JPH1029351A - 発券プリンタ - Google Patents
発券プリンタInfo
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- JPH1029351A JPH1029351A JP18763096A JP18763096A JPH1029351A JP H1029351 A JPH1029351 A JP H1029351A JP 18763096 A JP18763096 A JP 18763096A JP 18763096 A JP18763096 A JP 18763096A JP H1029351 A JPH1029351 A JP H1029351A
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体の停止位置に誤差が生じていても、媒体
の印字開始行を同一にする。 【解決手段】 サーボモータ19により搬送されて停止
した媒体の位置をセンサ23により検出し、検出された
媒体の位置に応じてパルスモータ35による媒体移動開
始から印字ヘッド18による印字開始までの時間をCP
U25により制御する。
の印字開始行を同一にする。 【解決手段】 サーボモータ19により搬送されて停止
した媒体の位置をセンサ23により検出し、検出された
媒体の位置に応じてパルスモータ35による媒体移動開
始から印字ヘッド18による印字開始までの時間をCP
U25により制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道や航空などで
扱われる乗車券、搭乗券、回数券、各種企画券などを発
行する発券プリンタに関する。
扱われる乗車券、搭乗券、回数券、各種企画券などを発
行する発券プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道や航空などで扱われる乗車
券、搭乗券、回数券、各種企画券などを発行する発券プ
リンタには、第一の駆動系により未印字の媒体を繰り出
して印字ヘッドの手前まで搬送し、第二の駆動系による
媒体の移動に合わせて印字ヘッドが印字を行うものがあ
る。このような発券プリンタ内の搬送路は、第一の駆動
系により回転する複数の搬送ローラと、第二の駆動系に
より回転する印字ヘッド付近の搬送ローラとにより構成
される。第一の駆動系を所定時間駆動して停止すると、
媒体は高速で搬送され、磁気書込ヘッド、磁気読取ヘッ
ドを通過して印字ヘッドの手前で停止する。それから第
二の駆動系を駆動すると、媒体は低速で搬送されて印字
ヘッドを通過していく。印字ヘッドは、第二の駆動系の
駆動開始から所定時間が経過してから印字を開始する。
券、搭乗券、回数券、各種企画券などを発行する発券プ
リンタには、第一の駆動系により未印字の媒体を繰り出
して印字ヘッドの手前まで搬送し、第二の駆動系による
媒体の移動に合わせて印字ヘッドが印字を行うものがあ
る。このような発券プリンタ内の搬送路は、第一の駆動
系により回転する複数の搬送ローラと、第二の駆動系に
より回転する印字ヘッド付近の搬送ローラとにより構成
される。第一の駆動系を所定時間駆動して停止すると、
媒体は高速で搬送され、磁気書込ヘッド、磁気読取ヘッ
ドを通過して印字ヘッドの手前で停止する。それから第
二の駆動系を駆動すると、媒体は低速で搬送されて印字
ヘッドを通過していく。印字ヘッドは、第二の駆動系の
駆動開始から所定時間が経過してから印字を開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の発券プリンタに
あっては、第一の駆動系を所定時間駆動して停止し、媒
体を印字ヘッドの手前に位置させているが、回転の慣性
力により第一の駆動系の停止精度がそれほど高くなく、
媒体を停止させる度にその停止位置に誤差が生じてしま
う。第二の駆動系は第一の駆動系が停止後に駆動を開始
し、印字ヘッドは第二の駆動系の駆動開始から所定時間
が経過してから印字を開始するので、媒体によって、停
止位置の誤差により印字開始位置が異なってしまい、印
字品質が悪いという問題点があった。また、第一の駆動
系の停止精度を向上するには、制御が複雑になりコスト
が高くなるという問題点がある。
あっては、第一の駆動系を所定時間駆動して停止し、媒
体を印字ヘッドの手前に位置させているが、回転の慣性
力により第一の駆動系の停止精度がそれほど高くなく、
媒体を停止させる度にその停止位置に誤差が生じてしま
う。第二の駆動系は第一の駆動系が停止後に駆動を開始
し、印字ヘッドは第二の駆動系の駆動開始から所定時間
が経過してから印字を開始するので、媒体によって、停
止位置の誤差により印字開始位置が異なってしまい、印
字品質が悪いという問題点があった。また、第一の駆動
系の停止精度を向上するには、制御が複雑になりコスト
が高くなるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の発券プリンタにおいては、第一の駆動系によ
り搬送されて停止した媒体の位置を検出し、検出された
媒体の位置に応じて第二の駆動系による媒体移動開始か
ら印字ヘッドによる印字開始までの時間を制御する。
に本発明の発券プリンタにおいては、第一の駆動系によ
り搬送されて停止した媒体の位置を検出し、検出された
媒体の位置に応じて第二の駆動系による媒体移動開始か
ら印字ヘッドによる印字開始までの時間を制御する。
【0005】上記のように構成された発券プリンタの第
一の駆動系を停止したときに媒体が所定の位置より手前
に停止した場合は、第二の駆動系の駆動を開始してから
所定時間より長い時間が経過してから印字を開始する。
また、第一の駆動系を停止したときに媒体が所定の位置
を越えて停止した場合は、第二の駆動系の駆動を開始し
てから所定時間が経過する前に印字を開始する。
一の駆動系を停止したときに媒体が所定の位置より手前
に停止した場合は、第二の駆動系の駆動を開始してから
所定時間より長い時間が経過してから印字を開始する。
また、第一の駆動系を停止したときに媒体が所定の位置
を越えて停止した場合は、第二の駆動系の駆動を開始し
てから所定時間が経過する前に印字を開始する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素
には同一の符号を付す。図1は本発明の発券プリンタを
示す制御ブロック図、図2は発券プリンタを示す斜視
図、図3は発券プリンタの内部機構を示す概略説明図、
図4はサーボモータを示す斜視図である。図2におい
て、発券プリンタ1は、鉄道会社の駅窓口などにおい
て、係員が利用客に対して乗車券、座席指定券、回数
券、各種企画券などを発売する際に使用されるものであ
る。発券プリンタ1内で印字、磁気データ書き込みが行
われた券は、発券プリンタ1の前面に設けられた排出ス
タッカ2から排出され、係員を通して利用客に渡され
る。また、発券プリンタ1の前面には、装置のメンテナ
ンス状態などを文字で表示する表示部3と電源などのス
イッチを有する操作部4とが設けられている。
面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素
には同一の符号を付す。図1は本発明の発券プリンタを
示す制御ブロック図、図2は発券プリンタを示す斜視
図、図3は発券プリンタの内部機構を示す概略説明図、
図4はサーボモータを示す斜視図である。図2におい
て、発券プリンタ1は、鉄道会社の駅窓口などにおい
て、係員が利用客に対して乗車券、座席指定券、回数
券、各種企画券などを発売する際に使用されるものであ
る。発券プリンタ1内で印字、磁気データ書き込みが行
われた券は、発券プリンタ1の前面に設けられた排出ス
タッカ2から排出され、係員を通して利用客に渡され
る。また、発券プリンタ1の前面には、装置のメンテナ
ンス状態などを文字で表示する表示部3と電源などのス
イッチを有する操作部4とが設けられている。
【0007】図3において、発券プリンタ1の内部に
は、未印字の媒体を収納するホッパ5が設けられてい
る。ホッピングローラ36によりホッパ5から一枚ずつ
繰り出された媒体を搬送する搬送路10は、一対の搬送
ローラ6、7、11、15と各機構と対向するプラテン
ローラ12、13、14で形成される。媒体に磁気デー
タを書き込む磁気ヘッド16、書き込まれた磁気データ
を読取りチェックする磁気リーダ17、ラインサーマル
方式により印字を行う印字ヘッド18が、それぞれプラ
テンローラ12、13、14に対向する位置に設けられ
ている。
は、未印字の媒体を収納するホッパ5が設けられてい
る。ホッピングローラ36によりホッパ5から一枚ずつ
繰り出された媒体を搬送する搬送路10は、一対の搬送
ローラ6、7、11、15と各機構と対向するプラテン
ローラ12、13、14で形成される。媒体に磁気デー
タを書き込む磁気ヘッド16、書き込まれた磁気データ
を読取りチェックする磁気リーダ17、ラインサーマル
方式により印字を行う印字ヘッド18が、それぞれプラ
テンローラ12、13、14に対向する位置に設けられ
ている。
【0008】発券プリンタ1は、高速で回転する第一の
駆動系であるサーボモータと、低速で回転する第二の駆
動系であるパルスモータとの二つの駆動系を有してい
る。ホッピングローラ36、搬送ローラ11、6、7、
プラテンローラ12、13とは、媒体が高速で搬送され
るようにサーボモータに連結されている。搬送ローラ1
8、15とプラテンローラ14とは、印字ヘッド18が
印字を行うのに充分な速度で媒体が搬送されるように、
パルスモータに連結されている。
駆動系であるサーボモータと、低速で回転する第二の駆
動系であるパルスモータとの二つの駆動系を有してい
る。ホッピングローラ36、搬送ローラ11、6、7、
プラテンローラ12、13とは、媒体が高速で搬送され
るようにサーボモータに連結されている。搬送ローラ1
8、15とプラテンローラ14とは、印字ヘッド18が
印字を行うのに充分な速度で媒体が搬送されるように、
パルスモータに連結されている。
【0009】図4において、サーボモータ19の軸20
には、サーボモータ19の回転に伴って同方向に、同速
度で回転するスリットエンコーダ21が取り付けられて
いる。また軸20には、上述したホッピングローラ3
6、搬送ローラ11、6、7、プラテンローラ12、1
3が連結されている。スリットエンコーダ21は、薄い
円板状をしており、その円周に亘ってスリット22が設
けられている。スリットエンコーダ21の一端には、発
光素子と受光素子とからなるセンサ23が取り付けられ
ている。センサ23は、発光素子の光がスリット22を
通過して受光素子に入るとオンし、そのオンオフの回数
と速度とにより、モータの回転速度と回転量を検出す
る。また、センサ23は、オンオフをパルス信号として
後述する制御部に送信し、制御部は、この信号から媒体
の搬送速度と停止位置とを把握する。
には、サーボモータ19の回転に伴って同方向に、同速
度で回転するスリットエンコーダ21が取り付けられて
いる。また軸20には、上述したホッピングローラ3
6、搬送ローラ11、6、7、プラテンローラ12、1
3が連結されている。スリットエンコーダ21は、薄い
円板状をしており、その円周に亘ってスリット22が設
けられている。スリットエンコーダ21の一端には、発
光素子と受光素子とからなるセンサ23が取り付けられ
ている。センサ23は、発光素子の光がスリット22を
通過して受光素子に入るとオンし、そのオンオフの回数
と速度とにより、モータの回転速度と回転量を検出す
る。また、センサ23は、オンオフをパルス信号として
後述する制御部に送信し、制御部は、この信号から媒体
の搬送速度と停止位置とを把握する。
【0010】図1において、発券プリンタ1の制御部2
4は、各機構を制御するCPU(セントラルプロセッシ
ングユニット)を有している.CPU25には、RAM
(ランダムアクセスメモリ)33、位置検出部26、速
度検出部27、サーボモータ駆動部28、パルスモータ
駆動部29、印字ヘッド制御部30、磁気ヘッド制御部
31、磁気リーダ制御部32がそれぞれバスライン34
により接続されている。
4は、各機構を制御するCPU(セントラルプロセッシ
ングユニット)を有している.CPU25には、RAM
(ランダムアクセスメモリ)33、位置検出部26、速
度検出部27、サーボモータ駆動部28、パルスモータ
駆動部29、印字ヘッド制御部30、磁気ヘッド制御部
31、磁気リーダ制御部32がそれぞれバスライン34
により接続されている。
【0011】位置検出部26と速度検出部27とは、セ
ンサ23に接続される。位置検出部26は、主にカウン
タで構成されており、上述したセンサ23から出力され
るパルス信号をカウントすることにより媒体の位置監視
を行う。速度検出部27は、パルス信号の周期により媒
体の速度監視を行う。サーボモータ駆動部28は上述し
たサーボモータ19に、パルスモータ駆動部29はパル
スモータ35に接続される。
ンサ23に接続される。位置検出部26は、主にカウン
タで構成されており、上述したセンサ23から出力され
るパルス信号をカウントすることにより媒体の位置監視
を行う。速度検出部27は、パルス信号の周期により媒
体の速度監視を行う。サーボモータ駆動部28は上述し
たサーボモータ19に、パルスモータ駆動部29はパル
スモータ35に接続される。
【0012】パルスモータ駆動部29は、タイマを有し
ている。パルスモータ駆動部29のタイマ出力は、割り
込みとしてCPU25に接続され、また印字ヘッド制御
部30にも印字タイミングとして接続される。印字ヘッ
ド制御部30は、バスライン34から送られてくる印字
データを、パルスモータ35のタイマ出力のパルスに合
わせて印字ヘッド18に送信する。磁気ヘッド制御部3
1は磁気ヘッド16に、磁気リーダ制御部32は磁気リ
ーダ17に接続される。
ている。パルスモータ駆動部29のタイマ出力は、割り
込みとしてCPU25に接続され、また印字ヘッド制御
部30にも印字タイミングとして接続される。印字ヘッ
ド制御部30は、バスライン34から送られてくる印字
データを、パルスモータ35のタイマ出力のパルスに合
わせて印字ヘッド18に送信する。磁気ヘッド制御部3
1は磁気ヘッド16に、磁気リーダ制御部32は磁気リ
ーダ17に接続される。
【0013】上述したような発券プリンタ1による印字
動作について図面を参照しながら説明する。図5、図
6、図7は発券プリンタの印字動作を示すタイムチャー
トである。まず、図示せぬ上位装置から発券プリンタ1
に対して発券指示が出され、券種別データ、印字デー
タ、磁気データなどのデータが送られる。各データは、
図示せぬインタフェース制御部を介して制御部24のC
PU25に送られる。CPU25は、サーボモータ駆動
部28を介してサーボモータ28を駆動する。
動作について図面を参照しながら説明する。図5、図
6、図7は発券プリンタの印字動作を示すタイムチャー
トである。まず、図示せぬ上位装置から発券プリンタ1
に対して発券指示が出され、券種別データ、印字デー
タ、磁気データなどのデータが送られる。各データは、
図示せぬインタフェース制御部を介して制御部24のC
PU25に送られる。CPU25は、サーボモータ駆動
部28を介してサーボモータ28を駆動する。
【0014】これにより、ホッピングローラ36が回転
してホッパ5から媒体を一枚ずつ繰出し、同時に搬送ロ
ーラ11、6、7とプラテンローラ12、13とが回転
して媒体の高速搬送が開始する。媒体は、搬送路10を
搬送され、磁気ヘッド16によって磁気データが書き込
まれ、書き込まれた磁気データは、磁気リーダ17によ
って読取りチェックされる。この間センサ23は、サー
ボモータ19の回転速度と回転量を示すパルス信号を位
置検出部24、速度検出部27に対して送信し続ける。
してホッパ5から媒体を一枚ずつ繰出し、同時に搬送ロ
ーラ11、6、7とプラテンローラ12、13とが回転
して媒体の高速搬送が開始する。媒体は、搬送路10を
搬送され、磁気ヘッド16によって磁気データが書き込
まれ、書き込まれた磁気データは、磁気リーダ17によ
って読取りチェックされる。この間センサ23は、サー
ボモータ19の回転速度と回転量を示すパルス信号を位
置検出部24、速度検出部27に対して送信し続ける。
【0015】位置検出部24は、パルス信号をカウント
し、所定のカウント値に達した時点で、媒体が印字ヘッ
ド18の手前まで搬送されたとしてCPU25に対して
それを示す信号を出力する。CPU25は、この信号を
受けて、サーボモータ駆動部28を介してサーボモータ
19の駆動を停止する。続いて、パルスモータ駆動部2
9を介してパルスモータ35の駆動を開始する。これに
より、搬送ローラ14、15が回転して媒体が低速度で
搬送されながら印字が行われる。
し、所定のカウント値に達した時点で、媒体が印字ヘッ
ド18の手前まで搬送されたとしてCPU25に対して
それを示す信号を出力する。CPU25は、この信号を
受けて、サーボモータ駆動部28を介してサーボモータ
19の駆動を停止する。続いて、パルスモータ駆動部2
9を介してパルスモータ35の駆動を開始する。これに
より、搬送ローラ14、15が回転して媒体が低速度で
搬送されながら印字が行われる。
【0016】なお、サーボモータ19の駆動を停止する
際には、サーボモータ19の回転の慣性力を考慮に入れ
てパルス信号のカウント値を設定し、媒体を所定の位置
に停止させているが、この位置には、媒体を停止させる
度にわずかの誤差が生じている。そこで、センサ23
は、上述したような所定のカウント値に達した後も、位
置検出部26に対してパルス信号を送信する。位置検出
部26は、このパルス信号をカウントし、カウント値を
CPU25に送信する。CPU25は、このカウント値
から、媒体の所定の停止位置と実際の停止位置との差を
算出する。
際には、サーボモータ19の回転の慣性力を考慮に入れ
てパルス信号のカウント値を設定し、媒体を所定の位置
に停止させているが、この位置には、媒体を停止させる
度にわずかの誤差が生じている。そこで、センサ23
は、上述したような所定のカウント値に達した後も、位
置検出部26に対してパルス信号を送信する。位置検出
部26は、このパルス信号をカウントし、カウント値を
CPU25に送信する。CPU25は、このカウント値
から、媒体の所定の停止位置と実際の停止位置との差を
算出する。
【0017】図5において、まず媒体の所定の停止位置
と実際の停止位置との差が零の場合を示す。パルスモー
タ制御部29は、t1でパルスモータ25の駆動を開始
する。これと同時に、CPU25と印字ヘッド30とに
対して、パルスモータ制御部29のタイマ出力が入力さ
れる。CPU25は、媒体の所定の停止位置と実際の停
止位置との差が零なので、4パルス目のタイマ出力が入
力されると、t2で印字ヘッド制御部30に対して印字
開始指示を出す。印字ヘッド制御部30は、この印字開
始指示を受け、t3でタイマ出力のタイミングに合わせ
て印字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始す
る。
と実際の停止位置との差が零の場合を示す。パルスモー
タ制御部29は、t1でパルスモータ25の駆動を開始
する。これと同時に、CPU25と印字ヘッド30とに
対して、パルスモータ制御部29のタイマ出力が入力さ
れる。CPU25は、媒体の所定の停止位置と実際の停
止位置との差が零なので、4パルス目のタイマ出力が入
力されると、t2で印字ヘッド制御部30に対して印字
開始指示を出す。印字ヘッド制御部30は、この印字開
始指示を受け、t3でタイマ出力のタイミングに合わせ
て印字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始す
る。
【0018】次に、図6において、媒体の実際の停止位
置が所定の停止位置よりも手前である場合を示す。パル
スモータ制御部29は、t1でパルスモータ25の駆動
を開始する。これと同時に、CPU25と印字ヘッド3
0とに対して、パルスモータ制御部29のタイマ出力が
入力される。CPU25は、媒体の所定の停止位置と実
際の停止位置との差を算出し、その差に応じて例えば6
パルス目のタイマ出力が入力されると、t4で印字ヘッ
ド制御部30に対して印字開始指示を出す。
置が所定の停止位置よりも手前である場合を示す。パル
スモータ制御部29は、t1でパルスモータ25の駆動
を開始する。これと同時に、CPU25と印字ヘッド3
0とに対して、パルスモータ制御部29のタイマ出力が
入力される。CPU25は、媒体の所定の停止位置と実
際の停止位置との差を算出し、その差に応じて例えば6
パルス目のタイマ出力が入力されると、t4で印字ヘッ
ド制御部30に対して印字開始指示を出す。
【0019】印字ヘッド制御部30は、この印字開始指
示を受け、t5でタイマ出力のタイミングに合わせて印
字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始する。
このように、サーボモータ19の駆動が開始してから、
所定よりも長い時間媒体を搬送し、印字を開始すること
により、媒体が所定の位置に停止した場合と同じ位置
が、印字開始行となる。
示を受け、t5でタイマ出力のタイミングに合わせて印
字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始する。
このように、サーボモータ19の駆動が開始してから、
所定よりも長い時間媒体を搬送し、印字を開始すること
により、媒体が所定の位置に停止した場合と同じ位置
が、印字開始行となる。
【0020】次に、図7において、媒体が所定の停止位
置を越えて停止した場合を示す。パルスモータ制御部2
9は、t1でパルスモータ25の駆動を開始する。これ
と同時に、CPU25と印字ヘッド30とに対して、パ
ルスモータ制御部29のタイマ出力が入力される。CP
U25は、媒体の所定の停止位置と実際の停止位置との
差を算出し、その差に応じて例えば2パルス目のタイマ
出力が入力されると、t6で印字ヘッド制御部30に対
して印字開始指示を出す。
置を越えて停止した場合を示す。パルスモータ制御部2
9は、t1でパルスモータ25の駆動を開始する。これ
と同時に、CPU25と印字ヘッド30とに対して、パ
ルスモータ制御部29のタイマ出力が入力される。CP
U25は、媒体の所定の停止位置と実際の停止位置との
差を算出し、その差に応じて例えば2パルス目のタイマ
出力が入力されると、t6で印字ヘッド制御部30に対
して印字開始指示を出す。
【0021】印字ヘッド制御部30は、この印字開始指
示を受け、t7でタイマ出力のタイミングに合わせて印
字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始する。
このように、サーボモータ19の駆動が開始してから、
所定よりも短い時間媒体を搬送した時点で印字を開始す
ることにより、媒体が所定の位置に停止した場合と同じ
位置が、印字開始行となる。
示を受け、t7でタイマ出力のタイミングに合わせて印
字ヘッド18に印字データを送信し、印字を開始する。
このように、サーボモータ19の駆動が開始してから、
所定よりも短い時間媒体を搬送した時点で印字を開始す
ることにより、媒体が所定の位置に停止した場合と同じ
位置が、印字開始行となる。
【0022】プラテンローラ14と搬送ローラ15とに
より低速で搬送される媒体の印字が終了すると、CPU
25は、パルスモータ駆動部29を介してパルスモータ
25の駆動を停止する。これにより、プラテンローラ1
4と搬送ローラ15の回転が停止して媒体は一時停止す
る。次にCPU25は、再びサーボモータ駆動部28を
介してサーボモータ19を駆動し、搬送ローラ6、7な
どを回転して媒体を高速で搬送し、媒体を券として排出
スタッカ2に排出して発券動作が終了する。
より低速で搬送される媒体の印字が終了すると、CPU
25は、パルスモータ駆動部29を介してパルスモータ
25の駆動を停止する。これにより、プラテンローラ1
4と搬送ローラ15の回転が停止して媒体は一時停止す
る。次にCPU25は、再びサーボモータ駆動部28を
介してサーボモータ19を駆動し、搬送ローラ6、7な
どを回転して媒体を高速で搬送し、媒体を券として排出
スタッカ2に排出して発券動作が終了する。
【0023】このように、サーボモータ19により搬送
されて停止した媒体の位置をセンサ23により検出し、
検出された媒体の位置に応じてパルスモータ35による
媒体移動開始から印字ヘッド18による印字開始までの
時間をCPU25により制御することにより、媒体の停
止位置に誤差が生じていても、媒体の印字開始行を同一
にすることができる。
されて停止した媒体の位置をセンサ23により検出し、
検出された媒体の位置に応じてパルスモータ35による
媒体移動開始から印字ヘッド18による印字開始までの
時間をCPU25により制御することにより、媒体の停
止位置に誤差が生じていても、媒体の印字開始行を同一
にすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】すなわち、第一の駆動系により搬送されて
停止した媒体の位置を検出し、検出された媒体の位置に
応じて第二の駆動系による媒体移動開始から印字ヘッド
による印字開始までの時間を制御することにより、媒体
の停止位置に誤差が生じていても、媒体の印字開始行を
同一にすることができるので、発行される券の印字品質
が向上する。
停止した媒体の位置を検出し、検出された媒体の位置に
応じて第二の駆動系による媒体移動開始から印字ヘッド
による印字開始までの時間を制御することにより、媒体
の停止位置に誤差が生じていても、媒体の印字開始行を
同一にすることができるので、発行される券の印字品質
が向上する。
【図1】本発明の発券プリンタを示す制御ブロック図で
ある。
ある。
【図2】発券プリンタを示す斜視図である。
【図3】発券プリンタの内部機構を示す概略説明図であ
る。
る。
【図4】サーボモータを示す斜視図である。
【図5】発券プリンタの印字動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図6】発券プリンタの印字動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図7】発券プリンタの印字動作を示すタイムチャート
である。
である。
1 発券プリンタ 18 印字ヘッド 19 サーボモータ 21 スリットエンコーダ 23 センサ 25 CPU 35 パルスモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関崎 雄一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小林 克彦 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 第一の駆動系により未印字の媒体を繰り
出して印字ヘッドの手前まで搬送し、第二の駆動系によ
る媒体の移動に合わせて印字ヘッドが印字を行う発券プ
リンタにおいて、 上記第一の駆動系により搬送されて停止した媒体の位置
を検出し、検出された媒体の位置に応じて上記第二の駆
動系による媒体移動開始から上記印字ヘッドによる印字
開始までの時間を制御することを特徴とする発券プリン
タ。 - 【請求項2】 上記第一の駆動系と同軸に連結されるス
リットエンコーダにより媒体の位置を検出する請求項1
記載の発券プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18763096A JPH1029351A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 発券プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18763096A JPH1029351A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 発券プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029351A true JPH1029351A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16209480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18763096A Withdrawn JPH1029351A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 発券プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029351A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012108693A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 発券印刷装置 |
CN108891133A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-27 | 国网浙江省电力有限公司宁波供电公司 | 一种分布式光伏上网发票打印机及打印方法 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18763096A patent/JPH1029351A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012108693A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 発券印刷装置 |
CN108891133A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-27 | 国网浙江省电力有限公司宁波供电公司 | 一种分布式光伏上网发票打印机及打印方法 |
CN108891133B (zh) * | 2018-08-07 | 2023-11-28 | 国网浙江省电力有限公司宁波供电公司 | 一种分布式光伏上网发票打印机及打印方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |