JPH0612811Y2 - 喫煙ユニット - Google Patents
喫煙ユニットInfo
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- JPH0612811Y2 JPH0612811Y2 JP7810089U JP7810089U JPH0612811Y2 JP H0612811 Y2 JPH0612811 Y2 JP H0612811Y2 JP 7810089 U JP7810089 U JP 7810089U JP 7810089 U JP7810089 U JP 7810089U JP H0612811 Y2 JPH0612811 Y2 JP H0612811Y2
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- Japan
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- duct
- suction
- air
- fan
- suction duct
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- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たばこの煙を除去するとともに煙の拡散を
防止する喫煙ユニットに関する。
防止する喫煙ユニットに関する。
従来の技術および考案の課題 近年、建物内や室内の空気を清浄に保つため、たばこの
煙を効率良く除去する設備が必要とされることが多くな
ってきている。
煙を効率良く除去する設備が必要とされることが多くな
ってきている。
室内のたばこの煙を除去できる設備として、従来、給排
気ファン、その他の換気装置、空気清浄機などが知られ
ている。
気ファン、その他の換気装置、空気清浄機などが知られ
ている。
ところが、給排気ファンや換気装置は、室内全体の空気
を換気するものであるから、必要な動力が大きく、コス
トが高い。また、たばこの煙が室内全体に拡散され、煙
除去の効率が悪く、室内にたばこの臭いがつく。しか
も、既存の建物の場合、据置工事が困難である。一方、
空気清浄機は、循環方式のものではあるが、やはり、た
ばこの煙が室内全体に拡散し、煙除去の効率が悪い。
を換気するものであるから、必要な動力が大きく、コス
トが高い。また、たばこの煙が室内全体に拡散され、煙
除去の効率が悪く、室内にたばこの臭いがつく。しか
も、既存の建物の場合、据置工事が困難である。一方、
空気清浄機は、循環方式のものではあるが、やはり、た
ばこの煙が室内全体に拡散し、煙除去の効率が悪い。
この考案の目的は、上記の問題を解決した喫煙ユニット
を提供することにある。
を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による喫煙ユニットは、吸込用ダクトの内側に
吹出用ダクトが配置された中空状柱部の上端に中空傘状
の天井部が設けられて、吹出用ダクトの上端と天井部内
とが連通させられており、吸込用ダクトの下部に下部吸
込口が設けられるとともに、吸込用ダクトの高さの中間
部に上部吸込口が設けられ、吸込用ダクト内にファンが
設けられて、ファンの吹出側が吹出用ダクトの下端に接
続されるとともに、ファンの吸込側にフィルタ装置が設
けられ、天井部の下面に、ほぼ垂直下方に向かって空気
を吹出してエアカーテンを形成するための複数の吹出ス
リットと、上部吸込口に向かって空気を吹出すための複
数の吹出口が形成されているものである。
吹出用ダクトが配置された中空状柱部の上端に中空傘状
の天井部が設けられて、吹出用ダクトの上端と天井部内
とが連通させられており、吸込用ダクトの下部に下部吸
込口が設けられるとともに、吸込用ダクトの高さの中間
部に上部吸込口が設けられ、吸込用ダクト内にファンが
設けられて、ファンの吹出側が吹出用ダクトの下端に接
続されるとともに、ファンの吸込側にフィルタ装置が設
けられ、天井部の下面に、ほぼ垂直下方に向かって空気
を吹出してエアカーテンを形成するための複数の吹出ス
リットと、上部吸込口に向かって空気を吹出すための複
数の吹出口が形成されているものである。
好ましくは、柱部の高さの中間部にテーブル部が設けら
れ、テーブル部より上の吸込用ダクトの部分に上部吸込
口が設けられている。
れ、テーブル部より上の吸込用ダクトの部分に上部吸込
口が設けられている。
作用 吸込用ダクト内の空気は、フィルタ装置を通して清浄化
されてファンに吸込まれる。ファンに吸込まれた清浄空
気は、吹出用ダクトを通して天井部内の空間に送られ、
吹出スリットおよび吹出口から吹出される。吹出スリッ
トから吹出された清浄空気は、下方に流れてエアカーテ
ンを形成し、下部吸込口から吸込用ダクト内に吸込まれ
る。吹出口から吹出された清浄空気は、斜め下方に流
れ、上部吸込口から吸込用ダクト内に吸込まれる。
されてファンに吸込まれる。ファンに吸込まれた清浄空
気は、吹出用ダクトを通して天井部内の空間に送られ、
吹出スリットおよび吹出口から吹出される。吹出スリッ
トから吹出された清浄空気は、下方に流れてエアカーテ
ンを形成し、下部吸込口から吸込用ダクト内に吸込まれ
る。吹出口から吹出された清浄空気は、斜め下方に流
れ、上部吸込口から吸込用ダクト内に吸込まれる。
喫煙は、喫煙ユニット内すなわちエアカーテンの内側で
行なわれる。喫煙により発生したたばこの煙は、吹出口
から上部吸込口に流れる清浄空気に誘引されて、上部吸
込口から吸込用ダクト内に吸込まれ、ユニット外への煙
の拡散が防止される。吹出スリットから吹出された清浄
空気も、エアカーテンを形成して、ユニット外への煙の
拡散を防止するとともに、ユニット外の清浄空気を一部
誘引して、吸込用ダクト内に吸込ませる。
行なわれる。喫煙により発生したたばこの煙は、吹出口
から上部吸込口に流れる清浄空気に誘引されて、上部吸
込口から吸込用ダクト内に吸込まれ、ユニット外への煙
の拡散が防止される。吹出スリットから吹出された清浄
空気も、エアカーテンを形成して、ユニット外への煙の
拡散を防止するとともに、ユニット外の清浄空気を一部
誘引して、吸込用ダクト内に吸込ませる。
このように、喫煙ユニット内の空気をフィルタ装置を通
してファンで循環させることにより、たばこの煙のユニ
ット外への拡散が防止され、ユニット内の空気から煙が
効率良く除去される。このため、給排気など、他の設備
を必要とせず、任意の場所に自由に設置することができ
る。
してファンで循環させることにより、たばこの煙のユニ
ット外への拡散が防止され、ユニット内の空気から煙が
効率良く除去される。このため、給排気など、他の設備
を必要とせず、任意の場所に自由に設置することができ
る。
柱部の高さの中間部にテーブル部が設けられている場
合、テーブル部に灰皿などの物品を置くことができ、ま
た、これを打合せなどのために使用できる。
合、テーブル部に灰皿などの物品を置くことができ、ま
た、これを打合せなどのために使用できる。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の実施例を説明する。
第1図および第2図に示すように、喫煙ユニットは、中
空状柱部(1)と、柱部(1)の上端に設けられた中空傘状の
天井部(2)とから構成されている。柱部(1)は、上部吸込
用ダクト(3)、下部吸込用ダクト(4)、これらの間の中空
状テーブル部(5)および上部吸込用ダクト(3)の内側に配
置された吹出用ダクト(6)よりなり、下部吸込用ダクト
(4)内に、ファン(7)とフィルタ装置(8)が設けられてい
る。柱部(1)の吸込用ダクト(3)(4)およびテーブル部(5)
ならびに天井部(2)の水平断面は、図面に示す正八角形
などの正多角形、円形などの適当な形状をとりうる。ま
た、柱部(1)の吹出用ダクト(6)の水平断面形状も、図面
に示す円形などの適当な形状をとりうる。後に詳述する
ように、喫煙ユニットは、柱部(1)と天井部(2)の間で分
割でき、また、柱部(1)は、上部吸込用ダクト(3)および
吹出用ダクト(6)を含む上側部分(1a)と、下部吸込用ダ
クト(4)、テーブル部(5)、ファン(7)およびフィルタ装
置(8)を含む下側部分(1b)とに分割できるようになって
いる。
空状柱部(1)と、柱部(1)の上端に設けられた中空傘状の
天井部(2)とから構成されている。柱部(1)は、上部吸込
用ダクト(3)、下部吸込用ダクト(4)、これらの間の中空
状テーブル部(5)および上部吸込用ダクト(3)の内側に配
置された吹出用ダクト(6)よりなり、下部吸込用ダクト
(4)内に、ファン(7)とフィルタ装置(8)が設けられてい
る。柱部(1)の吸込用ダクト(3)(4)およびテーブル部(5)
ならびに天井部(2)の水平断面は、図面に示す正八角形
などの正多角形、円形などの適当な形状をとりうる。ま
た、柱部(1)の吹出用ダクト(6)の水平断面形状も、図面
に示す円形などの適当な形状をとりうる。後に詳述する
ように、喫煙ユニットは、柱部(1)と天井部(2)の間で分
割でき、また、柱部(1)は、上部吸込用ダクト(3)および
吹出用ダクト(6)を含む上側部分(1a)と、下部吸込用ダ
クト(4)、テーブル部(5)、ファン(7)およびフィルタ装
置(8)を含む下側部分(1b)とに分割できるようになって
いる。
柱部(1)の下部吸込用ダクト(4)の下端部外周面を等分す
るたとえば4箇所に水平張出部(9)が放射状に設けら
れ、各張出部(9)の下面にキャスタ(10)がそれぞれ取付
けられている。そして、これらのキャスタ(10)の部分が
床(11)などの上に置かれている。下部吸込用ダクト(4)
の下端に設けられた底板(4a)の中央部に下部吸込口(12)
が設けられ、この吸込口(12)に吸込みダンパ(13)が設け
られている。
るたとえば4箇所に水平張出部(9)が放射状に設けら
れ、各張出部(9)の下面にキャスタ(10)がそれぞれ取付
けられている。そして、これらのキャスタ(10)の部分が
床(11)などの上に置かれている。下部吸込用ダクト(4)
の下端に設けられた底板(4a)の中央部に下部吸込口(12)
が設けられ、この吸込口(12)に吸込みダンパ(13)が設け
られている。
第4図に詳細に示すように、テーブル部(5)は、上板(5
a)と下板(5b)の外周縁部同志が側板(5c)で連結されて中
空状をなす。下板(5c)の中央部に、下部吸込用ダクト
(4)の上端開口に対応する開口(14)が形成され、この開
口(14)の部分が下部吸込用ダクト(4)の上端に固定され
ている。上板(5a)の中央部に、上部吸込用ダクト(3)の
下端開口に対応する開口(15)が形成され、この開口(15)
の周縁部下面に山形材よりなる連結部材(16)が固定され
ている。図示は省略したが、連結部材(16)の部分に、直
接またはナットを固定することなどによってめねじ部が
形成されている。
a)と下板(5b)の外周縁部同志が側板(5c)で連結されて中
空状をなす。下板(5c)の中央部に、下部吸込用ダクト
(4)の上端開口に対応する開口(14)が形成され、この開
口(14)の部分が下部吸込用ダクト(4)の上端に固定され
ている。上板(5a)の中央部に、上部吸込用ダクト(3)の
下端開口に対応する開口(15)が形成され、この開口(15)
の周縁部下面に山形材よりなる連結部材(16)が固定され
ている。図示は省略したが、連結部材(16)の部分に、直
接またはナットを固定することなどによってめねじ部が
形成されている。
ファン(7)は、適当な取付部材(17)を介して下部吸込用
ダクト(4)の上部内面に固定されており、上端の吹出口
(7a)がテーブル部(5)の上板(5a)とほぼ面一になってい
る。フィルタ装置(8)は、上下が開口したケース(18)と
その中に収容されたフィルタ(19)とからなり、フィルタ
(19)は、たとえば、中性能フィルタと活性炭とから構成
されている。ケース(18)も、適当な取付部材(20)を介し
て下部吸込用ダクト(4)の中間部内面に固定され、その
上端開口がファン(7)の下端の吸込口(7b)に接続されて
いる。ファン(7)およびフィルタ装置(8)と下部吸込用ダ
クト(4)の内面との間には、取付部材(17)(20)の部分に
おいても隙間があり、この隙間を通って空気が上下に流
通しうるようになっている。下部吸込用ダクト(4)内の
上部に、香り発生器(21)が取付けられている。香り発生
器(21)内には液体芳香剤が密封されており、その動圧導
入管(22)と芳香剤吸出管(23)がファン(7)の吹出側に臨
ませられている。
ダクト(4)の上部内面に固定されており、上端の吹出口
(7a)がテーブル部(5)の上板(5a)とほぼ面一になってい
る。フィルタ装置(8)は、上下が開口したケース(18)と
その中に収容されたフィルタ(19)とからなり、フィルタ
(19)は、たとえば、中性能フィルタと活性炭とから構成
されている。ケース(18)も、適当な取付部材(20)を介し
て下部吸込用ダクト(4)の中間部内面に固定され、その
上端開口がファン(7)の下端の吸込口(7b)に接続されて
いる。ファン(7)およびフィルタ装置(8)と下部吸込用ダ
クト(4)の内面との間には、取付部材(17)(20)の部分に
おいても隙間があり、この隙間を通って空気が上下に流
通しうるようになっている。下部吸込用ダクト(4)内の
上部に、香り発生器(21)が取付けられている。香り発生
器(21)内には液体芳香剤が密封されており、その動圧導
入管(22)と芳香剤吸出管(23)がファン(7)の吹出側に臨
ませられている。
第3図および第4図に詳細に示すように、上部吸込用ダ
クト(3)の上下の開口端部外周に、山形材を使用した連
結フランジ(24)(25)が設けられている。また、上部吸込
用ダクト(3)下部に複数の上部吸込口(26)が形成され、
この部分の外周面に適当数の煙センサ(27)が取付けられ
ている。上部吸込用ダクト(3)の内面に、適当な取付部
材(28)を介して吹出用ダクト(6)が固定されている。吹
出用ダクト(6)の上部開口端は、上部吸込用ダクト(3)の
上端とほぼ面一になっている。吹出用ダクト(6)の下端
開口端部に連結管(29)が固定され、その下部が上部吸込
用ダクト(3)の下端から少し突出している。吹出用ダク
ト(6)および連結管(29)と上部吸込用ダクト(3)の内面と
の間には隙間があり、この隙間を通って空気が上下に流
通しうるようになっている。上部吸込用ダクト(3)の下
端部は、テーブル部(5)の上板(5a)にその開口(15)を塞
ぐように取付けられ、図示は省略したが、下部連結フラ
ンジ(25)の上からボルトを通して、連結部材(16)のめね
じ部にねじ込むことにより、テーブル部(5)と上部吸込
用ダクト(3)が連結される。これにより、ファン(7)の吹
出口(7a)が連結管(29)にはまり、吹出用ダクト(6)と連
通させられる。
クト(3)の上下の開口端部外周に、山形材を使用した連
結フランジ(24)(25)が設けられている。また、上部吸込
用ダクト(3)下部に複数の上部吸込口(26)が形成され、
この部分の外周面に適当数の煙センサ(27)が取付けられ
ている。上部吸込用ダクト(3)の内面に、適当な取付部
材(28)を介して吹出用ダクト(6)が固定されている。吹
出用ダクト(6)の上部開口端は、上部吸込用ダクト(3)の
上端とほぼ面一になっている。吹出用ダクト(6)の下端
開口端部に連結管(29)が固定され、その下部が上部吸込
用ダクト(3)の下端から少し突出している。吹出用ダク
ト(6)および連結管(29)と上部吸込用ダクト(3)の内面と
の間には隙間があり、この隙間を通って空気が上下に流
通しうるようになっている。上部吸込用ダクト(3)の下
端部は、テーブル部(5)の上板(5a)にその開口(15)を塞
ぐように取付けられ、図示は省略したが、下部連結フラ
ンジ(25)の上からボルトを通して、連結部材(16)のめね
じ部にねじ込むことにより、テーブル部(5)と上部吸込
用ダクト(3)が連結される。これにより、ファン(7)の吹
出口(7a)が連結管(29)にはまり、吹出用ダクト(6)と連
通させられる。
天井部(2)は、上板(2a)と下板(2b)の外周縁部同志が側
板(2c)で連結されて中空状をなし、その内部には適当な
補強材(30)が配置されている。下板(2b)の中央部に、吹
出用ダクト(6)の上端開口に対応する開口(31)が形成さ
れ、この開口(31)に連結管(32)がはめ止められている。
連結管(32)の周囲の下板(2b)の上面に山側材よりなる連
結部材(33)が固定されており、図示は省略したが、連結
部材(33)の部分に、直接またはナットを固定することな
どによってめねじ部が形成されている。吹出用ダクト
(6)の上端部が連結管(32)の外側にはめられて、上部吸
込用ダクト(3)の上部連結フランジ(24)の部分が連結管
(32)の周囲の天井部(2)の下板(2b)の下面に当てられて
おり、図示は省略したが、連結フランジ(24)の下からボ
ルトを通して、連結部材(33)のめねじ部にねじ込むこと
により、天井部(2)と上部吸込用ダクト(3)が連結され
る。そして、天井部(2)の下板(2b)によって上部吸込用
ダクト(3)と吹出用ダクト(6)との間の隙間の上端が塞が
れ、吹出用ダクト(6)が連結管(32)を介して天井部(2)内
の空間と連通させられる。天井部(2)の下板(2b)の外周
寄りの部分に、各辺と平行な8つの吹出スリット(34)が
形成されている。また、各スリット(34)より少し内側の
下板(2b)の部分に、角度の調整が可能な吹出口(35)を有
するパンカールーバ(36)が設けられており、通常は、吹
出口(35)は上部吸込口(26)の方向を向けられている。そ
して、全ての吹出スリット(34)と吹出口(35)が、天井部
(2)内の空間および連結管(32)を介して吹出用ダクト(6)
と連通させられている。
板(2c)で連結されて中空状をなし、その内部には適当な
補強材(30)が配置されている。下板(2b)の中央部に、吹
出用ダクト(6)の上端開口に対応する開口(31)が形成さ
れ、この開口(31)に連結管(32)がはめ止められている。
連結管(32)の周囲の下板(2b)の上面に山側材よりなる連
結部材(33)が固定されており、図示は省略したが、連結
部材(33)の部分に、直接またはナットを固定することな
どによってめねじ部が形成されている。吹出用ダクト
(6)の上端部が連結管(32)の外側にはめられて、上部吸
込用ダクト(3)の上部連結フランジ(24)の部分が連結管
(32)の周囲の天井部(2)の下板(2b)の下面に当てられて
おり、図示は省略したが、連結フランジ(24)の下からボ
ルトを通して、連結部材(33)のめねじ部にねじ込むこと
により、天井部(2)と上部吸込用ダクト(3)が連結され
る。そして、天井部(2)の下板(2b)によって上部吸込用
ダクト(3)と吹出用ダクト(6)との間の隙間の上端が塞が
れ、吹出用ダクト(6)が連結管(32)を介して天井部(2)内
の空間と連通させられる。天井部(2)の下板(2b)の外周
寄りの部分に、各辺と平行な8つの吹出スリット(34)が
形成されている。また、各スリット(34)より少し内側の
下板(2b)の部分に、角度の調整が可能な吹出口(35)を有
するパンカールーバ(36)が設けられており、通常は、吹
出口(35)は上部吸込口(26)の方向を向けられている。そ
して、全ての吹出スリット(34)と吹出口(35)が、天井部
(2)内の空間および連結管(32)を介して吹出用ダクト(6)
と連通させられている。
上記の喫煙ユニットは、建物内や室内などに設置され、
ユニット内すなわち天井部(2)の下で喫煙が行なわれ
る。
ユニット内すなわち天井部(2)の下で喫煙が行なわれ
る。
煙センサ(27)が煙を感知しないときは、ファン(7)は停
止している。煙センサ(27)が煙を感知すると、ファン
(7)が自動的に起動する。
止している。煙センサ(27)が煙を感知すると、ファン
(7)が自動的に起動する。
ファン(7)が起動すると、吸込用ダクト(3)(4)内の空気
は、フィルタ装置(8)を通して清浄化されてファン(7)に
吸込まれる。ファン(7)に吸込まれた清浄空気は、吹出
用ダクト(6)を通して天井部(2)内の空間に送られ、吹出
スリット(34)および吹出口(35)から吹出される。吹出ス
リット(34)から吹出された清浄空気は、第1図の外側に
実線で示すように、下方に流れてエアカーテン(A)を形
成し、下部吸込口(12)からダンパ(13)を通して下部吸込
用ダクト(4)内に吸込まれる。下部吸込口(12)から下部
吸込用ダクト(4)内に吸込まれた空気は、フィルタ装置
(8)を通してファン(7)に吸込まれ、上記のように循環す
る。一方、吹出口(35)から吹出された清浄空気は、同図
の内側に実線で示すように、斜め下方に流れ、上部吸込
口(26)から上部吸込用ダクト(3)内に吸込まれる。上部
吸込口(26)から上部吸込用ダクト(3)内に吸込まれた空
気は、テーブル部(5)内を通って、下部吸込用ダクト(4)
内に流れ、さらに、フィルタ装置(8)を通してファン(7)
に吸込まれ、上記のように循環する。
は、フィルタ装置(8)を通して清浄化されてファン(7)に
吸込まれる。ファン(7)に吸込まれた清浄空気は、吹出
用ダクト(6)を通して天井部(2)内の空間に送られ、吹出
スリット(34)および吹出口(35)から吹出される。吹出ス
リット(34)から吹出された清浄空気は、第1図の外側に
実線で示すように、下方に流れてエアカーテン(A)を形
成し、下部吸込口(12)からダンパ(13)を通して下部吸込
用ダクト(4)内に吸込まれる。下部吸込口(12)から下部
吸込用ダクト(4)内に吸込まれた空気は、フィルタ装置
(8)を通してファン(7)に吸込まれ、上記のように循環す
る。一方、吹出口(35)から吹出された清浄空気は、同図
の内側に実線で示すように、斜め下方に流れ、上部吸込
口(26)から上部吸込用ダクト(3)内に吸込まれる。上部
吸込口(26)から上部吸込用ダクト(3)内に吸込まれた空
気は、テーブル部(5)内を通って、下部吸込用ダクト(4)
内に流れ、さらに、フィルタ装置(8)を通してファン(7)
に吸込まれ、上記のように循環する。
喫煙により発生したたばこの煙は、第1図の内側に破線
で示すように、吹出口(35)から上部吸込口(26)に流れる
清浄空気に誘引されて、上部吸込口(26)から吸込用ダク
ト内に吸込まれ、ユニット外への煙の拡散が防止され
る。吹出スリットから吹出された清浄空気も、エアカー
テン(A)を形成して、ユニット外への煙の拡散を防止す
るとともに、同図の外側に破線で示すように、ユニット
外の清浄空気を一部誘引して、吸込用ダクト内に吸込ま
せる。吸込口(12)(26)から吸込用ダクト(3)(4)内に吸込
まれた空気にはたばこの煙が混合されているが、フィル
タ装置(8)の中性能フィルタと活性炭で煙と臭いが除去
され、ファン(7)からは清浄空気が吹出される。また、
ファン(7)から吹出される空気は、香り発生器(21)から
芳香剤を吹出し、このマスキング効果により、たばこの
臭いが完全に消される。
で示すように、吹出口(35)から上部吸込口(26)に流れる
清浄空気に誘引されて、上部吸込口(26)から吸込用ダク
ト内に吸込まれ、ユニット外への煙の拡散が防止され
る。吹出スリットから吹出された清浄空気も、エアカー
テン(A)を形成して、ユニット外への煙の拡散を防止す
るとともに、同図の外側に破線で示すように、ユニット
外の清浄空気を一部誘引して、吸込用ダクト内に吸込ま
せる。吸込口(12)(26)から吸込用ダクト(3)(4)内に吸込
まれた空気にはたばこの煙が混合されているが、フィル
タ装置(8)の中性能フィルタと活性炭で煙と臭いが除去
され、ファン(7)からは清浄空気が吹出される。また、
ファン(7)から吹出される空気は、香り発生器(21)から
芳香剤を吹出し、このマスキング効果により、たばこの
臭いが完全に消される。
このように、喫煙ユニット内の空気をフィルタ装置(8)
を通してファン(7)で循環させることにより、たばこの
煙のユニット外への拡散が防止され、ユニット内の空気
から煙が効率良く除去される。
を通してファン(7)で循環させることにより、たばこの
煙のユニット外への拡散が防止され、ユニット内の空気
から煙が効率良く除去される。
天井部(2)などの適当箇所に照明器具やスピーカを設け
て、照明や放送を行なえるようにすることができる。ま
た、吹出用ダクト(6)内にヒータを内蔵させ、冬期な
ど、ヒータにより加熱した空気を吹出スリット(34)およ
び吹出口(35)から吹出させることができる。
て、照明や放送を行なえるようにすることができる。ま
た、吹出用ダクト(6)内にヒータを内蔵させ、冬期な
ど、ヒータにより加熱した空気を吹出スリット(34)およ
び吹出口(35)から吹出させることができる。
上記の喫煙ユニットを遠くに運搬するときには、上記の
ように、これを天井部(2)、柱部(1)の上側部分(1a)およ
び下側部分(1b)の3つの部分に分割することができる。
しかしながら、喫煙ユニットは、必ずしも分割できるよ
うにする必要はない。
ように、これを天井部(2)、柱部(1)の上側部分(1a)およ
び下側部分(1b)の3つの部分に分割することができる。
しかしながら、喫煙ユニットは、必ずしも分割できるよ
うにする必要はない。
上記の喫煙ユニットでは、煙センサ(27)が煙を感知した
ときにだけファン(7)を駆動するようになっているの
で、無駄な運転が防止される。しかしながら、煙センサ
のかわりに手動のスイッチなどを設け、スイッチの操作
により、必要なときだけ、または常時、ファン(7)を駆
動するようにすることもできる。
ときにだけファン(7)を駆動するようになっているの
で、無駄な運転が防止される。しかしながら、煙センサ
のかわりに手動のスイッチなどを設け、スイッチの操作
により、必要なときだけ、または常時、ファン(7)を駆
動するようにすることもできる。
上記の喫煙ユニットはキャスタ(10)を備えているので、
任意の場所に移動して使用することができる。しかしな
がら、キャスタなどの移動手段は必ずしも必要ではな
く、喫煙ユニットを半固定式または固定式にすることも
できる。
任意の場所に移動して使用することができる。しかしな
がら、キャスタなどの移動手段は必ずしも必要ではな
く、喫煙ユニットを半固定式または固定式にすることも
できる。
テーブル部(5)の上には、灰皿など、必要なものを置く
ことができる。また、テーブル部(5)があるので、これ
を打合せなどの種々の目的に使用することができる。し
かしながら、テーブル部(5)も、必ずしも必要ではな
い。
ことができる。また、テーブル部(5)があるので、これ
を打合せなどの種々の目的に使用することができる。し
かしながら、テーブル部(5)も、必ずしも必要ではな
い。
また、下部吸込口(12)のダンパ(13)や香り発生器(21)も
必ずしも必要ではなく、天井部(2)の吹出口(35)も角度
の調整ができるものでなくてもよい。
必ずしも必要ではなく、天井部(2)の吹出口(35)も角度
の調整ができるものでなくてもよい。
考案の効果 この考案の喫煙ユニットによれば、上述のように、喫煙
ユニット内の空気をフィルタ装置を通してファンで循環
させることにより、たばこの煙のユニット外への拡散を
防止し、ユニット内の空気から煙を効率良く除去するこ
とができる。そして、空気を循環させるものであるか
ら、給排気など、他の設備を必要とせず、しかも柱部と
天井部とからなる簡単な構造のものであるから、任意の
場所に自由に設置することができる。また、柱部と天井
部とを通して空気を循環させるだけでよいので、必要な
動力が小さくてすみ、コストも安くなる。
ユニット内の空気をフィルタ装置を通してファンで循環
させることにより、たばこの煙のユニット外への拡散を
防止し、ユニット内の空気から煙を効率良く除去するこ
とができる。そして、空気を循環させるものであるか
ら、給排気など、他の設備を必要とせず、しかも柱部と
天井部とからなる簡単な構造のものであるから、任意の
場所に自由に設置することができる。また、柱部と天井
部とを通して空気を循環させるだけでよいので、必要な
動力が小さくてすみ、コストも安くなる。
柱部の高さの中間部にテーブル部が設けられていること
により、テーブル部に灰皿などの物品を置いたり、これ
を打合せなどの種々の目的に使用することができるよう
になる。
により、テーブル部に灰皿などの物品を置いたり、これ
を打合せなどの種々の目的に使用することができるよう
になる。
第1図はこの考案の実施例を示す喫煙装置の垂直断面
図、第2図は第1図II−II線の断面図、第3図は柱部と
天井部の連結部を分解して示す拡大垂直断面図、第4図
は柱部の上側部分と下側部分の連結部を分解して示す拡
大垂直断面図である。 (1)…柱部、(2)…天井部、(3)(4)…吸込用ダクト、(5)
…テーブル部、(6)…吹出用ダクト、(7)…ファン、(8)
…フィルタ装置、(11)…下部吸込口、(26)…上部吸込
口、(34)…吹出スリット、(35)…吹出口。
図、第2図は第1図II−II線の断面図、第3図は柱部と
天井部の連結部を分解して示す拡大垂直断面図、第4図
は柱部の上側部分と下側部分の連結部を分解して示す拡
大垂直断面図である。 (1)…柱部、(2)…天井部、(3)(4)…吸込用ダクト、(5)
…テーブル部、(6)…吹出用ダクト、(7)…ファン、(8)
…フィルタ装置、(11)…下部吸込口、(26)…上部吸込
口、(34)…吹出スリット、(35)…吹出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 7/06 101 Z 6925−3L
Claims (2)
- 【請求項1】吸込用ダクトの内側に吹出用ダクトが配置
された中空状柱部の上端に中空傘状の天井部が設けられ
て、吹出用ダクトの上端と天井部内とが連通させられて
おり、吸込用ダクトの下部に下部吸込口が設けられると
ともに、吸込用ダクトの高さの中間部に上部吸込口が設
けられ、吸込用ダクト内にファンが設けられて、ファン
の吹出側が吹出用ダクトの下端に接続されるとともに、
ファンの吸込側にフィルタ装置が設けられ、天井部の下
面に、ほぼ垂直下方に向かって空気を吹出してエアカー
テンを形成するための複数の吹出スリットと、上部吸込
口に向かって空気を吹出すための複数の吹出口が形成さ
れている喫煙ユニット。 - 【請求項2】柱部の高さの中間部にテーブル部が設けら
れ、テーブル部より上の吸込用ダクトの部分に上部吸込
口が設けられている請求項(1)の喫煙ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7810089U JPH0612811Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 喫煙ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7810089U JPH0612811Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 喫煙ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0319523U JPH0319523U (ja) | 1991-02-26 |
JPH0612811Y2 true JPH0612811Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31621076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7810089U Expired - Lifetime JPH0612811Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 喫煙ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612811Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3827803B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2006-09-27 | 松下エコシステムズ株式会社 | 空気清浄機 |
JP4327271B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2009-09-09 | 九州日立マクセル株式会社 | 空気清浄機 |
JP4678626B2 (ja) * | 2004-02-29 | 2011-04-27 | 株式会社トルネックス | 層気流制御型空気清浄機 |
JP6490016B2 (ja) * | 2016-01-15 | 2019-03-27 | 株式会社ウエックス | 排気フード |
JP2020070594A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 日本エアーテック株式会社 | 喫煙スタンド装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP7810089U patent/JPH0612811Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319523U (ja) | 1991-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |