JP2002013772A - 給排気装置 - Google Patents

給排気装置

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JP2002013772A
JP2002013772A JP2000186663A JP2000186663A JP2002013772A JP 2002013772 A JP2002013772 A JP 2002013772A JP 2000186663 A JP2000186663 A JP 2000186663A JP 2000186663 A JP2000186663 A JP 2000186663A JP 2002013772 A JP2002013772 A JP 2002013772A
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air
air supply
exhaust device
exhaust
intake hood
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Application number
JP2000186663A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Narukawa
嘉則 成川
Yoshimasa Kikuchi
芳正 菊池
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給気チャンバー部分をコンパクト化し、ユニ
ット構造で従来一般の排気専用の換気装置にも取付ける
ことができるようにすることによって、簡単かつ低コス
トな構造で、給排気作用を実現できるようにする。 【解決手段】 この発明の給排気装置は、下方側所定局
所領域の空気を集気用開口21aを介して集気して排気
する所謂吸気フード22の外周に対して、下方側に当該
吸気フード22の集気用開口21aの外周囲方向に空気
を吹き出す空気吹出口24を備えた給気チャンバーユニ
ット20a〜20dを任意に取り付けるようにした。し
たがって、給気チャンバー部分のコンパクト化が可能と
なり、ユニット構造で従来一般の排気専用の換気装置等
にも取付けることができるようになり、簡単かつ低コス
トな構造で、先行例の装置同様の高性能の給排気作用を
実現できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、所定局所領域の
外周囲を覆うエアカーテン流を形成し、該エアカーテン
流の内側において、当該局所領域の空気を吸引すること
により外部に排気するようにした給排気装置に関するも
のである。
【0002】
【先行技術】例えば所定の局所領域の換気を行う換気用
給排気装置として、当該局所領域の外周囲を覆うように
エアカーテン状に空気を送風する一方、該エアカーテン
流内において、当該局所領域の空気を吸引して外部に排
出するようにしたものが、本願発明者等によって既に提
案されている。
【0003】例えば、その一例として図16および図1
7に示されるようなものがある。
【0004】図16および図17において、符号1は、
例えば加熱調理器等の臭気や煙等汚染空気発生源を有す
る所定局所領域の上方部に設けられた例えば下面側が開
口した略直方体形状の給気チャンバー(外気送風チャン
バー)であり、この給気チャンバー1の内側下方には、
その天板部1aおよび側板部1bとの間に各々所定の間
隔を置いて角錐台形状の下方から上方に次第に小径とな
った排気方向への吸気フード2が、上記給気チャンバー
1の下端側開口面よりも所定寸法下方位置まで延びて一
体に設けられている(オフセット設置)。そして、それ
により、上記給気チャンバー1とその内側の吸気フード
2との間に、後述する給気ダクト(外気送風ダクト)3
の外気導入口3aを介して吸入した外気を、空気吹出口
4方向に導く給気空間(外気送風空間)が形成されてい
る。該給気空間は、第1の筒壁5の下端を支持する水平
方向の隔壁(仕切板)8によって、第1,第2の給気空
間9A,9Bに区画され、また上記吸気フード2の側板
部2bの外周に上下2段に設けられた第1の筒壁5と第
2の筒壁6とによって、流速を均一に増大させる整流通
路7と空気吹出口4用の空気吹出通路とが各々形成され
ている。
【0005】さらに、上記給気チャンバー1の天板部1
aの一側部には、給気ダクト3を介して供給される外気
を導入すべく上記給気ダクト3の外気導入口3aを接続
する外気導入口接続用の開口部19aが、また上記給気
チャンバー1の天板部1aおよび吸気フード2の天板部
2aの相互に重合する中央位置部分には排気ダクト10
の内気吸入口10a接続用の開口部19bが各々設けら
れ、それぞれ給気ダクト3の外気導入口3a、排気ダク
ト10の内気吸入口10aがそれぞれ連通状態で接続さ
れ、それら各ダクト3,10の外気吸入端、内気排出端
がそれぞれ戸外に延設されている。そして、これら給気
ダクト3、排気ダクト10の図示しない戸外への延設端
には、例えば多翼送風機(シロッコファン)よりなる外
気送風ファン、排気ファン(吸気ファン)がそれぞれ設
けられ、それらの駆動により各々対応する外気送風作
用、内気排気作用が実現されるようになっている。
【0006】ところで、上記空気吹出口4は、例えば、
上記給気チャンバー1の下部側開口面(側板部1b下端
側開口面)の内側の第2の筒壁6と上記吸気フード2の
側板部2bとの間にあって全周方向に連続して角環状に
開口されており、その上方位置から下方位置外方に向け
て所定の傾斜角で斜めに形成されている。そして、その
空気吹出通路部分には、螺旋方向下方に所定の傾斜角を
有した旋回流生成ステータ11,11・・・が全周方向
に所定の間隔を保って並設されている。
【0007】また、上記吸気フード2の下端部2cは、
上記空気吹出口4の外周端よりも低くなるように、下方
側に所定寸法ストレートに曲げられて略等径の筒体部
(下端部)を形成しており、その内側に広面積の集気用
開口12を形成している。そして、同集気用開口12の
上部位置左右には、空気清浄化手段として、油受け1
4,14を介してグリスフィルタ15,15が頂部を連
結閉塞プレート16で連結閉塞された状態で、ハの字状
に下方側を開いて並設されており、上記集気用開口12
を介して上方に吸込まれ、排気ダクト10の内気吸入口
10a方向に流れて行く室内空気中のオイルミスト成分
を同グリスフィルタ15,15部分で回収除去するよう
になっている。該オイルミスト成分の回収時において、
グリスフィルタ15,15から流れ落ちるオイルは、下
方側油受け14,14内に留められ、所望の油取出通路
を介して取り出される。
【0008】そして、上記吸気フード2の上記筒体状の
下端部2cの上端位置よりも上方側のフード傾斜面部の
外周面には、上記空気吹出口4から吹き出される吹出空
気流を可能な限り水平方向にガイドするための風向制御
縁部18が上記空気吹出口4に近接して設けられている
一方、当該風向制御縁部18には、スリット18a,1
8a・・・が設けられている。したがって、空気吹出口
4から吹き出された空気は、当該空気吹出口4を出て直
ぐに風向制御縁部18の上面で水平方向外方にガイドさ
れるようになり、効果的に吹出気流の風速を減速させる
ことなく吹出方向を水平方向に安定させることができ、
均一で乱れのない旋回気流を生成できるようになる。
【0009】しかも、その場合において、上記風向制御
縁部18には、上記上面側から下面側に貫通したスリッ
ト18a,18a・・・が設けられていて、図示のよう
に、下方にも旋回空気流F1′が吹き出されるようにな
っている。
【0010】このように、水平方向のみでなく、スリッ
ト18a,18a・・・を介して下方側へも旋回空気流
1′を吹き出すことができるようにすると、上述の作
用に加えて、下方への吹き出し旋回空気流F1′によっ
て下方から上方への吸込上昇気流の上昇速度が向上し、
一時的又は瞬間的に吹き込む横風による吹出気流の乱れ
からの立ち直りが速くなる。
【0011】以上の構成では、図示の状態で、今例えば
上記給気ダクト3側の外気送風ファンおよび排気ダクト
10側の排気ファンが駆動されたとすると、先ず上記給
気ダクト3を介して外気導入口3aに導かれた外気が、
外気送風ファンの送風圧によって、先ず上記第1の給気
空間9A内に吹き出される。そして、同第1の給気空間
9Aから上記整流通路7内を上流7a側から下流7b側
へと流れることによって、より均一な流速の空気流とな
って上記給気チャンバー1内外気送風空間の第2の給気
空間9Bに入り、該第2の給気空間9Bから第2の筒壁
6内の空気吹出通路を通り、その下流側上記吸気フード
2の側板部2bの外周囲(装置本体の側部)の空気吹出
口4に供給される。そして、該空気吹出口4部分の空気
吹出通路を通過する時に、上記旋回流生成ステータ1
1,11・・・によって、旋回方向のベクトルが付与さ
れ、強い螺旋状の旋回気流F1となって上記のように水
平方向と下方の両方に吹き出される。
【0012】この結果、該吹き出された螺旋状の吹出旋
回気流の水平方向成分F1により、上記所定局所領域内
の加熱調理器具から出る煙や臭気を周囲に拡散しないよ
うに包囲するエアカーテンが形成されるとともに、その
中心軸方向内側には、それと逆方向の上記排気ダクト1
0側の上記吸気フード2の集気用開口12方向に向けて
上記排気ファンの吸引力により下方から上方に上昇する
竜巻状の大きな吸引力の旋回吸気流F2が形成される。
【0013】そして、それにより上記螺旋状の吹出旋回
気流F1よりなるエアカーテンによって包まれた加熱調
理器具部分の煙や臭気等汚染した空気の確実な吸気、清
浄化が可能となる。
【0014】また、この実施の形態の場合、上記空気吹
出口4は、例えば給気チャンバー1の下方側開口面と吸
気フード2の下端部2c側開口面を上下方向に所定寸法
だけオフセットすることによって上記給気チャンバー1
の下端側第2の筒壁6の内周面と上記吸気フード2の側
板部2bの外周面との間に形成される空間を利用して、
吹出方向に所定の通路長さを有して全周方向に連続して
環状に開口されており、その上方側から下方側に向けて
所定の傾斜角で斜めに形成されている。
【0015】したがって、該構成では、給気チャンバー
1の下面側開口面と略同一の開口面積の可及的に広い集
気用開口12を形成することが可能となり、結局給気チ
ャンバー1の外径は必要とする集気用開口12の開口径
に対応した外径のもので足りるようになり、それだけ装
置本体をコンパクトに形成することができるようにな
る。
【0016】また、この実施の形態のトルネード型給排
気装置は、装置本体部分が全体として直方体形状をして
いることから、壁が直交する部屋のコーナ部(角部)な
どに設けることも容易になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の給
排気装置の場合、略同じ大きさで形状の異なる給気チャ
ンバー1と吸気フード2とを上下方向に所定寸法オフセ
ットした状態で、同心上に一体化し、それらの間に形成
される隙間を利用して空気吹出口4を形成するようにな
っており、その構造から生じる次のような課題がある。
【0018】(1) 排気機能だけの従来の換気装置に
比べて構造が複雑であるため、装置本体が大型のものと
なり、相当に高コストなものとなる。
【0019】(2) 排気のための吸気フード集気用開
口面の面積を広く取れるのは良いが、吸気フードの開口
面積が広くなればなるほど、当該開口内における排気方
向への吸気風速が低下し、集気用開口の開口縁部付近で
の煙漏れが増大する。
【0020】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、上述の給気チャンバー部分をコン
パクト化し、ユニット構造で従来一般の排気専用の換気
装置等にも取付けることができるようにすることによっ
て、簡単かつ低コストな構造で、上記装置同様の給排気
作用を実現できるようにするとともに、十分な吸気風速
向上作用をも得られるようにした給排気装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願発明は、該目的を達
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
【0022】(1) 請求項1の発明 この発明の給排気装置は、下方側所定局所領域の空気を
集気して排気する吸気フード22と、該吸気フード22
の外周に取り付けられ、下方側に当該吸気フード22の
集気用開口21aの外周囲に空気を吹き出す空気吹出口
24を備えた給気チャンバーユニット20a〜20dと
を備えて構成されていることを特徴としている。
【0023】該構成では、下方側所定局所領域の空気を
集気用開口21aを介して集気して排気する所謂吸気フ
ード22の外周に対して、下方側に当該吸気フード22
の集気用開口21aの外周囲方向に空気を吹き出す空気
吹出口24を備えた給気チャンバーユニット20a〜2
0dが任意に取り付けられるようになっている。
【0024】したがって、給気チャンバー部分のコンパ
クト化が可能となり、ユニット構造で、従来一般の排気
専用の換気装置等にも容易に取付けることができるよう
になり、簡単かつ低コストな構造で、先行例の装置同様
の高性能の給排気作用を実現できる給排気装置を提供す
ることをができるようになる。
【0025】(2) 請求項2の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項1の発明の構成に
おいて、集気用開口21aには、その外周側から中央部
側方向に昇り傾斜した集気用ガイド板29,29が設け
られていることを特徴としている。
【0026】したがって、該構成では、吸気フード22
の集気用開口21aの開口径が大きくても、実質的に集
気用ガイド板29,29によって通路面積が上方に行く
ほど絞られ、スムーズに吸気流速増大作用が実現され
る。
【0027】その結果、排気性能が向上する。
【0028】(3) 請求項3の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項1又は2の発明の
構成において、給気チャンバーユニット20a〜20d
は4分割され、直方体形状の吸気フード22の外周部4
方に各々独立して取り付けられるように構成されている
ことを特徴としている。
【0029】該構成では、その給気チャンバーユニット
20a〜20dが4分割され、直方体形状の吸気フード
22の外周部4方に各々独立して取り付けられるから、
その取り付けも容易で、例えば、その内の何れかを省略
することにより、壁面や壁面間のコーナ部への装置本体
の取付けも可能となる。
【0030】(4) 請求項4の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項1,2又は3の発
明の構成において、4分割された給気チャンバーユニッ
ト20a〜20dは、それぞれ空気吹出口24に連通す
る給気ダクト接続口30、給気空間31、整流通路34
を備えて構成されていることを特徴としている。
【0031】したがって、該構成では、先ず給気ダクト
を介して給気ダクト接続口30に導かれた外気が、給気
空間31内に導入される。そして、同給気空間31内で
動圧分布が均一化された後、整流通路34を通ることに
より、より均一な高流速の空気流となって上記給気チャ
ンバーユニット20a〜20dの下部側にあって上記吸
気フード22の外周囲に位置する空気吹出口24,2
4,24に供給されるようになる。
【0032】(5) 請求項5の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項1,2,3又は4
の発明の構成において、空気吹出口24には、吹き出さ
れる空気を螺旋状に旋回させる旋回流生成手段36,3
6・・・が設けられていることを特徴としている。
【0033】したがって、該構成では、上記空気吹出口
24,24,24,24の空気吹出通路を通過する時
に、上記旋回流生成手段36,36・・・によって、旋
回方向のベクトルが付与され、強い螺旋状の旋回気流F
1となって下方側局所領域にある加熱調理器具等の外周
囲に向けて斜め方向に吹き出される。
【0034】その結果、該螺旋状の吹出旋回気流F1
より、上記所定局所領域内の加熱調理器具等から出る煙
や臭気を周囲に拡散しないように包囲するエアカーテン
が形成されるとともに、その中心軸方向内側には、それ
と逆方向の上記排気ダクト側の上記吸気フード22の集
気用開口21a方向に向けて上記排気ファンの吸引力に
より下方から上方に上昇する竜巻状の大きな吸引力の旋
回吸気流F2が形成される。
【0035】そして、それにより上記螺旋状の吹出旋回
気流F1よりなるエアカーテンによって包まれた加熱調
理器具部分の煙や臭気等汚染した空気の確実な吸気、清
浄化が可能となる。
【0036】(6) 請求項6の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項1,2,3,4又
は5の発明の構成において、吸気フード22内の集気空
間21には、排気される空気中のオイルミスト成分を回
収するグリスフィルタ25,25が設けられていること
を特徴としている。
【0037】したがって、該構成では、上記吸気フード
22の集気用開口21aを介して集気空間21の上方に
吸込まれ、排気ダクト10方向に流れて行く室内空気中
のオイルミスト成分が、同グリスフィルタ15,15部
分で確実に回収除去されるようになる。
【0038】(7) 請求項7の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項4の発明の構成に
おいて、給気ダクト接続口30が、複数設けられている
ことを特徴としている。
【0039】したがって、該構成では、給気ダクトから
給気空間31内に供給される給気流の速度が相当に速い
場合にも、複数の給気ダクト接続口30,30・・・を
介して、当該給気空間31内全体に略均一に流入して、
空気吹出口24全体の流速分布が略均一になり、よりシ
ール性の高いエアカーテンを形成することができる。
【0040】(8) 請求項8の発明 この発明の給排気装置は、上記請求項4の発明の構成に
おいて、給気空間31の上流には、給気ダクト接続口3
0を介して供給される給気の流速を低下させる給気流速
制限手段45が設けられていることを特徴としている。
【0041】したがって、該構成では、給気ダクトから
給気空間31内に供給される給気流の速度が相当に速い
場合にも、給気流速制限手段45により流速が低減され
て、空気吹出口24全体の流速分布が略均一になり、よ
りシール性の高いエアカーテンを形成することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本願発明の給排気装置に
よると、給気チャンバー部分がコンパクトにユニット化
され、吸気フード外周囲部分に簡単に取り付けられるよ
うになっているので、装置本体側に給気吹出口を、装置
本体中央部に吸気口を備えた構造の給排気装置を、簡
単、かつ低コストに提供できるようになる。
【0043】また、その結果、吸気フード部分が従来一
般の換気扇構造の場合にも、容易に適用することができ
るようになるので、より低コストなものにすることがで
きる。
【0044】さらに、集気用ガイド板の設置により、集
気用開口の開口径の大きさに拘わらず、吸気風速の向上
効果を得ることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】図1〜図15は、本願発明の実施
の形態に係る給排気装置を採用して構成したトルネード
型局所換気装置の構成を示している。
【0046】この実施の形態のトルネード型局所換気装
置は、一例として例えば一般家庭の台所又は飲食店の業
務用厨房等におけるガステーブル等所定局所領域として
の加熱調理器具の上方部に設けられ、当該加熱調理器具
の外周囲を室外から導入した外気による上方側から下方
側への螺旋状の旋回空気流F1によってエアカーテン状
に包み込む一方、当該エアカーテン状の螺旋状の旋回空
気流F1内中心部に作用する吸気方向への吸引負圧によ
り当該エアカーテン状の螺旋状の旋回空気流F 1内にお
いて上方に向けて生じる竜巻状の吸気旋回気流F2を形
成せしめ、該竜巻状の上昇旋回気流F2によって上記所
定局所領域の加熱調理器具等から発生する煙や臭い等を
効率良く吸引して室外に排気できるようになっており、
その場合において上記螺旋状の旋回空気流F1を吹き出
す給気チャンバー部分をコンパクトにユニット化したこ
とを特徴とするものである。
【0047】先ず同装置本体の全体的な構成を示す図1
〜図3中、符号22は、上記臭気や煙等汚染空気発生源
を有する所定局所領域の上方部に設けられた例えば下面
側が開口し、同開口部が集気用開口21aに形成された
略直方体形状の吸気フードであり、この吸気フード22
の上部外周囲(4方部位)には、下部側に背面側上方か
ら前面側下方方向へ下り傾斜した空気吹出口24を具備
した給気チャンバー20が着脱可能に取り付けられてい
る。
【0048】また、該吸気フード22の上記集気用開口
21aの上方部には、下方側所定局所領域から出る室内
空気中のオイルミスト成分を回収除去するための、例え
ば金属メッシュ構造のグリスフィルタ25,25が設け
られている。
【0049】このグリスフィルタ25,25は、図示の
ように、下方側樋状の油受け26および上方側隔壁状の
取付板28,28を介してVの字状に上方側を開いて並
設されており、上記集気用開口21aを介して上方に吸
込まれ、排気ダクト方向に流れて行く室内空気中のオイ
ルミスト成分を確実に回収除去する。該オイルミスト成
分の回収時において、上記グリスフィルタ25,25か
ら流れ落ちるオイルは、上記下方側油受け26内の一端
側方向に下降傾斜した油留り部27内に留められ、上記
一端側低位部から外部への所望の油取出通路を介して取
り出される。
【0050】ところで、この実施の形態の上記給気チャ
ンバー20は、図示のように、上記直方体形状の吸気フ
ード22上部の前後左右各面に対応する4組の相互に独
立した樋状の給気チャンバーユニット20a〜20dよ
りなっている。
【0051】すなわち、該給気チャンバーユニット20
a〜20dの各々は、例えば図4に示すように、天板3
7a、前板37b、背板37c、底板37dを有する断
面方形構造の箱体よりなり、該箱体の内部を底部側傾斜
板部37bと上部側垂直板部37aよりなる仕切板33
によって、大容積の給気導入空間31と上下方向に延び
る小容積の背板37c側整流通路34とに区画し、底板
37d側の上部に設けた背面側から前面側への下降傾斜
板38とともに上記上方から下方にストレートに延びた
整流通路34の下流部を上記背面側から前面側方向に下
降傾斜させることによって、上方位置から下方位置外方
に向けて所定の傾斜角で斜め前方に傾斜した空気吹出通
路を形成している。そして、該空気吹出通路部分に螺旋
方向下方に所定の傾斜角を有した旋回流生成ステータ
(旋回流生成手段)36,36・・・を長手方向に所定
の間隔を保って並設するとともに同通路の下流域を空気
吹出口24に構成している。
【0052】一方、天板部37aには給気ダクト接続口
30が設けられており、図示しない給気ダクトを介して
吸入した外気は、一旦上記給気空間31内に導入されて
動圧分布が安定化された後に、さらに仕切板33を介し
て上記整流通路34に供給され、同整流通路34を介し
て整流されて流速分布が均一化された空気が上記空気吹
出口24に供給されるようになっている。そして、同空
気吹出口24部分の上記旋回流生成ステータ36,36
・・・によって旋回方向のベクトルが付与された後に、
上記所定局所領域の外周囲を覆うように吹き出される。
【0053】そして、該構成の給気チャンバーユニット
20a〜20dは、それぞれその背板37c側を介して
吸気フード22側に取り付けられている。
【0054】一方、上記吸気フード22の天板部22a
の中央部には、排気ダクト接続口40が設けられ、該排
気ダクト接続口40を介して排気ダクトが連通状態で接
続されるようになっており、その内気排出端が戸外に延
設されている。そして、上記給気ダクト、排気ダクト各
々の図示しない戸外への延設端には、例えば多翼送風機
(シロッコファン)よりなる外気送風ファン、排気ファ
ン(吸気ファン)がそれぞれ設けられ、それらの駆動に
より各々対応する外気供給作用、内気排気作用が実現さ
れるようになっている。
【0055】また、上記吸気フード22の下端部22c
は、上記給気チャンバーユニット20a〜20dの空気
吹出口24位置よりも低くなるように、下方側に所定寸
法ストレートに延びて略等径の筒体部を形成しており、
その内側に広面積の集気用開口21aを形成している
が、同集気用開口21aの外周縁部分では、図3に示す
ように内側上方にU状に曲げられて油受け溝23を形成
している。そして、その集気空間21内上方位置には、
集気される室内空気F2の吸気流速を高めるとともに、
その流れを上記中央部側グリスフィルタ25,25方向
にガイドする外周側から中央部方向に昇り傾斜した集気
用ガイド板29,29,29,29が設けられている。
したがって、上記吸気フード22の内周面および集気用
ガイド板29,29,29,29に付着した後、流下す
る油は、上記油受け溝23内に留められて、外部に排出
されるとともに、竜巻状に上昇する室内空気流F2がス
ムーズにグリスフィルタ25,25を通って高流速で排
気ダクト方向に流れされるようになっている。
【0056】以上の構成では、例えば図3に示すよう
に、上記給気ダクト側の外気送風ファンおよび排気ダク
ト側の排気ファンがそれぞれ駆動されたとすると、先ず
上記給気ダクトを介して給気ダクト接続口30に導かれ
た外気が、外気送風ファンの送風圧によって上記給気空
間31内に導入される。そして、同給気空間31内で動
圧分布が均一化された後、整流通路34を通ることによ
り、より均一な高流速の空気流となって上記給気チャン
バーユニット20a〜20dの下部側にあって上記吸気
フード22の外周囲(装置本体の側部)に設けられた空
気吹出口24,24,24,24に供給される。そし
て、該空気吹出口24,24,24,24の空気吹出通
路を通過する時に、上記旋回流生成ステータ36,36
・・・によって、旋回方向のベクトルが付与され、強い
螺旋状の旋回気流F1となって下方側局所領域にある加
熱調理器具等の外周囲に向けて斜め方向に吹き出され
る。
【0057】その結果、該螺旋状の吹出旋回気流F1
より、上記所定局所領域内の加熱調理器具等から出る煙
や臭気を周囲に拡散しないように包囲するエアカーテン
が形成されるとともに、その中心軸方向内側には、それ
と逆方向の上記排気ダクト側の上記吸気フード22の集
気用開口21a方向に向けて集気用ガイド板29,29
で絞られながら上記排気ファンの吸引力により下方から
上方に高流速で上昇する竜巻状の大きな吸引力の旋回吸
気流F2が形成される。
【0058】そして、それにより上記螺旋状の吹出旋回
気流F1よりなるエアカーテンによって包まれた加熱調
理器具部分の煙や臭気等汚染した空気の確実な吸気、清
浄化が可能となる。
【0059】以上のように、上記本願発明の実施の形態
の給排気装置によると、給気チャンバー20部分がコン
パクトにユニット化され、吸気フード22の外周囲部分
に対して簡単に取り付けられるようになっているので、
装置本体側に給気吹出口24,24,24,24を、装
置本体中央部に集気用開口21aを備えた構造のトルネ
ード型給排気装置を、簡単、かつ低コストに提供できる
ようになる。
【0060】また、その結果、吸気フード22部分が従
来一般の換気扇構造の場合にも、容易に適用することが
できるようになるので、より低コストなものにすること
ができる。
【0061】さらに、集気用ガイド板29,29・・の
設置により、集気用開口21aの開口径の大きさに拘わ
らず、吸気風速の向上効果を得られることができる。
【0062】(第1の変形例)以上の図1〜図4の構成
では、上述のように吸気フード22の集気用開口21a
の内側に、周辺部側方から中央部側上方に昇り傾斜した
集気用ガイド板29,29を設けたが、この集気用ガイ
ド板29,29は、例えば図5に示すように省略するこ
ともできる。
【0063】この場合、上記集気用ガイド板29,29
による吸気風速向上作用、グリスフィルタ25,25方
向への気流ガイド作用が無くなるために、例えば図示F
2′のような吹出気流F1の影響による若干の誘引流れが
生じる可能性がある。
【0064】しかし、この問題は、例えば上記排気ダク
ト側排気ファンの回転数を高めることにより、吸気方向
への吸引力を増大させれば、略解消することができる。
【0065】(第2の変形例)また、以上の図1〜図4
の構成における集気用ガイド板29,29は、例えば図
6のような傾斜角θ=0°の水平板構造の場合にも、一
応同様のグリスフィルタ方向への気流ガイド作用を実現
することができる。
【0066】ただし、該構成の場合には、図示矢印に示
すような衝突成分により集気用開口21a外周側への誘
引流れF2′が多くなる可能性があるので、より好まし
くは、上述の図1〜図4の構成のように所定の傾斜角θ
を持たせて設置する方が良い。
【0067】その場合、当該傾斜角θは、例えばθ=4
5°程度(図3程度)が適当である。
【0068】(第3の変形例)また、以上の図1〜図4
の構成では、前後位置の給気チャンバーユニット20
a,20bを左右に長く、それらの左右両端部間に左右
の給気チャンバーユニット20c,20dが挟み込まれ
るような形で、吸気フード22の外周囲に取り付けるレ
イアウト構造としたが、これは例えば図7に示すよう
に、相互に端部側で一方の一端面が他方の側面に連接さ
れるレイアウト構造としても良い。
【0069】(第4の変形例)また、上記図1〜図4の
ようなレイアウト構造を採用した場合において、例えば
後部側の給気チャンバーユニット20bを省略すると、
例えば図8に示すように、部屋の壁W面に接して設置す
ることも可能となる。
【0070】(第5の変形例)また、一方上記図1〜図
4のようなレイアウト構造を採用した場合において、例
えば後部側および右側の給気チャンバーユニット20
b,20dを各々省略するとともに左側部側および前部
側各給気チャンバーユニット20c,20aの他端を短
かくすると、例えば図9に示すように、部屋の壁W1
2間のコーナ面に接して設置することも可能となる。
【0071】(第6の変形例)上記4組の給気チャンバ
ーユニット20a〜20dのレイアウト構造は、さらに
例えば図10に示すように、相互に各端部側で一端面が
他端面に斜めに突き合わされて連接されるレイアウト構
造としても良い。なお、図中、A〜Dは、当該4方の各
突き合わせ面位置を示している。
【0072】(第7の変形例)また、上記4組の給気チ
ャンバーユニット20a〜20dは、例えば図11に示
すように、それぞれ対応する吸気フード22面の長さの
ものとし、対角方向4方の各コーナ部にコーナ部材4
1,41・・を設ける構成とすることもできる。
【0073】その場合、例えば各コーナ部材41,41
・・は、図12および図13に示すように、その天板4
1a、側板41b等を含めて各給気チャンバーユニット
20a〜20dと同様の寸法、形状のものとする一方、
各々コーナ部材41,41・・および給気チャンバーユ
ニット20a〜20d共々その前板41b,37bの下
部部分を内側方向への下降傾斜面39,39・・・とす
ることによって、デザイン的にも見映えの良いものとす
るなどの方法が採用される。
【0074】(第8の変形例)ところで、上述のような
本実施の形態の給気チャンバーユニット20a〜20d
の構成では、例えば図14に示すように、給気ダクト接
続口30が1組の場合、給気ダクト3側から高流速の給
気Aが供給されると、それが給気空間31の底部に衝突
した後、長手方向両端側A1,A2の2つの流れに分流し
て、両端側で整流通路34に供給され、結局空気吹出口
24から吹き出される空気流も両端側で強く、中央部側
で弱い偏流となる傾向を生じる。そのため、形成される
エアカーテンのシール性を害う。
【0075】このような問題を解決する手段としては、
例えば先ず1つの手段として上記給気ダクト接続口30
を長手方向に複数個設けることによって、給気ダクト3
から導入される給気流速の分布を長手方向の略全体に亘
って可及的に均一化させる構成が採用される。その場
合、給気ダクト3は、例えば1本の給気ダクト3を給気
ダクト接続口30,30・・・側で複数本に分岐させる
マニホールド構造が好ましい。
【0076】しかし、該マニホールド構造の場合には、
どうしてもコストがアップする。そこで、より低コスト
で、それ以上に有効に流速分布を均一にする手段とし
て、例えば図15に示すように、給気空間31の上流域
に、1本の給気ダクト3および1個の給気ダクト接続口
30を介して供給される給気流Aの流速を低減する給気
流速制限手段45を設けて、給気流Aの流速を低下させ
るとともに、全体の流速分布の均一化を図った上で、給
気空間31内に導入する構成も採用される。
【0077】この給気流速制限手段45は、水平な隔壁
板の中央寄り等給気流の流速分布を均一にするのに適切
な位置に複数の給気流入口45a,45bを設けて構成
されており、高流速で入ってくる給気流Aを一端隔壁面
に衝突させて、その流速を低下させた後、当該適切な位
置に配置された、適切な大きさの給気流入口45a,4
5bを介して給気空間31内全体に均一に分布させて導
入することにより、以後の流れを均一にして、図示のよ
うに空気吹出口24から、その長手方向全体に均一な流
速(A1=A2=A3・・・・・・=An)で吹き出させ
る。
【0078】この結果、螺旋状の旋回気流によって形成
されるエアカーテンのシール性も一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係るトルネード型局所
換気装置の構成を示す平面図である。
【図2】同装置の構成を示す図1のA−A線断面図であ
る。
【図3】同装置の構成を示す図1のB−B線断面図であ
る。
【図4】同装置の構成を示す拡大断面図(図1のC−
C)である。
【図5】同装置の第1の変形例の構成と作用を示す断面
図である。
【図6】同装置の第2の変形例の構成と作用を示す断面
図である。
【図7】同装置の第3の変形例の構成を示す平面図であ
る。
【図8】同装置の第4の変形例の構成を示す一部切欠平
面図である。
【図9】同装置の第5の変形例の構成を示す一部切欠平
面図である。
【図10】同装置の第6の変形例の構成を示す平面図で
ある。
【図11】同装置の第7の変形例の構成を示す平面図で
ある。
【図12】同装置の第7の変形例の要部の構成を示す拡
大斜視図である。
【図13】同第7の変形例の装置の要部の構成を示す拡
大断面図である。
【図14】図1〜図13までの装置の若干の問題点を示
す説明用斜視図である。
【図15】図14の問題点を解決した第8の変形例の要
部の構成を示す斜視図である。
【図16】先行例に係る給排気装置により構成したトル
ネード型局所換気装置の構成を示す斜視図である。
【図17】同先行例の装置の構成と作用を示す拡大断面
図である。
【符号の説明】
20は給気チャンバー、20a〜20dは給気チャンバ
ーユニット、21は集気空間、21aは集気用開口、2
2は吸気フード、22aは吸気フード天板、22bは吸
気フード側板、24は空気吹出口、25はグリスフィル
タ、29は集気用ガイド板、30は給気ダクト接続口、
34は整流通路、37aは給気チャンバー天板、37b
は給気チャンバー前板、37cは給気チャンバー背板、
37dは給気チャンバー底板、40は排気ダクト接続
口、45は給気流速制限手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L058 BH03 BK02 BK03 BK05 BK07 3L080 BA01 BB05 3L081 AA01 AB06 BA01 BA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方側所定局所領域の空気を集気して排
    気する吸気フード(22)と、該吸気フード(22)の
    外周に取り付けられ、下方側に当該吸気フード(22)
    の集気用開口(21a)の外周囲に空気を吹き出す空気
    吹出口(24)を備えた給気チャンバーユニット(20
    a)〜(20d)とからなる給排気装置。
  2. 【請求項2】 集気用開口(21a)には、その外周側
    から中央部側方向に昇り傾斜した集気用ガイド板(2
    9),(29)が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の給排気装置。
  3. 【請求項3】 給気チャンバーユニット(20a)〜
    (20d)は4分割され、直方体形状の吸気フード(2
    2)の外周部4方に各々独立して取り付けられるように
    構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    給排気装置。
  4. 【請求項4】 4分割された給気チャンバーユニット
    (20a)〜(20d)は、それぞれ空気吹出口(2
    4)に連通する給気ダクト接続口(30)、給気空間
    (31)、整流通路(34)を備えて構成されているこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の給排気装置。
  5. 【請求項5】 空気吹出口(24)には、吹き出される
    空気を螺旋状に旋回させる旋回流生成手段(36),
    (36)・・・が設けられていることを特徴とする請求
    項1,2,3又は4記載の給排気装置。
  6. 【請求項6】 吸気フード(22)内の集気空間(2
    1)には、排気される空気中のオイルミスト成分を回収
    するグリスフィルタ(25),(25)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の
    給排気装置。
  7. 【請求項7】 給気ダクト接続口(30)が、複数設け
    られていることを特徴とする請求項4記載の給排気装
    置。
  8. 【請求項8】 給気空間(31)の上流には、給気ダク
    ト接続口(30)を介して供給される給気の流速を低下
    させる給気流速制限手段(45)が設けられていること
    を特徴とする請求項4記載の給排気装置。
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