JPH01114649A

JPH01114649A - 調理用排煙処理装置

Info

Publication number: JPH01114649A
Application number: JP27104087A
Authority: JP
Inventors: Akira Mori; 森　旭; Hidenori Yamazaki; 山崎　秀範; Toshiaki Tokifuji; 時藤　稔明
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1987-10-26
Filing date: 1987-10-26
Publication date: 1989-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ガスコンロ、ガスレンジ等の加熱調理器から
の排煙を処理する倶理用排煙処理装置に関するものであ
る。

（従来技術）従来、ガスコンロ、ガスレンジ等の加熱調理器によって
調理する際に発生する煙、臭い等に対しては、備えっけ
の換気扇で対処する程度で対策として不十分であるため
、調理中、室内に前記排煙等が充満、滞留することとな
っていた。

（発明の目的）そこで本発明は、排煙等を迅速に効率良く処理すること
ができる調理用排煙処理装置を提供するものである。

（発明の構成）本発明は、加熱調理器の上方に設置される排煙吸込み用
のフードと、このフードと加熱調理器との中間位置に配
置される送風体とから成り、この送風体は、上向きの空
気流を発生させる上向きの送風口が設けられた環状の送
風路と、上端が前記フード内に開口し下端が送風路内に
連通ずる状態でフードと送風路との間に設けられた連通
管と、フード内の空気をこの連通管を介して送風路に送
り込む送風発生手段と、送風路に送られる空気を浄化す
る空気浄化手段とを具備してなるものである。

この構成により、送風体による上向きの空気流によって
、排煙等を発生後直ちにフードに送り込んで処理するこ
とができる。また、フード内の空気の一部を空気浄化手
段により浄化して送風路に送り、前記空気流発生用の空
気として使用するため、フードの吸排気負担を軽減する
ことができる。

（実施例）本発明の実施例を図によって説明する。

１は加熱調理器としてのガスコンロ（ガステープル）で
、このガスコン０１の上方にフード２が設置され、ガス
コンロ１による加熱調理時に発生する煙、臭い等が、こ
のフード２内またはフード２と連通して設けられた図示
しない排気ファンによりフード２に取込まれて外部に放
出される。

ガスコンロ１とフード２との中間位置、すなわち、ガス
コンロ１の真上でフード２の真下の位置には送風体３が
設置されている。この送風体３は、平面視でガスコンロ
１を取囲む環状に形成された送風路としての送風管４と
、この送風管４をフード下方に吊持する複数本（図では
二本）の連通管５と、送風管４内に風を送り込む送風発
生手段としての送風機６とから成っている。

連通管５は、上端がフード２内に開口し、下端が送風管
４内に連通ずる状態で上部がフード２の内面に取付具７
によって取付けられている。こσ連通管５は、複数本の
パイプ５１・・・が順次スライド自在に嵌合連結されて
テレスコープ状に伸縮自在に構成され、送風体不使用時
に、第２図に示すようにこの連通管５を縮小することに
より、送風体３をフード２の直下にコンパクトに体裁良
く格納しうるようになっている。

送風機６は、第１図および第３図に示すように、この連
通管５におけるフード２内に開口する上端部内方に設け
られ、この送Ｊｉ機６によってフード２内の空気が連通
管５内に吸込まれて送風管４に送られる。また、連通管
５の上端開口部には空気浄化手段としての煙処理フィル
タ８が設けられ、このフィルタ８により、連通管５内に
吸込まれる空気（排煙）が濾過されるようになっている
。なお、第３図中、６１は送風ｆ１１６のファン、６２
はこのファン６１を駆動するモータである。また、第１
図中、９はモータ６１の制御回路、９１はこの制御回路
９とモータ６２とを接続するコード、９２は電源コード
である。

送風管４には、送風口としての多数の空気噴出ノズル（
以下、単にノズルという）４１・・・が周方向所定間隔
置きに上向きに設けられ、この各ノズル４１・・・から
の−斉噴気により空気の上向き噴流が発生するようにな
っている。この場合、この上向きの空気噴流によって噴
流内側の空気が吸い上げられる所謂竜巻現象が生じるよ
うに、第５．６図に示すように、各ノズル４１・・・が
内向きに傾斜して設けられ、ガスコンロ１で発生する煙
、臭気等が、各ノズル４１・・・から斜め上向きに噴出
する空気による第１図矢印イで示すような竜巻流に巻込
まれて上昇するように構成されている。

このような構成において、ガスコンロ１による加熱調理
時に、送風機６が駆動されると、ノズル４１・・・から
の空気噴流によって発生する竜巻現象により、ガスコン
ロ１で発生した煙、臭気等が、その発生と同時にこの竜
巻流に巻込まれて渦巻状に上昇し、フード２に送り込ま
れる。こうして、排煙等がその発生後、直ちにフード２
に取込まれて排出されるため、調理中、室内に煙および
臭いが充満することがなく、室内空気が清浄に保たれる
こととなる。

また、この装置においては、フード２内の空気の一部が
、フィルタ８で濾過されて連通管５から送風管４に送ら
れるため、いいかえれば排煙を含む空気の一部が竜巻流
をつくる空気として使用されるため、フード２のみによ
って排煙を処理する場合と比較して、フード２の吸排気
負担が軽減され、その分、フード２の吸込み能力が小さ
くてすむこととなる。

ところで、ノズル（送風口）は、これらによる空気噴流
によって竜巻現象が生じるように、前記実施例に示した
ようにフード２に向けて斜め上向きに設けるのが望まし
いが、このノズルを真上に向けた場合でも、上向きの空
気噴流によって煙等をフード２に導き、効率良く排出す
ることができる。また、前記実施例では、フード２に送
り込まれた煙等を外部に排出する構成をとったが、とく
に焼肉器等の卓上加熱調理器からの排煙処理に適する構
成として、フード２内にフィルタを設け、このフィルタ
により煙等を濾過処理し、清浄化した空気を室内に戻す
構成をとってもよい。

（発明の効果）以上のように本発明によるときは、加熱調理器とフード
との中間位置で上向きの空気噴流をつくり、加熱調理器
で発生した煙、臭気等を、この空気噴流によりフードに
導いて処理する構成としたから、調理中の煙、臭気等を
迅速に効率良く処理することができる。このため、調理
中、室内に煙や臭い等が充満することがなくなり、室内
空気を清浄に保ちつつ快適に調理することができる。ま
た、上向きの空気流をつくるための空気をフード内から
取込むため、フードの吸気排気負担が軽減され、フード
の吸込み能力が小さくてすむものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例にかかる排煙処理装置を示す斜
視図、第２図は同装置の格納状態の斜視図、第３図は同
装置における連通管の拡大断面図、第４図は同送風路の
拡大水平断面図、第５図は第１図ｖ−ｖ線、第６図は同
Ｖｌ　−Ｖｌ線各拡大断面図である。１・・・加熱調理器としてのガスコンロ、２・・・フー
ド、３・・・送風体、４・・・送風管（送風路）、４１
・・・ノズル（送風口）、５・・・連通管、６・・・送
風機（送風発生手段）８・・・フィルタ（空気浄化手段
）。特許出願人　　　　　　　松下電工株式会社代　理　人
　　　　　　　弁理士　小谷悦司同　　　　　　　　　
弁理士　長１）正向　　　　　　　　　弁理士　板谷康
夫第　　２　　図第　　４　　図

Claims

【特許請求の範囲】

１、加熱調理器の上方に設置される排煙吸込み用のフー
ドと、このフードと加熱調理器との中間位置に配置され
る送風体とから成り、この送風体は、上向きの空気流を
発生させる上向きの送風口が設けられた環状の送風路と
、上端が前記フード内に開口し下端が送風路内に連通す
る状態でフードと送風路との間に設けられた連通管と、
フード内の空気をこの連通管を介して送風路に送り込む
送風発生手段と、送風路に送られる空気を浄化する空気
浄化手段とを具備してなることを特徴とする調理用排煙
処理装置。