JPH10284886A - 部品装着方法及び装置 - Google Patents

部品装着方法及び装置

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JPH10284886A
JPH10284886A JP9086837A JP8683797A JPH10284886A JP H10284886 A JPH10284886 A JP H10284886A JP 9086837 A JP9086837 A JP 9086837A JP 8683797 A JP8683797 A JP 8683797A JP H10284886 A JPH10284886 A JP H10284886A
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Yuzo Nishimori
勇蔵 西森
Shigekazu Yoneyama
茂和 米山
Masayuki Seno
眞透 瀬野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産ライン全体の停止を最小限に抑えた生産
性の高い部品装着方法及び部品装着装置を提供する。 【解決手段】 部品装着機1−1,1−2,1−3とこ
れを制御する制御装置110とを備え、部品切れが発生
したときには部品切れの部品以外の部品について装着動
作を行った後、上記部品切れの部品については、部品切
れが発生した部品装着機以外の部品装着機にて装着を行
うことから、装置全体の作業停止を最小限に抑えること
ができ生産性の高い部品装着方法及び装置を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子部品
をプリント基板に装着する電子部品装着方法及び装着装
置に関し、特にプリント基板の生産ライン上に複数の電
子部品装着機を配設して一つのプリント基板に対して上
記電子部品装着機にて電子部品の装着を分担して行うよ
うな、部品の装着方法及び装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子部品装着機には、製品の小型
化のために高密度実装が要請され、かつ製品の製造コス
トを低減するために装着設備のコンパクト化と、高精度
かつ高稼動率の実現とが要請されている。従来、この種
の電子部品装着機における部品供給装置は特公平3−2
21326号公報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について図11を参照しながら説明す
る。図11に示すように、電子部品装着機1は、大きく
分けて、部品供給部2と部品装着部3とを備える。部品
供給部2は、多数の電子部品を収容した複数のパーツカ
セット12が並列して設置されかつそのパーツカセット
12の並列方向に各々独自に移動可能な、第1供給テー
ブル13及び第2供給テーブル14を備え、これら供給
テーブル13,14により所定の部品供給位置11へ装
着する部品を供給する。部品装着部3は、大きく分け
て、ロータリヘッド16と、X−Yテーブル17とを備
える。ロータリヘッド16は、該ロータリヘッド16に
備わるノズルにより、上記部品供給位置11にて電子部
品26を保持し装着位置15まで移送する。X−Yテー
ブル17は、プリント基板18を載置し、プリント基板
18上の部品装着位置が上記装着位置15に一致するよ
うに、プリント基板18をX,Y方向に移動する。この
ような構成により、部品供給部2により部品供給位置1
1に供給された部品は、ロータリヘッド16のノズルに
て吸着され、X−Yテーブル17にて位置決めされたプ
リント基板18上に装着される。又、第1供給テーブル
13と第2供給テーブル14とに同一部品を収容してお
くことで、例えば第1供給テーブル13における任意の
パーツカセット12に部品切れが生じた場合、第2供給
テーブル14を移動することで上記部品切れが生じた部
品と同一部品を収容した、第2供給テーブル14のパー
ツカセット12を部品供給位置11に配置して部品供給
を行っている。したがって電子部品装着機1は、第1供
給テーブル13への部品補充が完了するまでの間も部品
供給を継続できることから、効率的な生産を行うことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成を採った場合でも、第1供給テーブル13及
び第2供給テーブル14の両方にて部品切れが発生した
ときには、当該電子部品実装機1の動作が停止し、これ
によってプリント基板18の生産ライン全体が停止して
しまうという問題がある。本発明はこのような問題点を
解決するためになされたもので、生産ライン全体の停止
を最小限に抑えた生産性の高い部品装着方法及び部品装
着装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の部品
装着方法は、部品を被装着体に装着する部品装着機を複
数配設し、それぞれの上記部品装着機にて上記被装着体
へそれぞれの部品を装着する部品装着方法において、い
ずれかの上記部品装着機において上記被装着体への装着
不可状態が発生したときには、上記装着不可状態が発生
した部品装着機では上記装着不可状態に係る部品以外の
部品について上記被装着体への装着を行った後、上記装
着不可状態が発生した部品装着機以外の部品装着機にて
上記装着不可状態に係る部品の上記被装着体への装着を
行う、ことを特徴とする。
【0005】本発明の第2態様の部品装着装置は、部品
を被装着体に装着する複数の部品装着機と、制御装置と
を備えた部品装着装置において、上記制御装置は、いず
れかの上記部品装着機において上記被装着体への装着不
可状態が発生したときには、上記装着不可状態が発生し
た部品装着機に対して上記装着不可状態に係る部品以外
の部品について上記被装着体への装着を行わせ、上記装
着不可状態が発生した部品装着機以外の部品装着機に対
して上記装着不可状態に係る部品の上記被装着体への装
着を行わせる、ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である部品装
着方法、及び部品装着装置について、図を参照しながら
以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分につい
ては同じ符号を付している。又、上記部品装着方法は、
上記部品装着装置にて実行されるものである。又、本実
施形態では、部品の一実施形態として電子部品26を例
に採り、被装着体の一実施形態としてプリント基板を例
に採り、したがって部品装着機の一実施形態として電子
部品装着機1−1,1−2,1−3を例に採るが、これ
らに限定されるものではなく、複数の部品を複数の装着
機にて被装着体に装着していくことで製品を完成させる
ような部品装着装置に本実施形態の部品装着方法は適用
することができる。又、装着不可状態とは、被装着体に
装着すべき部品が何らかの原因で上記被装着体に装着で
きなかった状態を意味し、装着不可状態の一態様として
は下記の実施形態にて示すように、部品供給部2におけ
る部品切れが相当する。その他、例えば、部品供給部2
や、ロータリヘッド16に備わるノズル等の不具合によ
りプリント基板18へ電子部品が装着できない場合等が
相当する。本実施形態の部品装着方法は、このような装
着不可状態に対して適用可能である。
【0007】図1には、従来の電子部品装着機1を3
台、生産ライン25上に配設し、かつそれぞれの電子部
品装着機1,1,1を制御装置110にて動作制御する
ように構成した電子部品装着装置101を示している。
尚、個々の電子部品装着機1の構成については上述した
構成に同じであることからその説明は省略する。電子部
品装着装置101では、図内右側の上流側から図内左側
の下流側へ矢印にて示すI方向に沿ってプリント基板1
8が搬送され、この搬送経路に配設されるそれぞれの電
子部品装着機(説明上、上記上流側から上記下流側へ1
−1,1−2,1−3と付番する)によってプリント基
板18に対して電子部品26が順次装着されていく。本
実施形態では、電子部品装着機1−1,1−2,1−3
には、装着する電子部品26がそれぞれ割り振られてお
り、したがって各電子部品装着機1−1,1−2,1−
3は、互いに重複することのない各々の装着担当分の電
子部品26を有するとともに、少なくとも1種類の電子
部品26については自らよりも下流側に配設される電子
部品装着機に重複して備えられている。例えば、電子部
品装着機1−1に備わる電子部品26の内、少なくとも
1種類の電子部品26については、電子部品装着機1−
2又は1−3にも備えられており、電子部品装着機1−
2に備わる電子部品26の内、少なくとも1種類の電子
部品26については、電子部品装着機1−3にも備えら
れている。上記重複して備えるべき電子部品26の一例
としては、非常に装着頻度の高い電子部品26が相当す
る。尚、本実施形態のように、電子部品装着機1−1,
1−2,1−3に対して装着する電子部品26をそれぞ
れ割り振る必要性は必ずしもない。又、電子部品装着機
1−1,1−2,1−3のすべてに同じ電子部品26を
備えてもよい。又、図示するように電子部品装着機1−
1,1−2,1−3には、それぞれ第1供給テーブル1
3及び第2供給テーブル14を備え、第1供給テーブル
13及び第2供給テーブル14には、従来と同様に、そ
れぞれが異なる種類の電子部品26を有するパーツカセ
ット12を設けてもよいし、両者にて同種類の電子部品
26を有するパーツカセット12を設けてもよいし、一
部の種類の電子部品26について両者で共有するように
してもよい。又、供給テーブルの個数は、本実施形態の
2つに限定されるものではなく、例えば一つでもよい。
【0008】制御装置110には、各電子部品装着機1
−1,1−2,1−3が備えている電子部品26の種類
の情報、それらの各種の電子部品毎に各電子部品がプリ
ント基板18上に装着される装着位置の情報、並びに部
品切れが生じたときには部品切れ情報と部品切れとなっ
た不足部品の種類の情報、及び上記不足部品がプリント
基板18上に装着される装着位置の情報が、各電子部品
装着機1−1,1−2,1−3のそれぞれの制御部11
1−1,111−2,111−3から供給される。この
ような制御装置110は、検索手段112、回答指示手
段113、及び追加装着指示手段114を備える。検索
手段112は、上記部品切れ情報及び上記不足部品種類
情報に基づき、部品切れが発生した電子部品実装機1よ
り下流側に配設される電子部品実装機1に上記不足部品
と同種類の電子部品26を備えているか否かを検索す
る。回答指示手段113は、検索手段112の検索結果
を部品切れを発生した電子部品実装機1へ回答する。上
記検索の結果、部品切れを発生した電子部品実装機1よ
りも下流側に配設される電子部品実装機1が上記不足部
品を有する場合には、追加装着指示手段114は、その
不足部品を有する電子部品実装機1にプリント基板18
が搬送されてきたときに、上記不足部品を有する電子部
品実装機1に対して上記不足部品に対応する部品を追加
装着する指示を出す。このように制御装置110の制御
により、プリント基板18が生産ライン25上を搬送さ
れていく間に各電子部品装着機1−1,1−2,1−3
により順次電子部品26がプリント基板18に装着され
ていく。又、この装着動作中、各電子部品装着機1−
1,1−2,1−3における部品供給部2の部品切れ状
況が制御装置110にて管理されている。
【0009】又、本実施形態では1台の制御装置110
にて3台の電子部品装着機1−1,1−2,1−3を制
御するが、これに限定されるものではなく、例えば図3
に示す電子部品装着装置102のように、各電子部品装
着機1−1,1−2,1−3が有する制御部111−
1,111−2,111−3を相互に接続してこれらの
制御部111−1,111−2,111−3にて制御装
置110と同様の制御を行わしてもよい。
【0010】このように構成される電子部品装着装置1
01の動作、即ち部品装着方法について図2を参照して
以下に説明する。尚、電子部品実装機1の部品供給部2
及び部品装着部3における動作は上述の従来の場合と変
わらないことからその説明は省略する。生産ライン25
に沿ってプリント基板18が搬送されてきたとき、それ
ぞれの電子部品実装機1は、ステップ(図内では「S」
にて示す)1において、制御装置110からの上記追加
装着の指示の有無を確認する。上記追加装着の指示を有
している場合には、ステップ2にて上記追加指示におけ
る不足部品をプリント基板18の上記不足部品が装着さ
れるべき箇所に装着するリカバリー装着を行う。尚、該
リカバリー装着とは、少なくとも上述の上記追加指示に
おける不足部品をプリント基板18の上記不足部品が装
着されるべき箇所に装着することを意味する。しかしな
がら、実際には、上記不足部品の装着を実行している内
に当該不足部品の部品切れが発生することも考えられる
ことから、上記リカバリー装着には、図7に示すよう
に、後述のステップ4,6,7,8の動作が含まれる。
該リカバリー装着後、ステップ3に移行して、当該電子
部品実装機1に割り当てられている電子部品26のプリ
ント基板18への装着が行われる。尚、ステップ1にて
上記追加装着の指示が無い場合には直ちにステップ3に
移行する。又、本実施形態では、生産効率向上のため、
部品切れが発生した電子部品実装機1の下流側に配設さ
れる電子部品実装機1にて上記リカバリー装着を行うよ
うにしているので、上記ステップ1及びステップ2の動
作は、最も上流側に配設される電子部品実装機1、即ち
本実施形態では電子部品実装機1−1では、制御装置1
10からの情報の供給はなされるが、実際には実行され
ることはない。但し、被装着体の搬送方向を問わずに上
記リカバリー装着を行うように制御される部品装着装置
においては、もちろん、最上流側に配設される部品装着
機においても上記リカバリー装着が実行されることにな
る。
【0011】ステップ3における装着動作において、部
品切れの有無が常にステップ4にて検出される。尚、部
品切れの検出方法としては、従来からの公知の方法を適
用することができる。例えば、ロータリヘッド16に備
わるノズルに部品が保持されていないことを検出した
り、予め制御部111に各種の電子部品26毎の搭載個
数を入力しておき制御部111にてその使用個数をチェ
ックする等がある。部品切れが発生しない場合には、ス
テップ5にて、当該電子部品実装機1に割り当てられた
分の電子部品26の装着が完了したか否かが判断され、
完了した場合にはプリント基板18は、下流側に配設さ
れる次の電子部品実装機1へ搬送される。一方、装着が
完了していないときには、上記ステップ3へ戻り、上述
の動作が繰り返えされる。
【0012】一方、ステップ4にて部品切れが発生した
場合には、ステップ6にて、制御装置110は上記不足
部品の種類情報に基づき、部品切れが発生した電子部品
実装機1よりも下流側に配設される電子部品実装機1に
上記不足部品と同じ部品が有るか否かを判断する。上記
不足部品と同じ部品が有ると判断したときには、ステッ
プ9にて制御装置110は上記不足部品と同じ部品を有
する電子部品実装機1に対して追加装着の指示を送出す
る。そしてステップ10へ移行して、当該電子部品実装
機1に割り当てられている電子部品26の内、上記不足
部品以外の電子部品26についてプリント基板18への
装着が完了したか否かが判断される。完了していない場
合には、再度ステップ3へ戻り、完了した場合には、プ
リント基板18を下流側に配設される次の電子部品実装
機1へ搬送する。
【0013】一方、ステップ6にて上記不足部品と同じ
部品は無いと判断したときには、部品切れを発生した電
子部品実装機1において上記不足部品の補給が行われ、
ステップ7にてその補給が完了したか否かが判断され
る。補給完了後、部品切れを発生しその部品が補給され
た電子部品実装機1において、ステップ8にて、補給さ
れた電子部品26がプリント基板18へ装着され、上述
のステップ5へ移行する。
【0014】尚、最も下流側に配設された電子部品実装
機1−3においては、これより下流側に電子部品実装機
は配設されていないことより、上述のステップ6、ステ
ップ9、ステップ10は、実際には実行されない。
【0015】上述の部品装着方法によれば、電子部品実
装機1における部品供給部2のパーツカセット12の搭
載数を増やすこと無く、部品切れによる生産ライン全体
の停止を防止することができ、生産ラインの稼動率を高
めることができる。又、パーツカセット12や、ロータ
リヘッド16に備わる電子部品26を保持するノズル等
のトラブルにて、電子部品26が装着不可となった場合
においても、上述した部品装着方法を行うことができ、
それにより、さらに生産ラインの稼動率を高めることが
できる。
【0016】又、上述の実施形態では部品切れが発生し
た場合、いずれかの部品装着機、例えば上述のように部
品切れを発生した部品装着機の下流側に配設される部品
装着機にて上記リカバリー装着を行うようにしたが、こ
れに限定されるものではない。例えば、最も下流側に配
設される部品装着機に、これより上流側に配設されるす
べての部品装着機に備わるすべての部品を備えておき、
上記最も下流側に配設される部品装着機をリカバリー専
用機としてもよい。即ち、上述の電子部品装着装置10
1の場合、電子部品装着機1−3を上記リカバリー専用
機とすることができる。このようにリカバリー専用機を
設けることで、例えば電子部品装着装置101において
は、電子部品装着装置101の制御を単純化できる。
又、それぞれの電子部品装着機1の部品供給部2におい
ても、供給テーブルを2分割する必要が少なく、単一の
供給テーブルとすることにより、上記I方向に沿った電
子部品装着機1の長さを短縮化することが可能になる。
【0017】又、上述の実施形態では、ステップ6に
て、下流側に配設される装着機に上記不足部品と同一部
品が有るか否かを判断し、無い場合にはステップ7へ移
行するようにしたが、図5に示すように、ステップ6と
ステップ7との間にステップ15を設けてもよい。即
ち、ステップ15では、制御装置110は、下流側の装
着機に上記同一部品が無い場合には、上流側に配設され
る装着機に上記同一部品が有るか否かを判断し、有る場
合にはステップ16へ移行して、その上流側の装着機へ
上記追加装着指示を送出する。そしてステップ16から
上述したステップ10へ移行する。一方、ステップ15
にて、上流側の装着機にも上記同一部品が無いと判断さ
れたときには、上述のステップ7へ移行する。尚、ステ
ップ15,16を設けた動作を行う場合には、図6に示
すように、生産ライン25に沿って少なくとも3台の電
子部品装着機1−1,1−2,1−3を設けることにな
り、さらに、下流側の電子部品装着機から上流側の電子
部品装着機へプリント基板18を搬送する搬送手段14
0を設ける必要がある。
【0018】尚、上述の実施形態では、生産ライン25
に沿って同一種類の電子部品装着機1−1,1−2,1
−3を配設したが、これに限定されるものではなく、異
種類の電子部品装着機を配設してももちろんよい。又、
各電子部品装着機における部品供給部2においても、本
実施形態のようにすべてをパーツカセット12とするこ
となく、他の部品供給装置を使用してもよい。
【0019】又、上述の実施形態では、生産ライン25
に沿って3台の電子部品装着機1−1,1−2,1−3
を配設したが、これに限定されるものではない。即ち、
図8に示すように被装着体に部品を装着する部品装着機
は、少なくとも2台存在すればよく、これら2台の部品
装着機131,132間で相互に上述のリカバリー装着
を行えばよい。尚、部品装着機131,132間におけ
る上記相互のリカバリー装着は、上述の制御装置110
に対応する制御装置133にて図9に示すフローチャー
トに基づき実行される。尚、図9に示すフローチャート
において、上述の実施形態との整合性のため、装着不可
状態として部品切れを例にとる。又、図9に示すフロー
チャートと図2に示すフローチャートとの相違点は、ス
テップ40,60,90であり、図9に示すフローチャ
ートにおけるステップ40,60,90の各動作は、図
2に示すフローチャートのステップ4,6,9の各動作
にそれぞれ対応する。このようなステップ40,60,
90における各動作とステップ4,6,9の各動作との
相違は、図9に示す動作において、部品装着機を2台の
み設けた点、及びこれら2台の部品装着機にて相互に上
記リカバリー装着を行う点に起因するものであるので、
ステップ40,60,90における各動作はステップ
4,6,9の各動作に実質的に同一である。したがっ
て、図9のフローチャートの説明は省略する。
【0020】又、上述の説明では一つの生産ライン25
を設けた場合を想定しているが、本実施形態はこれに限
定されるものではなく、図10に示すように、複数の生
産ライン25−1,25−2に備わる部品装着機間にお
いても上記リカバリー装着動作を行うこともできる。即
ち、生産ライン25−1には、部品の搬送方向Iに沿っ
て例えば部品装着機151,152,153を備えた複
数の部品装着機が設けられ、又、生産ライン25−2に
は、部品の搬送方向Iに沿って例えば部品装着機16
1,162,163を備えた複数の部品装着機が設けら
れている。又、部品装着機151,152,153,1
61,162,163、及び後述の部品搬送手段171
は制御装置180にて動作制御される。このような構成
において、例えば部品装着機152にて上記装着不可状
態が発生し、部品装着機151,153では上記リカバ
リー装着を行うことができないが、部品装着機161,
162,163のいずれかにおいて上記リカバリー装着
が行えると制御装置180が判断したときには、部品搬
送手段171は、制御装置180の制御に従い、部品装
着機152から被装着体を受け取り上記リカバリー装着
が可能な部品装着機161,162,163のいずれか
に受け渡す。よって、部品装着機161,162,16
3のいずれかにおいてリカバリー装着が行われる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1態様
の部品装着方法、及び第2態様の部品装着装置によれ
ば、部品装着機とこれを制御する制御装置とを備え、装
着不可状態が発生したときには該装着不可状態に係る部
品以外の部品について装着動作を行った後、上記装着不
可状態に係る部品については、当該装着不可状態が発生
した部品装着機以外の部品装着機にて装着を行うことか
ら、装置全体の作業停止を最小限に抑えることができ生
産性の高い部品装着方法及び装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の部品装着装置における
構成を示す図である。
【図2】 図1に示す部品装着装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】 図1に示す部品装着装置の他の実施形態の構
成を示す図である。
【図4】 図1に示す制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 図1に示す部品装着装置の他の実施形態にお
ける動作を示すフローチャートである。
【図6】 図1に示す部品装着装置の別の実施形態の構
成を示す図である。
【図7】 図2に示すリカバリー装着の具体的動作を示
すフローチャートである。
【図8】 本発明の他の実施形態の部品装着装置におけ
る構成を示す図である。
【図9】 図8に示す部品装着装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】 本発明のさらに他の実施形態の部品装着装
置における構成を示す図である。
【図11】 従来の部品装着装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
2…部品供給部、3…部品装着部、25,25−1,2
5−2…生産ライン、26…電子部品、101,102
…電子部品装着装置、110…制御装置、111−1,
111−2,111−3…制御部、131,132…部
品装着機。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を被装着体に装着する部品装着機
    (1−1,1−2、131,132)を複数配設し、そ
    れぞれの上記部品装着機にて上記被装着体へそれぞれの
    部品を装着する部品装着方法において、 いずれかの上記部品装着機において上記被装着体への装
    着不可状態が発生したときには、上記装着不可状態が発
    生した部品装着機では上記装着不可状態に係る部品以外
    の部品について上記被装着体への装着を行った後、 上記装着不可状態が発生した部品装着機以外の部品装着
    機にて上記装着不可状態に係る部品の上記被装着体への
    装着を行う、ことを特徴とする部品装着方法。
  2. 【請求項2】 上記複数の部品装着機は、複数のそれぞ
    れの生産ライン(25−1,25−2)に沿ってそれぞ
    れ配設され、上記装着不可状態が発生したときには、各
    生産ライン相互間で上記装着不可状態に係る部品の上記
    被装着体への装着が行われる、請求項1記載の部品装着
    方法。
  3. 【請求項3】 上記複数の部品装着機は、一つの生産ラ
    インの上流側から下流側へ配設され、上記装着不可状態
    に係る部品の上記被装着体への装着は、上記装着不可状
    態が発生した部品装着機よりも下流側に配設された部品
    装着機にて行われる、請求項1記載の部品装着方法。
  4. 【請求項4】 上記装着不可状態が発生したときには、
    上記装着不可状態が発生した部品装着機に対して上記装
    着不可状態に係る部品以外の部品について上記被装着体
    への装着を行わせ、一方、上記装着不可状態が発生した
    部品装着機よりも下流側に配設された部品装着機内に上
    記装着不可状態に係る部品と同じ部品を有する部品装着
    機が有るか否かを判断し、 上記装着不可状態に係る部品と同じ部品を有する部品装
    着機が有るときには、上記装着不可状態に係る部品と同
    じ部品を有する部品装着機にて上記装着不可状態に係る
    部品の装着を行う、請求項3記載の部品装着方法。
  5. 【請求項5】 上記装着不可状態に係る部品と同じ部品
    を有する部品装着機にて上記装着不可状態に係る部品の
    装着を行うとともに、さらに上記装着不可状態に係る部
    品以外の部品の装着を行う、請求項4記載の部品装着方
    法。
  6. 【請求項6】 上記部品装着機が3台以上配設される場
    合、上記装着不可状態が発生した部品装着機よりも下流
    側に配設された部品装着機内に上記装着不可状態に係る
    部品と同じ部品を有する部品装着機が無いと判断された
    ときには、上記装着不可状態が発生した部品装着機より
    も上流側に配設された部品装着機内に上記装着不可状態
    に係る部品と同じ部品を有する部品装着機が有るか否か
    を判断し、 上記装着不可状態に係る部品と同じ部品を有する部品装
    着機が有るときには、上記装着不可状態に係る部品と同
    じ部品を有する部品装着機にて上記装着不可状態に係る
    部品の装着を行う、請求項4記載の部品装着方法。
  7. 【請求項7】 上記装着不可状態に係る部品の装着を行
    う部品実装機は、上記複数配設された部品実装機に備わ
    るすべての種類の部品を備えたリカバリー専用機(1−
    3)である、請求項1,3,4,5のいずれかに記載の
    部品装着方法。
  8. 【請求項8】 上記部品は電子部品(26)であり、上
    記被装着体はプリント基板(18)である、請求項1な
    いし7のいずれかに記載の部品装着方法。
  9. 【請求項9】 部品を被装着体に装着する複数の部品装
    着機(1−1,1−2)と、制御装置(110)とを備
    えた部品装着装置において、 上記制御装置は、 いずれかの上記部品装着機において上記被装着体への装
    着不可状態が発生したときには、上記装着不可状態が発
    生した部品装着機に対して上記装着不可状態に係る部品
    以外の部品について上記被装着体への装着を行わせ、 上記装着不可状態が発生した部品装着機以外の部品装着
    機に対して上記装着不可状態に係る部品の上記被装着体
    への装着を行わせる、ことを特徴とする部品装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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