されており、ケーブル15の一端が孔10を介
して切欠部7内に挿入されている。ケーブル15の凹部
7側の端部には、ケーブル15の線径よりも大径に設定
された頭部16が形成されている。頭部16はほぼ円形
に構成され、頭部16の直径が接続孔14Aの開口径よ
りも大きく設定されている。そして、ケーブル15が切
込み部14を通して接続孔14Aに配置され、頭部16
がセレクトボタン12に係止されている。このようにし
て、セレクトボタン12とケーブル15とが接続されて
いる。
【0018】また、セレクトボタン12の一部が開口部
11の外部に露出しており、露出した領域に入力部17
が形成されている。さらに、セレクトボタン12には押
圧ピン18が突出して形成されている。
11の外部に露出しており、露出した領域に入力部17
が形成されている。さらに、セレクトボタン12には押
圧ピン18が突出して形成されている。
【0019】一方、シフトノブ5における切欠部7に対
応する位置には軸19が突出して形成されている。軸1
9にはうずまきばね20が装着され、前記押圧ピン18
がうずまきばね20の一端側に当接されている。また、
シフトノブ5には円弧形状の溝21が形成されている。
この溝21は、セレクトボタン12が支軸13を中心と
して回転した場合に、押圧ピン18が移動する軌跡に対
応する位置に形成されている。そして、押圧ピン18が
溝21内に移動可能に挿入されている。さらに、シフト
ノブ5における溝21の側方には把持部22が形成され
ており、うずまきばね20の他端が把持部22により把
持されている。
応する位置には軸19が突出して形成されている。軸1
9にはうずまきばね20が装着され、前記押圧ピン18
がうずまきばね20の一端側に当接されている。また、
シフトノブ5には円弧形状の溝21が形成されている。
この溝21は、セレクトボタン12が支軸13を中心と
して回転した場合に、押圧ピン18が移動する軌跡に対
応する位置に形成されている。そして、押圧ピン18が
溝21内に移動可能に挿入されている。さらに、シフト
ノブ5における溝21の側方には把持部22が形成され
ており、うずまきばね20の他端が把持部22により把
持されている。
【0020】上記構成により、セレクトボタン12が支
軸13を支点として所定の角度範囲内で回転可能であ
る。言い換えれば、セレクトボタン12が支軸13を支
点としてシフトレバー5に対して相対移動する。そし
て、運転者がシフトノブ5を握って入力部17を図2の
矢印A1方向に押圧すると、セレクトボタン12が支軸
13を中心として回転する。その結果、押圧力(外力)
が回転力に変換されてケーブル15が図2の矢印B1方
向に牽引される。つまり、セレクトボタン12は、運転
者の手動操作により入力される押圧力を受け取る機能
と、受け取った押圧力の方向を変換する方向変換機能と
を兼備している。
軸13を支点として所定の角度範囲内で回転可能であ
る。言い換えれば、セレクトボタン12が支軸13を支
点としてシフトレバー5に対して相対移動する。そし
て、運転者がシフトノブ5を握って入力部17を図2の
矢印A1方向に押圧すると、セレクトボタン12が支軸
13を中心として回転する。その結果、押圧力(外力)
が回転力に変換されてケーブル15が図2の矢印B1方
向に牽引される。つまり、セレクトボタン12は、運転
者の手動操作により入力される押圧力を受け取る機能
と、受け取った押圧力の方向を変換する方向変換機能と
を兼備している。
【0021】より具体的には、セレクトボタン12の入
力部17が力点として機能し、支軸13が支点として機
能し、接続孔14Aが作用点として機能する。すなわ
ち、入力部17に入力された外力が、セレクトボタン1
2の回転により、梃の原理により増幅されてケーブル1
5に伝達される。
力部17が力点として機能し、支軸13が支点として機
能し、接続孔14Aが作用点として機能する。すなわ
ち、入力部17に入力された外力が、セレクトボタン1
2の回転により、梃の原理により増幅されてケーブル1
5に伝達される。
【0022】ここで、支軸13の中心から入力部17ま
での距離は、支軸13の中心から接続孔14A(頭部1
6)の中心までの距離よりも長く設定されている。言い
換えれば、セレクトボタン12が回転する場合、支軸1
3を中心とする入力部17の回転半径R1が、支軸13
を中心とする接続孔14A(頭部16)の回転半径R2
よりも大きく設定される。したがって、梃の原理による
力の増幅作用が一層増大する。
での距離は、支軸13の中心から接続孔14A(頭部1
6)の中心までの距離よりも長く設定されている。言い
換えれば、セレクトボタン12が回転する場合、支軸1
3を中心とする入力部17の回転半径R1が、支軸13
を中心とする接続孔14A(頭部16)の回転半径R2
よりも大きく設定される。したがって、梃の原理による
力の増幅作用が一層増大する。
【0023】つぎに、前記コントロールシャフトサポー
ト3の構成を具体的に説明する。図3はコントロールシ
ャフトサポート3の拡大断面図である。コントロールシ
ャフトサポート3は保持管23を備えており、保持管2
3には回転部材23Aが一体回転可能に取り付けられて
いる。この回転部材23Aが連結機構を介して自動変速
機のマニュアルシフトバルブに連結されている。この自
動変速機の入力側にはエンジンが連結されている。
ト3の構成を具体的に説明する。図3はコントロールシ
ャフトサポート3の拡大断面図である。コントロールシ
ャフトサポート3は保持管23を備えており、保持管2
3には回転部材23Aが一体回転可能に取り付けられて
いる。この回転部材23Aが連結機構を介して自動変速
機のマニュアルシフトバルブに連結されている。この自
動変速機の入力側にはエンジンが連結されている。
【0024】そして、自動変速機は歯車変速機構および
摩擦係合装置などを備えており、この実施例ではパーキ
ングレンジまたはリバースレンジまたはドライブレンジ
またはファーストレンジまたはセカンドレンジなどの各
レンジに切り換えが可能な構成になっている。
摩擦係合装置などを備えており、この実施例ではパーキ
ングレンジまたはリバースレンジまたはドライブレンジ
またはファーストレンジまたはセカンドレンジなどの各
レンジに切り換えが可能な構成になっている。
【0025】前記保持管23は外管23B内に回転可能
に挿入されており、外管23Bがステアリングコラムの
側方に固定されている。そして、保持管23の内部には
レバーパイプ4の一部が嵌合固定されている。レバーパ
イプ4の内端部にはスリーブ4Aが嵌合固定されてお
り、スリーブ4A内にケーブル15が長手方向に移動可
能に配置されている。
に挿入されており、外管23Bがステアリングコラムの
側方に固定されている。そして、保持管23の内部には
レバーパイプ4の一部が嵌合固定されている。レバーパ
イプ4の内端部にはスリーブ4Aが嵌合固定されてお
り、スリーブ4A内にケーブル15が長手方向に移動可
能に配置されている。
【0026】また、保持管23の端部には半径方向に突
出した張出部24が形成されており、ディテントピン2
5が支持ピン26により張出部24に対して回転可能に
保持されている。張出部24には凹部27が形成されて
おり、凹部27に配置した圧縮ばね28により、ディテ
ントピン25が支持ピン26を中心として図3で時計回
りに回転する方向に付勢されている。ディテントピン2
5の一端にはホルダー29が固定され、ケーブル15の
端部に形成された頭部30がホルダー29に係止されて
いる。
出した張出部24が形成されており、ディテントピン2
5が支持ピン26により張出部24に対して回転可能に
保持されている。張出部24には凹部27が形成されて
おり、凹部27に配置した圧縮ばね28により、ディテ
ントピン25が支持ピン26を中心として図3で時計回
りに回転する方向に付勢されている。ディテントピン2
5の一端にはホルダー29が固定され、ケーブル15の
端部に形成された頭部30がホルダー29に係止されて
いる。
【0027】さらに、張出部24にはディテントプレー
ト31が固定されている。図4は、ディテントプレート
31の概略的な平面図であり、ディテントプレート31
には孔32が形成されている。そして、孔32には自動
変速機のパーキングレンジ(P)に対応する溝32と、
リバースレンジ(R)に対応する溝33と、ニュートラ
ルレンジ(N)およびドライブレンジ(D)およびセカ
ンドレンジ(2)に対応する溝34と、ファーストレン
ジ(L)に対応する溝35とが形成されている。
ト31が固定されている。図4は、ディテントプレート
31の概略的な平面図であり、ディテントプレート31
には孔32が形成されている。そして、孔32には自動
変速機のパーキングレンジ(P)に対応する溝32と、
リバースレンジ(R)に対応する溝33と、ニュートラ
ルレンジ(N)およびドライブレンジ(D)およびセカ
ンドレンジ(2)に対応する溝34と、ファーストレン
ジ(L)に対応する溝35とが形成されている。
【0028】さらに、前記ディテントピン25の他端が
孔32内に移動可能に配置されている。そして、ディテ
ントピン25は圧縮ばね28により付勢されているた
め、ディテントピン25は図4において右側に押圧され
ている。さらにまた、ディテントプレート31の側方に
は規制部材36が配置されている。この規制部材36は
シフトロック機構の一部を構成するものである。
孔32内に移動可能に配置されている。そして、ディテ
ントピン25は圧縮ばね28により付勢されているた
め、ディテントピン25は図4において右側に押圧され
ている。さらにまた、ディテントプレート31の側方に
は規制部材36が配置されている。この規制部材36は
シフトロック機構の一部を構成するものである。
【0029】つまり、ディテントピン25が規制部材3
6に係合されている状態では、シフトレバー2を、パー
キングレンジに対応する操作位置から、他のレンジに対
応する操作位置に変更することができない。そして、ブ
レーキペダルの踏み込みにより規制部材36とディテン
トピン25との係合が解除されて、シフトレバー2が回
転可能な状態になり、パーキングレンジに対応する操作
位置から、他のレンジに対応する操作位置に変更するこ
とが可能になる。
6に係合されている状態では、シフトレバー2を、パー
キングレンジに対応する操作位置から、他のレンジに対
応する操作位置に変更することができない。そして、ブ
レーキペダルの踏み込みにより規制部材36とディテン
トピン25との係合が解除されて、シフトレバー2が回
転可能な状態になり、パーキングレンジに対応する操作
位置から、他のレンジに対応する操作位置に変更するこ
とが可能になる。
【0030】ここで、実施例の構成と請求項1または請
求項2に対応する構成との対応関係を説明する。つま
り、自動変速機の各レンジに対応するシフトレバー2の
回転位置が、請求項1の操作位置に相当する。また、デ
ィテントピン25およびディテントプレート31が請求
項1のロック機構に相当する。さらに、セレクトボタン
12が請求項1または請求項2の操作部材および変換部
材を構成する単一部品に相当する。さらにまた、ケーブ
ル15が請求項1の伝達機構に相当する。さらにまた、
接続孔14Aが請求項2の接続部に相当する。
求項2に対応する構成との対応関係を説明する。つま
り、自動変速機の各レンジに対応するシフトレバー2の
回転位置が、請求項1の操作位置に相当する。また、デ
ィテントピン25およびディテントプレート31が請求
項1のロック機構に相当する。さらに、セレクトボタン
12が請求項1または請求項2の操作部材および変換部
材を構成する単一部品に相当する。さらにまた、ケーブ
ル15が請求項1の伝達機構に相当する。さらにまた、
接続孔14Aが請求項2の接続部に相当する。
【0031】つぎに、上記シフト装置1の動作を説明す
る。まず、シフトレバー2が自動変速機のパーキングレ
ンジに対応する操作位置にある場合は、ディテントピン
25が図4に示すように溝32に位置している。この場
合、圧縮ばね28の弾性力によりディテントピン25が
押圧されている。このため、ディテントピン25が、図
3の時計方向に回転付勢されている。つまり、ディテン
トピン25が図4の右側に押圧されている。したがっ
て、ディテントピン25が確実に溝32内に保持されて
いる。
る。まず、シフトレバー2が自動変速機のパーキングレ
ンジに対応する操作位置にある場合は、ディテントピン
25が図4に示すように溝32に位置している。この場
合、圧縮ばね28の弾性力によりディテントピン25が
押圧されている。このため、ディテントピン25が、図
3の時計方向に回転付勢されている。つまり、ディテン
トピン25が図4の右側に押圧されている。したがっ
て、ディテントピン25が確実に溝32内に保持されて
いる。
【0032】一方、シフトノブ5側では、セレクトボタ
ン12に外力が入力されていない場合は、うずまきばね
20の弾性力が押圧ピン18を介してセレクトボタン1
2に伝達されている。このため、セレクトボタン12が
図2の時計方向に回転付勢され、セレクトボタン12が
枠体6またはシフトノブ5に当接して停止されている。
ン12に外力が入力されていない場合は、うずまきばね
20の弾性力が押圧ピン18を介してセレクトボタン1
2に伝達されている。このため、セレクトボタン12が
図2の時計方向に回転付勢され、セレクトボタン12が
枠体6またはシフトノブ5に当接して停止されている。
【0033】そして、運転者がシフトレバー2を操作す
る場合は、ブレーキペダルを踏み込んで規制部材36と
ディテントピン25との係合を解除し、かつ、セレクト
ボタン12の入力部17を矢印A1方向に押圧する。こ
の押圧力によりセレクトボタン12が、うずまきばね2
0の弾性力に抗して支軸13を中心として図2の反時計
方向に回転し、押圧力が回転力に変換される。すると、
セレクトボタン12の回転によりケーブル15が図2の
矢印B1方向に牽引される。つまり、矢印A1方向の押
圧力が、ほぼ直角に方向変換されてケーブル15に伝達
される。言い換えれば、セレクトボタン12の入力部1
7の移動方向とは異なる矢印B1方向にケーブル15が
牽引される。
る場合は、ブレーキペダルを踏み込んで規制部材36と
ディテントピン25との係合を解除し、かつ、セレクト
ボタン12の入力部17を矢印A1方向に押圧する。こ
の押圧力によりセレクトボタン12が、うずまきばね2
0の弾性力に抗して支軸13を中心として図2の反時計
方向に回転し、押圧力が回転力に変換される。すると、
セレクトボタン12の回転によりケーブル15が図2の
矢印B1方向に牽引される。つまり、矢印A1方向の押
圧力が、ほぼ直角に方向変換されてケーブル15に伝達
される。言い換えれば、セレクトボタン12の入力部1
7の移動方向とは異なる矢印B1方向にケーブル15が
牽引される。
【0034】その結果、ディテントピン25が圧縮ばね
28の弾性力に抗して反時計方向に回転され、図4にお
いてディテントピン25が溝32から抜け出す。したが
って、ディテントピン25が孔32内の任意の位置に移
動することが可能になり、シフトレバー2を、パーキン
グレンジ以外のレンジに対応する操作位置に切り換える
ことができる。
28の弾性力に抗して反時計方向に回転され、図4にお
いてディテントピン25が溝32から抜け出す。したが
って、ディテントピン25が孔32内の任意の位置に移
動することが可能になり、シフトレバー2を、パーキン
グレンジ以外のレンジに対応する操作位置に切り換える
ことができる。
【0035】そして、シフトレバー2を任意の操作位置
に設定した後、セレクトボタン12に対する押圧力が解
消されると、セレクトボタン12はうずまきばね20の
弾性力により再び図2の時計方向に回転され、シフトノ
ブ5または枠体6に当接して停止する。一方、ディテン
トピン25が圧縮ばね28の弾性力により図3の時計方
向に回転して溝31また溝34または溝35に位置決め
される。
に設定した後、セレクトボタン12に対する押圧力が解
消されると、セレクトボタン12はうずまきばね20の
弾性力により再び図2の時計方向に回転され、シフトノ
ブ5または枠体6に当接して停止する。一方、ディテン
トピン25が圧縮ばね28の弾性力により図3の時計方
向に回転して溝31また溝34または溝35に位置決め
される。
【0036】このように、上記構成によれば、セレクト
ボタン12を操作してディテントピン25を溝32から
抜け出させない限り、シフトレバー2をパーキングレン
ジ以外の操作位置に切り換えることができない。したが
って、エンジンの駆動中において、シフトレバー2が誤
って操作されてトルクが自動変速機から出力されて車両
が移動することを未然に防止できる。
ボタン12を操作してディテントピン25を溝32から
抜け出させない限り、シフトレバー2をパーキングレン
ジ以外の操作位置に切り換えることができない。したが
って、エンジンの駆動中において、シフトレバー2が誤
って操作されてトルクが自動変速機から出力されて車両
が移動することを未然に防止できる。
【0037】また、この実施例では、外力が入力される
入力部17と、ケーブル15が接続される接続孔14A
とが、単一部品であるセレクトレバー12に形成されて
いる。したがって、シフト装置1を構成する部品点数お
よび組み立て工数が可及的に抑制され、シフト装置1の
製造コストを抑制することができる。また、シフト装置
1の小型化および軽量化を図ることが可能になる。
入力部17と、ケーブル15が接続される接続孔14A
とが、単一部品であるセレクトレバー12に形成されて
いる。したがって、シフト装置1を構成する部品点数お
よび組み立て工数が可及的に抑制され、シフト装置1の
製造コストを抑制することができる。また、シフト装置
1の小型化および軽量化を図ることが可能になる。
【0038】さらに、シフトレバー2の内部の部品の設
置スペースが減少し、シフトレバー2の内部の空いたス
ペースに他のスイッチ、別の機能部品を配置して有効に
利用することが可能になる。他のスイッチとしては、自
動変速機のオーバードライブのオン・オフスイッチなど
が例示される。
置スペースが減少し、シフトレバー2の内部の空いたス
ペースに他のスイッチ、別の機能部品を配置して有効に
利用することが可能になる。他のスイッチとしては、自
動変速機のオーバードライブのオン・オフスイッチなど
が例示される。
【0039】また、この実施例では、支軸13を中心と
する入力部17の回転半径R1が、支軸13を中心とす
る接続孔14A(頭部16)の回転半径R2よりも大き
く設定されている。このため、入力部17に対応するモ
ーメントの方が、接続孔14A(頭部16)に対応する
モーメントよりも大きい値になる。つまり、入力部17
に入力された押圧力(外力)がセレクトボタン12の回
転によって増幅されてケーブル15に伝達されるため、
入力部17に入力する操作力を可及的に抑制することが
可能になり、セレクトボタン12の操作性が向上する。
する入力部17の回転半径R1が、支軸13を中心とす
る接続孔14A(頭部16)の回転半径R2よりも大き
く設定されている。このため、入力部17に対応するモ
ーメントの方が、接続孔14A(頭部16)に対応する
モーメントよりも大きい値になる。つまり、入力部17
に入力された押圧力(外力)がセレクトボタン12の回
転によって増幅されてケーブル15に伝達されるため、
入力部17に入力する操作力を可及的に抑制することが
可能になり、セレクトボタン12の操作性が向上する。
【0040】なお、この発明は、シフトレバーを、自動
変速機のニュートラルレンジに対応する操作位置から他
のレンジに対応する操作位置に切り換える場合にロック
機構が解除される構成のシフト装置にも適用が可能であ
る。
変速機のニュートラルレンジに対応する操作位置から他
のレンジに対応する操作位置に切り換える場合にロック
機構が解除される構成のシフト装置にも適用が可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、操作部材に外力が入力されると、操作部材が支
軸を支点として動作し、この動作が変換部材により方向
変換される。つまり、単一部品が支軸を支点として動作
し、梃の原理により増幅された力により、伝達部材が操
作部材の動作とは異なる方向に移動し、ロック機構が動
作される。
よれば、操作部材に外力が入力されると、操作部材が支
軸を支点として動作し、この動作が変換部材により方向
変換される。つまり、単一部品が支軸を支点として動作
し、梃の原理により増幅された力により、伝達部材が操
作部材の動作とは異なる方向に移動し、ロック機構が動
作される。
【0042】ここで、外力が入力される操作部材と、操
作部材に入力された外力の方向を変換する変換部材とが
単一部品により構成されている。このため、シフト装置
の部品点数および組み立て工数が可及的に抑制される。
したがって、シフト装置の製造コストが抑制され、か
つ、シフト装置の小型化および軽量化が可能になる。ま
た、部品点数が抑制されるため、シフトレバーに対する
部品の設置スペースが減少し、シフトレバーの空いたス
ペースを他の目的に有効に利用することが可能になる。
作部材に入力された外力の方向を変換する変換部材とが
単一部品により構成されている。このため、シフト装置
の部品点数および組み立て工数が可及的に抑制される。
したがって、シフト装置の製造コストが抑制され、か
つ、シフト装置の小型化および軽量化が可能になる。ま
た、部品点数が抑制されるため、シフトレバーに対する
部品の設置スペースが減少し、シフトレバーの空いたス
ペースを他の目的に有効に利用することが可能になる。
【0043】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得られる他、入力部に対応するモーメントの方
が、接続部に対応するモーメントよりも大きい値にな
る。つまり、入力部に入力された外力が操作部材の回転
によって増幅され、伝達機構を介してロック機構に伝達
される。したがって、入力部に入力する外力を可及的に
抑制することが可能になり、操作部材の操作性が向上す
る。
の効果を得られる他、入力部に対応するモーメントの方
が、接続部に対応するモーメントよりも大きい値にな
る。つまり、入力部に入力された外力が操作部材の回転
によって増幅され、伝達機構を介してロック機構に伝達
される。したがって、入力部に入力する外力を可及的に
抑制することが可能になり、操作部材の操作性が向上す
る。
【図1】この発明のシフト装置の実施例を示す外観斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示されたシフト装置のシフトノブの内部
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図3】図1に示されたシフト装置のコントロールシャ
フトサポートの構成を示す断面図である。
フトサポートの構成を示す断面図である。
【図4】図1に示されたシフト装置のディテントプレー
トを示す平面図である。
トを示す平面図である。
2 シフトレバー 12 セレクトボタン 13 支軸 14A 接続孔 15 ケーブル 17 入力部 25 ディテントピン 31 ディテントプレート R1,R2 回転半径
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の操作位置に切り換え可能なシフト
レバーと、このシフトレバーの操作位置の切り換えを規
制または許容するロック機構と、前記シフトレバーに対
して相対移動可能に取り付けられた操作部材と、この操
作部材に入力される外力の方向を変換する変換部材と、
この変換部材に接続され、かつ、前記操作部材の移動方
向とは異なる方向に移動して前記ロック機構を動作させ
る伝達機構とを備えたシフト装置において、 前記操作部材と前記変換部材とが単一部品により構成さ
れ、この単一部品が前記シフトレバーに対して支軸を支
点として動作可能に取り付けられていることを特徴とす
るシフト装置。 - 【請求項2】 前記単一部品に、前記外力が入力される
入力部と、前記伝達機構が接続される接続部とが形成さ
れ、前記支軸を中心とする前記入力部の回転半径が、前
記支軸を中心とする前記連結部の回転半径よりも大きく
設定されていることを特徴とする請求項1に記載のシフ
ト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12311397A JPH10297304A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12311397A JPH10297304A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | シフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297304A true JPH10297304A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14852510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12311397A Pending JPH10297304A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | シフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10297304A (ja) |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP12311397A patent/JPH10297304A/ja active Pending
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