JP5446828B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特には、可動式液晶モニターの操作性を高めた撮像装置に関するものである。
コンパクトデジタルカメラよりも大きな撮像素子を搭載し、より大きなレンズを採用することで画質を高めたレンズ交換式デジタルカメラの普及が著しい。レンズ交換式デジタルカメラは、その名の通り、レンズを交換することにより様々な作画が可能となる点でプロフェッショナルあるいはハイアマチュアから普及が始まった。
しかし、今日では、顔認識機能等、コンパクトデジタルカメラで培われた様々な技術が移植されることにより、よりユーザーフレンドリーなレンズ交換式デジタルカメラが誕生している。これによって、レンズ交換式デジタルカメラのユーザー層はより広がっていくこととなろう。
一方で、一般的なユーザーは、撮影の自由度を高めるために、可動式液晶モニターの採用を好む傾向にある。図6は、従来の可動式液晶モニターを備えたレンズ交換式デジタルカメラを示す。図6(a)は非撮影時の状態を示し、図6(b)は非撮影時の状態から撮影時の状態に至る途中段階を示し、図6(c)は撮影時の状態を示す。
図6(a)に示すように、非撮影時においては、可動式液晶モニター150の表示面を保護するために、可動式液晶モニター150の表示面がカメラ本体の背面に対向する状態で格納されている。可動式液晶モニター150は、X軸を中心に180°、Y軸を中心に180°、それぞれ回転できるように構成されている。
非撮影時の状態から撮影時の状態に移行するためには、まず、図6(a)の矢印Bに示す方向に、可動式液晶モニター150を、X軸を中心に回転させることができる位置まで、Y軸を中心に回転させる必要がある。次に、図6(b)の矢印Cに示す方向に、可動式液晶モニター150を、X軸を中心に180°回転させる。さらに、図6(c)の矢印Dに示す方向に、可動式液晶モニター150を、可動式液晶モニター150の表示面の反対面がカメラ本体の背面に対向する位置までY軸を中心に回転させる。これらの三つの作業を行なって初めて非撮影時の状態から撮影時の状態に移行することができる。
可動式液晶モニターに関連した先行技術文献として、特許文献1がある。特許文献1には、表示部を見ながら、一般の撮像対象を撮像したり、自分自身を撮像したりすることができながら、本体部を安定のよい横置き姿勢に置いた状態でも、表示部を良好に見ることができる撮像表示装置が記載されている。
特開2005−079732号公報
図6を用いて説明したように、従来のレンズ交換式デジタルカメラでは、非撮影時の状態から撮影時の状態に至るために三つの作業を行なわなくてはならず、手間がかかる上に、非撮影時の状態から撮影時の状態に速やかに至ることができず、大切な撮影機会を逃してしまう場合がある。
また、レンズ交換式デジタルカメラにおいては、プロフェッショナルあるいはハイアマチュアの使用も想定されるので、撮影時において、可動式液晶モニターの表示面の中心がレンズの光軸近傍に位置することが望ましい。従って、特許文献1に記載の撮像表示装置の表示部をレンズ交換式デジタルカメラに適用しても、プロフェッショナルあるいはハイアマチュアの要望に応えることができない。
なお、以上は、レンズ交換式デジタルカメラについて説明したが、レンズ交換式でなくとも高機能なデジタルカメラは、レンズ交換式デジタルカメラと同様の可動式液晶モニターを備えているので、同様の課題を有する。
本発明は、前記課題を解決し、非撮影時の状態から撮影時の状態に速やかに至ることができ、また、撮影時において、表示面の中心をレンズの光軸近傍に位置させることができる可動式液晶モニターを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、カメラ本体と、前記カメラ本体の側面と背面の接線近傍に設けられた回転軸に軸支され、前記回転軸を中心に前記カメラ本体の側面から前記カメラ本体の背面まで移動可能な表示部と、を備えた、ことを特徴とする。
これによって、非撮影時の状態から撮影時の状態に単一の作業で至ることができ、また、撮影時において、可動式液晶モニターの表示面の中心をレンズの光軸近傍に位置させることができる。
以上のように、本発明によれば、非撮影時の状態から撮影時の状態に単一の作業で至ることができ、また、撮影時において、表示面の中心をレンズの光軸近傍に位置させることができる可動式液晶モニターを備えた撮像装置を提供することができる。
レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の非撮影時における六面図 レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の撮影時における四面図 レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第一の斜視図 レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第二の斜視図 レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第三の斜視図 従来の可動式液晶モニターを備えたレンズ交換式デジタルカメラを示す図
以下、本発明の実施の形態に係る撮像装置について、レンズ交換式デジタルカメラを例として説明する。なお、レンズ交換式でないデジタルカメラであっても本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタルカメラは、非撮影時と撮影時とでその外形を変化させる。まず、非撮影時、すなわち、かばん等に収納して移動するときの外形を説明する。続いて、撮影時の外形について説明する。
(1.非撮影時)
図1は、レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の非撮影時における六面図である。交換レンズは、取り外されている。図1(a)は正面図であり、図1(b)は背面図である。なお、ここでは、交換レンズが装着され被写体の方を向く側を正面と呼び、ユーザーの方を向く側を背面と呼ぶこととする。図1(c)は左側面図であり、図1(d)は右側面図である。ここで、左右は、カメラ本体を正面から見たときの左側、右側とする。図1(e)は上面図であり、図1(f)は底面図である。
図1(a)に示すように、カメラ本体の正面中央には、交換レンズを取り付けるためのマウント101が設けられている。また、カメラ本体の正面右下には、マウント101に装着された交換レンズを取り外すときに押下するレンズ取外しボタン102が備えられている。
図1(b)に示すように、カメラ本体の背面上部には、電子式ビューファインダー103が備えられている。電子式ビューファインダー103は、カメラ本体内の撮像素子が生成した画像を小型の液晶ディスプレイに表示し、これを接眼レンズ系にて拡大観察できるように構成されている。ユーザーは、電子式ビューファインダー103に表示された被写体を観察することによって構図を決めることができる。
なお、本実施の形態では、電子式ビューファインダー103を備えることとしたが、光学式ビューファインダーを備えていてもよいし、覗き込み式のビューファインダーを備えない構成であってもよい。
破線の四角は、グリップ部200を示している。グリップ部200は、カメラ本体のその他の部分に対して移動できるように構成されている。グリップ部200のユーザー側には、十字キーを含む第一のボタン群201が配されている。グリップ部200の右上には、第一のダイヤル202が配されている。第一のダイヤル202の回転軸近傍には、窪み203が設けられているので、撮影時に右手親指を安定してそえることができる。
第一のボタン群201は、撮影や再生の設定等に使用される。十字キーは、後述する可動式液晶モニター104に表示されたメニューから特定の項目を選択するとき等に使用される。第一のダイヤル202は、例えば、絞り優先撮影モードにおいて、シャッター速度を変更するときや、シャッター速度優先撮影モードにおいて、絞り値を変更するときや、プログラム撮影モードにおいて、シャッター速度と絞り値の組み合わせを変更するとき等に使用される。
図1(c)に示すように、カメラ本体の左側面からは、グリップ部200の全体が確認できる。一方、図1(d)に示すように、カメラ本体の右側面には、可動式液晶モニター104が配されている。カメラ本体の右側面上部には、第二のダイヤル105が備えられている。
可動式液晶モニター104は、カメラ本体の縦方向であるY軸と横方向であるX軸の二軸に対して回転できるように構成されている。可動式液晶モニター104は、X軸を中心に180°、Y軸を中心に270°、それぞれ回転できるように構成されている。第二のダイヤル105は、例えば、撮影モードと再生モードを切り替えるときに使用される。
図1(e)に示すように、カメラ本体の上面中央には、ホットシュー106が設けられている。ホットシュー106には、発光量の大きな外部ストロボや動画の撮影時に音声を集音する高性能な外部マイクを取り付けることができる。ホットシュー106は、このような外部アクセサリーを機械的に固定するとともに、電気的な接続をも図ることができる。
カメラ本体の上面の正面よりには、ポップアップストロボ107が内蔵されている。ストロボ開スイッチ108をスライドさせることで、ポップアップストロボ107をポップアップさせることができる。図1(a)〜(f)は、全てポップアップストロボ107がカメラ本体内に格納された状態、すなわち、ポップアップしていない状態を示している。
グリップ部200の上面には、第二のボタン群204とシャッターボタン205が配されている。シャッターボタン205は、グリップ部200の上面上で、カメラ本体の正面側に若干傾けて配されている。これによって、右手人差し指による操作が容易になる。
第二のボタン群204は、撮影時にワンプッシュで切り替えられることが望ましい設定、例えば、ドライブモードや露出補正の設定に使用される。シャッターボタン205は、二段スイッチとして構成されており、第一スイッチがONすると、被写体に対する合焦動作が行なわれ、第二スイッチがONすると撮影動作が行なわれる。
図1(f)に示すように、カメラ本体は、グリップ部200とその他の部分で構成されている。グリップ部200は、カメラ本体のその他の部分に対して、図中の矢印Aに示す向きに移動することができる。矢印Aと交換レンズの光軸Lとは、略45°の角度をなす。
このように、カメラ本体は、非撮影時において、略直方体若しくは略円筒形状をなすので、かばん等に収納することが容易である。図1は、交換レンズが装着されていない状態であるが、交換レンズが装着されていたとしても、収納性が損なわれることはない。特に、交換レンズを上にして、カメラ本体を立てて収納すると非常に省スペースな収納が可能となる。
(2.撮影時)
図2は、レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の撮影時における四面図である。交換レンズは、取り外されている。図2(a)は正面図であり、図2(b)は背面図である。図2(c)は左側面図であり、図2(d)は右側面図である。図2(a)〜(d)は、図1(a)〜(d)に対応する。
図2(a)に示すように、撮影時には、グリップ部200がカメラ本体の右側に大きくせり出している。これによって、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様の外形に変化するので、撮影時の安定性を確保することができる。
図2(b)においても、図2(a)と同様に、グリップ部200がカメラ本体の右側に大きくせり出していることが分かる。また、可動式液晶モニター104がY軸を中心に270°回転してユーザーの方を向いている。
一般的なレンズ交換式デジタルカメラでは、背面に可動式の液晶モニターを備えるのが通例であるが、本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタルカメラでは、本体の左側面に可動式液晶モニター104を備えながらも、撮影時には、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様に、背面に可動式液晶モニター104を配置することができる。
さらに、一般的なレンズ交換式デジタルカメラの可動式液晶モニターは、表示面が傷つくのを防止するため、背面において、表示面をカメラ本体に対向させて格納するのが通例である。そうすると、撮影時には、Y軸を中心に回転させて可動式液晶モニターをカメラ本体から引き離し、その状態でX軸を中心に180°回転させて表示面をユーザーの方に向け、もう一度、Y軸を中心に回転させて可動式液晶モニターをカメラ本体に格納する必要がある。これらの作業は、単に手間がかかるばかりでなく、非撮影状態から撮影状態に至るのに時間を要し、大切な撮影機会を逃してしまうという問題がある。
これに対して、本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタルカメラの可動式液晶モニター104は、表示面をカメラ本体の左側面に対向させて格納されるので、表示面が傷つくことがない。そして、撮影時には、Y軸を中心に270°回転させるだけで可動式液晶モニター104の表示面がユーザーの方を向く。
すなわち、本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタルカメラの可動式液晶モニター104では、Y軸を中心に回転させて、また元に戻すという作業と、X軸を中心に180°回転させるという作業がなく、格納状態にある可動式液晶モニター104を、Y軸を中心に270°回転させれば撮影状態に至るので、非撮影状態から撮影状態への移行が速やかである。
図2(c)からは、グリップ部200がカメラ本体の正面側に移動していることが分かる。また、可動式液晶モニター104がカメラ本体の背面側に移動していることが分かる。
グリップ部200は、一対の案内溝109に沿って滑らかに移動できるように構成されている。グリップ部200とカメラ本体のその他の部分は、フレキシブル基板等の可撓性を有する配線材料によって電気的に接続されている。なお、グリップ部200を移動させることによって、カメラ本体の電源が入ったり切れたりするように構成してもよい。
図2(d)からも、可動式液晶モニター104がカメラ本体の背面側に移動していることが分かる。
このように、カメラ本体は、撮影時において、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様の外形に変化するので、撮影時の安定性を確保することができる。また、格納状態にある可動式液晶モニター104を、Y軸を中心に270°回転させれば撮影状態に至るので、非撮影状態から撮影状態への移行が速やかである。
(3.グリップ部)
図3は、レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第一の斜視図である。交換レンズは、取り外されている。図3(a)は、非撮影状態の正面斜視図であり、図3(b)は、撮影状態の正面斜視図である。また、図3(c)は、撮影状態の背面斜視図である。
非撮影状態における図3(a)では、カメラ本体は、略直方体若しくは略円筒形状をなすので、かばん等に収納することが容易である。一方、撮影状態における図3(b)(c)では、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様の外形に変化するので、撮影時の安定性を確保することができる。また、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様に、背面の交換レンズの光軸近傍に可動式液晶モニター104の中心を配置することができる。
(4.交換レンズ)
図4は、レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第二の斜視図である。図4(a)は、交換レンズが取り外された状態を示し、図4(b)は、交換レンズ300が取り付けられた状態を示す。図4(a)(b)ともに、カメラ本体は、非撮影状態である。
このように、カメラ本体は、非撮影時において、略直方体若しくは略円筒形状をなすので、かばん等に収納することが容易である。図4(a)は、交換レンズが装着されていない状態であるが、図4(b)に示すように、交換レンズ300が装着されたとしても、交換レンズ300の長さだけ光軸L方向の長さが長くなるだけであって、収納性が大きく損なわれることはない。
(5.可動式液晶モニター)
図5は、レンズ交換式デジタルカメラのカメラ本体の第三の斜視図である。可動式液晶モニター104は、X軸を中心に180°、Y軸を中心に270°、それぞれ回転できるように構成されている。
図5は、可動式液晶モニター104を、格納状態からY軸を中心に90°回転させた状態を示している。交換レンズは、取り外されているが、交換レンズが取り付けられ撮影状態にあるものと理解されたい。
図5に示す状態では、可動式液晶モニター104の表示面がカメラ本体の正面側を向いているので、いわゆる自分撮りができる。自分撮りとは、ユーザーが自身で自身を被写体とした写真を撮影することをいう。ユーザーは、カメラ本体の正面側に位置する。可動式液晶モニター104の表示面がユーザーの方を向いているので、ユーザーは、可動式液晶モニター104を観察しながら、自身が画角内の適切な位置に収まるようにカメラ本体を構えることができる。
また、可動式液晶モニター104は、X軸を中心に180°回転することができる。図5に示す状態から、可動式液晶モニター104を、X軸を中心に180°回転させると、可動式液晶モニター104の表示面は、カメラ本体の背面側を向く。この状態でも、通常の撮影をすることができる。ここで、「通常」とは「自分撮りでない」という意味である。
この状態では、可動式液晶モニター104を、X軸を中心に適当な角度だけ回転させることで、カメラ本体を高い位置に構えた状態での撮影やカメラ本体を低い位置に構えた状態での撮影においても、可動式液晶モニター104の表示面を、これに垂直な方向から観察することができる。「カメラ本体を高い位置に構えた状態」とは、例えば、人垣の向こうに存在する被写体を撮影するときのように、カメラ本体を頭上に構えた状態等をいう。また、「カメラ本体を低い位置に構えた状態」とは、例えば、花等を撮影するときのように、カメラ本体を腰の位置、あるいはそれよりも低い位置に構えた状態等をいう。
図5に示す状態から、可動式液晶モニター104を、X軸を中心に回転させることなく、Y軸を中心にさらに180°回転させると、図2や図3(b)(c)に示す状態に至る。図2や図3(b)(c)に示す状態においても、可動式液晶モニター104を、X軸を中心に一定の角度だけ回転させることができる。
これは、可動式液晶モニター104が図2や図3(b)(c)に示す状態に至ったときに、X軸とカメラ本体の背面との間に間隙が生じるように構成されているからである。図2(c)(d)を参照すると、容易に理解できるであろう。また、可動式液晶モニター104の表示面の反対面は、曲面で構成されている。これによって、図2や図3(b)(c)に示す状態に至ったときの可動式液晶モニター104のX軸を中心とした回転可能範囲は、さらに広くなる。
一方、一般的なレンズ交換式デジタルカメラでは、図2(b)や図3(c)等に示す状態に相当する状態において、可動式液晶モニターの表示面の反対面がカメラ本体の背面に当接しているので、可動式液晶モニターを、X軸を中心に回転させることができない。
可動式液晶モニター104についてまとめる。1)格納状態では、カメラ本体の左側面に配され表示面を保護している。2)格納状態からY軸を中心に90°回転させると、自分撮りが可能となる。3)前記2)に示す状態からX軸を中心に180°回転させると、通常の撮影が可能となるとともに、カメラ本体を高い位置に構えた場合や低い位置に構えた場合にも表示面の向きを調整することができる。4)前記2)に示す状態からY軸を中心にさらに180°回転させると、通常の撮影が可能となる。この状態でも、表示面の向きを一定程度調整することができる。5)格納状態から前記2)に示す状態への移動、格納状態から前記4)に示す状態への移動、前記2)に示す状態から前記4)に示す状態への移動は、単一の動作で実現できる。
(6.まとめ)
以上に説明したように、本発明の実施の形態に係るレンズ交換式デジタルカメラは、非撮影状態において、略直方体若しくは略円筒形状をなすので、かばん等に収納することが容易である。一方、撮影状態において、一般的なレンズ交換式デジタルカメラと同様の外形に変化するので、撮影時の安定性を確保することができる。
また、可動式液晶モニター104は、格納状態から撮影状態への移動が単一の動作で実現できる。
本発明によれば、非撮影時の状態から撮影時の状態に単一の作業で至ることができ、また、撮影時において、可動式液晶モニターの表示面の中心をレンズの光軸近傍に位置させることができるので、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に適用して有用である。
101 マウント
102 レンズ取外しボタン
103 電子式ビューファインダー
104 可動式液晶モニター
105 第二のダイヤル
106 ホットシュー
107 ポップアップストロボ
108 ストロボ開スイッチ
109 案内溝
150 可動式液晶モニター
200 グリップ部
201 第一のボタン群
202 第一のダイヤル
203 窪み
204 第二のボタン群
205 シャッターボタン

Claims (5)

  1. カメラ本体と、
    前記カメラ本体の側面と背面の接線近傍に設けられた回転軸に軸支され、前記回転軸を中心に前記カメラ本体の側面から前記カメラ本体の背面まで移動可能な表示部と、
    を備え
    前記表示部が前記カメラ本体の側面にあるときは、前記表示部の表示面は前記カメラ本体の側面に対向し、
    前記表示部が前記カメラ本体の背面にあるときは、前記表示部の表示面は前記カメラ本体の背面と同じ向きであり、かつ、前記表示面の中央部は、前記カメラ本体の光軸と重なる、
    撮像装置。
  2. さらに、前記回転軸と直交する第二の回転軸を有し、
    前記表示部は、前記第二の回転軸を中心に回転可能である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示部が前記カメラ本体の背面にあるときに、前記第二の回転軸と前記カメラ本体の背面との間に間隙を有する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. カメラ本体と、
    前記カメラ本体の側面と背面の接線近傍に設けられた回転軸に軸支され、前記回転軸を中心に前記カメラ本体の側面から前記カメラ本体の背面まで移動可能な表示部と、
    を備え、
    前記表示部が前記カメラ本体の側面にあるときは、前記表示部の表示面は前記カメラ本体の側面に対向し、
    前記表示部が前記カメラ本体の背面にあるときは、前記表示部の表示面は前記カメラ本体の背面と同じ向きであり、かつ、前記表示面の中央部は、前記カメラ本体の光軸と重なり、
    さらに、前記カメラ本体の背面側にグリップ部を有し、
    前記グリップ部は、前記光軸に対して斜め方向にスライド可能である、
    撮像装置。
  5. 前記グリップ部は、前記カメラ本体の背面側から前記カメラ本体の側面側にスライド可能である、請求項4に記載の撮像装置。
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