JPH10288371A - 排気装置 - Google Patents
排気装置Info
- Publication number
- JPH10288371A JPH10288371A JP11517997A JP11517997A JPH10288371A JP H10288371 A JPH10288371 A JP H10288371A JP 11517997 A JP11517997 A JP 11517997A JP 11517997 A JP11517997 A JP 11517997A JP H10288371 A JPH10288371 A JP H10288371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- exhaust gas
- air curtain
- obliquely downward
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/20—Removing cooking fumes
- F24C15/2028—Removing cooking fumes using an air curtain
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 上引き吸引通路の外周に給気通路を設け
ると共に、上引き吸引通路の吸引口外周に、給気通路の
吹出口６、6a…を斜め下向きにして円形状に配列する。
そして、吹出口６、6a…から斜め下向きに吹き出される
空気流により、加熱調理器の調理部の上方空間を囲むエ
アカーテンを形成し、該エアカーテンの内部の排ガスを
上引き吸引通路内へ吸引し排気する。 【効果】 加熱調理器の調理部の上方からの噴流でエア
カーテンを形成できるため、排ガスを拡散させず吸引、
排出することが出来る。
ると共に、上引き吸引通路の吸引口外周に、給気通路の
吹出口６、6a…を斜め下向きにして円形状に配列する。
そして、吹出口６、6a…から斜め下向きに吹き出される
空気流により、加熱調理器の調理部の上方空間を囲むエ
アカーテンを形成し、該エアカーテンの内部の排ガスを
上引き吸引通路内へ吸引し排気する。 【効果】 加熱調理器の調理部の上方からの噴流でエア
カーテンを形成できるため、排ガスを拡散させず吸引、
排出することが出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロースター、焜炉
等の加熱調理器の排ガスをエアカーテン内で、吸引する
排気装置に関する。
等の加熱調理器の排ガスをエアカーテン内で、吸引する
排気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置として、加熱調理器
の調理部の上方に吸引部を設けた煙浄化装置を配置し、
加熱調理器内に空気吹出部を設けると共に、調理部の周
囲に空気吹出口を設けた煙の浄化システム（特開平６ー
３４７０４７号公報記載）が見受けられる。このシステ
ムは、加熱調理器の吹出口から上方に吹き出した空気に
より、調理部上方の空間を囲むエアカーテンを形成し、
調理部からの排ガスの拡散をエアカーテンで規制しなが
ら吸引部で吸引していた。
の調理部の上方に吸引部を設けた煙浄化装置を配置し、
加熱調理器内に空気吹出部を設けると共に、調理部の周
囲に空気吹出口を設けた煙の浄化システム（特開平６ー
３４７０４７号公報記載）が見受けられる。このシステ
ムは、加熱調理器の吹出口から上方に吹き出した空気に
より、調理部上方の空間を囲むエアカーテンを形成し、
調理部からの排ガスの拡散をエアカーテンで規制しなが
ら吸引部で吸引していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムでは、エアカーテンの形成手段を装備した専用の
加熱調理器を必要とするため、設備費が割高となる。
又、調理部の周囲から勢い良く空気が吹き出されるた
め、調理部から口許に運ぶ間に調理物が吹き飛ばされ
る。
ステムでは、エアカーテンの形成手段を装備した専用の
加熱調理器を必要とするため、設備費が割高となる。
又、調理部の周囲から勢い良く空気が吹き出されるた
め、調理部から口許に運ぶ間に調理物が吹き飛ばされ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上引き吸引通
路の外周に給気通路を設けると共に、上引き吸引通路の
吸引口外周に、給気通路の吹出口を斜め下向きにして円
形状に配列する。そして、吹出口から斜め下向きに吹き
出される空気流により、加熱調理器の調理部の上方空間
を囲むエアカーテンを形成し、該エアカーテンの気流
が、その内部の排ガスを旋回誘導しながら上引き吸引通
路内へ吸引される。
路の外周に給気通路を設けると共に、上引き吸引通路の
吸引口外周に、給気通路の吹出口を斜め下向きにして円
形状に配列する。そして、吹出口から斜め下向きに吹き
出される空気流により、加熱調理器の調理部の上方空間
を囲むエアカーテンを形成し、該エアカーテンの気流
が、その内部の排ガスを旋回誘導しながら上引き吸引通
路内へ吸引される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。１は本発明に係る排気装置であり、
該排気装置１は、加熱調理器Ｗの上方に対向配置した内
外２重構造のフード２と、該フード２に上方鉛直に連結
して、天井Ｔを突き抜けて設置した内外２重構造のダク
ト３と、から成る。尚、図１に示した排気装置１と加熱
調理器Ｗの高さ関係は、構造を説明するために、両者間
を短縮して表示している。
基づいて説明する。１は本発明に係る排気装置であり、
該排気装置１は、加熱調理器Ｗの上方に対向配置した内
外２重構造のフード２と、該フード２に上方鉛直に連結
して、天井Ｔを突き抜けて設置した内外２重構造のダク
ト３と、から成る。尚、図１に示した排気装置１と加熱
調理器Ｗの高さ関係は、構造を説明するために、両者間
を短縮して表示している。
【０００６】フード２は、ラッパ型に形成され、内側フ
ード2aの円形開口部を吸引口４と成している。そして、
内側フード2aに連結した内側ダクト3aに図示しない吸引
装置を設けると共に、内側ダクト3aを天井Ｔ裏で屋外に
連通させて、内側フード2a及び内側ダクト3aを上引き吸
煙通路Ａと成している。
ード2aの円形開口部を吸引口４と成している。そして、
内側フード2aに連結した内側ダクト3aに図示しない吸引
装置を設けると共に、内側ダクト3aを天井Ｔ裏で屋外に
連通させて、内側フード2a及び内側ダクト3aを上引き吸
煙通路Ａと成している。
【０００７】又、吸引口４の外周、即ち内外側フード2
a、2b間に環状の整流板５を取り付けている。そして、
図２〜４に示す様に、整流板５の下面に、多数の吹出口
６、6a…を円周方向で斜め下向きに配列している。例え
ば、底面、２側面壁を有した断面コ字状の案内板７を、
その底面壁が下方傾斜に形成することで吹出口６、6a…
を斜め下向きと成している。又、吹出口６、6a…に連通
した外側ダクト3bを、天井Ｔ裏で送風機８を内装した送
風ボックス９に連結して、外側フード2b及び外側ダクト
3bを給気通路Ｂと成している。尚、排気ダクト（内側ダ
クト3a）の適宜個所に、図示しないフィルターを設けて
いる。
a、2b間に環状の整流板５を取り付けている。そして、
図２〜４に示す様に、整流板５の下面に、多数の吹出口
６、6a…を円周方向で斜め下向きに配列している。例え
ば、底面、２側面壁を有した断面コ字状の案内板７を、
その底面壁が下方傾斜に形成することで吹出口６、6a…
を斜め下向きと成している。又、吹出口６、6a…に連通
した外側ダクト3bを、天井Ｔ裏で送風機８を内装した送
風ボックス９に連結して、外側フード2b及び外側ダクト
3bを給気通路Ｂと成している。尚、排気ダクト（内側ダ
クト3a）の適宜個所に、図示しないフィルターを設けて
いる。
【０００８】尚、吹出口６、6a…の流路方向は接線方向
に設けているが、若干外側或いは内側に設けても良い。
又、例えば接線方向に設けた場合でも、空気流の先端は
外側フード2bの外側まで延びることとなる。
に設けているが、若干外側或いは内側に設けても良い。
又、例えば接線方向に設けた場合でも、空気流の先端は
外側フード2bの外側まで延びることとなる。
【０００９】次に本発明に係る排気装置の作用について
説明する。上引き吸煙通路Ａの吸引装置と、給気通路Ｂ
の送風機８の両方を同時に作動させる。円形配列された
吹出口６、6a…から斜め下向きに空気が噴出され（図
中、一点鎖線で表示）、加熱調理器Ｗの調理部の上方空
間を囲むエアカーテンが形成される。吹出口６、6a…か
ら空気が噴出されるため、かかるエアカーテンの気流
は、調理部上の円柱空間を旋回して、エアカーテン内で
拡散する排ガスの誘導流となる（図中、二点鎖線で表
示）。そして、この誘導流により、油煙を含む排ガス
は、渦を巻きながら上昇して吸引口４から上引き吸引通
路Ａ内に吸引され、屋外へ排気される（図中、実線で表
示）。又、エアカーテンは、下流になるに従って、速度
が減少し、排ガスを含む周囲空気を誘引して、吸引口４
から上引き吸引通路Ａ内に吸引され、屋外へ排気され
る。
説明する。上引き吸煙通路Ａの吸引装置と、給気通路Ｂ
の送風機８の両方を同時に作動させる。円形配列された
吹出口６、6a…から斜め下向きに空気が噴出され（図
中、一点鎖線で表示）、加熱調理器Ｗの調理部の上方空
間を囲むエアカーテンが形成される。吹出口６、6a…か
ら空気が噴出されるため、かかるエアカーテンの気流
は、調理部上の円柱空間を旋回して、エアカーテン内で
拡散する排ガスの誘導流となる（図中、二点鎖線で表
示）。そして、この誘導流により、油煙を含む排ガス
は、渦を巻きながら上昇して吸引口４から上引き吸引通
路Ａ内に吸引され、屋外へ排気される（図中、実線で表
示）。又、エアカーテンは、下流になるに従って、速度
が減少し、排ガスを含む周囲空気を誘引して、吸引口４
から上引き吸引通路Ａ内に吸引され、屋外へ排気され
る。
【００１０】尚、実験した結果、円形配列した吹出口
６、6a…から空気を斜め下向きに噴出することで、下方
鉛直方向に空気を噴出するよりも、エアカーテンにおけ
る気流の乱れを少なくできた。
６、6a…から空気を斜め下向きに噴出することで、下方
鉛直方向に空気を噴出するよりも、エアカーテンにおけ
る気流の乱れを少なくできた。
【００１１】
【発明の効果】要するに本発明は、上記構成より成るの
で、加熱調理器Ｗの調理部の上方空間を囲むエアカーテ
ンを形成でき、このエアカーテンによって室内への排ガ
スの拡散を防止して、室内空調の負担を軽減でき、延い
ては省エネルギー化を図れる。
で、加熱調理器Ｗの調理部の上方空間を囲むエアカーテ
ンを形成でき、このエアカーテンによって室内への排ガ
スの拡散を防止して、室内空調の負担を軽減でき、延い
ては省エネルギー化を図れる。
【００１２】又、エアカーテンの気流は、調理部の上部
空間を旋回して、エアカーテン内で拡散する排ガスの誘
導流となり、油煙を含む排ガスを巻き込みながら排気で
きるため、高効率の油煙捕集を可能とする。
空間を旋回して、エアカーテン内で拡散する排ガスの誘
導流となり、油煙を含む排ガスを巻き込みながら排気で
きるため、高効率の油煙捕集を可能とする。
【００１３】又、従来の様に、エアカーテンの形成手段
を装備した専用の加熱調理器を不要に出来、よって排気
装置１のみの設備費で済む。
を装備した専用の加熱調理器を不要に出来、よって排気
装置１のみの設備費で済む。
【００１４】又、エアカーテンは、下流になるに従っ
て、速度が減少し、排ガスを含む周囲空気を誘引して、
吸引口４から上引き吸引通路Ａ内に吸引されるため、従
来の様に、エアカーテンの噴流により、調理物が吹き飛
ばされることはない等その実用的効果甚だ大である。
て、速度が減少し、排ガスを含む周囲空気を誘引して、
吸引口４から上引き吸引通路Ａ内に吸引されるため、従
来の様に、エアカーテンの噴流により、調理物が吹き飛
ばされることはない等その実用的効果甚だ大である。
【図１】排気装置の断面図である。
【図２】吹出口の配列状態を示す図である。
【図３】整流板の要部拡大断面図である。
【図４】図３のＸーＸ断面図である。
４ 吸引口 ６、6a… 吹出口 Ａ 上引き吸引通路 Ｂ 給気通路
Claims (1)
- 【請求項１】 上引き吸引通路の外周に給気通路を設け
ると共に、上引き吸引通路の吸引口外周に、給気通路の
吹出口を斜め下向きにして円形状に配列したことを特徴
とする排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11517997A JPH10288371A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11517997A JPH10288371A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 排気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10288371A true JPH10288371A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14656314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11517997A Pending JPH10288371A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10288371A (ja) |
Cited By (37)
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-
1997
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