JP3125554B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP3125554B2
JP3125554B2 JP06001920A JP192094A JP3125554B2 JP 3125554 B2 JP3125554 B2 JP 3125554B2 JP 06001920 A JP06001920 A JP 06001920A JP 192094 A JP192094 A JP 192094A JP 3125554 B2 JP3125554 B2 JP 3125554B2
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air
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air outlets
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俊一 西村
武裕 三浦
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る従来技術として、例えば、
特開昭64−84039 号公報『排煙処理用フード』のよう
に、フード本体の下方に4本の送風管を吊り下げ、この
送風管から送風してエアカーテンを形成する提案があ
る。ところが、この従来技術を実際に台所の排煙処理に
使用すると、送風管が目の前にぶら下がる形態になるた
め、調理作業の邪魔になったり、送風管が油煙で汚れた
場合には、円滑な伸縮機能が損なわれたり、送風管の油
汚れが衣服に付着する恐れがあるほか、近接する送風管
に付着した油汚れへのコンロからの引火を避けるために
頻繁に掃除する必要があるなど、実用にあたってはいく
つか検討の余地を残す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の課題を鑑み、特に、台所の換気や空気清浄など
にも応用できる、迅速な吸気作用が行え、実用的かつ信
頼性の高い吸気装置の提供を志向するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、下面に吸気口を有する
と共に、該吸気口の外方に設けられた複数の送風口とを
有する本体と、該本体に内蔵され、前記吸気口から空気
を吸引する電動送風機とを有し、前記複数の送風口は、
隣接する送風口同士を結ぶ仮想中心線よりを内側を向く
ように配設されると共に、前記本体下方に向かって突出
した突出部が形成し、かつ該突出部に前記本体の斜め下
方に向かって順次開口する複数の通気路を有し、前記複
数の通気路の長さを前記本体の下面から遠ざかるにつれ
て順次短くすると共に、前記本体の下面に対する前記複
数の通気路の開口角度の各々を前記本体の下面から遠ざ
かるにつれて大きくしたことにある。
【0005】
【作用】本発明の実施により、調理中の排煙などの本体
付近の空気は、回転収束気流となって迅速に吸気装置に
補集される。また、従来技術と異なり、本体に吊り下げ
る送風管が不要となるため、調理作業が容易になるとと
もに、衣服の汚損や火災の恐れもなくなる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を以下図面を用いて説明す
る。
【0007】図1は、本発明を台所用換気装置に応用し
た吸気装置2で、箱形の本体4の下面に吸気口6を設
け、この吸気口6の外側における4ケ所に送風口8A,
8B,8C,8Dが設けてある。
【0008】本体4の前面には運転スイッチなどの制御
部12が設けられ、また、前記吸気口6にはグリスフィ
ルタ10が被冠されている。また、本体4内には、前記
吸気口6から空気を吸引する電動送風機7と、前記送風
口8から空気を噴出する他の電動送風機(図示せず)が
内蔵されている。
【0009】図2に示す送風口8には、リブ形の突出部
に本体4の斜め下方に向かって開口する複数の通気路1
4A,14B,14C,14Dが設けられている。この
通気路14の長さや内径を変えることで、各々の空気噴
出速度を調整することができる。
【0010】図示の例では、通気路14の長さを、本体
4の下面から遠ざかるにつれて順次短くすることで、通
気抵抗を次第に少なくし、下位にある通気路14Aから
の噴出速度が本体4近くにある通気路14Dからの噴出
速度に比べて大きくなるようにしてある。また、これら
通気路14の開口方向は、下位にある通気路14Aが上
位にある通気路14Dよりも下向きになるように、水平
面に対する開口角度θを各々変えてある。このため、送
風口8からの流出空気は、送風口8から遠ざかるにつれ
て次第に拡散する。
【0011】図3は、本体4を下方から見たもので、任
意の送風口8Aからの送風方向を、この送風口8Aと隣
接する他の送風口8Bとを結ぶ仮想中心線16よりも角
度φだけ内側に向くように開口してある。
【0012】従って、送風口8Aからの流出速度Vは、
吸気口6に向かう求心速度成分Vrと、吸気口6の中心
に対して円周方向の速度成分Vcとを有する。
【0013】従って、4ケ所の送風口8からの送風のそ
れぞれの円周方向の速度成分Vcの合力は、吸気口6を
中心として回転する偶力となるとともに、速度成分Vr
による求心力との相乗作用により、本体4下方空間の空
気に渦巻状に収束する求心回転力を与える。
【0014】図4は、これら4ケ所の送風口8からの送
風により形成されるエアカーテン18の概念図で、それ
ぞれの送風口8A,8B,8C,8Dから扇状に拡散す
る気流で、あたかも三角形の壁をつなげたような枠状の
エアカーテン18が、本体4の下方空間に生成される。
このエアカーテン18は、前述のように、吸気口6に向
かう求心速度成分Vrを有するため、周囲の空気をエア
カーテン18内に吸引する作用を生ずる。
【0015】また、このエアカーテン18内の空気は、
上部に開口する吸気口6から送風機7により上方に向け
て吸い込まれる。ここで、本体4に内蔵する送風機7の
吸気量を送風口8からの送風量の総量よりも相当大きく
することで、送風口8から噴出する空気の下向きの速度
成分が、送風機7による上向きの吸気性能に影響するこ
とはなくなる。
【0016】従って、送風口8からの送風による回転力
と求心力との相乗作用により、周囲の空気が回転しなが
らエアカーテン18内に吸い込まれるとともに、エアカ
ーテン18内においては、エアカーテン18自身による
回転力と送風機7による吸引力との相乗作用によって、
上方向に収束する上昇回転気流となって、拡散すること
なく効率的に本体2の吸気口6内に吸い込まれる。
【0017】図5は、上述の吸気装置2を台所の排気設
備に応用した例を示し、調理台20の上方の吊り戸棚2
0に設置された本体4に、壁22を貫通して排気管24
が連結されている。調理中に吸気装置2を運転すると、
本体4の下方に図4に示すような求心回転作用を有する
エアカーテン18が生成されるとともに、回転送風機7
による上方への吸引作用により、エアカーテン18内に
吸気口6に向かって上昇する回転収束気流25が生ず
る。
【0018】従って、調理中の排煙は拡散することな
く、迅速に本体4内に吸い込まれ、排気管24から室外
へ排出され、効率的な換気作用ができる。また、前述し
た従来技術と異なり、本体2から吊り下る送風管がない
ので、調理作業が容易に行えるとともに、使用者26の
送風管への不慮の接触による衣服の汚損や、送風管に付
着する油汚れへの引火の恐れもない。
【0019】また、本発明は上記の一実施例に限定され
ることなく、送風口8を例えば3ケ所としたり、また、
居間などの換気や空気清浄用に応用する場合には、送風
機7の排気の一部を送風口8に供給して送風専用の他の
送風機と兼用したり、複数の送風口8のそれぞれに小形
の送風機28を個別に配置してもよい。
【0020】また、本体4に内蔵の送風機7の吸込側ま
たは吐出側に空気清浄フィルタなどを配置して、空気清
浄機としての応用も可能である。また、上述の実施例で
は、送風口8の開口14を円形としたが、長穴やスリッ
トなどにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、迅
速な吸気作用が行え、実用的かつ信頼性の高い吸気装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による吸気装置の見取図であ
る。
【図2】図1の送風口の部分断面図である。
【図3】図1の本体下面図と送風状態図である。
【図4】エアカーテン生成の概念図である。
【図5】本発明の厨房換気装置への応用例を示す使用状
態図である。
【符号の説明】
4…本体、6…吸気口、7…送風機、8…送風口、18
…エアカーテン、25…回転収束気流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/06 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に吸気口を有すると共に、該吸気口の
    外方に設けられた複数の送風口とを有する本体と、該本
    体に内蔵され、前記吸気口から空気を吸引する電動送風
    機とを有し、 前記複数の送風口は、隣接する送風口同士を結ぶ仮想中
    心線よりを内側を向くように配設されると共に、前記本
    体下方に向かって突出した突出部が形成し、かつ該突出
    部に前記本体の斜め下方に向かって順次開口する複数の
    通気路を有し、 前記複数の通気路の長さを前記本体の下面から遠ざかる
    につれて順次短くすると共に、前記本体の下面に対する
    前記複数の通気路の開口角度の各々を前記本体の下面か
    ら遠ざかるにつれて大きくした ことを特徴とする換気装
    置。
JP06001920A 1994-01-13 1994-01-13 換気装置 Expired - Fee Related JP3125554B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101950459B1 (ko) * 2016-06-15 2019-02-20 주식회사 카라신 외다리 접이식 의자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101950459B1 (ko) * 2016-06-15 2019-02-20 주식회사 카라신 외다리 접이식 의자

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JPH07208786A (ja) 1995-08-11

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