JP2000078441A - 携帯型ビデオカメラ - Google Patents

携帯型ビデオカメラ

Info

Publication number
JP2000078441A
JP2000078441A JP10241923A JP24192398A JP2000078441A JP 2000078441 A JP2000078441 A JP 2000078441A JP 10241923 A JP10241923 A JP 10241923A JP 24192398 A JP24192398 A JP 24192398A JP 2000078441 A JP2000078441 A JP 2000078441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video camera
housing
display unit
button
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10241923A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsutoshi Sato
敦俊 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10241923A priority Critical patent/JP2000078441A/ja
Publication of JP2000078441A publication Critical patent/JP2000078441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で操作を容易にし、使い易い携帯
型ビデオカメラを提供する。 【構成】 筐体1の上面1aには、その前側面1b側の
表示部11の収納部にカバー2が設けられてこの表示部
11をカバーしており、その後側面1e側には、録画ボ
タン6や電源ボタン7などからなる操作部3が設けられ
ている。録画ボタン3は、この上面1aに形成された隆
起部5a上に配置されており、操作部3を見なくとも、
録画ボタン6を見つけ出すことができるようにしてい
る。カバー2を開くと、これに連れて表示部11が起き
上がってきて、その画面11aが見易いような傾き状態
に設定される。内蔵のビデオカメラ部が撮像する動画像
を表示部11が表示している状態で録画ボタン6を操作
すると、この動画像あるいは静止画像を装着されている
カード状の記録媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが携帯して
使用することができる携帯型ビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ部がますます小型化
可能となり、また、液晶などを用いることにより、表示
部がますます小型,薄形化可能となり、ユーザが手の平
で持って歩けるような表示部を備えた小型,軽量の携帯
型ビデオカメラが市販されるようになってきた。
【0003】図9はかかる従来の携帯型ビデオカメラの
例を概略的に示す斜視図であって、同図(a)に示す例
では、表示部側筐体100と、その側面にこの表示部側
筐体100に対して矢印X−X’で示すように回動可能
に取り付けられたビデオカメラ部(図示せず)を内蔵す
るカメラ側筐体101とで概略構成されており、表示部
側筐体100の後側面100aには、固定された表示部
102と矢印Y−Y’方向に回動可能なフード103が
設けられ、カメラ側筐体101の前側面101aには、
図示しないが、内蔵のビデオカメラ部に対するカメラレ
ンズが取り付けられている。
【0004】ここで、この携帯型ビデオカメラが使用さ
れないときには、フード103を表示部102を覆うカ
バーとして機能させることができ、使用するときには、
フード103を開いて表示部102の画面が見えるよう
し、このフード103が上方からの外光が表示部102
の画面に入射しないように遮る作用をする。
【0005】また、図9(b)に示す携帯型ビデオカメ
ラは、ビデオカメラ部(図示せず)を内蔵した偏平状の
筐体200の前側面200aに、このビデオカメラ部に
対するカメラレンズ201を、また、この筐体200の
上面200bに矢印Z−Z’で示すように回動可能に表
示部202を設けたものである。
【0006】かかる携帯型ビデオカメラでは、これを使
用しないとき、表示部202を、実線で示すように、筐
体200の上面200bに設けられた窪み部203に押
し込まれた状態とすることができ、このとき、表示部2
02の画面は窪み部203内にあって、表示部202本
体で保護することができる。携帯型ビデオカメラを使用
するときには、表示部202を、実線で示す状態から矢
印Zで示す方向に回動させ、画面が見やすいように、筐
体200の上面200bに対して所定の角度傾いた破線
で示す状態とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9(a)
に示す従来の携帯型ビデオカメラでは、カメラ側筐体1
01を表示部側筐体100に対して回動する構造とした
のは、表示部102が筐体(表示部側筐体100)に固
定されているため、表示部側筐体100とカメラ側筐体
101とを1つの筐体で構成すると、表示部102の画
面をみることとビデオカメラ部で所望被写体を撮像する
こととを同時に満足されることが非常に難しくなること
によるものである。
【0008】このように1つの筐体で構成すると、所望
の被写体を撮像するとき、表示部102の画面を非常に
無理な姿勢で見ざるを得ない場合もあるし、また、表示
部102の画面を自然の姿勢で見やすくすると、所望の
被写体を撮像できなくなる場合もあるのである。これに
対し、上記のように、表示部側筐体100に対してカメ
ラ側筐体101を回動可能にすると、表示部102の画
面を自然の姿勢で見つつ、ビデオカメラ部を希望する被
写体に向けることができる。
【0009】しかし、上記のように表示部側筐体100
に対してカメラ側筐体101を回動可能にする構成を採
ると、この回動可能とするための手段が必要となり、構
成が複雑となって装置全体が大型化するし、さらにま
た、ビデオカメラ部が、カメラレンズとともに、その光
軸方向が筐体101の厚み方向となるように、筐体10
0,101の薄形化に制約が加わることになる。
【0010】図9(b)に示す従来の携帯型ビデオカメ
ラでは、表示部202を、破線で示すように、画面が見
える状態とするためには、この表示部202を実線で示
す状態から90゜以上の大きな角度回動させなければな
らず、このための複雑な手段を必要とする。
【0011】また、表示部202のかかる回動を妨げる
ことなくフードを設けることは非常に難しく、このた
め、フードを設けないとすると、表示部202の表示画
面が外光によって非常に見にくいものとなる。通常、か
かる携帯型ビデオカメラの表示部としては、小型,軽量
で薄形化が可能な液晶ディスプレイ装置を用いるもので
あるが、この液晶ディスプレイ装置は、外光を受ける
と、画面が非常に見にくくなる。しかも、携帯型ビデオ
カメラは、通常、屋外で用いられるものであり、これら
のことから、表示部には、フードが非常に有効な作用を
なすものである。
【0012】本発明の目的は、かかる問題を解消し、構
成を簡略化できて、かつ使い勝手が向上した携帯型ビデ
オカメラを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示部を筐体の上面に設けるとともに、
該筐体に表示部を保護するフードを設け、該フードの動
きに連動して該表示部を可動とする構成とする。
【0014】また、本発明は、表示部を、その画面が該
筐体の上面に対して上向きとなるように、筐体の上面に
配置し、かつ該画面が所定の傾斜角となるように、該表
示部を回動可能とする構成とした。
【0015】さらに、本発明は、筐体の上面での幅方向
ほぼ中央部に録画ボタンを配置し、録画ボタンの一方側
に電源ボタンを、他方側にズームボタンを夫々配置する
構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0017】図1は本発明による携帯型ビデオカメラの
一実施形態を示す外観斜視図であって、1は筐体、1a
は上面、1bは前側面、1cは右側面、1dは左側面、
1eは後側面、2はカバー、2aは回動軸、3は操作
部、4はカメラレンズ、5a,5bは隆起部、6は録画
ボタン、7は電源ボタン、8はアップダウンボタ、9は
メニューボタン、10は表示灯、11は表示部、11a
は画面である。
【0018】同図(a)において、筐体1は偏平状をな
しており、その中に図示しないビデオカメラ部や回路な
どが内蔵されていて、この筐体1の前側面1bにビデオ
カメラ部に対するカメラレンズ4が取り付けられてい
る。また、筐体の上面1aには、前側面1b側にカバー
2が、これよりも後側面1e側に操作部3が夫々設けら
れている。
【0019】このカバー2は、上面1aの前側面1b側
端辺に沿って設けられている回動軸2aを中心に回動可
能に取り付けられており、このカバー2の後側面1f側
に形成されている隆起部5bの端部に指を引っ掻けて引
き上げることにより、カバー2を回動させて開くことが
できる。
【0020】また、操作部3には、その幅方向中央部
(右側面1cと左側面1dとの間の中央部)に録画ボタ
ン6とメニューボタン9とが設けられ、これらボタン
6,9の幅方向の一方側に電源ボタン7が、他方側にア
ップダウンボタン8が夫々設けられている。録画ボタン
6は、メニューボタン9よりも前側面1b側に配置され
ており、上面1aでのこの録画ボタン6が配置された部
分が隆起部5aとなっている。この隆起部5aは、カバ
ー2に設けられた隆起部5bと滑らかに連なるようにし
ている。
【0021】なお、この実施形態では、カード状の小型
記録媒体を着脱可能に収納されるものであり、録画ボタ
ン6の操作によってこの記録媒体にビデオカメラ部で撮
像した動画像あるいは静止画像を記録することができ
る。
【0022】筐体1内部の前側面1b側には、例えば、
液晶ディスプレイ装置などの薄形の表示部11が、図1
(a)の分断線A−A’に沿う断面図として示す図2に
示すように、その画面11aを上向きとして、即ち、カ
バー2側に向けて上面1aにほぼ平行な姿勢で内蔵され
ており、カバー2がこの表示部11の収納部を閉じて表
示部11の画面11aを保護している。ここで、表示部
11は、図2に示すように、この後側面1e側端辺が回
動軸11bに回動可能に取り付けられている。
【0023】図1(b)は、上記のようにして、カバー
2を開いた状態を示すものである。カバー2を回動軸2
aを中心として回動させると、これとともに、表示部1
1も、そのカバー2側が持ち上げられるようにして起き
上がり、カバー2の回動角に応じた角度で傾いた状態に
設定される。図3は図1(b)の分断線B−B’に沿う
断面を示すものであって、カバー2の回動とともに、こ
のカバー2に設けられた突起状の突出部2bの先端部で
表示部11が押され、これにより、表示部11が、回動
軸11bを中心に回動することにより、図1(b)に示
すように起き上がるのである。
【0024】なお、カバー2が開いた状態で電源ボタン
7の操作により電源を投入すると、ビデオカメラ部で撮
像が開始して表示部11で動画像が表示される。これに
より、撮像画面をモニタできる。このとき、録画ボタン
6の操作により、LEDなどの表示灯10が点灯して撮
像されていることをユーザに知らせる。
【0025】また、カバー2が閉じているときには、電
源ボタン7を操作しても、電源は投入されない。これ
は、図3に示すように、筐体1内の表示部11の収納部
に設けられているスイッチ12の作用によるものであ
り、カバー2が閉じて表示部11が図2に示すように筐
体1内に収納されているときには、このスイッチ12が
作動して、電源ボタン7を操作しても、電源が投入され
ない。従って、電源が投入されている状態でカバー2を
閉じると、表示部11によってこのスイッチ12が作動
し、電源が切れることになる。これにより、カバー2を
閉じて使用しないときには、必ず電源が切れた状態とす
ることができ、簡単な構成で電源の消し忘れを確実に防
止して無駄な電力の消費をなくすことがことができる。
【0026】勿論、かかるスイッチ12を設けることな
く、電源ボタン7のみで電源のオン,オフを行なうよう
にすることもできる。この場合には、カバー2を開かな
くとも、即ち、表示部11でモニタしなくとも、ビデオ
カメラ部で撮像をすることができるし、録画ボタン6の
操作により、撮像画面の録画もできる。
【0027】さらに、メニューボタン9の操作により、
表示部11の画面11aでビデオカメラ部で撮像する動
画像とメニュー画面とに切り換えることができる。ま
た、アップダウンボタン8は、表示部11で動画像を表
示するときには、ビデオカメラ部でのズームアップ,ズ
ームダウンを行なわせる機能を有するが、メニュー画面
が表示されているときには、そのメニューを選択するた
めの機能を持っており、また、録画ボタン6はその選択
結果の決定ボタンとしての機能を持つように変換され
る。
【0028】図4は上記のカバー2の要部を示す斜視図
である。同図において、カバー2には、その両側面に回
動軸2a(図1)に取り付けるための貫通孔2cが設けら
れており、これら貫通孔2cが設けられている部分から
夫々L字状の突出部2bが形成され、これら突出部2b
の先端面2dは平面状をなしている。突出部2bのかか
る先端面2dを有する部分はカバー2とほぼ平行になっ
ており、また、先端面2dはカバー2にほぼ垂直になる
ようにしている。
【0029】カバー2が閉じた状態では、表示部11が
図2で示すように突出部2bで支えられており、カバー
2が回動するとともに、この突出部2bも同じ方向に回
動して表示部11の前側面1b側端部を押し上げ、図3
に示すように、突出部2bの先端面2dが表示部11の
裏面11cと当接した状態で、カバー2と表示部11と
が安定する。即ち、カバー2から手を離しても、図3に
示す状態が保持される。この図3に示す状態では、突出
部2bとその先端面2dが上記のように形成されている
から、カバー2と表示部11の画面11aとのなす角度
がほぼ90゜である。カバー2が回動した状態にあると
きには、画面11aとカバー2との角度が90゜となる
ため、画面11aが常に撮像者にとって充分に露出され
ることになる。
【0030】この状態で、カバー2は、表示部11の画
面11aに対して外光を遮るフードとして作用する。
【0031】図3に示す安定した状態で矢印C方向にカ
バー2を押すと、カバー2は簡単に矢印C方向に回動
し、表示部11を筐体1内に収納することができるし、
また、図3に示す安定した状態で矢印C’方向に押す
と、カバー2もこの方向に回動するが、カバー2に設け
られた角部2eが筐体1の前側面1bに当り、それ以上
の回動が禁止される。このときでも、表示部11はカバ
ー2の突出部2bからはずれることがなく、その画面1
1aが傾いた状態に保持される。
【0032】なお、勿論、突出部2bとその先端面2d
とを上記のように設定する必要はなく、その設定条件に
応じて、図3に示したように安定状態となったときのカ
バー2と表示部11の画面11aとのなす角度は90゜
とは異なることになる。
【0033】また、ここでは、カバー2の両側面部に夫
々突出部2bを設けたものであるが、両側面間全体にわ
たる幅広の1つの同様の構成の突出部を設けるようにし
てもよい。しかし、図4に示すように夫々の側面部に突
出部2bを設ける構成とすると、これら突出部2b間に
スペースを形成することができ、このスペースに、例え
ば、表示部11が液晶ディスプレイ装置である場合に突
出するバックライト部を配置できるなど、スペースの有
効利用を図ることができる。
【0034】この実施形態は、図5で示すように、片手
で持って使用されるものであるが、図1(b)及び図3
に示す状態での表示部11の傾きを、図6に示すよう
に、これを手に自然に持って使用する場合に画面11a
が見やすい状態となるようにする。このときの傾き角は
90゜よりも充分小さい角度である。即ち、カバー2に
よるこの表示部11の回動角を90゜よりも充分小さい
角度とすることができる。このため、図3に示したよう
に、カバー2に簡単な構成の突出部2bを設けるだけ
で、カバー2の開け閉めでもって表示部11を所定の角
度傾斜させたり、筐体1内に収納させたりすることがで
きるのである。この場合、一方の手で筐体1を保持して
撮影姿勢を保ち、他方の手で画面11aを撮影姿勢に適
した角度で露出させることができるので、シャッタチャ
ンスを逃すことがない。
【0035】また、図1で説明したように、操作部3で
録画ボタン6が隆起部5aの部分に設けられているの
で、図6に示したようにこの実施形態を使用する場合、
例えば、親指の感触によってこの隆起部5aが簡単にわ
かるので、操作部3を見ていなくとも、録画ボタン6を
簡単に探し出すことができるし、これとともに、他の操
作ボタンも簡単にわかるので、操作が非常に簡単にな
る。
【0036】図7は図1における左側面1d側を示す図
であって、13は切欠部、14は記録媒体挿入口、15
はイジェクトボタンであり、図1に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0037】同図において、録画ボタン6(図1)を設
けた隆起部5aのカバー2側端部は、一部切り欠かれて
切欠部13をなしており、これにより、この部分に指の
先端部が入り込み易くして、カバー2に設けられた隆起
部5bに指が引掛かり易くなるようにしている。従っ
て、カバー2を開きやすくなる。
【0038】また、筐体1の左側面1d側には、上記カ
ード状の記録媒体の挿入口14と挿入されているこの記
録媒体のイジェクトボタン15とが設けられている。こ
の記録媒体挿入口14には、前後に回動可能に蓋(図示
せず)が設けられており、記録媒体を挿入するときに
は、この蓋が記録媒体で奥の方に押し込まれた状態で記
録媒体が挿入されて、記録媒体が挿入されると、蓋が元
の状態に戻って記録媒体挿入口14を塞ぎ、イジェクト
ボタン15を操作すると、記録媒体が蓋を外部に押しな
がらイジェクトされる。
【0039】図8は図1でのメニューボタン9の操作に
よって表示部11の画面11aに表示されるメニュー画
面の一具体例を示す図である。
【0040】このメニュー画面では、記録モードの種類
(動画/静止画)や記録媒体に記録されているファイル
の再生,消去、表示部11での画面表示のオン/オフな
どを選択することができ、これらの項目はアップダウン
ボタン8(図1)の操作によって選択することができ
る。選択された項目は録画ボタン6(図1)の操作によ
って決定される。
【0041】そこで、例えば、静止画の記録モードが選
択決定されたとすると、この決定操作がなされると、表
示部11では、ビデオカメラ部が撮像する動画像の表示
状態となるが、この表示状態で録画ボタン6を操作する
と、そのときの1撮像画面が静止画像として記録媒体に
記録される。勿論、動画の記録モードが選択決定された
ときには、録画ボタン6を操作することにより、記録媒
体への記録が開始され、再度録画ボタン6を操作する
と、この記録モードが終了する。
【0042】また、ファイル再生モードを選択すると、
記録媒体に記録されている画像が再生されて表示部11
に表示される。ここで、静止画の場合には、記録されて
いる個々の静止画が1つのファイルを構成し、また、動
画の場合には、記録開始からその終了までの内容が1つ
のファイルを構成する。そして、ファイル再生が静止画
の場合には、1つのファイルがそのまま表示され、アッ
プダウンボタン8を操作する毎に次の静止画の再生に移
っていく。従って、希望する静止画を探す場合には、順
次アップダウンボタン8を操作して行けばよい。動画の
場合には、1つのファイルの再生が終わると、これに引
き続いて次のファイルの再生に進むが、アップダウンボ
タン8を操作すると、直ちに次のファイルの開始からの
再生に移る。従って、この場合も、アップダウンボタン
8を順次操作することにより、希望する動画ファイルを
探すことができる。
【0043】ファイル消去を選択決定した場合には、こ
の場合も動画あるいは静止画のファイルが表示される
が、録画ボタン6を操作すると、この表示されているフ
ァイルが消去され、次のファイルの再生表示に移る。消
去するファイルを探すときには、アップダウンボタン8
を操作すればよい。
【0044】画面表示のOFF(図示せず)を選択決定
した場合には、表示部11での画面表示が行なわれない
ようにする。
【0045】なお、メニューの項目としては、以上のも
のに限るものではなく、日付設定や記録媒体の初期化な
どを追加することもできる。
【0046】以上のようなモードを変更,解除(動画像
の表示状態にすること)するためには、再度メニューボ
タン9を操作してメニュー画面を表示させ、所望のモー
ドを選択決定すればよい。また、上記のいずれのモード
が設定されていても、上記のようにして電源がオフとな
ると、これらのモードが解除され、再度電源が投入され
たときには、表示部11で動画像が表示される状態とな
る。
【0047】なお、以上のようなモード設定動作や各種
制御は、筐体1内に設けられているマイコンなどからな
る制御手段によって行なわれる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フードの動きと連動して表示部が動くので、表示部の画
面が見易い状態でフードを作用させることができ、外光
による影響が低減された状態で画面を見ることができ
る。
【0049】また、本発明によれば、表示部の画面を筐
体の上面に対して上向きで配置され、かつこの表示部を
回動可能としているので、この回動角をわずかにして表
示部の画面を見易い状態にすることができ、この表示部
を回動させる手段として簡単な構成のものを用いること
ができる。
【0050】さらに、本発明によると、筐体の上面に操
作部を設け、この操作部でその幅方向ほぼ中央部に録画
ボタンを設けているので、装置筐体を片手で持ってこの
操作部を操作する場合、操作部を見なくとも、録画ボタ
ンを簡単に探し出すことができ、録画操作が簡単になっ
て使い勝手が向上する。
【0051】さらにまた、本発明によると、上記操作部
に隆起部を形成し、この操作部上に上記録画ボタンを配
置しているので、装置筐体を片手で持って撮像中、指の
感触で録画ボタンを探し出すことができ、録画操作がさ
らに簡単になって使い勝手が向上する。
【0052】さらに、本発明によると、表示部の画面を
撮像画面とメニュー画面とに切換え可能として、装置の
機能を切り換えることができるし、これら夫々の画面で
の操作ボタンを共通に使用可能としているので、わずか
な操作ボタンで多機能化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯型ビデオカメラの一実施形態
を示す外観斜視図である。
【図2】図1(a)の分断線A−A’に沿う断面図であ
る。
【図3】図1(b)の分断線B−B’に沿う断面図であ
る。
【図4】図1におけるカバーの要部を示す斜視図であ
る。
【図5】図1に示した実施形態の手で持った状態を示す
図である。
【図6】図1に示した実施形態の使用状態を示す図であ
る。
【図7】図1における筐体の左側面側を示す図である。
【図8】図1における表示部で表示されるメニュー画面
の一具体例を示す図である。
【図9】従来の携帯型ビデオカメラの例を示す概略斜視
図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 上面 1b 前側面 1c 右側面 1d 左側面 1e 後側面 2 カバー 2a 回動軸 2b 突出部 3 操作部 4 カメラレンズ 5a,5b 隆起部 6 録画ボタン 7 電源ボタン 8 アップダウンボタン 9 メニューボタン 10 表示灯 11 表示部 11a 画面 12 スイッチ 13 切欠部 14 記録媒体挿入口 15 イジェクトボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体にビデオカメラ部が内蔵され、該筐
    体の上面に表示部が設けられた携帯型ビデオカメラにお
    いて、 該筐体には、該表示部を保護するフードが設けられ、 該フードの動きに連動して該表示部を可動とすることを
    特徴とする携帯型ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 筐体にビデオカメラ部が内蔵され、該筐
    体の上面に表示部が設けられた携帯型ビデオカメラにお
    いて、 該表示部は、その画面が該筐体の上面に対して上向きと
    なるように、該筐体の上面に配置されており、かつ該画
    面が所定の傾斜角となるように、回動可能としたことを
    特徴とする携帯型ビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記筐体の前側面に設けられた回動軸を中心に回動可能
    にフードが設けられ、 該フードに設けられた突出部が前記表示部の裏面に当接
    しており、 該フードを回動させることにより、該突出部が前記表示
    部を押して回動させることを特徴とする携帯型ビデオカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 筐体にビデオカメラ部が内蔵され、該筐
    体の上面に表示部が設けられた携帯型ビデオカメラにお
    いて、 該筐体の上面での幅方向ほぼ中央部に録画ボタンを配置
    し、該録画ボタンの一方側に電源ボタンを、他方側にズ
    ームボタンを夫々配置したことを特徴とする携帯型ビデ
    オカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記筐体の前記上面の前記録画ボタンが配置された部分
    が、前記上面の他の部分に対して隆起していることを特
    徴とする携帯型ビデオカメラ。
  6. 【請求項6】 筐体にビデオカメラ部が内蔵され、該筐
    体の上面に表示部が設けられた携帯型ビデオカメラにお
    いて、 該筐体は偏平状の筐体であって、 該筐体の前側面に該ビデオカメラ部のカメラレンズを配
    置し、 該筐体の該上面の該前側面側に該表示部を、該上面の該
    前側面に対向する後側面側に操作部を夫々配置したこと
    を特徴とする携帯型ビデオカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記操作部に、録画ボタンと、電源ボタンと、前記ビデ
    オカメラ部のズーミングのためのアップダウンボタン
    と、前記表示部での前記ビデオカメラ部による画像表示
    とメニュー画面の表示とを切り換えるためのメニューボ
    タンとを設け、 該メニュー画面では、該アップダウンボタンの操作によ
    って前記ビデオカメラ部での撮像を動画像撮像と静止画
    像撮像との選択を可能とすることを特徴とする携帯型ビ
    デオカメラ。
JP10241923A 1998-08-27 1998-08-27 携帯型ビデオカメラ Pending JP2000078441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10241923A JP2000078441A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 携帯型ビデオカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10241923A JP2000078441A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 携帯型ビデオカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000078441A true JP2000078441A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17081581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10241923A Pending JP2000078441A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 携帯型ビデオカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000078441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185829A (ja) * 2000-12-14 2002-06-28 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd デジタルスチルカメラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185829A (ja) * 2000-12-14 2002-06-28 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd デジタルスチルカメラ
JP4584442B2 (ja) * 2000-12-14 2010-11-24 三星電子株式会社 デジタルスチルカメラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006314076A (ja) 多機能入力スイッチ、及び該スイッチを備える撮影装置
JP3774343B2 (ja) ビデオカメラ
JP4397058B2 (ja) 携帯型電子機器
JP2006287288A (ja) 画像記憶装置付カメラ
JPH0670314A (ja) 画像処理装置
JP3266092B2 (ja) 電子カメラ
JP4426804B2 (ja) ビデオカメラ
JPH11331667A (ja) 携帯型電子機器
JP2000078441A (ja) 携帯型ビデオカメラ
JP3282622B2 (ja) 電子カメラ
JPH1164928A (ja) ディジタルメモリ付きカメラ
JP2007036466A (ja) 撮像装置
JPH11331669A (ja) ビデオカメラ
JP4573077B2 (ja) 情報処理装置
JP2007049381A (ja) 撮影装置
JPH1013722A (ja) カメラ
JP4186618B2 (ja) 撮像装置
JP2003153065A (ja) デジタルカメラ
JP3807529B2 (ja) 電子カメラ
JP2832098B2 (ja) カメラ一体型ビデオレコーダ装置
JP3762008B2 (ja) 撮像装置
JPH10336502A (ja) 電子カメラ
JP2001203921A (ja) デジタルカメラ
JP4501050B2 (ja) 撮像装置
JPH1169213A (ja) モニタ装置を有するカメラ