JPH0538820Y2 - - Google Patents

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JPH0538820Y2
JPH0538820Y2 JP1987005830U JP583087U JPH0538820Y2 JP H0538820 Y2 JPH0538820 Y2 JP H0538820Y2 JP 1987005830 U JP1987005830 U JP 1987005830U JP 583087 U JP583087 U JP 583087U JP H0538820 Y2 JPH0538820 Y2 JP H0538820Y2
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air
drying chamber
partition plate
opening
filter
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 この考案は、空気を高速で噴出し、濡れた手を
乾燥するのに用いる空気清浄機に関する。
〓従来の技術〓 従来の此の種空気清浄機は、第3図に示すよう
に、外部との通気孔にプレフイルター1を有する
箱形のフード2の内部に、フアン3、ヘパフイル
ターのようなフイルター4、ヒーター5を備えた
清浄空気加熱室Aと、手を差込むための開口6を
有する乾燥室Bとを構成し、その間を区切る隔板
7に清浄化された空気を乾燥室Bに噴出する空気
噴出口8を設けていた。そして、フアン3の吸引
作用によつてプレフイルター1を経て箱形のフー
ド2内の清浄空気加熱室Aに導入された空気は、
清浄化作用を持つヘパフイルターのようなフイル
ター4を通過し完全に清浄化され、ヒーター5に
よつて加温された後、隔板7の空気噴出口8から
高速で乾燥室Bに噴出し、開口6から乾燥室Bに
差込まれた濡れた手を、その風力により乾燥する
構造のものであつた。
〓考案が解決しようとする問題点〓 従来の此の種空気清浄機は、通常クラス100即
ち、1立方フイート(約28.3遥)の空気中に粒径
0.5ミクロン以上の粒子が100個以下にまで清浄化
されているが、清浄空気加熱室Aで清浄化された
空気が隔板の空気噴出口から乾燥室B内に高速で
噴出する際に周囲の空気を巻込み、乾燥室B内で
渦流を起し、手を差込むための開口から清浄化さ
れていない外気を内部に吸込んで、折角清浄化さ
れた内部空気の清浄性を低下せしめていた。
そのため隔板17を平板状とし、隔板中央部に
小さな開口を設け、この周辺にやや大きな開口部
を設けたり(実開昭59−191519号)、清浄空気の
吐出口に通気抵抗の大きいネツトを設け、該吐出
口を囲むようにエアーカーテンを形成するスリツ
トを設ける(実開昭59−191520号)など、種々の
試みがなされたが、まだ充分なものということは
できなかつた。
〓問題点を解決するための手段〓 この考案は、前記したように清浄空気加熱室A
で清浄化された空気を乾燥室Bに噴出する断面樋
状の隔板中央底部に主空気噴出口を設けその斜面
上に、外方に向う空気噴出用の小孔を設けること
により解決した。
〓作用〓 この考案の空気清浄機は、上記構成よりなるも
のであるから、ヘパフイルターのようなフイルタ
ーを通過し清浄空気加熱室A内で清浄化された空
気は、隔板中央底部の主空気噴出口から乾燥室B
内へ高速で噴出し、乾燥室B内に差込まれた濡れ
た手を短時間のうちに乾燥すると同時に、噴出口
の周囲、隔板の斜面上に設けられた空気噴出用の
小孔からも噴出して乾燥室B内における渦流の発
生と手を差込むための開口からの外気の吸込みを
阻止する作用をもたらす。
〓実施例〓 本考案の実施例を第1図、第2図を参照して次
に説明する。
本考案の空気清浄機は、外部との通気孔にプレ
フイルター11を有する箱形のフード12の内部
に、フアン13、ヘパフイルターのようなフイル
ター14、ヒーター15を備えた清浄空気加熱室
Aと、手を差込むための開口16を有する乾燥室
Bとを構成し、その間を区切る断面樋状の隔板1
7中央底部に清浄化された空気を高速で噴出する
主空気噴出口18と、その斜面に外方に向う空気
噴出用の小孔19を設けて成るものである。
20は、フアン13により導入された空気がフ
イルター14を通過せずに漏洩するのを防止する
ためのパツキング部材である。
この考案の空気清浄機は上記のように構成され
ているから、フアン13の回転によりプレフイル
ター11を経て箱形のフード12内の清浄空気加
熱室Aに導入された空気は、ヘパフイルターのよ
うな空気清浄化作用をもつフイルター14を通過
して清浄化された後、ヒーター15により加温さ
れて隔板17中央底部の主空気噴出口18及びそ
の斜面上に設けられた空気噴出用の小孔19から
乾燥室Bに噴出する。そして清浄空気加熱室A内
のフアン13は乾燥室Bの開口16に手が差込ま
れた際、それを適宜センサーにより感知して自動
的に回転を始め清浄な空気を噴出し、手が除かれ
ると回転が停止するよう構成される。
前記したように隔板17は中央底部に主空気噴
出口18を持つ断面樋形とし、その斜面に外方に
向う小孔19を設けたものであるから、中央底部
の主空気噴出口18から噴出する強い風力によ
り、乾燥室Bに差込まれた濡れた手を短時間で乾
燥すると共に、斜面上の小孔19からの清浄空気
の吹出し方向が広がつて、乾燥室B内における渦
流の発生、開口からの外気の吸込みをより効果的
に防止し、従来の空気清浄機に比べ更にすぐれた
清浄空気の供給効果を得ることができる。
そして隔板17の斜面上に設けられた微細な空
気噴出用の小孔19は、第1図に示すように、細
長いスリツト状であつても、第2図に示すように
個々に独立して穿設された複数の小孔であつても
差支えない。なお、プレフイルター11は必ずし
も設ける必要はなく、又、前記実施例において清
浄空気加熱室Aは乾燥室Bの上部に位置し、清浄
化された空気は上方から下方に向つて流れるもの
として説明したが、乾燥室Bを清浄空気加熱室A
の上部に設け清浄化された空気は下方から上方に
向つて流れるように構成しても良い。
〓考案の効果〓 以上詳細に述べた通りこの考案の空気清浄機
は、箱形のフード内部にフアン、フイルター、ヒ
ーターを備え、外部との通気孔を設けた清浄空気
加熱室と、手挿入用開口を有する乾燥室を構成
し、その間を区切る隔板に清浄化された空気を乾
燥室に噴出する噴出口を設け、フード外から清浄
空気加熱室、乾燥室、手挿入用開口を経てフード
外に出る空気通路を有する空気清浄機において、
前記隔板は中央底部に主空気噴出口をもつ断面樋
状とし、その斜面に外方に向う空気噴出用の小孔
を設けたものであるから、フアンの作用によりフ
ード内の清浄空気加熱室Aに流入した空気は、空
気清浄化作用を持つヘパフイルターのようなフイ
ルターを通過することにより完全に清浄化され、
ヒーターによつて加温された後、隔板中央底部の
主空気噴出口から高速で乾燥室B内に噴出し、乾
燥室内に差込まれた濡れた手をその強い風力によ
り短時間で乾燥すると同時に、その斜面上に設け
られた外方に向う空気噴出用の小孔からも噴出し
て乾燥室B内における渦流の発生と手を差込むた
めの開口からの外気の吸込みを防止し、乾燥室内
の空気の清浄度を従来の空気清浄機の10〜100倍
にも高めることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気清浄機の部分切欠正面
図、第2図は同上側面断面図、第3図は従来の空
気清浄機の側面断面図である。 A……清浄空気加熱室、B……乾燥室、1,1
1……プレフイルター、2,12……フード、
3,13……フアン、4,14……フイルター、
5,15……ヒーター、6,16……開口、7,
17……隔板、8,18……空気噴出口、19…
…小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形のフード内部にフアン、フイルター、ヒー
    ターを備え、外部との通気孔を設けた清浄空気加
    熱室と、手挿入用開口を有する乾燥室を構成し、
    その間を区切る隔板に清浄化された空気を乾燥室
    に噴出する噴出口を設け、フード外から清浄空気
    加熱室、乾燥室、手挿入用開口を経てフード外に
    出る空気通路を有する空気清浄機において、前記
    隔板は中央底部に主空気噴出口を持つ断面樋形と
    し、その斜面に外方に向う空気噴出用の小孔を設
    けた空気清浄機。
JP1987005830U 1987-01-19 1987-01-19 Expired - Lifetime JPH0538820Y2 (ja)

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JPS63115423U JPS63115423U (ja) 1988-07-25
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