JP4584442B2 - デジタルスチルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルスチルカメラに関し、特に携帯性、デザイン性に優れたデジタルスチルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、写真を撮る際には銀塩カメラ(銀塩フィルムを使う従来一般のカメラ)が使われていたが、近年、デジタルスチルカメラ(以下、単に「デジタルカメラ」と記す)が流行の一途をたどっている。デジタルカメラで撮った画像は直接、または記憶メディアを介して容易にパソコンに取り込むことができるため、写真を自宅のプリンターでプリントアウトする、写真を組み合わせた文書やメールを作成する、といった要求を満足することができる。どちらかと言えば、銀塩カメラ、特に一眼レフ方式等の高級銀塩カメラが写真愛好家やカメラマンなどに愛用されているのに対し、デジタルカメラは、一般家庭へのパソコンの普及とあいまって、気軽に持ち歩けるカメラとして一般のユーザーにも浸透してきている。
【0003】
通常のデジタルカメラの構成は、カメラ本体の前面側(被写体側)にレンズやストロボなどが備えられ、背面側(撮影者側)に各種の操作スイッチやボタン類が備えられ、上面側にシャッターボタンなどが備えられている。また、デジタルカメラの特徴として、撮影画像をモニターするための液晶ビューファインダーが通常、カメラ本体の背面側に備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
デジタルカメラは銀塩カメラの画質に匹敵するだけの高画質化を狙って画素数の向上が盛んに行われている。その一方で、デジタルカメラの場合、上述したような背景から携帯性の良さといった要因も求められる傾向にある。したがって、そのようなデジタルカメラでは小型、軽量、コンパクトな設計がなされ、今後、例えば旅行や行事などの写真を撮るばかりでなく、街中や仕事場でメモ代わりに写真を撮るといった用途の広がりも期待されている。
【0005】
ところで、デジタルカメラはレンズの部分が傷に弱く、物があたることのないようにレンズを保護する必要がある。よって、使用者が手で取り付け、取り外し可能なレンズキャップを備えたり、レンズの前面に自動開閉が可能なレンズカバーが組み込まれたデジタルカメラが提供されている。さらにデジタルカメラの場合、背面側に液晶ビューファインダーが配置されており、同じように傷に弱い液晶ビューファインダーも保護する必要がある。ところが、液晶ビューファインダーは比較的大面積であり、何もカバーを付けず、画面が露出したままのものがある。中にはカバーを付けるタイプのもの、あるいはデジタルビデオカメラなどによく見られるように、液晶ビューファインダーを折り畳み可能としたことで画面を保護するタイプのものもある。
【0006】
しかしながら、レンズや液晶ビューファインダーの保護用として取り外し可能なカバーを備えたデジタルカメラでは、バッグに入れたり、そのまま持ち歩いているうちにカバーが外れてしまう恐れもあり、常に傷に対する不安が残る。また、撮影の度にカバーを取り外し、撮影が終わるとカバーを取り付けなければならないという操作性の点で面倒である。折り畳み式の液晶ビューファインダーを備えたものも、いちいち液晶ビューファインダーを折り畳みしなければならないという同様の問題がある。
【0007】
また、デジタルカメラの場合、通常の銀塩カメラのように光学式ファインダー(覗き孔)を持たず、液晶ビューファインダーを備えたものが多いことから、カメラを目から離して様々なアングルから写真を撮ることができる。ところが、ディスプレイなどを見てもわかるように、CRT等の表示装置に比べて液晶パネルは一般に視野角が狭いという特性を持っている。したがって、カメラを構える位置や角度によって、あるいは自然な位置でカメラを構えたとしても液晶ビューファインダーが視認しにくいという欠点をもともと有している。
【0008】
さらに外形形状に様々な凹凸がある従来のデジタルカメラでは、例えばバッグの中の限られたスペースにデジタルカメラをしまいたいという収納性の問題、持ち歩くときの外観のデザイン性の問題などで難点がある。
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、レンズや液晶ビューファインダーを確実に保護し得るとともに液晶ビューファインダーの視認性を高める構造を有し、携帯性、デザイン性に優れたデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のデジタルカメラは、一面側にレンズを備えた第1の構造体と、一面側にビューファインダーを備えた第2の構造体とが前記一面同士が対向する向きに配置され、第1の構造体がビューファインダーを露出させるかまたは格納する方向に、第2の構造体がレンズを露出させるかまたは格納する方向に相対移動可能に組み合わされ、カメラ全体を引き延ばしてレンズおよびビューファインダーを露出させた状態ではレンズの光軸方向に対してビューファインダーの表示面の法線方向が上向きに傾斜することを特徴とする。
【0011】
本発明者は、レンズやビューファインダーの保護を目的としてその部分のみを覆うカバーをカメラ本体と別に設けるのではなく、デジタルカメラを2つの構造体で構成することとし、反対側の面に設置されたレンズとビューファインダーを各構造体が互いにカバーし合う構成に思い至った。すなわち、本発明のデジタルカメラでは、レンズを備えた第1の構造体がビューファインダーをカバーし、ビューファインダーを備えた第2の構造体がレンズをカバーする。そして、第1の構造体と第2の構造体が相対移動可能に組み合わされたことによって、カメラ全体を縮める方向あるいは引き延ばす方向に第1の構造体と第2の構造体を相対移動させれば、レンズとビューファインダーが開閉自在となる。
【0012】
この構成により、従来のカバーが不要となるので、バッグに入れたり、そのまま持ち歩いたとしてもカバーが外れる心配がなくなり、レンズやビューファインダーを確実に保護することができる。また、カバーの取り付け、取り外しを行うこともなくなり、操作性が向上する。
【0013】
また、カメラ全体を引き延ばしてレンズおよびビューファインダーを露出させた状態でレンズの光軸方向に対するビューファインダー表示面の法線方向が上向きに傾斜する構成となっているので、撮影者の視線がやや下向きになる位のごく自然な位置にカメラを構えた場合、カメラを立ててレンズを被写体に対して正対させてもビューファインダーの表示面は上向きになり、ビューファインダーの視認性が大きく向上する。
【0014】
本発明のデジタルカメラの場合、レンズとビューファインダーとの位置関係は任意でよいが、特にレンズとビューファインダーが縦に並ぶ方向に位置するように第1の構造体と第2の構造体を縦方向に相対移動させる構成とすることが好都合である。この構成により、片手による操作が可能となり、自然な姿勢で写真撮影が行える。
【0015】
上記のようにレンズとビューファインダーを縦配置とした場合、レンズの光軸方向に対してビューファインダー表示面の法線方向を上向きに傾斜させるための具体的な構成にはいくつかの手法が考えられる。例えば第2の構造体の鉛直軸に対してビューファインダーを上向きに傾けて取り付ける、第1の構造体と第2の構造体を摺動させてカメラ全体を引き延ばした後、第2の構造体全体を上向きに折り曲げる、等の構成が考えられる。
【0016】
中でも、第1の構造体と第2の構造体を相対移動させる際にこれら構造体をレンズが配置された側に凸の曲線状の軌跡を描くように摺動させる構成を採用することが望ましい。この構成によれば、第1の構造体と第2の構造体を相対移動させ、レンズとビューファインダーを露出させると、自ずとレンズの光軸方向に対してビューファインダー表示面が上向きに傾斜することになり、特別な動作が不要となる。
【0017】
また、カメラ全体を縮めた状態でビューファインダーの全面が第1の構造体で覆われると同時にレンズの全面が第2の構造体で覆われ、カメラ全体を引き延ばした状態ではビューファインダーの全面が第1の構造体から露出すると同時にレンズの全面が第2の構造体から露出する構成とすることが望ましい。
【0018】
この構成によれば、第1の構造体と第2の構造体からなる全体を縮めたり、引き延ばしたりするただ1回の動作によってレンズとビューファインダーを同時に露出させたり、格納することができるので、操作性が格段に向上する。
【0019】
さらに、第1の構造体と第2の構造体の各々に電源スイッチの接点を設け、カメラ全体を縮めたときに電源スイッチがオフ状態となり、カメラ全体を引き延ばしたときに電源スイッチがオン状態となる構成とすることが望ましい。
【0020】
この構成によれば、使用者が撮影時にカメラ全体を引き延ばしてレンズとビューファインダーを露出させたときに電源スイッチが自動的にオン状態となり、撮影終了時にカメラ全体を縮めてレンズとビューファインダーを格納したときに電源スイッチが自動的にオフ状態となる、すなわち、レンズとビューファインダーの露出、格納と電源スイッチが連動しているので、電源スイッチの操作が不要となり、操作性がより向上する。また、使用者がカメラ全体を引き延ばして初めて電源スイッチがオン状態となり、カメラ全体を縮めて初めて電源スイッチがオフ状態となるので、電源スイッチの不要な誤動作を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図8を参照して説明する。
図1は本実施の形態のデジタルカメラの全体斜視図、図2は撮影時の正面図、図3は同、右側面図、図4は同、背面図、図5は非撮影時の背面図、図6は撮影時の図2のA−A線に沿う断面図、図7は非撮影時の図2のA−A線に沿う断面図、図8はカメラを手に持った状態を示す斜視図、図9は撮影時の様子を示す図である。なお、以下の説明における「上下」「左右」は、撮影者側(カメラの背面側)から見た場合を言う。図6、図7の断面図ではカメラの内部構造の図示は省略する。
【0022】
本実施の形態のデジタルカメラ1は、カメラ本体2(第1の構造体)とこれを前面側から覆うカバー3(第2の構造体)とからなり、図1に示すように、非撮影時に全体を縮めた状態においては滑らかな曲面で構成され、下側が緩やかに細った形状となっている。また、カメラ全体は、片手で持つのにちょうど良い程度の大きさとなっている。
【0023】
カメラ本体2は、図2、図4、図5に示すように、アルミニウム製のケースの中央部2aの厚みが厚く、周縁部2bが薄く形成されており、全体としては図6、図7に示す形状となっている。前面側(被写体側)から見て中央部2aの上部にレンズ4が組み込まれ、その上方にストロボ5が組み込まれている。また図4、図5に示すように、カメラ本体2の背面側には、撮影モードの切り換え等の操作を行うためのダイヤル6、ズームボタン7などが設けられ、ズームボタン7の上方は親指が入る程度の大きさの窪み8が形成されている。図3に示すように、右側面にはシャッターボタン9が設けられている。
【0024】
一方、カバー3は、図2、図3に示すように、中央部3aを構成するアクリル樹脂と周縁部3bを構成するゴムとからなり、全体としては図6、図7に示すようにカメラ本体2を内部に収容する鞘状の形状となっている。そして、図4、図6、図7に示すように、カバー3の背面側(撮影者側)の下方に液晶ビューファインダー10が組み込まれている。
【0025】
前面側にレンズ4を備えたカメラ本体2と背面側に液晶ビューファインダー10を備えたカバー3とが、カメラ本体2の前面とカバー3の背面が対向する向きに配置され、相対移動可能に組み合わされている。そして、非撮影時にはカメラ全体が図1のような形状となって、レンズ4がカバー3で覆われ、液晶ビューファインダー10がカメラ本体2で覆われる状態となる。撮影時にはカメラ全体を引き延ばす方向にカメラ本体2とカバー3をスライドさせることによって、図2、図4に示すように、カバー3からレンズ4が露出し、カメラ本体2から液晶ビューファインダー10が露出した状態となる。また図3に示すように、シャッターボタン9などもこの時に露出する。この状態で後述する電源スイッチがオン状態となり、撮影可能となる。
【0026】
カメラ本体2とカバー3をスライドさせる部分の機構については、図3に示すように、カメラ本体2の両側面、カバー3の内面側の両側面に互いに嵌合する溝と凸部とからなるスライド部11が設けられている。本実施の形態の場合、スライド部11はカメラ前面側に向けて凸の円弧状に形成されている。そのため、カメラ本体2とカバー3をスライド部11に沿って摺動させると、カメラ本体2、カバー3がカメラ前面側に向けて凸の円弧状の軌跡を描くように相対移動する。
【0027】
さらに本実施の形態の場合、カメラ本体2の側面およびカバー3の内面の互いに接触し合う箇所に電源スイッチ13の接点13a,13bがそれぞれ設置されている。カメラ本体2の下部は先細りになっており、カメラ全体を引き延ばす方向にスライドさせた際に、図4に示すように、カメラ本体2の側面下部はカバー3の内面に接触しないため、カメラ本体2側の接点はこの部分よりも上方に設置されている。この2つの接点13a,13bを有する電源スイッチ13は、図5に示すように、レンズ4および液晶ビューファインダー10を格納した状態では接点13a,13bが離れており、電源オフの状態となるが、図4に示すように、レンズ4および液晶ビューファインダー10を露出させた状態では接点13a,13bが接触し、電源オンの状態となる。すなわち、使用者がレンズ4および液晶ビューファインダー10を露出、格納する動作と連動して電源スイッチ13が自動的にオン、オフする構成となっている。
【0028】
本実施の形態のデジタルカメラ1によれば、レンズ4を備えたカメラ本体2が液晶ビューファインダー10のカバーとして機能し、液晶ビューファインダー10を備えたカバー3がレンズ4のカバーとして機能する。この構成により、従来のレンズキャップ、液晶ビューファインダーカバーなどが不要となるので、このデジタルカメラ1をバッグに入れたり、そのまま持ち歩いたとしてもカバーが外れる心配がなく、レンズ4や液晶ビューファインダー10を確実に保護することができる。
【0029】
また、従来のデジタルカメラではレンズの光軸方向と液晶ビューファインダーの表示面の法線方向が平行となるのが一般的であるが、本実施の形態のデジタルカメラ1の場合、スライド部11を円弧状にしたことで、図9に示すように、カメラ全体を引き延ばしてレンズ4と液晶ビューファインダー10を露出させた状態ではレンズ4の光軸方向Lに対する液晶ビューファインダー10の表示面の法線方向Cが上向きに傾斜する構成となっている。そのため、撮影者の視線Iがやや下向きになる位のごく自然な位置にカメラを構えたとき、カメラを真っ直ぐに立ててレンズ4を被写体に対して正対させた場合でも液晶ビューファインダー10は上向きになり、液晶ビューファインダー10が非常に見やすくなる。
【0030】
また、カバーの取り付け、取り外しを行うこともなくなり、操作性が向上する。特に本実施の形態の場合、カバー3側が手のひらに向くように持ち、カメラ本体2の中央部の窪み8を親指で押すことによってカメラ本体2とカバー3をスライドさせることができる。このようにして、カメラ全体を縮めたり、引き延ばしたりする1回の動作によってレンズ4と液晶ビューファインダー10を同時に露出させたり、格納することができるので、操作性が極めて高いものとなる。
【0031】
また、このデジタルカメラ1は大きさ自体が片手で持つに充分な大きさであるとともに、撮影時には、図8に示すように、人差し指でシャッターボタン9を押すようにすると同時に他の4本の指で確実にカメラ全体を保持できるので、片手による操作が充分に可能である。しかも、本実施の形態のデジタルカメラ1は全体を引き延ばした状態のときに緩やかに湾曲した形状となるので、手の丸みにフィットして非常に持ちやすいという利点も持っている。
【0032】
さらに、レンズ4と液晶ビューファインダー10の露出、格納と電源スイッチ13を連動させたことで電源スイッチ13の操作が不要となり、操作性がより向上するとともに、電源スイッチの不要な誤動作を防止することができる。
【0033】
そして、未使用状態においてカメラ全体が外形的に凹凸を持たない形状となるので、例えばバッグの中のわずかな隙間にデジタルカメラをしまいたいという時にもかさばることがなく、コンパクトで収納性が極めて良好となる。また、カメラの外形が非常に流麗なデザインであって、例えば携帯電話などの各種携帯機器のデザインにも通じるものがあり、これら携帯機器と合わせたトータルのファッション性にも優れたものである。
【0034】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば本実施の形態におけるカメラ本体、カバーの具体的な形状、レンズや液晶ビューファインダー、その他の操作スイッチ、ボタン等の設置位置などに関してはこの実施の形態に限ることなく、適宜設計変更が可能である。また、レンズの光軸方向に対して液晶ビューファインダーの表示面を上向きに傾斜させる手段として、上記実施の形態ではカメラ本体とカバーを円弧状にスライドさせる構成を用いたが、その他、単にカバーに対して液晶ビューファインダーを上向きに傾けて取り付ける、カメラ本体とカバーをスライドさせてカメラ全体を引き延ばした後、カバー側を上向きに折り曲げる、等の構成を採用してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、従来のカメラにおけるレンズカバー、ビューファインダーカバー等などが不要となるので、使用時の操作性を損なうことなく、レンズやビューファインダーを確実に保護することができる。
また、レンズに対してビューファインダーの表示面が上向きに傾斜しているためにビューファインダーの視認性が大きく向上する。さらに、携帯性や収納性が良好でデザイン的にも優れたデジタルカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデジタルカメラの全体斜視図である。
【図2】同、デジタルカメラの撮影時の正面図である。
【図3】同、右側面図である。
【図4】同、背面図である。
【図5】同、非撮影時の背面図である。
【図6】同、撮影時の図2のA−A線に沿う断面図である。
【図7】同、非撮影時の図2のA−A線に沿う断面図である。
【図8】同、デジタルカメラを手に持った状態を示す斜視図である。
【図9】同、撮影時の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体(第1の構造体)
3 カバー(第2の構造体)
4 レンズ
10 液晶ビューファインダー
11 スライド部
13 電源スイッチ
13a,13b 接点

Claims (5)

  1. 一面側にレンズを備えた第1の構造体と、一面側にビューファインダーを備えた第2の構造体とが前記一面同士が対向する向きに配置され、前記第1の構造体が前記ビューファインダーを露出させるかまたは格納する方向に、前記第2の構造体が前記レンズを露出させるかまたは格納する方向に相対的に摺動可能に組み合わされ、前記第1の構造体と前記第2の構造体とを相対的に摺動させることによって、カメラ全体を引き延ばして前記レンズおよび前記ビューファインダーを露出させた状態では、前記ビューファインダーの表示面の法線が、前記カメラの撮影者側において、前記レンズの光軸と交わることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 前記レンズおよび前記ビューファインダーが縦に並ぶ方向に前記第1の構造体と前記第2の構造体とが相対的に摺動可能に組み合わされたことを特徴とする請求項1に記載のデジタルスチルカメラ。
  3. 前記第1の構造体と前記第2の構造体とが相対的に摺動する際に前記レンズが配置された側に凸の曲線状の軌跡を描くことにより、前記ビューファインダーの表示面の法線が、前記カメラの撮影者側において、前記レンズの光軸と交わることを特徴とする請求項2に記載のデジタルスチルカメラ。
  4. カメラ全体を縮めた状態で前記ビューファインダーの全面が前記第1の構造体で覆われるとともに前記レンズの全面が前記第2の構造体で覆われ、カメラ全体を引き延ばした状態では前記ビューファインダーの全面が前記第1の構造体から露出するとともに前記レンズの全面が前記第2の構造体から露出する構成となっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のデジタルスチルカメラ。
  5. 前記第1の構造体と前記第2の構造体の各々に電源スイッチの接点が設けられ、前記第1の構造体と前記第2の構造体とを相対的に摺動させることによって、カメラ全体を縮めたときに前記電源スイッチがオフ状態となり、前記第1の構造体と前記第2の構造体とを相対的に摺動させることによって、カメラ全体を引き延ばしたときに前記電源スイッチがオン状態となることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のデジタルスチルカメラ。
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