JPH10282545A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH10282545A
JPH10282545A JP8292697A JP8292697A JPH10282545A JP H10282545 A JPH10282545 A JP H10282545A JP 8292697 A JP8292697 A JP 8292697A JP 8292697 A JP8292697 A JP 8292697A JP H10282545 A JPH10282545 A JP H10282545A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
camera
lens
lens barrel
photographing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8292697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kume
英明 久米
Takaaki Kami
高明 上
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/050,339 priority patent/US6132110A/en
Publication of JPH10282545A publication Critical patent/JPH10282545A/ja
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラが撮影状態にありレンズカバーが開状態
となったときにも操作性を損なうことなく良好な操作性
を確保すると共に、レンズカバーが破損し難い構成とし
たカメラを提供する。 【解決手段】非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰り出し位
置とに移動可能な撮影レンズ筒7を有する撮影レンズ鏡
筒2と、撮影レンズ7aの光軸に対して略垂直な面に平
行に設けられた支持軸10を中心に回動して、少なくと
も撮影レンズ鏡筒2の前面を覆う閉位置と、撮影レンズ
鏡筒2の前面を露呈する開位置とに移動するレンズカバ
ー5とを具備し、レンズカバー5が開位置にある際にレ
ンズカバー5をさらに開く方向に外力が加わった場合に
は、支持軸10からレンズカバー5が外れるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラ、詳しく
は撮影レンズの前面を開閉自在に覆い保護するレンズカ
バーを有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真撮影を行なうカメラにお
いて、撮影レンズ鏡筒の前面を開閉自在に覆うことによ
って、撮影レンズの前面を保護するレンズバリアとも呼
ばれるレンズカバーを有するものが種々提案され、また
一般的に実用化されている。
【0003】例えば実開昭63−26832号公報に記
載のカメラは、カメラ本体に対して収納及び繰り出し自
在に設けられた撮影レンズ鏡筒内に、上下方向に二分割
したレンズカバーを配設し、撮影レンズ鏡筒の収納及び
繰り出し動作に応じてレンズカバーを開閉させるように
したものである。
【0004】また実開昭57−116933号公報に記
載のカメラは、カメラ本体に対して収納及び繰り出し自
在に設けられた撮影レンズ鏡筒の収納時に、撮影レンズ
鏡筒の前面を平坦状に閉成するレンズカバーを有してい
る。このレンズカバーは、撮影レンズ鏡筒が沈胴位置か
ら撮影位置に移動する時には、カメラ本体の下端側を軸
中心として回動し、撮影レンズの前面から退避するよう
に構成されている。
【0005】そして実公昭61−31308号公報に
は、撮影レンズ鏡筒をカメラ本体に対して収納及び繰り
出し自在に設け、この撮影レンズ鏡筒の収納時に撮影レ
ンズ鏡筒の前面を平坦状に閉成する観音開き式のレンズ
カバーを、撮影レンズ鏡筒とは別体にカメラ本体側に取
り付けたカメラが記載されている。
【0006】さらに実開平3−47536号公報に記載
されている沈胴式撮影レンズ鏡筒を有するカメラは、撮
影レンズ鏡筒前部近傍に円形部材を略中央で二分割して
形成したレンズカバーを閉じ方向にばね付勢して上下方
向に回動自在に配設したものである。このレンズカバー
は、撮影レンズ鏡筒の沈胴位置から撮影位置への移動時
には、ばねの付勢力に抗して撮影レンズ鏡筒によって押
圧され、上下方向に二分割されて撮影レンズ前面を露呈
させ、また撮影レンズ鏡筒の撮影位置から沈胴位置への
移動時には、ばねの付勢力によって撮影レンズ前面を閉
鎖するように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開昭
63−26832号公報、実開昭57−116933号
公報、実公昭61−31308号公報、実開平3−47
536号公報等に開示されている手段は、カメラが撮影
時の状態にあるときに、レンズカバーがカメラ本体から
突出した状態となるので、写真撮影を行なう際の操作性
が損なわれてしまうという問題がある。
【0008】またカメラの携帯中や使用中等にカメラ本
体からレンズカバーが突出していると、このレンズカバ
ーを他の物にぶつけたり、誤ってレンズカバーのみでカ
メラを保持しようとして、レンズカバーとカメラとの結
合部が破損し易いという問題点があった。そこで、レン
ズカバーとカメラとの間の結合部に充分な強度を与えて
破損し難くすることも考えられるが、この場合には結合
部を構成する部材が大きくなってしまい実用的ではな
い。
【0009】さらに上記実開平3−47536号公報等
に記載されているように、非撮影時の状態と撮影時の状
態とで撮影レンズ鏡筒を移動させるようにした沈胴式カ
メラにおいて、撮影レンズ鏡筒内にレンズカバーを収納
させるような構成とした場合には、撮影レンズ鏡筒の外
径が大きくなってしまい、操作性が悪化してしまうとい
う問題もある。
【0010】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、カメラが撮影時の
状態にありレンズカバーが開状態となったときにもカメ
ラの操作性を損なうことのないカメラを提供するにあ
る。
【0011】またレンズカバーを開状態としてカメラを
携帯・使用する際に、レンズカバーを他の物にぶつけた
り、誤ってレンズカバーのみでカメラを保持しようとし
た場合等にも、レンズカバー及びカメラ本体の破損を防
止することのできるレンズカバーを有するカメラを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明によるカメラは、非撮影時の沈胴位置と
撮影時の繰り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有
する撮影レンズ鏡筒と、撮影レンズ光軸に対して略垂直
な面に平行に設けられた支持軸を中心に回動して少なく
とも上記撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位置と上記撮影
レンズ鏡筒の前面を露呈する開位置とに移動するレンズ
カバーとを具備しており、上記レンズカバーが開位置に
ある際に、このレンズカバーをさらに開く方向に外力が
加わった場合には、上記支持軸から上記レンズカバーが
外れるように構成したことを特徴とする。
【0013】また第2の発明によるカメラは、上記第1
の発明によるカメラにおいて、上記支持軸は先端部がテ
ーパー面で形成され、互いに離間する方向に付勢された
二つの軸部材から構成されていることを特徴とする。
【0014】したがって、第1、第2の発明によるカメ
ラは、撮影レンズ鏡筒の撮影レンズ筒が非撮影時の沈胴
位置と撮影時の繰り出し位置とに移動し、レンズカバー
が撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行に設けられ
た支持軸を中心に回動して、少なくとも上記撮影レンズ
鏡筒の前面を覆う閉位置と、上記撮影レンズ鏡筒の前面
を露呈する開位置とに移動する。そしてレンズカバーが
開位置にあるときに、このレンズカバーをさらに開く方
向に外力が加わった場合には、上記支持軸から上記レン
ズカバーが外れる。
【0015】そして、第3の発明によるカメラは、非撮
影時の沈胴位置と撮影時の繰り出し位置とに移動可能な
撮影レンズ筒を有する撮影レンズ鏡筒と、撮影レンズ光
軸に対して略垂直な面に平行に設けられた支持軸を中心
に回動して少なくとも上記撮影レンズ鏡筒の前面を覆う
閉位置と上記撮影レンズ鏡筒の前面を露呈する開位置と
に移動するレンズカバーとを具備しており、上記支持軸
は先端部がテーパー面で形成されていて、互いに離間す
るように付勢されている二つの軸部材からなり、軸方向
に移動可能に設けられていることを特徴とする。
【0016】したがって、第3の発明によるカメラは、
撮影レンズ鏡筒の撮影レンズ筒が非撮影時の沈胴位置と
撮影時の繰り出し位置とに移動し、レンズカバーが撮影
レンズ光軸に対して略垂直な面に平行に設けられた支持
軸を中心に回動して、少なくとも上記撮影レンズ鏡筒の
前面を覆う閉位置と、上記撮影レンズ鏡筒の前面を露呈
する開位置とに移動する。そして先端部がテーパー面で
形成されていて、互いに離間するように付勢されている
二つの軸部材からなる上記支持軸が軸方向に移動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。
【0018】図1、図2は、本発明の一実施形態のカメ
ラの構成を示す概略斜視図であって、図1はカメラの非
撮影時の状態を、図2はカメラの撮影時の状態をそれぞ
れ示している。
【0019】この一実施形態のカメラには、カメラ本体
1の前面略中央部に撮影レンズ鏡筒2が配設されてい
る。この撮影レンズ鏡筒2内には、撮影レンズ7aを保
持する撮影レンズ筒7が突没自在に配設されている。
【0020】上記撮影レンズ筒7は、カメラが非撮影状
態にある時には撮影レンズ鏡筒2内に収納された沈胴位
置(図1参照)に、またカメラが撮影状態にある時には
撮影レンズ鏡筒2の前面側に突出した繰り出し位置(図
2参照)とに移動可能となっている。
【0021】さらに、上記撮影レンズ筒7は、変倍動作
(ズーミング)や焦点調節動作(フォーカシング)等に
よって撮影レンズ7aの光軸方向に移動するようになっ
ている。
【0022】また、上記撮影レンズ鏡筒2の外周面下側
にはカバー取付台6が取り付けられており、このカバー
取付台6には摺動部材9(図3参照)を介してレンズカ
バー5が回動自在に軸支されている。
【0023】上記レンズカバー5は、カメラの非撮影時
に撮影レンズ鏡筒2の撮影レンズ筒7の前面を覆う閉位
置(図1参照)と、上記撮影レンズ鏡筒2の前面を露呈
する開位置とに回動することで、撮影レンズ鏡筒2内の
撮影レンズ7aの前面を保護するものである。
【0024】上記レンズカバー5は、上記カバー取付台
6に支持された摺動部材9(図3参照)との結合部を有
するカバー保持部5eと、上記カバー取付台6への取付
部を有し、カバー取付台6とレンズカバー5の両者を接
続するカバーゴム8と、上記カバー保持部5eと一体に
形成され、上記カバーゴム8の前面側を保護する保護部
材15等によって構成されている。なお、上記レンズカ
バー5の詳細な構成、及び上記レンズカバー5とカバー
取付台6との間の結合部の詳細については後述する。
【0025】一方、カメラ本体1の上面部には主電源ス
イッチ4、シャッターレリーズボタン3等の各種操作部
材が配設されている。
【0026】また上記カメラ本体1内にはシャッタ、絞
り、フイルム巻上装置等が配設されているが、これらの
内部機構の構成については本発明に直接関係しないの
で、その説明及び図示は省略する。
【0027】図3は、上記撮影レンズ鏡筒からレンズカ
バー5を取り外した状態を示す要部分解斜視図であり、
図4は、上記レンズカバー5とカバー取付台6とを結合
する結合部材のみを取り出して示す要部拡大斜視図であ
る。また図5は、上記レンズカバー5とカバー取付台6
の結合部を拡大して示す要部断面図である。そして図6
は、上記レンズカバー5の拡大縦断面図である。なお図
7は、図6中の一点鎖線A1−A2−A3−A4に沿う
断面図である。
【0028】図3に示すようにカバー取付台6の前面部
には、レンズカバー5を回動自在に軸支して、このレン
ズカバー5とカバー取付台6とを結合させる結合部材で
ある摺動部材9が、後述する摺動機構によって光軸方向
に摺動可能に取り付けられている。
【0029】上記摺動部材9の前半部は平面形状が凸状
をなす突出部9aが形成されており、この突出部9a内
には、撮影レンズ7aの光軸と略垂直な面に平行となる
方向に可動支軸10Aが配設されている。この可動支軸
10Aは、図5に示すように、伸張性のばね14を挟ん
で二つの軸部材である支持軸10が突出部9aの端面か
ら突没自在になるように構成したものである。
【0030】この二つの支持軸10は、先端部がテーパ
ー面で形成されており、上記ばね14の付勢力によって
互いに離間する方向に常に付勢されている。
【0031】また、図3に示す上記摺動部材9の突出部
9aの基部の肩部9b内には、後述するクリックストッ
プ機構を形成する弾性部材である圧縮ばね16(図1
1、図12参照)と、この圧縮ばね16によって付勢さ
れるクリック用突片11が撮影レンズ7aの光軸方向に
摺動自在に収納されている。
【0032】一方、図3、図7に示すように、レンズカ
バー5を構成するカバー保持部5eは略円形状に形成さ
れており、その外周面上の一部に下方に向けて突出部5
fが設けられている。この突出部5fの略中央には上記
摺動部材9のの突出部9aの横幅と略同幅の切欠部5g
が設けられていて、この切欠部5gの内側の両側壁に
は、上記支持軸10が嵌合する軸受穴部5aが穿設され
ている。この軸受穴部5aの嵌合面は、支持軸10のテ
ーパー面と同様のテーパー面によって形成されている。
【0033】そして、上記軸受穴部5aに上記支持軸1
0が嵌合することによって、レンズカバー5は摺動部材
9を介してカバー取付台6に結合され、支持軸10を中
心として回動自在となる。
【0034】また、上述したように軸受穴部5aと支持
軸10の嵌合面は共にテーパー状に形成されていること
により、例えばレンズカバー5を開く方向に強い外力が
加えられた場合には、支持軸10がばね14の付勢力に
抗して突出部9a内に入り込み、レンズカバー5と摺動
部材9との結合が外れるようになっている。
【0035】そして、図3に示すように上記突出部5f
の下部内面には、レンズカバー5が閉位置にあるときに
上記摺動部材9側のクリック用突片11に係止されるク
リック溝5bが設けられている。また図3では図示され
ていないが、レンズカバー5が開位置にあるときに上記
摺動部材9側のクリック用突片11と係止するクリック
溝5bb(図11、図12参照)が突出部5fの下面に
設けられている。
【0036】したがってレンズカバー5が閉位置に移動
した時には、摺動部材9側のクリック用突片11がクリ
ック溝5bに、またレンズカバー5が開位置に移動した
時には、クリック用突片11がクリック溝5bbに、そ
れぞれ係止するようになっており、これによりレンズカ
バー5が閉位置または開位置で安定に保持するクリック
ストップ機構を形成している。
【0037】他方、図4に示すように上記摺動部材9の
後半部の左右に突出した両側縁部9cには、撮影レンズ
7aの光軸方向と平行な貫通孔がそれぞれ設けられてお
り、この各貫通孔には支軸12がそれぞれ貫通して配設
されている。
【0038】上記両側縁部9cはカバー取付台6内に配
設されていて、支軸12の両端部がカバー取付台6内に
固定されている。そして、上記支軸12の前端側には伸
張性のコイルばね13が巻回されていて、これにより上
記摺動部材9は常に上記カバー取付台6の後端側(カメ
ラ本体1側)に向けて付勢されている。
【0039】次に、上記レンズカバー5の構成を図6、
図7によって説明する。
【0040】上述したように上記レンズカバー5は、カ
バー保持部5e、保護部材15、カバーゴム8等によっ
て構成されている。
【0041】上記カバー保持部5eの上縁部には溝5d
が設けられていて、この溝5d内に接着剤等を注入した
状態で、カバーゴム8側の外周縁側に設けられた凸部8
aが押し込まれている。これによりレンズカバー5のカ
バー保持部5eとカバーゴム8とは強固に接着固定され
ている。
【0042】また、上記カバーゴム8の上縁部には前面
側に向けて突出するリブ8bが設けられており、このリ
ブ8bは、保護部材15の最外周縁部15aと係合して
おり、上記保護部材15の下端部は、カバー保持部5e
に固着している。
【0043】このようにして、上記保護部材15、カバ
ー保持部材5e、カバーゴム8は一体に形成されてい
る。
【0044】そして、上記保護部材15、カバー保持部
材5e、カバーゴム8によって形成される空間内には、
カバーゴム8の略中央に形成されたリング部8cが収納
されるようになっている。上記カバーゴム8は、上記リ
ング部8cから下方に向けて延び出すように形成されて
おり、この延出部8dはカバー保持部5eに穿設されて
いる孔5cから外部に延出されている。この延出部8d
は、撮影レンズ7aの光軸方向に向けて延出し、図3に
示すようにカバー取付台6の前端部に取り付けられてい
て、レンズカバー5とカメラ本体1の一部とを結合する
連結部材の役目をしている。
【0045】ここで、上記カバーゴム8とカバー取付台
6との間の取付手段について説明する。図8は、この一
実施形態のカメラにおける上記レンズカバー5を取り外
した状態を示す斜視図である。また図9は、カバーゴム
8の取付部8eの一部を示す要部拡大斜視図である。そ
して図10は、カバーゴム8の取付部8eとカバー取付
台6の結合状態を示す断面図である。
【0046】図8に示すように上記カバー取付台6は、
前面、左右側面の少なくとも三方の側壁面に連続する溝
部6bが設けられており、各溝部6bの内壁面に複数の
孔6aが穿設されている。
【0047】また図9に示すようにカバーゴム8の延出
部8dの先端には、上記カバー取付台6の溝部6bに嵌
合するようにチャンネル形状の取付部8eが形成されて
いる。この取付部8eの各内壁面には、上記カバー取付
台6側の複数の孔6aにそれぞれ対応する位置に複数の
ボス部8fが植設されている。
【0048】そして図10示すように、上記カバー取付
台6の複数の孔6aに、上記取付部8eの複数のボス部
8fがそれぞれ嵌合することで、上記レンズカバー5が
カバーゴム8を介してカバー取付台6に接続される。
【0049】なお、ボス部8fの先端頭部は上記孔6a
よりも若干大径に形成されていて、同頭部の周面はテー
パー部になっており、自身の弾性力により変形して孔6
a内に嵌合するようになっている。これにより、ボス部
8fは孔6a内に確実に嵌合し容易に抜去できないよう
になっている。
【0050】このように構成された上記一実施形態のカ
メラにおける作用を説明する。
【0051】図11、図12は上記一実施形態のカメラ
におけるレンズカバー近傍を拡大して示す要部拡大断面
図であって、図11はカメラが非撮影時の状態にあって
撮影レンズ鏡筒2の撮影レンズ筒7が沈胴位置にあり、
レンズカバー5が撮影レンズ鏡筒2の前面を覆う閉位置
にある状態を示している。また図12はカメラが撮影時
の状態にあって撮影レンズ鏡筒2の撮影レンズ筒7が繰
り出し位置にあり、レンズカバー5が撮影レンズ鏡筒2
の前面を露呈する開位置にある状態を示している。な
お、図11、図12は上記クリック用突片11を切断す
る面を示す断面図である。
【0052】図1、図11に示すようにレンズカバー5
が閉位置にある状態では、上述したようにレンズカバー
5の突出部5fに設けられたクリック溝5bに、圧縮ば
ね16によって付勢されたクリック用突片11が係止し
ており、これによりレンズカバー5を閉位置で安定的に
保持すると共に、レンズカバー5を図11の矢印C1方
向に回転付勢している。これによりレンズカバー5のカ
バーゴム8が撮影レンズ筒7の前面に当接し、これを完
全に覆っている。
【0053】この状態にあるときに、カメラの主電源ス
イッチ4を図1の矢印X1方向へと摺動操作してカメラ
をオン状態にすると、このカメラは図2、図12に示す
状態に移行する。
【0054】つまり撮影レンズ筒7は、主電源スイッチ
4の摺動操作に連動して、カメラ本体1内の駆動機構
(図示せず)によって撮影レンズ7aの光軸方向に移動
を開始し、非撮影時の沈胴位置から撮影時の繰り出し位
置へと移動する。このとき撮影レンズ筒7の前面部によ
って、レンズカバー5はカメラの前方に向けて押圧され
るので、レンズカバー5は上記支持軸10を中心として
図11の矢印C2方向に回動する。するとクリック用突
片11は圧縮ばね16の付勢力に抗して図11の矢印D
方向に押圧されて、クリック用突片11とクリック溝5
bとの係合が外れる。
【0055】さらにレンズカバー5が押されて回動する
と、クリック用突片11はクリック溝5bbに係合し
て、この位置、即ちレンズカバー5の開位置において安
定的に保持される。このようにしてカメラは、図2、図
12に示す撮影状態となる。
【0056】一方、カメラの撮影状態(図2、図12の
状態)から非撮影状態(図1、図11の状態)へと移行
させる場合には、カメラの主電源スイッチ4を図2の矢
印X2方向へと摺動操作してカメラをオフ状態とする。
すると、撮影レンズ筒7が撮影時の繰り出し位置から非
撮影時の沈胴位置へと繰り込まれる。このときレンズカ
バー5の先端部を指等によって押圧し、レンズカバー5
を開位置から閉位置へと回動させる。するとクリック用
突片11は、圧縮ばね16の付勢力に抗して押圧され
て、クリック用突片11とクリック溝5bbとの係合が
外れ、さらにレンズカバー5を回動させると、クリック
用突片11はクリック溝5bに係合されて、閉位置で安
定的に保持され、カメラは図1、図11に示す非撮影状
態となる。
【0057】ところで、写真撮影を行なうカメラは通
常、撮影レンズ筒の前面に写真撮影を行なう際に使用す
るアクセサリー類、例えば撮影結果に特殊効果等を与え
たり、有害光線を除去するためのフイルター等を装着す
る場合がある。このようなフイルター類には、撮影レン
ズの前面を保護する目的も兼ねて、写真撮影を行なう場
合には常に装着される物もある。したがって、撮影終了
後にカメラを保管したり、携帯する際にレンズカバーを
閉状態とするとき、使用頻度の高いフイルター等の着脱
をその都度行なうのは面倒である。
【0058】そこで、撮影レンズ筒の前面にフイルター
等を装着したままの状態であっても、常に支障なくレン
ズカバーを閉状態とすることができるようにすると至便
である。
【0059】上記一実施形態のカメラでは、このような
点についても考慮がなされている。即ち図11に示す状
態、つまり撮影レンズ筒7の前面にフイルター類等が装
着されていない状態では、カバーゴム8のリング部8c
は、図7に示すように略円形状になる。
【0060】一方、図13は上記カメラにおいて、撮影
レンズ鏡筒2の撮影レンズ筒7の前面にフイルター17
を装着した場合におけるカメラの非撮影時の状態のレン
ズカバー近傍を拡大して示す要部拡大断面であり、図1
4は上記レンズカバーのみを取り出して示す図であっ
て、レンズカバーを図7(図11)と同様に切断した際
の断面図を示している。
【0061】なお、図13も図11の状態と同様に、撮
影レンズ鏡筒2の撮影レンズ筒7が沈胴位置にあり、レ
ンズカバー5が撮影レンズ鏡筒2の前面を覆う閉位置に
ある状態を示している。
【0062】図13に示す状態、つまりフイルター17
を撮影レンズ筒7の前面に装着した状態のときにレンズ
カバー5を閉状態にすると、摺動部材9は上述したよう
に摺動自在に配設されているので、この摺動部材9がフ
イルター17の厚み分だけカメラの前方に向けて移動す
ることとなる。この場合において、カバーゴム8の延出
部8dはフイルター17の厚み分だけ延びることとなる
が、この延び量は図14に示すように、リング部8cが
自身の弾性変形によって延びるので、これによって吸収
されるようになる。
【0063】したがって、上記カメラにおけるレンズカ
バー5はフイルター17の有無に関りなく、何らの支障
もなく閉状態とすることができる。
【0064】なお、図13に示す状態、即ちフイルター
17を装着した状態のままでレンズカバー5を閉状態と
した後、再度レンズカバー5を開状態としてカメラを使
用した後に、撮影レンズ筒7の前面に装着されていたフ
イルター17を外した後にレンズカバー5を閉状態とし
た場合には、カバーゴム8自身の有する弾性力によって
リング部8cは図7に示す元の円形状に復帰して、カバ
ーゴム8の長さが自動的に調節されることとなる。
【0065】次に、上記カメラを使用中であってレンズ
カバー5が開位置にある場合において、レンズカバー5
に強い力量の外力が加えられたような場合を想定して、
この場合について図15によって以下に説明する。
【0066】上記レンズカバー5が開位置にあるときに
は、上述したようにクリックストップ機構を形成するク
リック用突片11がクリック溝5bbに係止している状
態にある(図2、図12参照)。この状態において、上
記レンズカバー5に対して支持軸10を中心とする反時
計方向(図11の矢印C2方向参照)に向けて強い力量
の外力が加えられたとすると、上記クリック用突片11
とクリック溝5bbとの係止が外れ、図15に示す状態
となる。
【0067】この場合において、レンズカバー5がさら
に矢印X3方向に回動すると、摺動部材9の前端側の角
部9dにレンズカバー5の突出部5fの外壁面が当接す
る。すると、この時点から上記角部9dが支点となって
回動されることとなる。これによって軸受穴部5aと支
持軸10との係合が外れ、レンズカバー5と摺動部材9
との結合状態は解除される。したがってレンズカバー5
と摺動部材9との間の結合部が破損するようなことはな
い。
【0068】なお、レンズカバー5が摺動部材9から外
れた状態において、例えば過誤によりレンズカバー5の
みを保持してカメラ本体1をぶら下げて、レンズカバー
5に過大な外力を加えてしまったような場合、本実施形
態のカメラでは、上述したようにカバーゴム8がカバー
取付台6に確実に取り付けられている(図3、図8、図
9参照)ので、レンズカバー5とカメラ本体1側とが完
全に分離していない。したがってカメラ本体1側のみが
落下して、これを破損してしまうようなことはない。
【0069】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、カメラが撮影時の状態にありレンズカバー5が開状
態となったときには、レンズカバー5は撮影レンズ鏡筒
2の下部に退避するように構成したので、写真撮影時に
おけるカメラの操作性を損なうことはない。
【0070】またレンズカバー5を開状態としてカメラ
を携帯・使用する際に、開状態にあるレンズカバー5を
他の物にぶつけたり、誤ってレンズカバー5のみでカメ
ラを保持しようとして、レンズカバー5に過大な外力が
加えられたとしても、レンズカバー5とカメラとの結合
部、及びカメラ本体1の破損を防止することができる。
【0071】そして撮影レンズ筒7の前面にフイルター
17等のアクセサリー類を装着したままの状態でも、何
の支障もなくレンズカバー5を閉状態として撮影レンズ
筒7の前面を覆うことができるので、アクセサリー類の
装着の有無に関りなく、レンズカバー5によって撮影レ
ンズ7aの前面を保護することができる。
【0072】[付記]上記発明の実施形態により以下の
ような構成の発明を得ることができる。
【0073】(1) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行
に設けられた支持軸を中心に回動して、少なくとも上記
撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位置と、該前面を露呈す
る開位置とに移動するレンズカバーと、を具備してお
り、上記レンズカバーが開位置にある際に、このレンズ
カバーをさらに開く方向に外力が加わった場合には、上
記支持軸から上記レンズカバーが外れるように構成した
カメラ。
【0074】(2) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行
に設けられた支持軸と、上記支持軸を中心に回動して、
少なくとも撮影レンズ前面を覆う閉位置と撮影レンズ前
面を露呈する開位置とに移動するレンズカバーと、を具
備しており、上記レンズカバーが開位置にある際に、こ
のレンズカバーをさらに開く方向に外力が加わった場合
には、上記支持軸から上記レンズカバーが外れるように
構成したカメラ。
【0075】(3) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、この撮影レンズ鏡筒の外周面近傍に、この
外周面の接線方向に延びるよう設けられた支持軸と、こ
の支持軸に軸支され、支持軸を中心に回動して、少なく
とも上記撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位置と該前面を
露呈する開位置とに移動するレンズカバーと、を具備し
ており、上記レンズカバーが開位置にある際に、このレ
ンズカバーをさらに開く方向に外力が加わった場合に
は、上記支持軸から上記レンズカバーが外れるように構
成したカメラ。
【0076】(4) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、この撮影レンズ鏡筒の外周面近傍に、撮影
レンズの光軸に対して略垂直に延びるように設けられた
支持軸と、この支持軸に軸支され、支持軸を中心に回動
して、少なくとも上記撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位
置と、上記撮影レンズ鏡筒の前面を露呈する開位置とに
移動するレンズカバーと、を具備しており、上記レンズ
カバーが開位置にある際に、このレンズカバーをさらに
開く方向に外力が加わった場合には、上記支持軸から上
記レンズカバーが外れるように構成したカメラ。
【0077】(5) 付記1,2,3,4に記載のカメ
ラにおいて、上記支持軸は、間隔が可変に構成された二
つの軸部材から構成される。
【0078】(6) 付記1,2,3,4に記載のカメ
ラにおいて、上記支持軸は、先端部がテーパー面で形成
され、互いに離間する方向に付勢された二つの軸部材か
ら構成される。
【0079】(7) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行
に設けられた支持軸を中心に回動して、少なくとも上記
撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位置と、上記撮影レンズ
鏡筒の前面を露呈する開位置とに移動するレンズカバー
と、を具備しており、上記支持軸は先端部がテーパー面
で形成され、支持軸は軸方向に移動可能に設けられ、互
いに離間するように付勢されている二つの軸部材からな
るカメラ。
【0080】(8) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行
に設けられた支持軸と、上記支持軸を中心に回動して、
少なくとも撮影レンズ前面を覆う閉位置と、撮影レンズ
前面を露呈する開位置とに移動するレンズカバーと、を
具備しており、上記支持軸は先端部がテーパー面で形成
され、支持軸は軸方向に移動可能に設けられ、互いに離
間するように付勢されている二つの軸部材からなるカメ
ラ。
【0081】(9) 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰
り出し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レ
ンズ鏡筒と、この撮影レンズ鏡筒の外周面近傍に、この
外周面の接線方向に延びるよう設けられた支持軸と、こ
の支持軸に軸支され、上記支持軸を中心に回動して、少
なくとも上記撮影レンズ鏡筒の前面を覆う閉位置と、上
記撮影レンズ鏡筒の前面を露呈する開位置とに移動する
レンズカバーと、を具備しており、上記支持軸は先端部
がテーパー面で形成され、支持軸は軸方向に移動可能に
設けられ、互いに離間するように付勢されている二つの
軸部材からなるカメラ。
【0082】(10) 付記1,2,3,4,5,6,
7,8,9に記載のカメラにおいて、上記レンズカバー
とカメラ本体の一部とは連結部材により結合されてい
る。
【0083】(11) 付記10に記載のカメラにおい
て、上記連結部材は、弾性を有する。
【0084】(12) 付記10に記載のカメラにおい
て、上記連結部材は、レンズカバーにおける撮影レンズ
鏡筒の前面を覆う部分に弾性変形部を有する。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カメ
ラが撮影時の状態にありレンズカバーが開状態となった
ときにも、カメラの操作性を損なうことのないカメラを
提供することができる。
【0086】またレンズカバーを開状態としてカメラを
携帯・使用する際に、レンズカバーを他の物にぶつけた
り、誤ってレンズカバーのみでカメラを保持しようとし
た場合等にも、レンズカバー及びカメラ本体の破損を防
止することのできるレンズカバーを有するカメラを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のカメラの非撮影時の状態
を示す概略斜視図。
【図2】図1のカメラの撮影時の状態を示す概略斜視
図。
【図3】図1のカメラにおけるレンズカバーを取り外し
た状態を示す要部分解斜視図。
【図4】図1のカメラにおけるレンズカバーとカバー取
付台とを結合する結合部材を取り出して示す要部拡大斜
視図。
【図5】図1のカメラにおけるレンズカバーとカバー取
付台の結合部を拡大して示す要部断面図。
【図6】図1のカメラにおけるレンズカバーの拡大縦断
面図。
【図7】図6中の一点鎖線A1−A2−A3−A4に沿
う断面図。
【図8】図1のカメラにおいてカバーゴムとカバー取付
台との間の取付手段の概略構成を示す斜視図。
【図9】図1のカメラにおけるカバーゴムの取付部を示
す要部拡大斜視図。
【図10】図1のカメラにおけるカバーゴムとカバー取
付台の結合状態を示す拡大断面図。
【図11】図1のカメラにおけるレンズカバー近傍を示
す要部拡大断面図であって、レンズカバーが閉位置にあ
る状態を示す図。
【図12】図1のカメラにおけるレンズカバー近傍を示
す要部拡大断面図であって、レンズカバーが開位置にあ
る状態を示す図。
【図13】図1のカメラにおいて、撮影レンズ鏡筒の撮
影レンズ筒の前面にフイルタを装着した場合であって、
カメラの非撮影時の状態のレンズカバー近傍を示す要部
拡大断面。
【図14】図13の状態のカメラにおけるレンズカバー
のみを取り出して示すレンズカバーの断面図。
【図15】図1のカメラにおいてレンズカバーが開状態
にあるときに、レンズカバーに強い力量の外力が加えら
れた際の状態を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
1……カメラ本体 2……撮影レンズ鏡筒 5……レンズカバー 5b,5bb……クリック溝(クリックストップ機構) 6……カバー取付台 7……撮影レンズ筒 8……カバーゴム 9……摺動部材 10……支持軸 11……クリック用突片(クリックストップ機構) 14……ばね(クリックストップ機構) 16……圧縮ばね(クリックストップ機構) 17……フイルタ
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰り出
    し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レンズ
    鏡筒と、 撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行に設けられた
    支持軸を中心に回動して、少なくとも上記撮影レンズ鏡
    筒の前面を覆う閉位置と、上記撮影レンズ鏡筒の前面を
    露呈する開位置とに移動するレンズカバーと、 を具備しており、 上記レンズカバーが開位置にある際に、このレンズカバ
    ーをさらに開く方向に外力が加わった場合には、上記支
    持軸から上記レンズカバーが外れるように構成したこと
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記支持軸は先端部がテーパー面で形
    成され、互いに離間する方向に付勢された二つの軸部材
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    カメラ。
  3. 【請求項3】 非撮影時の沈胴位置と撮影時の繰り出
    し位置とに移動可能な撮影レンズ筒を有する撮影レンズ
    鏡筒と、 撮影レンズ光軸に対して略垂直な面に平行に設けられた
    支持軸を中心に回動して、少なくとも上記撮影レンズ鏡
    筒の前面を覆う閉位置と、上記撮影レンズ鏡筒の前面を
    露呈する開位置とに移動するレンズカバーと、 を具備しており、 上記支持軸は先端部がテーパー面で形成されていて、互
    いに離間するように付勢されている二つの軸部材からな
    り、軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とす
    るカメラ。
JP8292697A 1997-04-01 1997-04-01 カメラ Withdrawn JPH10282545A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8292697A JPH10282545A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カメラ
US09/050,339 US6132110A (en) 1997-04-01 1998-03-30 Pivotally mounted lens cover for a moveable lens barrel capable of being separated from the lens barrel upon the occurrence of an external force to protect the coupling mechanism from breakage
US09/542,388 US6213654B1 (en) 1997-04-01 2000-04-04 Camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8292697A JPH10282545A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カメラ

Publications (1)

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Family

ID=13787848

Family Applications (1)

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JP8292697A Withdrawn JPH10282545A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カメラ

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JP (1) JPH10282545A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105102833A (zh) * 2013-04-09 2015-11-25 百乐仕株式会社 开闭装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105102833A (zh) * 2013-04-09 2015-11-25 百乐仕株式会社 开闭装置
JPWO2014168042A1 (ja) * 2013-04-09 2017-02-16 株式会社パイオラックス 開閉装置
US9731655B2 (en) 2013-04-09 2017-08-15 Piolax, Inc. Opening/closing device

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