JPS63207941A

JPS63207941A - 調理用排煙処理装置

Info

Publication number: JPS63207941A
Application number: JP3938887A
Authority: JP
Inventors: Hidenori Yamazaki; 山崎　秀範; Akira Mori; 森　旭; Yukio Yamamura; 山村　幸男
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1987-02-23
Filing date: 1987-02-23
Publication date: 1988-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ガスコンロ、ガスレンジ等の加熱調理器から
の排煙を処理する調理用排煙処理装置に関するものであ
る。

（従来技術）従来、ガスコンロ、ガスレンジ等の加熱調理器によって
調理する際に発生する煙、臭い等に対しては、備えっけ
の換気扇で対処する程度で対策として不十分であるため
、調理中、室内に前記排煙等が充満、滞留することとな
っていた。

（発明の目的）そこで本発明は、排煙等を迅速に効率良く処理（排出ま
たは濾過）することができる調理用排煙処理装置を提供
するものである。

（発明の構成）本発明は、加熱調理器の上方に設置される排煙吸込み用
のフードと、このフードと加熱調理器との中間位置に設
置される送風体とから成り、この送風体は、上向きの空
気流を発生させる上向きの送風口が設けら・れた環状の
送風路と、この送風路に風を送る送風発生手段とを具備
してなるものである。

この構成により、送風体による上向きの空気流によって
、排煙等を発生後直ちにフードに送り込んで処理するこ
とができる。

（実施例）本発明の第１実施例を第１図および第２図に、第２実施
例を第３図乃至第５図にそれぞれ示している。

第１実施例１はガスキャビネット２に組込まれた加熱調理器として
のガスコンロで、このガスコンロ１の上方にフード３が
設置され、ガスコンロ１による加熱調理時に発生する煙
、臭い等がこのフード３に取込まれて外部に放出される
。

ガスコンロ１とフード３との中間位置、すなわち、ガス
コンロ１の真上でフード３の真下の位置には送風体４が
設置されている。この送風体４は、平面視でガスコンロ
１を取囲む円環状に形成された送風路としての送風管４
１と、この送風管４１内に風を送り込む送風発生手段と
しての送風ファン（図ではファンケースのみを示す）４
２とが一体に連結されて成っている。４３はこの送風フ
ァン４２のモータ用電源コードである。

送風管４１には、送風口としての多数の空気噴出ノズル
（以下、単にノズルという）４１ａ・・・が周方向所定
間隔置きに上向きに設けられ、この各ノズル４１ａ・・
・からの−斉噴気により空気の上向き噴流が発生するよ
うになっている。この場合、この上向きの空気噴流によ
って噴流内側の空気が吸い上げられる所謂竜巻現象が生
じるように、第２図に示すように、各ノズル４１ａ・・
・がやや内向きに傾斜して設けられ、ガスコンロ１で発
生する煙、臭気等が、各ノズル４１ａ・・・から斜め上
向きに噴出する空気による第１図矢印で示すような竜巻
流に巻込まれて上昇するように構成されている。

なお、送風管４１は、図示のような有端環状としてもよ
いし、無端環状としてもよい。また、フード３および送
風体４は、それぞれ所定の位置において壁面または適宜
の支持部材に設置される。

このような構成において、ガスコンロ１による加熱調理
時に、送風ファン４２が駆動されると、ノズル４１ａ・
・・からの空気噴流によって発生する竜巻現象により、
ガスコンロ１で発生した煙、臭気等が、その発生と同時
にこの竜巻流に巻込まれて渦巻状に上昇し、フード３に
送り込まれる。こうして、排煙等がその発生後、直ちに
フード３に取込まれて排出されるため、調理中、室内に
煙および臭いが充満することがなく、室内空気が清浄に
保たれることとなる。

第２実施例（第３図乃至第５図参照）前記第１実施例との相違点のみを説明すると、この第２
実施例においては、ガスキャビネット２上に、伸縮自在
なアーム５が立設され、送風体４が、ガスコンロ１とフ
ード３との中間位置においてこのアーム５に取付けられ
ることにより、送風体４の高さ位置が、鍋等の調理器具
の高さや発煙量等に応じて調節可能となっている。

アーム構成を詳述すると、５ａはガスキャビネット２（
壁面等でも可）に固定される固定アームで部で、可動ア
ーム部５ｂがこの固定アーム部５ａにスライド自在に嵌
入され、この可動アーム部５ｂの上端部に、送風体４の
送風ファン４２が取付けられている。５１は固定アーム
部５ａの上端部に装着されたキャップである。固定アー
ム部５ａの上端部には、外側に高さ調節ダイヤル（以下
、単にダイヤルという）５２がダイヤル軸５２ａを介し
て回転可能に取付けられるとともに、内方に、ダイヤル
軸５２ａと一体に回転するピニオン５３が設けられてい
る。一方、可動アーム部５ｂの内面に、ビニオン５３と
かみ合うラックギヤ５４が設けられ、ダイヤル５２の回
転によるこのピニオン５３とラックギヤ５４のかみ合い
作用によって可動アーム部５ｂが昇降移動、すなわちア
ーム５が伸縮しうるようになっている。また、可動アー
ム部５ｂの自然下降を防止するために、ダイヤル軸５２
ａに、ビニオン５３と一体回転する型車５５が設けられ
るとともに、固定アーム部５ａの上端部内方にこの型車
５５に対して一方向係止作用を発揮するロックレバ−５
６がレバー軸５６ａまわりに囲動可能に設けられ、この
ロックレバ−５６と型車５５との間に両者の係止状態を
保持するための引っ張りバネ５７が設けられている。さ
らに、ロックレバ−５６の先端部にはロック解除ピン５
６ｂが突設され、このロック解除ピン５６ｂが、固定ア
ーム部５ａの上端部壁に設けられたビンガイド穴５８を
介して外部に導出されている。

このロック解除ビン５６ｂを外部から回動操作すること
により、ロックレバ−５６が型車５５から外れてピニオ
ン５３が、可動アーム部下降方向（アーム縮小方向）に
回転可能となる。なお、５９は可動アーム部５ｂの周壁
に設けられたダイヤル軸５２ａ等に対する逃げ溝である
。

この構成によると、調理器具の高さや発煙量等に応じて
、ダイヤル５２の回転操作によりアーム５の長さ、すな
わち送風体４の高さを自由に調整できるため、使い勝手
および排煙等の排出効果が良いものとなる。

ところで、ノズル（送風口）は、これらによる空気噴流
によって竜巻現象が生じるように、前記実施例に示した
ようにフード３に向けて斜め上向きに設けるのが望まし
いが、このノズルを真上に向けた場合でも、上向きの空
気噴流によって煙等をフード３に導き、効率良く排出す
ることができる。また、前記実施例では、フード３に送
り込まれた煙等を外部に排出、する構成をとったが、と
くに焼肉器等の卓上加熱調理器からの排煙処理に適する
構成として、フード３内にフィルタを設け、このフィル
タにより煙等を濾過処理し、清浄化した空気を室内に戻
す構成をとってもよい。

（発明の効果）以上のように本発明によるときは、加熱調理器とフード
との中間位置で上向きの空気噴流をつくり、加熱調理器
で発生した煙、臭気等を、この空気噴流によりフードに
導いて処理（排出または濾過）する構成としたから、調
理中の煙、臭気等を迅速に効率良く処理することができ
る。このため、調理中、室内に煙や臭い等が充満するこ
とがなくなり、室内空気を清浄に保ちつつ快適に調理す
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図、第２図は第
１図■−■線拡大断面図、第３図は本発明の第２実施例
を示す正面図、第４図は同実施例における送風体支持用
アームの部分拡大斜視図、第５図は同拡大断面図である
。１・・・加熱調理器としてのガスコンロ、３・・・フー
ド、４・・・送風体、４１・・・送風管（送風路）、４
１ａ・・・ノズル（送風口）、４２・・・送風ファン（
送風発生手段）。特許出願人　　　　　　　松下電工株式会社代　理　人
　　　　　　　弁理士　小谷悦司同　　　　　　　　　
弁理士　長１）正向　　　　　　　　　弁理士　板谷康
夫第　　１　　図第　　３　　図第　　４　　図

Claims

【特許請求の範囲】１、加熱調理器の上方に設置される排煙吸込み用のフー
ドと、このフードと加熱調理器との中間位置に設置され
る送風体とから成り、この送風体は、上向きの空気流を
発生させる上向きの送風口が設けられた環状の送風路と
、この送風路に風を送る送風発生手段とを具備してなる
ことを特徴とする調理用排煙処理装置。２、送風体が、フードと加熱調理器との中間位置におい
て高さ位置調整可能に設置されたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の調理用排煙処理装置。