JP2003270710A - 接写用凸レンズを具えた撮像機器 - Google Patents
接写用凸レンズを具えた撮像機器Info
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- JP2003270710A JP2003270710A JP2002075628A JP2002075628A JP2003270710A JP 2003270710 A JP2003270710 A JP 2003270710A JP 2002075628 A JP2002075628 A JP 2002075628A JP 2002075628 A JP2002075628 A JP 2002075628A JP 2003270710 A JP2003270710 A JP 2003270710A
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
の機能を果たさせる。 【解決する手段】 撮像機器のボディ1上に、凸レンズ
(3)をカメラレンズ2の前方位置と、カメラのボディか
らはみ出す少なくとも2位置に切換え可能且つ位置決め
可能に配備する。接写撮影の場合は、凸レンズ3をカメ
ラレンズ2の前方に位置させる。これにより焦点距離が
短くなって、接写可能距離を短くできる。凸レンズ3を
ボディ1からはみ出す位置に切り換えると、該凸レンズ
3をルーペとして使用できる。
Description
兼用できる凸レンズを具えたデジタルカメラ、カメラ付
き携帯電話器、フィルムカメラ等の撮像機器に関するも
のである。
のレンズの前方に凸レンズを配置すると、接写距離を短
くできることは知られている。但し、凸レンズがカメラ
レンズ前方の定位置らか不用意に動くことを防止するた
めの保持手段や、接写しない場合の凸レンズの収納等、
携帯上の問題があり、実機に採用されことは殆どない。
本発明は、凸レンズを、接写用とルーペとに切り換えて
使用できる様にボディ上に位置決め可能に配備すること
により、接写撮影時の凸レンズの不用意な移動を防止
し、機器の携帯性を損なわず、又、凸レンズをルーペと
して機能させることのできる撮像機器を明らかにするも
のである。
(3)を機器ボディ(1)上のカメラレンズ(2)の前方位置
と、カメラのボディからはみ出す少なくとも2位置に切
換え可能に配備したことを特徴とする。
メラレンズ(2)の前方に位置させる。これにより焦点距
離が短くなって、接写可能距離を短くできる。凸レンズ
(3)をボディ(1)からはみ出す位置にセットすると、該
凸レンズ(3)をルーペとして使用できる。上記の様に、
凸レンズ(3)をカメラレンズ(2)の前方位置のみなら
ず、機器ボディ(1)からはみ出す位置に切り換えてセッ
トできるため、凸レンズ単体での拡大鏡の機能を果たさ
せることが出来る。又、凸レンズ(3)を位置の切換可能
に機器ボディ(1)上に配備したため、凸レンズ(3)の紛
失や、収納に気使う必要はなく、機器の携帯性を損なう
こともない。
ルムカメラの実施例である。カメラボディ(1)の前面
に、支点(40)を中心に、該ボディ前面に沿って回動可能
に保持部材(4)を配備し、該保持部材(4)の自由端にカ
メラレンズ(2)を設けている。カメラレンズ(2)は、ガ
ラス又は合成樹脂で形成し、保持部材(4)に開設したレ
ンズ孔に取り付けても可いが、合成樹脂により保持部材
(4)と一体成形することも出来る(後記する図2乃至図
6の他の実施例の場合も同様)。
から凸レンズ(3)の中心位置までの距離は、保持部材
(4)がカメラレンズ(2)側に回転したとき、凸レンズ
(3)はカメラレンズ(2)に夫々の中心が一致して被さ
り、保持部材(4)が下向きに回転したときは、凸レンズ
(3)全体がカメラボディ(1)からはみ出す様に決定され
る。実施例では、凸レンズ(3)がカメラレンズ(2)の邪
魔にならず、且つ、カメラボディ(1)からはみ出さない
中間位置にもセット可能である。
ンズ(3)がカメラレンズ(2)に重なる接写位置、上記中
間位置及び凸レンズ(3)がボディ(1)がらはみ出るルー
ペ位置の3位置に軟係止可能である。実施例の軟係止手
段は、保持部材(4)の裏面にバネ付勢して設けたクリッ
クボール(41)と、上記3位置に対応してカメラボディ
(1)に設けたクリックボール係合用の凹部(10)(10a)(10
b)とによって構成される。クリックボール(41)が3つの
凹部(10)(10a)(10b)の内、所望の凹部に浅く嵌まること
によって、保持部材(4)、即ち凸レンズ(3)が不用意に
移動することを防止できる。保持部材(4)を手で回転さ
せると、クリックボール(41)がバネに抗して凹むため、
保持部材(4)の回転に支障はない。
ド可能に配備したカメラレンズ保護用の蓋体(5)に、凸
レンズ(3)付きの保持部材(4)を配備した実施例を示し
ている。図2Cに示す如く、蓋体(5)は、カメラレンズ
(2)を開放する撮影位置、図2Bに示す、カメラレンズ
(2)に被さる収納位置の2位置に切換可能であり、図示
しない軟係止手段によって夫々の位置で軟係止される。
ライド可能に保持部材(4)を配備し、該保持部材(4)上
に凸レンズ(3)及び、撮影補助部材である拡散板(6)を
設ける。拡散板(6)はボディ(1)上のストロボ(7)の発
光面より少し大きなガラス板又は合成樹脂板の表面に微
細な凹凸を形成したもので、凸レンズ(3)と同様にして
合成樹脂にて保持部材(4)と一体に成形することができ
る。
り突起(45)が突設され、蓋体(5)には、該突起(45)がス
ライド可能に嵌まって外側に臨出する長孔(51)が、保持
部材(4)のスライド方向に開設されている。
Dに示す如く、保持部材(4)が撮影位置の蓋体(5)から
カメラレンズ(2)側にスライドして突出した状態にて、
凸レンズ(3)はカメラレンズ(2)に夫々の中心が一致し
て被さり、拡散板(6)はカメラボディ(1)上のストロボ
(7)の発光面に被さる様に決められる。又、図2Aに示
す如く、収納位置の蓋体(5)から保持部材(4)の約1/
2がボディ(1)の外側に突出した状態で、凸レンズ(3)
全体がボディ(1)からはみ出す。
あり、保持部材(4)が蓋体(5)に完全に納まっている状
態で、カメラレンズ(2)及びストロボ(7)の発光面は完
全に開放される。このとき、蓋体(5)は、凸レンズ(3)
と拡散板(6)を保護する役割を果たしている。
する撮影補助部材は、ストロボ(7)の発光面に被さる拡
散板(6)であるが、ストロボ(7)の位置にビューファイ
ンダー(8)があるとすれば、拡散板(6)の位置に対物レ
ンズ(9)を配置して撮影補助部材となすことができる。
施例である。携帯電話器の縦長ボディ(1)の上部に画像
表示部(11)及びアンテナ(12)、下部に操作釦群からなる
操作部(16)が設けられ、操作部(16)の画像表示部(11)側
端部にカメラレンズ(2)が位置している。操作部(16)の
外端に、操作部(16)の大きさに対応する板状の保持部材
(4)がヒンジ部(41)を介して回動可能に取り付けられて
いる。保持部材(4)には、該保持部材が操作部(16)に被
さった状態でカメラレンズ(2)と対応する位置に凸レン
ズ(3)が設けられている。
止手段又は軟係止手段(図示せず)によって、保持部材
(4)が不用意に移動しない様に係止される。この状態で
凸レンズ(3)がカメラレンズ(2)に夫々の中心が一致し
て被さり、接写に備えることができる。又、この状態で
は、保持部材(4)は、操作部(16)の操作釦群を不用意に
押すことを防止する蓋の役割も果たす。保持部材(4)を
開くと、凸レンズ(3)はルーペとして使用できる。
6)に被さった保持部材(4)に邪魔されない位置に設ける
か、或いは、操作部(16)に保持部材(4)が被さったまま
シャッタースイッチが操作できる様に、保持部材(4)の
シャッタースイッチとの対応位置を開口(図示せず)して
おけば可い。
示しており、カメラレンズ(2)は、携帯電話器の背面上
端に位置している。携帯電話器のボディ(1)の背面に、
凸レンズ(3)を有する保持部材(4)をカメラレンズ(2)
上を通過する様にスライド可能に配備する。凸レンズ
(3)は保持部材(6)の先端部に設けられる。保持部材
(6)は該凸レンズ(3)がカメラレンズ(2)に夫々の中心
が一致する様に被さる撮影位置、凸レンズ(3)がボディ
(1)がらはみ出るルーペ位置、凸レンズ(3)がカメラレ
ンズ(2)よりも内側に位置する収納位置の3位置に、軟
係止手段(図示せず)によって切換可能である。
の実施例である。携帯電話器のボディ(1)は、操作釦群
からなる操作部を具えたボディ半体(13)(14)と、画像表
示部を備えたボディ半体(14)をヒンジ部(15)にて枢支連
結して構成される。操作部側ボディ半体(13)のヒンジ部
(15)寄り端部背面にカメラレンズ(2)が位置している。
端に凸レンズ(3)を具えた保持部材(4)がヒンジ部(15)
を越えてスライド可能に配備される。保持部材(4)は、
バネ(42)によってヒンジ部(15)側とは反対方向に付勢さ
れている。保持部材(4)側のボディ半体(14)には、保持
部材(4)に係脱可能に掛け外し片(43)が配備される。掛
け外し片(43)はその略中央部が定位置にて回転可能に支
持され、両端がボディ半体(14)の両面から臨出する方向
にバネ(図示せず)にて付勢されている。掛け外し片(43)
の保持部材(4)側の自由端は、保持部材(4)に設けた位
置決め用当たり部(44)に係脱可能な掛かり片(43a)であ
り、保持部材(4)の他方の自由端は、カメラレンズ(2)
側に突出した保持部材(4)を元位置に戻すための操作片
(43b)である。
態にて、保持部材(4)をヒンジ部(15)を越えて最大スラ
イドさせると、掛け外し片(43)の掛かり片(43a)がバネ
力によりボディ半体(14)の表面から臨出して保持部材
(4)の当たり部(44)に係合し、保持部材(4)を係止す
る。この状態で、保持部材(4)上の凸レンズ(3)はカメ
ラレンズ(2)に夫々の中心を一致させて被さり、接写態
勢となる。上記状態で、ボディ(1)をヒンジ部(15)で折
り畳むと、凸レンズ(3)をルーペとして使用できる。ボ
ディ半体(14)から臨出している掛け外し片(43)の操作片
(43b)を押すと、反対側の掛かり片(43a)がボディ半体(1
4)内に沈み、保持部材(4)との係合が外れて、バネ(62)
力により、図6Bに示す如く保持部材(4)は元位置に復
帰する。
(2)の前方位置のみならず、機器ボディ(1)からはみ出
す位置に切り換えてセットできる様にすることで、凸レ
ンズ単体での拡大鏡の機能を果たさせることが出来る。
接写撮影の場合は、凸レンズ(3)をカメラレンズ(2)の
前方に位置させることにより焦点距離が短くなって、接
写距離を短くできる。凸レンズ(3)はカメラレンズ(2)
に被さった状態で位置決めされるから、凸レンズ(3)が
不用意な移動して、撮影の支障になることはない。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
A図はルーペ位置、B図は収納位置、C図は撮影位置、
D図は接写位置である。
面側の斜面図、B図は折畳み状態の断面図、C図は接写
態勢の断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 撮像機能を具えた機器ボディ(1)上に、
凸レンズ(3)をカメラのレンズ(2)の前方位置と、カメ
ラのボディからはみ出す少なくとも2位置に切換え可能
に配備したことを特徴とする接写に適応可能な撮像機
器。 - 【請求項2】 凸レンズ(3)は、機器ボディ(1)上に回
動可能に配備した保持部材(4)の自由端側に設けられて
いる請求項1に記載の撮像機器。 - 【請求項3】 凸レンズ(3)は、機器ボディ(1)上にス
ライド可能に配備した保持部材(4)に設けられている請
求項1に記載の撮像機器。 - 【請求項4】 機器ボディ(1)にスライド可能に配備し
たカメラレンズ保護用の蓋体(5)に、該蓋体(5)のスラ
イド方向にスライド可能に保持部材(4)を取り付け、該
保持部材(4)がスライドして蓋体(5)から突出した状態
において、該突出部に凸レンズ(3)が設けられている請
求項1に記載の撮像機器。 - 【請求項5】 凸レンズ(3)は、接写時に用いる撮影補
助部材と共に少なくとも2位置に切換可能に配備したこ
とを特徴とする請求項1に記載の接写用凸レンズを具え
た撮像機器。 - 【請求項6】 撮影補助部材はストロボ(7)の発光面に
被さる拡散板(6)である請求項5に記載の接写用凸レン
ズを具えた撮像機器。 - 【請求項7】 撮影補助部材はビューファインダー(8)
に被さる対物レンズ(9)である請求項5に記載の接写用
凸レンズを具えた撮像機器。 - 【請求項8】 デジタルカメラである請求項1乃至7の
何れかに記載の接写に適応可能な撮像機器。 - 【請求項9】 携帯電話器にカメラを具えている請求項
1乃至8の何れかに記載の撮像機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075628A JP4014427B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 接写用凸レンズを具えた撮像機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003270710A true JP2003270710A (ja) | 2003-09-25 |
JP4014427B2 JP4014427B2 (ja) | 2007-11-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005181357A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Nps Kenkyusho:Kk | 接写用光源付きデジタルカメラ |
JP2007140088A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Casio Comput Co Ltd | レンズカバー及びデジタルカメラ |
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-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002075628A patent/JP4014427B2/ja not_active Expired - Fee Related
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