JP3774343B2 - ビデオカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクのデッキと一体化されたビデオカメラに係り、特に、レンズ側にマイクロホンやフラッシュ部などを備え、また、筐体側面部にモニタ部が設けられたビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
筐体内にカメラ部とテープドライブなどを内蔵し、この筐体の側面に液晶表示部(LCD部)が設けられたビデオカメラが、例えば、特開平9ー9108号公報に記載されている。かかるビデオカメラにおいては、この筐体の側面に形成された凸部に開口が設けられ、この開口内に設けられたヒンジ機構にLCD部が取り付けられており、これにより、LCD部が筐体に回動可能に取り付けられている。
【0003】
ここで、このヒンジ機構は、筐体の側面に沿って上下方向に、即ち、垂直方向に伸延して配置される回動軸と、この回動軸に垂直な方向、即ち、水平方向に伸延して配置される回転軸とからなり、この回転軸がLCD部の表示面に平行となるようにして、LCD部がこのヒンジ機構に取り付けられている。
【0004】
かかる構成のヒンジ機構により、LCD部は、垂直な回動軸を中心として、回動することができ、また、水平な回転軸を中心として回転することができる。従って、ビデオカメラで撮像するときには(撮像モード)、LCD部を回動軸を中心に回動させることにより、このLCD部の表示面を筐体の側面に対してある角度を持たせることができ、撮像画面をこの表示画面で表示させることにより、ユーザは、ファインダを用いずとも、撮像画面を観察することができる。しかも、このようにLCD部を回動軸を中心に回動させた状態で、さらに、LCD部を上記回転軸を中心に回動させることにより、その表示画面を斜め上向き、あるいは斜め下向きにすることができ、ユーザが見易い状態にLCD部の表示画面を設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特開平9ー9108号公報に記載のビデオカメラでは、筐体の側面にLCD部の収納部が設けられており、上記回動軸を中心とするLCD部の回動範囲は、LCD部がこの収納部に収納されている状態を0゜とすると、0゜〜90゜の範囲である。上記特開平9ー9108号公報に記載のビデオカメラに限らず、従来のビデオカメラでは、LCD部の回動範囲がこのように決められている。
【0006】
このような回動範囲のLCD部を90゜までいっぱいに回動させた状態で撮像を行なう撮像モードでは、ビデオカメラの後方、即ち、ファインダ側からこのLCD部の表示画面をみることができ、ファインダを覗いているのと同様の姿勢で撮像することができる。また、LCD部を回転軸を中心に180゜回転させて筐体側面の収納部に収納した状態では、筐体の側面にLCD部の表示画面が外部に向かって配置されることになるから、この場合も、このLCD部の表示画面を身ながら撮像することができる。
【0007】
しかしながら、かかるビデオカメラの多機能化のために操作ボタンを多く筐体に設ける場合、かかる操作ボタンの配置について考慮する必要があり、場合によっては、操作ボタンを筐体側面のLCD部の収納部内に設けざるを得ない場合もあり、かかる操作ボタンを操作して所定の機能を調整する際、機能の調整結果を確認するためにLCD部の表示画面の表示内容を確認する必要がある場合には、LCD部の回動範囲が、上記のように、0゜〜90゜であるときには、LCD部を最大開いた状態にしても、上記の操作ボタンの配置面とLCD部の表示画面とのなす角度が最大90゜であって、この表示画面を見ながら操作ボタンを操作して機能調整を行なうという動作が非常にやりにくいものとなる。即ち、使い勝手の面で問題が生ずることになる。
【0008】
また、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)などのコンパクトな光ディスクのドライブと一体化することにより、ビデオカメラの小型化を図ることも考えられるが、このような小型化を図る上で生ずる問題の1つは、操作ボタンなどの部材の配置をいかにするかということである。即ち、かかる部材を、ビデオカメラの性能の点も考慮しながら、狭い面積内に効率良く配置し、しかも使い勝手の面も考慮して配置することが必要となる。
【0009】
本発明は、以上のような点に勘案してなされたものであって、その目的は、性能を高め、使い勝手が向上したビデオカメラを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくともカメラレンズを有するカメラ部と記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有し、該ディスクデッキ部側とは異なる側面に配置されて開閉可能に取り付けられるモニタ部を備えたビデオカメラにおいて、該ディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置され、該ディスクデッキ部は、上面が該カメラ部の上面よりも突出するように構成されているものである。
【0011】
また、本発明は、少なくともカメラレンズを有するカメラ部と該カメラ部の一方側の側面に配置されて記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有する装置本体と、カメラ部の他方側の側面に配置され、装置本体に開閉可能に取り付けられるモニタ部とを備えたビデオカメラにおいて、ディスクデッキ部の上部を構成する装置本体の筐体面を、カメラ部の上部を構成する装置本体の筐体面よりも上方に張り出して形成し、装置本体のディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置されているものである。
【0012】
また、本発明は、少なくともカメラレンズと撮像素子と回路基板とを有するカメラ部と該カメラ部の一方側の側面に配置され、記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有する装置本体と、装置本体のディスクデッキ部側とは異なる側面に配置されて装置本体に開閉可能に取り付けられるモニタ部とを備えたビデオカメラにおいて、装置本体は、カメラ部の上面と底面と側面を構成するカメラ部ケースと、カメラ部の前面を構成するフロントケースと、カメラ部の背面を構成するリアケースと、ディスクデッキ部の上面と底面と前面と背面を構成するディスクデッキ部ケースと、ディスクデッキ部の側面を構成するディスクデッキ部カバーとで構成され、ディスクデッキ部ケースは、その上面がカメラ部のケースの上面よりも突出するように構成され、装置本体のディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置されているものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明によるビデオカメラの一実施形態の前面側(カメラレンズ側)から見た斜視図であって、1はディスクデッキ部、1aは上面、2はカメラ部、3は液晶モニタ部、4はカメラレンズ部、5はファインダ、6aは右マイクロホン(以下、右マイクという)、6bは左マイクロホン(以下、左マイクという)、7はタリーランプ、8は蓋、9はフラッシュ部、10はズーム操作部、11はディスク操作部、12は液晶モニタ部3の背面、13は突出部、14はヒンジ部、15は表示部、16はハンドストラップ、17は録画モード選択ボタンである。
【0020】
同図において、ディスクデッキ部1の筐体内には、ディスクドライブやディスク収納部などが内蔵されており、光ディスクを、カートリッジに収納したまま、そのディスク収納部に挿入したり、そこから取り出すことができるようにしている。ここでは、この光ディスクをDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)とし、このDVDは、カートリッジに収納されたままディスクドライブで駆動されて録画再生ができるように構成されている。
【0021】
このディスクデッキ部1の筐体の一方の側面側にカメラ部2の筐体が一体に配置され、カメラ部2の筐体でのディスクデッキ部1の筐体とは反対側の側面に液晶モニタ部3が設けられている。カメラ部2の一方の端面側にズームレンズなどからなるカメラレンズ部4が、この端面とは反対側の端面にファインダ5が設けられている。カメラ部2の筐体内には、カメラレンズ4の光軸上に配置されて絞りやCCD撮像素子などが内蔵され、また、各種回路の回路基板なども内蔵されている。
【0022】
以下では、カメラレンズ4側をこの実施形態の光ディスク付きビデオカメラの前面側、ファインダ5側を同じく背面側といい、背面側から前面側を見てディスクデッキ部1やカメラ部2の右側の側面を右側面といい、同じく左側の側面を左側面という。
【0023】
ここで、カメラ部2の筐体の上面はディスクデッキ部1の筐体の上面1aよりも下方にあり、カメラ部2の筐体の前面側の端面,背面側の端面は夫々、ディスクデッキ部1の筐体の前面側の端面,背面側の端面よりも前面,背面側に突出しておらず、カメラ部2の筐体の底面はディスクデッキ部1の筐体の底面とほぼ同一平面上にある。従って、カメラ部2の筐体のディスクデッキ部1の側面への投影は、この側面から突出しておらず、カメラ部2の筐体の側面形状がディスクデッキ部1の側面よりも小型となっている。このことを、カメラ部の外形輪郭はディスクデッキの外形輪郭から突出しないという。
【0024】
カメラ部2の筐体の前面側の端面には、カメラレンズ4の下側に右マイク6aと左マイク6bとが配置され、これらマイク6a,6bの下側に、ディスクデッキ部1が録画状態にあるときに点灯するタリーランプ7が、さらにその下側に、ケーブル接続用のジャック(入出力端子)の収納部の蓋8が配置されている。
【0025】
図2は図1に示した実施形態を前面側から見た平面図であって、マイク6a,6bはカメラレンズ4の光軸0を含む垂直な平面Aに関して対称な位置に配置されている。また、ディスクデッキ部1の前面側の端面には、照明撮像するためのフラッシュ部9が設けられているが、そこに取り付けられている図示しないフラッシュランプは、その中心軸がカメラレンズ4の光軸0を含む水平な平面B上にあるように、位置付けられている。
【0026】
図1において、ディスクデッキ部1の上面1aの背面側に、カメラレンズ部の図示しないズームレンズをノーマル,望遠,至近と切り換えるためのズーム操作部10が設けられている。また、カメラ部2の左側面には、その前面側に垂直方向に伸延した突起部13が形成され、その突起部13の切欠部13aに設けられてヒンジ部14に液晶モニタ部3が取り付けられている。このヒンジ部14は、上記従来技術と同様に、垂直方向に伸延した回動軸とこれに垂直な水平方向に伸延した回転軸とを有しており、これにより、液晶モニタ部3は、この回動軸を中心にして、カメラ部2の左側面が開く方向に回動してその表示画面の向きを水平方向に変えることができ、また、この水平方向の回転軸を中心に、液晶モニタ部3の図示しない表示画面の向きを上下方向に変えることができる。
【0027】
ここでは、液晶モニタ部3が、その背面12を外側にして、カメラ部2の左側面の収納部に収納されている状態にあるが、この背面12には、後述するように、ディスクデッキ部の動作モードやバッテリ,フラッシュ部9の状態などを表示する表示部15が設けられている。
【0028】
また、カメラ部2の左側面には、液晶モニタ部3の上方にディスクデッキ部1の録画モード(動画,静止画,音付きの静止画など録画モード)を選択できるようにした録画モード選択ボタン17が設けられている。また、液晶モニタ部3よりも背面側にディスク操作部11が設けられている。これを、カメラ部2の左側面を正面から見た図3を用いて説明する。なお、18はカメラ/画面調整部である。
【0029】
このディスク操作部11には、ディスクデッキ部1(図1)を操作するための操作ボタンが垂直方向に配置されているものであって、図3において、上から順に、再生/一時停止ボタン11a,停止ボタン11b,FF(早送り)ボタン11c,Rew(巻戻し)ボタン11d,スキップFFボタン11e,スキップRewボタン11fが配列されている。
【0030】
なお、このディスク操作部11は、カメラ部2が停止して撮像が行なわれないときに機能するものである。
【0031】
このディスク操作部11は、上下方向に凸状の湾曲した面をなしているが、図3に右端部に図示するカメラ部2の背面側の端面に設けられたカメラ/画面調整部18も、上下方向に凸状の湾曲した面をなしている。これをカメラ部2の背面側の端面を示す図4によって説明する。なお、18aはプログラムAEボタン、18bはゲイン調整ボタン、18cはオート/マニュアルフォーカス選択ボタン、18dはカメラ用操作ボタン、18eはメニューボタン、18fはメニューの選択/決定ボタン、19は電源スイッチ、20はディスクイジェクトボタン、20aはアクセスLED、21は録画/録画停止ボタン、22はバッテリ収納部であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0032】
同図において、カメラ部2の背面側の端面には、ファインダよりも下方の領域の左部分に上記のカメラ/画面調整部18が設けられており、そこに上から使用頻度が高い順に、プログラムAEボタン18a,ゲイン調整ボタン18b,オート/マニュアルフォーカス選択ボタン18c,カメラ用操作ボタン18d,録画するときの日付やフェードの可否,ディジタルズームの可否などを選択するためのメニュー画面を表示させるためのメニューボタン18e,メニューの選択/決定ボタン18fが配列されている。従って、使用頻度の高い操作ボタンはカメラ/画面調整部18のいくらか上向きの面に設けられており、これにより、使用頻度の高い操作ボタンを使い易くしている。このことは、ディスク操作部11の場合も同様である。
【0033】
また、ディスクデッキ部1の背面側の端面の上方部には、電源スイッチ19とディスクイジェクトボタン20とアクセスLED20aと録画/録画停止ボタン21が設けられている。このアクセスLED20aは、録画終了の指示があっても(録画/録画停止ボタン21を押すと、録画が開始し、この録画/録画停止ボタン21を再度押すと、録画終了が指示される)、ディスクデッキ部1での録画モードが終了していないときにディスクイジェクトボタン20が操作されたとき、点滅する。DVDなどの光ディスクでのディスクドライブでは、記録信号を一旦内蔵のメモリに記憶し、所定量の記録信号(例えば、10秒間分)が記憶されると、これが読み出されて光ディスクに録画される。このため、録画モードの停止ボタンを操作しても、メモリに記憶されている記録信号が光ディスクに記録されるまでは録画モードが終了していない。また、録画モードが終了するまでは、光ディスクを取り出すことができない。しかし、ユーザは、録画停止の操作を行なって直ちにディスクイジェクトボタン20を操作し、DVDを取り出すようにする場合もあるが、上記の録画モードが終了しない限り、DVDを取り出すことができない。このように録画終了のための操作をした後、実際に録画モードが終了しないうちのディスクイジェクトボタン20が操作されると、アクセスLED20aが点滅し、まだ、録画モードが終了しておらず、メモリからDVDへの信号記録状態、即ち、DVDへのアクセス状態にあることをユーザに知らせるようにする。
【0034】
ディスクデッキ部1の背面側の端面とカメラ部2の背面側の端面とにわたって、バッテリ収納部22が取り付けられいる。
【0035】
このように、この実施形態では、電源スイッチ19やディスクイジェクトボタン20、さらに、カメラ操作に関するカメラ/画面調整部18は、全て背面側に設けられている。これにより、カメラ部2を用いた撮像モードでは、ユーザは、撮像しながら、これらを容易に見ることができるから、これらの操作がし易くなり、使い勝手が向上する。
【0036】
また、この実施形態では、電源スイッチ19を操作すると、ディスクデッキ部1の電源も、カメラ部2の電源も、また、液晶モニタ部3の電源も同時にONする。このため、この電源スイッチ19を操作して電源をONすれば、カメラ/画面調整部18のカメラ用操作ボタン18dを操作するだけでカメラ部2が動作し、撮像を開始させることができるし、撮像時に録画/録画停止ボタン21を操作することにより、直ちに録画モード選択ボタン17の操作で選択された録画モードで録画が行なわれるし、撮像モードにないときに再生/一時停止ボタン11aを操作することにより、直ちにDVDの再生が行なわれる。従来のビデオテープ付きのビデオカメラでは、録画や再生するときと撮像するときとでは、それ毎に電源のON操作をしなければならなかったが、この実施形態では、その手間を省いている。なお、再生モード中に再生/一時停止ボタン11aを操作すると、再生一時停止モードとなり、再度再生/一時停止ボタン11aを操作すると、再生モードに戻る。
【0037】
図5は図1に示した実施形態のディスクデッキ部1の右側面を正面から見た図であって、この側面には、従来のビデオカメラと同様にして、ハンドストリップ16が取り付けられており、また、ディスクデッキ部1の上面1aがカメラ部2の上面よりも突出しているから、図6に示すように、このハンドストリップ16とディスクデッキ部1の右側面との間に右手を通し、右手の各指の先をディスクデッキ部1の上面1aのカメラ部2側の角部に引っ掛けるようにすることにより、この実施形態のディスク付きビデオカメラを片手で安全に抱えることができるようにしている。この場合、ディスクデッキ部1の上面1aは、カメラレンズ4側が低くなるように曲面をなしており、これにより、ファインダ5側が突出している状態になっているので、右手の指のこの上面1aでの引っ掛かり位置がこの低くなった部分に自然と決まることになり、この部分で安定して指を引っ掛けることができるので、この実施形態のディスク付きビデオカメラを安定して安全に抱えることができる。
【0038】
また、ハンドストリップ16がディスクデッキ部1の側面に設けられているので、この実施形態は、ディスクデッキ部1が直接手で持たれて抱えられるものであるから、このディスクデッキ部1はカメラ部2などよりも受ける振動が小さくてすむことになる。即ち、この実施形態がこれを持っている手から振動を受けても、この持っている手から離れたカメラ部2の方が、ディスクデッキ部1よりも、振動を大きく受けることになる。ディスクデッキ部1では、DVDなどの光ディスクを用いているため、その動作が大きな振動に影響され易い。この実施形態では、上記のように、ハンドストリップ16がディスクデッキ部1の側面に設けているので、光ディスクに対する振動の影響を効果的に低減できることになる。
【0039】
なお、図7に示すように、ディスクデッキ部1において、右側面と上面1aとの境23では、丸みが形成されており、これにより、さらに、指に負担がかからないようにしている。なお、図7では、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0040】
図8は図1に示した実施形態の内部を示す分解斜視図であって、1Aはディスクデッキ部ケース、1Bはディスクドライブ、1Cはディスクカバー、2Aはカメラ部ケース、2Bはフロントケース、24はCCD基板、25はアナログ回路基板、26はディジタル回路基板、27はフラッシュランプ、28はフラッシュ基板、29はリアユニット、30はディスクカートリッジであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0041】
同図において、ディスクデッキ部1では、枠状のディスクデッキ部ケース1A内にディスクドライブ1Bが収納され、このディスクデッキ部ケース1Aの一方側がディスクカバー1Cによってカバーされる。このディスクカバー1Cの内側にディスクカートリッジ30の収納部が設けられており、また、このディスクカバー1Cは、その前面側がディスクデッキ部ケース1Aの前面側に取り付けられ、この取り付け部に関して回動可能となっている。即ち、このディスクカバー1Cはディスクデッキ部ケース1Aに対してドア状に開閉可能であって、ディスクカバー1Cが開いた状態で、このディスクカバー1Cの収納部にディスクカートリッジ30を出し入れすることができる。
【0042】
カメラ部2では、カメラ部ケース2Aにカメラレンズ部4やCCD撮像素子を備えたCCD基板24,映像信号や音声信号の処理回路などを搭載したアナログ回路基板25,ディジタル回路基板26,フラッシュランプ27を搭載したフラッシュ基板28を組み込み、しかる後、このカメラ部ケース2Aにフロントケース2Bやリアユニット29,ファインダ5を取り付けて、ディスクデッキ部ケース1Aのディスクカバー1Cとは反対側の側面に固定する。また、このカメラ部ケース2Aの側面に、ヒンジ部14を介して液晶モニタ部3を取り付ける。なお、リアユニット29にバッテリ収納部22が取り付けられるように構成されている。
【0043】
図9は図1に示した実施形態の液晶モニタ部3を開いた状態(即ち、ヒンジ部の回動軸を中心にして回動させた状態)を示す斜視図であって、3aは表示画面、32は液晶モニタ部3の収納部、33はモニタ操作部、34aはカーソルシフトキー、34bはカーソル決定キー、34cはシフトキャンセルキー、34dは消去キー、35はカーソル上下操作キー、36は記録目次ボタン、37はスピーカであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0044】
同図において、カメラ部2の左側面には、液晶モニタ部3を収納する収納部32が設けられており、液晶モニタ部3を収納部32に収納することにより、図1で示した状態となる。
【0045】
この収納部32内には、スピーカ37やディスクドライブ1Bに装着されたDVDの記録内容を選択するためのモニタ操作部33が設けられており、このモニタ操作部33は、図示するように、カーソルシフトキー34aやカーソル決定キー34b,シフトキャンセルキー34c,消去キー34d,カーソル上下操作キー35,記録目次ボタン36が配置されている。
【0046】
液晶モニタ3の表示画面3aには、撮像時の映像やDVDの再生映像(動画や静止画)が表示され、再生される映像が音付きの場合には、その再生音がスピーカ37から出力される。液晶モニタ部3が収納部32に収納されて閉じたときには、スピーカ37から音は出力されない。
【0047】
ここで、液晶モニタ部3は、従来のビデオカメラでは、収納部32に収納されている状態から90゜まで回動し、その状態が最大に開いた状態であったが、この実施形態では、収納部32にモニタ操作部33を設け、これを液晶モニタ部3の表示画面3aを見ながら操作する場合もあるので、図10(a)に示すように、90゜を越える角度、好ましくは120゜以上回動できるようにしている。また、図10(b)に示すように、180゜まで開くようにしてもよい。
【0048】
図11(a)は液晶モニタ部3の収納部32のモニタ操作部33を操作する場合を示すものであって、このようにモニタ操作部33を操作する場合、液晶モニタ部3の表示画面3aに表示される画像を見ながら操作することもあり、このような場合、従来のビデオカメラのように、液晶モニタ部3が90゜までしか開かない場合には、表示画面3aが液晶画面であることから、その可視範囲が狭く、モニタ操作部33を操作するときのユーザの眼の位置(視点位置)と表示画面3aを見るときの視点位置とを異ならせなければならず、操作がしにくいものであった。
【0049】
これに対し、この実施形態では、液晶モニタ部3を90゜よりもさらに開き、好ましくは120゜以上開くようにするものであるから、モニタ操作部33の操作がし易い視点の位置が液晶の表示画面3aの可視範囲内にあるようにすることができ、ユーザは眼の位置を動かさずにモニタ操作部33を操作することができるから、その操作が非常にし易くなる。
【0050】
また、撮像時に液晶モニタ部3の表示画面で映像をモニタするにしても、図11(b)に示すように、液晶モニタ部3を90゜よりも大きく開くことにより、その表示画面3aへの視線をビデオカメラ本体の中心線(即ち、カメラレンズ4の光軸)に平行にする必要がなくなる。従って、ビデオカメラ本体とユーザの眼との間の位置関係の制約が緩和され、撮像に際しても、非常に使い易いものとなる。
【0051】
DVDとして直径8cmのシングルCDサイズのものを使用する場合、ディスクデッキ部1としても、これにあわせて小型化でき、また、カメラ部2としても、CCD素子やカメラレンズ部4などを小型のものを用いることにより、上記のように、ディスクデッキ部1の外面輪郭よりも小さい外面輪郭とすることができ、実施形態として、全体として小型化された光ディスク付きビデオカメラを提供するものであるが、かかる小型化された実施形態において、操作部などの各部材を、その使い易さを保ちながら、いかに配列するかが問題となるが、上記のように、液晶モニタ部3の表示画面3aの表示画像を見ながら操作するモニタ操作部33をこの液晶モニタ部3の収納部32内に設けることにより、しかも、この液晶モニタ部3を90゜を越える角度まで開くことができるようにしたことにより、通常では使用しないスペースを有効に利用し、かつこのモニタ操作部33の操作性を良好に保つことになる。
【0052】
なお、図9において、液晶モニタ部3をヒンジ部14の水平な回転軸を中心として180゜回転させてから、この液晶モニタ部3を収納部32に収納することができ、この場合には、図3に示す状態に対し、液晶モニタ部3の表示部3aが外部に現れることになる。この場合、この表示画面3aの傍らにディスク操作部11があるので、これを操作することによってDVDに録画される映像を再生表示させることができる。この場合、表示画面3aに表示される映像は上下左右逆になるが、この表示画面3aの傍らにディスク操作部11があるので、この画面を見ながらの操作、例えば、一時停止や早送り,巻戻しなどの操作がし易いことになる。
【0053】
次に、図12に示す記録目次画面38を用いて図9に示すモニタ操作部33の操作について説明する。
【0054】
まず、図9に示すように、液晶モニタ部3を、例えば、120゜開いた状態として、記録目次ボタン36を押すと、表示画面3aに図12に示す記録目次画面38が表示される。この記録目次画面38は、ディスクデッキ部1に装着されたDVDに録画されている夫々の映像(動画や静止画,音付き静止画,静止画の連写など)の最初の画面(動画の場合には、最初のフィールドまたはフレームの映像、静止画の場合には、その静止画、連写した複数の静止画の場合には、その最初の静止画)A,B,C,……,Lと3×4=12個からなる映像のマルチ画面として表示されるものである。なお、この記録目次画面38は、記録目次ボタン36を押すと、DVDに録画されている各映像の先頭の画像を順次読み出し、これをメモリを用いて作成される。
【0055】
DVDに録画されている映像が13個以上あって、1つの記録目次画面38にすべてを表示できない場合には、他の記録目次画面に含まれることになり、記録目次ボタン36を再度操作することにより、次の記録目次画面の表示に移る。
【0056】
このマルチ画面では、夫々の映像の種類を示すマーク38a〜38dが夫々の映像画面の左上隅部に表示されている。ここで、マーク38aは動画、マーク38bは静止画、マーク38cは連写した静止画、マーク38dは音付きの静止画を夫々表わしているものとする。なお、「音付き」の音とは、撮像時にマイク6a,6b(図1)から収録される音である。
【0057】
かかる状態において、カーソル上下操作キー35を操作すると、記録目次画面38上で図示しないカーソルを上下左右に移動させることができ、これにより、記録目次画面38上の再生希望の映像を指定することができる。このようにして指定を行なってカーソル決定キー34bを操作すると、この指定されて決定された映像が再生可能となり、ディスク操作部11を操作することにより、この映像を再生することができる。
【0058】
記録目次画面38での複数の映像を選択する場合には、夫々の映像毎にカーソル上下操作キー35を操作してカーソルで指定し、カーソル決定キー34bを操作してそれを決定すればよく、このようにして複数の映像を選択してディスク操作部11を操作すると、これら複数の映像画素の選択順に再生される。
【0059】
また、記録目次画面38での複数の映像を選択する場合、カーソルシフトキー34aを用いることができる。このカーソルシフトキー34aを操作すると、カーソルは記録目次画面38上で映像単位にシフトする。例えば、記録目次画面38において、映像A,B,Dを選択したい場合には、まず、カーソル上下操作キー35を操作してカーソルで映像Aを指定してカーソル決定キー34bで決定し、しかる後、カーソルシフトキー34aを操作すると、カーソルは次の映像Bにシフトする。そして、カーソル決定キー34bを操作し、次に、カーソルシフトキー34aを2度操作すると、カーソルは映像Dを指定する。これでカーソル決定キー34bを操作すると、映像A,B,Dが選択されたことになる。このように、複数の映像を選択する場合の操作が簡単になる。
【0060】
シフトキャンセルキー34cは、以上のカーソルシフトキー34aの操作をキャンセルするものであって、上記のようにカーソルシフトキー34aとカーソル決定キー34bとで映像A,B,Dが選択された後、シフトキャンセルキー34cを操作すると、これら映像A,B,Dの選択がキャンセルされる。なお、シフトキャンセルキー34cを操作する毎に選択された映像が1つずつキャンセルされるようにしてもよい。
【0061】
消去キー34dはDVDに録画されている映像を消去するためのものであって、例えば、カーソル上下操作キー35またはカーソルシフトキー34aで消去希望の映像を指定し、この消去キー34dを操作すると、この指定された映像がDVDから消去される。
【0062】
以上のようにして、DVDに録画されている映像から所望の映像を選択して表示画面3aに表示させることができる。
【0063】
なお、このように所望の映像を選択せず、DVDから録画順に映像を再生させる場合には、ディスク操作部11の再生/一時停止ボタン11a(図3)を操作すればよい。
【0064】
図13は図1におけるディスクデッキ部1でのディスクカートリッジ30の挿入/イジェクト手段の具体例を示す斜視図であって、1bはカートリッジ挿入口であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0065】
図13(a)は、先に説明したように、ディスクデッキ部1のディスクカバー1Cを開閉可能とし、このディスクカバーの内側にカートリッジ挿入口1bを備えたカートリッジ収納部を設けたものである。この場合には、ディスクイジェクトボタン20(図4)を操作することにより、ディスクカバー1Cが図示するように開くことになる。カートリッジ挿入口1bからディスクカートリッジ30を挿入した後では、指で押すことにより、ディスクカバー1Cは閉じてDVDがディスクデッキ部1に装着されることになる。
【0066】
図13(b)はカートリッジ挿入口1bをディスクデッキ部1の背面側の端面に設けたもの、図13(c)はカートリッジ挿入口1bをディスクデッキ部1の前面側の端面に設けたもの、図13(d)はカートリッジ挿入口1bをディスクデッキ部1の上面1aに設けたもの、図13(e)はカートリッジ挿入口1bをディスクデッキ部1の底面に設けたものであり、これらいずれも、カートリッジ挿入口1bから手でディスクカートリッジ30を押し込むことにより、DVDはディスクデッキ部1内に装着され、上記のディスクイジェクトボタン20(図4)を操作することにより、DVDが装着されていたディスクカートリッジ30がカートリッジ挿入口1bからイジェクトされる。
【0067】
図14は図2の蓋8を取り外した入出力端子の収納部を示す図であって、40〜43はジャック、44,45はコネクタであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0068】
同図(a)において、この収納部には、テレビジョン受像機と接続するためのアナログ映像/音声の出力端子(AV端子)としてのジャック40と、外部マイクと接続するための音声の入力端子としてのジャック41と、ビデオテープレコーダなどの記録再生装置と接続するためのディジタル映像/音声の出力端子(S端子)としてのジャック42と、パソコンに接続するための映像の出力端子(USB端子)としてのジャックとが収納されている。
【0069】
ここで、ジャック40,41は端子としてのピンを差し込むための小径のジャックであるが、ジャック42,43は多数のピンを有する大径のコネクタが接続される大径のジャックである。しかし、これら大径のジャック42,43は、その用途からして、同時に使用されることがない。
【0070】
そこで、図14(b)に示すように、ジャック42に、破線で示すように、大径のコネクタ44が接続されたとき、このコネクタ44が他のジャック43に当たらず、また、図14(c)に示すように、ジャック43に、破線で示すように、大径のコネクタ45が接続されたとき、このコネクタ45が他のジャック42に当たらないできるだけ小さい間隔をこれら大径のジャック42,43間に持たせる。これにより、これらジャック42,43が占める高さ方向の寸法を最小のものとすることができ、従って、これらジャック40〜43の収納部の高さ寸法を最小にすることができる。そして、これにより、カメラ部2の高さ寸法を小さくすることができるのである。
【0071】
図15は図1での液晶モニタ部3の背面12に設けられた表示部に表示される画像の一具体例を示す図であり、46〜54はアイコンの表示領域である。
【0072】
同図において、電源スイッチ19(図4)の操作で電源がONすると、この実施形態の状態に応じて表示領域46〜54のいずれかでアイコンが表示される。いま、録画状態にあるとすると、領域46に録画モードであることを示す情報が表示され、さらに、録画モードに応じて、例えば、動画の録画モードであるときには、領域47にそれを示すアイコンが、静止画の録画モードにあるときには、領域48にそれを示すアイコンが、音付き静止画の録画モードにあるときには、領域49にそれを示すアイコンが夫々表示される。また、図14に示したジャック43により、パソコンに接続されているときには、領域50にそれを示す情報が表示される。このときには、撮像や録画,再生の各動作モードはパソコンによって制御される。また、録画や再生時の画像表示もパソコンで行なわれる。
【0073】
再生モードにある場合には、DVDの回転を表わすように、リング状の領域51で複数の発光領域がクルクル回る表示がなされる。領域52はバッテリ収納部22(図3)内のバッテリの残量が表示され、領域53では、フラッシュ部9(図1)の電源がONしていることを表示する。また、領域54では、タイマが作動しているとき、その残り時間とともに変化するアイコンが表示される。
【0074】
また、電源がONしていないとき、ディスク操作部11やカメラ/画面調整部18のいずれかの操作ボタン、例えば、メニューの選択/決定ボタン18f(図4)を所定時間(例えば、1秒間)押すことにより、領域52でバッテリ収納部22のバッテリの残量を表示させることができる。従って、電源をONにすることなくバッテリの残量を知ることができ、この場合、カメラ部2やディスクデッキ部1の動作を必要としないから、電源をONする操作もなくして操作が簡略化する。
【0075】
なお、上記説明では、DVDなどの光ディスクを収納したディスクカートリッジをディスクデッキ1に装着するものとしたが、この光ディスク自体を直接カートリッジ挿入口1b(図13)から挿入してディスクデッキ1に装着するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラ部の側面に設けた液晶表示画面を備える液晶モニタ部のカメラ部の側面に対する開閉角度範囲を90゜よりも大きく、好ましくは120゜以上としたので、本発明の使用に際し、可視範囲が狭いこの液晶表示画面が見易くなる。
【0077】
また、本発明によれば、液晶モニタ部が閉じたときにこの液晶モニタ部によって覆われるカメラ部の側面の部分に、光ディスクに録画されている情報を選択するための操作部とスピーカとを設けているので、光ディスクを記録媒体として装置の小型化を達成しながら、従来使用されていなかった上記のカメラ部の側面の部分を、液晶を開いたときしか使用しない操作部とスピーカを配置するということで、有効に利用するものであり、しかも、上記のように、液晶モニタ部の開閉角度範囲を90゜よりも大きく、好ましくは120゜以上としているので、液晶表示画面を見ながらのこの操作部の操作性も優れたものとなる。
【0078】
また、本発明によれば、液晶モニタ部の液晶表示画面が設けられている面とは反対側の背面に、電源投入とともに少なくともディスクデッキの動作状態を表示する表示部を設けているので、スペースの有効利用を図ってディスクデッキの動作状態をユーザに知らせるという新たな機能が付加されるし、この表示部には、バッテリの残量も表示されるが、このバッテリ残量は、電源が投入されなくとも、予め決められた操作ボタンの操作によっても表示されることができるようにしており、バッテリ残量の把握に要する手間を低減している。
【0079】
また、本発明によれば、カメラ部の側面上の上記液晶表示画面の片側に、ディスクデッキの操作部を配置しているので、光ディスクからの再生時に液晶表示画面を見ながらの再生操作が容易となる。
【0080】
また、本発明によれば、カメラ部の背面の一部を垂直方向に円弧状をなす面として、この円弧状をなす面の上部と下部とで使用頻度が異なる操作ボタンを配置したカメラ部の操作部を設けているので、カメラ部を動作させながらの操作がし易くなる。
【0081】
また、本発明によれば、ディスクデッキ部の側面にハンドストラップを取り付けたので、本発明を抱えて使用するときには、ディスクデッキ部を持つことになるので、光ディスクを用いたディスクデッキでの振動による影響を低減できる。
【0082】
また、本発明によれば、カメラレンズとは反対側のディスクデッキの端面に、ディスクデッキからの光ディスクのイジェクトボタンを設けるとともに、ディスクデッキの録画モード時にイジェクトボタンが操作されると点滅するアクセスランプを設けているので、録画終了の指示後、録画モードが終了しないうちにイジェクトボタンが操作された場合、不具合、即ち、まだ録画モードにあるから光ディスクがイジェクトされないことをユーザに知らせることができ、光ディスクがイジェクトされない理由をユーザは正しく認識できる。
【0083】
また、本発明によれば、カメラ部の前面上のカメラレンズから下方向の位置にマイクロホンを配置し、かつディスクデッキ部の前面上のカメラレンズの光軸に対して横方向の位置にフラッシュ部を配置しているので、撮影シーンからの音を正確に取り込むことができるし、また、カメラレンズから見てフラッシュ部から被写体に適正に照明されることになって、被写体像に不所望な影などが生ずることがない。
【0084】
また、本発明によれば、カメラ部の前面のカメラレンズの下側に、外部装置との接続用の入出力端子を全て収納する収納部を設け、かかる入出力端子の一部の複数個は大きい面積を占めるジャックであって、これらジャック間の垂直方向の間隔を、ジャックに差し込まれたコネクタが他のジャックに近接する程度に設定したものであるから、かかる入出力端子の収納部の垂直方向の寸法を縮小でき、カメラ部の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるビデオカメラの一実施形態を前面側から見た斜視図である。
【図2】図1に示した実施形態を前面側から見た平面図である。
【図3】図1に示した実施形態の左側面図である。
【図4】図1に示した実施形態の背面図である。
【図5】図1に示した実施形態の右側面図である。
【図6】図1に示した実施形態を持った状態を示した図である。
【図7】図1に示した実施形態を背面側から見た斜視図である。
【図8】図1に示した実施形態の分解斜視図である。
【図9】図1に示した実施形態の液晶モニタ部を開いた状態を示す斜視図である。
【図10】図1に示した実施形態の液晶モニタ部の開く角度を示す図である。
【図11】図1に示した実施形態の液晶モニタ部が開いて使用する状態を示す図である。
【図12】図1における液晶モニタ部の表示画面に表示される記録目次の一具体例を示す図である。
【図13】図1に示した実施形態でのディスクカセットの挿入手段の具体例を示す図である。
【図14】図1における入出力端子収納部の一具体例を示す図である。
【図15】図1における液晶モニタ部の背面の表示部に表示される画像の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスクデッキ部
1a 上面
1b カートリッジ挿入口
2 カメラ部
3 液晶モニタ部
3a 表示画面
4 カメラレンズ部
5 ファインダ
6a,6b マイクロホン
7 タリーランプ
8 蓋
9 フラッシュ部
10 ズーム操作部
11 ディスク操作部
11a 再生/一時停止ボタン
12 液晶モニタ部3の背面
13 突出部
14 ヒンジ部
15 表示部
16 ハンドストラップ
17 録画モード選択ボタン
18 カメラ/画面調整部
19 電源スイッチ
20 ディスクイジェクトボタン
20a アクセスLED
21 録画/録画停止ボタン
22 バッテリ収納部
23 境
32 液晶モニタ部3の収納部
33 モニタ操作部
34a カーソルシフトキー
34b カーソル決定キー
34c シフトキャンセルキー
34d 消去キー
35 カーソル上下操作キー
36 記録目次ボタン
37 スピーカ
38 記録目次画面

Claims (6)

  1. 少なくともカメラレンズを有するカメラ部と記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有し、該ディスクデッキ部側とは異なる側面に配置されて開閉可能に取り付けられるモニタ部を備えたビデオカメラにおいて、
    該ディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置され、
    該ディスクデッキ部は、上面が該カメラ部の上面よりも突出するように構成されていることを特徴とするビデオカメラ。
  2. 少なくともカメラレンズを有するカメラ部と該カメラ部の一方側の側面に配置されて記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有する装置本体と、該カメラ部の他方側の側面に配置され、該装置本体に開閉可能に取り付けられるモニタ部とを備えたビデオカメラにおいて、
    該ディスクデッキ部の上部を構成する該装置本体の筐体面を、該カメラ部の上部を構成する該装置本体の筐体面よりも上方に張り出して形成し、
    該装置本体の該ディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置されていることを特徴とするビデオカメラ。
  3. 少なくともカメラレンズと撮像素子と回路基板とを有するカメラ部と該カメラ部の一方側の側面に配置され、記録媒体収納部を内蔵するディスクデッキ部とを有する装置本体と、該装置本体の該ディスクデッキ部側とは異なる側面に配置されて該装置本体に開閉可能に取り付けられるモニタ部とを備えたビデオカメラにおいて、
    該装置本体は、該カメラ部の上面と底面と側面を構成するカメラ部ケースと、該カメラ部の前面を構成するフロントケースと、該カメラ部の背面を構成するリアケースと、該ディスクデッキ部の上面と底面と前面と背面を構成するディスクデッキ部ケースと、該ディスクデッキ部の側面を構成するディスクデッキ部カバーとで構成され、
    該ディスクデッキ部ケースは、その上面が該カメラ部のケースの上面よりも突出するように構成され、
    該装置本体の該ディスクデッキ部側の側面にハンドストラップが配置されていることを特徴とするビデオカメラ。
  4. 請求項1または2において、
    前記カメラ部は、前記カメラ部の少なくとも上部上面を構成するカメラ部ケースを有し、
    前記ディスクデッキ部は、前記ディスクデッキ部の少なくとも上面を構成するディスクデッキ部ケースと、前記ディスクデッキ部の側面を構成するディスクデッキ部カバーとを有し、
    前記ディスクデッキ部ケースは、その上面が前記カメラ部ケースの上面よりも突出するように構成されていることを特徴とするビデオカメラ。
  5. 請求項3または4において、
    前記ディスクデッキ部カバーは、前記装置本体のディスクデッキ部側の側面に開閉可能に取り付けられていることを特徴とするビデオカメラ。
  6. 請求項2または3において、
    前記装置本体は、前記カメラ部側の側面にモニタ収納部を備えるとともに、前記モニタ収納部に配置される第1操作部と、前記モニタ収納部に前記モニタ部が収納された状態で前記モニタ部と隣接する位置に配置される第2操作部とを備え、
    前記第1操作部は、前記モニタ部の表示内容を制御する操作ボタンを備え、
    前記第2操作部は、前記ディスクデッキ部を操作する操作ボタンを備えたことを特徴とするビデオカメラ。
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