JPH10292319A - 拭払式防雪柵 - Google Patents

拭払式防雪柵

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JPH10292319A
JPH10292319A JP11421997A JP11421997A JPH10292319A JP H10292319 A JPH10292319 A JP H10292319A JP 11421997 A JP11421997 A JP 11421997A JP 11421997 A JP11421997 A JP 11421997A JP H10292319 A JPH10292319 A JP H10292319A
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JP
Japan
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snow
wiping
plate
flow
plates
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JP11421997A
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English (en)
Inventor
Fuminobu Matsumoto
文信 松本
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Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹湾曲面あるいはまた凹湾曲面付き整流板を
付設し、各防雪板の配置高さや傾斜等を変えて、拭払性
能、信頼性を向上している。 【解決手段】 支柱1の上部間に複数の防雪板2を上下
間隔をおき斜設して、支柱1の下部間の通風により拭払
流を形成し、各防雪板2の相互間の通風により斜下降流
を形成する拭払式防雪柵において、各防雪板2の少なく
とも下面側に整流板3,4を付設するとともに、各整流
板3の吹込側に通風を偏向する凹湾曲面3aを設けた拭
払式防雪柵に特徴を有し、また、整流板4の吹出側に、
斜下降流を緩い傾斜θ2にする凸湾曲面4aを設けたこ
とに特徴を有し、風上側の積雪Sに対応させて最下段の
防雪板2を高く取り付けて緩傾斜θ2に配置するととも
に、上方の防雪板を順次に急傾斜θ3,θ4に配置した
ことに特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や駐車場等の
風上側に構築して、防風及び防雪する拭払式防雪柵に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路や駐車場等においては、図6
及び図7に示すように風上側に多数の支柱aを間隔をお
き建て込み、支柱の上部間に複数の防雪板b(凸条b1
や補強管b2付きの横断凹凸形状)を適宜の手段で上下
間隔をおき複数段に斜設して、各防雪板bにより通風を
斜め下向きに偏向させて拭払流wa及び複数の斜下降流
wb〜wdを形成し、拭払流wa上に各斜下降流wb〜
wdを吹き付け合流させて、拭払流の浮上を抑制して図
示点線から実線のように路面等R上を這う合流拭払流w
とし、斜下降流によりドライバー等の視程を良好にする
とともに、合流拭払流により路面等R上の雪を吹き払つ
て防雪する拭払式防雪柵が構築されている。図中Sは防
雪柵の風上側の積雪、Lは合流拭払流による吹払距離で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の拭払式防雪柵
は、前記のように横断凹凸形状の防雪板により通風を斜
め下向きの斜下降流にする構造になつているため、通風
が防雪板の下面に衝突して急激に偏向され凹凸で乱れが
生じ易く、拭払流及び斜下降流が乱流になつて減速され
る。また、防雪柵の風上側の積雪で拭払流の吹込流量が
不足して減速し、支柱間を通過後に比較的に早く浮上す
るなど拭払性能に限界があり、広幅路面等に対応した拭
払式防雪柵の開発が課題になつている。
【0004】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、各
防雪板に凹湾曲面や凸湾曲面付き整流板を付設し、ま
た、各防雪板の傾斜等を調整することにより、拭払性
能、信頼性を向上した拭払式防雪柵を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支柱の上部間
に複数の防雪板を上下間隔をおき斜設して、支柱の下部
間の通風により拭払流を形成し、各防雪板の相互間の通
風により複数の斜下降流を形成する拭払式防雪柵におい
て、各防雪板の少なくとも下面側に整流板を付設すると
ともに、各整流板の吹込側に通風を斜め下向きにする凹
湾曲面を設けた拭払式防雪柵に特徴を有し、各防雪板の
凹湾曲面付き整流板により、通風を円滑に斜め下向きと
し格別に乱れを生じさせないで流通せしめ、拭払流及び
各斜下降流を整流とし流速を高めるなど、合流拭払流に
よる吹払距離を延長している。
【0006】また、前記の拭払式防雪柵において、整流
板の吹出側に、斜下降流を緩傾斜にする凸湾曲面を設け
たことに特徴を有し、整流板の吹出側の凸湾曲面によ
り、整流となり流速が高められた拭払流及び斜下降流を
吹出側で適度の緩い傾斜とし、拭払流の浮上を低減し流
速を高め斜下降流の合流位置を適度に遠くするなど、合
流拭払流による吹払距離をさらに延長している。
【0007】さらに、最下段の防雪板を風上側の積雪に
対応させて高く取り付けて緩傾斜に配置するとともに、
上方の防雪板を順次に急傾斜に配置したことに特徴を有
し、最下段の防雪板を高くして緩傾斜にすることによ
り、拭払流の流量を風上側の積雪に対応させて確保し、
上方の防雪板を順次に急傾斜に配置したことにより、上
方の斜下降流を順次に増量及び増速して、合流拭払流に
よる吹払距離をさらに延長するなど、総合的に吹払性
能、信頼性を効果的に高めている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1Aに本発明の拭払式防雪柵に
適用する整流板付き防雪板の第1実施例、図1Bに整流
板付き防雪板の第2実施例、図1C及び図3に本発明の
拭払式防雪柵の第1実施例、図1D及び図4に拭払式防
雪柵の第2実施例、図2及び図5に拭払式防雪柵の第3
実施例を示している。図中1はサポート1a付きの支
柱、2は凸条2aや補強管2bを備えた横断凹凸形状の
防雪板、3,4は防雪板の下面側の整流板、3aは整流
板3の吹込側に設けた凹湾曲面、4aは整流板4の吹出
側の凸湾曲部、5は防雪板の上面側の整流板、6は整流
板を取り付けるビス等の固着手段、10a,10bは各
実施例の整流板付き防雪板、Ha,H1は最下段の防雪
板(整流板付き防雪板)の吹込側高さ、Hb,H2,H
3,H4は各防雪板(整流板付き防雪板)の相互間の吹
込側高さ、h2,h3,h4は防雪板(整流板付き防雪
板)の相互間の吹出側高さ、θ1〜4は防雪板の傾斜、
wa1〜3,wb1〜3は各実施例の拭払流及び斜下降
流、w1〜3は各実施例の合流拭払流、L1〜3はその
吹払距離である。
【0009】図示の第1実施例(図1A,C,図3参
照)は、支柱1の上部間に複数の防雪板2を上下間隔を
おき斜設して、支柱の下部間の通風により拭払流を形成
し、各防雪板の相互間の通風により複数の斜下降流を形
成する拭払式防雪柵において、各防雪板2の少なくとも
下面側に整流板3,4を付設するとともに、各整流板3
の吹込側に通風を斜め下向きにする凹湾曲面3aを設け
たことを特徴とする拭払式防雪柵になつている。
【0010】図示の第2実施例(図1B,D及び図4参
照)は、前記の拭払式防雪柵において、整流板4の吹出
側に、斜下降流wb2を緩い傾斜にする凸湾曲面4aを
設けたことを特徴とする拭払式防護柵になつている。
【0011】図示の第3実施例(図1A,B,図2及び
図5参照)は、前記の拭払式防雪柵において、最下段の
防雪板2を風上側の積雪Sに対応させて高く取り付けて
緩傾斜θ2に配置するとともに、上方の各防雪板2を順
次に急傾斜θ3,θ4に配置したことを特徴とする拭払
式防雪柵になつている。
【0012】さらに詳述すると、第1実施例の整流板付
き防雪板10aは、図1Aに示すように複数の凸条2a
や補強管2bを備えた横断凹凸形状の防雪板2におい
て、この防雪板の少なくとも下面側に吹込側の整流板3
及び吹出側の整流板4をビス等の固着手段6で付設する
とともに、整流板3の吹込側に通風を斜め下向きにする
凹湾曲部3aを形成し、必要に応じ防雪板1の上面側に
整流板5を同様な手段で点線で示すように付設した構造
になつている。また、必要に応じ凸湾曲部3aの前縁部
や整流板4の後縁部に折返部3b,4bを設けて固着性
能を高める。この整流板付き防雪板10aは、凹湾曲部
3a付き整流板3,4により通風を吹込側で円滑に斜め
下向きに偏向せしめ、防雪板1の下側の凹凸を解消して
通風の乱れを防止するなど、支柱1の下部間の拭払流及
び各防雪板の相互間の斜下降流を整流にして増速する。
【0013】第2実施例の整流板付き防雪板10bは、
図1Bに示すように複数の凸条2aや補強管2bを備え
た横断凹凸形状の防雪板2において、この防雪板の少な
くとも下面側に吹込側の整流板3及び吹出側の整流板4
をビス等の固着手段6で付設し、整流板3の吹込側に通
風を斜め下向きにする凹湾曲部3a、及び整流板4の吹
出側に斜下降流を緩い傾斜にする凸湾曲部4aを設け、
必要に応じ防雪板2の上面側に整流板5を同様な手段で
点線のように設けた構造になつている。また、必要に応
じ凹湾曲部3aの前縁部及び整流板4の後縁部に折返部
3b,4bを設けて固着性能を高める。この整流板付き
防雪板10bは、凹湾曲部3a付き整流板3の吹込側で
通風を吹込側で円滑に斜め下向きに偏向し、整流板3,
4で防雪板2の下面凹凸を解消して通風の乱れを防止し
拭払流及び各防雪板の相互間の斜下降流を整流にして増
速するとともに、この拭払流及び斜下降流を整流板4の
吹出側の凸湾曲部4aで適度の緩い傾斜にして、拭払流
は2点鎖線で示すようになり路面等Rによる浮上が適度
に減少されて流速が高まり、各斜下降流は比較的に遠い
位置で拭払流に合流して、合流拭払流により吹き払う吹
払距離をさらに延長することができる。
【0014】前記の整流板3,4,5は、適度の強度を
有する各種の合成樹脂板(好ましくはポリカーボネート
板等)や薄い鉄板等で形成し、吹込側の凹湾曲部3a及
び吹出側の凸湾曲部4aは、風速等に対応させて適度の
曲率半径や弧長に形成して、通風を斜め下向きに円滑に
偏向し、適度の緩い傾斜に円滑に偏向する形状にしてい
る。また、必要に応じ吹込側の整流板3と吹出側の整流
板4とを一連に形成したり、さらに、整流板5も一連に
形成でき整流板3,4と同様な乱れ防止等の機能を有す
る。
【0015】第1実施例の拭払式防雪柵は、図1A,C
及び図3に示すように適度の間隔で建て込んだサポート
1a付き支柱1の上部間に、複数(図示例は3枚)の横
断凹凸形状(凸部2aと補強管2b付き)の防雪板2を
上下間隔をおき斜設θ1し、支柱の下部間の通風により
拭払流を形成して、各防雪板の相互間の通風により複数
の斜下降流を形成する拭払式防雪柵において、最下段の
防雪板2を風上の積雪Sに対応させて適度の吹込高さH
aに配置するとともに、各防雪板2の下面に整流板3,
4を付設し、各整流板の吹込側に通風を斜め下向きにす
る凹湾曲面3aを設け、必要に応じ上面側に整流板5を
付設して、各防雪板2を整流板付き防雪板10aとし、
最下段の整流板付き防雪板10a(支柱1の下部間)で
拭払流wa1を形成し、各整流板付き防雪板10aの相
互間で同様な斜下降流wb1を形成する構造になつてい
る。
【0016】前記の拭払式防雪柵は、図3に示すように
各防雪板2は下面に付設した凹湾曲面3a付き整流板
3,4(あるいはまた上面の整流板5)により整流板付
き防雪板10aに形成され、この整流板は、通風を吹込
側において円滑に斜め下向きに偏向するとともに、各防
雪板の凹凸を解消して格別に乱れを生じないで流通せし
め、拭払流wa1及び各斜下降流wb1が整流となり増
速される。従ってまた、各防雪板2を図示のように比較
的に緩い傾斜θ1に配置して、拭払流wa1及び各斜下
降流wb1の斜め下向き傾斜を低減して増速し、路面等
Rによる拭払流wa1の浮上を低減して増速したり、斜
下降流wb1を遠い合流位置にすることもでき、図3に
示すように合成拭払流w1の浮上が効果的に抑制され流
速が高められて、拭払距離L1に効果的に延長されるな
ど拭払性能が高められる。
【0017】第2実施例の拭払式防雪柵は、図1A,D
及び図4に示すように第1実施例の拭払式防雪柵におい
て、各防雪板2の下面に付設した整流板4の吹出側に凸
湾曲面4aを設けて整流板付き防雪板10bにした構造
に特徴を有し、整流板4の凸湾曲面4aによつて前記の
拭払流wa1及び各斜下向流wb1が適度に緩い傾斜の
拭払流wa2及び各斜下降流wb2となり、路面等Rに
よる拭払流wa2の浮上をさらに低減して増速したり斜
下降流wb2を遠い合流位置にすることができるなど、
図4に示すように合成拭払流w2の浮上が効果的に抑制
され流速が高められて、拭払距離L2に効果的に延長さ
れるなど拭払性能が高められる。
【0018】第3実施例の拭払式防雪柵は、図1A,図
2及び図5に示すように第1実施例や第2実施例の拭払
式防雪柵に比べ、整流板付き防雪板10a及び整流板付
き防雪板10bを併用するとともに、最下段の整流板付
き防雪板10aを風上側の積雪Sの高さに対応させて高
く取り付けて適度の緩傾斜θ2に配置するとともに、直
上の整流板付き防雪板10bを同じ緩傾斜θ2に、さら
に上方の整流板付き防雪板10bを順次に急傾斜θ3,
θ4に配置し、最下段の整流板付き防雪板10aの吹込
高さをH1、上側の吹込高さをH2と吹出高さをh2
(H2=h2)、上方の吹込高さをH3と吹出高さをh
3(H3〉h3)、さらに、上側の吹込高さをH4(H
4〉H3h4)と吹出高さをh4(H4〉h4)にした
構造に特徴を有し、拭払流wa3,各斜下降流wb3及
び合成拭払流w3を形成する。
【0019】前記の拭払式防雪柵は、最下段の整流板付
き防雪板10aを風上側の積雪Sの高さに対応させて高
く取り付け適度の緩傾斜θ2に配置して、積雪の高さに
対応させて拭払流wa3の吹込側高さH1にしているの
で、拭払流wa3の吹込通気量が適度に確保され、路面
等Rによる拭払流wa3の浮上が低減され増速されると
ともに、直上の斜下向流wb3も同様な緩い傾斜とな
り、この上側の斜下降流wb3は、吹込高さH3に増加
して通風量を増加し吹出高さh3で増速されて凸湾曲部
4aで適度に緩い傾斜となり、さらに、この上側の斜下
降流wb3は、吹込高さH4に増加して通風量を増加し
吹出高さh3でさらに増速されて凸湾曲部4aで適度に
緩い傾斜となり、図5に示すような合成拭払流w3とな
り拭払距離L3にさらに延長されるなど優れた拭払性能
が得られる。
【0020】前記の各実施例において、好ましくはH形
鋼の支柱1を使用して、各防雪板2は両側の支柱1に適
宜の手段(図示省略)で軸支して斜めに固定し、風雪等
の恐れのない季節になると、各防雪板を取り外し又は下
降して折り畳む等して視界を広める構造になつている。
また、第3実施例の拭払式防雪柵は、必要に応じ最下段
の整流板付き防雪板10aを10bとしたり、また、最
下段の整流板付き防雪板に対しこの上側の整流板付き防
雪板を全て順次に急傾斜に配置することも可能である。
好ましくは最下段の整流板付き防雪板の緩傾斜θ2を2
0°、上側の整流板付き防雪板を順次に急傾斜の30
°、40°、50°とし、また、風速に対応させてそれ
ぞれの傾斜を±5°増減して設定すると、拭払性能が効
果的に高められる。さらに、必要に応じ各防雪板の上下
取り付け間隔を変えることも可能である。さらに、図示
例に限ることなく必要に応じ各実施例の各構造を適宜に
組み合わせて、多様な吹払性能の拭払式防雪柵に構築す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、前述のように支柱の上部間に
複数の防雪板を上下間隔をおき斜設して、支柱の下部間
の通風により拭払流を形成し、各防雪板の相互間の通風
により複数の斜下向流を形成する拭払式防雪柵におい
て、各防雪板の少なくとも下面側に整流板を付設すると
ともに、各整流板の吹込側に通風を斜め下向きにする凹
湾曲面を設けて、この凹湾曲面付き整流板により通風を
円滑に偏向し格別に乱れを生じないで流通せしめ、拭払
流及び各斜下降流を整流にして流速を高め、合流拭払流
による吹き払い即ち吹払距離を延長するなど、拭払性
能、信頼性を向上している。
【0022】また、前記の拭払式防雪柵において、整流
板の吹出側に、斜下降流を緩い傾斜にする凸湾曲面を設
けたことにより、整流となり流速が高められた拭払流及
び各斜下降流を吹出側で適度の緩傾斜とし、拭払流の浮
上を低減し増速し各斜下降流の合流位置を遠くするなど
合流拭払流による吹払距離をさらに延長している。
【0023】さらに、最下段の防雪板を風上側の積雪に
対応させて高く取り付けて緩傾斜に配置することによ
り、積雪に対応させて拭払流の流量を確保して増速し、
また、上方の防雪板を順次に急傾斜に配置したことによ
り、上方の各防雪板の相互間の各斜下降流を増量及び増
速して、合流拭払流による吹払距離をさらに延長するな
ど、総合的に吹払性能、信頼性を効果的に向上してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整流板付き防雪板の第1実施例を示す
断面図(A)と第2実施例を示す断面図(B)と拭払式
防雪柵の第1実施例を示す側視断面図(C)及び拭払式
防雪柵の第2実施例を示す側視断面図(D)
【図2】本発明の拭払式防雪柵の第3実施例を示す側視
断面図
【図3】拭払式防雪柵の第1実施例を示す側視機構図
【図4】拭払式防雪柵の第2実施例を示す側視機構図
【図5】拭払式防雪柵の第3実施例を示す側視機構図
【図6】従来の拭払式防雪柵の風上側正面図
【図7】従来の拭払式防雪柵の側視断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 防雪板 3,4 整流板 3a 凹湾曲面 4a 凸湾曲面 wa1〜3 拭払流 wb1〜3 斜下降流 θ1〜4 防雪板の傾斜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の上部間に複数の防雪板を上下間隔
    をおき斜設して、支柱の下部間の通風により拭払流を形
    成し、各防雪板の相互間の通風により複数の斜下降流を
    形成する拭払式防雪柵において、各防雪板の少なくとも
    下面側に整流板を付設するとともに、各整流板の吹込側
    に通風を斜め下向きにする凹湾曲面を設けたことを特徴
    とする拭払式防雪柵。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の拭払式防雪柵において、
    整流板の吹出側に、斜下降流を緩傾斜にする凸湾曲面を
    設けたことを特徴とする拭払式防護柵。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の拭払式防雪
    柵において、最下段の防雪板を風上側の積雪に対応して
    高く取り付けて緩傾斜に配置するとともに、上方の防雪
    板を順次に急傾斜に配置したことを特徴とする拭払式防
    雪柵。
JP11421997A 1997-04-17 1997-04-17 拭払式防雪柵 Pending JPH10292319A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863207B1 (ko) * 2007-05-04 2008-10-13 (주)와이.에스.씨 방풍판을 구비하는 방풍벽
JP2009209655A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Nippon Parts Center:Kk 防雪柵用整流装置
CN114622499A (zh) * 2020-12-10 2022-06-14 中国科学院西北生态环境资源研究院 倾斜式导沙栅栏、路堑隧道口防护体系及其应用

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